JP2001128015A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2001128015A
JP2001128015A JP30471599A JP30471599A JP2001128015A JP 2001128015 A JP2001128015 A JP 2001128015A JP 30471599 A JP30471599 A JP 30471599A JP 30471599 A JP30471599 A JP 30471599A JP 2001128015 A JP2001128015 A JP 2001128015A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色及び座標から構成される図形のエッジ情報
をディザ処理する際に、自由なスクリーン角度を設定す
ることができ、かつ、高速に処理することが可能な画像
処理装置を提供する。 【解決手段】 任意の角度でスクリーン処理を行うた
め、L行K列の基本閾値マトリクスをディザマトリクス
指定部11で指定する。ディザマトリクス変換部12
は、指定された基本閾値マトリクスをN行M列の大きさ
に変換し、その後、パターンテーブル生成部13で各色
値ごとに2値パターンを作成してパターンテーブルを作
成し、パターンテーブル格納部3に格納しておく。エッ
ジ情報入力部21にエッジ情報が入力されると、ビット
マップメモリ展開部22は、エッジ情報中の位置情報、
色情報等をもとに、パターンデータ生成部14に問い合
わせて2値のパターンを取得し、ビットマップメモリ4
に描画する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、色及び座標から構
成される図形のエッジ情報からディザ処理を施した2値
画像としてビットマップメモリに展開する画像処理装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー複写機やカラープリンタ等
では、色分解された光像により像を感光体上に形成して
色材料により現像し、各色成分を重ねあわせて印刷する
手法がある。このような多色重ね合わせによる印刷方法
では、各色の重ね合わせによるモアレの発生を防止する
ために、各色毎に、網点用のスクリーンの角度を変える
手法が一般的に取られている。
【0003】複写機やプリンタ等において上述のような
スクリーンをデジタル的に掛ける手法として、ディザ法
によって網点形成を行う手法がある。特公平5−689
11号公報(以降、文献1と呼ぶ)では、角度を持った
スクリーン処理を行うにあたり、ディザ処理を、L行K
列の閾値マトリクスを用意し、K列毎に閾値マトリクス
の読み出し位置を変えることによって実現する手法が示
されている。この手法は、有理正接角でスクリーン処理
に使用される角度をもったスクリーンセルは、L行K列
の矩形セルを敷き詰めて表現できる性質を利用してい
る。この結果、ディザ法を使用して網点画像を得る際
に、有理正接角の範囲内であれば、この手法によって自
由なスクリーン角度を設定することができる。
【0004】文献1に記載されている方式では、各色毎
にマトリクスに設定された閾値と、入力とする色値とを
比較して、閾値より大きい場合は値“1”を結果とし、
小さい場合は値“0”を結果とする比較演算を行う。文
献1では、このように1ピクセルごとに処理を行うた
め、網点化処理に時間がかかり、処理速度が低下すると
いう問題があった。
【0005】これに対し、例えば特開平9−17156
4号公報(以降、文献2と呼ぶ)には、グラフィックス
等の図形データでは、ある一定領域の色値が同じ値であ
る性質を利用して、高速に網点画像を得る手法が示され
ている。文献2の手法では、予め閾値マトリクスから、
色値に対する網点化処理後のパターンをテーブルとして
記憶しておく。そして、グラフィックスデータ等をラン
長と、端点部の座標によるエッジ情報に分解した後、各
々のエッジ情報に対して網点処理を行う。この時、先に
生成したテーブルからパターンを取り出しておいて、エ
ッジの端部については、パターンから必要なピクセル位
置までをマスク処理によって取り出して描画し、端部以
外の中央部では、そのままパターンを格納することによ
って描画を行っている。この処理では、描画時点で閾値
との比較演算が必要ないことから、高速に網点化処理を
実行することができる。また、パターンやマスク処理
は、全てCPUで扱われるワード長で表現するため、実
現が容易であり、更に高速に処理できる。
【0006】しかし、CPUで扱われるワード長で処理
することを前提としており、設定できる閾値マトリクス
の幅がワード長でなければならないという制約がある。
この結果、角度をもったスクリーンを自由に設定できな
いため、文献1の手法に比べて画像品質に問題が生じて
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、色及び座標から構成される
図形のエッジ情報をディザ処理して2値画像としてビッ
