JP2001129740A - 3自由度位置決め機構 - Google Patents

3自由度位置決め機構

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JP2001129740A
JP2001129740A JP31605599A JP31605599A JP2001129740A JP 2001129740 A JP2001129740 A JP 2001129740A JP 31605599 A JP31605599 A JP 31605599A JP 31605599 A JP31605599 A JP 31605599A JP 2001129740 A JP2001129740 A JP 2001129740A
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positioning mechanism
degree
axis
mechanism according
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JP31605599A
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English (en)
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Takashi Shindo
崇 進藤
Masayuki Hirota
雅之 廣田
Yukihiko Kitano
幸彦 北野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3自由度を持つとともに高精度位置決めが可
能なものとする。 【解決手段】 複数の伸縮する駆動リンク部1がエンド
エフェクタ4に連結されたパラレルリンク機構と、エン
ドエフェクタ4の動きに制限を加える拘束リンク部2と
からなる位置決め機構である。拘束リンク部2は駆動リ
ンク部1の伸縮方向であるZ軸方向の軸回りのエンドエ
フェクタ4の回転の規制部を備えて、Z軸及びZ軸と直
交するX軸回り及びY軸回りの3自由度をエンドエフェ
クタ4に与えている。Z軸回りの回転を拘束リンク部2
で抑制しているために、高精度位置決めが可能となると
ともに制御の簡易化も図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパラレルリンク機構
を用いた位置決め機構、殊に3自由度の位置決め機構に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】パラレルリンク機構を用いて対象物を動
かすものは、たとえば特開平10−213403号公報
や特開平11−887号公報に示されたもののほか、多
くのものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、位置決め機構
として用いることを考えた場合、従来のものは自由度が
高すぎることと多くのジョイント部のがたつきが重なる
ことから、高精度位置決めという点で問題を有してい
た。
【0004】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところはパラレルリンク機構
を用いた位置決め機構において、3自由度を持つととも
に高精度位置決めが可能な3自由度位置決め機構を提供
するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、複数
の伸縮する駆動リンク部がエンドエフェクタに連結され
たパラレルリンク機構と、エンドエフェクタの動きに制
限を加える拘束リンク部とからなる位置決め機構であっ
て、上記拘束リンク部は駆動リンク部の伸縮方向である
Z軸方向の軸回りのエンドエフェクタの回転の規制部を
備えて、上記Z軸及びZ軸と直交するX軸回り及びY軸
回りの3自由度をエンドエフェクタに与えていることに
特徴を有している。
【0006】位置決め機構の場合、特に不要となるZ軸
回りの回転を拘束リンク部で抑制しているために、高精
度位置決めが可能となるとともに制御の簡易化も図るこ
とができる。
【0007】この場合、拘束リンク部もしくは駆動リン
ク部の少なくとも一方にエンドエフェクタに予圧を付与
する予圧機構を設けておくことで、より精度の高い位置
決めが可能となるが、予圧機構としては、エンドエフェ
クタに連結されるシャフトを付勢する圧縮ばねあるいは
引っ張りばねを好適に用いることができるとともに、こ
こにおけるばねは複数本平行に配置しておくのも好まし
