JP2001128139A - ストリームデータ受信端末装置及び受信方法 - Google Patents

ストリームデータ受信端末装置及び受信方法

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JP2001128139A
JP2001128139A JP30503599A JP30503599A JP2001128139A JP 2001128139 A JP2001128139 A JP 2001128139A JP 30503599 A JP30503599 A JP 30503599A JP 30503599 A JP30503599 A JP 30503599A JP 2001128139 A JP2001128139 A JP 2001128139A
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JP30503599A
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Takahisa Mori
卓久 森
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/80Generation or processing of content or additional data by content creator independently of the distribution process; Content per se
    • H04N21/81Monomedia components thereof
    • H04N21/812Monomedia components thereof involving advertisement data

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストリームデータの伝送が途切れたときに、
視聴者に違和感を覚えさせることなく、代替データを再
生することができるストリームデータ受信端末装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 データバッファ102に記憶されている
データの量が、予め定められたデータ量より少なくなっ
たときには、ストリームデータの代わりに、ファイル記
憶装置104に記憶されているファイルデータを、出力
装置105で再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを経
由して、音声や動画のストリームデータを受信し、再生
するストリームデータ受信端末装置および受信方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットを初めとするネッ
トワークの普及に伴い、ネットワークを経由して音声や
動画データを伝送し、端末において再生するということ
が広く行われるようになってきた。
【0003】このような音声・動画データの伝送・再生
は、大きく「ファイル伝送」と「ストリーム伝送」の2
種類に分けられる。前者は、音声・動画データをファイ
ルとして伝送し、このファイルを端末の記憶装置に保存
した後、再生するものであり、後者は、伝送されてきた
データをリアルタイムに再生するものである。
【0004】ファイル伝送方式は、すべてのデータを受
信してから再生を始めるため、所望データの受信を開始
してから、再生が開始されるまで時間がかかるが、一
度、記憶装置に保存してしまえば、以降はデータ伝送の
手間をかけずに何度でも即座にデータを再生でき、ま
た、必要なデータをすべて受信し終えてから再生を開始
するので、データの欠落がないという特徴がある。
【0005】一方、ストリーム伝送方式では、受信デー
タをリアルタイムに再生するため、ファイル伝送方式の
ように、すべてのデータを受信してから再生を開始する
必要がなく、データ受信を開始してから、再生が開始さ
れるまでの時間が短くて済むため、特に伝送時間が長く
かかる大きなデータの伝送・再生に広く用いられている
が、データをファイルとして保存しないため、同じデー
タを何度も繰り返して再生したい場合は、都度、データ
伝送を行う必要があり、さらに、ネットワークの混雑や
データ送出サーバーの過負荷により、データ伝送速度が
再生に必要なデータ伝送速度を下回ると、音声や動画の
再生が中断したり、欠落するという欠点がある。
【0006】このような問題点を解決するために、特開
平11−45557号公報に記載のデータ出力装置及び
記憶媒体では、受信手段により受信された複数種類の出
力データを記憶手段に記憶し、データ出力手段は、この
記憶手段に記憶された複数種類の出力データを順次読み
出して出力するとともに、新規の出力データが記憶され
なければ、既に記憶された複数種類の出力データを順次
読み出して出力することにより、送信側の故障等で新規
出力データの受信が途絶えた場合でも、記憶済みの出力
データを利用して、その出力データのデータ処理を継続
することができるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平11−45557号公報に記載のデータ出力装置及
び記憶媒体では、センターの送信装置の故障や、中継装
置の故障等により、データ送出センターからの送信が途
絶えて、記憶手段に新規の出力データが記憶されない場
合に、既に記憶された複数種類の出力データを読み出し
て出力するものであるため、ストリーム伝送方式の送受
信に応用した場合、例えば、音楽や動画データをストリ
ーム伝送により再生しているときに、曲の途中や動画の
場面の途中でデータ伝送が途切れると、それまで再生さ
れていた曲や動画のデータから、既に記憶手段に記憶さ
