JP2001128872A - 吐水ヘッド - Google Patents

吐水ヘッド

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JP2001128872A
JP2001128872A JP31039599A JP31039599A JP2001128872A JP 2001128872 A JP2001128872 A JP 2001128872A JP 31039599 A JP31039599 A JP 31039599A JP 31039599 A JP31039599 A JP 31039599A JP 2001128872 A JP2001128872 A JP 2001128872A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続部を構成するジョイントをヘッド本体に
容易かつ正確に固定することができる吐水ヘッドを提供
する。 【解決手段】 内部に通水路が設けられると共に、基端
部26に湯水の供給管が接続される接続部53が設けら
れたヘッド本体20を備えた吐水ヘッド10である。接
続部53をヘッド本体20とは別体のジョイント50を
用いて構成すると共に、ジョイント50を固定部材60
を用いてヘッド本体20に一体化した。また、固定部材
60としては、略クリップ状のものや、略雄ネジ状のも
の等を例示できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本各発明は、内部に通水路が
設けられると共に、基端部に湯水の供給管が接続される
接続部が設けられたヘッド本体を備えた吐水ヘッドに関
する。
【0002】
【従来の技術】シャワーヘッド等の吐水ヘッドの中に
は、図5(a)の従来例のように、ヘッド本体20の基
端部26に対して、シャワーホース等の供給管が接続さ
れる接続部53を一体的に設けたものがある。一方、こ
の種の吐水ヘッド10においては、その意匠性や利便性
等を高めるために、通水路の経路や吐水ヘッド10の外
形を複雑化する傾向にある。具体的には、ヘッド本体2
0を構成する頭部21と把持部22とを互いに屈曲する
状態に設けたり、接続部53をヘッド本体20の他の部
位に対して屈曲する状態に設けることが行われている。
【0003】ところが、このように複数の屈曲部分を有
するヘッド本体20を一体成形しようとすると、型抜き
が困難となる等の製造上の種々の不具合を生ずる。この
ため、従来例においては、接続部53を含む把持部22
全体の形状を略直管状、若しくは、緩やかな湾曲管状等
の単純形状に制約し、ヘッド本体20に形成される屈曲
部の数を減らすことによって、ヘッド本体20の製造の
容易化を図っている。従って、従来例によると、十分な
意匠性や利便性等を備えた吐水ヘッド10が得られない
ことがある。
【0004】このような事情より、接続部53をヘッド
本体20とは別体のジョイント50を用いて構成して、
ヘッド本体20自体の製造の容易化を図りつつも、吐水
ヘッド10の意匠性や利便性等を確保することが考えら
れる。具体的には、図5(b)に示すように、別体のジ
ョイント50を超音波溶融若しくは接着剤等を用いてヘ
ッド本体20の基端部26に接着固定することや、図5
(c)に示すように、別体のジョイント50自体を、ヘ
ッド本体20の基端部26に直接、螺合固定することが
考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のよう
に、接続部53をヘッド本体20とは別体のジョイント
50を用いて構成して、接着固定や螺合固定により単純
に一体化することでは、以下のような問題点がある。先
ず、接着固定での問題点は以下の通りである。即ち、近
年においては、吐水ヘッド10の製造コストの低廉化、
意匠性の向上、軽量化等の要請を満足させるために、そ
のヘッド本体20を樹脂等の成形容易な素材で構成する
と共に、このヘッド本体20にメッキ処理を施すことが
行われている。
【0006】ところで、接着固定においては、ジョイン
ト50の一端側の挿入部52を基端部26の被接着面2
8に円滑かつ確実に接着固定するために、この被接着面
28へのメッキ面の形成を回避することが必要である。
具体的には、ヘッド本体20にメッキ処理を施す際に、
被接着面28にマスキング等を施すことが必要なため、
このメッキ処理のための作業、ひいては、吐水ヘッド1
0の製造作業が煩雑で、面倒なものとなっている。
【0007】また、接着固定として超音波溶融を利用す