い。駆動リンク部もしくは拘束リンク部の少なくとも一
方とエンドエフェクタとの間に配設したたばねを予圧機
構としてもよく、この場合のばねはZ軸回りにおいて等
角度間隔で3つ以上配設しておくとよい。予圧機構に
は、エンドエフェクタに連結されたシャフトにZ軸方向
の機械的圧力を加える伸縮機構、たとえばねじ軸とナッ
トやエアシリンダーを用いてもよい。
【0008】拘束リンク部には、複数本のスライドガイ
ド部でZ軸方向のスライドガイドがなされたものを好適
に用いることができる。たとえば、少なくとも3本のリ
ニアシャフトをスライドガイド部として備えるととも
に、これらリニアシャフトがエンドエフェクタに連結さ
れるシャフトの回りの円周上に等角度間隔で配置された
ものや、少なくとも3本のリニアシャフトからなるスラ
イドガイド部を二組相互に組み合わされたものを用いる
ことができる。
【0009】また、拘束リンク部は、X軸回り及びY軸
回りの回転を許す回転部をそのエンドエフェクタ側に備
えたものが好ましい。
【0010】拘束リンク部のエンドエフェクタに連結さ
れるシャフトにスプラインによる回り止め構造を設ける
ことも好ましい。
【0011】拘束リンク部におけるエンドエフェクタの
X軸回り及びY軸回りの回転を許す回転部に回転角度セ
ンサをフィードバック制御用に設けたり、拘束リンク部
の長さを検出するセンサをフィードバック制御用に設け
たり、各駆動リンク部の長さを検出するセンサをフィー
ドバック制御用に設けたり、さらにはエンドエフェクタ
上の少なくとも3点の位置の高さを測定するセンサをフ
ィードバック制御用に設けたりするのも位置決め精度の
向上の点で好ましい。
【0012】駆動リンク部には、ねじ軸と該ねじ軸に螺
合するナットとを伸縮機構として用いることができると
ともに、ねじ軸をその軸回りに回転させるモータにフル
ステップ駆動とハーフステップ駆動との切り換え可能な
ステッピングモータを用いることができる。
【0013】ねじ軸のリード長さが異なる2つの伸縮機
構を直列につないだものや、直列につないだ2つの伸縮
機構のうちの一方の伸縮機構の回転を他方の伸縮機構に
伝達する回転伝達部を備えたもの、さらには上記回転伝
達部を切り離すクラッチを備えたものも、駆動リンク部
に好適に用いることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、図示例の位置決め機構は、ベース
3上に3つの駆動リンク部1,1,1(1つは図示して
いない)と、1つの拘束リンク部2とを介してエンドエ
フェクタ4を配置したもので、中央に位置する拘束リン
ク部2の周囲に3つの駆動リンク部1,1,1を等角度
間隔で配置している。
【0015】上記の各駆動リンク部1は、ベース3にユ
ニバーサルジョイント30で連結されたベース板10
と、このベース板10から立設した2本のリニアシャフ
ト11,11の各上端に固着した固定プレート12、各
リニアシャフト11が貫通する可動プレート13、ベー
ス板10と固定プレート12とによって上下端が回転自
在に支持されているねじ軸14、このねじ軸14をその
軸回りに回転駆動するモータ15、可動プレート13に
固定されて上記ねじ軸14と螺合するナット16、可動
プレート13に下端が固定され、上部が固定プレート1
2を貫通して固定プレート12の上方に突出するシャフ
ト17とからなるもので、上記ユニバーサルジョイント
30は、シャフト17の直下位置にくるように配設され
ており、またシャフト17の上端がボールジョイント1
8を介してエンドエフェクタ4の周部に連結されてい
る。
【0016】駆動リンク部1のモータ15によるねじ軸
14の軸回り回転により、ねじ軸14と螺合するナット
16が固定されている可動プレート13は、2本のリニ
アシャフト11によるガイドを受けつつ上下に移動し、
可動プレート13に下端が固定されているシャフト17
の上端に連結されたエンドエフェクタ4を上下させる。
【0017】一方、拘束リンク部2は、図2及び図3か
ら明らかなように、ベース3から立設した3本のリニア
シャフト20と、これらリニアシャフト20の上端が固
定された固定プレート21、各リニアシャフト20が貫
通している可動プレート22、可動プレート22に下端
が固定されているとともに固定プレート21を貫通する
シャフト23とからなり、シャフト23の上端がユニバ
ーサルジョイント24を介してエンドエフェクタ4の中
央に連結されている。なお、シャフト23を中心とする
円周上に3本のリニアシャフト20が120°間隔で配
設されている。また、固定プレート21と可動プレート
22間において、シャフト23の外周には圧縮コイルば
