JP2001126442A - データキャリアを備えた記憶媒体、記憶媒体のドライブ装置及びデータキャリアを備えた記憶媒体の情報検索システム - Google Patents

データキャリアを備えた記憶媒体、記憶媒体のドライブ装置及びデータキャリアを備えた記憶媒体の情報検索システム

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JP2001126442A
JP2001126442A JP30775199A JP30775199A JP2001126442A JP 2001126442 A JP2001126442 A JP 2001126442A JP 30775199 A JP30775199 A JP 30775199A JP 30775199 A JP30775199 A JP 30775199A JP 2001126442 A JP2001126442 A JP 2001126442A
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data carrier
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JP30775199A
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Masayuki Arai
雅行 荒井
Masaru Sasaki
勝 佐々木
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Tokimec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶媒体のインデックス情報の筆記や更新の
手間がなく、検索にも便利なデータキャリアを備えた記
憶媒体とする。 【解決手段】 光学的データを記録する記憶媒体10
に、非接触式データキャリアラベル12が一体的に取り
付けられ、データキャリアラベル12に記憶媒体10に
記録されたデータのインデックス情報が格納される。コ
ンピュータ本体装置18に設けられたドライブ装置20
には、データキャリラベル12内のデータの読み出し、
書き込みを行うリーダライタ装置36が設けられる。ド
ライブ装置20内で記憶媒体10内のファイル情報が変
更されると、これに同期して、データキャリアラベル1
2のインデックス情報が更新される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロッピーディス
ク、CD、DVD、LD、MO、MDなどの光学的また
は磁気的データを記録する記憶媒体において、大容量の
データが記録されている場合であっても、そのデータの
管理を簡単に行うことができるデータキャリアを備えた
記憶媒体、記憶媒体のドライブ装置及びデータキャリア
を備えた記憶媒体の情報検索システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記記憶媒体に記録されているデ
ータの管理は、記憶媒体のタイトル、記録されるファイ
ル名等のインデックスを表示ラベルに記載または印刷
し、該表示ラベルを当該記憶媒体または記憶媒体のケー
スに貼付するなどして行っているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
表示ラベルでは、次のような問題点がある。 1) 記憶媒体に記録されたデータが大容量になればな
るほど、インデックスの筆記に手間がかかるだけでな
く、その表示ラベルの大きさに限度があるため、書き漏
れが生じることがある。 2) 記憶媒体の記録データを変えた場合、従来の表示
ラベルは剥がして新たな表示ラベルを書き直して張り替
える必要があり、きれいに剥がれなかったり、最悪の場
合には記憶媒体自体を破損してしまうこともある。ま
た、新しいインデックスの書き直しに手間がかかる。 3) 貼付された表示ラベルは誰でも簡単に見ることが
できる為、データのみならず、インデックス自体を秘匿
する必要がある場合には、好ましくない。 4) 大量枚数の記憶媒体から所望のファイルを探そう
とした場合に、従来の表示ラベルを1枚1枚見ていくの
は、手数がかかり、見落としのおそれもある。また、前
述のように書き漏れ等があり表示ラベルに記載されたイ
ンデックスの信頼性が低いため、結局は、1枚1枚記憶
媒体をドライブ装置にかけて内容を確認する必要があ
り、膨大な労力がかかってしまう。
【0004】本発明は、このような従来の表示ラベルが
有する課題を解決することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、光学的または磁気的データを
記録する記憶媒体に、非接触式データキャリアが一体的
に取り付けられ、該データキャリアには、記憶媒体に記
録されたデータのインデックス情報が格納されることを