る場合には、ヘッド本体20等に超音波による大きな振
動が加わるため、メッキ面に傷が付いたり、メッキ面が
剥離する等の種々の不具合を生ずることもある。従っ
て、ヘッド本体20に、高品質なメッキ面を形成するこ
とが必要となり、結局、吐水ヘッド10の製造コスト高
を招くことになる。さらに、接着を頼りにジョイント5
0を後付け固定する態様では、ジョイント50とヘッド
本体20とを接着容易な同一素材、若しくは同種・同系
の素材で構成するのが一般的なため、ヘッド本体20と
ジョイント50の素材選択の自由度が低くなる。
【0008】一方、螺合固定においては、図5(c)に
示すように、屈曲形状若しくは湾曲状等のジョイント5
0が用いられ、その接続部53の軸心が基端部26の軸
心に対して屈曲状に配置される場合に、以下のような問
題を生ずることになる。即ち、ジョイント50自体を基
端部26に直接、螺合する場合には、その螺合量を常に
過不足の無い量とすることは困難である。このため、図
示2点鎖線に示すように、接続部53の突出方向にずれ
を生ずることがある、即ち、方向性を有するジョイント
50自体を基端部26に直接、螺合固定する場合には、
このジョイント50をヘッド本体20に対して正確に位
置決め固定することは困難であるという問題を有してい
る。
【0009】本各発明はこのような実状に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、接続部を構成
するジョイントをヘッド本体に容易かつ正確に固定する
ことができる吐水ヘッドを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、先ず、請求項1の発明が採った手段は、「内部に
通水路が設けられると共に、基端部に湯水の供給管が接
続される接続部が設けられたヘッド本体を備えた吐水ヘ
ッドであって、前記接続部をヘッド本体とは別体のジョ
イントを用いて構成すると共に、該ジョイントを固定部
材を用いてヘッド本体に一体化したことを特徴とする吐
水ヘッド」である。
【0011】請求項1の発明では、ジョイントを固定部
材を用いてヘッド本体に一体化するため、このジョイン
トの固定作業を容易かつ正確に行うことができる。ま
た、ヘッド本体にメッキ処理を施す場合にも、マスキン
グ等を行う必要がないため、このメッキ処理のための手
間が低減される。さらに、ジョイントの固定作業に際し
て、ヘッド本体に超音波等による振動を与える必要がな
いため、ヘッド本体にメッキ面を形成する場合にも、こ
のメッキ面を特に高品質なものとする必要がない。ま
た、方向性を有するジョイントを用いる場合でも、ジョ
イント自体をヘッド本体に螺合する必要がないため、ジ
ョイントをヘッド本体に正確に位置決め固定できる。
【0012】さらに、請求項1の発明では、接着を頼り
に、ジョイントの固定作業を行うものではないため、ジ
ョイントとヘッド本体とを敢えて同一素材、若しくは同
種・同系の素材で構成する必要がなく、ヘッド本体とジ
ョイントの素材選択の自由度が高くなる。例えば、ヘッ
ド本体を軽量な樹脂を用いて構成し、吐水ヘッドの軽量
化を図ると共に、接続部を高剛性な金属を用いて構成す
る等の種々の素材選択を行うこともできる。但し、請求
項1の発明は、ジョイントの固定作業に際して、固定部
材と共に接着剤を併用することを排除するものではな
く、この併用を行って、ジョイントの固定状態をより堅
固なものとすることもできる。
【0013】尚、近年においては、吐水ヘッドが、水栓
本体とは別個に販売される傾向にある。しかし、供給管
の端末部に設けられた接続用の雌ネジ部若しくは雄ネジ
部等の規格は、各製造メーカーによって異なることがあ
る。従って、前述の図5(a)のように、接続部をヘッ
ド本体に一体的に設けたり、図5(b)のように、接続
部をヘッド本体に接着固定した吐水ヘッドでは互換性が
低く、各製造メーカーの供給管に対して好適に接続でき
ないことがある。また、前述の図5(c)に示す態様に
よると、ジョイントを適宜、交換することによって互換
性を高めることができるが、前述の如く、ジョイントが
方向性を有する場合にその位置決めが困難となる。一
方、請求項1の発明によると、ジョイントを適宜、交換
することによって、互換性が高められるばかりか、ジョ
イントが方向性を有するか否かにかかわらず、このジョ
イントをヘッド本体に正確に位置決め固定できる。
【0014】ここで、本発明の「吐水ヘッド」には、
(A)シャワー吐水を行うシャワーヘッドのみならず、
(B)通常吐水を行う吐水ヘッド、(C)口腔用や洗眼