ね25が配設されており、固定プレート21に対して可
動プレート22を下方に向けて付勢している。
【0018】上記拘束リンク部2を中心に3つの駆動リ
ンク部1,1,1(のシャフト17)が同一円周上に等
角度間隔で配置された図示の位置決め機構では、エンド
エフェクタ4はその中心がユニバーサルジョイント24
を介して拘束リンク部2に連結され、該連結点を中心と
する円周上の等角度間隔の3点がボールジョイント18
を介して駆動リンク部1のシャフト17に連結されてい
る。このために、3つの駆動リンク部1のシャフト17
を上下させることにより、エンドエフェクタ4にZ軸方
向の動きとX軸回り(θx)の動きとY軸回り(θy)
の動きとを行わせることができるものである。
【0019】この時、拘束リンク部2は上述のように3
本のリニアシャフト20を備えているために、不要な自
由度であるZ軸回り(θz)の動き(捻れ)を抑制する
ことができるとともに横方向の剛性強化を図ることがで
きるものとなっている。
【0020】特に図示例のものでは、拘束リンク部2の
3本のリニアシャフト20がシャフト23を中心として
等角度間隔で配置されているために、等方性の剛性を持
たせることができるものとなっており、高精度位置決め
が可能となっている。
【0021】また、エンドエフェクタ4にθx及びθy
の動きを許すためのユニバーサルジョイント24は、ベ
ース3と拘束リンク部2との間(図4(a)参照)にでは
なく、図4(b)に示すように、拘束リンク部2とエンド
エフェクタ4との間に配置しているために、角度誤差γ
によるところのエンドエフェクタ4の位置誤差Dを小さ
くすることができるものとなっている。
【0022】さらに、シャフト23の回りに配した圧縮
コイルばね25は、図5に示すように、可動プレート2
2とシャフト23とを押し下げる方向に働くために、ユ
ニバーサルジョイント24やボールジョイント18にお
ける遊びに基づくがたつきを防ぐ予圧PPをエンドエフ
ェクタ4にかける。
【0023】Z軸回り(θz)の動き(捻れ)の抑制の
点では、図6に示すように、シャフト23と固定プレー
ト21とのスライド係合部をボールスプライン70のよ
うな回り止め機能付きのものとするとよい。シャフト2
3は3本のリニアシャフト20でスライドガイドされた
可動プレート22に固定されているために、Z軸回りθ
zの回転をすることはないが、スライドガイド部のクリ
アランスやシャフト23の軸回り方向の捻れに起因する
Z軸回りθzの微小な動きを抑制することができるため
に、さらに精度が向上する。
【0024】上記予圧PPの付与は、図7に示すよう
に、ベース1と可動プレート22との間に引っ張りコイ
ルばね26を懸架することで行ってもよい。また、圧縮
コイルばね25を用いて予圧をかける場合、リニアシャ
フト20も利用して複数本のばねを配設するようにして
もよい。図8は3本のリニアシャフト20とシャフト2
3の各外周に圧縮コイルばね25を配置して、総計4本
の圧縮コイルばね25で予圧をかけている場合を示して
いる。もちろん、3本のリニアシャフト30の各外周で
可動プレート22とベース1との間に引っ張りばね26
を取り付けるようにしてもよい。
【0025】図9に示すように、固定プレート21とエ
ンドエフェクタ4との間に3本以上の引っ張りコイルば
ね26を等角度間隔で取り付けることで予圧をかけるよ
うにすることもできる。この場合、エンドエフェクタ4
側の引っ張りコイルばね26の連結点を固定プレート2
1側の引っ張りコイルばね26の連結点を外周側に位置
させることで、垂直方向の安定した予圧をかけることが
できる。予圧方向が逆となるが、上記引っ張りコイルば
ね26を圧縮コイルばね25に置き換えた構成としても
よい。図10はこの場合の例を示している。
【0026】上記のようなばねを用いた予圧構造は、エ
ンドエフェクタ4(あるいは可動プレート22)のZ方
向位置によってばね力が変わるために予圧値も変化して
しまうが、次のような予圧構造を採用すれば予圧値を常
に一定に保つことができる。すなわち、図11に示すも
のでは、固定プレート21とベース3とに両端を固定し
たねじ軸60に、いずれかのリニアシャフト20を利用
して上下にスライド自在に保持した予圧プレート61に
設けたナット(図示せず)を螺合させるとともに該ナッ
トを回転させるロータリーアクチュエータ(モータ)6
2を設けている。駆動リンク部1を伸縮させる際には、
ロータリーアクチュエータ62をサーボフリーの状態と
して(あるいは駆動リンク部1の伸縮に同期した駆動を
行って)可動プレート22とともに予圧プレート61も
上下動させるが、位置決めが完了した時点でロータリー
