JP2001128797A - ベッド - Google Patents
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- JP2001128797A JP2001128797A JP31512099A JP31512099A JP2001128797A JP 2001128797 A JP2001128797 A JP 2001128797A JP 31512099 A JP31512099 A JP 31512099A JP 31512099 A JP31512099 A JP 31512099A JP 2001128797 A JP2001128797 A JP 2001128797A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 マットレス支持体の背もたれ部，腰支え部，
脚乗せ部をそれぞれ別個に動かすことによって、背もた
れ部に寄り掛かり脚を水平に投げ出した形、腰支え部を
上昇させて背もたれ部に寄り掛かり脚先を下げ椅子に腰
掛けた如き形、脚乗せ部のみを上挙し仰臥して脚先を上
げた形、腰支え部のみ上昇させ仰臥して腹部を伸長した
形、等の各種形態をとることが出来るようにしたギャッ
ジベッドを得る。また、更に、フレーム部のみを、従来
のヘッドボード，フットボード，サイドボードを組み立
ててなる（化粧）枠板に自在に取り付けることによっ
て、従来の固定ベッドをギャッジベッドに変えることが
出来るベッドを得る。 【解決手段】 腰支え部を背もたれ部と脚乗せ部で挟ん
で配したマットレス支持体をフレームに支持してなり、
背もたれ部は頭部を脚乗せ部は爪先部をそれぞれ上挙す
る揺動手段を、及び、腰支え部には同部を水平に昇降す
る昇降手段を、それぞれマットレス支持体各部にそれぞ
れが個別に作動し得るよう設けた。
脚乗せ部をそれぞれ別個に動かすことによって、背もた
れ部に寄り掛かり脚を水平に投げ出した形、腰支え部を
上昇させて背もたれ部に寄り掛かり脚先を下げ椅子に腰
掛けた如き形、脚乗せ部のみを上挙し仰臥して脚先を上
げた形、腰支え部のみ上昇させ仰臥して腹部を伸長した
形、等の各種形態をとることが出来るようにしたギャッ
ジベッドを得る。また、更に、フレーム部のみを、従来
のヘッドボード，フットボード，サイドボードを組み立
ててなる（化粧）枠板に自在に取り付けることによっ
て、従来の固定ベッドをギャッジベッドに変えることが
出来るベッドを得る。 【解決手段】 腰支え部を背もたれ部と脚乗せ部で挟ん
で配したマットレス支持体をフレームに支持してなり、
背もたれ部は頭部を脚乗せ部は爪先部をそれぞれ上挙す
る揺動手段を、及び、腰支え部には同部を水平に昇降す
る昇降手段を、それぞれマットレス支持体各部にそれぞ
れが個別に作動し得るよう設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、背もたれ部，腰支
え部，脚乗せ部の３部分に分割したマットレス支持体を
有するギャッジベッドに関する。
え部，脚乗せ部の３部分に分割したマットレス支持体を
有するギャッジベッドに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、マットレス支持体の背もたれ部，
脚乗せ部などを傾斜させ、仰臥状態から上半身を起こ
し、或るいは脚先を上げた状態にし、就寝時の姿勢を変
化させ得るベッドは用いられている。また、腰支え部の
みを上昇させ、仰臥している者の腰部を高くし反り返っ
た状態に屈曲し腰部の屈伸運動を行うためのベッドも知
られている。
脚乗せ部などを傾斜させ、仰臥状態から上半身を起こ
し、或るいは脚先を上げた状態にし、就寝時の姿勢を変
化させ得るベッドは用いられている。また、腰支え部の
みを上昇させ、仰臥している者の腰部を高くし反り返っ
た状態に屈曲し腰部の屈伸運動を行うためのベッドも知
られている。
【０００３】然しながら、前者にあっては、上半身を起
こし背もたれ部に寄り掛かった状態で脚先を下げる姿勢
をとることは出来ず、後者にあっては身体を伸ばして仰
臥またはうつぶせしている者の腰を屈折点にして逆くの
字又はくの字に屈曲することしか出来ない。
こし背もたれ部に寄り掛かった状態で脚先を下げる姿勢
をとることは出来ず、後者にあっては身体を伸ばして仰
臥またはうつぶせしている者の腰を屈折点にして逆くの
字又はくの字に屈曲することしか出来ない。
【０００４】また、従来のギャッジベッドにあっては、
室内の雰囲気に合わせるために、ベッドフレームの周囲
