JP2001125839A - 端末機器のメール送受信システム - Google Patents
端末機器のメール送受信システムInfo
- Publication number
- JP2001125839A JP2001125839A JP30172699A JP30172699A JP2001125839A JP 2001125839 A JP2001125839 A JP 2001125839A JP 30172699 A JP30172699 A JP 30172699A JP 30172699 A JP30172699 A JP 30172699A JP 2001125839 A JP2001125839 A JP 2001125839A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- information
- unit
- server
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/72—Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
- H04M1/724—User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
- H04M1/72403—User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality
- H04M1/72409—User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality by interfacing with external accessories
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L51/00—User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
- H04L51/58—Message adaptation for wireless communication
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/72—Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
- H04M1/724—User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
- H04M1/72403—User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality
- H04M1/7243—User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality with interactive means for internal management of messages
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M2250/00—Details of telephonic subscriber devices
- H04M2250/14—Details of telephonic subscriber devices including a card reading device
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- General Business, Economics & Management (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電波状況が良好になったら、メモリ容量を確
認することなく、直ちにバックアップ処理を行い、時間
的に効率よく電子メールの転送を行う。 【解決手段】 メールサーバ1の情報は、ダイアルアッ
プサーバ2より携帯電話・PHS3に受信され電子メー
ル端末5に転送される。このとき、携帯電話・PHS3
に装着したカード4が、電波状況のよい所を選んで、電
子メール端末5の代理としてメールサーバ1に接続さ
れ、メールサーバ1に蓄積されたユーザ宛の電子メール
を、ダイアルアップサーバ2と携帯電話・PHS3を経
由して電子メール端末5に取り込む。ここで、転送デー
タが携帯電話・PHS3のメモリに格納可能であるか否
かの判断は行わず、電波状況が受信可能であることをト
リガとして転送データを受信する。そして、携帯電話・
PHS3には格納せず、直接電子メール端末5のメモリ
に格納する。
認することなく、直ちにバックアップ処理を行い、時間
的に効率よく電子メールの転送を行う。 【解決手段】 メールサーバ1の情報は、ダイアルアッ
プサーバ2より携帯電話・PHS3に受信され電子メー
ル端末5に転送される。このとき、携帯電話・PHS3
に装着したカード4が、電波状況のよい所を選んで、電
子メール端末5の代理としてメールサーバ1に接続さ
