JP2001129493A - 基板処理方法および装置 - Google Patents

基板処理方法および装置

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JP2001129493A
JP2001129493A JP31397199A JP31397199A JP2001129493A JP 2001129493 A JP2001129493 A JP 2001129493A JP 31397199 A JP31397199 A JP 31397199A JP 31397199 A JP31397199 A JP 31397199A JP 2001129493 A JP2001129493 A JP 2001129493A
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processing liquid
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JP31397199A
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Naotada Maekawa
直嗣 前川
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成を簡略化するとともに装置を小型化して
イニシャルコストを低減し、かつ、処理液の消費量を減
少してランニングコストも低減する。 【解決手段】 第1のシャワーノズル5から処理槽2内
の基板に第1の処理液を吐出供給するとともにその基板
処理後の第1の処理液を廃液処理する。次いで、貯留タ
ンク14からの処理液を処理槽2内に供給し、清浄化用
のフィルター23を通じて循環流動される処理槽2内の
第1の処理液中に基板を浸漬して処理する。その後、処
理槽2内の第1の処理液をフィルター23を通じて貯留
タンク14に回収して貯める。しかる後、未使用の第2
の処理液を基板に吐出供給するとともにその基板処理後
の第2の処理液を第1の処理液として貯留タンク14に
回収して貯める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハや液
晶装置製造用のガラス基板などの電子部品製造用の基板
を、有機剥離液やリンス液などの処理液で洗浄処理する
基板処理方法およびその方法の実施に用いる基板処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような基板では、洗浄処理の開始
時には、基板に付着している多量のパーティクルが処理
液中に混入する。そのような処理液をフィルターに供給
すると、フィルターにおいて早期に目詰まりを発生し、
メンテナンスに多大な手間を要するとともに洗浄処理が
中断し、処理効率が低い。
【0003】そのため、従来では、2個の第1および第
2の処理槽を設け、先ず、第1の処理槽で基板を浸漬処
理し、パーティクルの大半を除去してから第2の処理槽
で基板を浸漬処理するように構成している。そして、第
1の処理槽内の処理済み液は廃液処理し、第2の処理槽
内の処理液はフィルターを通じて循環流動させるように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
の場合、処理槽が2個必要なうえに、第1の処理槽から
第2の処理槽に基板を搬送する搬送系が必要であり、装
置全体が大型化するとともに高価になる欠点があった。
【0005】また、2個の処理槽が上部開放型で、処理
液が常に空気と接触する状態にあり、処理液が揮発性の
ものの場合に、揮発に伴って処理液自体の濃度が変化し
やすく、処理液の交換頻度が高くなって処理液の消費量
が多くなって不経済になる欠点があった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、合理的な構成の採用により、構成を簡
略化するとともに装置を小型化してイニシャルコストを
低減し、かつ、処理液の消費量を減少してランニングコ
ストも低減できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明の基板処理方法は、処理槽内
の基板に処理液を吐出供給する第1の工程と、貯留タン
クからの処理液を前記処理槽内に供給し、処理液を清浄
化するフィルターを通じて循環流動される前記処理槽内
の処理液中に前記基板を浸漬して処理する第2の工程
と、前記第2の工程の後、前記処理槽内の処理液を前記
貯留タンクに回収して貯める第3の工程と、を経て基板
を処理することを特徴とす。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の基板処理方法の実施に用いる基板処理装置であ
って、基板を収容する処理槽と、前記処理槽内の前記基
板に処理液を吐出供給するシャワーノズルと、処理液を
前記処理槽内に供給する液供給管と、前記基板を浸漬処
理している状態で前記処理槽内からオーバーフローされ
る処理液を槽外に排出してから前記処理槽内に戻す循環
配管と、前記循環配管に介装されてオーバーフローされ
る処理液を清浄化するフィルターと、前記循環配管に接
続されて、前記処理槽内から排出される処理液を前記フ
ィルターに流動させる戻し管と、前記処理槽内から排出
される処理液を回収して貯める気密性の貯留タンクと、
を備えたことを特徴としている。