トマップメモリに展開するにあたり、自由なスクリーン
角度を設定することができ、かつ、高速に処理すること
が可能な画像処理装置を提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、色及び座標か
ら構成される図形のエッジ情報からディザ処理を施した
2値画像としてビットマップメモリに展開する画像処理
装置において、L行K列の閾値から成る基本閾値マトリ
クスを指定するマトリクス指定手段と、前記基本閾値マ
トリクスの大きさをN行M列へ変換するマトリクス変換
手段と、N行M列の閾値マトリクスに基づいて色値とデ
ィザ処理後の2値パターンの対応で表現されるテーブル
を作成するテーブル作成手段と、作成されたテーブルを
格納するテーブル格納手段と、前記エッジ情報から得ら
れるランの長さ及び前記座標及び前記色の情報に基づい
て前記テーブル内のデータを用いて2値パターンデータ
を生成するパターンデータ生成手段と、前記パターンデ
ータ生成手段によって生成された2値パターンデータを
前記ビットマップメモリに2値画像として展開するパタ
ーン展開手段を有することを特徴とするものである。
【0009】また本発明は、色及び座標から構成される
図形のエッジ情報からディザ処理を施した2値画像とし
てビットマップメモリに展開する画像処理装置におい
て、L行K列の閾値から成る基本閾値マトリクスを指定
するマトリクス指定手段と、前記基本閾値マトリクスの
大きさをN行K列へ変換するマトリクス変換手段と、N
行K列の閾値マトリクスに基づいて色値とディザ処理後
の2値パターンの対応で表現されるテーブルとともにM
列に関するシフト量Sを格納したシフトテーブルを作成
するテーブル作成手段と、作成されたテーブルおよびシ
フトテーブルを格納するテーブル格納手段と、前記エッ
ジ情報から得られるランの長さ及び前記座標及び前記色
の情報に基づいて前記テーブルおよび前記シフトテーブ
ル内のデータを用いて2値パターンデータを生成するパ
ターンデータ生成手段と、前記パターンデータ生成手段
によって生成された2値パターンデータを前記ビットマ
ップメモリに2値画像として展開するパターン展開手段
を有することを特徴とするものである。
【0010】上述のように、任意の角度でスクリーン処
理を行う場合には、ディザ処理を、L行K列の閾値マト
リクスを用いて行えばよい。これを基本閾値マトリクス
として指定し、この基本閾値マトリクスをN行M列ある
いはN行K列の大きさに変換した後、各色値ごとに2値
パターンを作成してテーブル化している。このテーブル
を用いてディザ処理された2値画像を得ることによっ
て、自由な角度のスクリーン処理を行うことができる。
また、エッジ情報に対応するディザ処理後の2値パター
ンをテーブルから得るので、各ピクセルごとの色値と閾
値との比較処理を排除することができ、高速に網点化処
理を行うことが可能になる。
【0011】また、マトリクス変換手段による変換後の
閾値マトリクスの行方向の大きさNをビットマップメモ
リにアクセスするCPUのワード長のA倍(Aは自然
数)とし、またパターンデータ生成装置が生成する2値
パターンデータをワード長とすることによって、容易に
実現可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像処理装置の
実施の一形態を示すブロック図である。図中、1はテー
ブル管理部、2は2値画像変換部、3はパターンテーブ
ル格納部、4はビットマップメモリ、11はディザマト
リクス指定部、12はディザマトリクス変換部、13は
パターンテーブル生成部、14はパターンデータ生成
部、21はエッジ情報入力部、22はビットマップメモ
リ展開部である。図1に示した画像処理装置は、テーブ
ル管理部1、2値画像変換部2、パターンテーブル格納
部3、ビットマップメモリ4から構成されている。
【0013】テーブル管理部1は、主に画像処理装置の
初期化時点においてパターンテーブルを生成する処理を
行う。テーブル管理部1は、ディザマトリクス指定部1
1、ディザマトリクス変換部12、パターンテーブル生
成部13、パターンデータ生成部14から構成されてい
る。
【0014】ディザマトリクス指定部11は、予め設定
された角度のスクリーン処理を行うためのL行K列の閾
値から成る基本閾値マトリクスを指定する。
【0015】ディザマトリクス変換部12は、ディザマ
トリクス指定部11で指定した基本閾値マトリクスの大
きさをN行M列へ変換する。このとき、変換後の閾値マ
トリクスの行方向の大きさNは、前記ビットマップメモ
リにアクセスするCPUのワード長のA倍(Aは自然
数)としておくとよい。
【0016】パターンテーブル生成部13は、ディザマ
トリクス変換部12でN行M列に変換された閾値マトリ
クスに基づいて、色値とディザ処理後の2値パターンの
対応で表現されるパターンテーブルを作成する。作成す
るパターンテーブルは、取りうる全ての色値をインデッ
クスとして、それぞれの色ごとにディザパターンを対応