用の吐水ヘッド等の種々の態様の吐水ヘッドが含まれ
る。また、本発明の「供給管」には、供給源より供給さ
れる湯水をシャワーヘッドへと送水するシャワーホース
のみならず、これらの湯水を各種の吐水ヘッドへと送水
する送水管等の種々の供給管が含まれる。さらに、「ジ
ョイント」には屈曲形状若しくは湾曲形状等とされて方
向性を有するものに限定されず、直管状等とされて方向
性を有しないものも含まれる。
【0015】また、本発明において、ジョイントと基端
部との接続態様は特に問わず、例えば、両者を互いに挿
嵌接続する態様や、両者の端面若しくは両者の端面に設
けられたフランジ部等を互いに衝合させて衝合接続する
態様等を例示できる。さらに、「固定部材」としては、
(a)ジョイント及び基端部の挿嵌部分、若しくは衝合
部分に螺合される止めネジ状の固定部材、(b)ジョイ
ント及び基端部間に掛け渡されるフック状の固定部材、
(c)ジョイント若しくは基端部の一方に固定若しくは
係止され、他方に固定若しくは係止されるクリップ状の
固定部材等を例示できる。
【0016】また、本発明の「接続部」と、「供給管の
端末部」との接続態様も螺合接続に限定されず、例え
ば、「接続部」若しくは「供給管の端末部」の一方を雄
型とし、他方を雌型として、互いに挿嵌されるもの等で
あってもよい。さらに、本発明の「吐水ヘッド」は、浴
室、洗面所、流し台等の設置部位に設置された水栓本体
や別途の支持具より、引き出し可能な「引き出しタイ
プ」や、この設置部位の壁面、支持具、掛止具等に掛止
される取り回し可能な「取り回しタイプ」等の種々のタ
イプの吐水ヘッドとして用いることができる。
【0017】次に、請求項2の発明が採った手段は、
「前記ジョイントの一端側の挿入部をヘッド本体の基端
部に挿入し、ヘッド本体の側面に開口する取付孔に略ク
リップ状の固定部材を装着し、該固定部材を前記挿入部
に係止したことを特徴とする請求項1に記載の吐水ヘッ
ド」である。
【0018】請求項2の発明は、請求項1の発明の一具
体的な態様を示しており、略クリップ状の固定部材を用
いたものである。即ち、請求項2の発明によると、挿入
部を基端部に挿入し、ヘッド本体の側面側より取付孔に
固定部材を装着し、固定部材を挿入部に係止すれば、ジ
ョイントの固定を完了するため、ジョイントの固定作業
をより円滑に行うことができる。
【0019】また、請求項2の発明では、固定部材がヘ
ッド本体の側面に露呈する露呈面を備えるが、この露呈
面を別途の部材で隠蔽してもよいし、この露呈面を「銘
板」等として積極的に利用してもよい。即ち、商品名、
製造メーカー名、販売メーカー名、品番等を表示するた
めの銘板を、吐水ヘッドの表面に別途取着しようとする
と、吐水ヘッドの部品点数が増加するばかりか、この銘
板をヘッド本体に接着若しくはビス止め等によって取着
する作業が必要となり、吐水ヘッドの製造工数が増加す
る。また、これらの表示をヘッド本体の表面に対して突
設状若しくは凹設状に形成しようとすると、ヘッド本体
の成形用金型を異なる表示毎に用意することが必要とな
り、吐水ヘッドの製造コスト高を招く可能性がある。し
かも、これらの態様では、例えば、本吐水ヘッドを、異
なる表示を要求する種々の販売者等に供給する場合等に
は、異なる表示を備えた吐水ヘッドを用意することが必
要となる。
【0020】一方、請求項2の発明によると、固定部材
の露呈面に所望の表示を施し、銘板としての機能を付与
することができるため、吐水ヘッドの部品点数や製造工
数が増加しないと共に、ヘッド本体の成形用金型を異な
る表示毎に用意する必要もない。しかも、本吐水ヘッド
を種々の販売者に供給する場合等にも、異なる表示を備
えた固定部材を用意するだけでよい。従って、吐水ヘッ
ドを構成するヘッド本体、ジョイントの共通化を通じ
て、吐水ヘッドの製造コストの低廉化等を図ることがで
きる。また、請求項2の発明では、固定部材の露呈面を
飾り等として用いることで、吐水ヘッドの意匠性の向上
を図ることもできる。例えば、固定部材をヘッド本体と
は異なる質感、色彩、模様を有する材質で構成して、吐
水ヘッドの美観の向上を図ることもできる。
【0021】次に、請求項3の発明が採った手段は、
「前記ヘッド本体の基端部の開口側に対して、前記ジョ
イントを略雄ネジ状の固定部材を用いてネジ止め固定し
たことを特徴とする請求項1に記載の吐水ヘッド」であ
る。
【0022】請求項3の発明も、請求項1の発明の一具
体的な態様を示しており、略雄ネジ状の固定部材、例え
ば、ビス等の止めネジを用いたものである。即ち、請求