れ、メールサーバ1に蓄積されたユーザ宛の電子メール
を、ダイアルアップサーバ2と携帯電話・PHS3を経
由して電子メール端末5に取り込む。ここで、転送デー
タが携帯電話・PHS3のメモリに格納可能であるか否
かの判断は行わず、電波状況が受信可能であることをト
リガとして転送データを受信する。そして、携帯電話・
PHS3には格納せず、直接電子メール端末5のメモリ
に格納する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メール端末な
どの情報端末と携帯用端末との間で、電子メールなどの
送受信を行う、端末機器のメール送受信システムに関す
るものである。
どの情報端末と携帯用端末との間で、電子メールなどの
送受信を行う、端末機器のメール送受信システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯情報端末などを用いて電子メ
ールを送受信する場合、ユーザは絶えず電波状況を監視
する必要があり、このことはユーザにとって負担とな
る。そこで、これを解決するために携帯情報端末側が電
波状況を監視し、電波状況の良い時を見計らってメール
の送受信をする手法がある。一般に携帯端末等を用いて
電子メールを送受信する場合、携帯電話やパーソナルハ
ンディホンシステム(以下、PHSという)などの携帯
型電話機と携帯情報端末の一体型の機器を用いるか、携
帯電話・PHSと携帯情報端末とをコード等で接続して
使用している。しかし、携帯電話・PHSと携帯情報端
末との一体型の機器は、携帯電話・PHSとして用いる
には大きすぎ、また機能的には一般の携帯情報端末と比
較すると劣るので、携帯電話・PHSと携帯情報端末を
コード等で接続し電子メールを送受信する場合が多い。
ールを送受信する場合、ユーザは絶えず電波状況を監視
する必要があり、このことはユーザにとって負担とな
る。そこで、これを解決するために携帯情報端末側が電
波状況を監視し、電波状況の良い時を見計らってメール
の送受信をする手法がある。一般に携帯端末等を用いて
電子メールを送受信する場合、携帯電話やパーソナルハ
ンディホンシステム(以下、PHSという)などの携帯
型電話機と携帯情報端末の一体型の機器を用いるか、携
帯電話・PHSと携帯情報端末とをコード等で接続して
使用している。しかし、携帯電話・PHSと携帯情報端
末との一体型の機器は、携帯電話・PHSとして用いる
には大きすぎ、また機能的には一般の携帯情報端末と比
較すると劣るので、携帯電話・PHSと携帯情報端末を
コード等で接続し電子メールを送受信する場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子メ
ールを送受信している間は、携帯情報端末と携帯電話・
PHSとを接続しておく必要があり、携帯電話・PHS
の持つ良い点である携帯のしやすさが損なわれてしまう
などの問題がある。また、従来、携帯端末においてのデ
ータの送信処理は使用者の操作により行われている。自
動でデータ送信を行う場合でも、端末は電源ONのまま
で、さらに、通信ソフトも起動したままにしておく必要
がある。また、電波状況が悪い場合には、電波状況が良
くなるまで待たなければならない為、端末の電力を無駄
に消費している。すなわち、従来技術においては、サー
バとの間でデータ送受信を行うのに電波状況の良いとこ
ろで行わなければならない。言いかえれば、電波状況の
悪いところではサーバとの接続ができないため、データ
の送受信を行えないので、いつでもどこでもサーバとの
データの送受信を行える状態ではない不便さがある。
ールを送受信している間は、携帯情報端末と携帯電話・
PHSとを接続しておく必要があり、携帯電話・PHS
の持つ良い点である携帯のしやすさが損なわれてしまう
などの問題がある。また、従来、携帯端末においてのデ
ータの送信処理は使用者の操作により行われている。自
動でデータ送信を行う場合でも、端末は電源ONのまま
で、さらに、通信ソフトも起動したままにしておく必要
がある。また、電波状況が悪い場合には、電波状況が良
くなるまで待たなければならない為、端末の電力を無駄
に消費している。すなわち、従来技術においては、サー
バとの間でデータ送受信を行うのに電波状況の良いとこ
ろで行わなければならない。言いかえれば、電波状況の
悪いところではサーバとの接続ができないため、データ
の送受信を行えないので、いつでもどこでもサーバとの
データの送受信を行える状態ではない不便さがある。
【0004】さらに、携帯端末はその性格上、可搬性を
重視されるため、小型化、軽量化が必須で、大容量の蓄
積手段を有することができず、逆に、大容量の蓄積手段
を有すると可搬性を大きく損なうなどのために、必然的
に、携帯端末に蓄積できるデータ量が少なくなるなどの
問題もある。また、蓄積容量が小さいこと、及び、サー
バから送信されるデータ量は一定でなく、一回で転送で
きる容量の予想つかないため、蓄積手段の残量がなくな
る時期を正確に把握できないことから、自動でデータの
送受信を行った場合、すぐに蓄積手段の残量がなくな
