JP2001128103A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JP2001128103A
JP2001128103A JP30594999A JP30594999A JP2001128103A JP 2001128103 A JP2001128103 A JP 2001128103A JP 30594999 A JP30594999 A JP 30594999A JP 30594999 A JP30594999 A JP 30594999A JP 2001128103 A JP2001128103 A JP 2001128103A
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JP
Japan
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video signal
data
signal
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JP30594999A
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English (en)
Inventor
Takuya Fujii
琢也 藤井
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 複数種類の映像信号がスイッチSW1を通し
て1つずつ入力され、入力映像信号に対応するIDデー
タがマイコン28によって生成される。IDデータ挿入
回路36は、マイコン28によって生成されたIDデー
タを有効水平ラインの所定位置に挿入する。IDデータ
が挿入された映像信号は、その後VCRによって磁気テ
ープに記録される。IDデータが挿入された映像信号が
磁気テープから再生されると、この再生映像信号がスイ
ッチSW1を通して入力され、圧縮回路14および16
によって1/4に圧縮(縮小)される。書き込みコント
ローラ26は、上記のIDデータに基づいて、メモリ2
2上の所定エリアに再生映像信号を書き込む。各エリア
に書き込まれた再生映像信号は、読み出しコントローラ
32によってまとめて読み出され、この結果、複数種類
の映像がモニタ画面に分割表示される。 【効果】 特殊再生時でも映像を所望の位置に表示でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、映像信号処理装置に
関し、たとえば監視カメラシステムに適用され、磁気テ
ープに記録するあるいは磁気テープから再生された複数
種類の映像信号に所定の信号処理を施す、映像信号処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7を参照して、従来の監視カメラシス
テムとしては、複数の監視カメラ1〜4から出力された
映像信号〜のそれぞれをマルチプレクサ5によって
所定順序で選択し、選択された映像信号をタイムラプス
VCR2によってビデオカセット7に記録するものがあ
った。このとき、ビデオテープ7aには、たとえば図8
に示すように、映像トラック〜がヘリカルスキャン
方式で形成されていた。また、映像トラック〜の先
頭部分には、各監視カメラ1〜4のID信号も記録され
ていた。
【0003】このようなビデオカセット7を通常再生す
るとき、再生映像信号の種類は1フィールド毎に変化す
る。このため、カメラ1〜4に個別に対応する4つのメ
モリエリアをマルチプレクサ5に設け、各再生映像信号
〜をID信号に従って所望のメモリエリアに書き込
んだ後、各再生映像信号〜をまとめて読み出してい
た。この結果、再生映像〜は、図9に示す要領でモ
ニタ8の画面に分割表示されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ビデオカセッ
ト7を5倍速再生(特殊再生)するときは、図8に点線
で示す部分がトレースされる。このとき、再生映像信号
を書き込むメモリエリアは各トラックの先頭から再生さ
れたID信号によって決定されるため、再生映像〜
は、図10に示す要領で画面に表示されていた。つま