項3の発明によると、固定部材をヘッド本体の基端部の
開口側にネジ止め固定するため、固定部材が外観として
露呈し難くなり、吐水ヘッドの外観が向上する。
【0023】次に、請求項4の発明が採った手段は、
「前記通水路をヘッド本体内に挿入配置される内部流路
部材の内部空間と前記ジョイントの内部空間とを用いて
構成すると共に、前記ジョイントを該内部流路部材に接
続したことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか
に記載の吐水ヘッド」である。
【0024】請求項4の発明では、ヘッド本体の通水路
を、内部流路部材の内部空間と、ジョイントの内部空間
とを用いて構成する。即ち、この通水路を、別ピースの
部材の内部空間を用いて構成するため、この通水路の経
路を複雑化したり、この通水路を包囲するヘッド本体の
形状を複雑化することが容易となる。
【0025】また、請求項4の発明では、ジョイントを
内部流路部材に接続する構造であるため、吐水ヘッドの
シール構造の簡略化等を図ることができる。例えば、請
求項2の発明の態様において、ヘッド本体の内部空間を
そのまま用いて通水路を形成する場合には、取付孔と固
定部材との間のシール性を確保することが必要である。
これに対し、請求項4の発明を適用すると、互いに接続
されるジョイントと内部流路部材との間のシール性を確
保すれば足るため、吐水ヘッドのシール構造の簡略化等
を図ることができる。
【0026】尚、請求項4の発明においては、「内部流
路部材」の数は特に問わないが、2つ以上の「内部流路
部材」を用いると、より複雑な経路を備えた通水路が得
られる。例えば、ヘッド本体を頭部と把持部とで構成す
る吐水ヘッドにおいては、頭部内に挿入配置される第1
内部流路部材の内部空間と、把持部内に挿入配置される
第2内部流路部材の内部空間と、ジョイントの内部空間
とで、通水路を構成することもできる。この場合には、
第1内部流路部材及び第2内部流路部材の接続部分と、
第2内部流路部材及びジョイントの接続部分と、で屈曲
する複雑な通水路等を容易に得ることができる。また、
請求項4の発明は、ヘッド本体にメッキ処理を施す場合
に、特に好適に適用される。これは、供給管より熱湯が
供給された場合でも、この熱湯は内部流路部材を通過す
るため、この熱湯の熱がヘッド本体に直に伝達され難
い。従って、ヘッド本体の表面に施されたメッキが、熱
湯の熱によって剥離する等の不具合を生じ難いからであ
る。
【0027】次に、請求項5の発明が採った手段は、
「前記接続部の軸心が、前記ヘッド本体の基端部の軸心
に対して屈曲することを特徴とする請求項1から請求項
4の何れかに記載の吐水ヘッド」である。
【0028】請求項5の発明では、接続部をヘッド本体
に対して屈曲状に設けるため、吐水ヘッドの意匠性や利
便性が向上する。即ち、請求項1〜請求項4の発明を適
用し、ジョイントをヘッド本体と別体とすれば、ジョイ
ントの形状を適宜、選択するだけで、接続部をヘッド本
体に対して屈曲状に設けることが容易であるからであ
る。
【0029】次に、請求項6の発明が採った手段は、
「前記ヘッド本体にメッキ処理が施されていることを特
徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の吐水ヘ
ッド」である。
【0030】前述の如く、請求項1〜請求項5の発明を
適用すれば、前記ヘッド本体にメッキ処理を施す際に、
ヘッド本体にマスキング等の面倒な処理を施さなくても
よいため、このメッキ処理の作業上の手間が少なくな
る。そこで、請求項6の発明では、ヘッド本体に積極的
にメッキ処理を施して、吐水ヘッドの意匠性の向上を図
ることを意図している。尚、請求項6の発明において
は、ヘッド本体の他に、ジョイントや固定部材に対して
も、メッキ処理が施されてもよい。また、請求項1〜請
求項5の各発明においては、ヘッド本体にメッキ処理を
施さない態様も含まれる。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、本各発明に係る「吐水ヘッ
ド」の実施の形態を、図面に従って詳細に説明する。
【0032】先ず、図1〜図3に示す第1例によって、
請求項1、請求項2、及び、請求項4〜請求項6の発明
に係る吐水ヘッド10の一具体例を説明する。尚、第1
例では、吐水ヘッド10の一態様として浴室用水栓に対
して設置されるシャワーヘッドを例示するが、本各発明
の吐水ヘッド10は、キッチン用、洗面所用等の種々の