を化粧板で囲ったものがあるが、この化粧板はベッドフ
レームに固定されており、化粧板でベッドフレームを支
えているものではなく、化粧板を組み立て枠組とし、そ
れに床板を渡してマットレス等を支持してなる一般の固
定ベッドにあっては、枠組を生かしたままそれをギャッ
ジベッドに変更することは出来なかった。
室内の雰囲気に合わせるために、ベッドフレームの周囲
を化粧板で囲ったものがあるが、この化粧板はベッドフ
レームに固定されており、化粧板でベッドフレームを支
えているものではなく、化粧板を組み立て枠組とし、そ
れに床板を渡してマットレス等を支持してなる一般の固
定ベッドにあっては、枠組を生かしたままそれをギャッ
ジベッドに変更することは出来なかった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みて、マットレス支持体の背もたれ部，腰支え部，脚乗
せ部をそれぞれ別個に動かすことによって、背もたれ部
に寄り掛かり脚を水平に投げ出した形、腰支え部を上昇
させて背もたれ部に寄り掛かり脚先を下げ椅子に腰掛け
た如き形、脚乗せ部のみを上挙し仰臥して脚先を上げた
形、腰支え部のみ上昇させ仰臥して腹部を伸長した形、
等の各種形態をとることが出来るようにしたギャッジベ
ッドを得ることを第１の目的としている。
みて、マットレス支持体の背もたれ部，腰支え部，脚乗
せ部をそれぞれ別個に動かすことによって、背もたれ部
に寄り掛かり脚を水平に投げ出した形、腰支え部を上昇
させて背もたれ部に寄り掛かり脚先を下げ椅子に腰掛け
た如き形、脚乗せ部のみを上挙し仰臥して脚先を上げた
形、腰支え部のみ上昇させ仰臥して腹部を伸長した形、
等の各種形態をとることが出来るようにしたギャッジベ
ッドを得ることを第１の目的としている。
【０００６】更に、フレーム部のみを、従来のヘッドボ
ード，フットボード，サイドボードを組み立ててなる
（化粧）枠板に自在に取り付けることによって、従来の
固定ベッドをギャッジベッドに変えることが出来るベッ
ドを得ることを第２の目的としている。
ード，フットボード，サイドボードを組み立ててなる
（化粧）枠板に自在に取り付けることによって、従来の
固定ベッドをギャッジベッドに変えることが出来るベッ
ドを得ることを第２の目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明にあって
は、腰支え部を背もたれ部と脚乗せ部で挟んで配したマ
ットレス支持体をフレームに支持してなり、背もたれ部
には頭部を脚乗せ部には爪先部をそれぞれ上挙する揺動
手段を、及び、腰支え部には同部を水平に昇降する昇降
手段を、それぞれマットレス支持体各部にそれぞれが個
別に作動し得るよう設けた。請求項２の発明にあって
は、マットレス支持体を支えるフレームの一部を突出さ
せ、該突出部分を、枠板の内側面に設けたフレーム支持
板の凹欠部に嵌合した。請求項３の発明にあっては、フ
レームに軸支した揺動軸の旋回動により、マットレス支
持体の揺動手段或いは昇降手段を作動させるベッドにお
いて、トーションバーを揺動軸内部に挿入し、トーショ
ンバーの一端を揺動軸内部に固定し、他端を揺動軸外に
出し揺動軸がマットレス支持体を上挙或いは上昇する方
向と逆の方向にトーションバーを捩ってフレームに固定
し、揺動軸にマットレス支持体の上挙或いは上昇方向に
付勢力を賦与してなる。請求項４の発明にあっては、マ
ットレス支持体の揺動手段、昇降手段を作動させるため
の駆動手段をフレームの中央に位置させ、その両側に複
数の物品収納手段を枠板内に設けた。
は、腰支え部を背もたれ部と脚乗せ部で挟んで配したマ
ットレス支持体をフレームに支持してなり、背もたれ部
には頭部を脚乗せ部には爪先部をそれぞれ上挙する揺動
手段を、及び、腰支え部には同部を水平に昇降する昇降
手段を、それぞれマットレス支持体各部にそれぞれが個
別に作動し得るよう設けた。請求項２の発明にあって
は、マットレス支持体を支えるフレームの一部を突出さ
せ、該突出部分を、枠板の内側面に設けたフレーム支持
板の凹欠部に嵌合した。請求項３の発明にあっては、フ
レームに軸支した揺動軸の旋回動により、マットレス支
持体の揺動手段或いは昇降手段を作動させるベッドにお
いて、トーションバーを揺動軸内部に挿入し、トーショ
ンバーの一端を揺動軸内部に固定し、他端を揺動軸外に
出し揺動軸がマットレス支持体を上挙或いは上昇する方
向と逆の方向にトーションバーを捩ってフレームに固定
し、揺動軸にマットレス支持体の上挙或いは上昇方向に
付勢力を賦与してなる。請求項４の発明にあっては、マ
ットレス支持体の揺動手段、昇降手段を作動させるため
