JP2001128387A - 充電装置 - Google Patents
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- JP2001128387A JP2001128387A JP30624499A JP30624499A JP2001128387A JP 2001128387 A JP2001128387 A JP 2001128387A JP 30624499 A JP30624499 A JP 30624499A JP 30624499 A JP30624499 A JP 30624499A JP 2001128387 A JP2001128387 A JP 2001128387A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 蓄電手段内の直列接続された複数の蓄電素子
各々の端子間電圧の均一化を図る。 【解決手段】 蓄電素子Ca〜Ccを直列接続して構成
された蓄電手段BATを充電可能な充電装置1におい
て、互いに磁気結合された第1巻線2pおよび蓄電素子
Ca〜Ccに対応して設けられた複数の第2巻線2sa
〜2scを有するトランス2と、第1巻線2pおよび蓄
電手段BATに対して直列接続されると共にオン状態に
制御されたときに第1巻線2pを介して電流を流すこと
によって蓄電手段BATを充電すると共にトランス2を
励磁させるスイッチ手段3とを備え、スイッチ手段3の
オン期間に励磁させたトランス2の励磁エネルギーに基
づく充電電流Ia〜Icをスイッチ手段3のオフ期間に
複数の第2巻線2sa〜2scの各々から対応する複数
の蓄電素子Ca〜Ccの各々に出力する。
各々の端子間電圧の均一化を図る。 【解決手段】 蓄電素子Ca〜Ccを直列接続して構成
された蓄電手段BATを充電可能な充電装置1におい
て、互いに磁気結合された第1巻線2pおよび蓄電素子
Ca〜Ccに対応して設けられた複数の第2巻線2sa
〜2scを有するトランス2と、第1巻線2pおよび蓄
電手段BATに対して直列接続されると共にオン状態に
制御されたときに第1巻線2pを介して電流を流すこと
によって蓄電手段BATを充電すると共にトランス2を
励磁させるスイッチ手段3とを備え、スイッチ手段3の
オン期間に励磁させたトランス2の励磁エネルギーに基
づく充電電流Ia〜Icをスイッチ手段3のオフ期間に
複数の第2巻線2sa〜2scの各々から対応する複数
の蓄電素子Ca〜Ccの各々に出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池やコンデンサ
などの蓄電手段を充電する充電装置に関し、詳しくは、
端子間電圧の変動幅が大きい蓄電素子を複数直列接続し
て構成された蓄電手段を充電するのに適した充電装置に
関するものである。
などの蓄電手段を充電する充電装置に関し、詳しくは、
端子間電圧の変動幅が大きい蓄電素子を複数直列接続し
て構成された蓄電手段を充電するのに適した充電装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気自動車用のバッテリー、およ
びそのバッテリーを充電するための充電装置の開発が急
ピッチで行われており、この種の充電装置として、図4
に示す充電装置41が既に開発されている。この充電装
置41は、簡易な構成のチョッパー方式によって、例え
ば複数の電気二重層型のコンデンサC1〜C4を直列接
続して構成されたバッテリーBATを高効率で充電可能
に構成されている。この充電装置41では、図外の制御
回路がスイッチ素子42をオン状態に制御すると、交流
を整流した脈流や安定化された直流電圧などの入力電圧
VINに基づく充電電流I11が、スイッチ素子42、チョ
ークコイル43、およびバッテリーBATからなる電流
経路を流れ、これにより、バッテリーBATが充電され
る。一方、スイッチ素子42がオフ状態に制御される
と、充電電流I11が流れた際にチョークコイル43に蓄
積されたエネルギーに基づいて、フライホイール電流I
F が、チョークコイル43、バッテリーBATおよび転
流ダイオード44からなる電流経路を流れ、これによ
り、この際にも、バッテリーBATが充電される。この
ように、この充電装置41では、スイッチ素子42をオ
ン/オフ制御することにより、そのオン期間およびオフ
期間の両期間において、充電電流I11またはフライホイ
ール電流IF でバッテリーBATが連続的に充電され
る。
びそのバッテリーを充電するための充電装置の開発が急
ピッチで行われており、この種の充電装置として、図4
に示す充電装置41が既に開発されている。この充電装
置41は、簡易な構成のチョッパー方式によって、例え
ば複数の電気二重層型のコンデンサC1〜C4を直列接
続して構成されたバッテリーBATを高効率で充電可能
に構成されている。この充電装置41では、図外の制御
回路がスイッチ素子42をオン状態に制御すると、交流
を整流した脈流や安定化された直流電圧などの入力電圧
VINに基づく充電電流I11が、スイッチ素子42、チョ
ークコイル43、およびバッテリーBATからなる電流
経路を流れ、これにより、バッテリーBATが充電され
