JP2001130431A - 車両用操舵装置 - Google Patents
車両用操舵装置Info
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Abstract
ット誤差を補正することにより、適切な舵取り制御を実
現する。 【解決手段】車両の停止状態において(S1のYE
S)、ヨーレートセンサ16のオフセット誤差をキャン
セルする(S2)。その後(S3のYES)、走行時
(S1のYES)に、ヨーレートγ=0で(S4のYE
S)、かつ、転舵角δが定常状態である(S6のYE
S)という条件が、所定時間(TH回の制御周期分の時
間)以上にわたって継続したときに(S7,S8)、横
加速度センサ15のオフセット誤差をキャンセルする
(S9)。その後(S5のYES)、走行時(S1のY
ES)に、ヨーレートγ=0(S4のYES)、かつ、
横加速度Gy=0(S11のYES)の条件が満たされ
たときに、操作角センサ11および転舵角センサ13の
オフセット誤差をキャンセルする(S12)。
Description
アリングホイールなどの操作手段の操作に対する舵取り
車輪の転舵の関係を変更しうる車両用操舵装置に関す
る。
舵するための舵取り機構との機械的な結合を無くし、ス
テアリングホイールの操作方向および操作量を検出する
とともに、その検出結果に基づいて、舵取り機構に電動
モータ等のアクチュエータからの駆動力を与えるように
した車両用操舵装置が提案されている(たとえば、特開
平9−142330号公報参照)。
取り機構とステアリングホイールとを機械的に連結する
必要がないので、衝突時におけるステアリングホイール
の突き上げを防止できるとともに、舵取り機構の構成を
簡素化および軽量化することができる。また、ステアリ
ングホイールの配設位置の自由度が増し、さらには、ス
テアリングホイール以外のレバーまたはペダル等の他の
操作手段の採用をも可能とすることができる。
ては、ステアリングホイールの操作と舵取り機構の動作
との関係を電気的制御によって、自由に変更することが
できるので、車両の運転性能を飛躍的に向上できるもの
と期待されている。たとえば、ステアリングホイールの
操作トルクまたは操作角に対応する目標ヨーレートまた
は目標横加速度を求め、これらに基づいて舵取り機構の
動作を制御することによって、車両の姿勢制御を行うこ
とができ、操舵に対する車両の運動特性を最適化でき
る。
グホイールの操作角を検出する操作角センサや舵取り車
輪の転舵角を検出する転舵角センサがオフセット誤差
(中点ずれ)を有していると、平坦な路面でステアリン
グホイールを中立位置に保持していても車両を直進させ
ることができなくなる。また、車両のヨーレートおよび
横加速度をそれぞれ検出するヨーレートセンサおよび横
加速度センサがオフセット誤差を有していれば、不要な
姿勢制御が実行されるおそれがある。
課題を解決し、操作角センサおよび転舵角センサのオフ
セット誤差を補正することにより、適切な舵取り制御を
可能とした車両用操舵装置を提供することである。ま
た、この発明の他の目的は、ヨーレートセンサおよび/
または横加速度センサのオフセット誤差を補正すること
により、姿勢制御などのための適切な舵取り制御を可能
とした車両用操舵装置を提供することである。
目的を達成するための請求項1記載の発明は、操作手段
(1)の操作に応じて、この操作手段とは機械的に切り
離された舵取り機構(2,3)を駆動する車両用操舵装
置であって、操作手段の操作角を検出する操作角センサ
(11)と、舵取り機構における転舵角を検出する転舵
角センサ(13)と、車両のヨーレートを検出するヨー
レートセンサ(16)と、車両の横加速度を検出する横
加速度センサ(15)と、前記操作角センサ、転舵角セ
ンサ、ヨーレートセンサおよび横加速度センサの出力信
号に基づいて前記舵取り機構を駆動制御する舵取り制御
手段(20)と、車両の走行中に、前記ヨーレートセン
サにより検出されるヨーレートがほぼ零であり、かつ、
前記横加速度センサにより検出される横加速度がほぼ零
であることを条件に、前記操作角センサおよび転舵角セ
ンサの各オフセット誤差をキャンセルするオフセット補
正手段(20,S1,S4,S11,S12)とを含む
ことを特徴とする車両用操舵装置である。なお、括弧内