り、その時点で、データの送受信を中止しなければなら
ないなどの使い勝手の悪さがある。
重視されるため、小型化、軽量化が必須で、大容量の蓄
積手段を有することができず、逆に、大容量の蓄積手段
を有すると可搬性を大きく損なうなどのために、必然的
に、携帯端末に蓄積できるデータ量が少なくなるなどの
問題もある。また、蓄積容量が小さいこと、及び、サー
バから送信されるデータ量は一定でなく、一回で転送で
きる容量の予想つかないため、蓄積手段の残量がなくな
る時期を正確に把握できないことから、自動でデータの
送受信を行った場合、すぐに蓄積手段の残量がなくな
り、その時点で、データの送受信を中止しなければなら
ないなどの使い勝手の悪さがある。
【0005】さらに、電波状況の悪い場所でデータ通信
を行おうとする際、端末を起動して電波状況を確認しな
ければならない。このような場合、データ通信を行う際
に端末を起動させたままの状態にしておき、その上で電
波状況がいい状態になるまで端末を起動しておく必要が
あるので、無駄に電力を消費することになる。特に、可
搬性を要求される端末は、電池駆動のため、電力に限り
があるので可能な限り電力を消費しないようにして、極
力、電池の消耗を避けたい。
を行おうとする際、端末を起動して電波状況を確認しな
ければならない。このような場合、データ通信を行う際
に端末を起動させたままの状態にしておき、その上で電
波状況がいい状態になるまで端末を起動しておく必要が
あるので、無駄に電力を消費することになる。特に、可
搬性を要求される端末は、電池駆動のため、電力に限り
があるので可能な限り電力を消費しないようにして、極
力、電池の消耗を避けたい。
【0006】また、従来の技術では、電波状況がよくな
った後に転送データのサイズを確認し、携帯端末の容量
が足りないときにバックアップを行い、その後にデータ
転送を行っている。このような送信方法では、バックア
ップが行われるのを待ってからデータ転送を行うため
に、データ転送のオーバヘッドの時間が必要となるな
ど、時間的な効率が悪い。
った後に転送データのサイズを確認し、携帯端末の容量
が足りないときにバックアップを行い、その後にデータ
転送を行っている。このような送信方法では、バックア
ップが行われるのを待ってからデータ転送を行うため
に、データ転送のオーバヘッドの時間が必要となるな
ど、時間的な効率が悪い。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、電子メール端末などの情報
端末を携帯電話機とコードで接続しなくても、また、ユ
ーザが電波状態を監視しなくても、自動的に電子メール
等の送受信が行えるようにし、さらに、電波状態がよく
なったら、メモリ容量を確認することなく、直ちにバッ
クアップ処理を行えるようにすることにある。
たものであり、その目的は、電子メール端末などの情報
端末を携帯電話機とコードで接続しなくても、また、ユ
ーザが電波状態を監視しなくても、自動的に電子メール
等の送受信が行えるようにし、さらに、電波状態がよく
なったら、メモリ容量を確認することなく、直ちにバッ
クアップ処理を行えるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明における端末機器のメール送受信システム
は、送受信時において、転送データが携帯端末のメモリ
に格納可能であるか否かを判定することなく、電波状態
が送受信可能な状態になったことをトリガとして、転送
データを送受信し、且つ、携帯端末のメモリには格納せ
ず、情報端末のメモリに直接格納するように構成された
ことを特徴とする。すなわち、電波状態がよくなった
ら、直ちにバックアップ処理を行うために、実際にデー
タ転送が可能になったときには、既に、携帯端末のメモ
リを空けることが可能となり、時間的に効率よくデータ
転送を行うことができる。
めに、本発明における端末機器のメール送受信システム
は、送受信時において、転送データが携帯端末のメモリ
に格納可能であるか否かを判定することなく、電波状態
が送受信可能な状態になったことをトリガとして、転送
データを送受信し、且つ、携帯端末のメモリには格納せ
ず、情報端末のメモリに直接格納するように構成された
ことを特徴とする。すなわち、電波状態がよくなった
ら、直ちにバックアップ処理を行うために、実際にデー
タ転送が可能になったときには、既に、携帯端末のメモ
リを空けることが可能となり、時間的に効率よくデータ
転送を行うことができる。
【0009】さらに詳しく述べれば、電子メール端末な
どの情報端末が携帯電話・PHSとコード等で接続して
いなくても、電子メールの送受信が可能になり、またそ
こで送受信される電子メールは、ユーザが電波状況を気
にしなくても自動的に送受信を行うことができる。すな
わち、データの送信期間中に携帯端末のメモリの残量が
なくなり送信不可能な状態がない様に、自動で情報端末
を立ち上げてその端末のメモリからデータを読み込ん
で、自動で送信を行う。また、情報端末は送信データが
携帯端末内のメモリに格納しきれない場合は、電波状況
が良いときに自動で情報端末を立ち上げて自動で送信を
