JP2001131117A - 酢酸の精製方法 - Google Patents

酢酸の精製方法

Info

Publication number
JP2001131117A
JP2001131117A JP31085599A JP31085599A JP2001131117A JP 2001131117 A JP2001131117 A JP 2001131117A JP 31085599 A JP31085599 A JP 31085599A JP 31085599 A JP31085599 A JP 31085599A JP 2001131117 A JP2001131117 A JP 2001131117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acetic acid
solid catalyst
acid
impurity
purification method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31085599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4275270B2 (ja
Inventor
Minoru Nakajima
実 中島
Yoshiyuki Murakami
義行 村上
Hideo Hasegawa
英雄 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP31085599A priority Critical patent/JP4275270B2/ja
Publication of JP2001131117A publication Critical patent/JP2001131117A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4275270B2 publication Critical patent/JP4275270B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 酢酸に含まれる不純物としての還元性有機物
質を効率的に除去する方法を提供すること。 【解決手段】 還元性有機物質を不純物として含む酢酸
を固体触媒に通液するに予め該酢酸に蟻酸を0.05〜
0.2重量%共存させておき、次いで、固体触媒に通液
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酢酸の精製方法に
関する。更に詳しくは、本発明は、還元性有機物質を不
純物として含む酢酸の精製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】酢酸は、石油化学工業、有機化学工業、
医薬農薬製造工業、高分子化学工業などにおいて多量に
使用される基礎化学品の一つである。
【0003】酢酸の工業的製造方法としてはアセトアル
デヒドの酸化、n−ブタンの直接酸化(米国特許第26
59746号明細書等)、ライトナフサの直接酸化(米
国特許第2926191号明細書等)、メタノールのカ
ルボニル化反応による製造方法(米国特許265024
4号明細書等)、エチレンの直接酸化法(米国特許51
62578号明細書等)が知られている。
【0004】しかしながら、いずれの製造方法であって
も、得られる合成酢酸中には副反応によって不純物が混
入してくるので、これらを酢酸から十分に除去する必要
がある。特に、不純物として還元性有機物質が製品酢酸
中に極微量含まれていても製品酢酸には着色が生じるな
どの問題がある。
【0005】通常、不純物は蒸留によって除去操作は行
われるが、不純物に含まれる還元性有機物質の多くは酢
酸の沸点と近い沸点を有するので、蒸留という物理的な
方法によってこれらの不純物を完全に除去することは極
めて困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術の有していた問題を解決し、酢酸に含まれる不
純物としての還元性有機物質を効率的に除去する方法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、酢酸中に
微少量混在する還元性有機物質が、酢酸に着色を生じさ
せ、品質を落とす大きな要因となることを見出し、さら
に、該還元性有機物質を除去する方法について鋭意検討
を重ねて本発明を完成するに至った。
【0008】すなわち本発明の目的は、還元性有機物質
を不純物として含む酢酸の精製方法において、該不純物
を含む酢酸と、全酢酸重量を基準として0.05〜0.
2重量%の蟻酸とを共存させ、次いで固体触媒に通液す
ることを特徴とする、酢酸の精製方法により達成するこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の精製方法が対象とするの
は、還元性有機物質を不純物として含む酢酸であり、該
不純物を含む酢酸を、蟻酸の共存下に固体触媒に通液す
ることが必要である。
【0010】該固体触媒としては、蟻酸を分解して遊離
の水素原子を発生する能力を有し、且つ酢酸に対して耐
久性を有する触媒であればいずれも用いることができる
が、なかでも、貴金属担持型のものを好ましく用いるこ
とができ、該貴金属としてはパラジウムを用いることが
好ましい。さらに、該担持型触媒を用いる場合には、担
持体として、無機酸化物および/または活性炭を用いる
ことが好ましく、該無機酸化物としては耐酸性の高い酸
化チタンが用いられる。
【0011】ここで、固体触媒として貴金属担持型の触
媒を用いる際には、該貴金属の担持量は触媒重量全体に
対して1〜5%とすることが好ましく、さらに、触媒の
形状としてはペレット状、球状、ハニカム状、リング状
など何れの形態も使用できるが粉体状の場合にはそれを
分離する工程が必要となるため好ましくない。
【0012】本発明においては、精製対象となる酢酸に
対し、該酢酸を上記固体触媒に通液する以前の任意の段
階で、蟻酸を全酢酸重量(蟻酸を含む。)を基準とし
て、0.05〜0.2重量%共存させておくことが必要
である。
【0013】該蟻酸濃度が0.05重量%未満である場
合には、本願発明における還元性有機物質の除去効果を
奏することができない。一方、0.2重量%を越える
と、逆に大量の蟻酸が酢酸中に存在することになり、製
品酢酸純度が低下し、好ましくない。
【0014】なお、該酢酸と共存状態にある蟻酸は、固
体触媒と反応することによって発生する水素が、製品酢
酸の着色原因となる還元性有機物質を、着色原因とはな
らない他の化合物へと転換しているものと推察される。
【0015】なお、回収した酢酸中にすでに上述の範囲
で蟻酸が含まれているのであれば、蟻酸を新たに添加す
る必要は無い。
【0016】酢酸を固体触媒に通液させる際の温度は、
他の条件によっても多少の変動はあるが、一般に、加圧
設備を必要としない酢酸の沸点以下とすることが好まし
く、特に、50℃〜90℃とすることが好ましい。この
温度範囲にあるときには、不純物の除去が十分に進むと
