JP2001128884A - 手乾燥装置 - Google Patents

手乾燥装置

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JP2001128884A
JP2001128884A JP31679199A JP31679199A JP2001128884A JP 2001128884 A JP2001128884 A JP 2001128884A JP 31679199 A JP31679199 A JP 31679199A JP 31679199 A JP31679199 A JP 31679199A JP 2001128884 A JP2001128884 A JP 2001128884A
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昌樹 打田
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智彦 堀井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手乾燥装置の手挿入部の内壁部品の合わせ部
の隙間から内部に水が進入することをを防止する為に内
壁部品の合わせ部に隙間を塞ぐパッキン等が必要で、そ
の金型費用や部品費用、パッキンを製品に組み付ける作
業時間が増えコストがアップとなっていた。また、内壁
部品の合わせ部の隙間にゴミや汚れ等が付着し易く、掃
除しても除去することができず、清潔感や見栄えが悪く
なる課題があった。 【解決手段】 手乾燥装置の手挿入部2を構成する内壁
部品2a,2cと内壁部品2bとの合わせ部分を、一方
の内壁部品に凹部2hを設け、他方の内壁部品の端部に
前記凹部に挿入する嵌合部2iを設け前記凹部2hに前
記嵌合部2iを嵌め合せする構成として製品内部への水
の侵入を防止した。また、手挿入部2の内壁部品2a,
2cと内壁部品2bとの合わせ部分に高圧空気流を吹出
すようにして水の侵入を防止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄後の濡れた手
を乾燥させるための手乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の濡れた手を乾燥させる手挿入部を
有する手乾燥装置として図6に示す特開平7−1360
76号公報に掲載の技術が知られている。
【0003】図において、1は手乾燥装置の箱体である
本体で、2は本体1に設けられた上面と側面が開口した
U字形状の手挿入部、3は高圧空気流発生装置としての
送風機、4は手挿入部の底部に設けられた排水口、5は
排水口からのドレン水を下方のドレンタンク11に導く
ための排水管。
【0004】6は高圧空気流発生装置の吸込口、7は本
体1の下方に設けられた吸込口、9は吸込口6と7を連
通する吸気ダクト、10は吸込口6の上流に当たるチャ
ンバー、11は排水管5からのドレン水をためるドレン
タンク、14は吸込口7に設けられたフィルタ、16は
高圧空気流発生装置からの空気を吹出すノズルに導く風
路である排気ダクト、18a及び18bは高圧空気流を
高速空気流として手挿入部2内に吹出すノズルである。
【0005】送風機3は電動機部と羽根車部から構成さ
れ、羽根車を電動機で回転させて高圧空気を発生させる
もので、手挿入部2の下方に設置されている。手挿入部
2は、U字形状をして下方に位置する内壁部品2bと、
内壁部品2bの上方に位置する内壁部品2a、2cとの
複数の内壁部品から構成されている。
【0006】内壁部品2bと内壁部品2a、2cとの間
には図5に示すようにパッキン21が設けられ水が浸入
しないようになっている。(内壁部品2bと内壁部品2
aとの間も同様に構成されている。)パッキン21の下
方には電気回路部品が収納されている空間2dが構成さ
れている。。また、内壁部品2cの本体内部には高圧空
気流の風路である排気ダクト16が構成されている。
【0007】上記のように構成された手乾燥装置は、手
挿入部2へ手を入れると、手挿入部2の奥に設けられた
センサー(図示せず)が手を検知して送風機3が作動す
る。送風機3が作動すると、空気が吸込口7から吸気ダ
クト9及び吸込口6を通って送風機3に入り高圧化され
て吹出される。
【0008】送風機3より吹出された高圧空気は排気ダ
クト16を通り上下のノズル18a、18bから高速空
気流として手挿入部2に噴出され、濡れた手に当たり、
手に付着していた水滴を吹飛ばし乾燥させる。吹き飛ば
された水滴は手挿入部2の内壁部品2a,2b,2cの
