JP2001127077A - ボンディング装置および方法 - Google Patents

ボンディング装置および方法

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JP2001127077A
JP2001127077A JP30462999A JP30462999A JP2001127077A JP 2001127077 A JP2001127077 A JP 2001127077A JP 30462999 A JP30462999 A JP 30462999A JP 30462999 A JP30462999 A JP 30462999A JP 2001127077 A JP2001127077 A JP 2001127077A
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bonding
unit
suction
pressing
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Hidehiko Kira
秀彦 吉良
Shunji Baba
俊二 馬場
Norio Kainuma
則夫 海沼
Toru Okada
徹 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体チップの被覆膜が剥離する不具合のな
いボンディング装置および方法を提供する。 【解決手段】 ボンディングユニット14は、ボンディ
ングヘッドと、ボンディングヘッドから垂下するボンデ
ィングツール20と、ボンディングツール20と一体的
に設けられる超音波振動子22とから構成される。膜4
8によって予め被覆された半導体チップ50が表面を下
側に向けて裏面がボンディングツール20の吸引孔28
によって吸引、吸着される。基板42が戴置されたステ
ージ12の所定のボンディング位置まで搬送されると、
ボンディングツール20が下動して半導体チップ50が
加圧され、さらに、閉鎖弁32が降下し、ボンディング
ツール20の吸引孔28の端面30の開口が閉塞され
る。この押圧した状態で、超音波振動子22が発振さ
れ、超音波振動によってボンディングされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボンディング装置
および方法に関し、一層詳細には、少なくとも保持され
る保持面が膜により被覆された半導体チップを配線基板
に超音波振動で接続するのに好適なボンディング装置お
よび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤレスボンディングの一種として、
例えば、半導体チップ表面の電極上にバンプと呼ばれる
突起電極を形成し、半導体チップの表裏を逆にして、セ
ラミック等の配線基板の電極(パッド)とバンプとを位
置合わせして、フェースダウンボンディングで実装する
いわゆるフリップチップボンディングが広く実施されて
いる。
【0003】このフリップチップボンディングは、通
常、半導体チップの電極上にSnPb系のはんだバンプ
を形成し、配線基板の電極と位置合わせした後、バンプ
を加熱溶融させて電極相互間を接合、固着するものであ
り、半導体パッケージの小型化、高密度実装化の観点か
らは理想的な実装方法ということができる。例えば、デ
ィスク装置内部に使用されるリードライト用のプリント
基板や磁気ヘッドスライダー支持用のサスペンションに
実装される半導体装置の場合、書き込み信号の周波数を
上げるためには信号伝送経路のインダクタンスおよび静
電容量を小さくする必要があり、この場合、ヘッドIC
と磁気ヘッドスライダーとを近接してコンパクトに設け
ることが必至とされ、したがって、フリップチップボン
ディングが賞用される。
【0004】このようなフリップチップボンディングを
行うための装置は、通常、半導体チップをボンディング
位置に吸着搬送する機構と、バンプを加熱溶融させて電
極相互間を接合、固着する機構とを有する。半導体チッ
プを吸着搬送する機構と半導体チップを加熱溶融させて
接合、固着する機構とは一般的には別々に設けられ、後
者については、通常、加熱源から発生する熱をバンプに
伝導することによって加熱溶融が行われる。
【0005】しかしながら、上記の加熱源を用いた加熱
溶融方法では、加熱時の熱応力によりはんだが疲労破壊
を起こし信頼性の低下を来す原因になる等の問題があ
り、また、バンプの材料がはんだに制限される不都合も
ある。このような不具合を解消するためのフェイスダウ
ンボンディング方法が提案されている(特開昭59−2
08844号公報)。
【0006】このフェイスダウンボンディング装置(フ
ェイスダウンボンダー)は、加熱源を用いた加熱溶融方
法に代えて、半導体チップに超音波振動を与えて基板に
接合するものであり、好適には、超音波振動は、発振子
を設けたホーンの先端に取付けられた真空吸着ノズルを
介して与えるものとされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本出願人
は、上記したディスク装置内部に使用されるリードライ
ト用のプリント基板や磁気ヘッドスライダー支持用のサ
スペンションに実装される半導体装置に関して種々検討