ともに、設備の腐食も最小限に抑えることが可能であ
る。反応圧力についても任意に設定すればよいが、酢酸
の沸点より高い温度で通液する場合は、酢酸が液相を保
持する圧力で行う必要がある。さらに、酢酸の流量は触
媒単位kg重量当たり3〜7l/h程度に設定すればよ
い。
【0017】本発明の精製方法として酢酸から除去する
対象とするのは還元性有機物質であるが、酢酸合成時の
副生成物とは別に、酢酸の沸点と還元性有機物質の沸
点が近いこと、抽出剤を用いても還元性有機物質を完
全に除去することは困難であること、から酢酸水溶液か
ら蒸留操作および/または抽出・蒸留操作により回収し
た酢酸にも、該不純物は多く含まれており、本発明の精
製方法はこの酢酸水溶液から回収した酢酸についても効
果的な精製方法として適用することができる。
【0018】この場合、対象とする該回収酢酸の純分は
99.5%以上で、且つハーゼン色数が10以上である
か、または純分99.5%以上で、且つ過マンガン酸カ
リウム試験で過マンガン酸カリウム溶液の滴定量が10
〜30mLであるか、または純分は99.5%以上で、
且つ硫酸着色試験でのハーゼン色数が20〜100であ
る。これらの品質を有する酢酸を精製するときに、本発
明の効果は最大限に発揮される。
【0019】ここで、酢酸水溶液としては、芳香族カル
ボン酸製造プロセス、脂肪族カルボン酸製造プロセス、
これらのエステル製造プロセスなどから発生する酢酸含
有廃水を前処理して得た処理排水を挙げることができ
る。なお、本発明において、酢酸含有排水の前処理とは
湿式酸化、抽出、等の不純物を除去する処理である。
【0020】さらに、上述の抽出操作で使用する溶媒と
しては、酢酸より低沸点でも高沸点であってもどちらで
もよいが、酢酸との蒸留分離が容易な溶媒、例えば酢酸
ブチルやメチル・n−アミルケトン、酢酸エチルなどを
用いればよい。
【0021】なお、上記の回収酢酸を精製する場合に
は、固体触媒を設置する場所は、酢酸蒸留塔から留出し
た酢酸を還流する、酢酸送液配管とすることが好ましい
が、酢酸蒸留塔から留出した酢酸を取り出す酢酸送液配
管でも構わない。なお、この場合は万一触媒が壊れた場
合の酢酸への触媒混入を防ぐため適当なガードフィルタ
ーを設けるのが好ましい。
【0022】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明はこれにより何等限定を受けるもの
では無い。なお、実施例中の各値は以下の方法に従って
測定を行った。 (1)酢酸純度(wt%):JIS K-1351に準
じて行った。 (2)蟻酸濃度重量(wt%):液体クロマトグラフィ
ーにより行った。 (3)色(ハーゼン色数):JIS K-1351に準
じて行った。 (4)過マンガン酸カリウム試験(mL):回収酢酸6
mlと蒸留水14mlの混合溶液に、0.1重量%の過
マンガン酸カリウム水溶液を滴下して行き、過マンガン
酸カリウムの赤紫色が30秒以上保つ点を終点として、
それまでに要した過マンガン酸カリウム溶液の適定量を
mLで示した。 (5)硫酸着色試験(ハーゼン色数):回収酢酸27m
lに濃硫酸3mlを添加し、室温で10分間放置した
後、サンプルをJIS K−1351の色度標準と比較
することにより求めた。
【0023】[実施例1]テレフタル酸ジメチル製造プ
ラントで発生した廃水に対して触媒湿式分解処理を行
い、酢酸以外の有機成分を部分的に除去した酢酸含有水
溶液(酢酸2.4重量%、蟻酸0.002重量%)に抽
出剤としてメチル・n−アミルケトンを添加して酢酸を
メチル・n−アミルケトン側に抽出し、該抽出液から蒸
留により水分を除去し、次いで酢酸を抽出剤として蒸留
分離する蒸留塔で得られたテレフタル酸ジメチル製造プ
ラントからの回収酢酸(酢酸の純分99.80%、蟻酸
濃度0.15%、過マンガン酸カリウム試験0.28m
L、ハーゼン色数20、硫酸着色試験によるハーゼン色
数80)を、外径約3mmφのチタニア球上に2重量%
のパラジウムを担持させた触媒を30g充填した流通型
反応器に、上向きに導入し、常圧下、28℃の温度に
て、150g/Hの速度で反応させながら通過させた。
得られた精製酢酸を室温まで冷却した後、品質を測定し
た。結果を表1に示す。
【0024】[実施例2]実施例1において、反応温度
を60℃に変更したこと以外は同様の操作を行った。結
果を表1に示す。
【0025】[実施例3]実施例1において、反応温度
を100℃に変更したこと以外は同様の操作を行った。
結果を表1に示す。
【0026】[比較例1]実施例1において、回収酢酸
を流通型反応器に通過させなかったこと以外は同様の操
作を行った。結果を表1に示す。
【0027】[実施例4]実施例3において、流通型反
応器での通過速度を300g/Hに変更したこと以外は
同様の操作を行った。結果を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】[比較例2]蒸留回収した酢酸(蟻酸濃度
0.01%、過マンガン酸カリウム試験0.18mL、
ハーゼン色数10、硫酸着色試験によるハーゼン色数4
0)を外径約3mmφのチタニア球上に2重量%のパラ
ジウムを担持させた触媒を30g充填した流通型反応器
に、上向きに導入し、常圧下、60℃の温度にて、90
g/Hの速度で反応させながら通過させた。結果を表2
に示す。
【0030】[比較例3]比較例2において、蒸留回収
した酢酸を流通型反応器に通過させなかったこと以外は
同様の操作を行った。結果を表2に示す。
【0031】[実施例5]比較例2において、蒸留回収
した酢酸に、さらに蟻酸濃度が0.06重量%になるよ
うに蟻酸を添加したこと以外は同様に操作を実施した。
結果を表2に示す。
【0032】
【表2】
【0033】表2から明らかな通り、蟻酸を本発明で必
要とする量共存していない酢酸を固体触媒に通液しても
(比較例2)、該固体触媒に通液していなくても(比較
例3)、どちらも製品酢酸の品質向上は認められない
が、蟻酸を必要量共存させた実施例5では、比較例2お
よび3と比べて高品質の酢酸を得ることが可能である。
【0034】
【発明の効果】本発明の方法によれば、安定した酢酸品
質を連続的に得られ、酢酸の精製工程における効率が向
上すると共に、エネルギーの節減も可能になり、その工
業的価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の酢酸精製プロセスの一態様を表したフ
ロー図である。
【図2】本発明の酢酸精製プロセスの一態様を表したフ
ロー図である。
【符号の説明】
1 蒸留塔 2 コンデンサー 3 還流タンク 4 加熱器 5 固体触媒反応器 6 還流配管 7 抽出剤 8 リボイラーフィルター 9 回収酢酸 10 フィルター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 英雄 愛媛県松山市北吉田町77番地 帝人株式会 社松山事業所内 Fターム(参考) 4H006 AA02 AD11 AD16 AD30 AD40 BA22 BA25 BA55 BC50