れているデータの再生に、突然、切り替わるため、視聴
者に違和感を覚えさせるという問題点があった。
【0008】さらに、データ伝送の途切れは、いつ発生
するか予期できないため、データ伝送の途切れが発生し
たときに出力されるデータ、すなわち、そのときに記憶
手段に記憶されているデータの内容を事前に特定してお
くことができなかった。
【0009】本発明は、以上のような問題点に鑑みてな
されたもので、ストリームデータを受信して再生する端
末装置において、ストリームデータの伝送が途切れたと
きに、視聴者に違和感を覚えさせることなく、代替デー
タを再生することを可能とし、さらには、この代替デー
タの再生内容や、再生頻度を制御することができるスト
リームデータ受信端末装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、請求項1記載の発明にかかるストリームデータ受信
端末装置は、ネットワークを経由してストリームデータ
を受信するデータ受信部と、このデータ受信部で受信し
たストリームデータを一時的に記憶するデータバッファ
と、ファイルデータを記憶するファイル記憶装置と、出
力装置と、前記データバッファに記憶されたストリーム
データを前記出力装置に逐次出力して再生し、前記デー
タバッファに記憶されている未再生のストリームデータ
量が、予め定められたデータ量より少なくなったときに
は、前記データバッファに記憶されたデータの代わり
に、前記ファイル記憶装置に記憶されているファイルの
データを前記出力装置に出力して再生する制御部を設け
たものである。
【0011】また、請求項2記載の発明にかかるストリ
ームデータ受信端末装置は、請求項1記載のストリーム
データ受信端末装置において、前記データバッファに記
憶したストリームデータの再生中に、ストリームデータ
の中に埋め込まれたファイル再生指示データを検出した
ときは、たとえ、データバッファに記憶されている未再
生のストリームデータ量が、予め定められたデータ量よ
り多くても、データバッファに記憶されているストリー
ムデータの再生を一時中断し、前記ファイル記憶装置に
記憶されているファイルのデータを前記出力装置に出力
して再生する制御部を設けたものである。
【0012】また、請求項3記載の発明にかかるストリ
ームデータ受信端末装置は、請求項1または2に記載の
ストリームデータ受信端末装置において、複数のファイ
ルを記憶するファイル記憶装置と、このファイル記憶装
置に記憶されているファイルデータを、前記出力装置に
出力する際に、記憶されている各ファイルの再生頻度が
予め設定した頻度になるようにファイルを選択して出力
する制御部を設けたものである。
【0013】また、請求項4記載の発明にかかるストリ
ームデータ受信端末装置は、請求項1ないし請求項3の
いずれかに記載のストリームデータ受信端末装置におい
て、ネットワークを経由してストリームデータおよびフ
ァイルデータを受信するデータ受信部と、このデータ受
信部で受信した、ストリームデータおよびファイルデー
タを一時的に記憶するデータバッファと、前記データ受
信部がファイルデータを受信し、前記データバッファに
記憶したときには、このファイルデータを前記ファイル
記憶装置に記憶する制御部を設けたものである。
【0014】また、請求項5記載の発明にかかるストリ
ームデータ受信端末装置は、請求項4記載のストリーム
データ受信端末装置において、前記ファイル記憶装置に
記憶されているファイルの各々について、予め設定され
ている削除期限情報を管理し、この削除期限を超過した
ファイルをファイル記憶装置から削除する削除期限管理
部をさらに設けたものである。
【0015】また、請求項6記載の発明にかかるストリ
ームデータ受信端末装置は、請求項5記載のストリーム
データ受信端末装置において、ストリームデータ、ファ
イルデータに加えて制御データを受信するデータ受信部
と、このデータ受信部で受信した、ストリームデータ、
ファイルデータ、制御データを一時的に記憶するデータ
バッファと、データ受信部がファイル削除期限の変更を
指示する制御データを受信し、前記データバッファに記
憶したときには、前記削除期限管理部の管理している各
ファイルの削除期限を、指定された値に変更する制御部
を設けたものである。
【0016】また、請求項7記載の発明にかかるストリ
ームデータ受信端末装置は、請求項4ないし請求項6の
いずれかに記載のストリームデータ受信端末装置におい
て、ストリームデータ、ファイルデータ、および制御デ
ータを受信するデータ受信部と、このデータ受信部で受
信した、ストリームデータ、ファイルデータ、制御デー
タを一時的に記憶するデータバッファと、データ受信部
がファイル削除を指示する制御データを受信し、データ
バッファに記憶したときには、前記ファイル記憶装置か
ら、指定されたファイルを削除する制御部を設けたもの
である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0018】(実施の形態)図1は、本発明の実施の形
態におけるストリームデータ受信端末装置の構成を表す
ブロック図であり、データ受信部101、データバッフ
ァ102、制御部103、ファイル記憶装置104、出
力装置105、削除期限管理部106から構成されてい
る。
【0019】データ受信部101は、ネットワークに接
続され、ネットワークを経由してストリームデータ、フ
ァイルデータ、および制御データを受信し、データバッ
ファ102に記憶する。
【0020】図2(a)は、データ受信部101が受信
するデータの形式の例であり、データ本体の前のヘッダ
情報の一部として、以降に続くデータ本体が、ストリー
ムデータかファイルデータか制御データかを識別するた
めのデータ種別情報が付与されている。
【0021】また、図2(b)は、受信データがストリ