表面に付着して下方に流れ、排水口4より排水管5を通
ってドレンタンク11に流れ込む。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように手乾燥装置
は、高速の空気を濡れた手に当て、手に付着している水
滴を吹き飛ばして短時間乾燥をするものであるが、しか
し、手挿入部の内壁部品の合わせ部の隙間から内部に水
が進入し収納されている電気部品を濡らす可能性があ
り、水侵入を防止する為に内壁部品2a,2b,2cの
合わせ部に隙間を塞ぐゴム製のパッキン等を用いてシー
ルをしなければならなかった。
【0010】しかし、パッキンを使用すると、部品点数
が増え、その金型費用や部品費用、パッキンを製品に組
み付ける作業時間が増えその分コストがアップする課題
があった。
【0011】また、内壁部品2a,2b,2cの合わせ
部には必ず隙間ができるので、その隙間にゴミや汚れ等
が付着し易く、掃除しても除去することができず、清潔
感や見栄えが悪くなる課題があった。
【0012】本発明は、上記課題を解決し、パッキン等
のシール部品を使用せずに、内壁部品の合わせ部の隙間
から内部に水が侵入を防止するとともにコスト低減を図
り、また、合わせ部の隙間にゴミや汚れを付きにくくし
て清潔感や見栄えの良い手乾燥装置を得ることを目的と
するものである。
【0013】
【問題を解決するための手段】本発明は、本体の上面及
び側面に開口し、手を収納できる広さを有する手挿入部
に、前記本体に設けられた高圧空気流を発生する送風機
と、前記高圧空気流を高速空気流として噴出させる前記
手挿入部の互いに対向した面にそれぞれ配置されたノズ
ルと、前記高圧空気流を前記送風機から前記ノズルに送
る風路とを有する手乾燥装置において、前記手挿入部を
構成する内壁部品と内壁部品との合わせ部分を、一方の
内壁部品に凹部を設け、他方の内壁部品の端部を前記凹
部に挿入する嵌合部を設け前記凹部に前記嵌合部を嵌め
合せする構成としたものである。
【0014】また、前記嵌合部に前記凹部の内面と前記
嵌合部の外面との間にできる隙間より大きい水切り部を
設けたものである。
【0015】また、前記水切り部の開口方向を手挿入部
側に開口するようにしたものである。
【0016】また、前記水切り部の開口方向を手挿入部
の上部方向に開口するようにしたものである。
【0017】また、本体の上面及び側面に開口し、手を
収納できる広さを有する手挿入部に、前記本体に設けら
れた高圧空気流を発生する送風機と、前記高圧空気流を
高速空気流として噴出させる前記手挿入部の互いに対向
した面にそれぞれ配置されたノズルと、前記高圧空気流
を前記送風機から前記ノズルに送る風路とを有する手乾
燥装置において、前記手挿入部の内壁部品と内壁部品と
の合わせ部分又は嵌合部に高圧空気流を供給する手段を
設けたものである。
【0018】また、前記手挿入部の内壁部品と内壁部品
との合わせ部分又は嵌合部の対向面を内壁部品面に対し
て所定の角度を形成するように構成したものである。
【0019】また、前記手挿入部の内壁部品と内壁部品
との合わせ部分又は嵌合部の対向面を手挿入部側が上方
に高く、手挿入部側から離れる奥側が下方に低くなるよ
うに構成したものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1について説明をする。なお従来例と同じ部分
は詳しい説明は省略する。図1は本発明の手乾燥装置を
示す断面図である。図において、1は手乾燥装置の外郭
をなす本体、2はこの本体1の上面および側面を開口し
て手の挿抜自在に設けられた手挿入部であり、下部方向
へ傾斜を有して底部が略U字状を呈している。4は手挿
入部2の底部に設けられた排水口、5は排水口4に接続
された排水管、11はドレン水を溜めるドレンタンクで
ある。
【0021】18a、18bは手挿入部2の入口の対抗
する面に設けられた高速空気流を吹出すノズルであり、
手挿入部2に挿入した手(図示せず)を擦り合せること
なく、手に付着した水滴を手の表裏から排除できるよう
に、手の甲側と掌側の双方に風を同時に当てるようにな
っている。ノズルの向きは、手に対して入口から奥への
圧力勾配を形成するような傾斜を有して設けられてい
る。
【0022】手挿入部2はノズル18a,18bを有す
る上部の内壁部品2a,2cとそれに繋がって下方にU
字形状を構成する内壁部品2bで構成され、内壁部品2
a、2b、2cの表面には、シリコン系もしくはフッ素
系等の撥水性コ−ティング、又は酸化チタン等の親水性
があるコ−ティング、又は抗菌剤含浸を処理し、表面の
汚れ付着の低減及び菌の繁殖の低減を図っている。内壁
