JP2001128156A - テレビインターホン装置 - Google Patents

テレビインターホン装置

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JP2001128156A
JP2001128156A JP30458999A JP30458999A JP2001128156A JP 2001128156 A JP2001128156 A JP 2001128156A JP 30458999 A JP30458999 A JP 30458999A JP 30458999 A JP30458999 A JP 30458999A JP 2001128156 A JP2001128156 A JP 2001128156A
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tilt
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angle
stepping motor
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Masao Yamamoto
征夫 山本
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Aiphone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】チルト調整時において、カメラユニットの撮影
方向に拘わらず被写体面とフォーカス面の一致した画像
をモニタテレビに写し出す。 【解決手段】玄関子機Dのカメラユニット1Uで撮像さ
れた被写体を親機Mのモニタテレビ13でモニタしなが
らチルト操作部9のマニュアル操作器92からの操作信
号で制御回路91の制御信号により垂直駆動ステッピン
グモータ1Mを駆動して被写体に対するカメラユニット
のチルト角度を調整するチルト機構1を備えたテレビイ
ンターホン装置であって、カメラユニットは、撮像光軸
Oを形成し被写体を取り込む撮像レンズ1Lと、撮像レ
ンズからの映像を撮像する撮像素子1Eと、制御回路の
制御によりチルト機構の制御と同時に撮像素子の撮像光
軸に対する角度をチルト角度に応じたアオリ角度となる
ようチルトアオリ補正を行いフォーカス面を被写体面に
一致させるアオリ用ステッピングモータ2Mとを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビインターホン
装置に係わり、特に、カメラユニットの撮像方向のチル
ト調整時における自動チルトアオリ補正を可能としたテ
レビインターホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のチルト調整機能付きテレ
ビインターホン装置としては、図5に示すようなものが
知られている。
【0003】図5は、従来のテレビインターホン装置の
ブロック図である。
【0004】図5において、従来のテレビインターホン
装置は、玄関子機5Dと、この玄関子機5Dに伝送路5
Lを介して接続された親機5Mとで構成されている。
【0005】玄関子機5Dは、親機5Mとの間の信号の
送受を行なう多重分離回路50と、撮像光軸Oを形成
し、被写体を取り込む撮像レンズ51Lおよび撮像レン
ズ51Lからの映像を撮像する撮像素子51Eとを有す
るカメラユニット51Uと、撮像素子51Eによる信号
を映像信号に変換する映像回路52と、映像回路52に
よる映像信号を変調し、多重分離回路50に伝達する変
調回路53と、親機5Mからの制御信号を多重分離回路
50を介して受け、カメラユニット51Uを垂直駆動モ
ータ51Mによりチルト駆動するチルト機構51とを備
えており、多重分離回路50には、音声回路54が接続
され、この音声回路54には、並列に、呼出ボタン5
5、子機マイク56および子機スピーカ57が接続され
ている。ここで、通話のための信号の送受は、この音声
回路54と多重分離回路50との間で行なわれる。
【0006】一方、親機5Mは、玄関子機5Dの多重分
離回路50に伝送路5Lを介して接続された多重分離回
路59と、この多重分離回路59を介して玄関子機5D
のチルト機構51へ制御信号を伝達する制御回路581
およびこの制御回路581の操作を行うマニュアル操作
器582から成るチルト操作部58と、多重分離回路5
9に送られてきた信号を復調する復調回路60と、この
復調回路60から出力される映像信号から全体画面を作