【0009】また、請求項3に記載の発明の基板処理方
法は、処理槽内の基板に第1の処理液を吐出供給すると
ともにその基板処理後の第1の処理液を廃液処理する第
1の工程と、貯留タンクからの第1の処理液を前記処理
槽内に供給し、清浄化用のフィルターを通じて循環流動
される前記処理槽内の第1の処理液中に前記基板を浸漬
して処理する第2の工程と、前記第2の工程の後、前記
処理槽内の第1の処理液をフィルターを通じて前記貯留
タンクに回収して貯める第3の工程と、未使用の第2の
処理液を基板に吐出供給するとともにその基板処理後の
第2の処理液を第1の処理液として前記貯留タンクに回
収して貯める第4の工程と、を経て基板を処理すること
を特徴としている。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の基板処理方法の実施に用いる基板処理装置であ
って、基板を収容する処理槽と、前記処理槽内の前記基
板に第1の処理液を吐出供給する第1のシャワーノズル
と、前記処理槽内の前記基板に未使用の第2の処理液を
吐出供給する第2のシャワーノズルと、第1の処理液を
前記処理槽内に供給する液供給管と、前記基板を浸漬処
理している状態で前記処理槽内からオーバーフローされ
る第1の処理液を槽外に排出してから前記処理槽内に戻
す循環配管と、前記循環配管に介装されて、オーバーフ
ローされる第1の処理液を清浄化するフィルターと、前
記循環配管に接続されて、前記処理槽内から排出される
第1および第2の処理液を前記フィルターに流動させる
戻し管と、前記フィルターを通った第1および第2の処
理液を供給して第1の処理液として貯留する気密性の貯
留タンクと、前記処理槽に接続されて、前記第1のシャ
ワーノズルから供給された処理後の第1の処理液を前記
処理槽内から排出する排液管と、を備えたことを特徴と
している。
【0011】処理液としては、基板上のレジスト膜やア
ッシング後の滓など、基板上の不要物を除去する有機剥
離液とか、その有機剥離液で処理した後の基板を洗浄処
理するイソプロピルアルコール液などのリンス液が使用
される。
【0012】有機剥離液としては、1−メチル−2ピロ
リドン、テトラヒドロチオフェン1.1−ジオキシド、
イソプロパノールアミン、ジメチルスルホシキド、モノ
エタノールアミン、2−(2アミノエトキシ)エタノー
ル、ヒドロキシアミン、カテコール、N−メチルピロリ
ドン、アロマテイックジオール、パーフレン、フェノー
ルを主成分とする薬液が使用される。
【0013】より具体的な例としては、1−メチル−2
ピロリドンとテトラヒドロチオフェン1.1−ジオキシ
ドとイソプロパノールアミンとの混合液(第1例)と
か、ジメチルスルホシキドとモノエタノールアミンとの
混合液(第2例)とか、2−(2アミノエトキシ)エタ
ノールとヒドロキシアミンとカテコールとの混合液(第
3例)とか、2−(2アミノエトキシ)エタノールとN
−メチルピロリドンとの混合液(第4例)とか、モノエ
タノールアミンと水とアロマテイックジオールとの混合
液(第5例)とか、パーフレンとフェノールとの混合液
(第6例)とかが挙げられる。
【0014】
【作用】本発明の作用は次のとおりである。すなわち、
請求項1に記載の発明の構成によれば、第1の工程で、
処理槽内の基板に処理液を吐出供給し、その吐出力によ
って大半のパーティクルを洗浄除去する。次いで、第2
の工程で、パーティクルが少なくなった基板を、貯留タ
ンクから前記処理槽内に供給した処理液中に浸漬して処
理し、残余のパーティクルを除去し、更に、第3の工程
で、処理槽内の処理液を貯留タンクに回収して再使用で
きるようにする。
【0015】また、請求項2に記載の発明の構成によれ
ば、処理槽内に収容した基板にシャワーノズルから処理
液を吐出供給して第1の工程の処理を行うことができ
る。液供給管から処理槽内に処理液を供給するとともに
オーバーフローさせ、循環配管およびフィルターを通じ
て処理液を循環流動し、基板を浸漬処理する第2の工程
の処理を行うことができる。基板を浸漬処理した後の処
理液を、循環配管および戻し管を通じて処理液を気密性
の貯留タンクに供給して貯留し、第3の工程の処理を行
うことができる。
【0016】また、請求項3に記載の発明の構成によれ
ば、第1の工程で、処理槽内の基板に第1の処理液を吐
出供給し、その吐出力によって大半のパーティクルを洗
浄除去するとともにその基板処理後の第1の処理液を廃
液処理する。次いで、第2の工程で、パーティクルの少
なくなった基板を、貯留タンクから前記処理槽内に供給
した第1の処理液中に浸漬して処理し、残余のパーティ
クルを除去し、更に、第3の工程で、処理槽内の第1の
処理液をフィルターを通じて貯留タンクに回収して蓄
え、再使用できるようにする。その後、第4の工程で、
残余のパーティクルを除去処理した基板に未使用の第2
の処理液を吐出供給し、その吐出力によって、より良好
にパーティクルを洗浄除去するとともにその基板処理後
の第2の処理液を第1の処理液として貯留タンクに回収
して貯め、再使用できるようにする。
【0017】また、請求項4に記載の発明の構成によれ
ば、処理槽内に収容した基板に第1のシャワーノズルか
ら第1の処理液を吐出供給するとともに、その第1の処
理液を排液管を通じて廃液処理し、第1の工程の処理を
行うことができる。液供給管から処理槽内に第1の処理
液を供給するとともにオーバーフローさせ、循環配管お