の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を
表す。以下、この項において同じ。
的な結合が無く、操作手段の操作に対応して舵取り機構
が電気的に制御されるようになっていることが好まし
い。請求項1記載の発明によれば、車両の走行中に、ヨ
ーレートがほぼ零であり、かつ、横加速度がほぼ零であ
ることを条件に、操作角センサおよび転舵角センサの各
オフセット誤差がキャンセルされる。すなわち、ヨーレ
ートがほぼ零で、かつ、横加速度がほぼ零であれば、車
両が車幅方向に関して水平な路面を直進していると見な
すことができ、このときには、操作角および転舵角はい
ずれも中立位置に対応した値をとるはずである。そこ
で、車両の走行中に、上述の条件が満たされたときに、
操作角センサおよび転舵角センサのオフセット補正を実
行することとしている。
の正確な検出が可能になるので、これらに基づいて舵取
り機構の駆動制御を適切に行うことができる。請求項2
記載の発明は、車両の停止状態において、前記ヨーレー
トセンサのオフセット誤差をキャンセルするヨーレート
オフセット補正手段(20,S1,S2)をさらに含む
ことを特徴とする請求項1記載の車両用操舵装置であ
る。前記オフセット補正手段は、前記ヨーレートオフセ
ット補正手段によって前記ヨーレートセンサのオフセッ
ト誤差がキャンセルされた後に、前記操作角センサおよ
び転舵角センサの各オフセット誤差をキャンセルするも
のであることが好ましい(S3)。
のときに、ヨーレートセンサのオフセット誤差が補正さ
れる。これにより、姿勢制御などのための舵取り制御を
適切に行うことが可能となる。とくに、ヨーレートセン
サのオフセット補正の後に、操作角センサおよび転舵角
センサのオフセット補正を実行することとすれば、これ
らのオフセット補正をより正確に行うことが可能とな
る。
前記ヨーレートセンサが検出するヨーレートがほぼ零で
あり、かつ、前記転舵角センサが検出する転舵角が定常
状態であるときに、前記横加速度センサのオフセット誤
差をキャンセルする横加速度オフセット補正手段(2
0,S1,S4,S6,S9)をさらに含むことを特徴
とする請求項1または2記載の車両用操舵装置である。
この場合に、横加速度オフセット補正手段は、ヨーレー
トがほぼ零であり、かつ、転舵角が定常状態である条件
が一定時間にわたって継続されたことを条件に、横加速
度センサのオフセット誤差をキャンセルするものである
ことが好ましい(S7,S8)。
ーレートがほぼ零であり、かつ、転舵角が定常状態であ
ることを条件に横加速度センサのオフセット誤差をキャ
ンセルする操作を複数回実行し、これにより横加速度セ
ンサのオフセット補正を完了するものであってもよい。
請求項3の発明によれば、横加速度センサのオフセット
補正を行えるので、姿勢制御などのための舵取り制御を
より適切に行うことができるようになる。
加速度オフセット補正手段によって前記横加速度センサ
のオフセット誤差がキャンセルされた後に、前記操作角
センサおよび転舵角センサの各オフセット誤差をキャン
セルするものであることが好ましい(S5)。さらに
は、前記オフセット補正手段は、前記ヨーレートオフセ
ット補正手段によるヨーレートセンサのオフセット補
正、および前記横加速度オフセット補正手段による横加
速度センサのオフセット補正が完了した後に、操作角セ
ンサおよび転舵角センサのオフセット補正を実行するも
のであることが好ましい(S3,S5)。
角センサおよび転舵角センサのオフセット補正をより正
確に行うことが可能になる。また、前記横加速度オフセ
ット補正手段は、ヨーレートセンサのオフセット誤差が
キャンセルされた後に、横加速度センサのオフセット誤
差をキャンセルするものであることが好ましい(S
3)。
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る車両用操舵装置の基本的な構成
を説明するための概念図である。この車両用操舵装置
は、ステアリングホイール(操作手段)1の回転操作に
応じて駆動される操舵用アクチュエータ2の動作をステ
アリングギア3によって前部左右車輪4(舵取り車輪)
の転舵運動に変換することによって、ステアリングホイ
ール1とステアリングギア3とを機械的に連結すること