部品2a,2cの下方には2a,2cに連続して内壁部
分2e,2fが後述するように排気ダクト32の一部と
して構成されている。
【0023】32は送風機30の排出口31に接続され
た排気ダクトで、手挿入部2に設けられたノズル18
a、18bに接続されている。排気ダクト32は送風機
30の排出口31に接続する部分からノズル18a,1
8bに至るまで合成樹脂で一体に成形されて排気風路を
構成している。排気ダクト32の手挿入部側の上部部分
は手挿入部の内壁部品2a及び2cを構成し、2a及び
2cの下方の2e、2f部分にはセンサーや回路基板な
どの電気部品が収納される空間2dとなる凹部を形成し
ている。
【0024】2e、2f部分の空間2dを覆う内壁部品
2bは略U字形状をして上方と両側面が開口し、内壁部
品2a,2cの下方に取りつけたとき空間2dを完全に
覆い、電気部品に水がかからないようにしている。内壁
部品2bの略U字形状の上端部の2辺は内壁部品2a、
2cの2e、2f部分との境界付近の後述する凹部で嵌
まり合い空間2dに水が浸入しないように固定される。
【0025】排気ダクト32と送風機30の排出口31
との接続はチャンバー40の外側で防振部材を介して排
気ダクト32に伝わる送風機30の振動が少なくなるよ
うに連結されている。12aと12bは手を検知するセ
ンサーである発光素子と受光素子、13は手挿入部2や
挿入される手を照明する照明用発光素子である。
【0026】送風機30は遠心式の高圧空気を発生させ
るもので手挿入部2の下方のチャンバー40内に設けら
れている。チャンバー40は上面に送風機30の排出口
31を接続して高速空気を排出できる排出口40aを有
し、下面には吸気口41を有して吸気風路を構成してい
る。チャンバー40内の送風機30は排出口31をチャ
ンバーの排出口40aに一致させて固定されている。
【0027】送風機30をチャンバー40内に固定する
部分及び排出口31の固定部分は防振のための防振部材
(例えば、ばね材やゴム材等の部品)を介して固定さ
れ、フローティング機能を持たせて送風機30の振動が
周囲に伝いにくくして騒音が大きくならないようにして
ある。チャンバー40の吸気口41には、空気中の埃な
どを除去する着脱可能なフィルター42が設けられてい
る。
【0028】手を手首付近まで手挿入部2へ挿入し、セ
ンサー12a、12bが手を検知して送風機30が作動
すると、空気が吸気口41よりチャンバー40内を通
り、送風機30に吸込まれ高圧空気となる吸気風路と、
送風機30から排出されて排気ダクト32を経由して、
ノズル18a、18bより高速空気が噴出される排気風
路とからなる風路が形成される。
【0029】次に手挿入部の内壁部品2bの略U字形状
の上端部2辺と内壁部品2a、2cの2e、2f部分と
のの境界付近での嵌め合い部分についての構造を説明す
る。図2は本発明の内壁部品2bと2a、2cの嵌め合
い形状を示す図である。図において、内壁部品2a、2
cの2e、2f部分の境界付近に、2a、2c側から2
e,2f部分の面に略平行に所定の間隔を有して下方に
突出片2gを設けて、2c、2f、2gとの間で凹部2
hを形成している。内壁部品2bの略U字形状の上端部
には前記凹部2hに嵌め合う嵌合部2iを設けて、凹部
2hと嵌合部2iを嵌め合せて内壁部品2bを固定する
ことで水の侵入を阻止する。この構成によりパッキン等
のシール部品を省略できる。
【0030】凹部2hと嵌合部2iの寸法関係は、凹部
2hの内寸法が嵌合部2iの外寸法に対して微少隙間を
有するスキマバメに構成されている。嵌合部2iには手
挿入部側に向かって開口する水切り部2jが形成されて
いる。この水切り部2jを設ける事により嵌合部2iの
断面形状はコの字型を形成している。
【0031】水切り部2jは凹部2hの内寸法と嵌合部
2iの外寸法とで出来る隙間より高さ方向、奥行きとも
に大きな空間に構成され、突出片2gの端の隙間より毛
細管現象により侵入する水をここで断ち切る事により、
空間2dへの水の浸入を阻止して電気部品を保護する。
水切り部2jの開口方向が手挿入部側に開口しているこ
とにより水が浸入する位置よりも開口の上面が高い位置
になるので、高い水の侵入防止効果を有している。これ
によりパッキン等のシール部品を使用しなくても防水が
出来、部品を省略できる。凹部2hの嵌合部2iの装着
は凹部2hの下から差し込み装着される。
【0032】水切り部2jの別の実施例を図3に示す。
図3において、水切り部2jは嵌合部2iの上方の端部
に設けられ、2e、2f部分の面に平行で内壁部品2
a、2cの方向である上方に開口している。水切り部2
