JPH09154115A - テレビ会議システム用カメラ装置の撮影方向制御装置 - Google Patents

テレビ会議システム用カメラ装置の撮影方向制御装置

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JPH09154115A
JPH09154115A JP7334252A JP33425295A JPH09154115A JP H09154115 A JPH09154115 A JP H09154115A JP 7334252 A JP7334252 A JP 7334252A JP 33425295 A JP33425295 A JP 33425295A JP H09154115 A JPH09154115 A JP H09154115A
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light
camera device
light receiving
light emitting
phase difference
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JP7334252A
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Hidehiko Watanabe
秀彦 渡辺
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で会議風景を撮影するためのカメ
ラ装置の撮影方向を自動的に特定の会議参加者の方向に
向けることができるテレビ会議システム用カメラ装置の
撮影方向制御装置を提供すること。 【解決手段】 会議参加者毎にそれぞれ配置された発光
装置からの光を、カメラ装置の光軸に垂直な仮想面内に
おいて互いに異なる位置であって前記カメラ装置の光軸
から等距離の位置になる配置で前記カメラ装置の前面に
設けられた第1及び第2受光手段で受光し、それらの受
光した光の位相差をなくす方向に前記カメラ装置の撮影
方向を制御することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ会議システ
ム等において会議参加者等を撮影するために用いられる
カメラ装置の撮影方向制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記従来の会議システムにおいては、会
議参加者のうち、発言者等の特定の参加者を中心として
撮影するために、会議風景を撮影するためのカメラ装置
の撮影方向をその特定の参加者の方向に向ける必要があ
る。
【0003】カメラ装置の撮影方向の制御方法として
は、リモコン装置に設けられた上下左右の矢印キーを微
妙に操作すること等により行える。しかし、その操作は
面倒で操作者にとって負担が大きい。
【0004】そのため、特開平6−105307号公報
に見られるTVカメラを使用した位置特定装置のよう
に、会議参加者毎にそれぞれ用意された端末装置から発
射される所定パターンの赤外線信号を会議風景を撮影す
るための通常カメラと連動する赤外線カメラでとらえ
て、赤外線データ復号装置により各端末装置から発生す
る赤外線信号のデータパターンを検出して対応する端末
装置の位置を分割画面上に特定し、前記通常カメラで撮
影した画像のうち、その特定した分割画面に対応する位
置の画像領域を選択出力することで、特定の会議参加者
を検知して自動的にその特定の会議参加者を中心とした
画像を得ることができ、カメラ装置の撮影方向の操作負
担を軽減できる提案がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、特定の会議参加者を検知して自動的にそ
の特定の会議参加者を中心とした画像を得るために、会
議風景を撮影するためのカメラ装置とは別に端末装置の
位置を検知するための赤外線カメラが別に必要となるた
めカメラ装置が全体として大型化し、また、その分装置
コストが嵩むという問題点があった。
【0006】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、簡易な構成で会議風景を撮影するためのカメラ装
置の撮影方向を自動的に特定の会議参加者の方向に向け
ることができるテレビ会議システム用カメラ装置の撮影
方向制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のテレビ会議システム用カメラ装置の
撮影方向制御装置は、所定周波数で変調された光を発生
する光源と、その光源からの光を断続するスイッチとを
備え会議参加者毎にそれぞれ配置された発光装置と、カ
メラ装置の光軸に垂直な仮想面内において互いに異なる