成するズーム回路61と、モニタテレビ62とを備えて
おり、ズーム回路61にはズームボタン63が接続さ
れ、このズームボタン63の操作により、ズーム回路6
1で作成された全体画面が切り出され、ズームアップさ
れてズーム回路61から出力するズームアップ画面信号
がモニタテレビ62で再生される。なお、多重分離回路
59には、音声回路64が接続され、音声回路64に
は、ハンドセット65およびスピーカ66が接続されて
いる。
【0007】図6は、図5に示すチルト機構51の説明
図である。
【0008】図6において、チルト機構51は、台座5
1Dを備えており、台座51D上には、所定の間隔をお
いて一対の支柱51C、51C’が立設され、この支柱
51C、51C’間には、カメラユニット51Uのチル
ト支点部51F、51F’が回転可能に支持されてい
る。一方、カメラユニット51Uの背面側には、その裏
面部にシャフト固定部51Tを有する駆動台51Sが配
設され、この駆動台51Sのシャフト固定部51Tは、
台座51D上に立設されたラック51Rに固定されてい
る。符号51Mは、カメラユニット51Uの撮影方向を
チルト調整する垂直駆動モータを示しており、この垂直
駆動モータ51Mは、カメラユニット51Uの下方部で
かつ一方の支柱51Cの立設部近傍の台座51D上に設
置され、ラック51Rと歯合するピニオン51Pに連結
されている。
【0009】ここで、このような構成の従来のテレビイ
ンターホン装置においては、玄関子機5Dと親機5M間
の信号の送受は、多重分離回路50、59により、多重
化された信号により行なわれる。
【0010】次に、従来のテレビインターホン装置の動
作、特に、カメラユニット51Uの撮像方向の垂直移
動、即ちチルト調整について説明する。
【0011】先ず、モニタしながらのチルト調整は、モ
ニタテレビ62に写し出された画面に応じ、チルト操作
部58のマニュアル操作器582をY軸方向に操作する
ことにより行なわれる。すなわち、チルト操作部58の
マニュアル操作器582をY軸方向に操作すると、その
マニュアル操作器582からのY軸操作信号は、制御回
路581、多重分離回路59および伝送路5Lを経由し
て玄関子機5Dの多重分離回路50に伝達され、この多
重分離回路50で多重化された信号から分離されて、チ
ルト機構51に入力される。そして、チルト機構51に
入力したY軸操作信号で、垂直駆動モータ51Mにより
駆動台51Sを介して撮像素子51EをY軸(垂直)方
向に駆動する。
【0012】このようにして、モニタテレビ62で写し
出された画面に応じて、チルト操作部58のマニュアル
操作器582の操作により、画面の被写体中心をチルト
調整して最適位置に向けることができる。
【0013】図7は、被写体面と撮像光学系が正対状態
にある場合の光路図である。
【0014】図7において、チルト調整により撮像光軸
Oを水平にした場合、被写体面101と撮像光学系10
2は正対状態となり、撮像光学系102のフォーカス面
103は被写体面101と一致する。ここで、撮像光軸
Oとは、撮像光学系102の中心を貫く軸をいい、正対
状態とは、被写体面101と撮像光学系102の撮像光
軸Oが直交している状態をいう。また、フォーカス面と
は、撮像光学系102のフォーカスが合焦している面の
ことをいう。
【0015】図8は、従来のチルト機構付きテレビイン
ターホン装置において、チルト調整により撮像方向を下
に向けた場合の光路図である。
【0016】図8において、チルト調整により撮像方向
を下に向けると、図7に示すような場合と異なり、被写
体面101と撮像光学系102の正対状態が崩れること
により、フォーカス面103が被写体面101と一致し
なくなり、その結果、被写体面101の一部が撮像光学
系102の被写界深度107より外れたり、また、被写
体面101が被写界深度107内にあってもフォーカス
の芯であるフォーカス面103より外れたりすることに
より、モニタテレビ62の画像が一部不鮮明となる。こ
こで、被写界深度107とは、人間の目でモニタテレビ
62を確認した場合に被写体にフォーカスが合焦してい
るように見える範囲のことをいう。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のチ
ルト機構付きテレビインターホン装置においては、チル
ト調整を行った場合、フォーカス面が被写体面と一致し
なくなるという欠点があった。
【0018】本発明は、このような欠点を解消するため
になされたもので、チルト調整時において、カメラユニ
