JP2001127734A - 送信装置及び送信方法 - Google Patents

送信装置及び送信方法

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JP2001127734A JP31082699A JP31082699A JP2001127734A JP 2001127734 A JP2001127734 A JP 2001127734A JP 31082699 A JP31082699 A JP 31082699A JP 31082699 A JP31082699 A JP 31082699A JP 2001127734 A JP2001127734 A JP 2001127734A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各チャネル毎に伝送レートに応じたゲイ
ン制御を必要とし、これら各チャネルを振幅多重し、ま
た、フィルタによって所定の帯域制限を行い、更に拡散
変調処理を行う構成の回路規模を極力小規模で実現する
こと。 【解決手段】 拡散処理部105〜107で、各チャネ
ルの送信信号毎に拡散処理を行い、送信フィルタ部11
1〜113で、拡散処理された各送信信号に対して所定
の帯域制限を行い、ゲイン制御部114〜116で、帯
域制限された各送信信号に対して各チャネルの伝送レー
トに応じたゲイン制御を行い、加算部117で、ゲイン
制御された各送信信号を振幅多重し、また、前記のゲイ
ン制御が行われる際に、送信オン/オフ制御部108〜
110で、拡散処理部105〜107から出力される各
送信信号の振幅値を、ゲイン制御時における信号波形の
連続性が損なわれない値とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA(Code D
ivision Multiple Access)方式を用いたディジタル移
動通信システムにおける移動局装置又は基地局装置等に
用いて好適な送信装置及び送信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の送信装置及び送信方法と
しては、特開平10−41919号公報に記載されてい
るものがある。
【0003】以下に従来の送信装置について説明する。
ここでは3チャネルを振幅多重して送信するCDMA移
動通信システムにおける送信装置を一例として説明す
る。
【0004】図3は、従来の送信装置の構成を示すブロ
ック図である。但し、この図3に示すB又はMbitは、
各々異なる複数bitを意味する。
【0005】図3に示す送信装置300は、入力端子3
01〜303と、制御部304と、ゲイン制御部305
〜307と、拡散処理部308〜310と、加算部31
1と、送信フィルタ部312と、出力端子313とを備
えて構成されている。
【0006】入力端子301は、CH(チャネル)1の
送信データが入力され、入力端子302は、CH2の送
信データが入力され、入力端子303は、CH3の送信
データが入力されるものである。
【0007】制御部304は、各チャネル毎に伝送レー
トに応じたゲイン制御値をゲイン制御部305〜307
へ供給するものである。
【0008】ゲイン制御部305は、CH1の送信デー
タに対してゲイン制御を行い、ゲイン制御部306は、
CH2の送信データに対してゲイン制御を行い、ゲイン
制御部307は、CH3の送信データに対してゲイン制
御を行うものである。
【0009】拡散処理部308は、ゲイン制御後のCH
1用送信データに対して拡散処理を行い、拡散処理部3
09は、ゲイン制御後のCH2用送信データに対して拡
散処理を行い、拡散処理部310は、ゲイン制御後のC
H3用送信データに対して拡散処理を行うものである。
【0010】加算部311は、拡散処理後の各チャネル
送信データを振幅多重するものである。
【0011】送信フィルタ部312は、振幅多重後の送
信データに対して帯域制限を行うものである。
【0012】出力端子313は、帯域制限が行われた送
信データを出力するものである。
【0013】このような構成の送信装置300の動作を
説明する。各チャネルの送信データが入力端子301〜
303に入力された後、ゲイン制御部305〜307及
び拡散処理部308〜310において、各チャネル毎に
伝送レートに応じたゲイン制御及び拡散処理が施され、
加算部311へ出力される。
【0014】この加算部311で、各チャネルの送信デ
ータが振幅多重された後、送信フィルタ部312におい
て帯域制限され、この帯域制限された拡散変調信号が出
力端子313から出力される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては、送信フィルタ部312による処理の前