位置であって前記カメラ装置の光軸から等距離の位置に
なる配置で前記カメラ装置の前面に水平に設けられ前記
発光装置からの光を受光する第1及び第2受光手段と、
それらの受光手段が受光した光の位相差を検出する第1
位相差検出手段と、前記第1及び第2受光手段を結ぶ仮
想直線とほぼ平行な方向であって前記第1位相差検出手
段から出力される位相差が減少する向きに前記カメラ装
置の撮影方向を変化させる第1撮影方向制御手段とを備
え、前記各発光装置のうちの光を発射してきた発光装置
の方向に前記カメラ装置の水平方向の撮影方向を自動的
に一致させることを特徴とする。
【0008】請求項2記載のテレビ会議システム用カメ
ラ装置の撮影方向制御装置は、請求項1記載のテレビ会
議システム用カメラ装置の撮影方向制御装置において、
前記カメラ装置の光軸に垂直な仮想面内において互いに
異なる位置であって前記第1及び第2受光手段を結ぶ仮
想直線に対してほぼ垂直な仮想線上に前記カメラ装置の
光軸から等距離の位置になる配置で前記カメラ装置の前
面に設けられ前記発光装置からの光を受光する第3及び
第4受光手段と、それらの受光手段が受光した光の位相
差を検出する第2位相差検出手段と、前記第3及び第4
受光手段を結ぶ仮想直線とほぼ平行な方向であって前記
第2位相差検出手段からの出力される位相差が減少する
向きに前記カメラ装置の撮影方向を変化させる第2撮影
方向制御手段とを備え、前記各発光装置のうちの光を発
射してきた発光装置の方向に前記カメラ装置の水平及び
垂直方向の撮影方向を自動的に一致させることを特徴と
する。
【0009】請求項3記載のテレビ会議システム用カメ
ラ装置の撮影方向制御装置は、請求項1まはた2のいず
れかの記載のテレビ会議システム用カメラ装置の撮影方
向制御装置において、前記第1及び第2受光手段のほぼ
中間点に設けられ、前記発光装置からの光を受光する第
5受光手段と、その第5受光手段が受光した光と、前記
第1または第2受光手段が受光した光の位相差を検出す
る第3位相差検出手段と、その第3位相差検出手段が検
出した位相差に基づいて前記カメラ装置から前記発光装
置までの距離を求め、その距離に応じて前記カメラ装置
のズーム倍率を設定するズーム倍率設定手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0010】請求項4記載のテレビ会議システム用カメ
ラ装置の撮影方向制御装置は、請求項1、2または3の
いずれかの記載のテレビ会議システム用カメラ装置の撮
影方向制御装置において、前記各発光装置のうちの光を
発射してきた発光装置の方向に前記カメラ装置の撮影方
向が一致している状態における前記カメラ装置の撮影方
向を、前記各発光装置と対応するプリセット番号に対応
付けて記憶する撮影方向記憶手段を備え、前記第1また
は/及び第2撮影方向制御手段は、指定されたプリセッ
ト番号に応じて前記撮影方向記憶手段を参照して対応す
る撮影方向に前記カメラ装置を向けることを特徴とす
る。
【0011】請求項5記載のテレビ会議システム用カメ
ラ装置の撮影方向制御装置は、請求項2、3または4の
いずれかの記載のテレビ会議システム用カメラ装置の撮
影方向制御装置において、前記第2撮影方向制御手段
は、前記カメラ装置の垂直方向の撮影方向を、光を発射
してきた前記発光装置の方向よりも若干上方に向けるこ
とを特徴とする。
【0012】請求項6記載のテレビ会議システム用カメ
ラ装置の撮影方向制御装置は、請求項2、3、4または
5のいずれかの記載のテレビ会議システム用カメラ装置
の撮影方向制御装置において、前記第1、第2または第
5受光手段のいずれかを、前記第3または第4受光手段
のいずれか一方として共用したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態に係る撮影方
向制御装置20、及び、それによって撮影方向が制御さ
れるテレビ会議システム用のカメラ装置1の概略斜視図
である。
【0015】同図において、撮影方向制御装置20は、
回動方向Vにカメラ装置1を回動させてカメラ装置1の
撮影方向、すなわち、カメラ装置1の撮影レンズ2の光
軸Kの方向を上下(垂直方向)に変えるチルト用モータ
21、回動方向Hにカメラ装置1を回動させてカメラ装
置1の撮影方向を左右(水平方向)に変えるパン用モー
タ22を備える一方、カメラ装置1はズーム機能を内臓
し、その撮影倍率を可変できる。また、カメラ装置1の
前面1aには、受光手段である受光部A、B、C、D及
びEが配設されている。
【0016】図2は、カメラ装置1の前面1aを正面か
ら見たものである。同図において、第1受光手段である
受光部A及び第2受光手段である受光部Cは、カメラ装
置1の光軸Kに垂直な仮想面内において互いに異なる位