アクチュエータ62を予圧プレート62が下方へ動く方
向に若干回転させることで、予圧をかける。
【0027】図12に示すように、可動プレート22と
ベース3との間にエアシリンダー64を取り付けて、駆
動リンク部1の作動で可動プレート21が上下する間は
エアシリンダー64を自由に伸縮させ、位置決め完了後
にエアシリンダー64を縮める方向に作動させることで
予圧をかけるようにしてもよい。また、固定プレート2
1と可動プレート22との間にシャフト23と平行にエ
アシリンダー64を取り付けて、駆動リンク部1の作動
で可動プレート21が上下する間はエアシリンダー64
を自由に伸縮させ、位置決め完了後にエアシリンダー6
4に伸張する方向にエアを加えて予圧をかけるようにす
ることもできる。
【0028】エアシリンダー64がツインロッドタイプ
や回り止め付きのロッド65を備えたものである場合に
は、図13に示すように、固定プレート21を支持して
いる支柱20’の途中に固定したプレート29(もしく
はベース3)にエアシリンダー64を固定してもよい。
この場合も、駆動リンク部1の作動でエンドエフェクタ
ー4が上下する間はエアシリンダー64を自由に伸縮さ
せ、位置決め完了後にエアシリンダー64を縮める方向
に作動させて予圧をかける予圧構造は拘束リンク部2に
ではなく、各駆動リンク部1に設けてもよく、さらには
駆動リンク部1と拘束リンク部2の両方に設けてもよ
い。駆動リンク部1に設ける予圧構造は、上記拘束リン
ク部2において用いた構成をそのまま採用することがで
き、図14は固定プレート12と可動プレート13との
間に圧縮コイルばね25を配置したものを、図15はベ
ース3と可動プレート13との間に引っ張りコイルばね
26を懸架したものを、図16は2本のリニアシャフト
11とシャフト17とに圧縮コイルばね25を配置した
ものを示しており、さらに図17はねじ軸60と予圧プ
レート61とを用いた予圧構造を駆動リンク部1に適用
したものを、図18はエアシリンダー64を用いた予圧
構造を駆動リンク部1に適用した場合を示している。ま
た、図19は固定プレート12とエンドエフェクタ4と
の間に引っ張りコイルばね26を配置したものを示して
いる。
【0029】図20及び図21に拘束リンク部2の他例
を示す。これはベース3から立設した3本のリニアシャ
フト20と、これらリニアシャフト20の上端が固定さ
れた固定プレート21、各リニアシャフト20が貫通し
ている可動プレート22、可動プレート22に下端が固
定されているとともに固定プレート21を貫通する3本
のリニアシャフト27、これらリニアシャフト27の上
端が固定された第2可動プレート28とからなり、第2
可動プレート28がユニバーサルジョイント24を介し
てエンドエフェクタ4の中央に連結されている。3本の
リニアシャフト20が同一円周上に120°間隔で配設
されているとともに、3本のリニアシャフト27が同一
円周上に120°間隔で配設されて、リニアシャフト2
0,20間にリニアシャフト27が位置する本例のもの
では、Z軸回りθzについての回り止め効果が更に高く
なるとともに剛性も高いものとなり、位置決め精度が向
上する。なお、本例における拘束リンク部2にも予圧構
造を採用するのが好ましく、この場合の予圧構造として
は、前述のものを採用することができる。
【0030】拘束リンク部2とエンドエフェクタ4の中
央とを連結しているユニバーサルジョイント24の直交
する2つの回転軸に図22に示すように夫々回転角度セ
ンサ66,66を取り付ければ、エンドエフェクタ4の
姿勢情報を取り出すことができるために、該姿勢情報の
フィードバックによって位置決め精度を高めることがで
きる。
【0031】図23に示すように、回転角度センサ66
に加えて、拘束リンク部2の長さ情報を出力する変位セ
ンサ67を設ければ、エンドエフェクタ4の姿勢とZ方
向位置とをフィードバックさせて位置決め精度の向上を
図ることができる。なお、変位センサ67として、図示
例ではセンサヘッドを可動プレート22に取り付けた光
学式のリニアエンコーダを用いている。ちなみに、変位
センサ67によるところのユニバーサルジョイント24
の軸の高さ出力をL、上記軸からエンドエフェクタ4上
面までの距離をd、XZ平面内の回転角度センサ66の
出力をθとすると、エンドエフェクタ4の上面中心部の
高さzとX方向位置xとは x=dsinθ z=L+dcosθ で算出することができる。
【0032】図24に示すように、各駆動リンク部1に
その長さを測定するための変位センサ68を設けて、駆
動リンク部1への長さ情報のフィードバックをかけるこ
とでも高精度な位置決め制御を行うことができる。