特徴とする。
【0006】インデックス情報をデータキャリアに格納
するため、インデックス情報の筆記の手間などが必要な
く、また、記録されるデータが大容量であっても、その
データに対応するインデックス情報を漏れなく格納する
ことができる。データキャリアは、格納されるデータを
書き換えることにより、半永久的に使用することができ
るため、インデックス情報が変わっても、同じデータキ
ャリアを使用することができる。また、データキャリア
に格納されたインデックス情報は、目視では確認するこ
とができないため、他人にその内容を簡単に知られるこ
とはない。データキャリアとしては、例えば、インデッ
クス情報を格納するメモリと、メモリにデータを入出力
する制御部と、外部からのコマンドまたはデータを復調
して制御部に送ると共にメモリから読み出されたデータ
を変調して外部に出力する送受信手段とを有するものか
ら構成することができる。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の記憶媒体に記録されるデータが暗号化されており、
データキャリアには、この暗号を復号する為の暗号キー
が格納されると共に、該データキャリアには、この暗号
キーを読み出すためのパスワード情報がさらに格納され
ることを特徴とする。
【0008】パスワード情報を知る者のみが、暗号キー
を読み出すことができ、読み出した暗号キーを用いて記
憶媒体のデータを復号することができる。こうして、記
憶媒体に記録されるデータの秘匿性を高めることができ
る。
【0009】また、請求項3記載の発明は、脱着可能に
セットされた請求項1または請求項2記載の記憶媒体に
対して、光学的または磁気的データの読み出し、書き込
みまたは消去を行う記憶媒体のドライブ装置において、
記憶媒体に一体的に取り付けられた非接触式データキャ
リアに対してデータの書き込みまたは読み出しを行うリ
ーダライタ装置が設けられ、該リーダライタ装置は、ド
ライブ装置によって記憶媒体のデータの書き込み、読み
出しまたは消去が行われてインデックス情報が変更され
たときに、これに同期して、前記データキャリアに格納
されたインデックス情報を変更することを特徴とする。
【0010】ドライブ装置の記憶媒体のデータの書き込
み、読み出しまたは消去に同期して、データキャリアが
インデックス情報を更新するため、インデックス情報は
常に最新で且つ正確であり、格納されたインデックス情
報の信頼性を高めることができる。リーダライタ装置と
しては、例えば、データキャリアに送るコマンドまたは
データを出力するコンピュータ手段と、コマンドまたは
データを変調して送信すると共にデータキャリアから送
られたデータを復調する送受信手段と、コンピュータ手
段と送受信手段との間でデータの転送を行う制御手段
と、を有するものから構成することができる。
【0011】また、請求項4記載のデータキャリアを備
えた記憶媒体の情報検索システムは、請求項1または2
記載のデータキャリアを備えた記憶媒体と、該データキ
ャリアに対して所望のインデックス情報を検索する信号
を送信する検索装置とからなり、前記データキャリア
は、さらに、報知手段と、前記検索装置からの検索信号
を受けて、所望のインデックス情報を保有している場合
に、該報知手段にその旨の報知を行わせる制御手段とを
備える、ことを特徴とする。
【0012】記憶媒体が報知手段により自ら所望のイン
デックス情報を保有していることを報知するため、記憶
媒体をドライブ装置にかけて内容を確認する必要はな
く、簡単に所望の記憶媒体を見つけることができる。
【0013】また、請求項5記載のデータキャリアを備
えた記憶媒体の情報検索システムは、請求項1または2
記載のデータキャリアを備えた記憶媒体と、該データキ
ャリアのデータの読み出しを行うと共にデータキャリア
に対して所望のインデックス情報を検索する信号を送信
する検索装置とからなり、前記データキャリアは、前記
検索装置からの検索信号を受けて、所望のインデックス
情報を保有している場合に、該検索装置へその旨の返信
を行う、ことを特徴とする。
【0014】記憶媒体をドライブ装置にかけて内容を確
認する必要はなく、検索装置にて簡単に所望の記憶媒体
を見つけることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。
【0016】図1ないし図7は、本発明の第1実施形態
を表す図である。図において、10は記憶媒体としての
CD及びFDであり、記憶媒体10の表面には、データ
キャリアラベル12が貼付されて一体的に取り付けられ
ている。また、18はコンピュータ本体装置であり、記
憶媒体10に記録されたデータの読み出し、書き込みま
たは消去を行うドライブ装置20を有している。図1に
示したCD及びFDに限らず、記憶媒体として任意のD
VD、LD、MO、MDなどの光学的または磁気的デー