置であって前記カメラ装置1の光軸Kから等距離の位置
になる配置で前記カメラ装置1の前面1aに水平に設け
られている。また、第3受光手段である受光部D及び第
4受光手段である受光部Eは、前記カメラ装置1の光軸
Kに垂直な仮想面内において互いに異なる位置であって
受光部A及びBを結ぶ仮想直線に対してほぼ垂直な仮想
線上に前記カメラ装置1の光軸Kから等距離の位置にな
る配置で前記カメラ装置1の前面1aに設けられてい
る。また、第5受光手段である受光部Bは、受光部A及
びCのほぼ中間点に設けられている。
【0017】次に、撮影方向制御装置20の内部構成を
図3に示すブロック構成図を参照して説明する。同図に
おいて、CPU24は装置全体の制御を司るものであ
る。ROM23a、RAM24bは記憶装置である。主
装置インターフェース回路25は、図示しないテレビ会
議装置本体との通信のためのインターフェース回路であ
り、装置本体からの命令に対して所定の応答を返すもの
である。パン用モータドライバ26は、CPU24から
の命令でパン用モータ22を駆動するためのものであ
る。パン用モータ22はパン用モータドライバ26から
受けた信号により回転し、前述したようにカメラを左右
に動かす(パンする)役目を持つ。また、チルト用モー
タドライバ27は同様にチルト用モータ21を駆動する
ためのものである。チルト用モータ21はチルト用モー
タドライバ27から受けた信号により回転し、カメラを
上下に動かす(チルトする)役目を持つ。カメラ装置1
は、前述したようにズーム機能付きで、CPU24から
のコマンドによりズーム倍率を可変してズームイン・ズ
ームアウトを行い、会議風景を撮影して映像信号を出力
する。パンチルト角度検出部28はカメラ装置1の撮影
方向の左右上下の位置を検出する機能を持つ。受光部A
〜Eは、前述したようにカメラ装置1の前面1aに配設
され、後述する、会議参加者毎に配置された赤外線発光
装置からの光を受光する。第1ないし第3位相差検出手
段である、位相差測定回路29は、受光部A〜Eから送
られてきた赤外線受光データからそれらの受光部がそれ
ぞれ受光した光の位相差を測定しCPU24に通知する
ものである。
【0018】以上のように構成される撮影方向制御装置
20に対応して、図4に示されるように、各会議参加者
M毎にそれぞれ赤外線発光装置30が配置されている。
つまり、赤外線発光装置30の存在位置は、ほぼそれに
対応する会議参加者の存在位置と一致していることにな
る。それら赤外線発光装置30は、モニタ装置40の上
に配置されたカメラ装置1の方向に向けて会議参加者の
操作に応じて発光ダイオード30aから赤外線を発射す
る。
【0019】図5は、赤外線発光装置30のブロック構
成を示し、赤外線を発生させる光源である発光ダイオー
ド30aを含む赤外線発光ユニット31と、その赤外線
発光ユニット31が発生する光を数Mhzから数10M
hzの周波数でON/OFFすることにより変調する変
調回路32と、会議参加者からの入力により赤外線発光
ユニット31の光源を点灯また消灯するための発光スイ
ッチ33とからなる。
【0020】以上の構成において、撮影方向制御装置2
0が、カメラ装置1の撮影方向を自動的に特定の会議参
加者に向ける場合の動作について説明する。
【0021】図6は、撮影方向制御装置20が、カメラ
装置1の撮影方向を自動的に特定の会議参加者に向ける
場合の処理手順を示している。同図において、先ず、い
ずれかの会議参加者が自分に割り当てられた赤外線発光
装置30の発光スイッチ33をオンすることにより、当
該赤外線発光装置30の発光ダイオード30aからカメ
ラ装置1に向けて赤外線が発光される(処理101)。
【0022】カメラ装置1の前面に配設された受光部A
〜Eは、処理101において発光ダイオード30aから
発光された光を受光する。このとき、カメラ装置の水平
方向の撮影方向は、図7(a)、(b)または(c)に
示されるように、発光ダイオード30aに対して左側を
向いているか(同図(a))、右側を向いているか(同
図(b))、または、正面を向いているか(同図
(c))の3通りの場合がある。
【0023】発光ダイオード30aに対してカメラ装置
1が左側を向いている同図(a)の場合、発光ダイオー
ド30aから受光部Aまでの距離aよりも、発光ダイオ
ード30aから受光部Bまでの距離bの方が長い。した
がって、同一の光源である発光ダイオード30aから発
射されて、受光部Aが受光する光の信号Aと、受光部B
が受光する光の信号Bとは、図8に示すように、信号B
が信号Aに対して位相が遅れたものとなる。つまり、信
号Bと信号Aとには、位相差dが生じることになる。
【0024】逆に、発光ダイオード30aに対してカメ
ラ装置1が右側を向いている図7(b)の場合は、信号