付けておくとよい。作成したパターンテーブルはパター
ンテーブル格納部3に格納される。
【0017】パターンデータ生成部14は、2値画像変
換部2からエッジの座標やランの長さ、色の情報等を受
け取り、パターンテーブル格納部3に格納されているパ
ターンテーブルのデータを用いて2値パターンデータを
生成して2値画像変換部2に返す。2値パターンデータ
を生成する際には、ワード長に合わせておくことによっ
て、2値画像変換部2によるビットマップメモリ4のア
クセスを容易に行うことができるようになる。
【0018】2値画像変換部2は、エッジ情報として入
力された画像を2値パターンデータへ変換してビットマ
ップメモリ4に描画する処理を行う。2値画像変換部2
は、エッジ情報入力部21、ビットマップメモリ展開部
22で構成されている。
【0019】エッジ情報入力部21は、色及び座標から
構成される図形のエッジ情報を受け取る。図2は、エッ
ジ情報の説明図である。以下の説明においてエッジと
は、ビットマップメモリに、描画のために定義される座
標系において、x軸に平行な、幅1の線分である。エッ
ジは、その開始点のx座標及びy座標、エッジのランレ
ングス長run、及び色の値colorの4つの情報に
よって表される。また、エッジの開始点とは、エッジの
2つの端点のうち、x座標の座標値が小さいほうを開始
点と呼ぶ。
【0020】ビットマップメモリ展開部22は、エッジ
情報入力部21に入力されたエッジ情報をもとに、テー
ブル管理部1のパターンデータ生成部14によって生成
された2値パターンデータを、ビットマップメモリ4に
2値画像として展開する。すべてのエッジ情報について
展開することによって、ビットマップメモリ4にディザ
処理が施された2値画像が描画される。
【0021】次に、本発明の画像処理装置における動作
の一例について説明する。まず、画像処理装置の初期化
時点でのテーブル管理部1におけるパターンテーブル生
成処理の動作を説明する。
【0022】ディザマトリクス指定部11では、外部に
記憶されたディザマトリクスを読み込む処理を行う。図
3は、ディザマトリクスの一形態の説明図である。図3
では、角度18.5度のスクリーンを表現したものを示
している。内部に記された値は全部で40あり、これら
の値は中心から周囲に広がるように配置され、面積にし
て40画素域の領域に対して「0」から「41」までの
階調を表現する。18.5度とは、図中に示される傾い
た四角形のもつ角度であり、x軸上を正の方向に6画素
分進むにつれ、y軸上を正の方向に2画素分進む角度で
あって、tanθ=1/3を満たす角度である。また、
このように画素の増分関係の単位で表現される角度を一
般に有理正接角と呼ぶ。
【0023】図4は、画像中における閾値配列の一例の
説明図である。図3に示すような18.5度の角度をも
った閾値配列を画像中に敷き詰めた場合を図4に示して
いる。上述の文献1によれば、このように有理正接角を
もったディザマトリクスは、全て矩形で表現できること
が知られている。図4では、太線の四角で囲んだ領域の
繰り返しによって表現されるのが分かる。このとき、矩
形は、y軸上を正の方向に矩形の縦方向の大きさ分進む
ごとに、x方向の矩形の開始点が、ある一定量ずつずれ
て配置される。このずれ量をシフト量と呼ぶ。
【0024】図5は、基本閾値マトリクスの指定データ
形式の一例の説明図である。ディザマトリクス指定部1
1は、外部に記憶されたディザマトリクスを読み込む処
理を行う際に、例えば図5に示すような情報を読み込
む。上記のとおり、有理正接角で表現される全てのマト
リクスは矩形で表され、それぞれの矩形は所定のシフト
量だけずれて配置される。これを利用し、(1)マトリ
クスの行方向の大きさ(以下この値をLとする)、
(2)マトリクスの列方向の大きさ(以下この値をKと
する)、(3)シフト量(以下この値をSとする)、
(4)K×L個の閾値データ、によって基本閾値マトリ
クスを特定することができる。ディザマトリクス指定部
11は、この4つのデータの読み込み処理を行う。例え
ば図4に示したようなスクリーン角度が18.5度のデ
ィザマトリクスの場合には、図5に示すように、矩形マ
トリクスの行方向の大きさL=20、同じく列方向の大
きさK=2、シフト量S=6となる。そして、閾値デー
タ列としてK×L=40個の閾値データが並ぶことにな
る。
【0025】次にディザマトリクス変換部12の動作を
説明する。図4にも太線で示したように、ディザマトリ
クス指定部11により読み込まれた基本閾値マトリクス
を画像中に敷き詰めることが可能である。図6は、基本
閾値マトリクスの画像への配置態様の一例の説明図であ
る。図中の各矩形がK行L列の基本閾値マトリクスを示
している。図6に示すように、y軸方向にK列ごとに基
本閾値マトリクスが配置される。このとき、y軸方向に
並ぶ基本閾値マトリクスはS%L、2S%L、3S%
L、...といった具合にy軸からのシフト量が決定さ
れる。ここで、“%”は除算の剰余とする演算子とす
る。
【0026】このようにy軸方向に繰り返して基本閾値