を行っている。このディスク装置は、ヘッドスライダー
が高速回転するディスク(ハードディスク)よりサブミ
クロンオーダーで浮上する構造とされており、このた
め、塵埃が発生し付着するとヘッドクラッシュの原因と
なる。したがって、半導体装置等のヘッドアセンブリに
ついても使用時に基板等が欠ける等によってそれ自体か
ら塵埃を発生するおそれのないものであることが求めら
れる。
【0008】本出願人は、この点に関して鋭意検討した
結果、半導体装置等を膜によって被覆することにより、
半導体装置等からの塵埃の発生を効果的に抑止できるこ
とを既に見出している。上記のディスク装置に用いられ
る半導体装置等の場合、半導体チップ表面に形成される
バンプの材料としては、はんだに代えてはんだとの濡れ
性の良好なAu等が用いられる。
【0009】このため、本出願人は、上記の半導体装置
等に適用するフリップチップボンディング方法として前
記した従来の超音波振動による接合方法の採用を検討し
た。しかしながら、従来の超音波振動による接合方法を
膜によって被覆された半導体装置等(以下、半導体チッ
プという。)に適用すると、真空吸着ノズルのノズル孔
に対応する半導体チップのベース基板の裏面の部位の膜
が剥離するという不具合のあることが判明した。この原
因は、半導体チップは真空吸着ノズルに押圧されてほぼ
一体的に振動するものの、厳密には、半導体チップの裏
面と真空吸着ノズルの端面とが微妙に摺動し、このと
き、真空吸着ノズルのノズル孔に対応する半導体チップ
のベース基板の裏面の部位の膜がノズル孔のエッジによ
って切削される状態が生じているためではないかと考え
られる。
【0010】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであり、少なくともベース基板の裏面が膜により被覆
された半導体チップを配線基板に超音波振動によって接
続するボンディング装置および方法であって、半導体チ
ップの被覆膜が剥離する不具合のないボンディング装置
および方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るボンディン
グ装置は、少なくとも保持される保持面が膜により被覆
された半導体チップを配線基板に超音波振動で接続する
ためのボンディング装置であって、該ボンディング装置
は、パッド形成面を上に向けて該配線基板が戴置される
戴置台と、ボンディングユニットとを有し、該ボンディ
ングユニットは、該半導体チップの該保持面を吸着して
該戴置台のボンディング位置に搬送する吸着搬送部を有
し、該吸着搬送部は、該半導体チップの該保持面を吸着
するための吸引孔を有するとともに、該半導体チップの
該保持面を吸着するための該吸引孔の開口が形成される
端面を有し、該端面の開口を閉塞可能にする閉塞部材が
設けられることを特徴とする(請求項1に係る発明)。
ここで、半導体チップの保持される保持面とは、吸着搬
送部により吸着される側の面をいい、例えば、フリップ
チップボンディングの場合ではバンプの形成されていな
い裏面をいう。
【0012】これにより、半導体チップの保持面を吸着
するときに吸着搬送部の端面の開口を閉塞部材によって
閉塞するため、半導体チップの被覆膜が剥離する不具合
がない。この場合、前記保持面は、前記半導体チップの
バンプの形成されていない裏面であり、前記ボンディン
グユニットは、前記半導体チップの該バンプが形成され
る表面を前記配線基板が戴置される前記戴置台に向けて
押圧する押圧部をさらに有するとともに、該半導体チッ
プを超音波振動させることにより該半導体チップの該バ
ンプと該配線基板の該パッドとを溶着させるための超音
波振動部が該押圧部と一体的に設けられると(請求項2
に係る発明)、フリップチップボンディング装置とし
て、上記本発明の効果を好適に奏することができる。
【0013】また、この場合、前記ボンディングユニッ
トは、前記吸着搬送部と、前記押圧部および前記超音波
振動部とが別々に設けられ、該押圧部および該超音波振
動部は、該半導体チップの前記バンプの形成される表面
を前記配線基板が戴置される前記戴置台に向けて平面状
の端面により押圧するように構成されると(請求項3に
係る発明)、端部を平面状に形成した吸着搬送部によっ
て半導体チップの保持面を押圧することができ、一層好
適である。
【0014】また、本発明に係るボンディング装置は、
少なくともベース基板のバンプが形成されていない裏面
が膜により被覆された半導体チップを配線基板にフェー
スダウンボンディングで接続するためのボンディング装
置であって、該ボンディング装置は、吸着搬送・押圧部
と、戴置ユニットとを有し、該吸着搬送・押圧部は、該
半導体チップの該裏面を吸着して該戴置台の所定のボン
ディング位置に搬送するための吸引孔を有するとともに
該吸引孔の開口が形成される端面を有し、さらに、該半
導体チップのバンプの形成される表面を該配線基板が戴
置される該戴置ユニットに向けて押圧するように構成さ
れ、該戴置ユニットは、パッド形成面を上に向けて該配
線基板が戴置される戴置台と、該配線基板を超音波振動
させることにより該半導体チップの該バンプと該配線基
板の該パッドとを溶着させるために該戴置台と一体的に
設けられる超音波振動部とを有することを特徴とする