Aが信号Bに対して位相が遅れたものとなる。つまり、
信号Bと信号Aとには、図7(a)の場合とは逆の位相
差が生じることになる。
【0025】図7(c)に示すようにカメラ装置1が発
光ダイオード30aに対して正面を向いている場合に
は、距離aと距離bとが等しいため位相差はなくなる。
つまり、信号Aと信号Cとの位相差を位相差測定回路2
9で測定してその位相差が減少する向きにカメラ装置1
の撮影方向を制御すれば、カメラ装置1は、発光してい
る赤外線発光装置30に対して、すなわち、それが割り
当てられた特定の会議参加者Mに対して正面を向くこと
になる。
【0026】位相差の検出方法としては、「トランジス
タ技術」、CQ出版社、1993年7月号第288頁な
いし第303頁の「光学式距離測定システムの設計」に
記載された公知技術を用いることができ、それに記載さ
れているように、そのままでは検出が困難なMhzオー
ダーの周波数で変調された信号の位相差は、ビートダウ
ンなる方法によって位相情報を変化させずに周波数を低
下させることにより比較的容易に測定することができ、
本発明に係る撮影方向制御装置20の位相差測定回路2
9は同様の手法により受光部AないしEが受光した光の
位相差を検出する。
【0027】さて、CPU24は、位相差測定回路29
から通知される受光部Aと受光部Cが受光した信号の位
相差を判定して、その位相差が0か、かなわち、距離a
と距離bとが等しいかを判断する(判断102)。等し
くなければ(判断102のNo)、距離aが距離bより
大きいかを判断する(判断103)。大きければ(判断
103のYes)、パン用モータ20を左回転させて
(処理104)、判断102に戻る。
【0028】小さければ(判断103のNo)、距離a
が距離bより小さいかを判断する(判断105)。小さ
ければ(判断103のYes)、パン用モータを右回転
させて判断102に戻る。大きければ(判断103のN
o)、なにもしないで判断102に戻る。
【0029】以上の判断102、103、105の繰り
返しにより、いずれ距離aと距離bとは等しくなり、判
断102の判断結果はいずれYesとなり、CPU24
は、パン用モータをストップさせる(処理107)。
【0030】ここまでの処理により、カメラ装置1の少
なくとも水平方向(左右)の撮影方向は、発光している
赤外線発光装置30の方向に自動的に向いたことにな
り、従来のようなカメラ装置1の水平方向の向きの調整
のための煩雑な操作が不要となる。
【0031】次に、撮影方向制御装置20は、判断10
9、110、112の繰り返しにより、カメラ装置1の
垂直方向(上下)の撮影方向の自動制御処理を行う。
【0032】そのために、カメラ装置1の前面1aに垂
直方向に配置された受光部D及びEが受光する光の位相
差を測定する。つまり、図9(a)、(b)または
(c)に示されるように、カメラ装置1の垂直方向の撮
影方向は、発光ダイオード30aに対して下側を向いて
いるか(同図(a))、上側を向いているか(同図
(b))、または、正面を向いているか(同図(c))
の3通りの場合がある。
【0033】発光ダイオード30aに対してカメラ装置
1が下側を向いている同図(a)の場合、発光ダイオー
ド30aから受光部Dまでの距離dよりも、発光ダイオ
ード30aから受光部Eまでの距離eの方が長い。した
がって、同一の光源である発光ダイオード30aから発
射されて、受光部Dが受光する光の信号と、受光部Eが
受光する光の信号とは、図8に示した信号Bと信号Aの
関係同様に、距離dと距離eとの差に応じて位相差が生
じることになる。
【0034】図9(c)に示すようにカメラ装置1が発
光ダイオード30aに対して正面を向いている場合に
は、距離dと距離eとが等しいため位相差はなくなる。
つまり、受光部Dが受光した信号と、受光部Eが受光し
た信号との位相差を位相差測定回路29で測定してその
位相差が減少する向きにカメラ装置1の垂直方向の撮影
方向を制御すれば、カメラ装置1は、発光している赤外
線発光装置30に対して、すなわち、それが割り当てら
れた特定の会議参加者Mに対して正面を向くことにな
る。
【0035】そこで、CPU24は、位相差測定回路2
9から通知される受光部Dと受光部Eが受光した信号の
位相差を判定して、その位相差が0か、かなわち、距離
dと距離eとが等しいかを判断する(判断109)。等
しくなければ(判断109のNo)、距離dが距離eよ
り小さいかを判断する(判断110)。小さければ(判
断110のYes)、チルト用モータ21を上回転させ
て(処理111)、判断109に戻る。
【0036】大きければ(判断110のNo)、距離d
が距離eより大きいかを判断する(判断112)。大き
ければ(判断112のYes)、チルト用モータ21を