マトリクスを敷き詰めたとすると、再びシフト量が0の
部分、つまりx座標が、ハッチングを施して示した矩形
と同様な位置となる基本閾値マトリクスが周期的に現れ
る。この結果、ディザマトリクス指定部11で指定され
たL行K列でシフト量Sの基本閾値マトリクスは、N行
M列でシフト量0の矩形のマトリクスに変換することが
できる。
【0027】ここで、ディザマトリクス変換部12で
は、基本閾値マトリクスを、以下に示す2つの形式のマ
トリクスのどちらかに変換する。 [形式1]N行M列、シフト量0 [形式2]N行K列、シフト量S
【0028】図7は、マトリクス変換部による変換後の
閾値マトリクスの一例の説明図である。図7では、上述
の「形式1」の変換結果を、太線枠で囲って示してい
る。値Mの算出方法は、y軸上にシフト量0となるマト
リクスが現れるまでの回数に、基本閾値マトリクスの列
サイズKを掛け合わせたものとし、以下の式で表され
る。 シフト量Sが0の場合 M=K シフト量Sが0でない場合 M=(LCM(L,S)/S)×K (LCM(a,b)はaとbの最小公倍数の結果を表
す) 値Nは、計算機がもっとも効率よく処理可能なデータア
クセス長(以下ワード長と呼ぶ)との最小公倍数であ
り、以下の式で表される。 N=LCM(L,WC) (WCはワード長を表す) 図7に示した例では、図5で指定された基本閾値マトリ
クスについてワード長WCを8とした場合を示してい
る。この場合は、Mは20、Nは40という値をとる。
【0029】図8は、マトリクス変換部による変換後の
閾値マトリクスの別の例の説明図である。図8では、上
述の「形式2」の変換結果を、太線枠で囲って示してい
る。形式2では、列方向は、初めに指定された大きさと
同じ値Kとし、行方向をワード長との最小公倍数LCM
(L、WC)で表現する。図8も、図5で指定され基本
閾値たマトリクスについてワード長WCが8の場合を示
している。この場合、Kは2、Nは40となる。
【0030】次にパターンテーブル生成部13の処理を
説明する。パターンテーブル生成部13は、ディザマト
リクス変換部12によって、「形式1」または「形式
2」に変換された閾値マトリクスを受け取る。図9は、
パターンテーブルのデータ形式の一例の説明図である。
図9は、上述の「形式1」の閾値マトリクスに対応する
パターンテーブルの形式の例を示している。パターンテ
ーブルは、要素の単位をワード長として構成し、3次元
の配列PT[256][M][NW]で実現することが
できる。初めの256のインデックス数は、入力色値が
1画素あたり8bitで表現されている場合を示してお
り、256の色の値に対応する。Mは形式1のマトリク
スの列サイズを表し、NWは、形式1のマトリクスの行
方向のワード数を表す。また、ワード数NWが1の場合
は、2次元の配列PT[256][M]で実現すること
ができる。
【0031】このように定義されたパターンテーブルに
は、2値化後のパターンを格納する。図10は、ディザ
マトリクスの別の形態の説明図、図11は、パターンテ
ーブルに格納される2値のパターンの一例の説明図であ
る。上述の例では、スクリーン角度18.5度の場合を
示しているが、ここでは簡単のためスクリーン角度0度
とした図10に示すようなK=4、L=4の基本閾値マ
トリクスを考える。図11では、図10に示す基本閾値
マトリクスから、マトリクス変換処理によって、M=
4、N=8に変換された場合のパターンテーブルを示し
ている。図11(B)〜(D)は、それぞれ、色の値が
250、150、50の場合に対応する2値のパターン
データを例示したものである。それぞれの色の値に応じ
て、このような2値のパターンデータをパターンテーブ
ルに登録しておくことになる。
【0032】図12は、パターンテーブルのデータ形式
の別の例の説明図、図13は、シフトテーブルの具体例
の説明図である。図12(A)は、上述の「形式2」の
閾値マトリクスに対応するパターンテーブルの形式の例
を示している。パターンテーブルは、K×N×256の
3次元テーブルとなり、テーブルの要素の単位をワード
長とすると、配列PT[256][K][NW]で実現
できる。また、ワード数NWが1の場合は、2次元の配
列PT[256][K]で実現できる。「形式2」で
は、このパターンテーブルの他に、図12(B)に示す
ようなシフトテーブルも生成する。シフトテーブルは、
単純な1次元の表形式であり、y(0)〜y(M−1)
に対するシフト量Shiftを格納する。ここで、M
は、「形式1」に変換した場合の列サイズを表してい
る。つまり、シフトテーブルは、マトリクスをy軸方向
に繰り返し配置した場合に、再びシフト量が0となるま
での全ての行のシフト量を格納している。図5で示した
基本閾値マトリクスについてのシフトテーブルの値を図
13に例示している。
【0033】以上の処理が、画像処理装置の初期化の時
点で実施される。ディザマトリクス変換部12で「形式
1」に変換した場合にはパターンテーブルが、「形式
2」に変換した場合にはパターンテーブルとシフトテー
