JP2001126425A - ライトデータ書き込み装置 - Google Patents

ライトデータ書き込み装置

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JP2001126425A
JP2001126425A JP30623399A JP30623399A JP2001126425A JP 2001126425 A JP2001126425 A JP 2001126425A JP 30623399 A JP30623399 A JP 30623399A JP 30623399 A JP30623399 A JP 30623399A JP 2001126425 A JP2001126425 A JP 2001126425A
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memory
write
data
address
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JP30623399A
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Hiroshi Kawaguchi
広志 川口
Youichi Kusakaya
洋一 草茅
Shizuo Yamazaki
静男 山崎
Kazuo Yamaguchi
和夫 山口
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Hitachi Ltd
Hitachi Information and Telecommunication Engineering Ltd
Original Assignee
Hitachi Computer Peripherals Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模・装置価格を小さく押さえ、且つ、
ライトデータ書き込み中の待ち時間の無い高速なライト
データ書き込み装置を提供する。 【解決手段】 ライトデータを格納するライトデータ用
メモリ4として、EVEN用メモリ4−1およびODD
用メモリ4−2の2個のメモリを設け、各メモリに互い
に異なる複数種のライトデータ(A,Bバースト用領
域、C,Dバースト用領域)を格納しておき、磁気ディ
スクの径方向のヘッド位置の移動毎に、交互にライトデ
ータを出力するメモリの選択を切り替え、一方のメモリ
からライトデータを出力している間に該メモリのアドレ
スにオフセット値を加算するアドレス変換処理を行い、
ライトデータを出力していない他方のメモリをアクセス
して既に出力したライトデータの変更部分のみ書き替え
ることにより、小さな回路規模で待ち時間の無い高速な
ライトデータの書き込みを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ライトデータ書き
込み技術に関し、特に、磁気ディスクに対するサーボパ
ターン等のライトデータの書き込み等に適用して有効な
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術に係るライトデータ書き込み装
置は、たとえば、図10に示す特開平8−235798
号公報に記載されている様に、パターン生成ソフトウェ
ア701により、複数トラック分のパターンデータ70
7−1〜707−nを生成し、ライトデータ書き込み装
置であるSTW(Servo Track Write
r)705のランダムアクセスメモリ706上に書き込
む。また、各トラックとパターンデータの対応関係を指
示する対応データを作成し、データファイル702に格
納する。STWソフトウェア703は、データファイル
702の内容を参照して、書き込みを行うデータパター
ンのアドレスを決定すると共に、STW705に書き込
み命令とアドレス情報704を送出することにより、ラ
ンダムアクセスメモリ706のパターンデータを磁気デ
ィスク媒体に書き込む。これにより、磁気ディスク媒体
へのパターン書き込みの高速化を図るものがある。
【0003】また、別の方式としては、図11に示す特
開平10−199172号公報に記載されている様に、
ディスク上のトラック毎に書き込むサーボデータおよび
サーボデータの書き込みタイミングを決定するライトゲ
ートを生成するためのライトゲートデータを格納するメ
モリ712、ディスク上のトラック毎にメモリ712か
ら読出したサーボデータおよびライトゲートデータから
所定の組み合わせを選択するための選択回路713〜7
15と、選択されたライトゲートデータにより生成され
たライトゲートWGのタイミングで、選択されたサーボ
データWDをディスク上のトラック毎に書き込むための
制御を行なう制御装置710とを備えたSTWがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術に係
るライトデータ書き込み装置においては、前者の場合で
は、全トラック分のライトデータを保持するために大容
量のメモリが必要となるため、回路規模(実装面積)・
装置価格共に大きなものとなり、また、装置立上げ時や
ライトデータ変更時には全トラック分のライトデータを
メモリに再度格納する必要があるため、ライトデータを
磁気ディスクに書き込む前に長い待ち時間を要するとい
う技術的課題があった。
【0005】また、後者の場合では、サーボデータの書
き替えを行うには、サーボデータを格納しているメモリ