行う。さらに、電波状況が良いことを認識すると、携帯
端末のメモリ残量が足りなくても情報端末との間でデー
タ転送を開始し、空いたメモリに順次データを格納する
ことにより、効率的なデータ送信を行う。
どの情報端末が携帯電話・PHSとコード等で接続して
いなくても、電子メールの送受信が可能になり、またそ
こで送受信される電子メールは、ユーザが電波状況を気
にしなくても自動的に送受信を行うことができる。すな
わち、データの送信期間中に携帯端末のメモリの残量が
なくなり送信不可能な状態がない様に、自動で情報端末
を立ち上げてその端末のメモリからデータを読み込ん
で、自動で送信を行う。また、情報端末は送信データが
携帯端末内のメモリに格納しきれない場合は、電波状況
が良いときに自動で情報端末を立ち上げて自動で送信を
行う。さらに、電波状況が良いことを認識すると、携帯
端末のメモリ残量が足りなくても情報端末との間でデー
タ転送を開始し、空いたメモリに順次データを格納する
ことにより、効率的なデータ送信を行う。
【0010】例えば、図7の、本発明における端末機器
のメール送受信システムの構成図において、携帯端末1
aは、端末2aからデータ送信要求があると、これをC
PU4aへ通知する。すると、CPU4aは、送信要求
により端末2aに送信するデータの容量の確認を行う。
CPU4aはRAM5aの残り容量を確認し、端末2a
からの要求容量が空いているか否かを確認する。RAM
5aの残り容量が足りない場合には、送信データ有無記
憶手段9aに送信データ有りを記憶する。そして、電波
状態が良くなると、CPU4aは、送信データ有無記憶
手段9aに送信データ有りと記憶されているかどうかを
確認する。送信データ有りの場合は、割り込みコントロ
ーラ7aから端末2aに割り込みを発生する。同時に、
CPU4aはRAM5aに既に格納してあるデータを無
線部3aよりサーバへ送信する。端末2aの割り込みコ
ントローラ12aは、割り込みを認識すると、その割り
込みをCPU10aに通知する。
のメール送受信システムの構成図において、携帯端末1
aは、端末2aからデータ送信要求があると、これをC
PU4aへ通知する。すると、CPU4aは、送信要求
により端末2aに送信するデータの容量の確認を行う。
CPU4aはRAM5aの残り容量を確認し、端末2a
からの要求容量が空いているか否かを確認する。RAM
5aの残り容量が足りない場合には、送信データ有無記
憶手段9aに送信データ有りを記憶する。そして、電波
状態が良くなると、CPU4aは、送信データ有無記憶
手段9aに送信データ有りと記憶されているかどうかを
確認する。送信データ有りの場合は、割り込みコントロ
ーラ7aから端末2aに割り込みを発生する。同時に、
CPU4aはRAM5aに既に格納してあるデータを無
線部3aよりサーバへ送信する。端末2aの割り込みコ
ントローラ12aは、割り込みを認識すると、その割り
込みをCPU10aに通知する。
【0011】この際、端末2aがサスペンド状態(すな
わち、端末内の各部への電源供給は行われていないが、
割りこみ等の外部要因により自動で立ち上がる事が可能
な状態)の場合は、PMU11aが割り込みを認識し、
CPU10a、ROM13a、RAM14a、I/Fコ
ントローラ15aへの電源の供給を開始し、動作可能な
状態とする。CPU10aは割り込みを認識すると、I
/Fコントローラ15aを通して携帯端末1aにアクセ
スし、RAM5aに送信データを随時格納する。データ
送信を行う一方で、RAM5aに次のデータを格納する
事により、より効率的なデータ転送を行うことが可能と
なる。CPU4aはRAM5aに送信データが格納され
ると、無線部3aに次のデータ送信準備完了を通知し、
無線部3aを通して次のデータの送信を開始する。この
とき、電波状況が悪い場合は電波状況が良くなるのを待
ち送信する。このようにして、電子メール端末が携帯電
話・PHSとコード等で接続していなくても、電子メー
ルの送受信が可能になり、また、そこで送受信される電
子メールは、ユーザが電波状況を気にしなくても自動的
に送受信を可能となる。
わち、端末内の各部への電源供給は行われていないが、
割りこみ等の外部要因により自動で立ち上がる事が可能
な状態)の場合は、PMU11aが割り込みを認識し、
CPU10a、ROM13a、RAM14a、I/Fコ
ントローラ15aへの電源の供給を開始し、動作可能な
状態とする。CPU10aは割り込みを認識すると、I
/Fコントローラ15aを通して携帯端末1aにアクセ
スし、RAM5aに送信データを随時格納する。データ
送信を行う一方で、RAM5aに次のデータを格納する
事により、より効率的なデータ転送を行うことが可能と
なる。CPU4aはRAM5aに送信データが格納され
ると、無線部3aに次のデータ送信準備完了を通知し、
無線部3aを通して次のデータの送信を開始する。この
とき、電波状況が悪い場合は電波状況が良くなるのを待
ち送信する。このようにして、電子メール端末が携帯電
話・PHSとコード等で接続していなくても、電子メー
ルの送受信が可能になり、また、そこで送受信される電
子メールは、ユーザが電波状況を気にしなくても自動的