ームデータの場合の、データ本体の例を表す図である。
本実施の形態では、ストリームデータは、複数の曲から
なる音楽データであり、さらに、図2(b)に示すよう
に、曲データ1と曲データ2の間と、曲データ2と曲デ
ータ3の間は、再生停止データにより区切られ、曲デー
タ3と曲データ4の間は、ファイル再生指示データによ
り区切られているものとする。
【0022】図2(c)は、受信データがファイルデー
タの場合の、受信データの構造の例を表す図であり、ヘ
ッダ情報の部分には、データ種別の他に、そのファイル
を一意に管理するためのファイル識別子と、削除期限情
報と、再生頻度情報が格納されており、データ本体部に
はファイルデータが格納されている。
【0023】図2(d)は、受信データが制御データの
場合の、受信データの構造の例を表す図であり、データ
本体には、制御命令と、その制御命令の対象ファイルの
識別子が格納される。本実施の形態では、制御命令は
「削除期限変更」と「削除」の2種類があるものとす
る。
【0024】制御部103は、データバッファ102に
記憶されたデータを読み出し、データのヘッダ情報の中
にあるデータ種別により、このデータがストリームデー
タ、ファイルデータ、制御データのいずれであるかを判
別する。
【0025】データ種別がファイルデータなら、図2
(c)で示したファイル識別子、削除期限情報、再生頻
度情報などのファイル管理情報と共に、ファイルデータ
をファイル記憶装置104に記憶し、さらに、そのファ
イルの再生カウンタを再生頻度情報と同じ値に設定す
る。
【0026】ここで、再生カウンタとは、ファイル記憶
装置104に記憶されているすべてのファイルごとに、
そのファイルの再生頻度を管理するために用いられ、フ
ァイルがファイル記憶装置104に記憶された直後は、
図2(c)に示す再生頻度と同じ値が設定され、その
後、制御部103によって、このファイルのデータが出
力装置105に出力され、再生される度に1ずつ減算さ
れる。
【0027】なお、受信したファイルデータをファイル
記憶装置104に記憶する際に、受信データ中のファイ
ル識別子が、すでにファイル記憶装置104に記憶され
ている各ファイルのファイル識別子のうちのいずれかと
一致する場合は、ファイル記憶装置104に記憶されて
いる該当識別子をもつファイルのファイル管理情報およ
びファイルデータを、新たに受信したデータで置き換え
る。
【0028】受信データ中のヘッダ情報のファイル識別
子が、ファイル記憶装置104に記憶されている各ファ
イルのいずれの識別子とも一致しない場合は、新たに受
信したファイル管理情報とファイルデータを新規ファイ
ルとしてファイル記憶装置104に追加して記憶する。
【0029】図3は、ファイル記憶装置104に記憶さ
れているファイル管理情報の例であり、識別子が「ab
c35296」で、削除期限が1999年12月31日
08時40分、再生頻度情報が3、再生カウンタの値が
2のファイルと、識別子が「bxz13002」で、削
除期限が2000年02月29日14時00分、再生頻
度情報が2、再生カウンタの値が1のファイルと、識別
子が「bcs90084」で、削除期限が空白、再生頻
度情報が1、再生カウンタの値が0のファイルが記憶さ
れていることを表している。
【0030】削除期限管理部106は、カレンダー時計
を持ち、ファイル記憶装置104に記憶されている、す
べてのファイルの削除期限をファイル記憶装置104か
ら読み出して管理し、削除期限を超過したファイルを自
動的にファイル記憶装置104から削除する。
【0031】次に、データバッファ102に記憶された
データのデータ種別がストリームデータのときは、制御
部103は、データバッファ102に予め定められた量
以上の未再生のストリームデータが記憶されているかど
うか判断する。本実施の形態では、データバッファ10
2に記憶されるストリームデータの予め定められた量と
は、曲データの1曲分を指し、1曲分のデータは再生停
止データまたは、ファイル再生指示データにより、その
前後の曲データと区分される。
【0032】図4(a)は、データ受信部101がスト
リームデータを受信しているときのデータバッファ10
2を表す図であり、再生ポイントとは、データバッファ
102に記憶されているデータのどの部分が出力装置1
05に出力されているか、すなわち、現在再生中のデー
タの位置を表しており、再生ポイントの左側は再生済み
のデータ、再生ポイントの右側は未再生のデータを表
し、再生ポイントは左から右に移動する。
【0033】なお、出力装置105は、CRTやLCD
などの表示装置や、スピーカ、あるいはそれらを組み合
わせたものであり、本実施の形態ではスピーカを用いる
ものとする。
【0034】図4(a)では、再生ポイントが曲データ
1の途中を指しており、曲データ1を再生中であること
を示している。再生ポイントが、曲データ間にある再生
停止データ、もしくはファイル再生指示データに到達す
ると、ひとつの曲データの再生が終了し、いったん、ス
トリームデータの再生は停止する。
【0035】また、図4(a)における、バッファ終端
とは、データ受信部101が受信し、データバッファ1
02に記憶されたデータの最後部のことであり、図4
(a)では、曲データ2の途中までがデータバッファ1
02に記憶されていることを表している。
【0036】さらに受信が進み、曲データ2の後の再生
停止データが受信されると、以降は曲データ3の受信に
なる。図4(b)は、曲データ3の途中までがデータバ
ッファ102に記憶されたことを表している。
【0037】制御部103は、データバッファ102内
の再生ポイントが再生停止データに到達すると、データ
バッファ102の再生ポイントとバッファ終端との間
に、次の再生停止データ、もしくは、ファイル再生指示