なく、操舵を達成している。この場合に、操舵用アクチ
ュエータ2およびステアリングギア3などにより、舵取
り機構が構成されている。
のブラシレスモータ等の電動モータにより構成すること
ができる。ステアリングギア3は、操舵用アクチュエー
タ2の出力シャフトの回転運動をステアリングロッド7
の軸方向(車幅方向)の直線運動に変換する運動変換機
構(ボールねじ機構など)を有する。ステアリングロッ
ド7の運動は、タイロッド8を介してナックルアーム9
に伝達され、このナックルアーム9の回動を引き起こ
す。これにより、ナックルアーム9に支持された車輪4
の転舵が達成される。
回転可能に支持された回転シャフト10に連結されてい
る。この回転シャフト10には、ステアリングホイール
1に操舵反力を与えるための反力アクチュエータ19が
付設されている。具体的には、反力アクチュエータ19
は、回転シャフト10と一体の出力シャフトを有するブ
ラシレスモータ等の電動モータにより構成することがで
きる。回転シャフト10のステアリングホイール1とは
反対側の端部には、渦巻きばねなどからなる弾性部材3
0が車体との間に結合されている。この弾性部材30
は、反力アクチュエータ19がステアリングホイール1
にトルクを付加していないときに、その弾性力によっ
て、ステアリングホイール1を直進操舵位置に復帰させ
る。
出するために、回転シャフト10の回転角に対応する操
作角δhを検出するための操作角センサ11が設けられ
ている。また、回転シャフト10には、ステアリングホ
イール1に加えられた操作トルクTを検出するためのト
ルクセンサ12が設けられている。一方、操舵用アクチ
ュエータ2の出力値を検出するための出力値センサとし
て、車輪4の転舵角δを検出する転舵角センサ13が設
けられている。この転舵角センサ13は、操舵用アクチ
ュエータ2によるステアリングロッド7の作動量を検出
するポテンショメータなどで構成することができる。
び転舵角センサ13は、コンピュータを含むステアリン
グ系制御装置20(舵取り制御手段)に接続されてい
る。この制御装置20には、さらに、車両の横加速度G
yを検出するための横加速度センサ15と、車両のヨー
レートγを検出するヨーレートセンサ16と、車速Vを
検出する速度センサ14とが接続されている。なお、横
加速度Gyおよびヨーレートγに相関する変量として、
操作角δhと車速V以外に、たとえば、車輪速を検出す
るセンサを制御装置20に接続してもよい。
して操舵用アクチュエータ2と反力アクチュエータ19
とを制御する。より具体的には、制御装置20は、操作
角センサ11が検出する操作角δhに対応した転舵角δ
が達成されるように操舵用アクチュエータ2を制御する
ための舵取り制御を実行する。さらに、制御装置20
は、ヨーレートセンサ16および横加速度センサ15に
よってそれぞれ検出される車両のヨーレートγおよび横
加速度Gyに基づいて、車両の挙動の安定化のための姿
勢制御を、操舵用アクチュエータ2の駆動による舵取り
制御によって実現する。すなわち、たとえば、車両がス
ピンしそうになったような場合に、操舵用アクチュエー
タ2の制御によってすみやかにカウンターステア状態に
導くなどして、車両姿勢の立て直しを図る。
めのフローチャートであり、操作角センサ11、転舵角
センサ13、横加速度センサ15およびヨーレートセン
サ16のオフセット誤差を補正するために制御装置20
が実行する処理を示している。制御装置20は、図2に
示す処理を所定の制御周期(たとえば、約10ミリ秒)
ごとに繰り返し実行する。制御装置20は、速度センサ
14が検出する車速Vが零か否か(あるいは、所定の低
速走行状態(たとえば、時速5km/h未満)かどうか。)
を調べることにより、車両が実質的に停止中かどうかを
判断する(ステップS1)。車両が停止状態であること
が検出されると、ヨーレートセンサ16のオフセット誤
差を補正する(ステップS2)。すなわち、車両が停止
中であれば、ヨーレートγは零であるので、車両停止中
のヨーレートセンサ16の出力データに対して値「0」
を割り当てる。これにより、以後、ヨーレートセンサ1
6はオフセット誤差を含まないヨーレートγを出力する
ことになる。
レートセンサ16のオフセット誤差の補正が完了してい