jは凹部2hの内寸法と嵌合部2iの外寸法とで出来る
隙間より幅及び深さともに大きな空間に構成され、突出
片2gの端の隙間より毛細管現象により侵入する水をこ
こで断ち切る事により、空間2dへの水の浸入を阻止し
て電気部品を保護する。また、水切り部2jをこのよう
に設けることにより成形の型が抜き方向が同じになり構
造が簡単になって型の製作がし易く型の費用が安価にな
り、一体成形もし易くなる。凹部2hの嵌合部2iの装
着は下から差し込み装着する。
【0033】実施の形態2.実施の形態2として手挿入
部の内壁部品の合わせ部(又は嵌合部)に排気ダクト3
2からの高圧空気流を供給する手段を設けた構成を図4
を用いて説明する。図4の手挿入部の内壁部品のあわせ
部(又は嵌合部)以外は実施の形態1と同じであり説明
は省略する。
【0034】図4において、内壁部品2a、2c及びそ
の2e、2f部分は排気ダクト32の一部を構成してお
り、その内側を高圧空気が流れている。この内壁部品2
a、2cの2e、2f部分の境界付近に壁を貫通する高
圧空気流を供給する手段としての噴出穴2kを複数設
け、排気ダクト32内の高圧空気を内壁部品2bとのあ
わせ部(又は嵌合部)の隙間に噴出させる。
【0035】内壁部品2bとの合わせ部(又は嵌合部)
の形状は2e、2f部分に設けられた、電気部品を収納
する空間2dの深さに等しい側縁2mが形成されてい
る。側縁2mは手挿入部側が高く、2e,2fの内壁側
が低くなる勾配を有している。これは、合わせ部(又は
嵌合部)の隙間から吹出す空気流が、手を乾燥すると
き、手に当たった高速空気流が手挿入部の底部から吹き
上げるが、この気流といっしょに上部方向に吹出すよう
にして隙間からの強い吹き出し空気流を維持するためで
ある。
【0036】内壁部品2a、2cの2e、2f部分との
境界付近の合わせ部(又は嵌合部)の内壁部品2bの側
縁2mに対面する部分は側縁2mと等しい勾配に形成さ
れ、内壁部品2bが組み合わされた時、側縁2mの面と
ほぼ密着する状態になる。ただし、密着状態となるもの
の部品の製作公差により微小隙間ができている。側縁2
mの端部は、内壁部品2a,2cの2e、2fの面に密
着している。
【0037】このように構成された手乾燥装置は、手を
手首付近まで手挿入部2へ挿入すると、センサー12
a、12bが手を検知し、送風機30が作動し、それに
よってチャンバー40の吸気口41よりフィルタ42を
通過して空気が吸気され、チャンバー40内を通り、送
風機30に吸込まれる。送風機30で空気は高圧空気と
なり、排気ダクト32を流れて、ノズル18a、18b
より高速空気が噴出され、手挿入部2内に挿入された手
に当たり、手の表面に付着していた水を水滴として吹飛
ばされ手が乾燥する。
【0038】また、内壁部品2a、2cの2e、2f部
分の境界付近に壁を貫通して設けられた噴出穴2kから
は、排気ダクト32内の高圧空気が内壁部品2bとの合
わせ部(又は嵌合部)の隙間に噴出される。この噴出さ
れた高圧空気流は手挿入部側に吹出し水が浸入してくる
のを阻止すると同時に、ここの隙間にゴミや汚れが付着
するのを防止する。
【0039】また、電気部品を収納している空間2dに
も高圧空気流の圧力が加わり、空間2d内の圧力を高く
して水の浸入を防止し、電気部品を保護する。手が乾燥
し、手を手挿入部2から完全に抜くと、センサー12
a、12bが手を検知しなくなる為、送風機30が停止
し送風が止る。
【0040】排気ダクト32内の高圧空気流が内壁部品
2bとの合わせ部(又は嵌合部)の隙間に噴出されるこ
とにより、手挿入部の合わせ部(又は嵌合部)の隙間が
広くなっても水侵入を防ぐ効果は落ちることがなくパッ
キン材等のシール材を省略できる手乾燥装置が得られ
る。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、手挿入部を構成する内
壁部品と内壁部品の合わせ部分を、一方に凹部を設け、
他方に前記凹部に挿入する嵌合部を設けて嵌め合せする
ようにしたことにより、パッキン等のシール部品を使用
することなく製品内部への水侵入を防止することができ
る効果がある。
【0042】また、前記嵌合部に水切り部を設けたこと
により隙間より毛細管現象により侵入する水を遮断して
内部への水の侵入を防止できる効果がある。
【0043】また、前記水切り部の開口方向を手挿入部
側に開口するようにしたので、水が侵入する位置に対し
て前記開口の上面が高い位置になるので高い水の侵入防
止効果が得られる。
【0044】また、前記水切り部の開口方向を手挿入部
の上部方向としたので、成形の型構造が簡単になり一体
成形が容易にできる効果がある。