(請求項5に係る発明)。この場合、押圧する段階にお
いて、吸着搬送・押圧部の端面の開口は閉塞されていて
もよく、また、開口されたままであってもよい。
【0015】これにより、半導体チップは直接超音波振
動することがないため、一層好適に本発明の効果を奏す
ることができる。また、本発明に係るフリップチップボ
ンディング方法は、少なくともベース基板のバンプの形
成されていない裏面が膜により被覆された半導体チップ
を配線基板にフェースダウンボンディングで接続するフ
リップチップボンディング方法であって、該配線基板を
パッド形成面を上に向けて戴置台に戴置する戴置工程
と、該半導体チップの該裏面を真空源に付勢されて真空
とされた吸着部の端面により吸着して該戴置台の所定の
ボンディング位置に搬送する吸着・搬送工程と、該半導
体チップのバンプの形成される表面を該配線基板が戴置
される該戴置台に向けて押圧する押圧工程と、該半導体
チップを超音波振動させることにより該半導体チップの
該バンプと該配線基板の該パッドとを溶着させてボンデ
ィングするボンディング工程とから構成され、該押圧工
程において、該吸着部の該端面の開口を閉塞した状態で
該半導体チップの該裏面を押圧し、または、該吸着部と
は別に設けられる押圧部の平面状の端面によって該半導
体チップの該裏面を押圧することを特徴とする(請求項
4に係る発明)。
【0016】これにより、半導体チップの裏面を押圧す
るときの吸着部の端面の開口を閉塞部材によって閉塞し
た状態とし、または、別に設けた押圧部の平面状の端部
によって押圧するため、半導体チップの被覆膜が剥離す
る不具合がない。また、この場合、前記ボンディング工
程において、前記戴置台を介して前記配線基板を超音波
振動させると(請求項6に係る発明)、半導体チップは
直接超音波振動することがなく、一層好適に本発明の効
果を奏することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係るボンディング装置お
よび方法の好適な実施の形態(以下、本実施の形態例と
いう。)について、フリップチップボンディングを例に
とり、図を参照して、以下に説明する。ここで、本発明
に係るフリップチップボンディング装置および方法によ
ってフリップチップボンディングされる半導体チップに
ついて、図3を参照して、予め説明する。
【0018】半導体チップ50は、この場合バンプ46
の形成される表面を含めてベース基板47の全面が膜4
8によって予め被覆される。この半導体チップ50のベ
ース基板47は、例えば、シリコンやGaAs材料によ
って形成されるが、このようなベース基板47は割れや
すいため、予め膜48で被覆することによって割れを防
止するものである。しかしながら、本発明においては、
この膜48は半導体チップ50の全面を被覆することな
く、例えば、裏面(保持される保持面)のみを被覆する
ものであってもよい。膜48は、例えば、高分子ポリパ
ラキシリレンよりなり、蒸着法等によって形成される。
なお、半導体チップ50表面に形成されるバンプ46お
よび後述する配線基板の表面に形成されるパッド44は
この場合いずれもAu材料を用いる。
【0019】まず、本実施の形態の第1の例に係るフリ
ップチップボンディング装置および方法について、図1
〜図7を参照して説明する。フリップチップボンディン
グ装置(以下、単に装置ということがある。)10は、
図1に示すように、ステージ(戴置台)12とボンディ
ングユニット14と制御部16とから構成される。
【0020】ステージ12は基板(配線基板。以下、同
じ。)42を戴置するためのものであり、基板42を吸
引、吸着するための吸着孔13が形成されている。ボン
ディングユニット14は、ボンディングヘッド18と、
ボンディングヘッド18から垂下するボンディングツー
ル(吸着搬送・押圧部、吸着部)20と、ボンディング
ツールと一体的に設けられる超音波振動子(超音波振動
部)22とから構成されており、ボンディングユニット
14の端部は装置10の枠体23に移動可能に係合され
ている。
【0021】ボンディングヘッド18にはロードセル・
押圧機構24と真空弁26とが内蔵されており、それぞ
れ図示しない電源および真空源に接続される。ロードセ
ル・押圧機構24はボンディングツール20を上下動す
るとともにボンディングツール20を下動して半導体チ
ップ50と当接させた後の加圧力を測定するためのもの
である。
【0022】直方体状に形成されるボンディングツール
20には、真空弁26と連通する吸引孔28が形成さ
れ、ボンディングツール20の下端部は吸引孔28の開
口を画成する端面30とされており、この端面30に半
導体チップ50が吸引され、吸着される構成とされてい
る(図3参照。)。吸引孔28には閉鎖弁(閉塞部材)
32が挿入されており(図2参照。)、閉鎖弁32はボ
ンディングツール20の側面に設けられる閉鎖弁駆動部
34に付勢されて昇降可能に構成される。この閉鎖弁3
2および閉鎖弁駆動部34の詳細は後述する。
【0023】超音波振動子22はボンディングツール2
0に固着して設けられる。超音波振動子22を発振させ
ることにより、ボンディングツール20が超音波振動す
る。制御部16には、超音波振動子22を制御する制御