るかどうかが判断される(ステップS3)。ヨーレート
センサ16のオフセット誤差の補正が未了であれば、後
述する計数値Cを零にリセットして(ステップS1
0)、当該制御周期の処理を終了する。ヨーレートセン
サ16のオフセット誤差の補正が完了している場合には
(ステップS3のYES)、次に、横加速度センサ15
のオフセット誤差の補正を行う。すなわち、ヨーレート
センサ16が検出するヨーレートγがほぼ「0」かどう
かが調べられる(ステップS4)。ヨーレートγ=0で
なければ、後述する計数値Cを零にリセットして(ステ
ップS10)、当該制御周期の処理を終了する。
4のYES)、横加速度センサ15のオフセット補正が
完了しているかどうかが判断される(ステップS5)。
横加速度センサ15のオフセット補正が未了である場合
には、転舵角δが定常状態かどうかが調べられる(ステ
ップS6)。この判断は、たとえば、転舵角δの時間微
分値δ′が一定時間(たとえば、1秒間)にわたってほ
ぼ零に保持されるかどうかを調べることによって行え
る。
(ステップS6のYES)、このような判断が行われた
回数を表す計数値Cを1だけインクリメントする(ステ
ップS7)。そして、この計数値Cが予め定める定数T
H(たとえば、TH=5)に達したかどうかが判断され
る(ステップS8)。計数値Cが定数THに達していな
い場合には、横加速度センサ15のオフセット誤差の補
正を行わずに、当該制御周期の処理を終了する。また、
計数値Cが定数THに達している場合には、横加速度セ
ンサ15のオフセット誤差の補正を行う(ステップS
9)。すなわち、制御装置20は、横加速度センサ15
の出力データに対して値「0」を割り当て、これによ
り、横加速度センサ15のオフセット誤差をキャンセル
する。
δの変化がなければ、車両は直進していることになる。
このとき、路面が車幅方向に関して水平であれば横加速
度Gyは零となるが、車幅方向に傾斜した路面を直進し
ている場合には、横加速度Gyは、零以外の値をとる。
そこで、この実施形態では、ヨーレートγ=0で、か
つ、転舵角δが定常状態である状態が、一定回数分の時
間(TH回の制御周期分の時間)以上にわたって継続し
た場合に、車両が車幅方向に関して水平な路面を直進し
ている蓋然性が高いと判断して、横加速度センサ15の
オフセット誤差を補正することとしている。
態でないと判断されると、計数値Cを零にリセットして
(ステップS10)、当該制御周期における処理を完了
する。一方、ステップS5において、横加速度センサ1
5のオフセット補正が完了していると判断されると、横
加速度センサ15により検出される横加速度Gyがほぼ
零かどうかが判断される(ステップS11)。比較的大
きな横加速度Gyが検出されている場合には、その後の
処理を行わずに、当該制御周期の処理を完了する。
と(ステップS11のYES)、操作角センサ11およ
び転舵角センサ13のオフセット誤差がキャンセルされ
る(ステップS12)。すなわち、そのときの操作角セ
ンサ11および転舵角センサ13の出力が、それぞれ、
操作角および転舵角の中点の値(通常は「0」)に割り
当てられる。このようにして、ヨーレートセンサ16お
よび横加速度センサ15のオフセット誤差が除去された
後に、ヨーレートγ=0、かつ、横加速度Gy=0の条
件が満たされた場合に、操作角センサ11および転舵角
センサ13のオフセット補正が行われることになる。
0の場合には、車両は車幅方向に傾斜のない路面を直進
していると言える。この場合、ステアリングホイール1
は中立状態にあるはずであり、また、舵取り車輪4の転
舵角は零であるはずである。したがって、上記のような
条件が満足される場合に、操作角センサ11および転舵
角センサ13のオフセット誤差を適切にキャンセルする
ことができる。なお、ヨーレートγがほぼ零でない場合
は、車両は旋回していることになる。そして、たとえヨ
ーレートγ=0の場合であっても、横加速度Gyがほぼ
零に等しくない場合には、路面が車幅方向に傾斜してい
る可能性があり、舵取り車輪4は、進行方向に対して一
定の転舵角で斜面の上方側に向けられているおそれがあ
る。
のの処理をこの順序で行うことによって、ヨーレ
ートセンサ16、横加速度センサ15、操作角センサ1
1および転舵角センサ13の各出力のオフセット誤差を