ットの撮影方向に拘わらず被写体面とフォーカス面の一
致した画像をモニタテレビに写し出すことが可能なテレ
ビインターホン装置を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明によるテレビインターホン装置は、玄関子機
のカメラユニットで撮像された被写体を親機のモニタテ
レビでモニタしながらチルト操作部のマニュアル操作器
からの操作信号で制御回路の制御信号により垂直駆動ス
テッピングモータを駆動して被写体に対するカメラユニ
ットのチルト角度を調整するチルト機構を備えたテレビ
インターホン装置であって、カメラユニットは、撮像光
軸を形成し被写体を取り込む撮像レンズと、撮像レンズ
からの映像を撮像する撮像素子と、制御回路の制御によ
りチルト機構の制御と同時に撮像素子の撮像光軸に対す
る角度をチルト角度に応じたアオリ角度となるようチル
トアオリ補正を行いフォーカス面を被写体面に一致させ
るアオリ用ステッピングモータとを備えたことを特徴と
している。
【0020】本発明によるテレビインターホン装置によ
れば、チルト調整により被写体面と撮像光学系との正対
状態が崩れた場合、玄関子機において自動的にチルトア
オリ補正が行われるため、被写体面とフォーカス面とを
常に一致させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のテレビインターホ
ン装置の好ましい実施の形態例について図面を参照して
詳述する。
【0022】図1は、本発明のテレビインターホン装置
のブロック図である。
【0023】図1において、本発明のテレビインターホ
ン装置は、玄関子機Dと、この玄関子機Dに伝送路Lを
介して接続された親機Mとで構成されている。
【0024】玄関子機Dは、親機Mとの間の信号の送受
を行なう多重分離回路2と、撮像光軸Oを形成し、被写
体を取り込む撮像レンズ1L、撮像レンズ1Lからの映
像を撮像する撮像素子1Eおよび撮像素子1Eの撮像光
軸Oとの角度を調整するためのアオリ用ステッピングモ
ータ2Mを有するカメラユニット1Uと、撮像素子1E
による信号を映像信号に変換する映像回路3と、映像回
路3による映像信号を変調し、多重分離回路2に伝達す
る変調回路4と、親機Mからの制御信号を多重分離回路
2を介して受け、カメラユニット1Uを垂直駆動ステッ
ピングモータ1Mによりチルト駆動するチルト機構1と
を備えており、多重分離回路2には、音声回路5が接続
され、この音声回路5には、並列に、呼出ボタン6、子
機マイク7および子機スピーカ8が接続されている。こ
こで、通話のための信号の送受は、この音声回路5と多
重分離回路2との間で行なわれる。
【0025】一方、親機Mは、玄関子機Dの多重分離回
路2に伝送路Lを介して接続された多重分離回路10
と、この多重分離回路10を介して玄関子機Dのチルト
機構1へ制御信号を伝達する制御回路91およびこの制
御回路91の操作を行うマニュアル操作器92から成る
チルト操作部9と、多重分離回路10に送られてきた信
号を復調する復調回路11と、この復調回路11から出
力される映像信号から全体画面を作成するズーム回路1
2およびモニタテレビ13とを備えており、ズーム回路
12にはズームボタン14が接続され、このズームボタ
ン14の操作により、ズーム回路12で作成された全体
画面が切り出され、ズームアップされてズーム回路12
から出力するズームアップ画面信号がモニタテレビ13
で再生される。なお、多重分離回路10には、音声回路
15が接続され、音声回路15には、ハンドセット16
およびスピーカ17が接続されている。
【0026】図2は、図1に示すチルト機構1の説明図
である。
【0027】図2において、チルト機構1は台座1Dを
備えており、台座1D上には、所定の間隔をおいて一対
の支柱1C、1C’が立設され、この支柱1C、1C’
間には、カメラユニット1Uのチルト支点部1F、1
F’が回転可能に支持されている。一方、カメラユニッ
ト1Uの背面側には、その裏面部にシャフト固定部1T
を有する駆動台1Sが配設され、この駆動台1Sのシャ
フト固定部1Tは、台座1D上に立設されたラック1R
に固定されている。符号1Mは、カメラユニット1Uの
撮影方向をチルト調整する垂直駆動モータを示してお
り、この垂直駆動モータ1Mは、カメラユニット1Uの
下方部でかつ一方の支柱1Cの立設部近傍の台座1D上
に設置され、ラック1Rと歯合するピニオン1Pに連結
されている。符号2Mは、カメラユニット1Uに内臓さ
れたアオリ用ステッピングモータを示しており、このア