の駆動手段をフレームの中央に位置させ、その両側に複
数の物品収納手段を枠板内に設けた。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面と共に
次に説明する。図１は本発明ギャッジベッドの縦断側面
図、図２は同じく一部を切除した状態の平面図である。
次に説明する。図１は本発明ギャッジベッドの縦断側面
図、図２は同じく一部を切除した状態の平面図である。
【０００９】本発明ギャッジベッド１は、背もたれ部
２，腰支え部３，脚乗せ部４よりなるマットレス支持体
５を支えるフレーム６を、ヘッドボード７，フットボー
ド８，サイドボード９よりなる枠板１０に取り外し自在
に支持してなる。フレーム６は、背もたれ部２，腰支え
部３を支持するフレーム６ａと、脚乗せ部４を支持する
フレーム６ｂとに分割されている。
２，腰支え部３，脚乗せ部４よりなるマットレス支持体
５を支えるフレーム６を、ヘッドボード７，フットボー
ド８，サイドボード９よりなる枠板１０に取り外し自在
に支持してなる。フレーム６は、背もたれ部２，腰支え
部３を支持するフレーム６ａと、脚乗せ部４を支持する
フレーム６ｂとに分割されている。
【００１０】マットレス支持体５は、腰支え部３を中心
にしてその両側に背もたれ部２，脚乗せ部４を配してフ
レーム６ａ，６ｂに支えられている。背もたれ部２，腰
支え部３，脚乗せ部４はそれぞれ平面形状がロ字状をな
した周縁材１１ａ，１１ｂ，１１ｃの中に格子状に組ん
だマットレス受１２を有している。マットレス支持体５
は腰支え部３が上下に昇降し、背もたれ部２が腰支え部
３に近い位置の周縁材１１ａに設けた蝶番部材１３ａに
より、脚乗せ部４は同じく周縁材１１ｃに設けた蝶番１
３ｂにより、それぞれ外側端が上挙するようにフレーム
６に蝶着されている。
にしてその両側に背もたれ部２，脚乗せ部４を配してフ
レーム６ａ，６ｂに支えられている。背もたれ部２，腰
支え部３，脚乗せ部４はそれぞれ平面形状がロ字状をな
した周縁材１１ａ，１１ｂ，１１ｃの中に格子状に組ん
だマットレス受１２を有している。マットレス支持体５
は腰支え部３が上下に昇降し、背もたれ部２が腰支え部
３に近い位置の周縁材１１ａに設けた蝶番部材１３ａに
より、脚乗せ部４は同じく周縁材１１ｃに設けた蝶番１
３ｂにより、それぞれ外側端が上挙するようにフレーム
６に蝶着されている。
【００１１】次にマットレス支持体５の昇降及び揺動手
段について説明する。フレーム６ａ，６ｂは、マットレ
ス支持体５の幅よりも若干狭い間隔でベッドの長手方向
に平行に延びる２本の縦梁１４，１４を、ヘッドボード
７，フットボード８，サイドボード９，９よりなる枠板
１０の幅方向の内法の長さを有する、断面円形又は角形
の複数の横梁１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄでロ字状
に固定している。図に示す例では縦梁１４，１４は、前
述の如くマットレス支持体５の背もたれ部２及び腰支え
部３を支持する部分１４ａと、脚乗せ部４を支える部分
１４ｂとに２分され、マットレス支持体５を枠板１０に
取り付ける際に容易に実行出来るようにしている。フレ
ーム６は枠板１０の両側のサイドボード９，９の内側に
設けたフレーム支持板１６の所定位置に設けた凹欠部１
７に横梁１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄの端部を嵌合
することによってフレーム６は枠板１０に固定される。
段について説明する。フレーム６ａ，６ｂは、マットレ
ス支持体５の幅よりも若干狭い間隔でベッドの長手方向
に平行に延びる２本の縦梁１４，１４を、ヘッドボード
７，フットボード８，サイドボード９，９よりなる枠板
１０の幅方向の内法の長さを有する、断面円形又は角形
の複数の横梁１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄでロ字状
に固定している。図に示す例では縦梁１４，１４は、前
述の如くマットレス支持体５の背もたれ部２及び腰支え
部３を支持する部分１４ａと、脚乗せ部４を支える部分
１４ｂとに２分され、マットレス支持体５を枠板１０に
取り付ける際に容易に実行出来るようにしている。フレ
ーム６は枠板１０の両側のサイドボード９，９の内側に
設けたフレーム支持板１６の所定位置に設けた凹欠部１
７に横梁１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄの端部を嵌合