ブルが、それぞれパターンテーブル格納部3に格納され
る。
【0034】次に、2値画像変換部2の動作を説明す
る。2値画像変換部2では、まず、画像処理装置の外部
または内部で生成したエッジ情報をエッジ情報入力部2
1によって入力し、ビットマップメモリ展開部22に送
信する。ビットマップメモリ展開部22では、ディザ処
理に必要な情報をテーブル管理部1内のパターンデータ
生成部14から取得して、生成したディザ処理後の2値
画像をビットマップメモリ4に描画する。
【0035】図14ないし図16は、ビットマップメモ
リ展開部22の処理の一例を示すフローチャートであ
る。S31において、エッジ情報からrun,x,y,
colorを得る。runはエッジのラン長を、x,y
はエッジの左端点の座標を、colorはエッジに着色
する色の値を表す。またS32において、パターンテー
ブルの行方向ワード数NWを得る。パターンテーブルの
行方向ワード数NWは、例えば図9や図12(A)に示
すパターンテーブルの場合、値“5”を表している。
【0036】エッジ情報に従って描画を行う場合には、
ワード長単位に分割して描画を行うことができる。例え
ば上述の図2に示した例では、エッジ情報に基づいて図
2(B)に示すように4つのワードに分割して描画を行
うことができる。ここで、NWが0である場合、パター
ンテーブルはワード単位の2次元配列として実現されて
いることを示す。この場合、図2(B)に示す例では、
4つのワード部分を描画するにあたり、パターンテーブ
ルからワード長単位の2値のパターン(図中、ハッチン
グを施した部分)を1回生成して、4つの部分に適用で
きる。一方、NWが0でない場合、パターンテーブルは
複数ワード構成の3次元配列として実現されていること
を示す。この場合、連続したワードに同じパターンを適
用することができないため、図2(B)に示す例では、
パターンテーブルからワード長単位の2値のパターンを
4回生成して、それぞれに適用する。この処理の違いか
ら、以下の処理を分ける。
【0037】S33において、NWが0であるかを検査
する。0である場合、に進み、図15に示す処理を実
施する。また、0でない場合、に進み、図16に示す
処理を実施する。図15又は図16に示す処理の終了に
より、エッジ情報の描画を終了する。
【0038】図15に示す処理について説明する。S4
1において、y,colorをもとに処理FUNC1に
よってパターンTを得る。処理FUNC1はテーブル管
理部1内のパターンデータ生成部14に定義されてお
り、その処理については後述する。この呼び出しによっ
て、y,colorからパターンテーブルを検索して、
2値のパターンTを得る。
【0039】S42において、描画開始点のワード位置
swとワード内のビット位置sb、及び、描画終了点の
ワード位置ewとワード内のビット位置ebを求める。
すなわち“%”を除算の剰余とする演算子とし、ワード
長をCWとすれば、以下のように計算できる。 sb=x%CW eb=(run+x)%CW sw=x/CW ew=(run+x)/CW
【0040】S43において、描画開始点のワード位置
swと描画終了点のワード位置ewを比較する。swと
ewが等しい場合には、同じワード内に描画開始点と終
了点が存在することを示す。この場合、S44へ処理を
進める。また、描画開始点のワード位置swが描画終了
点のワード位置ewより小さい、すなわち描画開始点と
描画終了点が別のワードに属している場合には、S45
へ処理を進める。
【0041】S44において、ワード長の2値のパター
ンTのうち、描画開始点のビット位置sbから描画終了
点のビット位置ebまでのビットパターンを、マスクを
表す変数であるMskによって取り出す。そして、変数
Bの描画位置に対して、同じマスク値の反転(演算子
“〜”)との論理積によって0クリアした後、論理和を
とることで描画する。変数Bはビットマップメモリ4に
アクセスするための変数であり、y座標と描画開始(ま
たは描画終了)位置におけるワード位置からなる2次元
配列で表現される。ビット位置sbからebまでのマス
クとは、ワード内の0からCW−1までのビットにおい
て、0からsb−1とeb+1からCW−1までが値
“0”で表され、sbからebまでが値“1”で表され
る。このマスクはMsk[sb][eb]によって表さ
れる。
【0042】描画開始点と描画終了点が別のワードに属
している場合には、描画開始点を含むワード、描画終了
点を含むワード、その他2つのワードの間に存在するワ
ード、の3つのパートに分けて描画する。まず、初めの
パートの描画を行う。S45において、描画開始点のビ
ット位置sbからそのワードの終わりまでに、2値のパ
ターンをビットマップメモリ4を示す変数Bに書き込
む。ビットマップメモリ4を示す変数Bへの2値のパタ
ーンTの書き込みは、ビット位置sbからワードの終わ
りであるCW−1までをマスクMsk[sb][CW−
1]でマスクし、変数B[y][sb]を、同じマスク
値の反転によって0クリアを行った後、論理和をとって
描画する。