データが記憶されているかどうかを判断し、記憶されて
いれば、未再生のストリームデータが1曲分以上あるの
で、引き続き次の曲データを出力装置105に出力し
て、ストリームデータの再生を継続する。
【0038】図4(b)で、再生ポイントがP1の位置
にあるときは、P1とバッファ終端の間のP2の位置に
次の再生停止データが記憶されているので、ストリーム
データの再生が継続される。
【0039】一方、次の再生停止データ、もしくはファ
イル再生指示データが未受信であれば、未再生のストリ
ームデータが1曲分に満たないので、ストリームデータ
の再生を中断し、ファイル記憶装置104に記憶されて
いるファイルのうち、再生カウンタが0でないものの中
から、ランダムにひとつのファイルを選択して、そのデ
ータを読み出し、出力装置105に出力して再生する。
【0040】図4(b)で、再生ポイントがP2の位置
にあるときは、P2とバッファ終端の間に再生停止デー
タもしくはファイル再生指示データのいずれも記憶され
ていないので、ストリームデータの再生は中断され、フ
ァイルデータが再生される。
【0041】ひとつのファイルデータの再生が終わる
と、制御部103は再生の終わったファイルの再生カウ
ンタを1減らし、もし、ファイル記憶装置104に記憶
されているすべてのファイルの再生カウンタが0になっ
た場合は、すべてのファイルの再生カウンタの値を、各
々のファイルの再生頻度情報の値に再設定する。
【0042】図3の例では、3つのファイルの各々の再
生カウンタがすべて0になると、識別子abc3529
6のファイルの再生カウンタは3に、識別子bxz13
002のファイルの再生カウンタは2に、識別子bcs
90084のファイルの再生カウンタは1に、それぞれ
再設定される。
【0043】また、図4(c)に示すように、データバ
ッファ102内の再生ポイントがファイル再生指示デー
タに到達したときは、制御部103は、データバッファ
102の再生ポイントとバッファ終端との間に、次の再
生停止データ、もしくはファイル再生指示データが記憶
されているかどうかに関わらず、すなわち、未再生のス
トリームデータが1曲分以上あるかどうかに関わらず、
ストリームデータの再生を中断し、ファイル記憶装置1
04に記憶されているファイルのうち、再生カウンタが
0でないものの中から、ランダムにひとつのファイルを
選択して、そのデータを読み出し、出力装置105に出
力して再生する。
【0044】なお、再生ポイントがファイル再生指示デ
ータに到達したことによって、ファイルデータの再生が
おこなわれた場合も、ひとつのファイルの再生が終わる
と、制御部103は再生の終わったファイルの再生カウ
ンタを1減らし、もし、ファイル記憶装置104に記憶
されているすべてのファイルの再生カウンタが0になっ
た場合は、すべてのファイルの再生カウンタの値を、各
々のファイルの再生頻度情報の値に再設定する。
【0045】制御部103は、ひとつのファイルの再生
が終了すると、前述したストリームデータの再生で、ひ
とつの曲の再生が終了したときと同様に、データバッフ
ァ102に未再生のストリームデータが1曲分以上記憶
されているかどうか判断し、記憶されていればストリー
ムデータの再生をおこない、データバッファ102に記
憶された未再生のストリームデータが1曲分に満たなけ
れば、もう一度ファイル記憶装置104に記憶されてい
るファイルのうち、再生カウンタが0でないものの中か
ら、ランダムにひとつのファイルを選択して、そのデー
タを読み出し、出力装置105に出力して再生する。
【0046】なお、データ受信部101は、制御部10
3がファイルデータやストリームデータを出力装置10
5に出力して再生している間も、これと並行してデータ
の受信をおこない、データバッファ102の最後に、受
信データを追加していく。
【0047】最後に、データバッファ102に記憶され
たデータが制御データのときは、制御部103は、図2
(d)に示すように、制御データのデータ本体に設定さ
れている制御命令に応じてファイル記憶装置104に記
憶されているファイルの削除期限情報を変更したり、あ
るいはファイルの削除をおこなう。
【0048】以上のように構成された本実施の形態によ
るストリームデータ受信端末装置の動作について、その
動作を図5に示すフローチャートを用いて説明する。
【0049】まず、データ受信部101がネットワーク
を経由してデータを受信するのを待つ(S01)。
【0050】データ受信部101がデータを受信する
と、このデータはデータバッファ102に記憶される
(S02)。
【0051】続いて、制御部103がデータバッファ1
02から、記憶されたデータのヘッダ情報の「データ種
別」を読み出す(S03)。
【0052】データ種別がファイルなら、制御部103
は、データバッファ102に記憶されたデータを、ファ
イル記憶装置104に転送して記憶し、併せて、そのフ
ァイルの管理情報として、ファイルデータを一意に識別
するための識別子、削除期限、再生頻度をファイル記憶
装置104に記憶する(S04)。
【0053】このとき、データバッファ102に記憶さ
れたファイルデータのヘッダ情報にあるファイル識別子
が、すでにファイル記憶装置104に記憶されている各
ファイルデータのファイル識別子のいずれかと一致する
ときは、この、ファイル識別子の一致するファイルの削
除期限、再生頻度、およびファイルデータ本体を新たに
受信したデータで置き換える。
【0054】例えば、ファイル記憶装置に図3のような
3つのファイルが記憶されているとき、データバッファ
102に記憶された受信データのヘッダ情報にあるファ
イル識別子が「abc35296」「bxz1300
2」「bcs90084」のいずれかであれば、ファイ
ル記憶装置104に既に記憶されている、識別子が一致