することによってフレーム６は枠板１０に固定される。
【００１２】腰支え部３の昇降手段について次に説明す
る。腰支え部３の下位に位置するフレーム６ａの横梁１
５ａに固定され斜め下方に突出した支持腕２１にモータ
２２及びギアボックス２３を支持する。フレーム６ａの
縦梁１４ａ，１４ａ間に旋回動自在に渡した腰支え部３
の揺動軸２４から突出させた揺動腕２５に螺杆２６を枢
支し、螺杆２６先端の螺子部２６ａを前記ギアボックス
２３内のギアと噛み合わせ、モータ２２の回転によりギ
アボックス２３を介して螺杆２６を左右に移動させ得る
ようにしている。前記揺動軸２４には、その両端に一対
の上挙腕２７を固定し、上挙腕２７の先端に支持したロ
ーラ２８を、腰支え部３の周縁材１１ｂと一体の下向き
の断面倒コ字状の受け板２９に当接し、これを下から支
える。上挙腕２７の中間部分に上挙腕２７とＸ字状に交
差する交差腕３０を枢支する。交差腕３０は下端部にロ
ーラ３１を有し、該ローラ３１は縦梁１４ａの側面に設
けた断面コ字状のコ字状ガイド３２に摺動自在に嵌合さ
せている。交差腕３０の上端は、前記受け板２９の側部
の支持腕３３に枢着されている。従って、揺動軸２４の
旋回により上挙腕２７が上挙したとき上挙腕２８のロー
ラ２８が、腰支え部３の受け板２９を押し上げると共
に、交差腕３０は下部ローラ３１をコ字状ガイド３２内
に摺動嵌合したままパンタグラフ状に起立し、腰支え部
３を水平状態のまま上昇させ得るようにしている。
る。腰支え部３の下位に位置するフレーム６ａの横梁１
５ａに固定され斜め下方に突出した支持腕２１にモータ
２２及びギアボックス２３を支持する。フレーム６ａの
縦梁１４ａ，１４ａ間に旋回動自在に渡した腰支え部３
の揺動軸２４から突出させた揺動腕２５に螺杆２６を枢
支し、螺杆２６先端の螺子部２６ａを前記ギアボックス
２３内のギアと噛み合わせ、モータ２２の回転によりギ
アボックス２３を介して螺杆２６を左右に移動させ得る
ようにしている。前記揺動軸２４には、その両端に一対
の上挙腕２７を固定し、上挙腕２７の先端に支持したロ
ーラ２８を、腰支え部３の周縁材１１ｂと一体の下向き
の断面倒コ字状の受け板２９に当接し、これを下から支
える。上挙腕２７の中間部分に上挙腕２７とＸ字状に交
差する交差腕３０を枢支する。交差腕３０は下端部にロ
ーラ３１を有し、該ローラ３１は縦梁１４ａの側面に設
けた断面コ字状のコ字状ガイド３２に摺動自在に嵌合さ
せている。交差腕３０の上端は、前記受け板２９の側部
の支持腕３３に枢着されている。従って、揺動軸２４の
旋回により上挙腕２７が上挙したとき上挙腕２８のロー
ラ２８が、腰支え部３の受け板２９を押し上げると共
に、交差腕３０は下部ローラ３１をコ字状ガイド３２内
に摺動嵌合したままパンタグラフ状に起立し、腰支え部
３を水平状態のまま上昇させ得るようにしている。
【００１３】揺動軸２４は前述の如く、縦梁１４ａ，１
４ａ間に旋回動自在に支持されているが、筒状体よりな
るその内部にトーションバー３４を挿入している。トー
ションバー３４は、一端を筒状の揺動軸２４内部で同軸
と一体に固定し、他端は揺動軸２４が腰支え部３を上昇
する方向にトーションバー３４を捩じって筒体から出て
Ｕ字状に屈曲し、その端部３５を縦梁１４ａに係止する
ことによって、トーションバー３４は、揺動軸２４に腰
支え部３を上昇する方向に付勢（図２において反時計針
方向にねじれるような付勢力）している。即ち、揺動軸
２４は上挙腕２７を図２において反時計針方向に旋回す
るような付勢力を有し腰支え部３を上昇するための力を
内在している。
４ａ間に旋回動自在に支持されているが、筒状体よりな
るその内部にトーションバー３４を挿入している。トー
ションバー３４は、一端を筒状の揺動軸２４内部で同軸
と一体に固定し、他端は揺動軸２４が腰支え部３を上昇
する方向にトーションバー３４を捩じって筒体から出て
Ｕ字状に屈曲し、その端部３５を縦梁１４ａに係止する
ことによって、トーションバー３４は、揺動軸２４に腰
支え部３を上昇する方向に付勢（図２において反時計針
方向にねじれるような付勢力）している。即ち、揺動軸
２４は上挙腕２７を図２において反時計針方向に旋回す
るような付勢力を有し腰支え部３を上昇するための力を
内在している。
【００１４】背もたれ部２の揺動手段につき次に説明す
る。背もたれ部２の下位に位置するフレーム６ａの横梁
１５ｂに固定され斜め下方に突出した支持腕４１にモー
タ４２及びギアボックス４３を支持する。フレーム６ａ
の縦梁１４ａ，１４ａ間に旋回動自在に渡した背もたれ
部２の筒状揺動軸４４から突出させた揺動腕４５に螺杆