【0043】次にS46において、エッジ中央部分のパ
ートの描画を行う。描画開始点を含むワードと描画終了
点を含むワードとの間に存在するワードに、2値パター
ンを書き込む。ビットマップメモリ4を示す変数Bへの
2値のパターンTの書き込みは、2値のパターンTを変
数B[y][I]にそのまま格納する。Iは、sw+1
からwe−1をとる。この処理は、エッジの端点にあた
らないため、マスク処理を必要としない。
【0044】最後にS47において、終端部分のパート
の描画を行う。描画終了点を含むワードの最初からeb
のビット位置までに2値のパターンを書き込む。ビット
マップメモリ4を示す変数Bへの2値のパターンTの書
き込みは、2値のパターンTのうち、ワードの初めであ
るビット位置0からビット位置ebまでをマスクMsk
[0][eb]でマスクし、変数B[y][ew]を、
同じマスク値の反転によって0クリアを行った後、論理
和をとって描画する。
【0045】図16に示す処理について説明する。S5
1において、描画開始点のワード位置swとワード内の
ビット位置sb、及び、描画終了点のワード位置ewと
ワード内のビット位置ebを求める。すなわち“%”を
除算の剰余とする演算子とし、ワード長をCWとすれ
ば、以下のように計算できる。 sb=x%CW eb=(run+x)%CW sw=x/CW ew=(run+x)/CW
【0046】S52において、描画開始点のワード位置
swと描画終了点のワード位置ewを比較する。swと
ewが等しい場合には、同じワード内に描画開始点と終
了点が存在することを示す。この場合にはS53に進
む。描画開始点のワード位置swが描画終了点のワード
位置ewより小さい、すなわち描画開始点と描画終了点
が別のワードに属している場合には、S54に進む。
【0047】同じワード内に描画開始点と終了点が存在
する場合には、S53において、y,color、及
び、描画点のワード位置swから、2値のパターンTを
処理FUNC2によって得る。処理FUNC2は、テー
ブル管理部1内のパターンデータ生成部14に定義され
ている。処理FUNC2については後述する。この処理
FUNC2の呼び出しによって、y,color,sw
からパターンテーブルを検索して、2値のパターンTを
得る。ワード長の2値のパターンTのうち、描画開始点
のビット位置sbから描画終了点のビット位置ebまで
のビットパターンを、マスクを表す変数であるMskに
よって取り出す。そして、描画位置におけるビットマッ
プメモリ4を示す変数Bに、同じマスク値の反転との論
理積によって0クリアした後、論理和をとることで描画
する。変数BおよびマスクMskについては図15と同
様である。
【0048】描画開始点と描画終了点が別のワードに属
している場合には、描画開始点を含むワード、描画終了
点を含むワード、その他2つのワードの間に存在するワ
ード、の3つのパートに分けて描画する。まずS54に
おいて、初めの描画開始点を含むのワードの描画を行
う。描画開始点のビット位置sbからそのワードの終わ
りまでに、2値のパターンをビットマップメモリ4に書
き込む。y,color、及び、描画点のワード位置s
w、から2値のパターンTを処理FUNC2によって得
る。ビットマップメモリ4を示す変数Bへの2値のパタ
ーンTの書き込みは、ビット位置sbからワードの終わ
りであるCW−1までをマスクMsk[sb][CW−
1]でマスクし、変数B[y][sb]を、同じマスク
の反転によって0クリアを行った後、論理和をとって描
画する。
【0049】次にS55において、中央部分のパートの
描画を行う。描画開始点を含むワードと描画終了点を含
むワードとの間に存在するワードに、2値のパターンを
書き込む。ビットマップメモリ4を示す変数Bへの2値
のパターンTの書き込みにおいて、y,color、及
び、描画点のワード位置Iから、2値のパターンTを処
理FUNC2によって取得し、2値のパターンTを変数
B[y][I]にそのまま格納する。Iは、sw+1か
らwe−1をとる。この処理は、エッジの端点にあたら
ないため、マスク処理を必要としない。
【0050】最後にS56において、終端部分のパート
の描画を行う。描画終了点を含むワードの最初からeb
のビット位置までに、2値のパターンを書き込む。y,
color、及び、描画点のワード位置ewから、2値
のパターンTを処理FUNC2によって取得する。ビッ
トマップメモリ4を示す変数Bへの2値のパターンTの
書き込みは、2値のパターンTのうち、ワードの初めで
あるビット位置0からビット位置ebまでをマスクMs
k[0][eb]でマスクし、変数B[y][ew]
を、同じマスク値の反転によって0クリアを行った後、
論理和をとって描画する。
【0051】以上、説明したビットマップメモリ展開部
22の動作において、パターンテーブルのアクセスを行
う際に、パターンデータ生成部14内の処理FUNC
1、及び処理FUNC2の2つの処理を起動する。以
下、これらの処理について説明する。
【0052】図17は、パターンデータ生成部14にお