するファイルの削除期限、再生頻度、およびファイルデ
ータ本体はデータバッファ102に記憶された受信デー
タの削除期限、再生頻度、およびファイルデータ本体で
置き換えられる。
【0055】一方、データバッファに記憶されたファイ
ルデータのヘッダ情報に格納されたファイル識別子が、
すでにファイル記憶装置104に記憶されている各ファ
イルデータのファイル識別子のいずれとも一致しないと
きは、データバッファ102に記憶された受信データの
削除期限、再生頻度、およびファイルデータ本体が新規
ファイルとして、ファイル記憶装置104に追加して記
憶される。
【0056】ファイルデータの記憶(S04)後、この
記憶されたファイルの再生カウンタを、そのファイルの
再生頻度と同じ値に設定し(S05)、S01に戻り、
次のデータが受信されるのを待つ。
【0057】次に、S03においてデータ種別がストリ
ームであった場合、制御部103は、まず、データバッ
ファ102に記憶されているストリームデータの先頭
に、再生ポイントを設定する(S06)。
【0058】続いて、前述のように、再生ポイントとバ
ッファ終端の間に、再生停止データが記憶されているか
どうかによって、1曲分以上の未再生ストリームデータ
が記憶されているかどうかを判断する(S07)。
【0059】データバッファ102に記憶されている未
再生ストリームデータが1曲分に満たないときは、制御
部103はファイル記憶装置104に記憶されているフ
ァイルのうち、再生カウンタが0でないものの中から、
ランダムにひとつのファイルを選択して、そのデータを
読み出し、出力装置105に出力して再生する(S0
8)。なお、ファイルデータの再生中も、並行して受信
部101はデータ受信を継続する。
【0060】ひとつのファイルのデータ再生が終了する
と、制御部103は、ファイル記憶装置104に記憶さ
れているファイルの再生カウンタを1減らし(S0
9)、さらに、ファイル記憶装置104に記憶されてい
るすべてのファイルの再生カウンタが0になったかどう
かを判断(S10)し、再生カウンタが0でないファイ
ルがひとつでもあれば、S07に戻って、再度、データ
バッファ102に1曲分以上の未再生ストリームデータ
が記憶されているかどうかを判断する。
【0061】また、各ファイルの再生カウンタの値がす
べて0であれば、すべてのファイルの再生カウンタを、
各々のファイルの再生頻度情報と同じ値に再設定した後
(S11)、S07に戻る。
【0062】次に、S07において、データバッファ1
02に、1曲分以上の未再生ストリームデータが記憶さ
れているときは、データバッファ102からストリーム
データを読み出し、出力装置105に出力して、ストリ
ームデータの再生を開始する(S12)。なお、このス
トリームデータの再生中も、ファイル再生中と同様、並
行して受信部101はデータ受信を継続する。
【0063】ストリームデータの再生中、制御部103
は、データバッファ102の再生ポイントの位置を監視
し、再生ポイントが曲データの途中を指している間はス
トリームデータの再生を継続する(S13)。
【0064】曲データの再生が進み、再生ポイントがス
トリームデータの終端か、再生停止データ、ファイル再
生指示データのいずれかに達した場合、制御部103
は、ストリームデータの再生を停止し、1曲の再生が終
わる(S14)。
【0065】ここで、再生ポイントがストリームデータ
の終端にあれば(S15)、ストリームデータのすべて
のデータを再生し終えたので、S01に戻り、次のデー
タが受信されるのを待つ。
【0066】ストリームデータのすべてのデータを再生
し終えたかどうかを判断する方法としては、図2(b)
に示すストリームデータのヘッダ部に曲データの合計バ
イト数などのデータ量を格納しておき、このデータ量
と、これまでに再生したストリームデータのデータ量を
比較するようにしてもよいし、あるいは、最後の曲デー
タの後にストリームデータの終端を表すデータを埋め込
むようにしてもよい。
【0067】S15において、再生ポイントが再生停止
データを指しているときは、S07に戻って、データバ
ッファ102に1曲分以上の未再生ストリームデータが
記憶されているかどうかを判断する。
【0068】また、S15において、再生ポイントがフ
ァイル再生指示データを指しているときは、S08に進
み、ファイル記憶装置104からファイルデータを読み
出して、出力装置105に出力し、再生する。S08お
よび、それ以降の処理は、前記したS07でデータバッ
ファ102に記憶されている未再生ストリームデータが
1曲分に満たないときの処理と同じである。
【0069】このようにして、データバッファ102の
再生ポイントが、ストリーム終端に達することにより、
すべてのストリームデータの再生が終了するまで、S0
7〜S15が繰り返される。
【0070】最後に、S03において、データ種別が制
御データであった場合、制御部103は、データバッフ
ァ102に記憶されている制御データのデータ本体から
制御命令を読み出して判別し(S16)、制御命令が
「削除期限変更」である場合は、図3(d)に示す対象
ファイル識別子をさらに読み出すことにより、変更対象
となるファイルを特定し、対象ファイルの削除期限情報
を指定された期限に変更する(S17)。
【0071】また、制御命令が「削除」の場合も同様
に、対象ファイル識別子を読み出すことにより、削除対
象のファイルを特定し、対象ファイルの削除期限に関係
なく、当該ファイルをファイル記憶装置104から削除
する(S18)。
【0072】「削除期限変更」処理(S17)、もしく
は「削除」処理(S18)が終了すると、S01に戻
り、次のデータが受信されるのを待つ。
【0073】これら、図5に示したフローチャートに沿
った処理とは、全く独立に、削除期限管理部106は、