器22a、ロードセル・押圧機構24を制御する制御器
24a、真空弁26を制御する制御器26aおよび閉鎖
弁駆動部34を制御する制御器34aがそれぞれ設けら
れ、さらにこれらの制御器22a、24a、26a、3
4aを総合的に制御する総合制御器16aが設けられ
る。
【0024】ここで、図2を参照して、閉鎖弁32およ
び閉鎖弁駆動部34について、さらに説明する。前記の
とおりボンディングツール20には、真空弁26(図1
参照。)を介して真空源に連通する吸引孔28が形成さ
れ、下方の端面30は吸引孔28に連通して開口されて
いる。吸引孔28には閉鎖弁32が挿入され、閉鎖弁3
2は閉鎖弁駆動部34に設けられる図示しないモータに
付勢されてカム36が回動することによって昇降可能と
されており、閉鎖弁駆動部34が上昇した状態において
端面30は開口状態とされ(図2(a))、閉鎖弁駆動
部34が下降した状態において端面30の開口は閉塞さ
れる(図2(b))。この場合、閉鎖弁32の端面は、
平面状であり、端面30と閉鎖弁32の端面とで段差等
のない単一な平面が形成される。なお、閉鎖弁32のが
たつきを防止するため半円弧状のガイド38が1組設け
られ、閉鎖弁32が摺動する。また、モータおよびカム
36はケース40に収容され、ボンディングツール20
の側面の開口部を閉塞する。なお、ここで、端面30は
半導体チップ50の裏面を完全に覆うのに十分な大きさ
に形成されている。
【0025】上記のように構成される本実施の形態の第
1の例に係る装置10を用いたフリップチップボンディ
ング方法を、図3〜図6の装置10の側面図および図7
の動作のタイムチャートを参照して以下説明する。あら
かじめ、基板42がパッド(電極)44の形成された面
を上に向けてステージ12上に戴置される(図3参
照。)。
【0026】ついで、真空源が付勢され、真空弁26が
開かれて真空源と吸引孔28が連通し、真空圧がオンさ
れる(真空が付与される。時間T1)。そして、全面が
膜48によって予め被覆された半導体チップ50が表面
を下側に向けて裏面がボンディングツール20の吸引孔
28によって吸引、吸着される(時間T2)。この状態
で、図示しない移動機構に付勢されてボンディングユニ
ット14が水平方向に移動して、半導体チップ50は基
板42が戴置されたステージ12の所定のボンディング
位置まで搬送される(図3参照。)。
【0027】半導体チップ50が所定のボンディング位
置まで搬送されると、ついで、ロードセル・押圧機構2
4が付勢されてボンディングツール20が下動して、半
導体チップ50のバンプ46が基板42のパッド44に
当接され、半導体チップ50は位置決めされる(時間T
3)。このとき、半導体チップ50は図示しない真空源
に付勢されて吸着孔13を介して吸引され、ステージ1
2に吸着、固定される。その後、加圧(押圧)が開始さ
れ(時間T4)、予め設定された値まで、半導体チップ
50が加圧(押圧)されると(時間T5)(図4参
照。)、加圧力が設定値に到達したことが検知されその
検知信号が制御部16の総合制御器16aに送られ、総
合制御器16aから閉鎖弁駆動部34を制御する制御器
34aに稼動指示信号が送られ、閉鎖弁駆動部34のカ
ム36が図5中反時計方向に回動されるることにより閉
鎖弁32が降下し、ボンディングツール20の端面30
の開口が閉塞される(時間T5〜時間T6)。なお、こ
れに先立ち、例えば、時間T5の時点で真空源は停止さ
れ、真空圧がオフとなる。
【0028】そして、この押圧した状態で、閉塞が完了
したことが検知されるとその検知信号が総合制御器16
aに送られ、総合制御器16aから超音波振動子22の
制御器22aに発振指示信号が送られ、超音波振動子2
2が発振される(時間T7)。これにより、ボンディン
グツール20および半導体チップ50が図5中水平方向
に超音波振動することによってバンプ46とパッド44
とが溶着され、接合される(図5参照。)。予め設定さ
れた時間(時間T7から時間T8の間)発振が継続され
た後、総合制御器16aからの停止信号によって超音波
振動子22の振動が停止される(時間T8)。
【0029】接合が完了し、ボンディングが終了する
と、ロードセル・押圧機構24が減勢され、ボンディン
グツール20が上動する(時間T9〜時間T10)。こ
れと並行して、閉鎖弁駆動部34のカム36が図6中時
計方向に回動されることにより閉鎖弁32が上昇する
(図6)。そして、ボンディングユニット14は移動機
構に付勢されて初期の所定の位置に復帰し、つぎの半導
体チップのボンディング作業待ちの状態となる(図3参
照。)。
【0030】以上説明した本実施の形態の第1の例に係
るフリップチップボンディング装置10をおよびフリッ
プチップボンディング方法によれば、半導体チップ50
の裏面を押圧する際にボンディングツール20の端面3
0の開口を閉鎖弁32によって閉塞して単一な平面を形
成するため、超音波振動する際に半導体チップ50の裏
面とボンディングツール20との接合面が微妙に摺動し
ても、膜48が端面30の開口箇所のエッジによって切
削される状態が発生せず、膜48の剥離を生じることが
ない。
【0031】つぎに、本実施の形態の第2の例に係るフ
リップチップボンディング装置および方法について、図
8〜図13を参照して説明する。以下の各実施の形態例