水栓に対しても好適に設置できる。また、これらの水栓
としては、「湯水混合水栓」、「予め調温された湯のみ
を扱う単水栓」、「水吐水を専ら行う単水栓」のみなら
ず、「浄水器」、「水道水をアルカリイオン水、酸性イ
オン水、硬水、若しくは軟水に変換処理する水質変換
器」、「水道水にミネラル分等の有益な成分を添加する
成分添加器」等の水処理器や、これらの水処理器を一
体、若しくは別体で備える水処理器用水栓等の種々の水
栓を選択できる。
【0033】第1例の吐水ヘッド10は、図1に示すよ
うに、外郭を構成するヘッド本体20と、第1内部流路
部材30と、第2内部流路部材40と、ジョイント50
と、固定部材60、シャワーフェイス70とを備えてい
る。このうち、ヘッド本体20は、中空屈曲状に成形さ
れた樹脂一体成形品を用いて構成されており、頭部21
と、把持部22とを備えている。
【0034】頭部21は、下面を開口部とする略筒容器
形状とされ、この開口部の内壁面に雌ネジ部24が設け
られていると共に、この雌ネジ部24の上方に段部25
が設けられている。また、把持部22は、底面を僅かに
湾曲させた断面略矩形枠型の略筒形状を備えている。ま
た、ヘッド本体20の基端部26の上側面が略横長矩形
状に切り欠かれ、請求項2の発明に従う取付孔27を形
成している。さらに、ヘッド本体20の表面には、請求
項6の発明に従ってメッキ処理が施されている。尚、本
例では、基端部26の開口部を傾斜面状としている。
【0035】第1内部流路部材30は、頭部21内に挿
入可能な略容器形状を有し、下面に開口部31を備える
と共に、背面上方側に後述する第2内部流路部材40と
の接続に関与する接続口33を開口させている。また、
上方外壁面からの略十字状のリブ34を突出させると共
に、開口部31寄りの外周面からは略リング状の鍔部3
5を突出させている。尚、この第1内部流路部材30の
内部空間を、何らの機器も収納せずに単なる通水路の下
流側の部分として利用してもよいが、「止水機構」、
「切換弁装置」等の各種の機器を収納して吐水ヘッド1
0の利便性をさらに高めてもよい。
【0036】この第1内部流路部材30は頭部21の開
口部を通じて頭部21内に組み込まれる。この際、リブ
34を頭部21の上方内壁面に当接させ、第1内部流路
部材30の接続口33を把持部22の内部空間と連通可
能な状態とすると共に、鍔部35を段部25に当接す
る。そして、シャワーフェイス70の雄ネジ部71を、
頭部21の雌ネジ部24に螺合して、シャワーフェイス
70を頭部21に固定する。これにより、シール部材3
7を介して下方より押圧するシャワーフェイス70の上
端面と、段部25とによって鍔部35が挟持され、第1
内部流路部材30は頭部21内に固定される。
【0037】尚、第1内部流路部材30の固定方法は本
例1例に示すものに限定されず、例えば、第1内部流路
部材30を頭部21に対して接着、螺合、係止等の種々
の手法で固定したり、第1内部流路部材30をシャワー
フェイス70と一体化し、この一体品を頭部21に対し
て接着、螺合、係止等の種々の手法で固定すること等も
できる。また、第1内部流路部材30内に、「止水機
構」、「切換弁装置」等の機器を内蔵する場合には、例
えば、第1内部流路部材30及び頭部21に互いに連通
する貫通孔等を設け、この貫通孔等を通じて、各機器の
操作部を頭部21外へと露呈させてもよい。
【0038】また、本各発明においては、第1内部流路
部材30の使用を止め、頭部21の内部空間をそのまま
用いて通水路の下流側の部分を構成したり、この頭部2
1内に種々の機器を直接、組み込んでもよい。但し、本
第1例の如く、頭部21にもメッキ処理を施す場合に
は、頭部21とは別体の第1内部流路部材30を用い
て、通水路の下流側の部分を構成することが望ましい。
【0039】第2内部流路部材40は、把持部22内に
遊入可能な略筒形状を備え、その全長は把持部22の全
長よりも若干短くなっている。また、一端側の外径を段
差状に小さくして雄型の接続口41を構成すると共に、
他端側に外径を段差状に大きくして雌型の接続口43を
構成している。さらに、この雌型の接続口43の側面か
らは左右一対の衝合鍔44を突出させている(図2参
照)。
【0040】この第2内部流路部材40は、雄型の接続
口41を先頭に基端部26の開口部より把持部22内に
遊入され、この接続口41を第1内部流路部材30の接
続口33に嵌入することにより、第1内部流路部材30
に挿嵌接続されている。この際、挿嵌接続される両接続
口41、33の間にはシール部材44が介在されるた