４６を枢支し、螺杆４６先端の螺子部を前記ギアボック
ス４３内のギアと噛み合わせ、モータ４２の回転により
ギアボックス４３を介して螺杆４６を左右に移動させ得
るようにしている。前記揺動軸４４には、その両端に一
対の上挙腕４７を固定し、上挙腕４７の先端に支持した
ローラ４８を、背もたれ部２の周縁材１１ｂと一体の下
向きの断面倒コ字状の受け板４９に当接し、これを下か
ら支える。
る。背もたれ部２の下位に位置するフレーム６ａの横梁
１５ｂに固定され斜め下方に突出した支持腕４１にモー
タ４２及びギアボックス４３を支持する。フレーム６ａ
の縦梁１４ａ，１４ａ間に旋回動自在に渡した背もたれ
部２の筒状揺動軸４４から突出させた揺動腕４５に螺杆
４６を枢支し、螺杆４６先端の螺子部を前記ギアボック
ス４３内のギアと噛み合わせ、モータ４２の回転により
ギアボックス４３を介して螺杆４６を左右に移動させ得
るようにしている。前記揺動軸４４には、その両端に一
対の上挙腕４７を固定し、上挙腕４７の先端に支持した
ローラ４８を、背もたれ部２の周縁材１１ｂと一体の下
向きの断面倒コ字状の受け板４９に当接し、これを下か
ら支える。
【００１５】従って、上挙腕４７が上挙したとき上挙腕
４７のローラ４８が背もたれ部２の受け板４９を押し上
げるため背もたれ部２は蝶番１３ａを中心に頭部を上挙
し、背もたれ部２を傾斜させる。
４７のローラ４８が背もたれ部２の受け板４９を押し上
げるため背もたれ部２は蝶番１３ａを中心に頭部を上挙
し、背もたれ部２を傾斜させる。
【００１６】揺動軸４４は前述の如く、縦梁１４ａ，１
４ａ間に旋回動自在に支持されているが、その内部にト
ーションバー５４を挿入している。トーションバー５４
は一端を筒状の揺動軸４４内部で同軸と一体に固定し、
他端は筒体から出てＵ字状に屈曲し、その端部５５を縦
梁１４ａに係止している。トーションバー５４は、トー
ションバー３４と同一の作用効果を揺動軸４４にもたら
し、図２において時計針方向にねじれるような付勢力を
有している。即ち、上挙腕４７を図２において時計針方
向に旋回するような付勢力を有し背もたれ部２の頭部を
上昇するための力を内在している。
４ａ間に旋回動自在に支持されているが、その内部にト
ーションバー５４を挿入している。トーションバー５４
は一端を筒状の揺動軸４４内部で同軸と一体に固定し、
他端は筒体から出てＵ字状に屈曲し、その端部５５を縦
梁１４ａに係止している。トーションバー５４は、トー
ションバー３４と同一の作用効果を揺動軸４４にもたら
し、図２において時計針方向にねじれるような付勢力を
有している。即ち、上挙腕４７を図２において時計針方
向に旋回するような付勢力を有し背もたれ部２の頭部を
上昇するための力を内在している。
【００１７】脚乗せ部４の揺動手段について次に説明す
る。脚乗せ部４の下位に位置するフレーム６ｂの爪先側
の横梁１５ｃに固定され斜め下方に突出した支持腕６１
にモータ６２及びギアボックス６３を支持する。フレー
ム６ｂの縦梁１４ｂ，１４ｂ間に旋回動自在に渡した脚
乗せ部４の揺動軸６４から突出させた揺動腕６５に螺杆
６６を枢支し、螺杆６６先端の螺子部を前記ギアボック
ス６３内のギアと噛み合わせ、モータ６２の回転により
ギアボックス６３を介して螺杆６６を左右に移動させ得
るようにしている。前記揺動軸６４には、その両端に一
対の上挙腕６７を固定し、上挙腕６７の先端に支持した
ローラ６８を、脚乗せ部４の周縁材１１ｃと一体の下向
きの断面倒コ字状の受け板６９に当接し、これを支え
る。
る。脚乗せ部４の下位に位置するフレーム６ｂの爪先側
の横梁１５ｃに固定され斜め下方に突出した支持腕６１
にモータ６２及びギアボックス６３を支持する。フレー
ム６ｂの縦梁１４ｂ，１４ｂ間に旋回動自在に渡した脚
乗せ部４の揺動軸６４から突出させた揺動腕６５に螺杆
６６を枢支し、螺杆６６先端の螺子部を前記ギアボック
ス６３内のギアと噛み合わせ、モータ６２の回転により
ギアボックス６３を介して螺杆６６を左右に移動させ得
るようにしている。前記揺動軸６４には、その両端に一
対の上挙腕６７を固定し、上挙腕６７の先端に支持した
ローラ６８を、脚乗せ部４の周縁材１１ｃと一体の下向
きの断面倒コ字状の受け板６９に当接し、これを支え
る。
【００１８】従って、上挙腕６７が上挙したとき上挙腕
６７のローラ６８が脚乗せ部４の受け板６９を押し上げ
るため脚乗せ部４は蝶番１３ｂを中心に爪先部を上挙
し、脚乗せ部４を傾斜させる。
６７のローラ６８が脚乗せ部４の受け板６９を押し上げ
るため脚乗せ部４は蝶番１３ｂを中心に爪先部を上挙
し、脚乗せ部４を傾斜させる。