の説明において、本実施の形態の第1の例と同一の構成
要素や、作用については説明を省略することがある。装
置60は、図8に示すように、1組のステージ(戴置
台)62a、62bとボンディングユニット64と制御
部65とから構成される。
【0032】ステージ62aは、吸着・搬送される半導
体チップ86を戴置して予め準備しておくためのもので
あり、ステージ62bは、本実施の形態の第1の例のス
テージ12と同様に基板82を戴置するためのものであ
り、吸着孔13が形成されている。ボンディングユニッ
ト64は、本実施の形態の第1の例とは異なり、ボンデ
ィングヘッド(押圧・振動部)66と半導体チップ吸着
・搬送ツール(吸着搬送部)68とが分離して別々に設
けられており、ボンディングユニット66および半導体
チップ吸着・搬送ツール68はそれぞれ端部が装置60
の枠体70a、70bに移動可能に係合される。
【0033】ボンディングヘッド66にはロードセル・
押圧機構71が内蔵され、図示しない電源に接続され
る。また、ボンディングヘッド66には直方体状のボン
ディングツール72が垂下され、ボンディングツール7
2の下方の端面72aは平面状に形成される。ボンディ
ングツール72に固着して超音波振動子74設けられ
る。
【0034】半導体チップ吸着・搬送ツール68は、真
空弁76が内蔵され、真空弁76は図示しない真空源と
連通する。半導体チップ吸着・搬送ツール68に垂下し
て吸着部77が設けられ、吸着部77には吸引孔78が
形成される。吸引孔78の一端部は真空弁76と連通
し、一方、他端部が開口され、この開口を画成する吸着
部77の端面80が形成される(図9参照。)。但し、
本実施の形態第1の例とは異なり、閉鎖弁および閉鎖弁
駆動部は設けられていない。
【0035】制御部65は、およそ本実施の形態の第1
の例と同様の構成であり、上記の各構成要素に対応して
制御器が設けられる。上記のように構成される本実施の
形態の第2の例に係る装置60を用いたフリップチップ
ボンディング方法を、図9〜図13を参照して以下説明
する。あらかじめ、基板82がパッド84の形成された
面を上に向けてステージ62b上に戴置され、一方、膜
85によって全表面が被覆された半導体チップ86がバ
ンプ88の形成された表面を下に向けてステージ62a
上に戴置される(図9参照。)。なお、この時、ボンデ
ィングヘッド66は基板82戴置箇所からは退避して、
所定の位置に待機し、一方、半導体チップ吸着・搬送ツ
ール68は半導体チップ86戴置箇所のほぼ直上に位置
する。
【0036】ここで、基板82上にはエポキシ樹脂等を
材料とするタッキング材90が配置されている。このタ
ッキング材90は、半導体チップ86を基板82上に仮
置きして半導体チップ吸着・搬送ツール68が半導体チ
ップ86から離れた以降ボンディングツール72が半導
体チップ86に当接して位置決めが完了するまでの間、
位置ずれしないように半導体チップ86と基板82とを
粘着するために用いられる。なお、このタッキング材9
0はボンディングが完了した後に熱硬化させることによ
りアンダーフィルとして使用することができる。タッキ
ング材90はバンプ88とパッド84の接合を妨げるこ
とのないようにパッド84形成箇所を避けて配置され
る。
【0037】基板82および半導体チップ86が準備さ
れると、ついで、図示しない上下動機構に付勢されて半
導体チップ吸着・搬送ツール68が下動し、また、真空
源が付勢され、半導体チップ86が吸着部77の端面8
0に吸引、吸着される(図9参照。)。ついで、吸着部
77が上下動機構に付勢されて上動した後、図示しない
移動機構に付勢されて半導体チップ吸着・搬送ツール6
8が水平方向に移動して、半導体チップ86は基板82
が戴置されたステージ62bの所定のボンディング位置
まで搬送される。さらに、吸着部77が下動して半導体
チップ86は基板82上に仮置きされ、半導体チップ8
6のバンプ88が基板82のパッド84に当接される
(図10参照。)。この時、上記したように、タッキン
グ材90によって半導体チップ86が基板82に粘着さ
れ、位置ずれが防止される。
【0038】ついで、真空源が停止されるとともに吸着
部77は上下動機構に付勢されて上動し、さらに、半導
体チップ吸着・搬送ツール68は移動機構に付勢されて
半導体チップ86から退避し、ステージ62a上方の所
定の位置に復帰する。一方、これと並行して、図示しな
い移動機構に付勢されてボンディングヘッド66が半導
体チップ86の直上の位置まで水平方向に移動し、さら
に、ロードセル・押圧機構71が付勢されてボンディン
グツール72が下動して、ボンディングツール72の平
面状の端面が半導体チップ86の裏面に当接される。
(図11参照。)。ここで、ボンディングツール72の
端面は、半導体チップ86の裏面を完全に覆うことが出
来る大きさに形成されている。
【0039】さらに、半導体チップ86が予め設定され
た値まで、加圧(押圧)され、加圧力が設定値に到達す
ると、超音波振動子74が発振され、図12中水平方向
の超音波振動によってバンプ88とパッド84とが溶着
され、接合される(図12参照。)。接合が完了し、ボ
ンディングが終了すると、ロードセル・押圧機構71が