に、各チャネル毎にゲイン制御及び、各チャネルの振幅
多重を行うので、送信フィルタ部312への入力が多値
となる。
【0016】ここで、送信フィルタ部312を、FIR
型のディジタルフィルタで構成するとした場合、フィル
タ出力はフィルタ入力とフィルタタップ係数の畳み込み
演算(積和演算)結果として得られるので、フィルタ入
力が多値、即ちフィルタ入力ビット数が増加すれば、フ
ィルタ回路規模も増加することになる。
【0017】具体的に、下記のようにFIRフィルタ部
312をメモリ機能と加算機能で構成する場合、フィル
タ入力ビット数が増加するということは、メモリへアク
セスするためのアドレス数が増加する、つまり、メモリ
容量が増加することを意味する。この結果、送信フィル
タ部312を含む送信装置300の回路規模が増大して
しまうという問題がある。
【0018】ここで、回路規模で送信装置300の大部
分を占める送信フィルタ部312の構成例として、分散
演算を応用したFIRフィルタについて説明する。
【0019】分散演算を応用したFIRフィルタ出力y
は入力をx、タップ係数をhとすると、次の(式1)の
ように表せる。
【0020】
【数1】 但し、Nはタップ数、Bはフィルタ入力ビット数、xi(n
-k)は入力x(n-k)のiビット目(i=0がMSB、i=B-1がLSB)の
値で、0または1である。
【0021】ここで、
【数2】 とおき、(式2)を(式1)に代入すると、(式3)の
ようになる。
【数3】 (式3)において、(xi(n),xi(n-1),xi(n-2),・・・・・,xi
(n-N+1))をアドレスとしたメモリに(式2)のFをテー
ブルとして書き込んでおくことでメモリ機能とビットシ
フト機能、加算機能でフィルタを構成できる。
【0022】このフィルタ構成を応用して、オーバーサ
ンプリング率が4倍、フィルタタップ数が48タップ、
フィルタ入力ビット数が12ビット(ゲイン制御値10
ビット相当)のフィルタを構成する場合は、(式4)のよ
うに表せる。
【数4】 但し、m=0,1,2,3である。
【0023】(式4)における畳み込み演算結果をメモ
リに持たせるとすると、各々のΣh・xについてメモリ容
量が256word必要(アドレスとして、フィルタ入力xi
(n-k)がk=0,1,2,3,4,5の6bit、サンプル点指定がm=0,
1,2,3の2bit、合計8ビット)であるので、フィルタ全
体としてのメモリ容量は256word×24=6144wo
rd=6k word必要となる。
【0024】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、各チャネル毎に伝送レートに応じたゲイン制御を
必要とし、これら各チャネルを振幅多重し、また、フィ
ルタによって所定の帯域制限を行い、更に拡散変調処理
を行う構成の回路規模を極力小規模で実現することがで
きる送信装置及び送信方法を提供することを目的とす
る。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の送信装置は、各
チャネルの送信信号毎に拡散処理を行う拡散処理手段
と、前記拡散処理された各送信信号に対して所定の帯域
制限を行うフィルタ手段と、前記帯域制限された各送信
信号に対して前記各チャネルの伝送レートに応じたゲイ
ン制御を行うゲイン制御手段と、前記ゲイン制御された
各送信信号を振幅多重する加算手段と、前記ゲイン制御
が行われる際に、前記拡散処理手段から出力される各送
信信号の振幅値を、前記ゲイン制御時における信号波形
の連続性が損なわれない値とする制御手段と、を具備す
る構成を採る。
【0026】この構成によれば、小回路規模で拡散変調
処理を実現することができる。
【0027】本発明の送信装置は、上記構成において、
制御手段は、拡散処理手段から出力される各送信信号の
振幅値を、前記ゲイン制御時における信号波形の連続性
が損なわれない値とすることに代え、フィルタ手段から
出力される各送信信号の振幅値を、前記ゲイン制御時に
おける信号波形の連続性が損なわれない値とする構成を
採る。
【0028】この構成によれば、小回路規模で拡散変調
処理を実現することができる。
【0029】本発明の送信装置は、上記構成において、
制御手段は、振幅値を0とする構成を採る。
【0030】この構成によれば、送信信号の振幅値が0
となる時点においてゲイン制御が行われるので、適正に
送信信号波形の連続性を維持することができる。
【0031】本発明の移動局装置は、上記いずれかと同
構成の送信装置を具備する構成を採る。
【0032】この構成によれば、移動局装置において、