よびフィルターを通じて第1の処理液を循環流動し、基
板を浸漬処理する第2の工程の処理を行うことができ
る。基板を浸漬処理した後の第1の処理液を循環配管お
よび戻し管を通じてフィルターに流動させ、そのフィル
ターを通った第1の処理液を気密性の貯留タンクに供給
して貯留し、第3の工程の処理を行うことができる。浸
漬処理後の処理槽内に収容した基板に第2のシャワーノ
ズルから未使用の第2の処理液を吐出供給し、その基板
処理後の第2の処理液を循環配管および戻し管を通じて
フィルターに流動させ、そのフィルターを通った第2の
処理液を第1の処理液として貯留タンクに回収して貯
め、第4の工程の処理を行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面を用
いて詳細に説明する。図1は、本発明に係る第1実施例
の基板処理方法の実施のために用いる基板処理装置を示
す縦断正面図、図2は縦断側面図である。
【0019】これらの図において、1はケーシングを示
し、このケーシング1内の下方に処理槽2が設けられて
いる。処理槽2は、槽本体3の上部の周囲にオーバーフ
ロー用の溝4を設けて構成されている。
【0020】処理槽2の上部に近い位置に、第1の処理
液としての、後述する使用済みの有機剥離液を吐出供給
するパイプ状の第1のシャワーノズル5が設けられ、そ
の第1のシャワーノズル5のやや上部に、第2の処理液
としての未使用の有機剥離液を吐出供給するパイプ状の
第2のシャワーノズル6が設けられている。
【0021】ケーシング1には、最上部箇所と上下方向
中間の第2のシャワーノズル6の上方箇所それぞれに上
部シャッター7と中間シャッター8とが設けられ、両シ
ャッター7,8を閉じた状態で乾燥ゾーンが形成される
ように構成されている。その乾燥ゾーン内において、ケ
ーシング1の側壁に、加熱装置としてのパネルヒータ9
と、揮発したイソプロピルアルコール蒸気を排出する排
気管10とが設けられている。図示しないが、排気管1
0にはブロワーが接続されている。
【0022】ケーシング1の上方箇所と処理槽2内とに
わたって昇降可能に、多数の基板Wを立姿勢で水平方向
に所定間隔を隔てて保持する基板リフター11が設けら
れている。この基板リフター11と、ケーシング1外に
設けられた昇降装置12とが、ケーシング1に鉛直方向
に摺動可能に設けられたリフトロッド13を介して連動
連結され、基板リフター11を駆動昇降するように構成
されている。
【0023】図3の概略配管構成図に示すように、第1
のシャワーノズル5と、第1の処理液としての一度使用
した後の有機剥離液を再使用のために貯留する気密性の
貯留タンク14とが、第1のポンプP1と第1の開閉弁
V1とを介装した第1の配管15を介して接続されてい
る。また、第2のシャワーノズル6と、第2の処理液と
しての未使用の新しい有機剥離液を貯留する有機剥離液
タンク16とが、第2のポンプP2と第2の開閉弁V2
とを介装した第2の配管17を介して接続されている。
【0024】第1の配管15の、第1の開閉弁V1と第
1のポンプP1との間の箇所と、処理槽2の底部とが、
第3のポンプP3を介装した液供給管18を介して接続
されている。また、液供給管18の、第1の配管15と
の接続箇所と第3のポンプP3との間の箇所と、新しい
イソプロピルアルコール液を貯留するIPAタンク19
とが、第4の開閉弁V4を介装した第3の配管20を介
して接続されている。
【0025】処理槽2の底部には、第5の開閉弁V5を
介装した排液管21が接続されている。また、処理槽2
の底部と溝4とが、三方弁22と第4のポンプP4とフ
ィルター23と第6の開閉弁V6とを介装した循環配管
24を介して接続されている。
【0026】循環配管24の、三方弁22と第4のポン
プP4との間の箇所と、第6の開閉弁V6と処理槽2の
底部との間の箇所とが、第7の開閉弁V7を介装した戻
し管25を介して接続されている。また、循環配管24
の、フィルター23と第6の開閉弁V6との間の箇所
と、貯留タンク14とが、第8の開閉弁V8を介装した
第4の配管26を介して接続されている。更に、三方弁
22と排液管21とが第5の配管27を介して接続され
ている。
【0027】以上の構成により、有機剥離液とイソプロ
ピルアルコール液による一連の処理を基板Wに施すよう
になっており、その基板処理方法について、次に説明す
る。(以下、図4から図8までの概略配管構成図におい
て、白抜きの開閉弁は開き状態を、中黒の開閉弁は閉じ
状態をそれぞれ示している。また、白抜きのポンプは駆
動状態を、中黒のポンプは駆動を停止している状態をそ
れぞれ示している。更に、三方弁22では、部分的に中
黒にしている場合、その中黒部分に接続している第5の
配管27側あるいは第4のポンプP4側が閉じられてい
ることを示している。)
【0028】先ず、基板リフター11を下降して基板W
を処理槽2内に収容する。図4の概略配管構成図に示す
ように、第1の開閉弁V1と第5の開閉弁V5とを開く
とともに第1のポンプP1のみを駆動し、第1のシャワ
ーノズル5から基板Wに第1の処理液である有機剥離液
の再使用液(以下、第1の処理液と称する)を吐出供給
し、その流下液は排液管21を通じて排出する(処理時
間は約30秒程度である)。これにより、基板W上のレジ
スト膜やアッシング後の滓など、基板W上の不要物の大
半を洗浄除去し、それらが混入した第1の処理液は廃液
として排出する。この工程が請求項3の第1の工程に該