減勢され、ボンディングツール72が上動する(図13
参照。)。そして、ボンディングヘッド66は初期の所
定の位置に復帰し、つぎの半導体チップのボンディング
作業待ちの状態となる。
【0040】以上説明した本実施の形態の第2の例に係
るフリップチップボンディング装置60をおよびフリッ
プチップボンディング方法によれば、ボンディングツー
ル72の平面状の端面によって半導体チップ86の裏面
を押圧するため、超音波振動する際に半導体チップ86
の裏面とボンディングツール72との接合面が微妙に摺
動しても、膜85がボンディングツール72によって切
削等される状態が発生せず、膜85の剥離を生じること
がない。
【0041】つぎに、本実施の形態の第3の例に係るフ
リップチップボンディング装置および方法について、図
14〜図18を参照して説明する。装置100は、図1
4に示すように、戴置ユニット102とボンディングヘ
ッド104と制御部106とから構成される。戴置ユニ
ット102は、基板126を戴置するためのステージ1
08と、真空弁110と、装置100の基台112上に
ステージ108を支持する支持部材114に固着される
超音波振動子116とから構成される。真空弁110は
入り口側が図示しない真空源に接続されるとともに、出
口側には管路118の一端部が接続され、管路118の
他端部はステージ108に埋め込まれ、ステージ108
の上面中央部に開口118aする。
【0042】ボンディングヘッド104は、端部が装置
100の枠体120に図示しない移動機構に付勢されて
移動可能に係合される。ボンディングヘッド104には
ロードセル・押圧機構122が内蔵され、図示しない電
源に接続される。また、ボンディングヘッド104には
直方体状のボンディングツール124が垂下され、ボン
ディングツール124の下端部には拡大段差部124a
が形成され、拡大段差部124aには半導体チップ13
2の裏面を収容可能なように半導体チップ132よりも
わずかに大きな寸法の凹部124bが形成される。した
がって、凹部124bに半導体チップ132を収容する
ことにより半導体チップ132が拘束されると半導体チ
ップ132の水平方向の動きが抑止される。なお、凹部
124bの底面は平坦に形成される。
【0043】制御部106は、本実施の形態の第1の例
とほぼ同様の構成であり、上記の各構成要素に対応して
制御器が設けられる。上記のように構成される本実施の
形態の第3の例に係る装置100を用いたフリップチッ
プボンディング方法を、図15〜図18を参照して以下
説明する。あらかじめ、基板126がパッド128の形
成された面を上に向けてステージ108上に戴置され
る。このとき、真空源が付勢されるとともに真空弁11
0が開かれて、基板126の裏面が開口118aに吸
引、吸着され、位置ずれが防止される。なお、ボンディ
ング終了まで吸着状態が維持される。一方、膜130に
よって全表面が被覆された半導体チップ132がバンプ
134の形成された表面を下に向けてボンディングツー
ル124の凹部124b内に収容、拘束され、移動機構
に付勢されてボンディングヘッド104が水平方向に移
動することにより半導体チップ132戴置箇所のほぼ直
上の位置まで搬送される(図15参照)。
【0044】ついで、ロードセル・押圧機構122が付
勢されるとボンディングツール124が下動し、半導体
チップ132のバンプ134が基板126のパッド12
8に当接され、位置決めされ、さらに、半導体チップ1
32は予め設定された値まで、加圧(押圧)される(図
16参照。)。加圧力が設定値に到達すると、超音波振
動子116が発振され、基板126および基板126上
のパッド128が図17中水平方向に超音波振動して、
バンプ134とパッド128とが溶着され、接合される
(図17参照。)。このとき、基板126はステージ1
08に吸着され、固定され、一方、半導体チップ132
はボンディングツール124によって把持され、固定さ
れているため、いずれも位置ずれを生じることがない。
【0045】接合が完了し、ボンディングが終了する
と、ロードセル・押圧機構122が減勢され、ボンディ
ングツール124が上動する(図18参照。)。そし
て、装置100は初期の所定の状態に復帰し、つぎの半
導体チップのボンディング作業待ちの状態となる(図1
4参照。)。以上説明した本実施の形態の第3の例に係
るフリップチップボンディング装置100をおよびフリ
ップチップボンディング方法によれば、半導体チップ1
32は直接超音波振動することがなく、また、半導体チ
ップ132はボンディングツール124の凹部124b
によって把持され、固定されるため、基板126が超音
波振動する際に半導体チップ132を被覆する膜130
が切削等される状態が発生せず、膜130の剥離を生じ
ることがない。
【0046】
【発明の効果】請求項1に係るボンディング装置によれ
ば、戴置台と、ボンディングユニットとを有し、ボンデ
ィングユニットは、吸着搬送部を有し、吸着搬送部は、
吸引孔と、吸引孔の開口が形成される端面とを有し、閉
塞部材とを有するため、半導体チップの保持面を吸着す
るときに吸着搬送部の端面の開口を閉塞部材によって閉
塞することにより、半導体チップの被覆膜が剥離する不
具合がない。
【0047】また、請求項2に係るボンディング装置に