が1つであるため、ヘッドが次の書き込み位置(トラッ
ク)に移動している間にサーボデータを格納しているメ
モリにアクセスする必要があり、ヘッドの移動時間が、
サーボデータの書き替えよりも速い場合には待ち時間が
生じ、更にメモリ上の1つのアドレスに複数のサーボデ
ータとライトゲートを格納しているため、1つのサーボ
データを書き替えるために書き替える必要の無いサーボ
データとライトゲートもメモリに格納し直す必要があっ
た。
【0006】本発明の目的は、回路規模・装置価格を小
さく押さえ、且つ、ライトデータ書き込み中の待ち時間
の無い高速なライトデータ書き込み装置を提供すること
にある。
【0007】本発明の他の目的は、磁気ディスク装置の
製造原価を低減できるライトデータ書き込み装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転型記憶媒
体にライトデータを書き込むライトデータ書き込み装置
において、ライトデータ、および当該ライトデータを書
き込むタイミングを制御するライトゲートを生成する手
段と、生成したライトゲートおよびライトデータを格納
するメモリと、メモリへのアクセスを制御するメモリ制
御手段と、を含む構成としたものである。
【0009】より具体的には、一例として、ライトデー
タを格納するメモリを奇数トラックおよび偶数トラック
用に2個用意し、ヘッド位置の制御を行うバーストデー
タの異なるライトデータを予め前記メモリに格納し、ヘ
ッド位置毎に交互にライトデータを出力するメモリを切
り替え、他方のメモリからライトデータを出力している
間に該メモリのアドレスにオフセット値を加算するアド
レス変換処理を行い、ライトデータを出力していないメ
モリをアクセスして既に出力したライトデータの変更部
分のみ書き替えることにより、小さな回路規模で待ち時
間の無い高速なライトデータの書き込みを行うものであ
る。
【0010】更に本発明は、ライトデータを回転型記憶
媒体に書き込む際に使用する円周方向の位相合わせ信号
をカウントするカウンタと前記メモリのアクセス開始ア
ドレスおよびアクセス終了アドレスを格納するレジスタ
を設け、前記カウンタの値と前記レジスタの値を比較す
ることでライトデータ書き込みのタイミングを制御し、
磁気ディスク上の周方向の任意の位置からのライトデー
タの書き込みを可能にするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施の形態であるライ
トデータ書き込み装置の構成の一例を示す概念図であ
り、図2は、本実施の形態のライトデータ書き込み装置
を含むサーボトラックライタの全体構成の一例を示す概
念図、図3は、本実施の形態のライトデータ書き込み装
置を使用したサーボトラック書き込み処理の一例を示す
フローチャートである。
【0013】図2に例示されるように、本実施の形態の
サーボトラックライタ50は、書き込み対象の磁気ディ
スク装置60が、カバーを外された状態でセットされる
ライトベンチ51、ライトベンチ51に設けられた固定
ヘッド52および外部ヘッド駆動機構53、固定ヘッド
コントローラ54、モータ制御回路55、ライトデータ
書き込み装置で構成されるサーボパターンR/W回路5
6、全体を制御するSTW制御部57、等で構成されて
いる。
【0014】ライトベンチ51にセットされる磁気ディ
スク装置60は、回転型記憶媒体である複数の磁気ディ
スク61、磁気ディスク61を回転駆動するスピンドル
モータ62、磁気ディスク61の各記録面毎に配置され
たヘッド63、ヘッド63を支持するヘッドアーム64
aおよびヘッドアーム64aを揺動させるボイスコイル
モータ64b等で構成され、ヘッド63の磁気ディスク
61の径方向における移動および位置決めを制御するア
クチュエータ64、これらの構成を共通に支持するベー
ス65、ベース65に設けられ、スピンドルモータ6
2、アクチュエータ64等を制御する制御回路等が実装
された制御基板66、制御基板66に設けられた外部コ
ネクタ67、ベース65に密着して上記構成要素を密閉
状態に収容する図示しないカバー、等で構成されてい
る。
【0015】後述の外部のライトデータ書き込み装置は
外部コネクタ67を介して磁気ディスク装置60に備え
られたスピンドルモータ62やヘッド63に接続され、
磁気ディスク装置60に備えられた制御基板66による
制御とは独立に、スピンドルモータ62の回転動作やヘ
ッド63のリード/ライト動作を制御することができ
る。
【0016】ライトベンチ51に設けられた固定ヘッド
52は、当該ライトベンチ51にセットされた状態の磁
気ディスク装置60の磁気ディスク61における最外周
部等の非ユーザ領域に対して特定パターンの記録/再生
を行う。
【0017】ライトベンチ51に設けられた外部ヘッド
駆動機構53は、当該ライトベンチ51にセットされた
状態の磁気ディスク装置60のアクチュエータ64のヘ
ッドアーム64aに対して側方から当接する可動片53
aと、この可動片53aに任意の大きさの変位を与える
サーボモータ53b等で構成され、サーボモータ53b
にて微動される可動片53aをヘッドアーム64aに対
して側方から当接させることにより、当該アクチュエー
タ64を拘束して、アクチュエータ64に支持されたヘ
ッド63を、強制的に、磁気ディスク61の径方向の任
意の位置に順次位置決めする動作を行う。
【0018】固定ヘッドコントローラ54は、固定ヘッ
ド52を介して、STW制御部57の配下にて、磁気デ