る。一方、スイッチ素子42がオフ状態に制御される
と、充電電流I11が流れた際にチョークコイル43に蓄
積されたエネルギーに基づいて、フライホイール電流I
F が、チョークコイル43、バッテリーBATおよび転
流ダイオード44からなる電流経路を流れ、これによ
り、この際にも、バッテリーBATが充電される。この
ように、この充電装置41では、スイッチ素子42をオ
ン/オフ制御することにより、そのオン期間およびオフ
期間の両期間において、充電電流I11またはフライホイ
ール電流IF でバッテリーBATが連続的に充電され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
充電装置41には、以下の問題点がある。すなわち、充
電装置41では、スイッチ素子42のオン期間およびオ
フ期間の両期間において、充電電流I11またはフライホ
イール電流IF をコンデンサC1〜C4に対して直列的
に通過させることによって、バッテリーBATを充電し
ている。このため、各コンデンサC1〜C4の各々の端
子間電圧は、必ずしも均一の電圧に維持されず、むし
ろ、ばらつく傾向となる。一方、コンデンサの蓄積エネ
ルギーは、コンデンサの端子間電圧の二乗に比例する。
したがって、複数のコンデンサC1〜C4各々の蓄積エ
ネルギーは、その端子間電圧が僅かに相違しても大きく
相違する。したがって、十分に充電したはずのバッテリ
ーBATが、実際には、十分な電気エネルギーを放出す
ることができないという事態が発生する。このため、電
気自動車用のバッテリーBATをこの充電装置41で充
電した場合、僅かに走行しただけでバッテリー切れ状態
になってしまうおそれがある。このように、従来の充電
装置41には、複数の蓄電素子を直列接続して構成され
た蓄電手段に対して効率よく十分に充電するのが困難で
あるという問題点がある。また、複数の蓄電素子の各端
子間電圧がばらついた状態で充電されると、蓄電素子の
寿命が低下するという問題点もある。
充電装置41には、以下の問題点がある。すなわち、充
電装置41では、スイッチ素子42のオン期間およびオ
フ期間の両期間において、充電電流I11またはフライホ
イール電流IF をコンデンサC1〜C4に対して直列的
に通過させることによって、バッテリーBATを充電し
ている。このため、各コンデンサC1〜C4の各々の端
子間電圧は、必ずしも均一の電圧に維持されず、むし
ろ、ばらつく傾向となる。一方、コンデンサの蓄積エネ
ルギーは、コンデンサの端子間電圧の二乗に比例する。
したがって、複数のコンデンサC1〜C4各々の蓄積エ
ネルギーは、その端子間電圧が僅かに相違しても大きく
相違する。したがって、十分に充電したはずのバッテリ
ーBATが、実際には、十分な電気エネルギーを放出す
ることができないという事態が発生する。このため、電
気自動車用のバッテリーBATをこの充電装置41で充
電した場合、僅かに走行しただけでバッテリー切れ状態
になってしまうおそれがある。このように、従来の充電
装置41には、複数の蓄電素子を直列接続して構成され
た蓄電手段に対して効率よく十分に充電するのが困難で
あるという問題点がある。また、複数の蓄電素子の各端
子間電圧がばらついた状態で充電されると、蓄電素子の
寿命が低下するという問題点もある。
【0004】本発明は、かかる問題点を解決すべくなさ
れたものであり、蓄電手段内の直列接続された複数の蓄
電素子各々の端子間電圧の均一化を図り得る充電装置を
提供することを主目的とする。
れたものであり、蓄電手段内の直列接続された複数の蓄
電素子各々の端子間電圧の均一化を図り得る充電装置を
提供することを主目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の充電装置は、蓄電素子を複数直列接続して
構成された蓄電手段を充電可能な充電装置において、互
いに磁気結合された第1巻線および複数の蓄電素子の各
々に対応して設けられた複数の第2巻線を有するトラン
スと、トランスの第1巻線および蓄電手段に対して直列
接続されると共にオン状態に制御されたときにトランス
の第1巻線を介して電流を流すことによって蓄電手段を
充電すると共にトランスを励磁させるスイッチ手段とを
備え、スイッチ手段のオン期間に励磁させたトランスの
励磁エネルギーに基づく充電電流をスイッチ手段のオフ
期間に複数の第2巻線の各々から対応する複数の蓄電素
子の各々にそれぞれ出力することを特徴とする。
求項1記載の充電装置は、蓄電素子を複数直列接続して
構成された蓄電手段を充電可能な充電装置において、互
いに磁気結合された第1巻線および複数の蓄電素子の各
々に対応して設けられた複数の第2巻線を有するトラン
スと、トランスの第1巻線および蓄電手段に対して直列
接続されると共にオン状態に制御されたときにトランス
の第1巻線を介して電流を流すことによって蓄電手段を
充電すると共にトランスを励磁させるスイッチ手段とを
備え、スイッチ手段のオン期間に励磁させたトランスの
励磁エネルギーに基づく充電電流をスイッチ手段のオフ
期間に複数の第2巻線の各々から対応する複数の蓄電素
子の各々にそれぞれ出力することを特徴とする。