下回転させて判断109に戻る。小さければ(判断11
2のNo)、なにもしないで判断109に戻る。
【0037】以上の判断109、110、112の繰り
返しにより、いずれ距離dと距離eとは等しくなり、判
断109の判断結果はいずれYesとなり、CPU24
は、チルト用モータ21をストップさせる(処理11
4)。
【0038】ここまでの処理により、カメラ装置1の水
平方向(左右)の撮影方向に加えてさらに、垂直方向
(上下)の撮影方向も発光している赤外線発光装置30
の方向に自動的に向いたことになり、従来のようなカメ
ラ装置の水平及び垂直方向の向きの調整のための煩雑な
操作が不要となる。
【0039】以上の処理により、カメラ装置1を自動的
に特定の会議参加者の方向に向けることができるが、撮
影方向を特定の会議参加者の方向に一致させたたけで
は、会議参加者とカメラ装置との距離の違いにより、撮
影される会議参加者の画面全体に占める割合が変わって
しまう。つまり、会議参加者との距離が遠すぎれば、そ
の参加者は小さく映り、一方、近すぎれば大きく映って
しまい不自然である。
【0040】そこで、本実施の形態では、更に会議参加
者(赤外線発光装置30)とカメラ装置1との距離に応
じてカメラ装置1のズーム倍率を変化させる処理を更に
行う。
【0041】そのために、撮影方向制御装置20は、発
光してきた赤外線発光装置30とカメラ装置1との距離
を測定し(処理115)、その距離に応じてカメラ装置
1のズーム倍率を設定する(処理116)。
【0042】処理115における発光してきた赤外線発
光装置30とカメラ装置1との距離を測定は、図10に
示すように、処理101から処理114までの一連の処
理によって発光してきた赤外線発光装置30の方向にカ
メラ装置1が向いている状態において、赤外線発光装置
30の発光ダイオード30aから発光されて、受光部A
及び受光部Bでそれぞれ受光された光の位相差を位相差
測定回路29で測定し、その測定結果に基づいてCPU
24で演算することにより行う。
【0043】すなわち、図10に示されるように、発光
ダイオード30aと受光部Bとの距離(赤外線発光装置
30とカメラ装置1との距離)をaとし、受光部Aと受
光部Bとの距離をbとし、発光ダイオード30aと受光
部Aとの距離を(a+c)とすると、発光ダイオード3
0aと受光部Bとを通る直線と、受光部Aと受光部Bと
を通る直線とは、直角をなすため、次の式が成り立つ。 (a+c)^2=a^2+b^2
【0044】そして、距離bは、予め知ることができる
距離であり、距離cは、位相差測定回路29により位相
差を測定することで知ることができる距離であるため、
未知数a、すなわち、赤外線発光装置30とカメラ装置
1との距離を求めることができる。CPU24は、予め
ROM23aに記憶していた赤外線発光装置30とカメ
ラ装置1との距離とズーム倍率との対応テーブルを参照
して、求められた距離に相当するズーム倍率を決定し、
その決定したズーム倍率になるようカメラ装置1を制御
する。
【0045】これにより、会議参加者のカメラ装置1か
らの距離によらず最適なサイズで当該会議参加者を撮影
することができる。
【0046】なお、受光部Bと、受光部Cの位相差によ
っても同様に赤外線発光装置30とカメラ装置1との距
離を求めることができるのはいうまでもない。
【0047】また、撮影方向制御装置20は、以上の処
理の後、さらに処理117により、チルト用モータ21
を若干上回転する。
【0048】これにより、カメラ装置1が赤外線発光装
置30そのものを中心とした映像を撮影するのではな
く、テーブルの上等に置かれた赤外線発光装置30より
も通常は少し上側に位置する会議参加者の顔を中心とし
た映像を撮影することができる。したがって、いっそう
テレビ会議の実情に則した映像を撮影することができ
る。
【0049】次に、本発明に係る撮影方向制御装置の第
2の実施の形態について説明する。
【0050】図11は、第2の実施の形態にかかる撮影
方向制御装置20、テレビ会議主装置50及び操作パネ
ル60の概略ブロック構成図である。なお、同図におい
て、撮影方向制御装置20は、主装置インターフェース
回路25のみを図示しているが、その他の構成は、第1
の実施の形態にかかる撮影方向制御装置を示す図3と同
様である。
【0051】また、撮影方向制御装置20には、テレビ
会議主装置50のカメラI/F54、CPU51、及
び、操作パネルI/F53を介して操作パネル60が接
続されている。操作パネル60のキー入力部62からの
入力情報は、主装置I/F回路61を介してテレビ会議
主装置50に入力され、その入力情報はCPU51の制
御により必要に応じて撮影方向制御装置20側に送られ
る。
【0052】操作パネル60のキー入力部62には、複