上記いずれかの送信装置と同様の作用効果を得ることが
できる。
【0033】本発明の基地局装置は、上記いずれかと同
構成の送信装置を具備する構成を採る。
【0034】この構成によれば、基地局装置において、
上記いずれかの送信装置と同様の作用効果を得ることが
できる。
【0035】本発明の移動体通信システムは、上記構成
の移動局装置又は基地局装置を具備する構成を採る。
【0036】この構成によれば、移動体通信システムに
おいて、上記構成の移動局装置又は基地局装置と同様の
作用効果を得ることができる。
【0037】本発明の送信方法は、各チャネルの送信信
号毎に拡散処理を行い、この拡散処理された各送信信号
に対して所定の帯域制限を行い、この帯域制限された各
送信信号に対して前記各チャネルの伝送レートに応じた
ゲイン制御を行い、このゲイン制御された各送信信号を
振幅多重し、前記ゲイン制御を行う際に、このゲイン制
御が行われる送信信号の振幅値を、ゲイン制御時におけ
る信号波形の連続性が損なわれない値とするようにし
た。
【0038】この構成によれば、小回路規模で拡散変調
処理を実現することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0040】(実施の形態)図1は、本発明の実施の形
態に係る送信装置の構成を示すブロック図である。ま
た、図2は上記実施の形態に係る送信装置におけるゲイ
ン制御値変更時のタイミング図である。但し、図1に示
すB、M又はKbitは、各々異なる複数bitを意味する。
【0041】ここでは3チャネルを振幅多重して送信す
るCDMA移動通信システムにおける移動局装置に適用
した例として説明する。
【0042】図1に示す送信装置100は、入力端子1
01〜103と、制御部104と、拡散処理部105〜
107と、送信オン/オフ制御部108〜110と、送
信フィルタ部111〜113と、ゲイン制御部114〜
116と、加算部117と、出力端子118とを備えて
構成されている。
【0043】入力端子101は、CH1の送信データが
入力され、入力端子102は、CH2の送信データが入
力され、入力端子103は、CH3の送信データが入力
されるものである。
【0044】制御部104は、各チャネル毎に伝送レー
トに応じたゲイン制御値をゲイン制御部114〜116
へ供給し、また、各チャネル毎の送信オン/オフ制御信
号を送信オン/オフ制御部108〜110へ供給するも
のである。
【0045】拡散処理部105〜107は、CH1〜C
H3の送信データに対して拡散処理を行うものである。
【0046】送信オン/オフ制御部108〜110は、
拡散処理後のCH1〜CH3用送信データに対して送信
開始/停止時、及び、ゲイン制御値変更時に送信のオン
/オフを制御するものである。
【0047】送信フィルタ部111〜113は、CH1
〜CH3の送信データに対して帯域制限を行うものであ
る。
【0048】ゲイン制御部114〜116は、帯域制限
後のCH1〜CH3の送信データに対してゲイン制御を
行うものである。
【0049】加算部117は、ゲイン制御後の各チャネ
ル送信データを振幅多重するものである。
【0050】出力端子118は、振幅多重された送信デ
ータを出力するものである。
【0051】このような送信装置100の動作を説明す
る。
【0052】図1において、各チャネルの送信データが
入力端子101〜103を介して拡散処理部105〜1
07へ入力され、ここで、各チャネル毎に拡散処理が施
され、送信オン/オフ制御部108〜110へ出力され
る。
【0053】送信オン/オフ制御部108〜110にお
いては、制御部104から供給される送信オン/オフ制
御信号に従って、各チャネルの送信のオン/オフが制御
される。
【0054】ここでは、送信開始前/送信終了後、又は
送信中に、図2の(a)に示すように、各チャネルのゲ
イン制御値A,Bが変更される場合に、オン/オフ制御
が行われる。送信オンのときは、前段処理(拡散処理)
出力値そのもの、すなわち(b)に示すように、±1を
送信フィルタ部111〜113への入力として供給し、
送信オフのときは、フィルタ入力を振幅0に制御する。
【0055】このようにフィルタ入力振幅をオン/オフ
制御すれば、送信開始/終了時、又はゲイン制御値変更
時という過渡期において、(c)に示すような、フィル
タの過渡応答特性を利用したフィルタ出力の振幅制御が
行えるという利点がある。
【0056】つまり、フィルタの周波数特性を損なうこ
となく、フィルタ出力信号の振幅制御が行えることにな
る。
【0057】なお、図2にt1で示すゲイン制御値変更
時にフィルタ出力振幅を0にする理由は、フィルタ出力
信号の連続性を維持するためである。仮に、フィルタ出