当する。
【0029】次いで、図5の概略配管構成図に示すよう
に、第1のポンプP1の駆動を停止して第3および第4
のポンプP3,P4を駆動状態に切り換え、第1の開閉
弁V1と第6の開閉弁V6とを開くとともに、三方弁2
2を、第5の配管27側のみ閉じる状態に切り換え、第
1の処理液を処理槽2内に供給してオーバーフローさ
せ、そのオーバーフローした液をフィルター23で清浄
化してから処理槽2内に戻し、基板Wをフィルター23
を通じて循環流動される第1の処理液によって浸漬処理
する(処理時間は約2分程度である)。この工程が請求
項3の第2の工程に該当する。これにより、基板W上に
付着した不要な膜をも洗浄除去する。
【0030】その後、図6の概略配管構成図に示すよう
に、第3のポンプP3の駆動を停止して、第4のポンプ
P4のみ駆動状態にし、第7および第8の開閉弁V7,
V8を開くとともに、三方弁22を、第5の配管27側
が閉じる状態に切り換え、処理槽2および溝4内の第1
の処理液をフィルター23で清浄化してから、第4の配
管26を通じて貯留タンク14に回収して貯める。この
工程が請求項3の第3の工程に該当する。
【0031】その後、図7の概略配管構成図に示すよう
に、第5の開閉弁V5を閉じ、第2、第7および第8の
開閉弁V2,V7,V8を開くとともに第2および第4
のポンプP2,P4を駆動状態に切り換え、第2のシャ
ワーノズル6から基板Wに、第2の処理液としての新し
い未使用の有機剥離液(以下、第2の処理液と称する)
を吐出供給し、その流下液を戻し管25を通じフィルタ
ー23で清浄化してから、第4の配管26を通じて貯留
タンク14に回収して貯める(処理時間は約15秒程度で
ある)。この工程が請求項3の第4の工程に該当する。
これにより、基板Wに付着した第1の処理液を除去し、
第2の処理液に置換する。
【0032】上述の有機剥離液による処理の後、図8の
概略配管構成図に示すように、第3および第4のポンプ
P3,P4を駆動状態に切り換え、第4および第6の開
閉弁V4,V6を開くとともに、三方弁22を、第5の
配管27側のみ閉じる状態に切り換え、イソプロピルア
ルコール液を処理槽2内に供給してオーバーフローさ
せ、そのオーバーフローしたイソプロピルアルコール液
をフィルター23で清浄化してから処理槽2内に戻し、
基板Wをイソプロピルアルコール液によって浸漬処理す
る。これにより、基板Wに付着した有機剥離液をイソプ
ロピルアルコール液に置換する。
【0033】しかる後、図9の概略構成図に示すよう
に、昇降装置12を駆動して基板リフター11を乾燥ゾ
ーンまで上昇させ、中間シャッター8を閉じてからパネ
ルヒータ9を起動し、イソプロピルアルコール液の揮発
を加熱によって促進し、排気管10を通じてイソプロピ
ルアルコールの蒸気をケーシング1外に排出し、乾燥処
理する。このとき、図示しないが、前述した有機剥離液
の廃液としての排出処理と同様に、処理槽2内のイソプ
ロピルアルコール液は、第5の開閉弁V5を開くととも
に、三方弁22を、第5の配管27側が開く状態に切り
換え、廃液として排出する。
【0034】乾燥処理が終了すると、図10の概略構成
図に示すように、パネルヒータ9の起動を停止し、上部
シャッター7を開いてから昇降装置12を駆動して基板
リフター11をケーシング1の上方まで上昇させ、ケー
シング1外に取り出し、一連の処理を終了する。
【0035】上記第1実施例の処理において、第1、第
2および第4の工程それぞれにおいて、処理槽2内から
排出される第1の処理液(第2の処理液を吐出供給した
後のものも含む)中に含まれるパーティクルの量、すな
わち、パーティクルの除去量の変化について考察したと
ころ、図11のパーティクルの除去量の経時的変化のグ
ラフに示すような結果が得られた。
【0036】第1の工程(30秒間)において、全パーテ
ィクルの90%が除去され、第2の工程( 120秒間)にお
いて、残余のパーティクルの大半が除去され、更に、第
4の工程(15秒間)において、残余のパーティクルの大
半が除去されていた。
【0037】上述の結果、第1の工程で使用されたパー
ティクルの含有量の多い第1の処理液のみ廃液として処
理し、第2および第4の工程で使用された第1の処理液
は再使用するため、全体として、処理液の消費量を極力
減少させながら、洗浄処理を良好に行えることが明らか
である。
【0038】本発明としては、上記第1実施例の変形例
として次のように構成して実施するものでも良い。装置
構成としては、上記第1実施例における第2のシャワー
ノズル6を無くし、未使用の第2の処理液を適宜貯留タ
ンク14に補充するように構成する。
【0039】そして、次の手順を経て基板Wを処理する
ように構成する。先ず、基板リフター11を下降して基
板Wを処理槽2内に収容し、第1の開閉弁V1と第5の
開閉弁V5とを開くとともに第1のポンプP1のみを駆
動し、第1のシャワーノズル5から基板Wに処理液であ
る有機剥離液の再使用液を吐出供給し、その流下液は排
液管21を通じて排出する(図4参照)。これにより、
基板W上のレジスト膜やアッシング後の滓など、基板W
上の不要物の大半を洗浄除去し、それらが混入した処理
液は廃液として排出する。この工程が請求項1の第1の
工程に該当する。第1の工程に要する時間は30秒程度で
ある。
【0040】次いで、第1のポンプP1の駆動を停止し
て第3および第4のポンプP3,P4を駆動状態に切り