数のプリセットボタン設けられ、それらのプレセットボ
タンのそれぞれには番号が付されている。
【0053】次に以上の構成で行われる第2の実施の形
態に係る処理手順について図12乃至図14を参照して
説明する。
【0054】先ず、図12において、オペレータからの
操作によりキー入力部62から所定番号のプリセット番
号が入力されると(処理202)、その入力されたプリ
セット番号は、テレビ会議主装置50を介して撮影方向
制御装置20に通知される(処理203)。
【0055】撮影方向制御装置20は、その通知を受け
たプリセット番号を記憶し、その後前述した図6の処理
を処理101から処理117まで行った後、図13に示
される処理301のプリセット位置記憶処理を行う。つ
まり、パンチルト角度検出部28から出力されるカメラ
装置1の向き情報及びズーム倍率をプリセット番号に対
応付けてRAM23bに記憶する。
【0056】これにより、テレビ会議の各参加者が、テ
レビ会議の開始に先立って、所定番号のプリセット番号
と、カメラ装置1の向き情報及びズーム倍率として記憶
される特定会議参加者の位置、すなわち、当該参加者に
割り当てられた赤外線発光装置30の位置とを対応付け
て記憶しておくことができる。
【0057】そして、各会議参加者の位置をプリセット
番号に対応付けて記憶させた状態で、図14に示す処理
が行われる。同図において、テレビ会議装置のオペレー
タが操作パネル60のキー入力部62を操作することに
よりプリセット番号が入力される(処理401)。その
入力されたプリセット番号はテレビ会議主装置50を介
して撮影方向制御装置20に通知され(処理402)、
撮影方向制御装置20のCPU24は、RAM23bか
ら、その通知されプリセット番号に対応するカメラ位置
情報を読出し(処理403)、そのカメラ位置情報に基
づいてパン用モータ22、チルト用モータ21及びカメ
ラ装置1のズーム倍率を制御し、カメラ装置1の位置を
設定する(処理404)。
【0058】これにより、各会議参加者が、自身に割り
当てられた赤外線発光装置30を発光させることによ
り、自身にカメラ装置1を向けさせる場合に限らず、他
の者が所定のプリセットキーをワンタッチするだけで特
定の会議参加者にカメラ装置1を自動的に向けさせるこ
とができるため、いっそう円滑な会議進行が可能とな
る。
【0059】次に本発明の第3の実施の形態について説
明する。
【0060】上記第1及び第2の実施の形態では、カメ
ラ装置1の前面に配設された受光部AないしEは、図2
に示したようにそれぞれ個別に設けられていた。しか
し、前述した図6に示す処理手順を見て明らかなよう
に、受光部Aと受光部Cとの位相差を測定しているとき
には、受光部B、受光部D及び受光部Eは使用していな
い。同様に、受光部Dと受光部Eとの位相差を測定して
いるときには、受光部A、受光部B及び受光部Cは使用
していない。さらに同様に、受光部Aと受光部Bの位相
差を測定しているときには、その他の受光部は使用して
いない。
【0061】この第3の実施の形態は、そのことに着目
した、受光部の配置に関するものであり、図15に示す
ように、受光部Cを受光部Dとして共用している。これ
により、図2示す配置にしたときよりも受光部の個数を
減らすことができ、コストの削減ができる。なお、受光
部Cを受光部Dとして共用する組み合わせのほかに、受
光部Bを受光部Dと、または、受光部Aを受光部Dと、
または、受光部Aを受光部Eと、または、受光部Bを受
光部Eと、または、受光部Cを受光部Eと共用する組み
合わせも可能である。
【0062】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、会議参加
者毎にそれぞれ配置された発光装置からの光を前記カメ
ラ装置の前面に水平に設けられた第1及び第2受光手段
で受光し、それらの受光手段が受光した光の位相差を減
少するようにカメラ装置の撮影方向を変化させること
で、各発光装置のうちの光を発射してきた発光装置の方
向に前記カメラ装置の水平方向の撮影方向を自動的に一
致させることができるため、簡易な構成で会議風景を撮
影するためのカメラ装置の水平方向(左右)の撮影方向
を自動的に特定の会議参加者の方向に向けることができ
る。
【0063】請求項2に係る発明によれば、さらに、会
議参加者毎にそれぞれ配置された発光装置からの光を前
記カメラ装置の前面に垂直に設けられた第3及び第4受
光手段で受光し、それらの受光手段が受光した光の位相
差を減少するようにカメラ装置の撮影方向を変化させる
ことで、各発光装置のうちの光を発射してきた発光装置
の方向に前記カメラ装置の水平方向および垂直方向の撮
影方向を自動的に一致させることができるため、簡易な