よれば、保持面は、半導体チップのバンプの形成されて
いない裏面であり、ボンディングユニットは、押圧部を
さらに有するとともに、超音波振動部が該押圧部と一体
的に設けられるため、フリップチップボンディング装置
として、上記本発明の効果を好適に奏することができ
る。
【0048】また、請求項3に係るボンディング装置に
よれば、ボンディングユニットは、吸着搬送部と、押圧
部および超音波振動部とが別々に設けられ、押圧部およ
び超音波振動部は、半導体チップのバンプの形成される
表面を平面状の端面により押圧するため、端部を平面状
に形成した吸着搬送部によって半導体チップの保持面を
押圧することができ、一層好適である。
【0049】また、請求項5に係るボンディング装置に
よれば、フリップチップボンディング装置は、吸着搬送
・押圧部と、戴置ユニットとを有し、吸着搬送・押圧部
は、吸引孔と、吸引孔の開口が形成される端面を有し、
さらに、半導体チップのバンプの形成される表面を配線
基板が戴置される該戴置ユニットに向けて押圧するよう
に構成され、戴置ユニットは、戴置台と、該戴置台と一
体的に設けられる超音波振動部とを有するため、半導体
チップは直接超音波振動することがないため、一層好適
に本発明の効果を奏することができる。
【0050】また、請求項4に係るフリップチップボン
ディング方法によれば、戴置工程と、吸着・搬送工程
と、押圧工程と、ボンディング工程とから構成され、押
圧工程において、吸着部の端面の開口を閉塞した状態で
半導体チップの裏面を押圧し、または、吸着部とは別に
設けられる押圧部の平面状の端面によって半導体チップ
の裏面を押圧するため、半導体チップの被覆膜が剥離す
る不具合がない。
【0051】また、請求項6に係るフリップチップボン
ディング方法によれば、ボンディング工程において、戴
置台を介して配線基板を超音波振動させるため、半導体
チップは直接超音波振動することがなく、一層好適に本
発明の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の第1の例に係るフリップチップ
ボンディング装置を示す図であり、(a)は装置の正面
図であり、(b)は装置の側面図である。
【図2】本実施の形態の第1の例の閉鎖弁の作用を説明
するためのものであり、(a)は閉鎖弁を上昇して端面
を開口した状態を示し、(b)は閉鎖弁を下降して端面
の開口を閉塞した状態を示す。
【図3】本実施の形態の第1の例の装置の一部省略して
示す正面図であり、ボンディングユニットによって半導
体チップを吸着・搬送する状態を示す。
【図4】本実施の形態の第1の例の装置の一部省略して
示す正面図であり、ボンディングユニットによって半導
体チップを位置決めし、加圧する状態を示す。
【図5】本実施の形態の第1の例の装置の一部省略して
示す正面図であり、閉鎖弁を下降して端面の開口を閉塞
し、超音波振動によってボンディングする状態を示す。
【図6】本実施の形態の第1の例の装置の一部省略して
示す正面図であり、ボンディングユニットを上動すると
ともに閉鎖弁を上昇する状態を示す。
【図7】本実施の形態の第1の例の装置の動作を説明す
るためのタイムチャートである。
【図8】本実施の形態の第2の例に係るフリップチップ
ボンディング装置の正面図である。
【図9】本実施の形態の第2の例の装置の一部省略して
示す正面図であり、半導体チップ吸着・搬送ツールによ
って半導体チップを吸着する状態を示す。
【図10】本実施の形態の第2の例の装置の一部省略し
て示す正面図であり、半導体チップ吸着・搬送ツールに
よって半導体チップを基板の位置まで搬送し、配置する
状態を示す。
【図11】本実施の形態の第2の例の装置の一部省略し
て示す正面図であり、半導体チップ吸着・搬送ツールが
退避し、替わってボンディングツールが半導体チップを
加圧する状態を示す。
【図12】本実施の形態の第2の例の装置の一部省略し
て示す正面図であり、超音波振動によってボンディング
する状態を示す。
【図13】本実施の形態の第2の例の装置の一部省略し
て示す正面図であり、ボンディング終了後、ボンディン
グツールが上動する状態を示す。
【図14】本実施の形態の第3の例に係るフリップチッ
プボンディング装置の正面図である。
【図15】本実施の形態の第3の例の装置の一部省略し
て示す正面図であり、半導体チップを吸着したボンディ
ングヘッドが基板の上方に移動する状態を示す。
【図16】本実施の形態の第3の例の装置の一部省略し
て示す正面図であり、ボンディングツールが半導体チッ
プを加圧する状態を示す。
【図17】本実施の形態の第3の例の装置の一部省略し
て示す正面図であり、超音波振動によってボンディング
する状態を示す。
【図18】本実施の形態の第3の例の装置の一部省略し
て示す正面図であり、ボンディング終了後、ボンディン
グツールが上動する状態を示す。
【符号の説明】