り、映像が表示されるべき分割エリアに映像および
の一部分が混在して表示され、映像が表示されるべ
き分割エリアに映像およびの一部分が混在して表示
されていた。また、映像が表示されるべき分割エリア
に映像およびの一部分が混在して表示され、映像
が表示されるべき分割エリアに映像およびの一部分
が混在して表示されていた。なお、各部分画像の間に表
示されるノイズは、アジマス角の異なるトラックをトレ
ースしたことに起因する。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、特
殊再生時でも各映像を所望の位置に表示することができ
る、映像信号処理装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、磁気テープ
に記録するまたは磁気テープから再生した複数種類の映
像信号に所定の信号処理を施す映像信号処理装置におい
て、複数種類の映像信号のいずれか1つを選択的に入力
する選択手段、選択手段によって選択された選択映像信
号に対応する識別信号を発生する識別信号発生手段、選
択映像信号に含まれるかつ有効映像エリアを形成する複
数の有効水平ラインを特定する第1特定手段、有効水平
ラインの所定位置を特定する第2特定手段、および所定
位置に識別信号を挿入する挿入手段を備えることを特徴
とする、映像信号処理装置である。
【0007】
【作用】複数種類の映像信号のいずれか1つが選択手段
によって選択的に入力されると、その選択映像信号に対
応する識別信号が識別信号発生手段から発生される。ま
た、選択映像信号に含まれるかつ有効映像エリアを形成
する複数の有効水平ラインが第1特定手段によって特定
され、有効水平ラインの所定位置が第2特定手段によっ
て特定される。識別信号発生手段から発生された識別信
号は、挿入手段によってこの所定位置に挿入される。こ
のような信号処理が施された映像信号が、磁気テープに
記録される。
【0008】第1特定手段は、好ましくは、垂直同期信
号に応答してリセットされるかつ水平同期信号に応答し
てインクリメントされる第1カウンタのカウント値に基
づいて前記複数の有効水平ラインを特定し、第2特定手
段は、好ましくは、水平同期信号に応答してリセットさ
れるかつ画素クロックに応答してインクリメントされる
第2カウンタのカウント値と、第1特定手段の特定結果
とに基づいて、所定位置を特定する。
【0009】この発明のある実施例では、識別信号が挿
入された選択映像信号は、第1出力手段によってヘリカ
ルスキャン記録方式の記録装置に出力される。
【0010】この発明のある局面では、磁気テープから
再生された再生映像信号が、入力手段によって入力され
る。検出手段は、入力された再生映像信号に含まれる有
効水平ラインの所定位置から識別信号を検出する。書き
込み手段は、検出された識別信号に基づいて、メモリに
形成されたいずれか1つのメモリエリアに再生映像信号
を書き込む。つまり、メモリは映像信号の種類と同数の
メモリエリアを持ち、映像信号は、この複数のメモリエ
リアのいずれか1つに書き込まれる。それぞれのメモリ
エリアに書き込まれた再生映像信号は、読み出し手段に
よってまとめて読み出され、読み出された再生映像信号
は、第2出力手段によってディスプレイに出力される。
【0011】所定位置は、好ましくは有効水平ラインの
先頭部分および末尾部分に存在し、検出手段は、次のよ
うにして識別信号を検出する。まず、取り出し手段が、
有効水平ラインの先頭部分および末尾部分から識別信号
を取り出し、誤り検出手段が、同じ有効水平ラインから
取り出された2つの識別信号に基づいて誤り検出を行な
う。そして、復号手段が、誤り検出手段の検出結果に応
じて識別信号を復号する。
【0012】所定位置は、さらに好ましくは、全ての有
効水平ラインに存在する。このとき、書き込み手段は、
次のように動作する。つまり、信号書き込み手段が、レ
ジスタに保持された復号結果に対応するメモリエリアに
再生映像信号を書き込む。レジスタの保持された復号結
果は、復号手段によって得られる復号結果が複数ライン
にわたって同じ値を示したときに、更新手段によって更
新される。
【0013】この発明のある実施例では、マスク手段