【００１９】脚乗せ部４における前記上挙動作は、人体
脚部の重量が少ないために特に補助的に上挙方向への付
勢を必要とせず、背もたれ部２，腰支え部３に設けたト
ーションバー３４，５４による付勢手段は設けていな
い。
脚部の重量が少ないために特に補助的に上挙方向への付
勢を必要とせず、背もたれ部２，腰支え部３に設けたト
ーションバー３４，５４による付勢手段は設けていな
い。
【００２０】上記の如く、背もたれ部２，腰支え部３は
フレーム６ａと一体に構成され、脚乗せ部８はフレーム
６ｂと一体に構成されている。これらフレーム６ａ，６
ｂは共に、枠板１０によって周囲を囲うように支持され
る。枠板１０の両サイドボード９，９の内側にはフレー
ム支持板１６，１６がサイドボード９，９と一体に設け
られ、フレーム支持板１６に設けられた凹欠部１７内に
横梁１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄの端部を嵌合する
ことによりマットレス支持体５は枠板１０に固定されギ
ャッジベッドとなる。
フレーム６ａと一体に構成され、脚乗せ部８はフレーム
６ｂと一体に構成されている。これらフレーム６ａ，６
ｂは共に、枠板１０によって周囲を囲うように支持され
る。枠板１０の両サイドボード９，９の内側にはフレー
ム支持板１６，１６がサイドボード９，９と一体に設け
られ、フレーム支持板１６に設けられた凹欠部１７内に
横梁１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄの端部を嵌合する
ことによりマットレス支持体５は枠板１０に固定されギ
ャッジベッドとなる。
【００２１】本発明ベッドは、コントロールボックス７
１から引き出したリモートコントロール装置（図示せ
ず）により操作するが、背もたれ部２，腰支え部３，脚
乗せ部４のそれぞれのモータ４３，２２，６２は別個に
駆動することが出来るので、背もたれ部２，腰支え部
３，脚乗せ部４のそれぞれの内１つ乃至は全部を適宜組
み合わせて上挙或いは上昇させることが出来る。
１から引き出したリモートコントロール装置（図示せ
ず）により操作するが、背もたれ部２，腰支え部３，脚
乗せ部４のそれぞれのモータ４３，２２，６２は別個に
駆動することが出来るので、背もたれ部２，腰支え部
３，脚乗せ部４のそれぞれの内１つ乃至は全部を適宜組
み合わせて上挙或いは上昇させることが出来る。
【００２２】即ち、背もたれ部２或いは脚乗せ部４のみ
を操作したときは、仰臥状態から上半身を起こした状態
或いは仰臥して脚先を上げた状態とし、仰臥状態で腰支
え部３のみ上昇させれば腹部を緊張したストレッチ運動
をすることが出来、背もたれ部２を立て腰支え部３を上
昇させれば爪先が下がり椅子に掛けた如き状態とするこ
とが出来る等種々の姿勢をとることが出来る。
を操作したときは、仰臥状態から上半身を起こした状態
或いは仰臥して脚先を上げた状態とし、仰臥状態で腰支
え部３のみ上昇させれば腹部を緊張したストレッチ運動
をすることが出来、背もたれ部２を立て腰支え部３を上
昇させれば爪先が下がり椅子に掛けた如き状態とするこ
とが出来る等種々の姿勢をとることが出来る。
【００２３】上記の如く本発明ベッド１は、マットレス
支持体５と一体のフレーム６をヘッドボード７，フット
ボード８，サイドボード９，９よりなる枠板１０に設け
たフレーム支持板１６に、フレーム６の横梁１５を係止
することにより固定しているために、例えば永年の使用
により枠板１０に傷を生じ枠板１０を取り替えたいとき
など、単に枠板１０からフレームを取り出せば良いとい
う簡便性があり、また、ギャッジベッド１０ではない通
常のベッドをギャッジベッドにしたいときには、通常の
ベッドの枠板１０を使用し、その内側にフレーム支持板
１６を取り付けることにより、マットレス支持体を備え
ることが出来るので容易に通常ベッドをギャッジベッド
にすることも出来る。
支持体５と一体のフレーム６をヘッドボード７，フット
ボード８，サイドボード９，９よりなる枠板１０に設け
たフレーム支持板１６に、フレーム６の横梁１５を係止
することにより固定しているために、例えば永年の使用
により枠板１０に傷を生じ枠板１０を取り替えたいとき
など、単に枠板１０からフレームを取り出せば良いとい
う簡便性があり、また、ギャッジベッド１０ではない通
常のベッドをギャッジベッドにしたいときには、通常の
ベッドの枠板１０を使用し、その内側にフレーム支持板
１６を取り付けることにより、マットレス支持体を備え
ることが出来るので容易に通常ベッドをギャッジベッド
にすることも出来る。