換え、第1の開閉弁V1と第6の開閉弁V6とを開くと
ともに、三方弁22を、第5の配管27側のみ閉じる状
態に切り換え、処理液を貯留タンク14内から処理槽2
内に供給してオーバーフローさせ、そのオーバーフロー
した液をフィルター23で清浄化してから処理槽2内に
戻し、基板Wを処理液によって浸漬処理する(図5参
照)。この工程が請求項1の第2の工程に該当する。第
2の工程に要する時間は 120秒程度である。ここで、貯
留タンク14内での処理液の量が不足すれば、適宜、未
使用の処理液を補充すれば良い。これにより、基板W上
に付着した不要な膜をも洗浄除去する。
【0041】その後、第3のポンプP3の駆動を停止し
て、第4のポンプP4のみ駆動状態にし、第7および第
8の開閉弁V7,V8を開くとともに、三方弁22を、
第5の配管27側が閉じる状態に切り換え、処理槽2お
よび溝4内の処理液をフィルター23で清浄化してか
ら、第4の配管26を通じて貯留タンク14に回収して
貯める(図6参照)。この工程が請求項1の第3の工程
に該当する。この別の実施例の第1の工程においては、
処理液として未使用の有機剥離液を第1のシャワーノズ
ル5から基板Wに吐出供給するようにしても良い。
【0042】図12は、本発明に係る第2実施例の基板
処理方法の実施のために用いる基板処理装置の概略配管
構成図である。槽本体51の上部の周囲にオーバーフロ
ー用の溝52を設けた処理槽53の上部にシャワーノズ
ル54が設けられている。シャワーノズル54と、一度
使用した後の有機剥離液を再使用のために貯留する第1
1の再使用液タンク55とが、第11の開閉弁V11と
第11のポンプP11と第11のフィルター56と第1
2の開閉弁V12とを介装した第11の配管57を介し
て接続され、一度使用した後の有機剥離液をシャワーノ
ズル54から基板Wに吐出供給できるように構成されて
いる。
【0043】第11の配管57の、第11の開閉弁V1
1と第11のポンプP11との間の箇所と、新しい有機
剥離液を貯留する有機剥離液タンク58とが、第13の
開閉弁V13を介装した第12の配管59を介して接続
され、新しい有機剥離液をシャワーノズル54から基板
Wに吐出供給できるように構成されている。
【0044】第11の配管57の、第12の開閉弁V1
2と第11のフィルター56との間の箇所と、槽本体5
1の底部とが第14の開閉弁V14を介装した第13の
配管60を介して接続され、第11の再使用液タンク5
5内の有機剥離液を処理槽53の底部から供給できるよ
うに構成されている。
【0045】槽本体51の底部と第11の再使用液タン
ク55とが、第15の開閉弁V15および第16の開閉
弁V16を介装した第14の配管61を介して接続され
ている。また、第14の配管61の、第15の開閉弁V
15と第16の開閉弁V16との間の箇所と、処理槽5
3の溝52とが第15の配管62を介して接続されてい
る。これらの構成により、基板Wを浸漬処理した後の有
機剥離液を第11の再使用液タンク55に回収して貯留
できるように構成されている。
【0046】第11の配管57の、第12の開閉弁V1
2と第11のフィルター56との間の箇所と、第11の
再使用液タンク55とが、第17の開閉弁V17を介装
した第16の配管63を介して接続され、第11の再使
用液タンク55に回収した一度使用した後の有機剥離液
を第11のフィルター56を介して循環させ、混入した
不要物を除去できるように構成されている。
【0047】第14の配管61の、第15の開閉弁V1
5と第16の開閉弁V16との間の箇所に、第18の開
閉弁V18を介装した排液管64が接続され、シャワー
ノズル54から基板Wに吐出供給した有機剥離液などの
廃液を処理槽53の底部から排出できるように構成され
ている。
【0048】第11の配管57の、第12の開閉弁V1
2とシャワーノズル54との間の箇所と、一度使用した
後のイソプロピルアルコール液を再使用のために貯留す
る第12の再使用液タンク65とが、第19の開閉弁V
19と第12のポンプP12と第12のフィルター66
と第20の開閉弁V20とを介装した第17の配管67
を介して接続され、一度使用した後のイソプロピルアル
コール液をシャワーノズル54から基板Wに吐出供給で
きるように構成されている。
【0049】第13の配管60の、第14の開閉弁V1
4と槽本体51の底部との間の箇所と、第17の配管6
7の、第12のフィルター66と第20の開閉弁V20
との間の箇所とが、第21の開閉弁V21を介装した第
18の配管68を介して接続され、第12の再使用液タ
ンク65内のイソプロピルアルコール液を処理槽53の
底部から供給できるように構成されている。
【0050】第14の配管61の、第15の配管62と
の連通接続箇所と第16の開閉弁V16との間の箇所
と、第12の再使用液タンク65とが、第22の開閉弁
V22を介装した第19の配管69を介して接続され、
基板Wを浸漬処理した後のイソプロピルアルコール液を
第12の再使用液タンク65に回収して貯留できるよう
に構成されている。
【0051】第17の配管67の、第18の配管68と
の連通接続箇所と第12のフィルター66との間の箇所
と、第12の再使用液タンク65とが、第23の開閉弁
V23を介装した第20の配管70を介して接続され、
第12の再使用液タンク65に回収した一度使用した後
のイソプロピルアルコール液を第12のフィルター66
を介して循環させ、混入した不要物を除去できるように