め、第1内部流路部材30及び第2内部流路部材40間
の水密状が確保される。また、第2内部流路部材40端
末の衝合鍔44は、把持部22内において、取付孔27
よりも若干奥端側に配置される。
【0041】このように、第1例では、互いに屈曲状に
接続される第1内部流路部材30及び第2内部流路部材
40と、第2内部流路部材40に屈曲状に接続されるジ
ョイント50とによって、吐水ヘッド10に対して複雑
な経路を描く通水路を形成する。但し、本各発明では、
第1内部流路部材30及び第2内部流路部材40の代わ
りに、基端部26から頭部21へと至る単一の内部流路
部材を用いたり、基端部26から頭部21へと至る「通
水路の部分」を3つ以上の内部流路部材を用いて構成し
てもよい。さらに、請求項1〜3、請求項5及び6の発
明においては、内部流路部材の使用を一切止め、ヘッド
本体20の内部空間と、ジョイント50の内部空間とに
よって通水路を構成してもよい。
【0042】ジョイント50は、図2に示すように、中
間部を屈曲部51とする鍔付き屈曲状の短管を用いて構
成されている。そして、屈曲部51よりも一端側を基端
部26に挿入可能な挿入部52とし、他端側を供給管
(図示を省略)が接続される接続部53としている。こ
のうち、挿入部52の開口側の外周面には周回溝が設け
られ、シール部材57がはめ込まれている。また、挿入
部52の中間外周面からは、底面を僅かに湾曲させた略
矩形板状の被衝合鍔54を突出させ、屈曲部51の外周
面からは、底面を僅かに湾曲させた略くさび形状の蓋状
鍔55を突出させている。
【0043】更に、挿入部52において、被衝合鍔54
と蓋状鍔55とに挟まれた部分は、後述する固定部材6
0が係止される被係止部56を構成し、その短手幅は取
付孔27の短手幅と略等しくされている。また、被係止
部56の底面両脇には、被係止用段部58が凹設されて
いる。
【0044】一方、接続部53の外周面には、供給管の
端末部との螺合接続に関与する雄ネジ部59が刻設され
ている。尚、本第1例では、接続部53を雄型とし、供
給管の端末部を雌型とする態様を例示するが、本各発明
においては、これらの雌雄を逆転してもよい。また、本
各発明においては、接続部53と供給管の端末部との接
続方法は、本第一例の螺合接続に限定されず、例えば、
雌型のカプラーと、これに嵌入される雄型のプラグとを
用いて構成されるもの等であってもよい。
【0045】このジョイント50においては、その挿入
部52がヘッド本体20の基端部26内に挿入され、挿
入部52の挿入始端側が第2内部流路部材40の雌側の
接続口43に嵌入される。この嵌入は、被衝合鍔54が
衝合鍔44に衝合することで完了し、これにより、ジョ
イント50は第2内部流路部材40に対してシール部材
57を介して水密状に接続された状態となる。このよう
に、本第1例では、請求項4の発明に従って、ジョイン
ト50を第2内部流路部材40に接続し、これらの接続
部分にシールを施すため、この接続部分以外の個所、例
えば、取付孔27と、後述する固定部材60との間にシ
ールを施す必要がない。従って、ジョイント50とヘッ
ド本体20との間のシール構造を簡略化することができ
る。
【0046】このジョイント50の接続が完了すると、
被係止部56が取付孔27に位置合わせされると共に、
蓋状鍔55が基端部26の開口部に蓋状にはまり込み、
さらに、接続部53が基端部26より屈曲状に突出す
る。尚、本第1例では、第2内部流路部材40の端末部
を雌型とし、挿入部52を雄型とする態様を例示する
が、本各発明では、これらの雌雄を逆転してもよい。ま
た、本第1例では、接続部53が基端部26より突出す
る状態に配置されるが、請求項1〜請求項6の各発明で
は、ジョイント50全体を基端部26内に隠蔽してもよ
い。
【0047】固定部材60は、樹脂、ゴム等の弾性素材
を用いて構成され、請求項2の発明に従って、略クリッ
プ形状を備えている。また、固定部材60は、図2に示
すように、取付孔27と凹凸の略反転した横長矩形状の
本体部61と、本体部61の下面両端側より垂下する一
対の係止脚部62とを備えている。さらに、一対の係止
脚部62の各下端には、断面略三角形状の係止つめ63
が互いに対向する状態に設けられている。尚、請求項2
の発明の固定部材60の態様は、本第1例に示すものに
限定されず、例えば、本体部61の下面より1本若しく
は3本以上の係止脚部62を垂下させたもの等であって
もよい。また、固定部材60に銘板としての機能を付加
する場合には、本体部61の表面に適宜な表示が施され
る。