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 還元性有機物質を不純物として含む酢酸
    の精製方法において、該不純物を含む酢酸と、全酢酸重
    量を基準として0.05〜0.2重量%の蟻酸とを共存
    させ、次いで固体触媒に通液することを特徴とする、酢
    酸の精製方法。
  2. 【請求項2】 固体触媒が、貴金属担持固体触媒であ
    る、請求項1記載の精製方法。
  3. 【請求項3】 貴金属がパラジウムである、請求項2記
    載の精製方法。
  4. 【請求項4】 固体触媒の担持体が無機酸化物および/
    または活性炭である、請求項2または3のいずれか記載
    の精製方法。
  5. 【請求項5】 固体触媒に通液する酢酸が、酢酸水溶液
    から蒸留操作および/または抽出・蒸留操作により回収
    した酢酸である、請求項1〜4のいずれか記載の精製方
    法。
  6. 【請求項6】 酢酸水溶液が、芳香族カルボン酸製造プ
    ロセス、脂肪族カルボン酸製造プロセス、これらのエス
    テル製造プロセスからなる群から選ばれた少なくとも1
    種類のプロセスから発生する酢酸含有廃水を前処理して
    得た処理排水である、請求項5記載の精製方法。
JP31085599A 1999-11-01 1999-11-01 酢酸の精製方法 Expired - Fee Related JP4275270B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31085599A JP4275270B2 (ja) 1999-11-01 1999-11-01 酢酸の精製方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31085599A JP4275270B2 (ja) 1999-11-01 1999-11-01 酢酸の精製方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001131117A true JP2001131117A (ja) 2001-05-15
JP4275270B2 JP4275270B2 (ja) 2009-06-10