【0033】図25に示すように、エンドエフェクタ4
の3点の高さを例えば光学的距離センサであるセンサ6
9で測定して、上記3カ所の位置情報を基にある測定点
から他の測定点へのベクトルA,Bを算出し、さらに両
ベクトルA,Bからエンドエフェクタ4表面の上記ある
点での法線ベクトルN(N=(A×B)/(|A×B
|))を求めることによって、エンドエフェクタ4の姿
勢を判別してもよく、この姿勢情報をフィードバックし
て駆動リンク部1を作動させることで、エンドエフェク
タ4の位置決め精度を高めることができる。
【0034】駆動リンク部1の伸縮動作の駆動源である
モータ15には、フルステップとハーフステップとを切
り換えて駆動することができるステッピングモータを好
適に用いることができる。たとえば、フルステップ時に
1回転500パルスのステッピングモータを使用する場
合、駆動リンク部1の指令長に対して所定のオフセット
値まではフルステップで駆動し、その後は1回転100
0パルスのハーフステップに切り換えて駆動するのであ
る。粗動と精動とをコントローラCだけで切り換えるこ
とができるために、位置決め制御のスピード向上と精度
向上の両立を簡便に図ることができる。なお、図26に
おいて、白抜き矢印はフルステップ時を、網線入り矢印
はハーフステップ時を示している。
【0035】粗動と精動とは機械的に行わせてもよい。
図27にこの場合の一例を示す。ベース板10に設けた
モータ15で回転させるねじ軸14のほかに、該ねじ軸
14と螺合するナット16を備えている可動プレート1
3に設けたモータ15aで回転させるねじ軸14aを設
けて、可動プレート13で一端を支持している該ねじ軸
14aに螺合するナット16aを備えた第2可動プレー
ト19を設けて、エンドエフェクタ4は第2可動プレー
ト19にボールジョイント18を介して連結している。
ここで、ねじ軸14とナット16とにはリード長が大の
ものを用いて粗動用とし、ねじ軸14aとナット16a
とにはリード長が小のものを用いて精動用としている。
図中71,72はモータ15,15aの回転をねじ軸1
4,14aに伝えるためのギア列である。
【0036】図28はモータ15だけで駆動するもの
の、粗動と精動とを機械的に変更することができるもの
を示しており、ベース板10に設けたモータ15で回転
させるねじ軸14に螺合するナット16を備えてモータ
15の回転で上下動を行う可動プレート13には、エン
ドエフェクタ4にボールジョイント18を介して連結さ
れたねじ軸14b(軸回りの回転は不能としてある)に
螺合するナット16bを軸回り回転自在に設けてあり、
さらにねじ軸14と共に回転すると同時に可動プレート
13とともに上下動を行うギア81と、ナット16bに
クラッチ80を介して連結されたギア82とを設けて、
ギア81とギア82とが常時噛み合うようにしてある。
【0037】今、クラッチ80でナット16bとギア8
2とを連結した状態でモータ15を駆動すれば、ベース
板10に対して可動プレート13はねじ軸14のリード
に応じた上下動を行う。また、ねじ軸14の回転は、ギ
ア81,82とクラッチ80とを介してナット16bを
回転させるために、可動プレート13に対してねじ軸1
4b及びエンドエフェクタ4はねじ軸14bのリードに
応じた上下動を行う。つまり、ねじ軸14のリード長と
ねじ軸14bのリード長とが同じであれば、エンドエフ
ェクタ4は、ベース板10から見れば、可動プレート1
3の移動距離の倍の距離を移動する。クラッチ80によ
るナット16bとギア82との連結を解除しておけば、
モータ15を回転させても、ナット16bが回転するこ
とはなく、このために、エンドエフェクタ4は可動プレ
ート13の移動距離と同じ距離だけ移動することにな
る。従って、指令値の所定量Δdだけ手前まで、クラッ
チ80をオンとしておくことで、エンドエフェクタ4を
粗動させ、所定量Δdに達すればクラッチ80をオフと
することで、エンドエフェクタ4を精動させることがで
きる。なお、ねじ軸14のリード長とねじ軸14bのリ
ード長とが同じである必要はなく、異なる値を持つもの
であってもよいほか、ねじ軸14bのリード長を小さく
すると同時に、クラッチ80の接続時にベース3から可
動プレート13が遠ざかる方向にねじ軸14を駆動する
時、可動プレート13にエンドエフェクタ4が接近する
方向にねじ軸14bが回転するようにして、差動による
精動を得るようにしてもよい(この場合、クラッチ80
のオフ時が粗動となる)。
【0038】図29は、上記図26に示した構成からク
ラッチ80を無くして、ギア82とナット16bとを一