補正している。 車両の停止状態において、ヨーレートセンサ16のオ
フセット誤差をキャンセルする。 走行時にヨーレートγ=0で、かつ、転舵角δが定常
状態であるという条件が、所定時間(TH回の制御周期
分の時間)以上にわたって継続したときに、横加速度セ
ンサ15のオフセット誤差をキャンセルする。 走行時にヨーレートγ=0、かつ、横加速度Gy=0
の条件が満たされたときに、操作角センサ11および転
舵角センサ13のオフセット誤差をキャンセルする。
クチュエータ2の制御(舵取り制御)を良好に行うこと
ができ、また、ヨーレートセンサ16および横加速度セ
ンサ15の出力に基づく操舵用アクチュエータ2の制御
(姿勢制御のための舵取り制御)についても良好に行う
ことができる。以上、この発明の一実施形態について説
明したが、この発明は、他の形態でも実施することがで
きる。たとえば、上述の実施形態では、走行時にヨーレ
ートγ=0で、かつ、転舵角δが定常状態であるという
条件が所定時間にわたって継続したときに、横加速度セ
ンサ15のオフセット誤差をキャンセルすることとして
いるが、ヨーレートγ=0で、転舵角δが定常状態であ
るという条件が満たされたときに、横加速度センサ15
のオフセット誤差をキャンセルすることとして、このよ
うな横加速度センサ15のオフセット誤差のキャンセル
操作が所定回数行われた後に、横加速度センサ15のオ
フセット補正が完了したものと見なすようにしてもよ
い。
つの車輪が舵取り車輪として転舵可能な場合について説
明したが、4つの車輪の全てが転舵される四輪操舵シス
テムにこの発明を適用してもよい。また、上述の実施形
態では、操作手段としてステアリングホイール1が用い
られる例について説明したが、この他にも、レバーやペ
ダルなどの他の操作手段が用いられてもよい。
れた事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能であ
る。
基本的な構成を説明するための概念図である。
ンサおよび転舵角センサのオフセット誤差を補正するた
めの処理を説明するためのフローチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】操作手段の操作に応じて、この操作手段と
は機械的に切り離された舵取り機構を駆動する車両用操
舵装置であって、 操作手段の操作角を検出する操作角センサと、 舵取り機構における転舵角を検出する転舵角センサと、 車両のヨーレートを検出するヨーレートセンサと、 車両の横加速度を検出する横加速度センサと、 前記操作角センサ、転舵角センサ、ヨーレートセンサお
よび横加速度センサの出力信号に基づいて前記舵取り機
構を駆動制御する舵取り制御手段と、 車両の走行中に、前記ヨーレートセンサにより検出され
るヨーレートがほぼ零であり、かつ、前記横加速度セン
サにより検出される横加速度がほぼ零であることを条件
に、前記操作角センサおよび転舵角センサの各オフセッ
ト誤差をキャンセルするオフセット補正手段とを含むこ
とを特徴とする車両用操舵装置。 - 【請求項2】車両の停止状態において、前記ヨーレート
センサのオフセット誤差をキャンセルするヨーレートオ
フセット補正手段をさらに含むことを特徴とする請求項
1記載の車両用操舵装置。 - 【請求項3】車両の走行中に、前記ヨーレートセンサが
検出するヨーレートがほぼ零であり、かつ、前記転舵角
センサが検出する転舵角が定常状態であるときに、前記
横加速度センサのオフセット誤差をキャンセルする横加
速度オフセット補正手段をさらに含むことを特徴とする
請求項1または2記載の車両用操舵装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP31136299A JP4292439B2 (ja) | 1999-11-01 | 1999-11-01 | 車両用操舵装置 |
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- 1999-11-01 JP JP31136299A patent/JP4292439B2/ja not_active Expired - Fee Related
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