構成で会議風景を撮影するためのカメラ装置の水平方向
(左右)及び垂直方向(上下)の撮影方向を自動的に特
定の会議参加者の方向に向けることができる。
【0064】請求項3に係る発明によれば、前記第1及
び第2受光手段のほぼ中間点に設けられ、前記発光装置
からの光を受光する第5受光手段と、前記第1または第
2受光手段が受光した光の位相差に基づいて前記カメラ
装置から前記発光装置までの距離を求め、その距離に応
じて前記カメラ装置のズーム倍率を自動的に設定するた
め、簡易な構成でも会議参加者と前記カメラ装置との距
離によらず最適なサイズで会議参加者を撮影することが
できる。
【0065】請求項4に係る発明によれば、前記各発光
装置のうちの光を発射してきた発光装置の方向に前記カ
メラ装置の撮影方向が一致している状態における前記カ
メラ装置の撮影方向を、前記各発光装置と対応するプリ
セット番号に対応付けて記憶することで、指定されたプ
リセット番号に応じた撮影方向に前記カメラ装置を自動
的に向けることができるため、前記カメラ装置の撮影方
向制御がいっそう容易になり、円滑なテレビ会議の進行
が可能となる。
【0066】請求項5に係る発明によれば、前記カメラ
装置の垂直方向の撮影方向を、光を発射してきた前記発
光装置の方向よりも若干上方に向けるため、カメラ装置
の撮影方向を会議参加者の顔の方に向けることができ、
テレビ会議の実情に則した会議風景の撮影ができる。
【0067】請求項6に係る発明によれば前記第1、第
2または第5受光手段のいずれかを、前記第3または第
4受光手段のいずれか一方として共用したため、受光手
段を減らすことができ、装置コストの低減が低減され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる撮影方向制御装置
及びその撮影方向制御装置により撮影方向が制御される
カメラ装置の概略斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかる撮影方向制御装置
の受光部の配置を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態かかる撮影方向制御装置の
ブロック構成図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかる赤外線発光装置の
配置を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態にかかる赤外線発光装置の
ブロック構成図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態にかかる撮影方向制
御装置における処理手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態にかかる撮影方向制御装置
の受光部と赤外線発光装置の発光ダイオードとの距離の
関係を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態にかかる撮影方向制御装置
の受光部が受光した信号に生じる位相差を示す図であ
る。
【図9】本発明の実施の形態にかかる撮影方向制御装置
の受光部と赤外線発光装置の発光ダイオードとの距離の
関係を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態にかかる撮影方向制御装
置の受光部と赤外線発光装置の発光ダイオードとの距離
の関係を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態かかる撮影方向制御装
置、テレビ会議主装置及び操作パネルの概略ブロック構
成図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態にかかる撮影方向
制御装置における処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図13】図12と共に本発明の第2の実施の形態にか
かる撮影方向制御装置における処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図14】図12と共に本発明の第2の実施の形態にか
かる撮影方向制御装置における処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図15】本発明の第3の実施の形態にかかる撮影方向
制御装置の受光部の配置を示す図である。
【符号の説明】