が、メモリエリアに書き込まれる再生映像信号に対し
て、有効水平ラインの所定位置でマスク処理を施す。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、記録時に、有効映像
エリアを形成する有効水平ラインの所定位置に識別信号
を挿入するようにしたため、1フィールド期間に複数の
トラックを跨ぐ特殊再生時でも、再生映像を所望の位置
に表示することができる。
【0015】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0016】
【実施例】図1を参照して、この実施例のマルチプレク
サ10は、図6に示すマルチプレクサ5に代えて、同図
の監視カメラシステムに適用される。
【0017】オペレータがVCR6を操作して記録モー
ドを選択すると、VCR6からマイコン28に対して、
記録モードの設定を要求する制御信号が入力される。す
ると、CPU28は、カメラ1〜4から出力された映像
信号〜を所定順序で選択するようスイッチSW1を
制御する。つまり、S1→S2→S3→S4→S1…の
順序で、スイッチSW1を端子S1〜S4に接続する。
カメラ1〜4の間で同期が取られている場合、スイッチ
SW1は、1フィールド期間毎に切り換えられる。これ
によって、1フィールド毎に切り換わる映像信号〜
が、デコーダ12に入力される。
【0018】デコーダ12は、入力された映像信号にY
C分離を施し、C信号およびY信号を圧縮回路14およ
び16にそれぞれ入力する。ただし、記録モードでは、
圧縮回路(縮小回路)14および16のいずれもマイコ
ン28によって不能化され、C信号およびY信号は圧縮
(縮小)されることなくメモリ22に与えられる。な
お、メモリ22の前段にはA/D変換器(図示せず)が
設けられ、C信号およびY信号はこのA/D変換器によ
ってCデータおよびYデータに変換される。
【0019】デコーダ12はまた、入力された映像信号
に同期分離を施し、垂直同期信号および水平同期信号の
両方をHカウンタ18に、水平同期信号をドットカウン
タ20に入力する。ドットカウンタ20にはまた、外部
クロック(画素クロック)が入力される。Hカウンタ1
8は、水平同期信号によってインクリメントされ、垂直
同期信号によってリセットされる。一方、ドットカウン
タ20は、外部クロックによってインクリメントされ、
水平同期信号によってリセットされる。つまり、入力映
像信号の垂直ライン数はHカウンタ18によってカウン
トされ、水平画素数はドットカウンタ20によってカウ
ントされる。
【0020】書き込みコントローラ26は、記録モード
において常に能動化され、Hカウンタ18およびドット
カウンタ20のカウント値に応答して、Cデータおよび
Yデータをラスタスキャン方式でメモリ(VRAM)2
2に書き込む。つまり、書き込みコントローラ22は、
デコーダから出力されA/D変換された1画面分のCデ
ータおよびYデータをメモリ22に書き込む。なお、記
録モードでは、IDデータ読み取り回路24およびマス
クタイミング発生回路25は不能化される。
【0021】図4を参照して、同期信号発生回路38の
構成を説明する。ドットカウンタ38aは、内部クロッ
ク発生回路40から出力された内部クロック(画素クロ
ック)に応答してインクリメントされ、Hsync発生
回路38bから出力された水平同期信号に応答してリセ
ットされる。Hsync発生回路38bは、ドットカウ
ンタ38aのカウント値に基づいて水平同期信号を発生
する。一方、Hカウンタ38cは、Hsync発生回路
38bから出力された水平同期信号に応答してインクリ
メントされ、Vsync発生回路38dから出力された
垂直同期信号に応答してリセットされる。Vsync発
生回路38dは、Hカウンタ38cのカウント値に基づ
いて垂直同期信号を発生する。
【0022】図1に示す読み出しコントローラ32は、
このようなドットカウンタ38aおよびHカウンタ38
cのカウント値に応答して、メモリ22からCデータお
よびYデータをラスタスキャン方式で読み出す。このう
ち、Cデータはそのままエンコーダ42に与えられる
が、YデータはIDデータ挿入回路36を介してエンコ
ーダ42に与えられる。