ィスク61における最外周部等の非ユーザ領域に対し
て、後述のマスタクロックパターンの書き込みや読み出
しを行い、サーボパターンR/W回路56にマスタクロ
ックを入力する動作を行う。
【0019】モータ制御回路55は、磁気ディスク装置
60の制御回路とは独立に外部からスピンドルモータ6
2の回転状態を制御する動作を行う。
【0020】本実施の形態のライトデータ書き込み装置
(サーボパターンR/W回路56)は、図1に示す様
に、全体制御部1と、ライトデータを格納するライトデ
ータ用メモリ4と、ライトゲートを格納するライトゲー
ト用メモリ5と、ライトデータ用メモリ4およびライト
ゲート用メモリ5の制御を行うメモリコントローラ2−
1〜2−3と、使用するメモリを選択するセレクタ3−
1〜3−2と、ライトデータを磁気ディスク61上に書
き込むヘッド制御回路7およびライトデータを磁気ディ
スク61上に書き込む時の円周方向の位相合わせに使用
するため、予め磁気ディスク61上に書き込んだデータ
(マスタクロック)をカウントするカウンタ8から構成
されている。
【0021】ライトデータ用メモリ4は、磁気ディスク
61上に書き込むライトデータを最初の1周分を奇数、
次の1周分を偶数として1周毎に奇数と偶数に分け、E
VEN用メモリ4−1とODD用メモリ4−2の2つの
メモリに分けて格納する。これは、奇数周のライトデー
タをEVEN用メモリ4−1から出力している時には、
その間にODD用メモリ4−2に格納されているライト
データを偶数周(次にライトする周)のライトデータに
書き替え、偶数周のライトデータをODD用メモリ4−
2から出力している時には、その間にEVEN用メモリ
4−1に格納されているライトデータを奇数周(次にラ
イトする周)のライトデータに書き替えるためである。
【0022】図4にEVEN用メモリ4−1とODD用
メモリ4−2に格納するライトデータを決定する要因を
示す。ライトデータの中で書き込みヘッド位置の移動に
より変更しなければならないのは、トラック番号を含む
磁気ディスク61の径方向の情報を表わすアドレスデー
タとヘッド位置を制御するためのバーストデータの2つ
のみであり、アドレスデータとバーストデータの関係は
図4に示す様に、書き込みヘッドを1/2トラックピッ
チで移動させる場合には、の位置ではアドレス0とバ
ーストAを出力し、の位置ではアドレス0とバースト
Cを出力し、の位置ではアドレス1とバーストBを出
力し、の位置ではアドレス1とバーストDを出力し、
の位置以降ではアドレスデータを変更するのみで、バ
ーストデータは4つ前のバーストデータと同じ値で良
い。すなわち、バーストデータはA〜Dのデータの繰返
しとなるため、書き込みヘッド位置毎に用意するライト
データは、バーストデータの異なる〜の位置でのラ
イトデータのみで良く、書き込みヘッドの位置によりア
ドレスデータのみを書き替えることで磁気ディスク61
上の径方向全域にライトデータを書き込むことができ
る。
【0023】そこで、図1に示す実施の形態では、図4
に示す様に最初にバーストAを含むライトデータを出力
し、次にバーストCを含むライトデータを出力し、次に
バーストBを含むライトデータを出力し、次にバースト
Dを含むライトデータを出力し、次にはアドレスデータ
を書き替えたバーストAを含むライトデータを出力でき
る様にするために、EVEN用メモリ4−1にはAバー
スト用領域とBバースト用領域のライトデータを格納
し、ODD用メモリ4−2には、Cバースト用領域とD
バースト用領域のライトデータを格納する構成になって
いる。
【0024】これにより、EVEN用メモリ4−1から
最初にバーストAを含むライトデータを出力した後、次
のバーストAを含むライトデータ出力時には、アドレス
データの違うバーストAを含むライトデータを出力する
ために、ODD用メモリ4−2からバーストBを含むラ
イトデータを出力している最中に、EVEN用メモリ4
−1に格納しているバーストAを含むライトデータのア
ドレスデータのみを書き替えることで、書き込みヘッド
の次の位置への移動時間が短い場合でも待ち時間を発生
させることなく、磁気ディスク61上の全域にライトデ
ータを書き込むことができる。更に、磁気ディスク61
上に書き込む全てのライトデータをライトデータ用メモ
リ4に格納する必要がないため、メモリの容量(個数)
を低減でき、小回路規模で低価格なライトデータ書き込
み装置を提供できる。
【0025】図5は、書き込みヘッドを1/2トラック
ピッチで移動させて、図4に示す様なバーストデータお
よびアドレスデータを含むライトデータを書き込む場合
のライトデータとライトゲートのタイミングを示す一実
施の形態である。
【0026】バーストAを含む最初のライトデータ(W
−DATA1)を書き込む時には、書き込む位置のみラ
イトゲート(W−GATE1)をWriteモード(本
実施の形態ではLow)にし、磁気ディスク61上にラ
イトデータを書き込む。以下同様にして、バーストCを
含む最初のライトデータ(W−DATA2)を書き込む
時には、書き込む位置のみライトゲート(W−GATE
2)をWriteモードにし、バーストBを含む最初の
ライトデータ(W−DATA3)を書き込む時には、書
き込む位置のみライトゲート(W−GATE3)をWr
iteモードにし、バーストDを含む最初のライトデー
タ(W−DATA4)を書き込む時には、書き込む位置
のみライトゲート(W−GATE4)をWriteモー
ドにすることで、順次磁気ディスク61上にライトデー
タを書き込む。