【0048】この固定部材60は、先ず、係止脚部62
の側より取付孔27を通じて被係止部56へと挿入され
る。これにより、一対の係止脚部62が被衝合鍔54と
蓋状鍔55との間に嵌入すると共に、図3(a)に示す
ように、一対の係止つめ63が被係止部56の一対の側
面に摺接する。このとき、固定部材60の一対の係止脚
部62は互いの間隔を広げるように拡開する。そして、
図3(b)に示すように、本体部61を取付孔27に嵌
合すると、一対の係止つめ63が対応する被係止用段部
58にはまり込むと共に、一対の係止脚部62が互いの
間隔を復元し、被係止部56の一対の側面を挟持する。
【0049】即ち、ジョイント50は、本体部61の取
付孔27への嵌合と、一対の係止脚部62の被衝合鍔5
4と蓋状鍔55との間への嵌入と、によって、ヘッド本
体20の軸心方向への移動等を規制される。しかも、一
対の係止脚部62を被係止部56に係止するため、ジョ
イント50は、その抜脱方向への移動を規制され、基端
部26に堅固に抜け止め固定された状態となる。
【0050】また、本第1例では、基端部26の断面形
状を軸心周りに非対称な略矩形枠形状とし、この基端部
26内に、略矩形板状の被衝合鍔54と略くさび形状の
蓋状鍔55とを摺接状態で挿入するため、ジョイント5
0を基端部26に対して位置決めすることが容易であ
る。但し、本各発明においては、基端部26の断面形状
として、例えば、略円形枠状、略楕円形枠状、略三角枠
形状、五角以上の多角枠形状等の他の断面形状を選択す
ることもできる。
【0051】尚、本第1例では、請求項2の発明の一具
体例として、挿入部52を基端部26に挿入し、ヘッド
本体20の側面に開口する取付孔27に略クリップ状の
固定部材50を装着する態様を例示したが、請求項1、
請求項4〜6の発明においては、他の態様を例示するこ
ともできる。例えば、挿入部52の周面にネジ螺入孔を
設けると共に、ヘッド本体20の側面の位置合わせ可能
な個所に取付孔を設け、ビス等の略雄ネジ状の固定部材
60を、ヘッド本体20側方より取付孔を通じてネジ螺
入孔に螺入し、ジョイント50の固定を行ってもよい。
また、挿入部52を基端部26内に遊入可能に設けると
共に、挿入部52と基端部26との間隙に対して、基端
部26の開口部より固定部材60を嵌合し、ジョイント
50の固定を行ってもよい。
【0052】次に、図4に示す第2例によって、請求項
3の発明に係る吐水ヘッド10の一具体例を説明する。
この第2例のヘッド本体20では、取付孔27の代わり
に、基端部26の開口寄り内部の両脇に、段差状の固定
面81を各々備えている。また、これらの固定面81に
は、各々螺入孔82が設けられている。さらに、この第
2例の第2内部流路部材40では、衝合鍔44に螺入孔
82と位置合わせ可能な貫通孔83が設けられている。
また、ジョイント50と、固定部材60の態様が異なっ
ている。その他の点に関しては前述の第1例と同様であ
る。
【0053】ここで、第2例のジョイント50も、鍔付
き屈曲状の短管を用いて構成され、屈曲部51よりも一
端側を挿入部52とし、他端側を接続部53としてい
る。また、屈曲部51より略矩形板状の被衝合鍔54を
突出させ、被衝合鍔54に螺入孔82と位置合わせ可能
な貫通孔85を設けている。また、第2例の固定部材6
0としては、略雄ネジ状の固定部材60の一具体例を示
す、ビス等の止めネジを用いている。
【0054】この第2例では、固定面81に衝合鍔44
を衝合した後に、挿入部52を基端部26内に嵌入す
る。この嵌入は、被衝合鍔54が衝合鍔44に衝合する
ことで完了し、これにより、ジョイント50は第2内部
流路部材40に対してシール部材57を介して水密状に
接続された状態となる。このとき、螺入孔82と、貫通
孔83、85とが位置合わせされる、そして、基端部2
6の外方から螺入孔82へと固定部材60を螺入する
と、ジョイント50は、その抜脱方向への移動を規制さ
れ、基端部26に堅固に抜け止め固定された状態とな
る。
【0055】本第2例では、固定部材60が基端部26
内に完全に隠蔽されるため、外観が優れた吐水ヘッド1
0を得ることができる。また、固定部材60が略雄ネジ
状とされ、その着脱が容易なため、ジョイント50や第
2内部流路部材40を適宜着脱して、吐水ヘッド10に
対してメンテナンスを施すことも容易である。さらに、
本第2例においても、請求項4の発明に従って、ジョイ
ント50を第2内部流路部材40に接続し、この接続部
分にシールを施すため、ジョイント50とヘッド本体2