【0023】IDデータ挿入回路36は、具体的には図
2に示すように構成される。ライン判別回路36bは、
現ラインが垂直方向の何ライン目であるかをHカウンタ
38cのカウント値によって判別し、有効映像エリアを
形成する有効水平ライン(第22H〜第262Hおよび
第285H〜第524H)ならびにこの有効水平ライン
に先行する2つの水平ライン(第20H〜第21Hおよ
び第283H〜第284H)においてハイレベルとなる
判別信号を出力する。挿入タイミング特定回路36a
は、ハイレベルの判別信号に応答して能動化され、現水
平位置が水平方向の何画素目であるかをドットカウンタ
38aのカウント値によって判別する。そして、第12
3ドット〜第146ドットおよび第818ドット〜第8
42ドット(所定位置)の期間に、スイッチSW3を端
子S8側から端子S9側に切り換え、バッファメモリ3
4に対して読み出し信号を出力する。
【0024】このように、ライン判別回路36bによっ
て有効映像エリアを形成する有効水平ラインとこれに先
行する2つの水平ラインが特定され、挿入タイミング判
別回路36aによって水平ラインの所定位置が特定され
る。
【0025】バッファメモリ34には、上述の所定位置
に挿入すべきIDデータが格納されており、読み出し信
号はこのIDデータを読み出すために出力される。読み
出されたIDデータは端子S9に与えられる。一方、端
子S8にはメモリ22から読み出されたYデータが与え
られる。スイッチSW1は、所定位置以外で端子S8と
接続され、所定位置で端子S9と接続される。これによ
って、バッファメモリ34から読み出されたIDデータ
が、メモリ22から読み出されたYデータに挿入され
る。つまり、IDデータは、有効水平ラインならびにこ
の有効水平ラインに先行する2つの水平ラインの第12
3ドット〜第146ドットおよび第818ドット〜第8
42ドットに挿入される。IDデータが挿入されたYデ
ータは、エンコーダ42に入力される。
【0026】図5を参照して、所定水平ラインの先頭部
分および末尾部分に挿入されるIDデータは4ビットか
らなり、各ビットには6ドット期間が費やされる。ここ
で、先頭部分に挿入されるIDデータと末尾部分に挿入
されるIDデータとは、各ビットの極性が反転した関係
にある。つまり、先頭部分のIDデータが“0010”
であれば、末尾部分のIDデータは“1101”であ
る。IDデータは監視カメラに対応するため、先頭部分
および末尾部分の値は1フィールド期間にわたって同じ
である。このような互いに数値が反転するデータを先頭
部分および末尾部分に挿入することで、再生時にIDデ
ータの誤り検出を1ライン毎に行なうことができる。
【0027】なお、IDデータは、監視カメラ1〜4が
NTSC方式に対応する場合に、有効水平ラインおよび
先行する2ラインの第123ドット以降の24ドットお
よび第818ドット以降の24ドットに挿入され、監視
カメラ1〜4がPAL方式に対応するときは、有効水平
ラインおよび先行する2ラインの第131ドット以降の
24ドットおよび第827ドット以降の24ドットに挿
入される。
【0028】スイッチSW1はマイコン28によって制
御されるため、マイコン28は、映像信号〜のいず
れがメモリ22に書き込まれ、映像信号〜のいずれ
がメモリ22から読み出されているかを把握することが
できる。このため、マイコン28が、読み出しコントロ
ーラ32による映像信号の読み出しタイミングに合わせ
て、所望のIDデータをバッファメモリ34に書き込
む。これによって、メモリ22から読み出されたYデー
タに、IDデータが適切に挿入される。
【0029】エンコーダ42は、メモリ22から入力さ
れたCデータ,IDデータ挿入回路36から入力された
Yデータならびに同期信号発生回路38から出力された
水平同期信号および垂直同期信号に基づいて、NTSC
方式のコンポジット映像信号を作成する。マイコン28
は、記録モードにおいてスイッチSW2を端子S6側に
接続し、エンコーダ42から出力されたコンポジット映
像信号は、図6に示すVCR6に出力される。VCR6
は、入力されたコンポジット映像信号をヘリカルスキャ
ン方式でビデオテープ7aに記録し、この結果、映像ト
ラック〜が図7に示すようにビデオテープ7aに形
成される。
【0030】オペレータがVCR6を操作して再生モー
ドを選択すると、VCR6からマイコン28に対して、
再生モードの設定を要求する制御信号が入力される。す
ると、マイコン28はスイッチSW1を端子S5と接続
し、VCR6から再生された映像信号はスイッチSW1
を介してデコーダ12に入力される。デコーダ12は、
上述と同様、入力映像信号にYC分離を施し、C信号お
よびY信号を圧縮回路14および16にそれぞれ与え
る。再生モードでは、圧縮回路14および16がマイコ
ン28によって能動化され、C信号およびY信号は1/
4に圧縮(縮小)される。つまり、画素数が間欠的に1
/4に間引かれ、かつ画素が欠落した部分が残りの画素
信号によって詰められる。圧縮処理を施されたC信号お
よびY信号は、その後、A/D変換を経てメモリ22に
入力される。
【0031】デコーダ12はまた、入力映像信号から水
平同期信号および垂直同期信号を分離する。ただし、高
速再生などではアジマス角の違いによって同期信号が部
分的に欠落する。このような場合、デコーダ12は外部
クロックに基づいて同期信号を擬似的に生成する。した
がって、どのような速度で再生するときでも、デコーダ
12から垂直同期信号および水平同期信号が出力され
る。Hカウンタ18は、上述と同じ要領で、垂直同期信
号および水平同期信号に応答して再生映像信号の垂直ラ
イン数をカウントする。ドットカウンタ20もまた、水
平同期信号および外部クロックに応答して再生映像信号
の水平画素数をカウントする。
【0032】再生モードでは、図3に示すように構成さ
れたIDデータ読み取り回路24も能動化される。図3
を参照して、ライン判別回路24bは、Hカウンタ18
のカウント値によって現ラインが垂直方向の何ライン目
にあるかを判別し、有効水平ラインおよび先行する2ラ
インでハイレベルとなる判別信号を出力する。取り出し
タイミング判別回路24aは、ハイレベルの判別信号に
よって能動化され、ドットカウンタ20のカウント値に
よって現画素が水平方向の何画素目にあるかを判別す
る。そして、水平方向の第123ドット〜第146ドッ
トおよび第818ドット〜第842ドットで0/1判別
回路24cおよび誤り検出回路24dをオンするととも
に、同じラインの第123ドット〜第146ドットでデ
コード回路24eをオンする。
【0033】0/1判別回路24cは、デコーダ12か
ら出力されたY信号のレベルを所定閾値と比較し、
“0”または“1”のデータを出力する。つまり、Y信
号に重畳されたIDデータの内容を判別する。誤り検出
回路24dは、判別されたIDデータを取り込み、同じ
有効水平ラインの先頭部分および末尾部分のIDデータ
値を比較して誤り検出を行なう。ここで、誤りがなけれ
ば、そのことを示す検出信号をデコード回路24eに出
力する。デコード回路24eは先頭のIDデータの挿入
部分で能動化され、誤りがないことを示す検出信号に応
答して、この先頭部分のIDデータをデコードする。デ
コードデータは、マイコン28に出力される。つまり、
デコードデータは、有効水平ラインおよび先行する2ラ
インのうち、誤りが検出されなかったラインにおいてデ
コード回路24dから出力される。
【0034】再生モードでは、さらにマスクタイミング
発生回路25も能動化される。マスクタイミング発生回
路25は、Hカウンタ18およびドットカウンタ20の
カウント値に基づいて、無効水平ライン(第1H〜第2
1Hおよび第263H〜第284H)の全てのドットな
らびに有効水平ラインの第123ドット〜第146ドッ
トおよび第818ドット〜第842ドットを特定し、特
定した期間にマスク信号を書き込みコントローラ26に
出力する。
【0035】マイコン28は、IDデータ読み取り回路
24から出力されたデコードデータを取り込み、このデ
コードデータが示すカメラ番号が2ライン続けて同じ値
を示したとき、このカメラ番号を書き込みコントローラ
26内のレジスタ26aに書き込む。換言すれば、同じ
カメラ番号が2ライン分続かない限り、レジスタ26a
のカメラ番号が更新されることはない。書き込みコント
ローラ26は、レジスタ26aに保持されているカメラ
番号に基づいて、圧縮回路14および16から出力され
たCデータおよびYデータの書き込みエリアを決定す
る。つまり、再生モードでは、カメラ〜にそれぞれ
対応する4つのメモリエリアがメモリ22に形成され、
書き込みコントローラ26は、レジスタ26aのカメラ
番号に基づいていずれかのメモリエリアを選択する。そ
して、Hカウンタ18およびドットカウンタ20のカウ
ント値に基づいて、選択されたメモリエリアにCデータ
およびYデータをラスタスキャン方式で書き込む。
【0036】ただし、マスクタイミング発生回路25か
らハイレベルのマスク信号が出力されると、書き込みコ
ントローラ26は書き込み動作を中断する。有効水平ラ
インの所定位置には映像成分の代わりIDデータが挿入
されており、このIDデータを書き込むメモリ22に書
き込むと、結果として、IDデータに対応する映像(ノ
イズ)がモニタ8に表示されてしまう。また、ほとんど
の無効水平ラインにはIDデータが挿入されていないた
め、無効水平ラインでは、書き込み先を決定することが
できない。このため、ハイレベルのマスク信号に応答し
て書き込み動作を中断するようにしている。
【0037】このようにしてメモリ22に形成された4
つのメモリエリアに書き込まれたCデータおよびYデー
タは、読み出しコントローラ32によって読み出され
る。読み出しコントローラ32は、4つのメモリエリア
全体をラスタスキャンし、1画面に映像〜が含まれ
るイメージでCデータおよびYデータを読み出す。再生
モードではIDデータ挿入回路36は不能化され、読み
出されたCデータおよびYデータはそのままエンコーダ
42に入力される。エンコーダ38にはまた、同期信号
発生回路38から出力された垂直同期信号および水平同
期信号が入力される。エンコーダ38は、入力されたC
データ,Yデータ,水平同期信号および垂直同期信号に
基づいて、NTSC方式のコンポジット映像信号を生成
する。再生モードでは、スイッチSW2は端子S7側に
接続され、エンコーダ42から出力されたコンポジット
映像信号はモニタ8に出力される。
【0038】5倍速再生を行なったとき、VCR6のヘ
ッドは図7に点線で示す位置をトレースする。このと
き、ヘッドは異なる種類の映像信号が記録されたトラッ
クを跨ぐため、従来技術では、再生映像〜が、図9
に示す要領で画面に表示されていた。これに対して、こ
の実施例では、記録時に有効映像エリアを形成する各水
平ラインにIDデータを挿入するとともに、再生時に各
水平ラインから検出したIDデータに基づいて書き込み
先のメモリエリアを決定するようにしたため、図6に示
すように、再生映像〜を所望の位置に表示させるこ
とができる。
【0039】なお、この実施例では、5倍速の高速再生
を用いて説明したが、この発明は、あらゆる特殊再生に
適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のマルチプレクサを示すブロック図で
ある。
【図2】図1実施例に適用されるIDデータ挿入回路を
示すブロック図である。
【図3】図1実施例に適用されるIDデータ読み取り回
路を示すブロック図である。
【図4】図1実施例に適用される同期信号発生回路を示
すブロック図である。
【図5】図1実施例の動作の一部を示す図解図である。
【図6】図1実施例の動作の一部を示す図解図である。
【図7】従来の監視カメラシステムを示すブロック図で
ある。
【図8】ビデオテープに記録された映像トラックおよび
再生時のトレースパターンを示す図解図である。
【図9】通常再生時のモニタ表示の一例を示す図解図で
ある。
【図10】従来技術における高速再生時のモニタ表示の
一例を示す図解図である。
【符号の説明】
10…マルチプレクサ 24…IDデータ読み取り回路 25…マスクタイミング発生回路 26…書き込みコントローラ 28…マイコン 32…読み出しコントローラ 36…IDデータ挿入回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C018 FA01 FB01 FB03 HA04 HA05 HA08 JA01 JB01 JB02 JB03 JC04 NA03 NA08 5C053 FA11 FA22 GA06 GB02 GB06 GB10 GB14 GB21 HA24 JA21 JA27 JA28 KA04 KA08 KA18 KA19 KA20 KA24 LA01 5C054 AA05 CA04 CC03 CH08 EB05 EF02 FA00 FE18 GA01 GB01 HA00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープに記録するまたは前記磁気テー
    プから再生した複数種類の映像信号に所定の信号処理を
    施す映像信号処理装置において、 前記複数種類の映像信号のいずれか1つを選択的に入力
    する選択手段、 前記選択手段によって選択された選択映像信号に対応す
    る識別信号を発生する識別信号発生手段、 前記選択映像信号に含まれるかつ有効映像エリアを形成
    する複数の有効水平ラインを特定する第1特定手段、 前記有効水平ラインの所定位置を特定する第2特定手
    段、および前記所定位置に前記識別信号を挿入する挿入
    手段を備えることを特徴とする、映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】垂直同期信号に応答してリセットされるか
    つ水平同期信号に応答してインクリメントされる第1カ
    ウンタ、および前記水平同期信号に応答してリセットさ
    れるかつ前記画素クロックに応答してインクリメントさ
    れる第2カウンタをさらに備え、 前記第1特定手段は前記第1カウンタのカウント値に基
    づいて前記複数の有効水平ラインを特定し、 前記第2特定手段は前記第2カウンタのカウント値およ
    び前記第1特定手段の特定結果に基づいて前記所定位置
    を特定する、請求項1記載の映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】前記識別信号が挿入された選択映像信号を
    ヘリカルスキャン記録方式の記録装置に出力する第1出
    力手段をさらに備える、請求項1または2記載の映像信
    号処理装置。
  4. 【請求項4】前記磁気テープから再生された再生映像信
    号を入力する入力手段、 前記種類の数と同数のメモリエリアを持つメモリ、 前記有効水平ラインの所定位置から前記識別信号を検出
    する検出手段、 前記検出手段によって検出された前記識別信号に基づい
    ていずれか1つのメモリエリアに前記再生映像信号を書
    き込む書き込み手段、 それぞれの前記メモリエリアから前記再生映像信号をま
    とめて読み出す読み出し手段、および前記メモリから読
    み出された前記再生映像信号をディスプレイに出力する
    第2出力手段をさらに備える、請求項1ないし3のいず
    れかに記載の映像信号処理装置。
  5. 【請求項5】前記所定位置は前記有効水平ラインの先頭
    部分および末尾部分に存在し、 前記検出手段は、前記先頭部分および前記末尾部分から
    前記識別信号を取り出す取り出し手段、同じ有効水平ラ
    インから取り出された2つの識別信号に基づいて誤り検
    出を行なう誤り検出手段、および前記誤り検出手段の検
    出結果に応じて前記識別信号を復号する復号手段を含
    む、請求項4記載の映像信号処理装置。
  6. 【請求項6】前記所定位置は全ての前記有効水平ライン
    に存在し、 前記書き込み手段は、前記復号手段の復号結果を保持す
    るレジスタ、前記レジスタに保持された前記復号結果に
    応じたメモリエリアに前記再生映像信号を書き込む信号
    書き込み手段、および前記復号結果が複数ラインにわた
    って同じ値を示したときに前記レジスタを更新する更新
    手段を含む、請求項5記載の映像信号処理装置。
  7. 【請求項7】前記メモリエリアに書き込まれる前記再生
    映像信号に対して前記有効水平ラインの所定位置でマス
    ク処理を施すマスク手段をさらに備える、請求項4ない
    し6のいずれかに記載の映像信号処理装置。
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