【0027】そしてこれ以降は、アドレスデータを書き
替えたライトデータを磁気ディスク61上の書き込みた
い位置に合わせて、ライトゲートをWriteモードに
することで書き込んでいけば良い。
【0028】ここで、ライトゲートのモードを決定する
のは、ライトデータの磁気ディスク61上での書き込み
位置であり、これはどのバーストデータを書き込むかで
決定する。このため、本実施の形態ではバーストデータ
A〜Dで書き込み位置の異なる4種類のライトゲートの
みを用意すれば良い。そこで、図1に示す実施の形態で
は、ライトゲート用メモリ5をバーストデータ別にA〜
Dの4つの領域に分割してライトゲートを格納し、出力
するライトデータ(W−DATA)に含まれるバースト
データに応じてライトゲート(W−GATE)を選択し
て出力している。
【0029】また、本実施の形態では、全体制御部1か
らライトデータを磁気ディスク61上に書き込むヘッド
制御回路7に、ヘッドセレクト信号6を送ることでヘッ
ド制御回路7に接続されている使用可能な書き込みヘッ
ドの内、どのヘッドを使用してライトデータの書き込み
を行うかを制御している。このため、使用可能な全ヘッ
ドを用いて同時にライトデータを書き込む場合には、全
体制御部1からライトデータ用のメモリコントローラ2
−1〜2−2にライトデータ用メモリ4から1周分のラ
イトデータの出力が完了したメモリ(EVEN用メモリ
4−1もしくはODD用メモリ4−2)の該当するライ
トデータに対してライトデータの書き替えを行う様に指
示すれば良い。
【0030】また、使用可能なヘッドを1本もしくは複
数本づつ使用して、ライトデータを書き込む場合には、
全体制御部1からライトデータ用のメモリコントローラ
2−1〜2−2にライトデータ用メモリ4から1周分の
ライトデータの出力が完了し、且つ、全ヘッドでの磁気
ディスク61へのライトデータの書き込みが完了したメ
モリ(EVEN用メモリ4−1もしくはODD用メモリ
4−2)の該当するライトデータに対してライトデータ
の書き替えを行うように指示すれば良い。
【0031】更に使用可能なヘッドを1本もしくは複数
本づつ使用して異なるライトデータを書き込む場合に
は、全ヘッドで同時にライトデータを書き込む時と同様
にして全体制御部1からライトデータ用のメモリコント
ローラ2−1〜2−2にライトデータ用メモリ4から1
周分のライトデータの出力が完了したメモリ(EVEN
用メモリ4−1もしくはODD用メモリ4−2)の該当
するライトデータに対してライトデータの書き替えを行
う様に指示すれば良い。これにより書き込みヘッドの使
用方法が異なる場合でも対応可能となる。
【0032】なお、本実施の形態ではバーストデータの
種類が偶数であるため、ライトデータ用メモリ4を2つ
のメモリを使用して、奇数周はEVEN用メモリ4−1
に偶数周はODD用メモリ4−2に格納し、ライトゲー
ト用メモリ5は1つのメモリを使用することで構成して
いるが、図6に示す様にライトデータ用メモリ4および
ライトゲート用メモリ5をバーストデータの種類と同じ
数(本実施の形態の場合は4つ)だけ用意しても良い。
【0033】その場合、ライトデータ用メモリ4の側の
セレクタ3−2では、4つのメモリ出力22−1〜22
−4から一つを選択する動作が行われ、ライトゲート用
メモリ5の側のセレクタ3−4では、メモリ出力23−
1〜22−4から一つを選択する動作が行われる。
【0034】図7にライトデータを格納しているメモリ
18をアクセスするためのアドレス19の生成方法の一
実施の形態を示す。メモリ18の制御を行うメモリコン
トローラ2は、ライトデータを磁気ディスク61上に書
き込む時の円周方向の位相合わせに使用するため、予め
磁気ディスク61上に書き込んだデータ(マスタクロッ
ク)およびマスタクロックのカウント値と、全体制御部
1を駆動するための駆動クロックおよび駆動クロックの
カウント値とを選択するセレクタ10と、メモリ18の
アクセス開始アドレスおよび終了アドレスを設定するア
クセス開始アドレス設定レジスタ11およびアクセス終
了アドレス設定レジスタ12と、メモリ18にバースト
データ等が異なるライトデータを複数個格納する場合の
各ライトデータの格納アドレスの間隔を設定するための
アドレスオフセット設定レジスタ13と、セレクタ10
で選択したクロックのカウント値とアクセス開始アドレ
ス設定レジスタ11およびアクセス終了アドレス設定レ
ジスタ12の値を比較する比較器15と、比較器15の
出力とアドレスオフセット設定レジスタ13の値を加算
する加算器16と、メモリ18に格納されているライト
データの次に書き替えるアドレスデータを設定するアド
レスデータ設定レジスタ14と、全体制御部1から出力
されるライトデータとアドレスデータ設定レジスタ14
の値との選択を行うセレクタ17と、メモリ18のRe
ad/Writeモードの選択および制御を行うRea
d/Write制御部24から構成されている。
【0035】まず、メモリ18に1周分のライトデータ
を格納する場合について説明する。たとえば、メモリ1
8のライトデータ1の領域にライトデータを格納する場
合には、アドレスオフセット設定レジスタ13にオフセ
ット量(この場合は“0”)を設定し、次にライトデー
タの格納開始アドレスと終了アドレスをアクセス開始ア
ドレス設定レジスタ11およびアクセス終了アドレス設
定レジスタ12に設定する。
【0036】各レジスタ(11〜13)の設定が完了す
ると全体制御部1は、駆動クロックのカウント開始をカ