0との間のシール構造を簡略化できる。また、基端部2
6の断面形状が軸心周りに非対称な略矩形枠形状とさ
れ、この基端部26内に、略矩形板状の被衝合鍔54を
摺接状態で挿入するため、ジョイント50を基端部26
に対して位置決めすることが容易である。
【0056】尚、本各発明では、第1例及び第2例に具
体的に例示するように、ヘッド本体20の基端部26に
ジョイント50を螺合しないため、基端部26の内壁面
等に雌ネジ部を刻設したり、基端部26の肉厚を、この
雌ネジを刻設可能な厚さとする必要がない。従って、吐
水ヘッド10の構造の簡略化と共に、軽量化や意匠性の
向上等を図ることもできる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本各発明によると、接続
部を構成するジョイントをヘッド本体に容易かつ正確に
固定することができる吐水ヘッドが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1例の吐水ヘッドの縦断面図である。
【図2】図1のジョイント及び固定部材等を示す分解斜
視図である。
【図3】(a)はジョイント及び固定部材の係止方法を
示す横断面図、(b)はジョイント及び固定部材の係止
状態を示す横断面図である。
【図4】第2例に係るジョイント及び固定部材等を示す
分解斜視図である。
【図5】(a)は従来例に係る吐水ヘッドの縦断面図、
(b)は単純な対策例に係る吐水ヘッドの縦断面図、
(c)は別の単純な対策例に係る吐水ヘッドの縦断面図
である。
【符号の説明】
10;吐水ヘッド、20;ヘッド本体、21;頭部、2
2;把持部、24;雌ネジ部、25;段部、26;基端
部、27;取付孔、28;被接着面、30;第1内部流
路部材、31;開口部、33;接続口、34;リブ、3
5;鍔部、37;シール部材、40;第2内部流路部
材、41;接続口、43;接続口、44;衝合鍔、5
0;ジョイント、51;屈曲部、52;挿入部、53;
接続部、54;被衝合鍔、55;蓋状鍔、56;被係止
部、57;シール部材、58;被係止用段部、59;雄
ネジ部、60;固定部材、61;本体部、62;係止脚
部、63;係止つめ、70;シャワーフェイス、81;
固定面、82;螺入孔、83;貫通孔、85;貫通孔。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に通水路が設けられると共に、基端
    部に湯水の供給管が接続される接続部が設けられたヘッ
    ド本体を備えた吐水ヘッドであって、 前記接続部をヘッド本体とは別体のジョイントを用いて
    構成すると共に、該ジョイントを固定部材を用いてヘッ
    ド本体に一体化したことを特徴とする吐水ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記ジョイントの一端側の挿入部をヘッ
    ド本体の基端部に挿入し、ヘッド本体の側面に開口する
    取付孔に略クリップ状の固定部材を装着し、該固定部材
    を前記挿入部に係止したことを特徴とする請求項1に記
    載の吐水ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記ヘッド本体の基端部の開口側に対し
    て、前記ジョイントを略雄ネジ状の固定部材を用いてネ
    ジ止め固定したことを特徴とする請求項1に記載の吐水
    ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記通水路をヘッド本体内に挿入配置さ
    れる内部流路部材の内部空間と前記ジョイントの内部空
    間とを用いて構成すると共に、前記ジョイントを該内部
    流路部材に接続したことを特徴とする請求項1から請求
    項3の何れかに記載の吐水ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記接続部の軸心が、前記ヘッド本体の
    基端部の軸心に対して屈曲することを特徴とする請求項
    1から請求項4の何れかに記載の吐水ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記ヘッド本体にメッキ処理が施されて
    いることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに
    記載の吐水ヘッド。
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