1 カメラ装置 1a 前面 2 撮影レンズ 20 撮影方向制御装置 21 チルト用モータ 22 パン用モータ 23a ROM 23b RAM 24 CPU 25 主装置インターフェース回路 26 パン用モータドライバ 27 チルト用モータドライバ 28 パンチルト角度検出部 29 位相差測定回路 30 赤外線発光装置 30a 発光ダイオード 31 赤外線発光ユニット 32 変調回路 33 発光スイッチ 40 モニタ装置 50 テレビ会議主装置 51 CPU 52 ROM/RAM 53 操作パネルI/F 60 操作パネル 61 主装置I/F回路 62 キー入力部 A、B、C、D、E 受光部 M 会議参加者

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定周波数で変調された光を発生する光
    源と、その光源からの光を断続するスイッチとを備え会
    議参加者毎にそれぞれ配置された発光装置と、カメラ装
    置の光軸に垂直な仮想面内において互いに異なる位置で
    あって前記カメラ装置の光軸から等距離の位置になる配
    置で前記カメラ装置の前面に水平に設けられ前記発光装
    置からの光を受光する第1及び第2受光手段と、それら
    の受光手段が受光した光の位相差を検出する第1位相差
    検出手段と、前記第1及び第2受光手段を結ぶ仮想直線
    とほぼ平行な方向であって前記第1位相差検出手段から
    出力される位相差が減少する向きに前記カメラ装置の撮
    影方向を変化させる第1撮影方向制御手段とを備え、前
    記各発光装置のうちの光を発射してきた発光装置の方向
    に前記カメラ装置の水平方向の撮影方向を自動的に一致
    させることを特徴とするテレビ会議システム用カメラ装
    置の撮影方向制御装置。
  2. 【請求項2】 前記カメラ装置の光軸に垂直な仮想面内
    において互いに異なる位置であって前記第1及び第2受
    光手段を結ぶ仮想直線に対してほぼ垂直な仮想線上に前
    記カメラ装置の光軸から等距離の位置になる配置で前記
    カメラ装置の前面に設けられ前記発光装置からの光を受
    光する第3及び第4受光手段と、それらの受光手段が受
    光した光の位相差を検出する第2位相差検出手段と、前
    記第3及び第4受光手段を結ぶ仮想直線とほぼ平行な方
    向であって前記第2位相差検出手段からの出力される位
    相差が減少する向きに前記カメラ装置の撮影方向を変化
    させる第2撮影方向制御手段とを備え、前記各発光装置
    のうちの光を発射してきた発光装置の方向に前記カメラ
    装置の水平及び垂直方向の撮影方向を自動的に一致させ
    ることを特徴とする請求項1記載のテレビ会議システム
    用カメラ装置の撮影方向制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2受光手段のほぼ中間点
    に設けられ、前記発光装置からの光を受光する第5受光
    手段と、その第5受光手段が受光した光と、前記第1ま
    たは第2受光手段が受光した光の位相差を検出する第3
    位相差検出手段と、その第3位相差検出手段が検出した
    位相差に基づいて前記カメラ装置から前記発光装置まで
    の距離を求め、その距離に応じて前記カメラ装置のズー
    ム倍率を設定するズーム倍率設定手段を備えたことを特
    徴とする請求項1まはた2のいずれかの記載のテレビ会
    議システム用カメラ装置の撮影方向制御装置。
  4. 【請求項4】 前記各発光装置のうちの光を発射してき
    た発光装置の方向に前記カメラ装置の撮影方向が一致し
    ている状態における前記カメラ装置の撮影方向を、前記
    各発光装置と対応するプリセット番号に対応付けて記憶
    する撮影方向記憶手段を備え、前記第1または/及び第
    2撮影方向制御手段は、指定されたプリセット番号に応
    じて前記撮影方向記憶手段を参照して対応する撮影方向
    に前記カメラ装置を向けることを特徴とする請求項1、
    2または3のいずれかの記載のテレビ会議システム用カ
    メラ装置の撮影方向制御装置。
  5. 【請求項5】 前記第2撮影方向制御手段は、前記カメ
    ラ装置の垂直方向の撮影方向を、光を発射してきた前記
    発光装置の方向よりも若干上方に向けることを特徴とす
    る請求項2、3または4のいずれかの記載のテレビ会議
    システム用カメラ装置の撮影方向制御装置。
  6. 【請求項6】 前記第1、第2または第5受光手段のい
    ずれかを、前記第3または第4受光手段のいずれか一方
    として共用したことを特徴とする請求項2、3、4また
    は5のいずれかの記載のテレビ会議システム用カメラ装
    置の撮影方向制御装置。
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