ファイル記憶装置104に記憶されている、すべてのフ
ァイルの削除期限をファイル記憶装置104から読み出
して管理し、削除期限を超過したファイルを自動的にフ
ァイル記憶装置104から削除する。
【0074】例えば、ファイル記憶装置104に記憶さ
れている各ファイルの削除期限が、図3に示すような内
容であった場合、削除期限管理部106の持つカレンダ
ー時計が1999年12月31日08時40分になる
と、識別子abc35296で識別されるファイルをフ
ァイル記憶装置104から自動的に削除する。
【0075】同様に、カレンダー時計が2000年02
月29日14時00分になると、識別子bxz1300
2で識別されるファイルをファイル記憶装置104から
自動的に削除する。
【0076】識別子bcs90084で識別されるファ
イルは、削除期限が空白なので、「削除期限変更」制御
データの受信により、新たに削除期限が設定されない限
り、削除期限管理部106によって削除されることはな
い。
【0077】ただし、「削除」制御データを受信した場
合は、削除期限の設定の有無に関わらず、対象ファイル
はファイル記憶装置104から削除される。
【0078】以上、説明したように、本実施の形態によ
れば、ネットワークを経由してストリームデータを受信
して、このデータを一時的にデータバッファに記憶し、
データバッファに記憶された未再生のストリームデータ
が1曲分以上あるときは、データバッファ内のデータを
読み出して再生し、データバッファに記憶された未再生
のストリームデータが1曲分に満たないときは、ファイ
ル記憶装置に記憶されているファイルのデータを読み出
して再生するようにしたので、ネットワークの混雑や、
ストリームデータを送出するサーバの過負荷により、デ
ータ受信速度が低下した場合でも、曲の途中でストリー
ムデータの再生が途切れて、ファイルデータ再生に切り
替わることによる違和感を覚えさせることなく、自然に
ストリームデータとファイルデータの切替えをおこなう
ことができる。
【0079】また、データバッファに記憶されたストリ
ームデータを再生中に、再生位置がファイル再生指示デ
ータに到達したときは、その時点で、データバッファに
未再生のストリームデータが1曲分以上記憶されている
か否かによらず、ストリームデータの再生を中断し、フ
ァイル記憶装置からファイルデータを読み出して再生す
るようにしたことにより、ストリームデータを再生中
に、必ずファイルデータを挿入して再生させたい場所を
予め指定しておくことができるようになる。
【0080】また、ファイル記憶装置に記憶されている
各ファイルごとに再生頻度情報を設定し、ファイル記憶
装置に記憶されているファイルの再生頻度が、この再生
頻度情報に設定した値に従うようにしたので、ファイル
ごとに再生される頻度を制御することができる。
【0081】また、データ受信部がファイルデータを受
信したときは、このデータをファイルとしてファイル記
憶装置に追加し、あるいは、既存ファイルを置換できる
ようにしたことにより、ファイルの情報を常に最新のも
のに保つことができ、さらには、受信部が「削除」を指
示する制御データを受信したり、ファイル記憶装置に記
憶されている各ファイルごとに設定された削除期限を過
ぎたときには、対象となるファイルを削除するようにし
たことにより、古くなった情報が、再生されないように
することができる。
【0082】さらに、受信部が「削除期限変更」を指示
する制御データを受け取ったときは、該当ファイルの削
除期限データを変更することができるようにすることに
より、ファイルデータを受信し、ファイル記憶装置に記
憶した後も、ファイルの自動削除時期を早めたり、遅ら
せたり、柔軟に変更することができる。
【0083】なお、本実施の形態では、ストリームデー
タを音楽(曲)データとし、曲と曲の境界に再生停止デ
ータやファイル再生指示データを埋め込んだが、ストリ
ームデータが動画、もしくは音声を伴う動画の場合は、
例えば、場面が切り替わる点に再生停止データを設定す
ることにより、例えばドラマのひとつの場面の途中で、
突然ファイルデータが挿入されることによる違和感を無
くすことができる。
【0084】また、再生停止データやファイル再生指示
データは、実際の曲の区切りと必ずしも一致する必要は
なく、例えば、再生停止データと再生停止データの間
に、実際には複数の曲があったり、逆に、ひとつの曲が
再生停止データにより、複数の部分に分割されるように
してもよい。
【0085】また、本実施の形態では、データバッファ
102に記憶されるストリームデータが、1曲分に満た
ないときは、ファイル記憶装置104からファイルデー
タを読み出し、再生するようにしたが、一般には、再生
停止データもしくはファイル再生指示データによって区
切られるn個(nは正の整数)の部分が、データバッフ
ァ102に記憶されていないときは、ファイル記憶装置
104からファイルデータを読み出し、再生するものと
して実現される。
【0086】また、ファイル記憶装置に記憶されている
ファイルを選択する際に、再生カウンタが0でないファ
イルの中からランダムに選択するようにしたが、ランダ
ムではなく、再生カウンタの値が大きいものから順に再
生したり、あるいは、常にファイル一覧の先頭や末尾か
ら再生カウンタが0でないものを探して最初に見つかっ
たものを選択するようにしてもよい。
【0087】また、図2(a)および図2(b)では、
伝送データがヘッダ部とデータ本体をひとつづつ持つ例
を挙げたが、データ本体を複数のパケットに分割し、各
パケットが各々ヘッダ部と、分割されたデータ本体を持
つようにして伝送しても構わない。
【0088】また、本実施の形態では、データバッファ
102の再生ポイントがファイル指示データに到達した
ときに、ファイルデータをひとつ再生した後は、再生停