タを記録する記憶媒体に適用することができる。
【0017】データキャリアラベル12は、図2に示す
ように、送受信コイルであるアンテナ21、増幅器を有
する送受信回路22、電源回路23、復調器24、変調
器25、制御回路26及びメモリ27を有しており、ア
ンテナ21以外は、ワンチップ28化されている。アン
テナ21に誘導された信号は、電源回路23で整流、平
滑され直流電源となる。同時に、復調器24によって受
信信号の復調が行われ、制御回路26において信号に含
まれたコマンドに従ってメモリ27に格納された所定ア
ドレスのデータを読み出したり、または所定アドレスに
データを書き込んだり等の処理が行われる。メモリ27
には、EEPROM等の不揮発性メモリが用いられ、直
流電源が生成されない状態であってもデータが保持され
る。メモリ27から読み出されたデータは、変調器25
において変調され、該変調信号は、送受信回路22を介
してアンテナ21に印加される。
【0018】以上のデータキャリアラベル12の回路
は、図3に示すように薄いプラスチックフィルム14内
に封入される。該フィルム14の裏面には、粘着層15
が形成されており、データキャリアラベル12不使用
時、粘着層15を保護紙16が剥離可能に覆っている。
使用時は保護紙16を剥がして記憶媒体10に貼付す
る。
【0019】データキャリアラベル12のメモリ27に
は、図4に示したように、パスワード、製作年月日、記
憶媒体10に記録されたデータのインデックス情報、暗
号キーデータがそれぞれ格納される。パスワードは、こ
のデータキャリアラベル12のユーザが設定したパスワ
ードで、データキャリアラベル12にアクセスを始める
前に、パスワードが含まれた信号をデータキャリアラベ
ル12が受け取って、設定されたパスワードとの一致を
照合し、一致したことが判定された後、データキャリア
ラベル12のメモリ27へのアクセスが可能となるよう
になっている。こうして、不正アクセスを防止してい
る。但し、このパスワード機能を使用せずに、誰もが常
にアクセス可能とすることも勿論可能である。製作年月
日は、このデータキャリアラベル12の製作年月日であ
る。インデックス情報としては、情報タイトル、ファイ
ル情報がある。情報タイトルは、記憶媒体10の大タイ
トルであり、ファイル情報は、ファイル名、制作日、容
量、位置などの情報で、複数のファイル情報が存在す
る。暗号キーデータは、秘匿性を高める目的で、記憶媒
体10に記録されたデータを暗号化した場合にその暗号
を復号する為のものである。
【0020】図5は、コンピュータ本体装置18に内蔵
されるCD用のドライブ装置20の一例である。ドライ
ブ装置20は、記憶媒体10を回転させるモータ31、
記憶媒体10のデータの読み出しを行うための光ヘッド
32、該光ヘッド32を移動させるリニアアクチュエー
タ34等の公知の手段から構成され、さらにこれらの手
段に加えて、リーダライタ装置36がドライブ装置20
内に一体に取り付けられている。リーダライタ装置36
は、記憶媒体10に取り付けられたデータキャリアラベ
ル12のメモリ27のデータの読み出し及び書き込み
を、記憶媒体10回転中または非回転中に、行うことが
できるようになっている。
【0021】このリーダライタ装置36のブロック図を
図6に示す。リーダライタ装置36は、送受信コイルで
あるアンテナ41、増幅器を有する送受信回路43、復
調器45、変調器46、制御回路47、通信回路48を
有している。アンテナ41は、ドライブ装置20内にあ
る記憶媒体10上のデータキャリアラベル12のアンテ
ナ21と電磁誘導結合し、データ通信が行われる。例え
ば、リーダライタ装置36とデータキャリアラベル12
との間のデータ伝送は、DPSK等の変調をして行わ
れ、データキャリアラベル12からリーダライタ装置3
6へのデータ伝送は、さらにスペクトラム拡散で行われ
る。制御回路47は通信回路48を介してコンピュータ
本体装置18と接続される。コンピュータ本体装置18
は適当なコマンドを制御回路47に対して送出すると共
に、データキャリア12から読み出されたデータを、通
信回路48を介して受け取り、処理する。
【0022】このデータキャリアラベル12が貼付され
た記憶媒体10(この記憶媒体10は書き込み、書き換
え可能であるものとする)が、コンピュータ本体装置1
8内のドライブ装置20に挿入されたときの、コンピュ
ータ本体装置18の処理手順を図7に示す。まず、コン
ピュータ本体装置18では、ステップS1でリーダライ
タ装置36と挿入された記憶媒体10上のデータキャリ
アラベル12とが電磁誘導結合され、リーダライタ装置
36からの呼びかけに対してデータキャリアラベル12
からレスポンスを正常に受けたことを検知すると、ステ
ップS2で、ユーザによるパスワードの入力待ちを行
う。パスワードが入力されると、ステップS3で、リー
ダライタ装置36に対して、データキャリアラベル12