ける処理FUNC1の動作の一例を示すフローチャート
である。S61において、エッジのy座標、及び色の値
colorを得る。S62において、パターンテーブル
のテーブル形式Fを得る。Fは、1または2をとる値で
あり、1はパターンテーブル生成部13の説明で述べた
「形式1」を表し、2は「形式2」を表す。「形式2」
の場合は、パターンテーブル格納部3には、パターンテ
ーブルの他に、列毎のシフト量を格納したシフトテーブ
ルが格納されている。
【0053】S63において、テーブル形式Fが1であ
るか2であるかを検査する。1である場合、S64にお
いて、パターンテーブルから2値のパターンを取得す
る。テーブルは「形式1」なので、パターンテーブルを
PT、テーブルの列方向の大きさをMとし、“%”を除
算の剰余とする演算子とした場合、PT[color]
[y%M]によって取り出すことができる。
【0054】テーブル形式Fが2である場合、S65に
おいて、パターンテーブルから2値のパターンを取得す
る。テーブルは「形式2」なので、パターンテーブルP
Tから取り出した2値のパターンを、シフトテーブルS
Tから取り出したシフト量でシフト処理を実施する。こ
れは、パターンテーブルの列方向の大きさをMとし、
“<<”を左にnビットシフトする演算子、“>>”を
右にnビットシフトする演算子、とした場合、以下の計
算によって取り出すことができる。ただしシフト演算に
よって、もともと存在しない部分のビット位置の値は、
全て値“0”になるものとする。 (PT[color][y%M]<<(CW−ST[y
%M]))│(PT[color][y%M]>>ST
[y%M])
【0055】このようにして、パターンテーブルが2次
元配列で構成されている場合に、指定されたy座標およ
び色の値colorに対応する1ワードの2値のパター
ンを生成して、ビットマップメモリ展開部22に返すこ
とができる。
【0056】図18は、パターンデータ生成部14にお
ける処理FUNC2の動作の一例を示すフローチャート
である。S71において、エッジのy座標、色の値co
lor、及び、描画点のワード位置wを得る。またS7
2において、パターンテーブルのテーブル形式Fを得
る。テーブル形式Fの値は、図17と同様である。
【0057】S73において、テーブル形式Fが1であ
るか2であるか検査する。テーブル形式Fが1である場
合、S74において、パターンテーブルから2値のパタ
ーンを取得する。テーブルは「形式1」なので、パター
ンテーブルをPT、テーブルの列方向の大きさをM、行
方向のワード数をNWとし、“%”を除算の剰余とする
演算子とした場合、PT[color][y%M][w
%NW]によって取り出すことができる。
【0058】テーブル形式Fが2である場合、テーブル
は「形式2」なので、S75において、パターンテーブ
ルから2値のパターンを取得するとともに、シフトテー
ブルからシフト量を取得する。そして、パターンテーブ
ルPTから取り出したパターンを、シフトテーブルST
から取り出したシフト量でシフト処理を実施する。これ
は、テーブルの列方向の大きさをMとし、行方向のワー
ド数をNWとした場合、描画点のワード位置wの存在す
る、パターンテーブルの行方向のインデックスw1と、
その一つ左に位置するインデックスw2を、以下の計算
で求める。 w1=w%NW w2=(w1+NW−1)%NW このインデックス値は、シフト演算によって足りなくな
るビット位置の値を取得するために、隣り合う2つの2
値のパターンを取り出すために使用される。この2つの
行方向のインデックスから、目的とする場所の2値パタ
ーンは、以下の計算によって求めることができる。 (PT[color][y%M][w2]<<(CW−
ST[y%M]))|(PT[color][y%M]
[w1]>>ST[y%M])
【0059】このようにして、パターンテーブルが3次
元配列で構成されている場合に、指定されたy座標、色
の値color、描画点のワード位置wに対応する1ワ
ードの2値のパターンを生成して、ビットマップメモリ
展開部22に返すことができる。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、色及び座標から構成される図形のエッジ情報
をディザ処理して2値のビットマップメモリに展開する
にあたり、自由なスクリーン角度を設定することがで
き、かつ、高速に処理することが可能となるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像処理装置の実施の一形態を示す
ブロック図である。
【図2】 エッジ情報の説明図である。
【図3】 ディザマトリクスの一形態の説明図である。
【図4】 画像中における閾値配列の一例の説明図であ
る。
【図5】 基本閾値マトリクスの指定データ形式の一例
の説明図である。
【図6】 基本閾値マトリクスの画像への配置態様の一
例の説明図である。
【図7】 マトリクス変換部による変換後の閾値マトリ
クスの一例の説明図である。
【図8】 マトリクス変換部による変換後の閾値マトリ