ウンタ9に指示すると共に、セレクタ10には駆動クロ
ックのカウント値を選択するようにセレクト信号を送
り、セレクタ17には全体制御部1からのライトデータ
を選択するようにセレクト信号を送り、全体制御部1か
らライトデータ1の領域に格納する1周分のライトデー
タの出力を開始する。
【0037】比較器15は駆動クロックのカウント値が
アクセス開始アドレス設定レジスタ11およびアクセス
終了アドレス設定レジスタ12に設定した値の範囲内で
あれば、駆動クロックのカウント値を出力し、加算器1
6でアドレスオフセット設定レジスタ13に設定した値
と加算した値をメモリ18のアドレス19として出力す
る。
【0038】また、全体制御部1からはRead/Wr
ite制御部24に比較器の条件が成り立てば直ちにメ
モリ18をWriteモードにし、条件が成立しなくな
ればWriteモードを解除するように設定しておく。
これによりメモリ18の所定の範囲のアドレスにライト
データを格納することができる。
【0039】ここで、メモリ18をWriteモードに
するタイミングおよびアドレス19とライトデータのメ
モリ入力20を実行するタイミングを合わせる必要があ
るが、これは全体制御部1からライトデータを出力する
タイミング(周期)にアクセス開始アドレス設定レジス
タ11およびアクセス終了アドレス設定レジスタ12を
微調整することで合わせても良いし、全体制御部1から
ライトデータを出力するタイミングが駆動クロックの整
数倍であれば、駆動クロックを整数倍カウントした値を
基準クロックとしてカウンタ9でカウントし、比較器1
5に入力することでタイミングを合わせても良い。
【0040】次にメモリ18に格納しているライトデー
タのメモリ出力21の制御方法について説明する。たと
えば、メモリ18のライトデータ1の領域のライトデー
タを出力する場合には、メモリ18にライトデータを格
納する場合と同様にアドレスオフセット設定レジスタ1
3にオフセット量(この場合は“0”)を設定し、次に
ライトデータの出力開始アドレスと終了アドレスをアク
セス開始アドレス設定レジスタ11およびアクセス終了
アドレス設定レジスタ12に設定する。
【0041】各レジスタ(11〜13)の設定が完了す
ると全体制御部1は、マスタクロックのカウント開始を
カウンタ8に指示すると共に、セレクタ10にはマスタ
クロックのカウント値を選択するようにセレクト信号を
送る。
【0042】比較器15はマスタクロックのカウント値
がアクセス開始アドレス設定レジスタ11およびアクセ
ス終了アドレス設定レジスタ12に設定した値の範囲内
であれば、マスタクロックのカウント値を出力し、加算
器16でアドレスオフセット設定レジスタ13に設定し
た値と加算した値をメモリ18のアドレス19として出
力する。
【0043】また、全体制御部1からはRead/Wr
ite制御部24に比較器15の条件が成り立てば直ち
にメモリ18をReadモードにし、条件が成立しなく
なればReadモードを解除するように設定しておく。
これによりメモリ18の所定の範囲のアドレスのライト
データを出力することができるため、磁気ディスク61
上の任意の位置からのライトデータの書き込みが可能と
なる。
【0044】ここで、本実施の形態ではメモリ出力21
の制御時のアドレス生成にマスタクロックのカウント値
を使用したが、他にライトデータを磁気ディスク61上
に書き込む時の円周方向の位相合わせに使用できる信号
があればマスタクロックの代わりに使用しても良い。
【0045】次に出力済みのライトデータのアドレスデ
ータの書き替え方法を図1に示すように2つのメモリを
使用している場合について説明する。アドレスデータの
書き替えは他のライトデータ用メモリからライトデータ
を出力している間に行う。このため全体制御部1はEV
EN用メモリ4−1のAバースト領域のライトデータを
出力し、次にODD用メモリ4−2からCバースト領域
のライトデータを出力する場合、書き込みヘッドが次の
書き込み位置へ移動している間にEVEN用メモリ4−
1のアドレスデータ設定レジスタ14に、次にEVEN
用メモリ4−1のAバースト領域からライトデータを出
力する時のアドレスデータを設定する。
【0046】次に書き込みヘッドの移動が完了し、OD
D用メモリ4−2のCバースト領域のライトデータを出
力するためのアクセス開始アドレス設定レジスタ11お
よびアクセス終了アドレス設定レジスタ12の設定が完
了すると、設定したアクセス開始アドレス設定レジスタ
11の値からこのアドレス値をカウントアップした場合
に最初にくるアドレスデータの始まりと終わりのアドレ
スをEVEN用メモリ4−1のアクセス開始アドレス設
定レジスタ11およびアクセス終了アドレス設定レジス
タ12に設定する。
【0047】ここで磁気ディスク61上に書き込むライ
トデータは図8に示すように磁気ディスク61上の位置
情報を記録するサーボエリア25−1〜25−nと実際
に読み書きするデータを記録するデータエリア26−1
〜26−nとに分かれ、サーボエリア25−1〜25−
nとデータエリア26−1〜26−nとをそれぞれ1つ
の組み合わせとする複数のセクタから構成されており、
図9に示すようにアドレスデータとバーストデータおよ
びその他の制御に使用するデータとから構成されるサー
ボエリア25は磁気ディスク61上に1周分の書き込み
を行うライトデータには複数存在している。
【0048】このため、マスタクロックのカウント値が
EVEN用メモリ4−1のアクセス終了アドレス設定レ