のメモリ27のパスワードを読み出すコマンドが送出さ
れる。そして、リーダライタ装置36で読み出されたパ
スワードと、ステップS2で入力されたパスワードとの
照合を行い、一致するかどうかを判定する(ステップS
4)。不一致の場合は再びスタートに戻り、一致の場合
はデータキャリアラベル12のメモリ27内の情報タイ
トル、ファイル情報、暗号キーを読み出す(ステップS
5)。そして、ファイル情報を一覧表示し(ステップS
6)、ステップS7で、ユーザによるファイル情報選択
待ちを行う。ファイルが選択されると、ステップS8
で、ドライブ装置20に対して、そのファイルの位置情
報に基づき記憶媒体10の選択されたファイルの読み出
すべく信号を出力する。そして、ステップS5で読み出
した暗号キーを用いて読み出されたファイルを復号する
(ステップS9)。こうして、ユーザがそのファイルの
処理を行うことができるようになる。ユーザの処理が終
了し、読み出された暗号キーでファイルを再び暗号化し
て保存する(ステップS11)と、これに同期して、リ
ーダライタ装置36に対して、その更新後のファイルの
ファイル名、制作日、容量等をデータキャリアラベル1
2のメモリ27へと書き込むコマンドが送出される。ま
たは、ユーザの処理により、該当ファイルが消去された
ときには、対応するデータキャリアラベル12のメモリ
27内のファイル情報を消去する。次いで、アクセス状
態が終了したかどうか判定し(ステップS13)、終了
していなければ、再びステップS6に戻り、処理手順を
繰り返す。
【0023】このように、この実施形態によるデータキ
ャリアラベル12によれば、ユーザによるファイル処理
が行われると、自動的にそのインデックス情報が書きか
えられるので、更新の手間などが必要なく、また、記録
されるデータが大容量であっても、そのデータに対応す
るインデックス情報を格納することができる。インデッ
クス情報等に全面的な変更があっても、データキャリア
ラベル12のメモリ27は、電気的に書き替え、消去可
能であるため、同じデータキャリアラベル12を半永久
的に使用することができる。また、データキャリアラベ
ル12に格納されたインデックス情報は、目視では確認
することができないため、他人にその記憶媒体の内容を
簡単に知られることはない。さらには、データキャリア
ラベル12のメモリ27内にパスワードを格納し、さら
には記憶媒体を解読する為の暗号キーを格納しているた
め、不正アクセスを防止できセキュリティーを高めるこ
とができる。
【0024】さらには、このデータキャリアラベル12
が貼付された記憶媒体10は、複数の記憶媒体10の中
から所望のファイルが記録された記憶媒体10を探し出
すときにも、有効である。次に、この検索にも適したデ
ータキャリアラベル12−1の第2実施形態を説明す
る。
【0025】図8は、第2実施形態におけるデータキャ
リアラベル12−1のブロック図である。基本的に第1
実施形態と同じであるが、第1実施形態と異なる点は、
電源回路23からの電力により発光する報知手段である
2色LED29が制御回路26に接続されている。この
LED29は、所定の条件を満たすとき、具体的にはそ
のデータキャリアラベル12−1が検索コマンドをリー
ダライタ50から受けたとき、及びその検索コマンドに
含まれる検索条件を満足したときに、発光する。
【0026】図9は、検索装置である検索用リーダライ
タ50と、多数の記憶媒体である記憶媒体10との検索
状態を表している。各記憶媒体10には、上記データキ
ャリアラベル12−1が貼付されている。検索用リーダ
ライタ50は、図5に示したリーダライタ装置36の構
成と基本的に同じであるが、コンピュータ本体装置18
に内蔵ではなく、外付けとなっている。
【0027】今、多数の記憶媒体10の中から所望のフ
ァイルが記録されている記憶媒体10を探し出す場合の
データキャリアラベル12−1における検索処理手順を
図10に示す。コンピュータ本体装置18から所望のフ
ァイル名を含む検索コマンドが送出される。データキャ
リアラベル12−1の制御回路26は、検索コマンドを
正常に受け取ったかどうかを判定し(ステップS21)、
正常に受け取った場合には、赤のLEDを点灯し(ステ
ップS22)、コマンドを受け付けたことを外部に報知
する。次いで、制御回路26では、メモリ27の所定の
アドレス領域に格納されたファイル情報のファイル名
が、所望のファイル名と一致するかどうかを判定し(ス
テップS23)、一致したときには、赤のLEDを青の
LEDに変更し(ステップS24)、検索データが見つか
ったことを外部に報知する。
【0028】このように、検索者は青に点灯されたデー
タキャリアラベル12−1を持つ記憶媒体10を見つけ
ることで、所望のファイルが記録されている記憶媒体1
0を迅速に見つけ出すことができる。記憶媒体10はケ
ースに収納したままで良く、リーダライタ50と電磁誘