構成されている。
【0052】第17の配管67の、第19の開閉弁V1
9と第12のフィルター66との間の箇所と、新しいイ
ソプロピルアルコール液を貯留するイソプロピルアルコ
ール液タンク71とが、第24の開閉弁V24を介装し
た第21の配管72を介して接続されている。
【0053】次に、上記第2実施例による有機剥離液と
イソプロピルアルコール液とによる一連の処理について
説明する。(以下、図13から図21までの概略配管構
成図において、白抜きの開閉弁は開き状態を、中黒の開
閉弁は閉じ状態をそれぞれ示している。また、白抜きの
ポンプは駆動状態を、中黒のポンプは駆動を停止してい
る状態をそれぞれ示している。)
【0054】先ず、基板リフター11(図1参照)を下
降して基板Wを処理槽53の槽本体51内に収容する。
図13の概略配管構成図に示すように、第11、第1
2、第15および第18の開閉弁V11,V12,V1
5,V18を開くとともに第11のポンプP11のみを
駆動し、シャワーノズル54から基板Wに有機剥離液の
再使用液を吐出供給し、その流下液は排液管64を通じ
て排出する(処理時間は約30秒程度である)。これによ
り、基板W上のレジスト膜やアッシング処理後の滓な
ど、基板W上の不要物の大半を洗浄除去し、それらが混
入した有機剥離液の再使用液は廃液として排出する。
【0055】次いで、図14の概略配管構成図に示すよ
うに、第11、第14および第16の開閉弁V11,V
14,V16を開くとともに第11のポンプP11のみ
を駆動し、有機剥離液の再使用液を第13の配管60を
通じて槽本体51内に供給してオーバーフローさせ、そ
のオーバーフローした液を第11の再使用液タンク55
内に戻し、基板Wを有機剥離液の再使用液によって浸漬
処理する(処理時間は約2分程度である)。これによ
り、基板W上に付着した不要な膜をも洗浄除去する。
【0056】その後、図15の概略配管構成図に示すよ
うに、第11、第13、第15および第16の開閉弁V
11,V13,V15,V16を開くとともに第11の
ポンプP11のみを駆動し、槽本体51および溝52内
の有機剥離液を、第14および第15の配管61,62
を通じて第11の再使用液タンク55内に戻すととも
に、第11のフィルター56と循環用の第16の配管6
3を介して循環させ、混入した不要物を除去する。
【0057】しかる後、図16の概略配管構成図に示す
ように、第12、第15、第16および第17の開閉弁
V11,V15,V16,V17を開くとともに第11
のポンプP11のみを駆動し、第12および第11の配
管59,57を通じて、有機剥離液タンク58内の新し
い有機剥離液をシャワーノズル54から槽本体51内の
基板Wに吐出供給し、第14の配管61を通じて再使用
液タンク55内に回収して貯留する。
【0058】次に、図17の概略構成図に示すように、
第15、第18、第19および第20の開閉弁V15,
V18,V19,V20を開くとともに第12のポンプ
P12のみを駆動し、再使用液タンク65内から第17
および第11の配管67,57を通じてシャワーノズル
54から槽本体51内の基板Wに第1の処理液であるイ
ソプロピルアルコール液の再使用液を吐出供給するとと
もに、その供給されたイソプロピルアルコール液を第1
4の配管61および排液管64を通じ、廃液として排出
する。これにより、基板Wに付着した有機剥離液の大半
をイソプロピルアルコール液に置換する。この工程が請
求項3の第1の工程に該当する。
【0059】次いで、図18の概略配管構成図に示すよ
うに、第19、第21および第22の開閉弁V19,V
21,V22を開くとともに第12のポンプP12のみ
を駆動し、イソプロピルアルコール液の再使用液を第1
7の配管67および第12のフィルター66を通じて槽
本体51内に供給してオーバーフローさせ、そのオーバ
ーフローしたイソプロピルアルコール液を第15および
第19の配管62,69を通じて第12の再使用液タン
ク65内に戻し、基板Wを第12のフィルター66を通
じて循環流動されるイソプロピルアルコール液の再使用
液によって浸漬処理する(処理時間は約2分程度であ
る)。これにより、基板Wに残存付着している有機剥離
液をイソプロピルアルコール液に置換する。この工程が
請求項3の第2の工程に該当する。
【0060】このとき、図19の概略配管構成図に示す
ように、第15、第19、第22および第23の開閉弁
V15,V19,V22,V23を開くとともに第12
のポンプP12のみを駆動し、イソプロピルアルコール
液の再使用液を第15および第19の配管62,69を
通じて第12の再使用液タンク65内に戻すとともに、
第12のフィルター66と第17および第20の配管6
7,70を介して循環させ、混入した不要物を除去す
る。これにより、処理槽53内のイソプロピルアルコー
ル液の再使用液を第12のフィルター66を通じて再使
用液タンク65内に回収して貯める。この工程が請求項
3の第3の工程に該当する。
【0061】しかる後、図20の概略構成図に示すよう
に、第15、第20、第22および第24の開閉弁V1
5,V20,V22,V24を開くとともに第12のポ
ンプP12のみを駆動し、第21、第17および第11
の配管72,67,57を通じて、シャワーノズル54
から槽本体51内の基板Wに、イソプロピルアルコール
液タンク71からの第2の処理液としての新しい未使用
のイソプロピルアルコール液を吐出供給し、その基板処