止データの処理と同様に、データバッファの中に未再生
のストリームデータが1曲分以上記憶されているかどう
かを判断する処理に移行するようにしたが、ファイル指
示データの中で、再生するファイルの数を指定すること
により、指定された数のファイルデータを再生した後、
再生停止データの処理と同様に、データバッファの中に
未再生のストリームデータが1曲分以上記憶されている
かどうか判断する処理に移行するようにしてもよい。
【0089】また、本実施の形態では、再生ポイント
が、ファイル再生指示データに到達したときに再生され
るファイルは、再生カウンタが0でないファイルの中か
らランダムに選択されたが、ファイル再生指示指示デー
タの中でファイル識別子を指定することによって、特定
のファイルが再生されるようにしてもよい。
【0090】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
(請求項1)に係るストリームデータ受信端末装置は、
ネットワークを経由してストリームデータを受信して、
このデータを一時的にデータバッファに記憶し、データ
バッファに記憶された未再生のストリームデータが、予
め定められた量よりも多いときは、データバッファ内の
ストリームデータを読み出して再生し、データバッファ
に記憶された未再生のストリームデータが前記予め定め
られた量に満たないときは、ファイル記憶装置に記憶さ
れているファイルのデータを読み出して再生するように
したので、ネットワークの混雑や、ストリームデータを
送出するサーバの過負荷により、データ受信速度が低下
した場合でも、不自然な場面でストリームデータの再生
が途切れ、突然、ファイルデータ再生に切り替わること
により生じる違和感を覚えさせることなく、自然にスト
リームデータとファイルデータの切替えをおこなうこと
ができ、さらには、このファイルデータを広告(CM)
のデータにすることにより、データ伝送の遅れ時間を利
用して、ストリームデータの視聴者に時間の無駄なく、
広告を視聴させることができる。
【0091】また、本発明(請求項2)に係るストリー
ムデータ受信端末装置は、請求項1に記載のストリーム
データ受信端末装置において、データバッファに記憶さ
れたストリームデータを再生中に、再生位置がファイル
再生指示データに到達したときは、その時点で、データ
バッファ内の未再生のストリームデータの量によらず、
ストリームデータの再生を中断し、ファイル記憶装置か
らファイルデータを読み出して再生するようにしたこと
により、ストリームデータを再生中に、必ずファイルデ
ータを挿入して再生させたい場所を予め指定しておくこ
とができるようになり、例えば、ある曲と、ある曲の間
には、必ずファイルデータとして記憶されている広告デ
ータを再生させるということが可能になる。
【0092】本発明(請求項3)に係るストリームデー
タ受信端末装置は、請求項1もしくは請求項2に記載の
ストリームデータ受信端末装置において、ファイル記憶
装置に記憶されている各ファイルごとに再生頻度情報を
設定し、ファイル記憶装置に記憶されているファイルの
再生頻度が、この再生頻度情報に設定した値に従うよう
にしたので、すべてのファイルの再生頻度を同じにした
り、また逆に、再生頻度の多いファイルと、少ないファ
イルを設定して、特に重要なお知らせを、他の一般情報
より多く再生させたりすることができる。
【0093】本発明(請求項4)に係るストリームデー
タ受信端末装置は、請求項1から3のいずれかに記載の
ストリームデータ受信端末装置において、受信部がファ
イルデータを受信したときは、このデータをファイルと
してファイル記憶装置に追加し、あるいは、既存ファイ
ルを置換できるようにしたことにより、ファイルの情報
を常に最新のものに保つことができる。
【0094】本発明(請求項5)に係るストリームデー
タ受信端末装置は、請求項4に記載のストリームデータ
受信端末装置において、ファイル記憶装置に記憶されて
いる各ファイルごとに削除期限を設定し、この削除期限
を過ぎたときには、削除期限管理部が、対象となるファ
イルを削除するようにしたことにより、古くなった情報
が、再生されないようにすることができる。
【0095】本発明(請求項6)に係るストリームデー
タ受信端末装置は、請求項5に記載のストリームデータ
受信端末装置において、受信部が「削除期限変更」を指
示する制御データを受け取ったときは、該当ファイルの
削除期限データを変更することができるようにすること
により、ファイルデータを受信し、ファイル記憶装置に
記憶した後も、ファイルの自動削除時期を早めたり、遅
らせたり、柔軟に変更することができる。
【0096】本発明(請求項7)に係るストリームデー
タ受信端末装置は、請求項4〜6のいずれかに記載のス
トリームデータ受信端末装置において、受信部が「削
除」を指示する制御データを受信したときには、対象と
なるファイルの削除期限の設定内容によらず、このファ
イルを削除するようにしたことにより、古くなった情報
が、再生されないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるストリームデータ
受信端末装置の構成を表すブロック図
【図2】本発明の実施の形態におけるデータ受信部の受
信データの例を示す図
【図3】本発明の実施の形態におけるファイル記憶装置
に記憶されているファイル管理情報の例を示す図
【図4】本発明の実施の形態におけるデータバッファの
内容を表す図
【図5】本発明の実施の形態におけるストリームデータ
受信端末装置の動作を説明するフローチャート
【符号の説明】
101 データ受信部 102 データバッファ 103 制御部 104 ファイル記憶装置 105 出力装置 106 削除期限管理部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを経由してストリームデー