ジスタ12の値を超えると全体制御部1は次のアドレス
データが格納されているアドレスをアクセスし、アドレ
スデータを書き替えるため、次のアドレスデータが始ま
るアドレスデータ間隔27をアクセス開始アドレス設定
レジスタ11およびアクセス終了アドレス設定レジスタ
12に加算することで、次のアドレスデータが格納され
ているアドレスの設定を行い、この動作を繰返すこと
で、EVEN用メモリ4−1のAバースト領域の全ての
アドレスデータの書き替えを行う。
【0049】なお、アドレスオフセット設定レジスタの
値はアドレスデータを書き替えるライトデータの領域に
応じて設定しておく。また、アドレスデータ間隔27は
セクタ毎に異なる場合でも対応できるようにするため、
セクタ毎のアドレスデータ間隔27を格納できるバッフ
ァメモリを用意するか、もしくは全体制御部1に内蔵さ
れているメモリに全体制御部1で予め計算して格納して
おいても良い。
【0050】これにより、ODD用メモリ4−2のCバ
ースト領域のライトデータの出力中にEVEN用メモリ
4−1のAバースト領域のアドレスデータの値を全て書
き替えることが可能となるため、アドレスデータ変更
(書き替え)による待ち時間のないライトデータ書き込
み装置を提供することができる。
【0051】なお、本実施の形態では磁気ディスク61
上の位置情報を記録するサーボエリア25のデータと実
際に読み書きするデータを記録するデータエリア26の
データとをライトデータとしてしているが、サーボエリ
ア25のデータのみをライトデータとしても良い。
【0052】上述の本実施の形態のライトデータ書き込
み装置を含むサーボトラックライタを用いたサーボトラ
ック書き込み工程の概略の一例を図3に例示する。
【0053】まず、全体制御部1等で生成されたA〜D
の各々のバースト領域用の複数のライトデータおよびそ
れに対応する複数のライトゲートを、ライトデータ用メ
モリ4およびライトゲート用メモリ5に格納しておく
(ステップ101)。
【0054】次に、書き込み対象の磁気ディスク装置6
0を、カバーを外した状態で、ライトベンチ51にセッ
トし、当該磁気ディスク装置60のヘッド63の機能確
認検査を行う(ステップ102)。
【0055】その後、固定ヘッド52を用いて磁気ディ
スク61の最外周の非ユーザ領域等にマスタクロック再
生用のクロックパターンを書き込む(ステップ10
3)。
【0056】次に、外部ヘッド駆動機構53の可動片5
3aのヘッドアーム64aに対する当接位置を調整して
シーク方向のスタート位置(最外周の書き込み開始位
置)を設定する。なお、この時、アクチュエータ64
は、ヘッドアーム64aを可動片53aに押しつける方
向に付勢力を発生し、ヘッドアーム64aが常に外部ヘ
ッド駆動機構53の可動片53aに当接されるようにす
る(ステップ104)。
【0057】その後、現在のヘッド63の径方向の位置
に対応する書き込み予定の領域に対応したライトデータ
およびライトゲートを読み出すべく、ライトデータ用メ
モリ4およびライトゲート用メモリ5のアクセス領域を
選択し(ステップ105)、さらに、マスタクロックを
参照して磁気ディスク61の周方向のライト開始位置を
算出/設定する(ステップ106)。
【0058】以降は、ライトデータ用メモリ4の選択領
域から読出されるライトデータをライトゲート用メモリ
5の選択領域から読出されるライトゲートのタイミング
でヘッド63を介して磁気ディスク61に書き込む(ス
テップ107)とともに、並行して、次の径方向の書き
込み予定位置に対応した現在の非選択領域のライトデー
タの変更部分の更新処理(ステップ108)を行う。
【0059】そして、1周分の書き込みが完了したら
(ステップ109)、書き込み処理がシリンダ単位(全
てのヘッド63による一括)か、個別ヘッド単位かのモ
ード判定を行い(ステップ110)、シリンダ単位なら
ば、最終シリンダまで(ステップ111)、外部ヘッド
駆動機構53による所定値(本実施の形態ではトラック
幅の1/2)だけのヘッド63のシーク動作にてヘッド
63を径方向の次の書き込み予定シリンダ位置に位置決
めする動作(ステップ114)を逐次行いつつ、ステッ
プ105以下の動作を反復する。
【0060】また、ステップ110の判定で個別ヘッド
単位の書き込みならば、現在のシリンダ内の全てのヘッ
ド63でのライトデータの書き込みが完了したか判別し
(ステップ113)、未完の場合には、現在のシリンダ
内の他のヘッド63を選択して(ステップ112)、上
述のステップ105以下を反復し、完了している場合に
は、ステップ111以降を実行する。
【0061】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、書き込みヘッド(ヘッド63)の移動時間が短い場
合でも、ライトデータの書き込みと、次のライトデータ
の更新とが並行して行われているのでライトデータ書き
替えの待ち時間がなく、かつ、ライトデータおよびライ
トゲートのデータは、最小限の反復パターン分だけライ
トデータ用メモリ4およびライトゲート用メモリ5に格
納し、しかも変更部分のみを選択的に更新しながら反復
して利用するので、メモリ等の構成において小回路規模
で低価格なライトデータ書き込み装置を提供することで
きる。
【0062】これにより、ライトデータ書き込み装置を
備えた磁気ディスク装置60のサーボトラックライタに
おいて、サーボトラックライタの価格の低減およびサー
ボトラック書き込み作業の時間短縮によるスループット