理後のイソプロピルアルコール液を第14および第19
の配管61,69を通じて第12の再使用液タンク65
内に戻し、一度使用した第1の処理液として回収して貯
める。この工程が請求項3の第4の工程に該当する。
【0062】この後、槽本体51内に基板Wを所定時間
留置するなどにより、基板Wに残存付着した有機剥離液
をイソプロピルアルコール液に良好に置換した後に、基
板Wに付着したイソプロピルアルコール液を揮発させて
乾燥処理する。
【0063】一方、図21の概略構成図に示すように、
第19および第23の開閉弁V19,V23を開くとと
もに第12のポンプP12のみを駆動し、第12のフィ
ルター66と第17および第20の配管67,70を介
して循環させ、混入した不要物を除去して清浄化した状
態でイソプロピルアルコール液を再使用液タンク65内
に回収貯留する。
【0064】上記第2実施例では、有機剥離液およびイ
ソプロピルアルコール液の吐出供給を、同じシャワーノ
ズル54や共通配管部分(第11の配管57の一部)を
用いて行っているが、それぞれ別の配管で構成するよう
にしても良い。
【0065】上記第2実施例において、第11および第
12の再使用液タンク55,65それぞれが特許請求の
範囲に記載の貯留タンクに相当する。また、第11およ
び第17の配管57,67がそれぞれが特許請求の範囲
に記載の液供給管に相当する。また、第16および第2
0の配管63,70がそれぞれが特許請求の範囲の循環
配管に相当する。また、有機剥離液における第14の配
管61、ならびに、イソプロピルアルコール液における
第14、第15および第19の配管61,62,69か
ら成る構成それぞれが特許請求の範囲に記載の戻し管に
相当する。
【0066】また、上記実施例では、有機剥離液による
処理とイソプロピルアルコール液による処理とを同じ処
理槽2,53で行うように構成しているが、本発明とし
ては、有機剥離液およびイソプロピルアルコールそれぞ
れよる処理を専用の処理槽で行うように構成するもので
も良い。
【0067】上記実施例では、多数枚の基板Wを処理す
るように構成しているが、本発明としては、基板Wを1
枚づつ処理する場合にも適用できる。
【0068】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、処理液を吐出供給し、その吐
出力を利用して基板に付着した大半のパーティクルを洗
浄除去し、その同一の処理槽内で、貯留タンクに回収し
て貯められている処理液を用いて、パーティクルが少な
くなった基板を浸漬処理するから、1個の処理槽を設け
るだけで済むとともに従来のような2個の処理槽間で基
板を搬送する搬送系を不用にでき、構成を簡略化すると
ともに装置を小型化してイニシャルコストを低減でき
る。しかも、パーティクルが少なくなった基板の浸漬処
理に用いた処理液を、貯留タンクに回収して再使用する
から、処理液の消費量を減少してランニングコストも低
減できる。更に、貯留タンクが気密性であるので、処理
液が揮発性のものであっても、揮発による濃度変化を抑
えることができ、処理品質の低下を回避できる。
【0069】また、請求項2に記載の発明によれば、第
1、第2および第3の工程に必要な装置構成を備えるか
ら、請求項1に記載の方法を良好に実施できる装置を提
供できる。
【0070】また、請求項3に記載の発明によれば、第
1の処理液を吐出供給し、その吐出力を利用して基板に
付着した大半のパーティクルを洗浄除去し、その同一の
処理槽内で、貯留タンクに回収して貯められている第1
の処理液を用いて、パーティクルが少なくなった基板を
浸漬処理するから、1個の処理槽を設けるだけで済むと
ともに従来のような2個の処理槽間で基板を搬送する搬
送系を不用にでき、構成を簡略化するとともに装置を小
型化してイニシャルコストを低減できる。しかも、大半
のパーティクルの洗浄除去に用いた第1の処理液は廃液
処理し、パーティクルが少なくなった基板の浸漬処理に
用いた処理液を、フィルターを通じて貯留タンクに回収
して再使用するから、処理液の消費量を減少してランニ
ングコストも低減できる。そのうえ、残余のパーティク
ルを除去処理した基板に未使用の第2の処理液を吐出供
給するから、その吐出力によってより良好にパーティク
ルを洗浄除去でき、かつ、基板処理後の第2の処理液を
第1の処理液として貯留タンクに回収して貯めるから、
処理液の消費量を減少してランニングコストも低減でき
る。更に、貯留タンクが気密性であるので、処理液が揮
発性のものであっても、揮発による濃度変化を抑えるこ
とができ、処理品質の低下を回避できる。
【0071】また、請求項4に記載の発明によれば、第
1、第2、第3および第4の工程に必要な装置構成を備
えるから、請求項3に記載の方法を良好に実施できる装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の基板処理方法の実施
のために用いる基板処理装置を示す縦断正面図である。
【図2】図1の縦断側面図である。
【図3】基板処理装置の概略配管構成図である。
【図4】基板処理方法の説明に供する概略配管構成図で
ある。
【図5】基板処理方法の説明に供する概略配管構成図で
ある。
【図6】基板処理方法の説明に供する概略配管構成図で
ある。
【図7】基板処理方法の説明に供する概略配管構成図で
ある。
【図8】基板処理方法の説明に供する概略配管構成図で
ある。
【図9】基板処理方法の説明に供する概略構成図であ