オリ用ステッピングモータ2Mは、チルト駆動の支点部
1F、1F’と撮像素子1Eの撮像光軸Oとの角度を調
整する機能を有している。
【0028】本発明のテレビインターホン装置では、親
機Mからの操作により玄関子機Dのカメラユニット1U
をチルト角度α(図3参照)だけチルト調整する場合、
カメラユニット1Uの撮像素子1Eの撮像光軸Oに対す
る角度をアオリ角度β(図3参照)だけ変位させること
によりチルトアオリ補正を行う。このアオリ角度βはシ
ャインプルフの法則に基づいた後述の式に従って親機
Mの制御回路91により算出される。
【0029】ここで、シャインプルフの法則について説
明する。
【0030】図3はシャインプルフの法則を説明する光
路図である。
【0031】図3において、シャインプルフの法則は、
一般に、被写体面101、撮像光学系102のレンズ面
104および撮像素子面105が一直線上(図中、交線
106)で交差する場合に、撮像光学系102のフォー
カス面103が被写体面101と一致するという法則と
して知られている。
【0032】しかして、シャインプルフの法則が成立す
る場合、フォーカス面103とレンズ面104の距離
x、撮像光学系102のレンズの焦点距離f、チルト角
度α、撮像素子1Eのアオリ角度βの間には、 x:f=tan(α):tan(β) の関係があるため、撮像素子1Eのアオリ角度βは、 β=Tan-1{f・tan(α)/x}―――― となる。
【0033】一方、制御回路91は、式に従ってアオ
リ角度βを算出した後、カメラユニット1Uのチルト角
度αの情報とともにアオリ角度βの情報を制御信号とし
て玄関子機Dに送出し、カメラユニット1Uのチルト制
御とともに撮像素子1Eのチルトアオリ補正の制御を行
う。
【0034】次に、本発明のテレビインターホン装置の
動作を説明する。
【0035】先ず、モニタしながらのチルト調節は次の
手順で行われる。
【0036】図1〜図3において、先ず、玄関子機Dの
カメラユニット1Uで撮像された被写体を親機Mのモニ
タテレビ13でモニタしながらチルト操作部9のマニュ
アル操作器92をY軸方向に操作する。そうすると、マ
ニュアル操作器92からのY軸操作信号が制御回路91
に送られ、この制御回路91からの制御信号により、図
4のフローチャートに示すような処理により、垂直駆動
ステッピングモータ1Mを駆動して被写体に対するカメ
ラユニット1Uのチルト角度αを調整する。
【0037】図4は、本発明のテレビインターホン装置
における親機Mの制御回路91のチルト制御フローチャ
ートである。
【0038】図4において、先ず、S1で電源投入によ
るスタートがあると、S2で、プログラム内で用いる変
数α0、β0、α、β、Δα、Δβ、tおよび定数f、
xの定義・決定が行なわれる。ここで、α0は垂直駆動
ステッピングモータ1Mの制御後におけるチルト角度、
β0はアオリ用ステッピングモータ2Mの制御後におけ
るアオリ角度、αはチルト角度、βはアオリ角度、Δα
は垂直駆動ステッピングモータ1Mの制御角、Δβはア
オリ用ステッピングモータ2Mの制御角、定数fは撮像
光学系102の焦点距離、定数xはフォーカス面103
からレンズ面104までの距離を表わしている。
【0039】次に、S3で、カメラユニット1Uについ
て、チルト角度α=0、撮像素子のアオリ角度β=0と
なるように垂直駆動ステッピングモータ1Mおよびアオ
リ用ステッピングモータ2Mを制御し、S4で、α0、
β0の初期化(α0=0、β0=0)を行う。以上のS
1〜S4までは、電源の投入により,準備段階として自
動調整される。
【0040】しかして、モニタしながらのチルト調節
は、S5以降の手順で行なわれる。すなわち、S5にお
いて、マニュアル操作器92からのY軸操作信号の待受
け状態となり、ここで信号受信の有無を判断し、信号受
信がない場合には、S4に戻って、待受け状態を維持す
る。
【0041】一方、S6において、マニュアル操作器9
2からのY軸操作信号を受信すると、S7で、この受信
信号をもとにマニュアル操作器92の操作時間tのカウ
ントを行う。そして、S8において、カウントされた操
作時間tに基づいて、垂直駆動ステッピングモータ1M
の制御角Δαを算出し、S9で、この制御角Δαよりカ
メラユニット1Uのチルト角度αを算出する。
【0042】次に、S10において、フォーカス面10
3からレンズ面104までの距離x、撮像光学系102
の焦点距離fおよびカメラユニット1Uのチルト角度α
により、アオリ用ステッピングモータ2Mの制御角Δβ