力振幅値が0以外のところでゲイン制御値を変更したと
すると、そのポイントにおいてフィルタ出力信号が不連
続となり、この結果、周波数スペクトラムが広がってし
まい、フィルタで帯域制限した効果が損なわれる。よっ
て、ゲイン制御値変更時にフィルタ出力振幅を0とする
処理は本実施の形態においては必須処理となる。
【0058】このことから、具体的には、送信オン/オ
フ制御部108〜110において、拡散処理後の各チャ
ネルデータに対して、送信オン時には振幅±1を出力
し、送信オフ時には振幅0を出力するように、送信オン
/オフを制御することによって、制御値変更タイミング
において送信フィルタ出力振幅が0となるように予め送
信フィルタインパルス応答長分の0を、送信フィルタ部
111〜113に入力することでゲイン制御値変更時に
送信信号波形の連続性を維持することができる。
【0059】次に、制御部104は、送信オン/オフ制
御信号及び、各チャネル毎に伝送レートに応じたゲイン
制御値をそれぞれ送信オン/オフ制御部108〜110
及び、ゲイン制御部114〜116に供給する。
【0060】この送信オン/オフ制御信号は、送信開始
前/送信終了後、又は送信中に各チャネルのゲイン制御
値が変更される場合に、送信フィルタ部111〜113
への入力振幅を0に制御するための信号である。
【0061】送信オン/オフ制御された各チャネルの送
信データは、送信フィルタ部111〜113において帯
域制限された後、ゲイン制御部114〜116において
各チャネル毎に伝送レートに応じたゲイン制御が施さ
れ、加算部117へ出力される。そして、加算部117
において振幅多重された後、出力端子118から拡散変
調信号として出力される。
【0062】但し、送信フィルタ部111〜113への
入力振幅について、本実施の形態においては、−1,
0,+1の3値(2ビット)としている。
【0063】この理由は、本実施の形態においては、送
信フィルタ部111〜113の前段処理として拡散処理
を想定しているので、拡散処理出力は論理0又は1であ
り、これを振幅値として表す場合、一般的に論理0は振
幅+1、論理1は振幅−1にマッピングされる。また、
前記のようにフィルタの過渡応答特性を利用したフィル
タ出力振幅制御を行うため、フィルタ入力を振幅0とす
ることを考慮すると、送信フィルタ部111〜113へ
の入力振幅としては、−1,0,+1の3値(2ビッ
ト)となる。
【0064】ここで、回路規模で送信装置100の大部
分を占める送信フィルタ部111〜113を、メモリ機
能と加算機能で構成した場合のメモリ容量は、送信フィ
ルタ部111〜113を4倍オーバーサンプリングのF
IRフィルタ、フィルタタップ数を48タップとする
と、3kワードとなり、従来例の送信フィルタのメモリ
容量と比較して50%削減することができる。
【0065】即ち、送信フィルタ部111〜113を、
分散演算を応用したフィルタで構成した場合、オーバー
サンプリング率が4倍、フィルタタップ数が48タッ
プ、フィルタ入力ビット数が2ビットのFIRフィルタ
の出力yは、下記の(式5)のようになり、メモリ機能
とビットシフト機能と加算機能でフィルタを構成でき
る。
【数5】 但し、m=0,1,2,3である。また、(式5)は本実施の形
態におけるCH1〜CH3の各1CH用のフィルタに相
当し、フィルタ全体としては、(式5)で表されるフィ
ルタが3個必要となる。
【0066】ここで、(式5)における畳み込み演算結
果をメモリに持たせるとすると、各々のΣh・xについて
メモリ容量が256word必要(アドレスとして、フィル
タ入力xi(n-k)がk=0,1,2,3,4,5の6bit、サンプル点指
定がm=0,1,2,3の2bit、合計8ビット)であるので、フ
ィルタにおけるメモリ容量は1CH当り256word×4
=1024word=1k word必要となる。
【0067】ここでは、3CH分必要であることから、
フィルタ全体としてのメモリ容量は1k×3=3k word
となり、従来例の送信フィルタのメモリ容量と比較して
50%削減することができる。
【0068】このように、本実施の形態の送信装置10
0によれば、各チャネル毎に拡散処理、送信フィルタ処
理を行った後に、各チャネル毎に伝送レートに応じたゲ
イン制御を行い、ゲイン制御後の各チャネル送信信号を
振幅多重することにより、小回路規模で拡散変調処理を
実現することができ、また、送信中に各チャネルのゲイ
ン制御値が変更される場合には、送信オン/オフ制御部
108〜110においてゲインが変更されるチャネルの
送信を一時停止させるために、送信フィルタ部111〜
113への入力振幅を0に制御し、送信フィルタ処理後
の送信信号振幅が0となる時点においてゲイン制御値を