導結合範囲、即ち通信可能範囲内にある多数の記憶媒体
10を一度に検索することができる。
【0029】尚、この第2実施形態では、データキャリ
アラベル12−1の方で検索条件を合致したことを報知
するようにしたが、これに限るものではない。図11に
示した第3実施形態のように、コンピュータ本体18
に、検索条件が満足したことを合致した旨を表示させる
ようにしてもよい。この場合には、データキャリアラベ
ル12側では、発光ダイオード29を省略することがで
きる。図12に示したように、コンピュータ本体装置1
8から所望のファイル名を含む検索コマンドが送出する
と(ステップS30)、データキャリアラベル12の制御
回路26は、メモリ27の所定のアドレス領域に格納さ
れたファイル情報のファイル名が、所望のファイル名と
一致するかどうかを判定し、一致したときには、一致信
号をリーダライタ50に送出し、該当ファイルが無い場
合には、不一致信号をリーダライタ50に送出する。コ
ンピュータ装置本体18は、リーダライタ50が一致信
号を受けかどうかを判定し(ステップS31)、一致信号
を受けた場合には、「該当あり」の表示を行い(ステッ
プS32)、不一致信号を受けたかどうかを判定し(ス
テップS34)、不一致信号を受けた場合には「該当な
し」の表示を行い(ステップS35)、所定時間内に信号
を受けたかどうかを判定し(ステップS36)、正常信
号を受けなかった場合には「検索失敗」の表示を行う
(ステップS37)。
【0030】この実施形態においても、記憶媒体10を
1枚1枚ドライブ装置にかける必要がなく、また、ケー
スに収容したままでも、記憶媒体10のインデックス情
報が確認することができるため、従来に比べて労力を大
幅に削減することができる。尚、この図11では、1枚
の記憶媒体10を検索用リーダライタ50と電磁誘導結
合させているが、これに限るものではなく多数の記憶媒
体10を同時に検索用リーダライタ50で検索すること
も可能である。この場合には、多数の記憶媒体10のデ
ータキャリアラベル12からの応答が一度に検索用リー
ダライタ50に受信されると衝突が起こるため、各デー
タキャリアラベル12からの応答は乱数に所定時間を掛
けた時間だけ待ってから行うようにして、衝突を回避す
ることができる。これ以外に、任意の多数識別方式を採
用することができる。こうして、一度に多数の記憶媒体
10を検索することができる。
【0031】また、第2実施形態及び第3実施形態にお
いて、各記憶媒体10のデータキャリアラベル12(1
2−1)に格納されるインデックス情報を第1実施形態
のように常に、記憶媒体10のデータの更新と同期させ
て自動的に更新しておくことにより、データキャリアラ
ベル12(12−1)に格納されたインデックス情報は
正確でデータ漏れがないため、検索精度を向上させるこ
とができ、信頼性の高い検索ができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、記憶媒体にインデックス情報を格納するデ
ータキャリアを一体的に取り付けることにより、インデ
ックス情報の筆記の手間などが必要なく、また、記録さ
れるデータが大容量であっても、そのデータに対応する
インデックス情報を漏れなく格納することができる。デ
ータキャリアは、格納されるデータを書き換えることに
より、半永久的に使用することができるため、インデッ
クス情報が変わっても、同じデータキャリアを使用する
ことができる。また、データキャリアに格納されたイン
デックス情報は、目視では確認することができないた
め、他人にその内容を簡単に知られることはない。ま
た、磁気テープのようにランダムアクセスができない記
憶媒体である場合には、データキャリアのインデックス
情報の中にファイルの位置情報を格納することにより、
その位置情報を読み出して該位置情報に基づき所望のフ
ァイルを迅速に探すことができるようになる。
【0033】また、請求項2記載の発明によれば、記憶
媒体のデータを暗号化し、データキャリアにこの暗号を
復号する為の暗号キーを格納し、さらには、データキャ
リアに暗号キーを読み出すためのパスワード情報を格納
することにより、パスワード情報を知る者のみが、記憶
媒体のデータを読み出すことができるため、データの秘
匿性を高めることができる。
【0034】請求項3記載の発明によれば、リーダライ
タをドライブ装置に設けて、そのドライブ装置と同期し
てリーダライタがデータキャリアに変更されたインデッ
クス情報を書き込むため、常に、インデックス情報は最
新で且つ正確になり、格納されたインデックス情報の信
頼性を高めることができる。ユーザは、改めてデータキ
ャリアに更新されたインデックス情報を書き込む必要が
ない。
【0035】請求項4及び5記載の発明によれば、多数
の記憶媒体の中から所望の情報が記録された記憶媒体を
検索するときに、簡単に検索を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるデータキャリアを
備えた記憶媒体と、該記憶媒体のドライブ装置を内蔵す
るコンピュータ本体装置を表す説明図である。
【図2】図1のデータキャリアのブロック図である。
【図3】図1のデータキャリアの記憶媒体に貼付する前
の斜視図である。
【図4】データキャリアに格納されるメモリ内容を表す
図である。
【図5】図1のドライブ装置の要部ブロック図である。
【図6】ドライブ装置に設けられたリーダライタのブロ
ック図である。
【図7】コンピュータ本体装置の処理手順を表すフロー
チャート図である。
【図8】第2実施形態によるデータキャリアのブロック
図である。
【図9】本発明の第2実施形態によるデータキャリアを
備えた記憶媒体と、検索用リーダライタを表す説明図で
ある。
【図10】第2実施形態におけるデータキャリアの検索
処理手順を表すフローチャート図である。
【図11】本発明の第3実施形態によるデータキャリア
を備えた記憶媒体と、検索用リーダライタを表す説明図
である。
【図12】第3実施形態におけるコンピュータ本体装置
の検索処理手順を表すフローチャート図である。
【符号の説明】
10 記憶媒体 12、12−1 データキャリアラベル(データキャリ
ア) 20 ドライブ装置 36 リーダライタ装置 50 検索用リーダライタ(検索装置)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 27/10 G06F 15/40 360Z 15/401 310C G06K 19/00 H Fターム(参考) 2C005 NA09 PA18 SA02 SA05 SA25 TA22 5B017 BA05 BA07 BB03 CA08 CA09 CA16 5B035 AA13 BB02 BB03 CA23 CA38 5B075 NK10 NK24 NR05 PP23 PQ02 5D077 AA21 BA18 CA02 DC16 DD20 HC16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的または磁気的データを記録する記
    憶媒体に、非接触式データキャリアが一体的に取り付け
    られ、該データキャリアには、記憶媒体に記録されたデ
    ータのインデックス情報が格納されることを特徴とする
    データキャリアを備えた記憶媒体。
  2. 【請求項2】 前記記憶媒体に記録されるデータは暗号
    化されており、データキャリアには、この暗号を復号す
    る為の暗号キーが格納されると共に、該データキャリア
    には、この暗号キーを読み出すためのパスワード情報が
    さらに格納されることを特徴とする請求項1記載のデー
    タキャリアを備えた記憶媒体。
  3. 【請求項3】 脱着可能にセットされた請求項1または
    請求項2記載の記憶媒体に対して、光学的または磁気的
    データの読み出し、書き込みまたは消去を行う記憶媒体
    のドライブ装置において、 記憶媒体に一体的に取り付けられた非接触式データキャ
    リアに対してデータの書き込みまたは読み出しを行うリ
    ーダライタ装置が設けられ、該リーダライタ装置は、ド
    ライブ装置によって記憶媒体のデータの書き込み、読み
    出しまたは消去が行われてインデックス情報が変更され
    たときに、これに同期して、前記データキャリアに格納
    されたインデックス情報の変更を行うことを特徴とする
    記憶媒体のドライブ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のデータキャリア
    を備えた記憶媒体と、該データキャリアに対して所望の
    インデックス情報を検索する信号を送信する検索装置と
    からなり、前記データキャリアは、さらに、報知手段
    と、前記検索装置からの検索信号を受けて、所望のイン
    デックス情報を保有している場合に、該報知手段にその
    旨の報知を行わせる制御手段とを備える、ことを特徴と
    するデータキャリアを備えた記憶媒体の情報検索システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載のデータキャリア
    を備えた記憶媒体と、該データキャリアのデータの読み
    出しを行うと共にデータキャリアに対して所望のインデ
    ックス情報を検索する信号を送信する検索装置とからな
    り、前記データキャリアは、前記検索装置からの検索信
    号を受けて、所望のインデックス情報を保有している場
    合に、該検索装置へその旨の返信を行う、ことを特徴と
    するデータキャリアを備えた記憶媒体の情報検索システ
    ム。
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