向上を実現でき、サーボトラック書き込み作業を含む磁
気ディスク装置60の製造工程全体の原価低減、ひいて
は磁気ディスク装置60の原価低減を実現することがで
きる。
【0063】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0064】たとえば、上述の実施の形態で例示したサ
ーボトラックライタでは、回転型記憶媒体である磁気デ
ィスクの周方向の位置やタイミング検出のためのマスタ
クロックの記録/再生に専用の固定ヘッドを設けた場合
を例示したが、磁気ディスクの表面の凹凸を光学的な方
法で検出することで、固定ヘッドを用いることなく、磁
気ディスクの周方向の位置やタイミング検出を行うよう
にしてもよい。
【0065】また、磁気ディスク装置のヘッドのシーク
動作を、磁気ディスク装置のアクチュエータとは別個に
設けられた外部ヘッド駆動機構を用いる場合を例示した
が、これに限らず、磁気ディスク装置自体のアクチュエ
ータを用いてシーク動作を行わせてもよい。その場合、
磁気ディスク上のサーボデータを利用できないので、ヘ
ッドの位置検出方法としては、たとえばスケールパター
ンが印刷されたテープをヘッドアーム上に貼付するとと
もに、ライトベンチ側には、このテープを経由した光ビ
ームを検出する光源および光センサからなる位置検出機
構を設け、この位置検出機構で検出されたヘッドアーム
の位置(ヘッドの位置)情報を、磁気ディスク装置のア
クチュエータの制御系にフィードバック入力すること
で、シーク方向のヘッドの正確な位置決めを実現するこ
とができる。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、回路規模・装置価格を
小さく押さえ、且つ、ライトデータ書き込み中の待ち時
間の無い高速なライトデータ書き込み装置を提供するこ
とができる、という効果が得られる。
【0067】また、本発明のライトデータ書き込み装置
によれば、磁気ディスク装置の製造原価を低減すること
ができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるライトデータ書き
込み装置の構成の一例を示す概念図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるライトデータ書き
込み装置を含むサーボトラックライタの全体構成の一例
を示す概念図である。
【図3】本発明の一実施の形態であるライトデータ書き
込み装置を使用したサーボトラック書き込み処理の一例
を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施の形態であるライトデータ書き
込み装置を使用したサーボトラック書き込み処理の一例
を示す概念図である。
【図5】本発明の一実施の形態であるライトデータ書き
込み装置を使用したサーボトラック書き込み処理の一例
を示すタイミングチャートである。
【図6】本発明の一実施の形態であるライトデータ書き
込み装置の構成の変形例を示す概念図である。
【図7】本発明の一実施の形態であるライトデータ書き
込み装置においてライトデータを格納しているメモリを
アクセスするためのアドレス生成方法の一例を示す概念
図である。
【図8】本発明の一実施の形態であるライトデータ書き
込み装置にて書き込まれるサーボデータの構成の一例を
示す概念図である。
【図9】本発明の一実施の形態であるライトデータ書き
込み装置にて書き込まれるサーボデータの構成の一例を
より詳細に例示する概念図である。
【図10】本発明の従来技術であるサーボトラックライ
タの構成を示す概念図である。
【図11】本発明の従来技術であるサーボデータ書込み
装置の構成を示す概念図である。
【符号の説明】
1…全体制御部、2−1,2−2,2−3,2−4,2
−5…メモリコントローラ、3−1,3−2,3−3…
セレクタ、4…ライトデータ用メモリ、4−1…EVE
N用メモリ、4−2…EODD用メモリ、4−3,4−
4,4−5,4−6…ライトデータ用メモリ、5,5−
1,5−2,5−3,5−4…ライトゲート用メモリ、
6…ヘッドセレクト信号、7…ヘッド制御回路、8…マ
スタクロック用カウンタ、9…駆動クロック用カウン
タ、10…セレクタ、11…アクセス開始アドレス設定
レジスタ、12…アクセス終了アドレス設定レジスタ、
13…アドレスオフセット設定レジスタ、14…アドレ
スデータ設定レジスタ、15…比較器、16…加算器、
17…セレクタ、18…メモリ、19…アドレス、20
…メモリ入力、21…メモリ出力、22−1…メモリ出
力1、22−2…メモリ出力2、22−3…メモリ出力
3、22−4…メモリ出力4、23−1…ライトゲート
出力1、23−2…ライトゲート出力2、23−3…ラ
イトゲート出力3、23−4…ライトゲート出力4、2
4…Read/Write制御部、25,25−1,2
5−2,25−n…サーボエリア、26,26−1,2
6−2,26−n…データエリア、27…アドレスデー
タ間隔、50…サーボトラックライタ、51…ライトベ
ンチ、52…固定ヘッド、53…外部ヘッド駆動機構、
53a…可動片、53b…サーボモータ、54…固定ヘ
ッドコントローラ、55…モータ制御回路、56…サー
ボパターンR/W回路、57…STW制御部、60…磁
気ディスク装置、61…磁気ディスク、62…スピンド
ルモータ、63…ヘッド、64…アクチュエータ、64
a…ヘッドアーム、64b…ボイスコイルモータ、65
…ベース、66…制御基板、67…外部コネクタ、70