    タを受信するデータ受信部と、このデータ受信部で受信
    したストリームデータを一時的に記憶するデータバッフ
    ァと、ファイルデータを記憶するファイル記憶装置と、
    制御部と出力装置を備え、前記制御部は、前記データバ
    ッファに記憶されたストリームデータを前記出力装置に
    逐次出力して再生し、前記データバッファに記憶されて
    いる未再生のストリームデータ量が、予め定められたデ
    ータ量より少なくなったときには、前記データバッファ
    に記憶されたデータの代わりに、前記ファイル記憶装置
    に記憶されているファイルのデータを前記出力装置に出
    力して再生することを特徴とするストリームデータ受信
    端末装置。
  2. 【請求項2】 制御部は、前記データバッファに記憶し
    たストリームデータの再生中に、ストリームデータの中
    に埋め込まれたファイル再生指示データを検出したとき
    は、たとえ、データバッファに記憶されている未再生の
    ストリームデータ量が、予め定められたデータ量より多
    くても、データバッファに記憶されているストリームデ
    ータの再生を一時中断し、前記ファイル記憶装置に記憶
    されているファイルのデータを前記出力装置に出力して
    再生することを特徴とする請求項1記載のストリームデ
    ータ受信端末装置。
  3. 【請求項3】 ファイル記憶装置は、複数のファイルを
    記憶し、制御部は、前記ファイル記憶装置に記憶されて
    いるファイルデータを出力装置に出力する際に、記憶さ
    れている各ファイルの再生頻度が予め設定した頻度にな
    るようにファイルを選択して出力することを特徴とする
    請求項1もしくは請求項2記載のストリームデータ受信
    端末装置。
  4. 【請求項4】 ネットワークを経由してストリームデー
    タおよびファイルデータを受信するデータ受信部と、こ
    のデータ受信部で受信した、ストリームデータおよびフ
    ァイルデータを一時的に記憶するデータバッファを備
    え、制御部は、データ受信部がファイルデータを受信
    し、前記データバッファに記憶したときには、このファ
    イルデータをファイル記憶装置に記憶することを特徴と
    する請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のストリ
    ームデータ受信端末装置。
  5. 【請求項5】 ファイル記憶装置に記憶されているファ
    イルの各々について、予め設定されている削除期限情報
    を管理し、この削除期限を超過したファイルをファイル
    記憶装置から削除する削除期限管理部を備えたことを特
    徴とする請求項4記載のストリームデータ受信端末装
    置。
  6. 【請求項6】 ネットワークを経由してストリームデー
    タ、ファイルデータ、および制御データを受信するデー
    タ受信部と、このデータ受信部で受信した、ストリーム
    データ、ファイルデータ、および制御データを一時的に
    記憶するデータバッファを備え、制御部は、データ受信
    部がファイル削除期限の変更を指示する制御データを受
    信し、前記データバッファに記憶したときには、削除期
    限管理部の管理している各ファイルの削除期限を、指定
    された値に変更することを特徴とする請求項5記載のス
    トリームデータ受信端末装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークを経由してストリームデー
    タ、ファイルデータ、および制御データを受信するデー
    タ受信部と、このデータ受信部で受信した、ストリーム
    データ、ファイルデータ、および制御データを一時的に
    記憶するデータバッファを備え、制御部は、データ受信
    部がファイル削除を指示する制御データを受信し、前記
    データバッファに記憶したときには、前記ファイル記憶
    装置から、指定されたファイルを削除することを特徴と
    する請求項4ないし請求項6のいずれかに記載のストリ
    ームデータ受信端末装置。
  8. 【請求項8】 ネットワークを経由してストリームデー
    タを受信するデータ受信部と、このデータ受信部で受信
    したストリームデータを一時的に記憶するデータバッフ
    ァと、ファイルデータを記憶するファイル記憶装置と、
    制御部と出力装置を備えたストリームデータ受信端末装
    置におけるストリームデータ受信方法であって、前記デ
    ータバッファに記憶されたストリームデータを前記出力
    装置に逐次出力して再生し、前記データバッファに記憶
    されている未再生のストリームデータ量が、予め定めら
    れたデータ量より少なくなったときには、前記データバ
    ッファに記憶されたデータの代わりに、前記ファイル記
    憶装置に記憶されているファイルのデータを前記出力装
    置に出力して再生することを特徴とするストリームデー
    タ受信方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7748020B2 (en) 2002-10-08 2010-06-29 Canon Kabushiki Kaisha Receiving apparatus and method for processing interruptions in streaming broadcasts
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