変更することにより、送信信号波形の連続性を維持する
ことができる。
【0069】また、送信オン/オフ制御部108〜11
0を、送信フィルタ部111〜113の後段に設けても
上記同様の効果を得ることができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各チャネル毎に伝送レートに応じたゲイン制御を必要と
し、これら各チャネルを振幅多重し、また、フィルタに
よって所定の帯域制限を行い、更に拡散変調処理を行う
構成の回路規模を極力小規模で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る送信装置の構成を示
すブロック図
【図2】上記実施の形態に係る送信装置におけるゲイン
制御値変更時のタイミング図
【図3】従来の送信装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
100 送信装置 104 制御部 105〜107 拡散処理部 108〜110 送信オン/オフ制御部 111〜113 送信フィルタ部 114〜116 ゲイン制御部 117 加算部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各チャネルの送信信号毎に拡散処理を行
    う拡散処理手段と、前記拡散処理された各送信信号に対
    して所定の帯域制限を行うフィルタ手段と、前記帯域制
    限された各送信信号に対して前記各チャネルの伝送レー
    トに応じたゲイン制御を行うゲイン制御手段と、前記ゲ
    イン制御された各送信信号を振幅多重する加算手段と、
    前記ゲイン制御が行われる際に、前記拡散処理手段から
    出力される各送信信号の振幅値を、前記ゲイン制御時に
    おける信号波形の連続性が損なわれない値とする制御手
    段と、を具備することを特徴とする送信装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、拡散処理手段から出力され
    る各送信信号の振幅値を、前記ゲイン制御時における信
    号波形の連続性が損なわれない値とすることに代え、フ
    ィルタ手段から出力される各送信信号の振幅値を、前記
    ゲイン制御時における信号波形の連続性が損なわれない
    値とすることを特徴とする請求項1記載の送信装置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、振幅値を0とすることを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の送信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3いずれかに記載の
    送信装置を具備することを特徴とする移動局装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項3いずれかに記載の
    送信装置を具備することを特徴とする基地局装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の移動局装置又は請求項5
    記載の基地局装置を具備することを特徴とする移動体通
    信システム。
  7. 【請求項7】 各チャネルの送信信号毎に拡散処理を行
    い、この拡散処理された各送信信号に対して所定の帯域
    制限を行い、この帯域制限された各送信信号に対して前
    記各チャネルの伝送レートに応じたゲイン制御を行い、
    このゲイン制御された各送信信号を振幅多重し、前記ゲ
    イン制御を行う際に、このゲイン制御が行われる送信信
    号の振幅値を、ゲイン制御時における信号波形の連続性
    が損なわれない値とすることを特徴とする送信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004019511A1 (ja) * 2002-08-21 2004-03-04 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 無線送信装置

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WO2004019511A1 (ja) * 2002-08-21 2004-03-04 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 無線送信装置

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