る。
【図10】基板処理方法の説明に供する概略構成図であ
る。
【図11】パーティクルの除去量の経時的変化を示すグ
ラフである。
【図12】本発明に係る第2実施例の基板処理方法の実
施のために用いる基板処理装置の概略配管構成図であ
る。
【図13】基板処理方法の説明に供する概略構成図であ
る。
【図14】基板処理方法の説明に供する概略配管構成図
である。
【図15】基板処理方法の説明に供する概略配管構成図
である。
【図16】基板処理方法の説明に供する概略配管構成図
である。
【図17】基板処理方法の説明に供する概略配管構成図
である。
【図18】基板処理方法の説明に供する概略配管構成図
である。
【図19】基板処理方法の説明に供する概略配管構成図
である。
【図20】基板処理方法の説明に供する概略構成図であ
る。
【図21】基板処理方法の説明に供する概略構成図であ
る。
【符号の説明】
2…処理槽 5…第1のシャワーノズル 6…第2のシャワーノズル 14…貯留タンク 18…液供給管 21…排液管 23…フィルター 24…循環配管 25…戻し管 55…貯留タンクとしての第11の再使用液タンク 56…第11のフィルター 57…液供給管としての第11の配管 61…戻し管としての第14の配管 63…循環配管としての第16の配管 64…排液管 65…貯留タンクとしての第12の再使用液タンク 66…第11のフィルター 67…液供給管としての第17の配管 70…循環配管としての第20の配管 W…基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理槽内の基板に処理液を吐出供給する
    第1の工程と、貯留タンクからの処理液を前記処理槽内
    に供給し、処理液を清浄化するフィルターを通じて循環
    流動される前記処理槽内の処理液中に前記基板を浸漬し
    て処理する第2の工程と、 前記第2の工程の後、前記処理槽内の処理液を前記貯留
    タンクに回収して貯める第3の工程と、 を経て基板を処理することを特徴とする基板処理方法。
  2. 【請求項2】 基板を収容する処理槽と、 前記処理槽内の前記基板に処理液を吐出供給するシャワ
    ーノズルと、 処理液を前記処理槽内に供給する液供給管と、 前記基板を浸漬処理している状態で前記処理槽内からオ
    ーバーフローされる処理液を槽外に排出してから前記処
    理槽内に戻す循環配管と、 前記循環配管に介装されてオーバーフローされる処理液
    を清浄化するフィルターと、 前記循環配管に接続されて、前記処理槽内から排出され
    る処理液を前記フィルターに流動させる戻し管と、 前記処理槽内から排出される処理液を回収して貯める気
    密性の貯留タンクと、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の基板処理方
    法の実施に用いる基板処理装置。
  3. 【請求項3】 処理槽内の基板に第1の処理液を吐出供
    給するとともにその基板処理後の第1の処理液を廃液処
    理する第1の工程と、 貯留タンクからの第1の処理液を前記処理槽内に供給
    し、清浄化用のフィルターを通じて循環流動される前記
    処理槽内の第1の処理液中に前記基板を浸漬して処理す
    る第2の工程と、 前記第2の工程の後、前記処理槽内の第1の処理液をフ
    ィルターを通じて前記貯留タンクに回収して貯める第3
    の工程と、 未使用の第2の処理液を基板に吐出供給するとともにそ
    の基板処理後の第2の処理液を第1の処理液として前記
    貯留タンクに回収して貯める第4の工程と、 を経て基板を処理することを特徴とする基板処理方法。
  4. 【請求項4】 基板を収容する処理槽と、 前記処理槽内の前記基板に第1の処理液を吐出供給する
    第1のシャワーノズルと、 前記処理槽内の前記基板に未使用の第2の処理液を吐出
    供給する第2のシャワーノズルと、 第1の処理液を前記処理槽内に供給する液供給管と、 前記基板を浸漬処理している状態で前記処理槽内からオ
    ーバーフローされる第1の処理液を槽外に排出してから
    前記処理槽内に戻す循環配管と、 前記循環配管に介装されて、オーバーフローされる第1
    の処理液を清浄化するフィルターと、 前記循環配管に接続されて、前記処理槽内から排出され
    る第1および第2の処理液を前記フィルターに流動させ
    る戻し管と、 前記フィルターを通った第1および第2の処理液を供給
    して第1の処理液として貯留する気密性の貯留タンク
    と、 前記処理槽に接続されて、前記第1のシャワーノズルか
    ら供給された処理後の第1の処理液を前記処理槽内から
    排出する排液管と、 を備えたことを特徴とする請求項3に記載の基板処理方
    法の実施に用いる基板処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107644822A (zh) * 2016-07-21 2018-01-30 弘塑科技股份有限公司 半导体干燥设备和半导体干燥用处理液体循环与过滤方法
CN112092236A (zh) * 2020-05-06 2020-12-18 北京机械设备研究所 一种树脂预处理装置及方法

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