体化したものを示している。この場合、可動プレート1
3の上下移動量の倍の上下移動をエンドエフェクタ4に
行わせることができるために、粗動と精動との切り換え
といったことはできないが、エンドエフェクタ4の上下
ストロークが大である駆動リンク部1をコンパクトに構
成することができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明においては、複数の
伸縮する駆動リンク部がエンドエフェクタに連結された
パラレルリンク機構と、エンドエフェクタの動きに制限
を加える拘束リンク部とからなり、拘束リンク部は駆動
リンク部の伸縮方向であるZ軸方向の軸回りのエンドエ
フェクタの回転の規制部を備えて、上記Z軸及びZ軸と
直交するX軸回り及びY軸回りの3自由度をエンドエフ
ェクタに与えていることから、位置決め機構として不要
なZ軸回りの回転を拘束リンク部で抑制しているため
に、横方向剛性の強化を容易に行えることもあって、高
精度位置決めが可能となるとともに制御の簡易化も図る
ことができるものである。
【0040】この場合、拘束リンク部もしくは駆動リン
ク部の少なくとも一方にエンドエフェクタに予圧を付与
する予圧機構を設けておくことで、がたつきの影響を避
けてより精度の高い位置決めが可能となる。
【0041】この時の、予圧機構としては、エンドエフ
ェクタに連結されるシャフトを付勢する圧縮ばねあるい
は引っ張りばねを用いることが構造的に簡単ですむ。ま
た、ここにおけるばねは複数本平行に配置しておくと、
ばね力がかかる部分について圧力の均等化を図ることが
できる。
【0042】駆動リンク部もしくは拘束リンク部の少な
くとも一方とエンドエフェクタとの間に配設したたばね
を予圧機構としても、予圧機構の簡略化を図ることがで
き、この場合のばねはZ軸回りにおいて等角度間隔で3
つ以上配設しておくと、エンドエフェクタに常に垂直の
予圧を変えることができる。
【0043】予圧機構に、エンドエフェクタに連結され
たシャフトにZ軸方向の機械的圧力を加える伸縮機構を
用いた時には、エンドエフェクタの位置や姿勢によって
変化してしまうことがない値の予圧をかけることができ
る。
【0044】拘束リンク部には、複数本のスライドガイ
ド部でZ軸方向のスライドガイドがなされたものを好適
に用いることができる。たとえば、少なくとも3本のリ
ニアシャフトをスライドガイド部として備えるととも
に、これらリニアシャフトがエンドエフェクタに連結さ
れるシャフトの回りの円周上に等角度間隔で配置された
ものや、少なくとも3本のリニアシャフトからなるスラ
イドガイド部を二組相互に組み合わされたものを用いる
ことができる。いずれにしても、荷重に対する等方性を
確保することができる上に剛性の向上、Z軸回りの確実
な回転抑制を行うことができて、位置決め精度の向上を
図ることができる。
【0045】また、拘束リンク部は、X軸回り及びY軸
回りの回転を許す回転部をそのエンドエフェクタ側に備
えたものとすることで、エンドエフェクタの位置推定が
容易となるとともに位置決め誤差を小さくすることがで
きる。
【0046】拘束リンク部のエンドエフェクタに連結さ
れるシャフトにスプラインによる回り止め構造を設ける
ことも、Z軸回りの回転抑制を強化することができる。
【0047】拘束リンク部におけるエンドエフェクタの
X軸回り及びY軸回りの回転を許す回転部に回転角度セ
ンサをフィードバック制御用に設けたり、拘束リンク部
の長さを検出するセンサをフィードバック制御用に設け
たり、各駆動リンク部の長さを検出するセンサをフィー
ドバック制御用に設けたり、さらにはエンドエフェクタ
上の少なくとも3点の位置の高さを測定するセンサをフ
ィードバック制御用に設けたりすると、位置決め精度を
向上させることができる。
【0048】駆動リンク部には、ねじ軸と該ねじ軸に螺
合するナットとを伸縮機構として用いることができると
ともに、ねじ軸をその軸回りに回転させるモータにフル
ステップ駆動とハーフステップ駆動との切り換え可能な
ステッピングモータを用いると、粗動と精動とを行うこ
とができるために、位置決め精度を犠牲にすることなく
位置決めスピードを向上させることができる。
【0049】ねじ軸のリード長さが異なる2つの伸縮機
構を直列につないでも、粗動と精動とを行うことができ
るために、位置決め精度を犠牲にすることなく位置決め
スピードを向上させることができる。
【0050】また、直列につないだ2つの伸縮機構のう
ちの一方の伸縮機構の回転を他方の伸縮機構に伝達する
回転伝達部を備えたものとすると、伸縮ストロークの大
きなものをコンパクトに構成することができる。
【0051】さらには上記回転伝達部を切り離すクラッ
チを備えたものでは、コンパクト化に加えて、粗動と精
動とによる位置決め精度を犠牲にすることなく位置決め
スピードの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の破断斜視図であ
る。
【図2】同上の拘束リンク部の斜視図である。
【図3】同上の拘束リンク部の斜視図である。
【図4】同上の拘束リンク部のユニバーサルジョイント
との位置関係による動作の違いを示すもので、(a)(b)は
共に概略図である。
【図5】同上の予圧構造を示す概略図である。
【図6】他例における拘束リンクのシャフト構造を示す
水平断面図である。
【図7】予圧構造の他例を示す概略図である。
【図8】予圧構造のさらに他例を示す拘束リンク部の斜
視図である。
【図9】予圧構造の別の例を示すもので、(a)は拘束リ
ンク部の斜視図、(b)は概略図、(c)はベクトル図であ
る。
【図10】予圧構造のさらに別の例を示すもので、(a)
は拘束リンク部の斜視図、(b)は概略図、(c)はベクトル
図である。
【図11】予圧構造の他例を示す拘束リンク部の概略図
である。
【図12】予圧構造のさらに他例を示す拘束リンク部の
斜視図である。
【図13】予圧構造の別の例を示す拘束リンク部の斜視
図である。
【図14】駆動リンク部に予圧構造を設けた例の斜視図
である。
【図15】駆動リンク部に他の予圧構造を設けた例の斜
視図である。
【図16】駆動リンク部にさらに他の予圧構造を設けた
例の斜視図である。
【図17】駆動リンク部に別の予圧構造を設けた例の斜
視図である。
【図18】駆動リンク部にさらに別の予圧構造を設けた
例の斜視図である。
【図19】駆動リンク部に他の予圧構造を設けた例の斜
視図である。
【図20】拘束リンク部の他例の斜視図である。
【図21】拘束リンク部の他例の斜視図である。
【図22】拘束リンク部のユニバーサルジョイントに回
転角度センサを設けたフィードバック制御の一例の斜視
図である。
【図23】同上の制御のための構成の他例を示してお
り、(a)は斜視図、(b)は説明図である。
【図24】同上の制御のための構成のさらに他例の斜視
図である。
【図25】同上の制御のための構成の別の例を斜視図で
ある。
【図26】駆動リンク部の他例の概略図である。
【図27】駆動リンク部のさらに他例の概略図である。
【図28】駆動リンク部の別の例を示しており、(a)は
概略図、(b)は動作説明図である。
【図29】駆動リンク部のさらに別の例の概略図であ
る。
【符号の説明】
1 駆動リンク部 2 拘束リンク部 4 エンドエフェクタ
フロントページの続き (72)発明者 北野 幸彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2F078 CA10 CB05 CB12 CB18 CC03 3C048 BC01 DD09 DD26

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の伸縮する駆動リンク部がエンドエ
    フェクタに連結されたパラレルリンク機構と、エンドエ
    フェクタの動きに制限を加える拘束リンク部とからなる
    位置決め機構であって、上記拘束リンク部は駆動リンク
    部の伸縮方向であるZ軸方向の軸回りのエンドエフェク
    タの回転の規制部を備えて、上記Z軸及びZ軸と直交す
    るX軸回り及びY軸回りの3自由度をエンドエフェクタ
    に与えていることを特徴とする3自由度位置決め機構。
  2. 【請求項2】 拘束リンク部もしくは駆動リンク部の少
    なくとも一方にエンドエフェクタに予圧を付与する予圧
    機構を設けていることを特徴とする請求項1記載の3自
    由度位置決め機構。
  3. 【請求項3】 拘束リンク部は、複数本のスライドガイ
    ド部でZ軸方向のスライドガイドがなされたものである
    ことを特徴とする請求項1または2記載の3自由度位置
    決め機構。
  4. 【請求項4】 拘束リンク部は、少なくとも3本のリニ
    アシャフトをスライドガイド部として備えるとともに、
    これらリニアシャフトがエンドエフェクタに連結される
    シャフトの回りの円周上に等角度間隔で配置されたもの
    であることを特徴とする請求項3記載の3自由度位置決
    め機構。
  5. 【請求項5】 拘束リンク部は、少なくとも3本のリニ
    アシャフトからなるスライドガイド部を二組相互に組み
    合わされたものであることを特徴とする請求項3記載の
    3自由度位置決め機構。