【0006】請求項2記載の充電装置は、請求項1記載
の充電装置において、トランスを複数備え、トランスの
第1巻線を互いに直列または並列接続したことを特徴と
する。
の充電装置において、トランスを複数備え、トランスの
第1巻線を互いに直列または並列接続したことを特徴と
する。
【0007】請求項3記載の充電装置は、請求項1また
は2記載の充電装置において、蓄電素子は、電気二重層
コンデンサおよびイオン電池のいずれかで構成されてい
ることを特徴とする。
は2記載の充電装置において、蓄電素子は、電気二重層
コンデンサおよびイオン電池のいずれかで構成されてい
ることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る充電装置の好適な実施の形態について説明す
る。
明に係る充電装置の好適な実施の形態について説明す
る。
【0009】図1に示す充電装置1は、例えば、リチウ
ムイオン電池などのイオン電池や、電気二重層コンデン
サなどの端子間電圧が大幅に変動する蓄電素子を複数直
列接続して構成されたバッテリーを充電するのに適して
いる。以下、蓄電素子として電気二重層型のコンデンサ
Ca〜Ccを直列接続して構成されたバッテリーBAT
を充電する例について説明する。
ムイオン電池などのイオン電池や、電気二重層コンデン
サなどの端子間電圧が大幅に変動する蓄電素子を複数直
列接続して構成されたバッテリーを充電するのに適して
いる。以下、蓄電素子として電気二重層型のコンデンサ
Ca〜Ccを直列接続して構成されたバッテリーBAT
を充電する例について説明する。
【0010】充電装置1は、全体としてチョッパー回路
で構成され、本発明における第1巻線に相当する一次巻
線2pおよび本発明における第2巻線に相当しコンデン
サCa〜Ccの数と同数の二次巻線2sa〜2scを有
するトランス2と、FETやトランジスタで構成され一
次巻線2pに直列接続されたスイッチ素子3と、各二次
巻線2sa〜2scの各々にそれぞれ直列接続されたダ
イオード4a〜4cと、スイッチ素子3のオン/オフを
制御する制御回路5とを備えている。この場合、トラン
ス2の一次巻線2pは、スイッチ素子3およびバッテリ
ーBATに対して直列に接続されている。また、二次巻
線2scは、その巻き始め側端子が、バッテリーBAT
の負極端子に接続され、その巻き終わり側端子が、ダイ
オード4cを介して二次巻線2sbの巻始め側端子およ
びコンデンサCcの正極端子に接続されている。さら
に、二次巻線2sbは、その巻き終わり側端子が、ダイ
オード4bを介して二次巻線2saの巻始め側端子およ
びコンデンサCbの正極端子に接続され、二次巻線2s
aは、その巻き終わり側端子が、ダイオード4aを介し
てコンデンサCaの正極端子に接続されている。一方、
制御回路5は、入力電圧VINおよび出力電圧VO の電圧
差に応じて、各コンデンサCa〜Ccを充電する充電電
流の電流値が最適な値になるように、例えばPWM(Pu
lse Width Modulation)制御方式でスイッチ素子3のオ
ン/オフを制御する。
で構成され、本発明における第1巻線に相当する一次巻
線2pおよび本発明における第2巻線に相当しコンデン
サCa〜Ccの数と同数の二次巻線2sa〜2scを有
するトランス2と、FETやトランジスタで構成され一
次巻線2pに直列接続されたスイッチ素子3と、各二次
巻線2sa〜2scの各々にそれぞれ直列接続されたダ
イオード4a〜4cと、スイッチ素子3のオン/オフを
制御する制御回路5とを備えている。この場合、トラン
ス2の一次巻線2pは、スイッチ素子3およびバッテリ
ーBATに対して直列に接続されている。また、二次巻
線2scは、その巻き始め側端子が、バッテリーBAT
の負極端子に接続され、その巻き終わり側端子が、ダイ
オード4cを介して二次巻線2sbの巻始め側端子およ
びコンデンサCcの正極端子に接続されている。さら
に、二次巻線2sbは、その巻き終わり側端子が、ダイ
オード4bを介して二次巻線2saの巻始め側端子およ
びコンデンサCbの正極端子に接続され、二次巻線2s
aは、その巻き終わり側端子が、ダイオード4aを介し
てコンデンサCaの正極端子に接続されている。一方、
制御回路5は、入力電圧VINおよび出力電圧VO の電圧
差に応じて、各コンデンサCa〜Ccを充電する充電電
流の電流値が最適な値になるように、例えばPWM(Pu
lse Width Modulation)制御方式でスイッチ素子3のオ
ン/オフを制御する。
【0011】この充電装置1では、充電開始時には、制
御回路5がスイッチ素子3をオン状態に制御する。この
際には、入力電圧VINに基づく電流IINが、プラス入力
端子、スイッチ素子3、トランス2の一次巻線2p、バ
ッテリーBATおよびマイナス入力端子からなる電流経
路を流れ、これにより、バッテリーBATが充電される
と共にトランス2に励磁エネルギーが蓄積される。この
場合、電流IINは、その電流値が時間の経過と共に徐々
に増加する。したがって、制御回路5は、入力電圧VIN
および出力電圧VO の電圧を監視し、両電圧VIN,VO
の電圧差に応じて、各コンデンサCa〜Ccを充電する
のに最適な電流値になるように、スイッチ素子3のオン
時間を制御する。次いで、制御回路5は、電流IINの電
流値が最適な電流値に達したと判別した時点で、スイッ
チ素子3をオフ状態に制御する。
御回路5がスイッチ素子3をオン状態に制御する。この
際には、入力電圧VINに基づく電流IINが、プラス入力
端子、スイッチ素子3、トランス2の一次巻線2p、バ
ッテリーBATおよびマイナス入力端子からなる電流経
路を流れ、これにより、バッテリーBATが充電される
と共にトランス2に励磁エネルギーが蓄積される。この
場合、電流IINは、その電流値が時間の経過と共に徐々
に増加する。したがって、制御回路5は、入力電圧VIN
および出力電圧VO の電圧を監視し、両電圧VIN,VO
の電圧差に応じて、各コンデンサCa〜Ccを充電する
のに最適な電流値になるように、スイッチ素子3のオン
時間を制御する。次いで、制御回路5は、電流IINの電
流値が最適な電流値に達したと判別した時点で、スイッ
チ素子3をオフ状態に制御する。
【0012】スイッチ素子3がオフ状態に制御される
と、トランス2に蓄積されている励磁エネルギーに基づ
くフライバック電流が、各二次巻線2sa〜2scから
放出される。この場合、各二次巻線2sa,2sb,2
scの巻数をそれぞれNa,Nb,Ncとし、バッテリ
ーBAT内の各コンデンサCa,Cb,Ccの端子間電
圧をそれぞれVca,Vcb,Vccとし、各ダイオード4a
〜4cの順方向電圧を無視すれば、下記の式が成立す
る。なお、以下、各コンデンサCa〜Ccの端子間電圧
Vca〜Vccを互いに等しい電圧に充電するものとし、そ
のため各二次巻線2sa〜2scが同じ巻数で巻き回さ
れているものとして説明する。 Vca:Vcb:Vcc=Na:Nb:Nc・・・・・式
と、トランス2に蓄積されている励磁エネルギーに基づ
くフライバック電流が、各二次巻線2sa〜2scから
放出される。この場合、各二次巻線2sa,2sb,2
scの巻数をそれぞれNa,Nb,Ncとし、バッテリ
ーBAT内の各コンデンサCa,Cb,Ccの端子間電
圧をそれぞれVca,Vcb,Vccとし、各ダイオード4a
〜4cの順方向電圧を無視すれば、下記の式が成立す
る。なお、以下、各コンデンサCa〜Ccの端子間電圧
Vca〜Vccを互いに等しい電圧に充電するものとし、そ
のため各二次巻線2sa〜2scが同じ巻数で巻き回さ
れているものとして説明する。 Vca:Vcb:Vcc=Na:Nb:Nc・・・・・式
【0013】したがって、フライバック電流が放出され
る際には、上記式に規定される電圧に対して最も低い
端子間電圧(つまり、最も端子間電圧が低い)のコンデ
ンサから順に充電される。具体的には、コンデンサCa
の端子間電圧Vcaが最も低く、コンデンサCbの端子間
電圧Vcbが最も高い場合、まず、フライバック電流Ia
が、二次巻線2saの巻き終わり側端子、ダイオード4
a、バッテリーBAT内のコンデンサCa、および二次
巻線2saの巻始め側端子からなる電流経路を流れ、こ
れにより、コンデンサCaが充電される。次いで、コン
デンサCaの端子間電圧VcaがコンデンサCcの端子間
電圧Vccと等しくなった時点で、二次巻線2scからも
フライバック電流Icが放出される。この際には、フラ
イバック電流Icが、二次巻線2scの巻き終わり側端
子、ダイオード4c、バッテリーBAT内のコンデンサ
Cc、および二次巻線2scの巻始め側端子からなる電
流経路を流れ、これにより、コンデンサCa,Ccが共
に充電される。続いて、すべてのコンデンサCa〜Cc
の端子間電圧Vca〜Vccが等しくなった時点で、二次巻
線2sbからもフライバック電流Ibが放出される。こ
の際には、フライバック電流Ibが、二次巻線2sbの
巻き終わり側端子、ダイオード4b、バッテリーBAT
内のコンデンサCb、および二次巻線2sbの巻始め側
端子からなる電流経路を流れ、これにより、コンデンサ
Ca〜Ccが共に充電される。
る際には、上記式に規定される電圧に対して最も低い
端子間電圧(つまり、最も端子間電圧が低い)のコンデ
ンサから順に充電される。具体的には、コンデンサCa
の端子間電圧Vcaが最も低く、コンデンサCbの端子間
電圧Vcbが最も高い場合、まず、フライバック電流Ia
が、二次巻線2saの巻き終わり側端子、ダイオード4
a、バッテリーBAT内のコンデンサCa、および二次
巻線2saの巻始め側端子からなる電流経路を流れ、こ
れにより、コンデンサCaが充電される。次いで、コン
デンサCaの端子間電圧VcaがコンデンサCcの端子間
電圧Vccと等しくなった時点で、二次巻線2scからも
フライバック電流Icが放出される。この際には、フラ
イバック電流Icが、二次巻線2scの巻き終わり側端
子、ダイオード4c、バッテリーBAT内のコンデンサ
Cc、および二次巻線2scの巻始め側端子からなる電
流経路を流れ、これにより、コンデンサCa,Ccが共
に充電される。続いて、すべてのコンデンサCa〜Cc
の端子間電圧Vca〜Vccが等しくなった時点で、二次巻
線2sbからもフライバック電流Ibが放出される。こ
の際には、フライバック電流Ibが、二次巻線2sbの
巻き終わり側端子、ダイオード4b、バッテリーBAT
内のコンデンサCb、および二次巻線2sbの巻始め側
端子からなる電流経路を流れ、これにより、コンデンサ
Ca〜Ccが共に充電される。
【0014】この結果、すべてのコンデンサCa〜Cc
は、上記式を満たすように充電される。なお、スイッ
チ素子3による1回のスイッチングで励磁されるトラン
ス2の励磁エネルギーが、上記式を満たすのに十分で
ないときは、スイッチ素子3が繰り返しスイッチングさ
れることによって、すべてのコンデンサCa〜Ccが、
上記式を満たすように充電される。
は、上記式を満たすように充電される。なお、スイッ
チ素子3による1回のスイッチングで励磁されるトラン
ス2の励磁エネルギーが、上記式を満たすのに十分で
ないときは、スイッチ素子3が繰り返しスイッチングさ
れることによって、すべてのコンデンサCa〜Ccが、
上記式を満たすように充電される。
【0015】このように、この充電装置1によれば、ス
イッチ素子3のオン期間において、トランス2の一次巻
線2pを流れる電流IINによってバッテリーBATを充
電し、スイッチ素子3のオフ期間において、その端子間
電圧Vca〜Vccが互いに等しい電圧になるように各コン
デンサCa〜Ccを充電することができる。したがっ
て、バッテリーBATに対して、蓄積可能な極限値まで
の大容量電気エネルギーを最も効率よく蓄積させること
ができる。加えて、各コンデンサCa〜Ccの端子間電
圧を均一化することができるため、従来の充電装置41
による充電方法と比較して、各コンデンサCa〜Ccの
寿命を大幅に延ばすことができる。
イッチ素子3のオン期間において、トランス2の一次巻
線2pを流れる電流IINによってバッテリーBATを充
電し、スイッチ素子3のオフ期間において、その端子間
電圧Vca〜Vccが互いに等しい電圧になるように各コン
デンサCa〜Ccを充電することができる。したがっ
て、バッテリーBATに対して、蓄積可能な極限値まで
の大容量電気エネルギーを最も効率よく蓄積させること
ができる。加えて、各コンデンサCa〜Ccの端子間電
圧を均一化することができるため、従来の充電装置41
による充電方法と比較して、各コンデンサCa〜Ccの
寿命を大幅に延ばすことができる。
【0016】次に、図2を参照して、他の実施の形態に
係る充電装置21の構成および動作について説明する。
なお、充電装置1の構成要素と同一の機能を有する構成
要素については同一の符号を付して重複した説明を省略
する。また、スイッチ素子3に対するオン/オフスイッ
チングは充電装置1と同様にして制御されるため、制御
回路5などの図示を省略する。
係る充電装置21の構成および動作について説明する。
なお、充電装置1の構成要素と同一の機能を有する構成
要素については同一の符号を付して重複した説明を省略
する。また、スイッチ素子3に対するオン/オフスイッ
チングは充電装置1と同様にして制御されるため、制御
回路5などの図示を省略する。
【0017】同図に示す充電装置21では、数多くのコ
ンデンサCa〜Cfを直列接続して構成されたバッテリ
ーBATaを充電するのに適した構成が採用されてい
る。数多くのコンデンサを直列接続して構成されたバッ
テリーBATaを充電する場合、充電装置1におけるト
ランス2に多くの二次巻線を形成してもよいが、コンデ
ンサの数が互いに異なる各種のバッテリーに合致するよ
うに数多くの種類のトランスを製作しなければならず、
トランスの共通化を図るのが困難になる。また、1つの
トランスに数多くの二次巻線を形成するのは、その製造
が煩雑のため製造コストが上昇する。このため、この充
電装置21では、同じ数の二次巻線が形成されたトラン
スを複数用いることによって、トランスの共通化が図ら
れ、かつ、トランスの製造コストが低減されている。
ンデンサCa〜Cfを直列接続して構成されたバッテリ
ーBATaを充電するのに適した構成が採用されてい
る。数多くのコンデンサを直列接続して構成されたバッ
テリーBATaを充電する場合、充電装置1におけるト
ランス2に多くの二次巻線を形成してもよいが、コンデ
ンサの数が互いに異なる各種のバッテリーに合致するよ
うに数多くの種類のトランスを製作しなければならず、
トランスの共通化を図るのが困難になる。また、1つの
トランスに数多くの二次巻線を形成するのは、その製造
が煩雑のため製造コストが上昇する。このため、この充
電装置21では、同じ数の二次巻線が形成されたトラン
スを複数用いることによって、トランスの共通化が図ら
れ、かつ、トランスの製造コストが低減されている。
【0018】具体的には、充電装置21では、二次巻線
が例えば2つ形成されたトランス22〜24が用いられ
ている。この場合、各トランス22〜24の各一次巻線
22p〜24pが直列接続され、かつ、これらの一次巻
線22p〜24pが、スイッチ素子3およびバッテリー
BATaに対して直列に接続される。また、トランス2
4の二次巻線24sbは、その巻き始め側端子が、バッ
テリーBATaの負極端子に接続され、その巻き終わり
側端子が、ダイオード4fを介して二次巻線24saの
巻始め側端子およびコンデンサCfの正極端子に接続さ
れて、二次巻線24saは、その巻き終わり側端子が、
ダイオード4eを介してトランス23における二次巻線
23sbの巻始め側端子およびコンデンサCeの正極端
子に接続されている。さらに、トランス23の二次巻線
23sbは、その巻き終わり側端子が、ダイオード4d
を介して二次巻線23saの巻始め側端子およびコンデ
ンサCdの正極端子に接続されて、二次巻線23sa
は、その巻き終わり側端子が、ダイオード4cを介して
トランス22における二次巻線22sbの巻始め側端子
およびコンデンサCcの正極端子に接続されている。同
様にして、トランス22の二次巻線22sbは、その巻
き終わり側端子が、ダイオード4bを介して二次巻線2
2saの巻始め側端子およびコンデンサCbの正極端子
に接続されて、二次巻線22saは、その巻き終わり側
端子が、ダイオード4aを介してコンデンサCaの正極
端子に接続されている。
が例えば2つ形成されたトランス22〜24が用いられ
ている。この場合、各トランス22〜24の各一次巻線
22p〜24pが直列接続され、かつ、これらの一次巻
線22p〜24pが、スイッチ素子3およびバッテリー
BATaに対して直列に接続される。また、トランス2
4の二次巻線24sbは、その巻き始め側端子が、バッ
テリーBATaの負極端子に接続され、その巻き終わり
側端子が、ダイオード4fを介して二次巻線24saの
巻始め側端子およびコンデンサCfの正極端子に接続さ
れて、二次巻線24saは、その巻き終わり側端子が、
ダイオード4eを介してトランス23における二次巻線
23sbの巻始め側端子およびコンデンサCeの正極端
子に接続されている。さらに、トランス23の二次巻線
23sbは、その巻き終わり側端子が、ダイオード4d
を介して二次巻線23saの巻始め側端子およびコンデ
ンサCdの正極端子に接続されて、二次巻線23sa
は、その巻き終わり側端子が、ダイオード4cを介して
トランス22における二次巻線22sbの巻始め側端子
およびコンデンサCcの正極端子に接続されている。同
様にして、トランス22の二次巻線22sbは、その巻
き終わり側端子が、ダイオード4bを介して二次巻線2
2saの巻始め側端子およびコンデンサCbの正極端子
に接続されて、二次巻線22saは、その巻き終わり側
端子が、ダイオード4aを介してコンデンサCaの正極
端子に接続されている。
【0019】この充電装置21では、充電開始時には、
スイッチ素子3がオン状態に制御される。この際には、
入力電圧VINに基づく電流IINが、プラス入力端子、ス
イッチ素子3、トランス24の一次巻線24p、トラン
ス23の一次巻線23p、トランス22の一次巻線22
p、バッテリーBATaおよびマイナス入力端子からな
る電流経路を流れ、これにより、バッテリーBATaが
充電されると共に各トランス22〜24に励磁エネルギ
ーが蓄積される。
スイッチ素子3がオン状態に制御される。この際には、
入力電圧VINに基づく電流IINが、プラス入力端子、ス
イッチ素子3、トランス24の一次巻線24p、トラン
ス23の一次巻線23p、トランス22の一次巻線22
p、バッテリーBATaおよびマイナス入力端子からな
る電流経路を流れ、これにより、バッテリーBATaが
充電されると共に各トランス22〜24に励磁エネルギ
ーが蓄積される。
【0020】次いで、スイッチ素子3がオフ状態に制御
されると、各トランス22〜24に蓄積されている励磁
エネルギーに基づくフライバック電流Ia〜Ifが、各
二次巻線22sa,22sb,23sa,23sb,2
4sa,24sbから放出される。この場合にも、各ト
ランス22〜24の各二次巻線22sa〜24sbが同
じ巻数で巻き回されているため、バッテリーBATa
は、すべてのコンデンサCa〜Cfの端子間電圧が等し
くなるように充電される。
されると、各トランス22〜24に蓄積されている励磁
エネルギーに基づくフライバック電流Ia〜Ifが、各
二次巻線22sa,22sb,23sa,23sb,2
4sa,24sbから放出される。この場合にも、各ト
ランス22〜24の各二次巻線22sa〜24sbが同
じ巻数で巻き回されているため、バッテリーBATa
は、すべてのコンデンサCa〜Cfの端子間電圧が等し
くなるように充電される。
【0021】次に、図3を参照して、さらに他の実施形
態に係る充電装置31の構成および動作について説明す
る。なお、充電装置21の構成要素と同一の機能を有す
る構成要素については同一の符号を付して重複した説明
を省略する。
態に係る充電装置31の構成および動作について説明す
る。なお、充電装置21の構成要素と同一の機能を有す
る構成要素については同一の符号を付して重複した説明
を省略する。
【0022】同図に示す充電装置31は、充電装置21
とは異なり、トランス22の一次巻線22pおよびトラ
ンス23の二次巻線23pが並列接続されている。な
お、両トランス22,23の各二次巻線22sa,22
sb,23sa,23sbの接続については、充電装置
21における両トランス22,23と同一のため、その
説明を省略する。
とは異なり、トランス22の一次巻線22pおよびトラ
ンス23の二次巻線23pが並列接続されている。な
お、両トランス22,23の各二次巻線22sa,22
sb,23sa,23sbの接続については、充電装置
21における両トランス22,23と同一のため、その
説明を省略する。
【0023】この充電装置31では、充電開始時に、ス
イッチ素子3がオン状態に制御されると、入力電圧VIN
に基づく電流IINが、プラス入力端子、スイッチ素子
3、トランス22の一次巻線22pおよびトランス23
の一次巻線23pの並列回路、バッテリーBATb並び
にマイナス入力端子からなる電流経路を流れ、これによ
り、バッテリーBATbが充電されると共に両トランス
22,23に励磁エネルギーが蓄積される。次いで、ス
イッチ素子3がオフ状態に制御されると、充電装置21
と同様にして、両トランス22,23に蓄積されている
励磁エネルギーに基づくフライバック電流が各コンデン
サCa〜Cdに放出される。この場合にも、バッテリー
BATbは、すべてのコンデンサCa〜Cdの端子間電
圧が等しくなるように充電される。
イッチ素子3がオン状態に制御されると、入力電圧VIN
に基づく電流IINが、プラス入力端子、スイッチ素子
3、トランス22の一次巻線22pおよびトランス23
の一次巻線23pの並列回路、バッテリーBATb並び
にマイナス入力端子からなる電流経路を流れ、これによ
り、バッテリーBATbが充電されると共に両トランス
22,23に励磁エネルギーが蓄積される。次いで、ス
イッチ素子3がオフ状態に制御されると、充電装置21
と同様にして、両トランス22,23に蓄積されている
励磁エネルギーに基づくフライバック電流が各コンデン
サCa〜Cdに放出される。この場合にも、バッテリー
BATbは、すべてのコンデンサCa〜Cdの端子間電
圧が等しくなるように充電される。
【0024】なお、本発明は、上記した発明の実施の形
態に限定されず、その構成を適宜変更することができ
る。例えば、充電対象のバッテリーとしては、イオン電
池や、電気二重層コンデンサで構成されたものに限ら
ず、鉛電池などの各種電池や各種コンデンサで構成され
たもであってもよい。また、本発明における蓄電手段
は、単一の蓄電素子を直列接続したものに限らず、複数
の蓄電素子を並列接続した蓄電素子の組を直列接続して
構成されていてもよい。さらに、各トランスの二次巻線
の数や、使用するトランスの数は、本発明の実施の形態
に限定されず、任意に規定することができる。
態に限定されず、その構成を適宜変更することができ
る。例えば、充電対象のバッテリーとしては、イオン電
池や、電気二重層コンデンサで構成されたものに限ら
ず、鉛電池などの各種電池や各種コンデンサで構成され
たもであってもよい。また、本発明における蓄電手段
は、単一の蓄電素子を直列接続したものに限らず、複数
の蓄電素子を並列接続した蓄電素子の組を直列接続して
構成されていてもよい。さらに、各トランスの二次巻線
の数や、使用するトランスの数は、本発明の実施の形態
に限定されず、任意に規定することができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の充電装置
によれば、スイッチ手段のオン期間に励磁させたトラン
スの励磁エネルギーに基づく充電電流をスイッチ手段の
オフ期間に複数の第2巻線の各々から対応する複数の蓄
電素子の各々にそれぞれ出力することにより、蓄電手段
における各蓄電素子の端子間電圧を均一化することがで
きる結果、蓄電手段に十分なエネルギーを蓄積すること
ができると共に各蓄電素子の端子間電圧を均一化するこ
とができるため、従来の充電装置41による充電方法と
比較して、各充電素子の寿命を大幅に延ばすことができ
る。
によれば、スイッチ手段のオン期間に励磁させたトラン
スの励磁エネルギーに基づく充電電流をスイッチ手段の
オフ期間に複数の第2巻線の各々から対応する複数の蓄
電素子の各々にそれぞれ出力することにより、蓄電手段
における各蓄電素子の端子間電圧を均一化することがで
きる結果、蓄電手段に十分なエネルギーを蓄積すること
ができると共に各蓄電素子の端子間電圧を均一化するこ
とができるため、従来の充電装置41による充電方法と
比較して、各充電素子の寿命を大幅に延ばすことができ
る。
【0026】さらに、請求項2記載の充電装置によれ
ば、複数のトランスの各第1巻線を互いに直列または並
列接続したことにより、直列接続されている蓄電素子の
数が互いに異なる各種の蓄電手段を充電対象とする場合
であっても、トランスの共通化を図ることができると共
に、各トランスの製造コストを低減することができる。
ば、複数のトランスの各第1巻線を互いに直列または並
列接続したことにより、直列接続されている蓄電素子の
数が互いに異なる各種の蓄電手段を充電対象とする場合
であっても、トランスの共通化を図ることができると共
に、各トランスの製造コストを低減することができる。
【0027】また、請求項3記載の充電装置によれば、
端子間電圧の変動幅が大きい電気二重層コンデンサやイ
オン電池などで構成された蓄電手段に対して十分なエネ
ルギーを蓄積させることができる。
端子間電圧の変動幅が大きい電気二重層コンデンサやイ
オン電池などで構成された蓄電手段に対して十分なエネ
ルギーを蓄積させることができる。
【図1】本発明の実施の形態に係る充電装置1の回路図
である。
である。
【図2】本発明の実施の形態に係る充電装置21の回路
図である。
図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る充電装置31の回路
図である。
図である。
【図4】従来の充電装置41の回路図である。
1,21,31 充電装置 2,22〜24 トランス 2p,22p〜24p 一次巻線 2sa〜2sc,22sa〜24sb 二次巻線 3 スイッチ素子 4a〜4f ダイオード 5 制御回路 BAT,BATa,BATb バッテリー Ca〜Cf コンデンサ Ia〜If フライバック電流 IIN 電流
Claims (3)
- 【請求項1】 蓄電素子を複数直列接続して構成された
蓄電手段を充電可能な充電装置において、 互いに磁気結合された第1巻線および前記複数の蓄電素
子の各々に対応して設けられた複数の第2巻線を有する
トランスと、前記トランスの前記第1巻線および前記蓄
電手段に対して直列接続されると共にオン状態に制御さ
れたときに前記トランスの前記第1巻線を介して電流を
流すことによって前記蓄電手段を充電すると共に当該ト
ランスを励磁させるスイッチ手段とを備え、前記スイッ
チ手段のオン期間に励磁させた前記トランスの励磁エネ
ルギーに基づく充電電流を当該スイッチ手段のオフ期間
に前記複数の第2巻線の各々から対応する前記複数の蓄
電素子の各々にそれぞれ出力することを特徴とする充電
装置。 - 【請求項2】 前記トランスを複数備え、当該トランス
の前記第1巻線を互いに直列または並列接続したことを
特徴とする請求項1記載の充電装置。 - 【請求項3】 前記蓄電素子は、電気二重層コンデンサ
およびイオン電池のいずれかで構成されていることを特
徴とする請求項1または2記載の充電装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30624499A JP2001128387A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 充電装置 |
US09/553,645 US6205036B1 (en) | 1999-04-21 | 2000-04-20 | Energy transfer unit, charge unit, and power supply unit |
EP00108635A EP1047172A3 (en) | 1999-04-21 | 2000-04-20 | Energy transfer unit, charge unit, and power supply unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30624499A JP2001128387A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 充電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001128387A true JP2001128387A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=17954746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30624499A Pending JP2001128387A (ja) | 1999-04-21 | 1999-10-28 | 充電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001128387A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005210877A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-08-04 | Fuji Heavy Ind Ltd | 蓄電素子の電圧均等化装置 |
JP2019193476A (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | Ntn株式会社 | 蓄電池充電装置 |
-
1999
- 1999-10-28 JP JP30624499A patent/JP2001128387A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005210877A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-08-04 | Fuji Heavy Ind Ltd | 蓄電素子の電圧均等化装置 |
JP2019193476A (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | Ntn株式会社 | 蓄電池充電装置 |
JP6994428B2 (ja) | 2018-04-26 | 2022-01-14 | Ntn株式会社 | 蓄電池充電装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040622 |