を算出し、S11において、この制御角Δβとβ0によ
りアオリ角度βを算出する。
【0043】そして、S12において、前述のΔαおよ
びΔβをもとにして、垂直駆動ステッピングモータ1M
およびアオリ用ステッピングモータ2Mの制御信号が送
出され、S13において、垂直駆動ステッピングモータ
1Mおよびアオリ用ステッピングモータ2Mの制御後に
おける角度を表す変数α0およびβ0にチルト角度αお
よびアオリ角度βを代入し、S14において、マニュア
ル操作器92からの次のY軸操作信号の受信に備える。
しかして、S15において、マニュアル操作器92から
の次のY軸操作信号の受信待ちの状態となる。そして、
信号受信がない場合はステップS14に戻り、次の信号
受信がある場合は、S6に戻り、上述の処理を繰り返す
(S16)。
【0044】上述の処理により、制御回路91から出力
された垂直駆動ステッピングモータ1Mおよびアオリ用
ステッピングモータ2Mの制御信号は、親機M側の多重
分離回路10によって多重化された後、伝送路Lを介し
て玄関子機D側の多重分離回路2に伝送され、この多重
分離回路2において、多重化された信号より分離され
る。そして、かかる制御回路91からの制御信号によ
り、垂直駆動ステッピングモータ1Mを駆動してカメラ
ユニット1Uのチルト角度αを調整すると共に、アオリ
用ステッピングモータ2Mにより撮像素子1Eを所望の
アオリ角度に回転させる。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のテレビインターホン装置によれば、チルト調整時にお
いて、カメラユニットの撮影方向に拘わらず被写体面と
フォーカス面の一致した画像をモニタテレビに写し出す
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビインターホン装置の一実施例を
示すブロック図。
【図2】本発明のテレビインターホン装置におけるチル
ト機構の説明図。
【図3】シャインプルフの法則を説明する光路図。
【図4】本発明のテレビインターホン装置における親機
制御回路のチルト制御フローチャート。
【図5】従来のテレビインターホン装置を示すブロック
図。
【図6】従来のテレビインターホン装置におけるチルト
機構の説明図。
【図7】被写体面と撮像光学系が正対状態にある場合の
光路図。
【図8】従来のテレビインターホン装置において、チル
ト調整により撮影方向を下に向けた場合の光路図。
【符号の説明】
M・・・・・・・親機 D・・・・・・・玄関子機 O・・・・・・・撮影光軸 1・・・・・・・チルト機構 1E・・・・・・撮像素子 1L・・・・・・撮像レンズ 1M・・・・・・垂直駆動ステッピングモータ 1U・・・・・・カメラユニット 2M・・・・・・アオリ用ステッピングモータ 9・・・・・・・チルト操作部 13・・・・・・モニタテレビ 91・・・・・・制御回路 92・・・・・・マニュアル操作器 α・・・・・・・チルト角度 β・・・・・・・アオリ角度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】玄関子機(D)のカメラユニット(1U)
    で撮像された被写体を親機(M)のモニタテレビ(1
    3)でモニタしながらチルト操作部(9)のマニュアル
    操作器(92)からの操作信号で制御回路(91)の制
    御信号により垂直駆動ステッピングモータ(1M)を駆
    動して前記被写体に対する前記カメラユニットのチルト
    角度(α)を調整するチルト機構(1)を備えたテレビ
    インターホン装置であって、 前記カメラユニットは、撮像光軸(O)を形成し前記被
    写体を取り込む撮像レンズ(1L)と、前記撮像レンズ
    からの映像を撮像する撮像素子(1E)と、前記制御回
    路の制御により前記チルト機構の制御と同時に前記撮像
    素子の前記撮像光軸に対する角度を前記チルト角度に応
    じたアオリ角度(β)となるようチルトアオリ補正を行
    いフォーカス面(103)を被写体面(101)に一致
    させるアオリ用ステッピングモータ(2M)とを備えた
    ことを特徴とするテレビインターホン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100419790B1 (ko) * 2001-04-06 2004-02-21 주식회사 엠아이 촬영시스템
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