【００２４】本発明ギャッジベッドにあっては、体重を
多く受ける背もたれ部２，腰支え部３の上挙動或いは上
昇動を助ける方向に付勢するトーションバー３４，５４
を内在させている。そのために、上記各動作の駆動源と
なるモータの出力を少なくすることひいてはモータの大
きさを小さくすることが出来、ベッドの枠板１０内部に
おいて機能部品が占める割合が少なくなり、ギャッジベ
ッドであるにかかわらず枠板１０内部に引き出し戸棚等
の物品収納手段７０を設けている。
多く受ける背もたれ部２，腰支え部３の上挙動或いは上
昇動を助ける方向に付勢するトーションバー３４，５４
を内在させている。そのために、上記各動作の駆動源と
なるモータの出力を少なくすることひいてはモータの大
きさを小さくすることが出来、ベッドの枠板１０内部に
おいて機能部品が占める割合が少なくなり、ギャッジベ
ッドであるにかかわらず枠板１０内部に引き出し戸棚等
の物品収納手段７０を設けている。
【００２５】
【発明の効果】本発明のベッドは以下の効果を有する。
背もたれ部，腰支え部，脚乗せ部の３部分に分割したマ
ットレス支持体のそれぞれに独立した駆動手段が設けら
れているので、背もたれ部，腰支え部，脚乗せ部の内適
宜個所を選択してその部分のみを作動させることが出
来、使用者が仰臥した姿勢，腹部を出して反り返るよう
なストレッチ姿勢或いは膝を曲げ背もたれに寄り掛った
椅子に座した姿勢等自由な姿勢でベッドを使用すること
が出来る。
背もたれ部，腰支え部，脚乗せ部の３部分に分割したマ
ットレス支持体のそれぞれに独立した駆動手段が設けら
れているので、背もたれ部，腰支え部，脚乗せ部の内適
宜個所を選択してその部分のみを作動させることが出
来、使用者が仰臥した姿勢，腹部を出して反り返るよう
なストレッチ姿勢或いは膝を曲げ背もたれに寄り掛った
椅子に座した姿勢等自由な姿勢でベッドを使用すること
が出来る。
【００２６】マットレス支持体を支えるフレームの一部
を突出させ、該突出部分を、枠板の内側面に設けたフレ
ーム支持板の凹欠部に嵌合したために、枠板に梁を置き
それでマットレス支持体を支えるような固定ベッドであ
っても、枠板にフレーム支持板によりフレームを嵌合す
るだけでキャッジベッドとすることが出来る。
を突出させ、該突出部分を、枠板の内側面に設けたフレ
ーム支持板の凹欠部に嵌合したために、枠板に梁を置き
それでマットレス支持体を支えるような固定ベッドであ
っても、枠板にフレーム支持板によりフレームを嵌合す
るだけでキャッジベッドとすることが出来る。
【００２７】フレームと一体のマットレス支持体を枠板
に取り付けているために、必要に応じ適宜枠体を変更す
ることにより気分を変えて使用することが出来る。身体
の重量のある部分を支える背もたれ部，腰支え部を上
挙，上昇させるための旋回力等を付勢するトーションバ
ーを揺動軸内に設けているために、揺動軸に旋回力を支
えるモータの出力を小さくすることが出来る。上記モー
タの小型化により枠板内空間が第となり引出しなどの物
品収容手段を設けることが出来るようになった。
に取り付けているために、必要に応じ適宜枠体を変更す
ることにより気分を変えて使用することが出来る。身体
の重量のある部分を支える背もたれ部，腰支え部を上
挙，上昇させるための旋回力等を付勢するトーションバ
ーを揺動軸内に設けているために、揺動軸に旋回力を支
えるモータの出力を小さくすることが出来る。上記モー
タの小型化により枠板内空間が第となり引出しなどの物
品収容手段を設けることが出来るようになった。
【図１】図１は、一部切除した状態の平面図。
【図２】図２は、一部切除した状態の縦断側面図。
１ ギャッジベッド ２ 背もたれ部 ３ 腰支え部 ４ 脚乗せ部 ５ マットレス支持体 ６，６ａ，６ｂ フレーム ７ ヘッドボード ８ フットボード ９ サイドボード １０ 枠板 １６ フレーム支持板 １７ 凹欠部 Ａ，Ｂ 揺動手段 Ｃ 昇降手段 Ｄ 駆動手段 ２４，４４，６４ 揺動軸 ３４，５４ トーションバー ３５ 端部 ７０ 物品収納手段
Claims (4)
- 【請求項１】 腰支え部を背もたれ部と脚乗せ部で挟ん
で配したマットレス支持体をフレームに支持してなり、
背もたれ部には頭部を脚乗せ部には爪先部をそれぞれ上
挙する揺動手段を、及び、腰支え部には同部を水平に昇
降する昇降手段を、それぞれマットレス支持体各部にそ
れぞれが個別に作動し得るよう設けたことを特徴とする
ベッド。 - 【請求項２】 マットレス支持体を支えるフレームの一
部を突出させ、該突出部分を、枠板の内側面に設けたフ