Family

ID=18010211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31085599A Expired - Fee Related JP4275270B2 (ja) 1999-11-01 1999-11-01 酢酸の精製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4275270B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP4275270B2 (ja) 2009-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5584225B2 (ja) 改良されたアルデヒド除去率を有するメタノールカルボニル化
KR100969841B1 (ko) 방향족 산의 제조 및/또는 정제 동안에 액체스트림으로부터 철 오염물을 제거하는 방법
US5770765A (en) Process for the production of high-purity isophthalic acid
KR950008467A (ko) 고순도 벤젠디카르복실산 이성질체의 제조방법
JPH0987230A (ja) 高純度テレフタル酸の製造方法
CA2315151A1 (en) Method to produce aromatic carboxylic acids
US11168011B2 (en) Process for the treatment of waste water
EP3463658B1 (en) Process for preparing a catalyst and use thereof
JP4275270B2 (ja) 酢酸の精製方法
KR20130090897A (ko) 필터 공급 슬러리중 물의 백분율을 제어함으로써 테레프탈산 퍼지 여과 속도를 개선하는 방법
RU2394017C2 (ru) Способ получения высокочистой терефталевой кислоты
JP3066978B2 (ja) 無水酢酸及び酢酸の精製方法
KR20220052985A (ko) 산화 처리를 통한 폐수 중 포름알데히드의 제거
JPH1110173A (ja) 酢酸含有廃水からの酢酸回収方法
CN1300089C (zh) 以环己烷氧化液酸洗水h2o2催化氧化制备己二酸方法
CA2295650C (en) Improved process for separating pure terephthalic acid
WO2014189786A1 (en) Pure plant waste water purification and recycle
JP7555187B2 (ja) 酢酸の製造方法および酢酸製造装置
US5030749A (en) Method for producing purified trimesic acid
JPH09122663A (ja) 酢酸含有排水からの酢酸回収方法
JP7169241B2 (ja) 芳香族カルボン酸と脂肪族有機酸との混合物の製造方法
US3906036A (en) Reduction of chloride content in olefin derivatives such as vinyl acetate
JP2899927B2 (ja) 精製テレフタル酸の製造方法
WO2016055643A1 (en) Production of an aromatic dicarboxylic acid
JP2899928B2 (ja) テレフタル酸の精製母液の処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20051216

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080617

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080909

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090210

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130313

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130313

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees