JP2001128059A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2001128059A
JP2001128059A JP30428099A JP30428099A JP2001128059A JP 2001128059 A JP2001128059 A JP 2001128059A JP 30428099 A JP30428099 A JP 30428099A JP 30428099 A JP30428099 A JP 30428099A JP 2001128059 A JP2001128059 A JP 2001128059A
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JP30428099A
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Makoto Tsunakawa
誠 綱川
Hideki Tashiro
秀樹 田代
Noboru Kusamura
登 草村
Kotaro Ogasawara
弘太郎 小笠原
Katsuyuki Saito
克行 斉藤
Akihiko Mochida
明彦 望田
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスク領域を適切に判断し最適な光量制御を
可能にした撮像装置を提供する。 【解決手段】 マスク領域位置検出手段7はマスク領域
閾値設定手段6に設定された閾値と撮像信号の信号レベ
ルからマスク領域の位置を検出する。マスク領域決定手
段10はマスク領域位置許容変動範囲設定手段8により
設定されている検出する位置の変動の許容値とマスク領
域持続度設定手段9によって設定されているマスク領域
の変動の時間的な持続度とを基にマスク領域を決定す
る。領域平均値最大値検出手段11は撮像信号Vsのマ
スク領域以外の有効領域の信号の平均値と最大値を検出
する。平均値と最大値は信号量調整手段13により信号
量目標値発生手段12からの信号量目標値に等しくなる
ように調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像信号の信号量
の調整を行なうことができる撮像装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の内視鏡撮像装置は、被検体内に
挿入される内視鏡から得られた撮像信号を画像処理して
表示できるようにした装置として知られている。このよ
うな内視鏡診断装置は、例えば、被検体内に挿入される
内視鏡と、当該内視鏡に照明光を供給するとともに当該
内視鏡で撮像した撮像信号を処理する内視鏡装置と、こ
の内視鏡装置からの映像信号を内視鏡画像として表示で
きるモニタとから構成されているものが一般的である。
【0003】このような内視鏡撮像装置では、使用目的
・用途に応じて内視鏡の先端に接続する光学アダプタを
細形のものから太形のものまで多種類用意されている。
この接続する光学アダプタの種類によっては、観察領域
とはならない領域(以下、「マスク領域」称する)の占
める割合が異なっている。
【0004】このマスク領域について、図7に示すモニ
ター画面を使用して説明する。図7(a)、(b)、
(c)は、光学アダプタの種類によりマスク領域が変化
することを説明するために示す図である。ある種の光学
アダプタによれば、図7(a)のモニタ画面100aに
示すように、円110aの内側の有効領域120aが円
110aの外側のマスク領域130a(図中斜線で示
す)より比較的大きい状態になる。他の光学アダプタで
は、図7(b)のモニタ画面100bに示すように、円
110bの内側の有効領域120bが円110bの外側
のマスク領域130b(図中斜線で示す)よりかなり小
さくなっている。さらに他の光学アダプタでは、図7
(c)のモニタ領域100cに示すように、円110c
の内側の有効領域120cは円110cの外側のマスク
領域130c(図中斜線で示す)と比較してかなり小さ
くなる。このように光学アダプタによって、マスク領域
130a,130b,130cが大きく異なることがわ
かる。
【0005】また、同じ種類の内視鏡と光学アダプタで
あっても、図8(a),(b)に示すように、有効領域
120a,120bの観察領域の中心位置Oがずれると
ともに、当然マスク領域130a,130bの位置も異
なってくる。
【0006】このようにマスク領域が光学アダプタによ
って異なることや、同一種類の光学アダプタであっても
マスク領域の位置が異なることがわかる。
【0007】このような状況において、例えばマスク領
域を含んだ画面全体の撮像信号から光量調整を行なうよ
うにした撮像装置にあっては、マスク領域が大きくなれ
ばなるほど、観察領域の被写体が不適切に明るく制御し
まうことがあった。
【0008】そこで、マスク領域に影響されないような
光量制御を行なう従来の他の内視鏡撮像装置が提案され
ている(特願平9−342829号参照)。この従来の
他の内視鏡撮像装置は、被写体を撮影する撮像素子から
の撮像信号の中で観察領域とはならないマスク領域の形
状に影響をされず、被写体を照らす光源の光量制御を行
なうことができるようにしたものであり、具体的には、
マスク領域を検出し、常時、そのマスク領域の変動に対
応して光量制御を行なうものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の他の
内視鏡撮像装置によれば、例えば輝度差の大きい被写体
が撮像領域に入ってくると、被写体の低輝度部分をマス
ク領域であると判断してしまう場合があり、適切な光量
制御が行われない場合があった。
【0010】この内視鏡撮像装置が適切な光量制御を行
なうことができなくなる動作について、図9のモニタ画
面50を参照して説明する。図9(a)に示すモニタ画
像50aにおいて、金属製の鉗子51が視野内に入って
くると、金属製の鉗子51の表面52に光が反射して、
非常に高輝度な部分53を生じることになる。この高輝
度部分53を、例えば光量制限まで抑えるように光量制
御するために、低輝度部分54はさらに低輝度となる。
【0011】そこで、この従来の内視鏡撮像装置では、
すぐに前記低輝度部分をマスク領域と判断するため、図
9(b)に示す画像50bとなってしまい、本来のマス
ク領域56より広くマスク部分を判別し、観察部位54
が見えなくなってしまうという問題があった。
【0012】(発明の目的)本発明は、上記問題点に鑑
み、マスク領域を適切に判断し、最適な光量制御を可能
にした撮像装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置は、被
写体を撮影する撮像手段からの撮像信号で観察領域とは
ならないマスク領域の形状に影響をされず被写体を照ら
す光源の光量制御を行なうことができる撮像装置におい
て、前記撮像信号の前記マスク領域の信号レベルの閾値
を設定するマスク領域閾値設定手段と、前記マスク領域
閾値設定手段の設定値に基づき前記撮像信号から前記マ
スク領域の位置を検出するマスク領域位置検出手段と、
前記マスク領域位置検出手段で検出される位置の変動を
どの程度許容できるか設定するマスク領域位置許容変動
範囲設定手段と、前記マスク領域の変動の時間的な持続
度を決定するためにマスク領域持続度設定値を設定する
マスク領域持続度設定手段と、前記マスク領域位置検出
手段の出力信号と前記マスク領域位置許容変動範囲設定
手段に設定された設定値と前記マスク領域持続度設定手
段に設定された設定値とから前記マスク領域を決定する
マスク領域決定手段と、前記マスク領域決定手段の出力
信号に基づいて前記撮像信号の前記マスク領域以外の有
効領域の信号の平均値ならびに最大値を検出する領域平
均値最大値検出手段と、前記領域平均値最大値検出手段
の出力信号と信号量目標値とより撮像信号の信号量を調
整する信号量調整手段とを備えて構成される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0015】図1ないし図5は本発明の第1の実施の形
態に係り、図1は第1の実施の形態係る撮像装置の構成
を示すブロック図、図2は同撮像装置における撮像信号
とレベルの関係を示す特性図、図3は同撮像装置におけ
る有効領域を決定する動作を説明するための図、図4は
同撮像装置のマスク領域の位置を設定する許容範囲の例
を示す説明図、図5は同撮像装置に設定する持続時間の
例を示す説明図である。
【0016】図1に示すように撮像装置1は、内視鏡用
光学アダプタ2と、光学アダプタ2からの光学像を映像
信号に変換する固体撮像素子(CCD)3と、CCD3
からの映像信号に対してガンマ処理や輪郭補正処理等の
処理を施す信号処理回路4と、信号処理回路4からの出
力信号に対して帯域制限や色信号の変調を行ない映像信
号を出力するエンコーダ回路5と、撮像信号のマスク領
域の信号レベルの閾値を設定するマスク領域閾値設定手
段6と、マスク領域閾値設定手段6に基づき、信号処理
回路4からの撮像信号からマスク領域の位置を検出する
マスク領域位置検出手段7と、マスク領域の位置の変動
範囲をどこまで許容するかを設定するマスク領域位置許
容変動範囲設定手段8と、マスク領域の変動の時間的な
持続度を決定するためのマスク領域持続度設定手段9
と、マスク領域位置検出手段7からの出力信号とマスク
領域位置許容変動範囲設定手段8およびマスク領域持続
度設定手段9の設定信号とに基づきマスク領域を決定す
るマスク領域決定手段10と、マスク領域決定手段10
からの出力信号を基に、信号処理回路4からの撮像信号
の中からマスク領域以外の有効領域の信号の平均値およ
び最大値を検出する領域平均値最大値検出手段11と、
信号量目標値を設定する信号量目標値発生手段12と、
領域平均値最大値検出手段11からの出力信号と信号量
目標値発生手段12からの信号量目標値とより撮像信号
の信号量を調整するための光源制御信号を形成する信号
量調整手段13とからなる。
【0017】なお、上記のマスク領域閾値設定手段6、
マスク領域位置検出手段7、マスク領域位置許容変動範
囲設定手段8、マスク領域持続度設定手段9、マスク領
域決定手段10、領域平均値最大値検出手段11、信号
量目標値発生手段12及び信号量調整手段13は、例え
ばマイクロプロセッサにより実現される。
【0018】次に、本第1の実施の形態の動作を説明す
る。図1において、光学アダプタ2から入射された光
は、CCD3で光電変換されて撮像信号にされる。CC
D3から出力された撮像信号は、信号処理回路4でガン
マ処理や輪郭強調等の処理が施される。信号処理回路4
の出力信号Vsは、エンコーダ回路5に与えられる。エ
ンコーダ5は、信号処理回路4からの出力信号に対して
帯域制限や色信号の変調を施し映像信号に形成した後、
図示しないモニタ等の表示装置に与えられる。
【0019】また、信号処理回路4の出力信号Vsは、
マスク領域位置検出手段7およびマスク領域決定手段1
0に供給される。
【0020】次に、図2および図3を参照しながらマス
ク領域位置検出手段7の動作を説明する。図2は、横軸
に時間tを、縦軸にレベルをとったものである。図3は
モニタ画面100の例を示し、縦軸方向に映像信号のラ
イン数を、横軸方向に映像信号のヒクセル数をとったも
のであり、モニタ画面100の中の円110の中心側領
域を有効領域120とし、円の外側領域をマスク領域1
30とする。
【0021】マスク領域位置検出手段7に入力される信
号Vsは、図2に示すように、撮像した内容によって信
号レベルAが時間tの経過とともに変動している。ま
た、図2において、符号Bは、マスク領域閾値設定手段
6によって設定されるレベルである。マスク領域位置検
出手段7は、入力された信号Vsと、設定レベルBとの
比較を実行し、設定レベルB以下の信号領域Cをマスク
領域とし、設定レベルBを超えた信号領域Dを有効領域
と判定している。マスク領域位置検出手段7は、前記比
較を例えば映像信号の1フィールド期間に渡って行な
い、図3に示すように、例えばモニタ画面100の上で
の有効領域120の水平方向と、垂直方向の開始位置と
終了位置に対応した位置情報を得る。すなわち、マスク
領域位置検出手段7は、当該垂直方向の位置情報として
ラインアドレスE,Fを得るとともに、水平方向の位置
情報としてピクセルアドレスG,Hを得ている。このマ
スク領域位置検出手段7による位置検出結果は、例えば
ラインアドレスEが30ライン、ラインアドレスFが1
20ライン、ピクセルアドレスGが251ドット、ピク
セルアドレスHが322ドットとして得ることができ
る。このようにしたマスク領域位置検出手段7で求めた
マスク領域位置情報はマスク領域決定手段10に供給さ
れる。
【0022】次に、マスク領域決定手段10の動作を図
4および図5を参照しながら説明する。
【0023】マスク領域位置許容変動範囲設定手段8に
は、図4に示すように、動作モードに応じて水平方向と
垂直方向の許容値が設定できるようになっている。動作
モードが例えば「ノーマルモード」の場合、図4に示す
ように、水平許容値は±10ピクセル、垂直許容値は±
2ラインとなっている。また、動作モードが例えば「シ
ビアモード」の場合、図4に示すように、水平許容値は
±5ピクセル、垂直許容値は±1ラインとなっている。
【0024】マスク領域持続度設定手段9には、図5に
示すように、動作モードに応じてマスク領域持続時間が
設定できるようになっている。動作モードが例えば「ノ
ーマルモード」の場合には、図5に示すように、持続時
間は30〔秒〕に設定できる。また、動作モードが例え
ば「シビアモード」の場合には、図5に示すように、持
続時間は60〔秒〕に設定できる。
【0025】マスク領域位置許容変動範囲設定手段8お
よびマスク領域持続度設定手段9は、上述したように動
作モードに応じた設定値をマスク領域決定手段10に供
給する。
【0026】マスク領域決定手段10では、マスク領域
位置検出手段7からのマスク領域位置情報と、マスク領
域位置許容変動範囲設定手段8およびマスク領域持続度
設定手段9から与えられる設定値に基づき、マスク領域
を決定してマスク領域信号を形成する。さらに、詳細に
説明すると、マスク領域決定手段10では、例えば毎フ
ィールド毎に送られてくる前記マスク領域位置情報を例
えば少なくとも2フィールド分記憶し両者の差分を算出
し、その算出結果が前記マスク領域位置許容変動範囲設
定手段8で設定された範囲に入っているか否かを判断す
る。例えば、上述した場合、マスク領域位置情報として
水平方向の開始位置アドレスが、全フィールド情報で
は、251ピクセル、次のフィールドの情報が260ピ
クセルであれば、差分は+9ピクセルであり、水平方向
の開始位置アドレス、言い換えればマスク領域の画面の
左端部分は正しく検出されたと判断する。マスク領域決
定手段10は、この動作を他の位置情報についても同様
に行い、例えば四つのデータ(マスク領域位置情報)が
すでへ正しいと判断されれば、マスク領域は正常に判別
されたと判断する。
【0027】次に、マスク領域決定手段10は、上記動
作を、前記マスク領域持続度設定手段9で設定された持
続状態遷移判定手段で設定された持続時間設定値の間、
常に、満足されているかを繰り返す。例えば、マスク領
域持続度設定手段9に動作モードが「シビアモード」に
設定された場合、持続時間設定値は60〔秒〕となり、
マスク領域決定手段10は、60〔秒〕間に渡って正常
に判別され続けるかを繰り返し判断する。マスク領域決
定手段10は、このようにして判別した結果が正常であ
ると判断した場合に、マスク領域位置情報は正確である
ものとし、マスク領域位置情報からマスク領域を算出
し、マスク領域信号を生成する。
【0028】例えば、図3に示すように、マスクは円1
10である場合がほとんどであるので、前述したよう
に、水平ならびに垂直の開始位置、終了位置のアドレス
情報から有効領域120のアドレスは簡単な円の方程式
から概略算出することができる。この算出したアドレス
を基に、有効領域120以外の期間をマスク領域130
と判断している。そして、例えばマスク領域は5
〔V〕、有効領域は0〔V〕といったパルス信号をマス
ク領域信号として生成すればよい。なお、このマスク領
域信号は、これに限らず、例えばマスク領域の位置を表
すアドレス信号であってもよい。要は、後段の領域平均
値最大値検出手段11が判別できる信号形態であればど
のようなものであってもよい。
【0029】領域平均値最大値検出手段11は、前記マ
スク領域信号を基に、マスク領域以外の有効領域におけ
る撮像信号の平均値および最大値を検出する。この領域
平均値最大値検出手段11で検出された平均値および最
大値は、信号量調整手段13に供給される。
【0030】信号量調整手段13には信号量目標値発生
手段12からの設定値が入力されている。信号量目標値
発生手段12は、信号量調整手段13が平均値を基に動
作するか、最大値を基に動作するかの動作モードを設定
できるとともに、両モードにおける信号量目標値を与え
られるようになっている。
【0031】信号量調整手段13は、信号量目標値発生
手段12で設定された動作モードにより、例えば最大値
で動作をするのであれば、信号の最大値が信号量目標値
発生手段12に設定されている信号量目標値に等しくな
るように動作する。一方、信号量調整手段13は、例え
ば平均値で動作をするのであれば、信号の平均値が信号
量目標値発生手段12で設定されている信号量目標値に
等しくなるように動作する。このように信号量調整手段
13が動作することにより、信号量調整手段13からは
光源制御信号を出力できる。
【0032】したがって、例えば手術の開始時といった
ように比較的マスク領域が安定して検出できる最中に、
マスク領域を一旦正常に検出することにより、光量制御
が安定してなされることになる。その後、例えば鉗子等
高輝度部分をもつ被写体が撮像された場合には、前述し
たようにマスク検出に制限がかけられているため、マス
ク領域の検出結果を急変しない。
【0033】すなわち、高輝度部分以外の部分がマスク
領域と誤検出されることがなく、低輝度部がさらに暗く
なるような不適切な光量制御がされることがない。ま
た、前記閾値や許容変動範囲や持続時間といった各種設
定を帰ることにより、使用する内視鏡や目的に応じた光
量制御が可能である。例えば光学的な拡大機能を持った
光学アダプタを用いて頻繁に光学的に拡大または縮小を
繰り返すように場合ても、マスク領域の検出を早くさせ
てもよい。これは、例えばマスク領域位置許容変動範囲
設定手段8およびマスク領域持続度設定手段9による制
限を比較的にゆるやかにすることによって達成できる。
【0034】また、電源投入直後などは光がマスク領域
にも周り込んで正確なマスク領域を検出できない場合が
ある。このような場合には、電源投入直後等のあらかじ
め決められた時期は従来と同じような光量制御をさせる
ようにし、その後に本発明の実施の第1の形態における
制御に移行させるようにすればよい。
【0035】このように本発明の第1の実施の形態は、
マスク領域を誤検出することなく正確に判断でき、良好
な光量制御が可能である。
【0036】図6は、本発明の第2の実施の形態に係る
撮像装置の構成例を示すブロック図であり、図1と同一
構成には同一の符号を付してある。すなわち、図6にお
いて、撮像装置1aは、内視鏡用光学アダプタ2と、C
CD3と、信号処理回路4と、エンコーダ回路5と、マ
スク領域閾値設定手段6と、マスク領域位置検出手段7
と、マスク領域位置許容変動範囲設定手段8と、マスク
領域持続度設定手段9と、マスク領域決定手段10と、
領域平均値最大値検出手段11と、信号量目標値発生手
段12と、信号量調整手段13と、内視鏡光源検出手段
14とを備えたものである。
【0037】第2の実施の形態において、内視鏡用光学
アダプタ2、CCD3、信号処理回路4、エンコーダ
5、マスク領域閾値設定手段6、マスク領域位置検出手
段7、マスク領域位置許容変動範囲設定手段8、マスク
領域持続度設定手段9、マスク領域決定手段10、領域
平均値最大値検出手段11、信号量目標値発生手段1
2、および信号量調整手段13は第1の実施の形態と全
く同様であり、故に動作、作用も同様であり、動作説明
は省略する。
【0038】この図6において、内視鏡光源検出手段1
4は、この撮像装置1aに接続される内視鏡の種類や光
源の種類を検出する手段である。この内視鏡光源検出手
段14は、図示しない内視鏡あるいは光源等から識別信
号(ID信号)を受け取り、接続された内視鏡や光源の
種類を判別する。また、内視鏡光源検出手段14は、識
別信号から内視鏡や光源の種類を判別すると、当該内視
鏡や光源に最適なマスク領域位置許容変動範囲やマスク
領域持続時間や信号量目標値のテーブルを持っていて、
それらの値をそれぞれマスク領域位置許容変動範囲設定
手段8、マスク領域持続度設定手段9、信号量目標値発
生手段12に供給し、これらを自動的に設定することが
できる。
【0039】このように構成された第2の実施の形態に
よれば、例えばCCD一体型の内視鏡等のように、もと
もとマスク領域が決まっている内視鏡については、その
決定値を自動的に決めることで操作性が著しく向上する
効果がある。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、マ
スク領域の判別をする場合、その位置の変動や時間的な
変動を基にマスク領域を判別しているので、マスク領域
の判別を的確に行なうことができ、良好な光量制御が可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】同撮像装置における撮像信号とレベルの関係を
示す特性図である。
【図3】同撮像装置における有効領域を決定する動作を
説明するための図である。
【図4】同撮像装置のマスク領域の位置を設定する許容
範囲の例を示す説明図である。