レーム支持板の凹欠部に嵌合したことを特徴とするベッ
ド。 - 【請求項３】 フレームに軸支した揺動軸の旋回動によ
り、マットレス支持体の揺動手段或いは昇降手段を作動
させるベッドにおいて、トーションバーを筒状の揺動軸
内部に挿入し、トーションバーの一端を揺動軸内部に固
定し、他端を揺動軸外に出し揺動軸がマットレス支持体
を上挙或いは上昇する方向と逆の方向にトーションバー
を捩ってフレームに固定し、揺動軸にマットレス支持体
の上挙或いは上昇方向に付勢力を賦与してなることを特
徴とするベッド。 - 【請求項４】 マットレス支持体の揺動手段、昇降手段
を作動させるための駆動手段をフレームの中央に位置さ
せ、その両側に複数の物品収納手段を枠板内に設けたこ
とを特徴とするベッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31512099A JP3610451B2 (ja) | 1999-11-05 | 1999-11-05 | ベッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31512099A JP3610451B2 (ja) | 1999-11-05 | 1999-11-05 | ベッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001128797A true JP2001128797A (ja) | 2001-05-15 |
| JP3610451B2 JP3610451B2 (ja) | 2005-01-12 |
Family
ID=18061658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31512099A Expired - Fee Related JP3610451B2 (ja) | 1999-11-05 | 1999-11-05 | ベッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3610451B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004248808A (ja) * | 2003-02-19 | 2004-09-09 | France Bed Co Ltd | 起床式ベッド装置 |
| JP2006158779A (ja) * | 2004-12-09 | 2006-06-22 | France Bed Co Ltd | ベッド装置 |
| JP2006192064A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | France Bed Co Ltd | 背上げ式ベッド装置 |
| CN109674281A (zh) * | 2019-02-28 | 2019-04-26 | 电子科技大学中山学院 | 一种腰部保健床 |
-
1999
- 1999-11-05 JP JP31512099A patent/JP3610451B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004248808A (ja) * | 2003-02-19 | 2004-09-09 | France Bed Co Ltd | 起床式ベッド装置 |
| JP2006158779A (ja) * | 2004-12-09 | 2006-06-22 | France Bed Co Ltd | ベッド装置 |
| JP4594058B2 (ja) * | 2004-12-09 | 2010-12-08 | フランスベッド株式会社 | ベッド装置 |
| JP2006192064A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | France Bed Co Ltd | 背上げ式ベッド装置 |
| JP4594109B2 (ja) * | 2005-01-13 | 2010-12-08 | フランスベッド株式会社 | 背上げ式ベッド装置 |
| CN109674281A (zh) * | 2019-02-28 | 2019-04-26 | 电子科技大学中山学院 | 一种腰部保健床 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3610451B2 (ja) | 2005-01-12 |
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