  6. 【請求項6】 拘束リンク部は、そのエンドエフェクタ
    側にX軸回り及びY軸回りの回転を許す回転部を備えて
    いることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記
    載の3自由度位置決め機構。
  7. 【請求項7】 拘束リンク部のエンドエフェクタに連結
    されるシャフトはスプラインによる回り止め構造を備え
    ていることを特徴とする請求項3または4記載の3自由
    度位置決め機構。
  8. 【請求項8】 予圧機構は、エンドエフェクタに連結さ
    れるシャフトを付勢する圧縮ばねであることを特徴とす
    る請求項2記載の3自由度位置決め機構。
  9. 【請求項9】 予圧機構はエンドエフェクタに連結され
    るシャフトを付勢する引っ張りばねであることを特徴と
    する請求項2記載の3自由度位置決め機構。
  10. 【請求項10】 ばねは複数本平行に配置されているこ
    とを特徴とする請求項8または9記載の3自由度位置決
    め機構。
  11. 【請求項11】 予圧機構は、駆動リンク部もしくは拘
    束リンク部の少なくとも一方とエンドエフェクタとの間
    に配設されたばねであることを特徴とする請求項2記載
    の3自由度位置決め機構。
  12. 【請求項12】 ばねはZ軸回りにおいて等角度間隔で
    3つ以上配設されていることを特徴とする請求項11記
    載の3自由度位置決め機構。
  13. 【請求項13】 予圧機構は、エンドエフェクタに連結
    されたシャフトにZ軸方向の機械的圧力を加える伸縮機
    構であることを特徴とする請求項2記載の3自由度位置
    決め機構。
  14. 【請求項14】 拘束リンク部におけるエンドエフェク
    タのX軸回り及びY軸回りの回転を許す回転部には回転
    角度センサをフィードバック制御用に備えていることを
    特徴とする請求項1記載の3自由度位置決め機構。
  15. 【請求項15】 拘束リンク部の長さを検出するセンサ
    をフィードバック制御用に備えていることを特徴とする
    請求項14記載の3自由度位置決め機構。
  16. 【請求項16】 各駆動リンク部の長さを検出するセン
    サをフィードバック制御用に備えていることを特徴とす
    る請求項1記載の3自由度位置決め機構。
  17. 【請求項17】 エンドエフェクタ上の少なくとも3点
    の位置の高さを測定するセンサをフィードバック制御用
    に備えていることを特徴とする請求項1記載の3自由度
    位置決め機構。
  18. 【請求項18】 駆動リンク部は、ねじ軸と該ねじ軸に
    螺合するナットとを伸縮機構として備えたものであると
    ともに、ねじ軸をその軸回りに回転させるモータがフル
    ステップ駆動とハーフステップ駆動との切り換え可能な
    ステッピングモータであることを特徴とする請求項1記
    載の3自由度位置決め機構。
  19. 【請求項19】 駆動リンク部は、ねじ軸と該ねじ軸に
    螺合するナットとを伸縮機構として備えたものであると
    ともに、ねじ軸のリード長さが異なる2つの伸縮機構を
    直列につないだものであることを特徴とする請求項1記
    載の3自由度位置決め機構。
  20. 【請求項20】 駆動リンク部は、ねじ軸と該ねじ軸に
    螺合するナットとを伸縮機構として備えたものであると
    ともに、直列につないだ2つの伸縮機構のうちの一方の
    伸縮機構の回転を他方の伸縮機構に伝達する回転伝達部
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の3自由度
    位置決め機構。
  21. 【請求項21】 駆動リンク部は、ねじ軸と該ねじ軸に
    螺合するナットとを伸縮機構として備えたものであると
    ともに、直列につないだ2つの伸縮機構のうちの一方の
    回転を他方の伸縮機構に伝達する回転伝達部と、この回
    転伝達部を切り離すクラッチとを備えていることを特徴
    とする請求項1記載の3自由度位置決め機構。
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JP2013068280A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Ntn Corp リンク作動装置

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