10、60、100 フリップチップボンディング装置 12、62a、62b、108 ステージ 14、64 ボンディングユニット 16、65、106 制御部 18、66、104 ボンディングヘッド 20、72、124 ボンディングツール 22、74、116 超音波振動子 24、71、122 ロードセル・押圧機構 26、76、110 真空弁 30、80 端面 32 閉鎖弁 34 閉鎖弁駆動部 42、82、126 基板 44、84、128 パッド 46、88、134 バンプ 48、85、130 膜 50、86、132 半導体チップ 68 半導体チップ吸着・搬送ツール 77 吸着部 90 タッキング材 102 戴置ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 海沼 則夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 岡田 徹 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5F047 AA17 FA08 FA41 FA46

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも保持される保持面が膜により
    被覆された半導体チップを配線基板に超音波振動で接続
    するためのボンディング装置であって、 該ボンディング装置は、パッド形成面を上に向けて該配
    線基板が戴置される戴置台と、ボンディングユニットと
    を有し、 該ボンディングユニットは、該半導体チップの該保持面
    を吸着して該戴置台のボンディング位置に搬送する吸着
    搬送部を有し、 該吸着搬送部は、該半導体チップの該保持面を吸着する
    ための吸引孔を有するとともに、該半導体チップの該保
    持面を吸着するための該吸引孔の開口が形成される端面
    を有し、該端面の開口を閉塞可能にする閉塞部材が設け
    られることを特徴とするボンディング装置。
  2. 【請求項2】 前記保持面は、前記半導体チップのバン
    プの形成されていない裏面であり、 前記ボンディングユニットは、前記半導体チップの該バ
    ンプが形成される表面を前記配線基板が戴置される前記
    戴置台に向けて押圧する押圧部をさらに有するととも
    に、該半導体チップを超音波振動させることにより該半
    導体チップの該バンプと該配線基板の該パッドとを溶着
    させるための超音波振動部が該押圧部と一体的に設けら
    れることを特徴とする請求項1 記載のボンディング装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ボンディングユニットは、前記吸着
    搬送部と、前記押圧部および前記超音波振動部とが別々
    に設けられ、 該押圧部および該超音波振動部は、該半導体チップの前
    記バンプの形成される表面を前記配線基板が戴置される
    前記戴置台に向けて平面状の端面により押圧するように
    構成されることを特徴とする請求項2記載のボンディン
    グ装置。
  4. 【請求項4】 少なくともベース基板のバンプの形成さ
    れていない裏面が膜により被覆された半導体チップを配
    線基板にフェースダウンボンディングで接続するボンデ
    ィング方法であって、 該配線基板をパッド形成面を上に向けて戴置台に戴置す
    る戴置工程と、 該半導体チップの該裏面を真空源に付勢されて真空とさ
    れた吸着部の端面により吸着して該戴置台の所定のボン
    ディング位置に搬送する吸着・搬送工程と、 該半導体チップのバンプの形成される表面を該配線基板
    が戴置される該戴置台に向けて押圧する押圧工程と、 該半導体チップを超音波振動させることにより該半導体
    チップの該バンプと該配線基板の該パッドとを溶着させ
    てボンディングするボンディング工程とから構成され、 該押圧工程において、該吸着部の該端面の開口を閉塞し
    た状態で該半導体チップの該裏面を押圧し、または、該
    吸着部とは別に設けられる押圧部の平面状の端面によっ
    て該半導体チップの該裏面を押圧することを特徴とする
    ボンディング方法。
  5. 【請求項5】 少なくともベース基板のバンプが形成さ
    れていない裏面が膜により被覆された半導体チップを配
    線基板にフェースダウンボンディングで接続するための
    ボンディング装置であって、 該ボンディング装置は、吸着搬送・押圧部と、戴置ユニ
    ットとを有し、 該吸着搬送・押圧部は、該半導体チップの該裏面を吸着
    して該戴置台の所定のボンディング位置に搬送するため
    の吸引孔を有するとともに該吸引孔の開口が形成される
    端面を有し、さらに、該半導体チップのバンプの形成さ
    れる表面を該配線基板が戴置される該戴置ユニットに向
    けて押圧するように構成され、 該戴置ユニットは、パッド形成面を上に向けて該配線基
    板が戴置される戴置台と、該配線基板を超音波振動させ
    ることにより該半導体チップの該バンプと該配線基板の
    該パッドとを溶着させるために該戴置台と一体的に設け
    られる超音波振動部とを有することを特徴とするボンデ
    ィング装置。
  6. 【請求項6】 前記ボンディング工程において、前記戴
    置台を介して前記配線基板を超音波振動させることを特
    徴とする請求項4記載のボンディング方法。
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