クスの別の例の説明図である。
【図9】 パターンテーブルのデータ形式の一例の説明
図である。
【図10】 ディザマトリクスの別の形態の説明図であ
る。
【図11】 パターンテーブルに格納される2値のパタ
ーンの一例の説明図である。
【図12】 パターンテーブルのデータ形式の別の例の
説明図である。
【図13】 シフトテーブルの具体例の説明図である。
【図14】 ビットマップメモリ展開部22の処理の一
例を示すフローチャートである。
【図15】 ビットマップメモリ展開部22の処理の一
例を示すフローチャート(続き)である。
【図16】 ビットマップメモリ展開部22の処理の一
例を示すフローチャート(続き)である。
【図17】 パターンデータ生成部14における処理F
UNC1の動作の一例を示すフローチャートである。
【図18】 パターンデータ生成部14における処理F
UNC2の動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…テーブル管理部、2…2値画像変換部、3…パター
ンテーブル格納部、4…ビットマップメモリ、11…デ
ィザマトリクス指定部、12…ディザマトリクス変換
部、13…パターンテーブル生成部、14…パターンデ
ータ生成部、21…エッジ情報入力部、22…ビットマ
ップメモリ展開部。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB07 CB12 CB16 CE13 CH01 CH07 CH11 DB02 DB06 DB09 DC16 5C077 LL18 MP07 MP08 NN09 NP01 PP47 PP51 PQ12 PQ23 PQ25 RR02 RR14 SS05 5C079 LA02 LC04 MA02 MA04 MA11 NA11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色及び座標から構成される図形のエッジ
    情報からディザ処理を施した2値画像としてビットマッ
    プメモリに展開する画像処理装置において、L行K列の
    閾値から成る基本閾値マトリクスを指定するマトリクス
    指定手段と、前記基本閾値マトリクスの大きさをN行M
    列へ変換するマトリクス変換手段と、N行M列の閾値マ
    トリクスに基づいて色値とディザ処理後の2値パターン
    の対応で表現されるテーブルを作成するテーブル作成手
    段と、作成されたテーブルを格納するテーブル格納手段
    と、前記エッジ情報から得られるランの長さ及び前記座
    標及び前記色の情報に基づいて前記テーブル内のデータ
    を用いて2値パターンデータを生成するパターンデータ
    生成手段と、前記パターンデータ生成手段によって生成
    された2値パターンデータを前記ビットマップメモリに
    2値画像として展開するパターン展開手段を有すること
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 色及び座標から構成される図形のエッジ
    情報からディザ処理を施した2値画像としてビットマッ
    プメモリに展開する画像処理装置において、L行K列の
    閾値から成る基本閾値マトリクスを指定するマトリクス
    指定手段と、前記基本閾値マトリクスの大きさをN行K
    列へ変換するマトリクス変換手段と、N行K列の閾値マ
    トリクスに基づいて色値とディザ処理後の2値パターン
    の対応で表現されるテーブルとともにM列に関するシフ
    ト量Sを格納したシフトテーブルを作成するテーブル作
    成手段と、作成されたテーブルおよびシフトテーブルを
    格納するテーブル格納手段と、前記エッジ情報から得ら
    れるランの長さ及び前記座標及び前記色の情報に基づい
    て前記テーブルおよび前記シフトテーブル内のデータを
    用いて2値パターンデータを生成するパターンデータ生
    成手段と、前記パターンデータ生成手段によって生成さ
    れた2値パターンデータを前記ビットマップメモリに2
    値画像として展開するパターン展開手段を有することを
    特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記マトリクス変換手段による変換後の
    閾値マトリクスの行方向の大きさNは、前記ビットマッ
    プメモリにアクセスするCPUのワード長のA倍(Aは
    自然数)であり、前記テーブル生成手段が生成するテー
    ブルは、取りうる全ての色値をインデックスとするディ
    ザパターン結果であり、前記パターンデータ生成手段が
    生成する2値パターンデータは前記ワード長であること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理
    装置。
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