1…パターン生成ソフトウェア、702…データファイ
ル、703…STWソフトウェア、704…アドレス、
705…STW、706…ランダムアクセスメモリ、7
07−1,707−2,707−n…サーボパターンデ
ータ、710…制御装置、711…アドレスカウンタ、
712…メモリ(SRAM)、713,714,715
…選択回路、716…ヘッド駆動回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 草茅 洋一 神奈川県小田原市国府津2880番地 日立コ ンピュータ機器株式会社内 (72)発明者 山崎 静男 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 山口 和夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 Fターム(参考) 5B065 BA01 CC08 CE16 CH02 5B077 DD06 MM02 5D096 WW02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転型記憶媒体に書き込むべきライトデ
    ータ、および当該ライトデータを書き込むタイミングを
    制御するライトゲートを生成する手段と、生成した前記
    ライトゲートおよび前記ライトデータを格納するメモリ
    と、前記メモリへのアクセスを制御するメモリ制御手段
    と、を含むライトデータ書き込み装置であって、前記ラ
    イトデータを格納する前記メモリを複数個有し、前記回
    転型記憶媒体に対してデータ書き込みを行うヘッドの位
    置に応じて、前記メモリを切り替えて前記ライトデータ
    の出力を行うライトデータ出力制御手段を有することを
    特徴とするライトデータ書き込み装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のライトデータ書き込み装
    置において、前記ライトデータを出力していない前記メ
    モリに対して、前記ライトデータを出力している前記メ
    モリのアドレスにオフセット値を加算するアドレス変換
    処理を行い、前記ライトデータを出力していない前記メ
    モリをアクセスして格納している前記ライトデータの少
    なくとも一部の書き替えを行うライトデータ書き替え手
    段を有することを特徴とするライトデータ書き込み装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のライトデータ書
    き込み装置において、前記ライトデータを格納する前記
    メモリを、前記回転型記憶媒体に設けられる奇数トラッ
    クおよび偶数トラック用に2個用意し、ヘッド位置の制
    御を行うバーストデータの異なる複数種の前記ライトデ
    ータを予め前記メモリに格納し、個々の前記メモリから
    トラック毎に交互に前記ライトデータを出力するメモリ
    切り替え手段を有し、一方の前記メモリから前記ライト
    データを出力している間に当該メモリのアドレスにオフ
    セット値を加算するアドレス変換処理を行い、前記ライ
    トデータを出力していない他方の前記メモリをアクセス
    して既に出力した前記ライトデータの変更部分の書き替
    えを行うライトデータ書き替え手段を有することを特徴
    とするライトデータ書き込み装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2,または3記載のライトデ
    ータ書き込み装置において、 前記回転型記憶媒体に予め書き込んだパターンを読み出
    し、カウントするカウンタと、前記メモリのアクセス開
    始アドレスおよびアクセス終了アドレスを格納するレジ
    スタと、前記カウンタの値と前記レジスタの値を比較し
    てライトデータ書き込みタイミングを制御する書き込み
    タイミング制御部と、を有する構成、 前記構成において、前記カウンタのカウント値と予め設
    定したオフセット値を加算することで前記ライトデータ
    を格納した前記メモリのアドレスを生成するメモリアド
    レス生成部を有する構成、 のいずれかの構成を有することを特徴とするライトデー
    タ書き込み装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のライトデータ書き込み装
    置において、 前記回転型記憶媒体への前記ライトデータ書き込みに使
    用するヘッドの情報および該ヘッドの切り替え情報から
    前記メモリへの前記ライトデータの書き替えタイミング
    を制御するライトデータ書き替え制御部を有することを
    特徴とするライトデータ書き込み装置。
JP30623399A 1999-10-28 1999-10-28 ライトデータ書き込み装置 Pending JP2001126425A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008015726A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Hitachi Computer Peripherals Co Ltd 補助記憶装置

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