【図5】同撮像装置に設定する持続時間の例を示す説明
図である。
【図6】同第2の実施の形態に係る撮像装置を示すブロ
ック図である。
【図7】従来の撮像装置のモニタ画面の例を示す説明図
である。
【図8】従来の撮像装置のモニタ画面の他の例を示す説
明図である。
【図9】従来の撮像装置のモニタ画面のさらに他の例を
示す説明図である。
【符号の説明】
1,1a…撮像装置 2…内視鏡用光学アダプタ 3…CCD 4…信号処理回路 5…エンコーダ回路 6…マスク領域閾値設定手段 7…マスク領域位置検出手段 8…マスク領域位置許容変動範囲設定手段 9…マスク領域持続度設定手段 10…マスク領域決定手段 11…領域平均値最大値検出手段 12…信号量目標値発生手段 13…信号量調整手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 草村 登 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小笠原 弘太郎 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 斉藤 克行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 望田 明彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H040 BA11 DA52 GA02 GA11 4C061 AA00 BB00 CC07 DD00 LL03 MM00 NN01 RR06 RR22 RR25 5C022 AA09 AB03 AB06 AB12 AB15 AB19 AC42 AC69

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮影する撮像手段からの撮像信
    号で観察領域とはならないマスク領域の形状に影響をさ
    れず被写体を照らす光源の光量制御を行なうことができ
    る撮像装置において、 前記撮像信号の前記マスク領域の信号レベルの閾値を設
    定するマスク領域閾値設定手段と、 前記マスク領域閾値設定手段の設定値に基づき、前記撮
    像信号から前記マスク領域の位置を検出するマスク領域
    位置検出手段と、 前記マスク領域位置検出手段で検出される位置の変動を
    どの程度許容できるか設定するマスク領域位置許容変動
    範囲設定手段と、 前記マスク領域の変動の時間的な持続度を決定するため
    にマスク領域持続度設定値を設定するマスク領域持続度
    設定手段と、 前記マスク領域位置検出手段の出力信号と前記マスク領
    域位置許容変動範囲設定手段に設定された設定値と前記
    マスク領域持続度設定手段に設定された設定値とから前
    記マスク領域を決定するマスク領域決定手段と、 前記マスク領域決定手段の出力信号に基づいて、前記撮
    像信号の前記マスク領域以外の有効領域の信号の平均値
    ならびに最大値を検出する領域平均値最大値検出手段
    と、 前記領域平均値最大値検出手段の出力信号と信号量目標
    値とより撮像信号の信号量を調整する信号量調整手段と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
JP30428099A 1999-10-26 1999-10-26 撮像装置 Withdrawn JP2001128059A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10952597B2 (en) 2017-02-24 2021-03-23 Sony Olympus Medical Solutions Inc. Endoscope apparatus and method of detecting edge

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US10952597B2 (en) 2017-02-24 2021-03-23 Sony Olympus Medical Solutions Inc. Endoscope apparatus and method of detecting edge

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