【0045】また、内壁部品と内壁部品との合わせ部
(又は嵌合部)に高圧空気を供給することにより、隙間
に侵入する水を吹き飛ばして水が内部侵入することを防
止できる効果がある。
【0046】内壁部品と内壁部品との合わせ部(又は嵌
合部)の互いの面を内壁面に対して所定の角度もって形
成したので面と面を密着して取付けることが容易にでき
る。
【0047】内壁部品と内壁部品との合わせ部(又は嵌
合部)の互いの面を手挿入部側が高く奥側が下方に低く
なるように構成したので、隙間から吹出す高速空気流の
方向と、ノズルから吹出され手に当たって手挿入部の底
部から吹き上げてくる風と吹く方向が同じになり隙間か
ら吹出す高速空気流の邪魔をすることがないので強い吹
出し空気流が維持できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の手乾燥装置の断面図である。
【図2】 本発明の手挿入部の内壁部品嵌め合せ部分を
示す断面図である。
【図3】 本発明の手挿入部の内壁部品嵌め合せ部分の
別な形状を示す断面図である。
【図4】 本発明の手挿入部の内壁部品の合わせ部(又
は嵌合部)に高圧空気流を吹出す構成を示す断面であ
る。
【図5】 従来の手挿入部の内壁部品の合わせ部を示す
断面図である。
【図6】 従来の手乾燥装置の断面図である。
【符号の説明】
2 手挿入部、 2a,2b,2c 内壁部品、 32
排気ダクト、 2d空間、 2g 突出片、 2h
凹部、 2i 嵌合部、 2j 水切り部、2k 噴出
穴、 2m 側縁。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の上面及び側面に開口し、手を収納
    できる広さを有する手挿入部に、前記本体に設けられた
    高圧空気流を発生する送風機と、前記高圧空気流を高速
    空気流として噴出させる前記手挿入部の互いに対向した
    面にそれぞれ配置されたノズルと、前記高圧空気流を前
    記送風機から前記ノズルに送る風路とを有する手乾燥装
    置において、前記手挿入部を構成する内壁部品と内壁部
    品との合わせ部分を、一方の内壁部品に凹部を設け、他
    方の内壁部品の端部を前記凹部に挿入する嵌合部を設
    け、前記凹部に前記嵌合部を嵌め合せする構成としたこ
    とを特徴とする手乾燥装置。
  2. 【請求項2】 前記嵌合部に前記凹部の内面と前記嵌合
    部の外面との間にできる隙間より大きい水切り部を設け
    たことを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  3. 【請求項3】 前記水切り部の開口方向を手挿入部側に
    開口するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の
    手乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記水切り部の開口方向を手挿入部の上
    部方向に開口するようにしたことを特徴とする請求項2
    に記載の手乾燥装置。
  5. 【請求項5】 本体の上面及び側面に開口し、手を収納
    できる広さを有する手挿入部に、前記本体に設けられた
    高圧空気流を発生する送風機と前記高圧空気流を高速空
    気流として噴出させる前記手挿入部の互いに対向した面
    にそれぞれ配置されたノズルと前記高圧空気流を前記送
    風機から前記ノズルに送る風路とを有する手乾燥装置に
    おいて、前記手挿入部の内壁部品と内壁部品との合わせ
    部分又は嵌合部に高圧空気流を供給する手段を設けたこ
    とを特徴とする手乾燥装置。
  6. 【請求項6】 前記手挿入部の内壁部品と内壁部品との
    合わせ部分又は嵌合部の対向面を内壁部品面に対して所
    定の角度を形成するように構成したことを特徴とする請
    求項5に記載の手乾燥装置。
  7. 【請求項7】 前記手挿入部の内壁部品と内壁部品との
    合わせ部分又は嵌合部の対向面を手挿入部側が上方に高
    く、手挿入部側から離れる奥側が下方に低くなるように
    構成したことを特徴とする請求項5に記載の手乾燥装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013153940A (ja) * 2012-01-30 2013-08-15 Toto Ltd 手乾燥装置
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