に送受信を可能となる。
【0012】すなわち、本発明における端末機器のメー
ル送受信システムは、情報端末と携帯用端末との間で情
報の送受信を行う端末機器のメール送受信システムにお
いて、情報を蓄積するサーバ部と、このサーバ部との間
で無線により情報の送受信を行う無線部と、情報の処理
をクライアントとして実行する情報端末部と、一時的に
情報を蓄積する携帯端末部とを備え、携帯端末部は、電
波状況の良好なときにサーバ部から受信した情報を、自
己の記憶手段に格納することなく、直ちに、情報端末に
転送することを特徴とする。また、携帯端末部が情報を
受信するとき、携帯端末部が無線部に接続されていると
きは、携帯端末部が電波状況の良好なときに事前に情報
を受信して蓄積することを特徴とする。このとき、携帯
端末部は、情報を受信するときにクライアントとして動
作し、情報端末部からのアクセスを代行する。また、携
帯端末部と情報端末部が接続されているときは、携帯端
末部が受信した情報は、接続された情報端末部に転送さ
れる。そして、情報が転送されるとき、携帯端末部はサ
ーバとして動作し、サーバ部へのアクセスを代行する。
ル送受信システムは、情報端末と携帯用端末との間で情
報の送受信を行う端末機器のメール送受信システムにお
いて、情報を蓄積するサーバ部と、このサーバ部との間
で無線により情報の送受信を行う無線部と、情報の処理
をクライアントとして実行する情報端末部と、一時的に
情報を蓄積する携帯端末部とを備え、携帯端末部は、電
波状況の良好なときにサーバ部から受信した情報を、自
己の記憶手段に格納することなく、直ちに、情報端末に
転送することを特徴とする。また、携帯端末部が情報を
受信するとき、携帯端末部が無線部に接続されていると
きは、携帯端末部が電波状況の良好なときに事前に情報
を受信して蓄積することを特徴とする。このとき、携帯
端末部は、情報を受信するときにクライアントとして動
作し、情報端末部からのアクセスを代行する。また、携
帯端末部と情報端末部が接続されているときは、携帯端
末部が受信した情報は、接続された情報端末部に転送さ
れる。そして、情報が転送されるとき、携帯端末部はサ
ーバとして動作し、サーバ部へのアクセスを代行する。
【0013】さらに、本発明における端末機器のメール
送受信システムは、携帯端末部と情報端末部とが接続さ
れている状態で情報を送信するときは、情報端末部は、
電波状況の良否に関係なく事前に情報を送信し、この情
報を携帯端末部が蓄積しておくことを特徴とする。さら
に、情報を送信するときは、携帯端末部はサーバとして
動作し、サーバ部へのアクセスを代行する。また、携帯
端末部と無線部が接続されているときは、電波状況の良
いときに、携帯端末部に蓄積したデータをサーバ部に送
信する。そして、サーバ部へのデータ送信時には、携帯
端末部はクライアントとして動作し、情報端末部からの
アクセスを代行する。
送受信システムは、携帯端末部と情報端末部とが接続さ
れている状態で情報を送信するときは、情報端末部は、
電波状況の良否に関係なく事前に情報を送信し、この情
報を携帯端末部が蓄積しておくことを特徴とする。さら
に、情報を送信するときは、携帯端末部はサーバとして
動作し、サーバ部へのアクセスを代行する。また、携帯
端末部と無線部が接続されているときは、電波状況の良
いときに、携帯端末部に蓄積したデータをサーバ部に送
信する。そして、サーバ部へのデータ送信時には、携帯
端末部はクライアントとして動作し、情報端末部からの
アクセスを代行する。
【0014】また、本発明における端末機器のメール送
受信システムは、携帯端末部と情報端末部は、それぞ
れ、電波状況が良好になったときに転送すべき情報の割
り込みを行う割り込み手段を備えていることを特徴とす
る。さらに、携帯端末部は、情報端末部から送信する情
報の容量を確認する容量確認手段を備え、また、送信す
べき情報の容量が該携帯端末部の容量蓄積手段の空き容
量に格納しきれないときは、送信要求があった旨を記憶
しておく記憶手段をも備えていることを特徴とする。
受信システムは、携帯端末部と情報端末部は、それぞ
れ、電波状況が良好になったときに転送すべき情報の割
り込みを行う割り込み手段を備えていることを特徴とす
る。さらに、携帯端末部は、情報端末部から送信する情
報の容量を確認する容量確認手段を備え、また、送信す
べき情報の容量が該携帯端末部の容量蓄積手段の空き容
量に格納しきれないときは、送信要求があった旨を記憶
しておく記憶手段をも備えていることを特徴とする。
【0015】また、本発明における端末機器のメール送
受信システムは、携帯端末部が、電波状態が良くなった
ことを検知する電波状況検知手段と、 電波状況が良く
なったときに、割り込みを発生する割込発生手段とを備
え、 電波状態が良くなったことを認識したときに、無
線による情報送信と、携帯端末部と情報端末部との間の
情報送信を同時に行うことを特徴とする。そして、情報
端末部が割込みを認識したとき、情報端末部は自動で起
動して、携帯端末部との間で情報転送を行う。
受信システムは、携帯端末部が、電波状態が良くなった
ことを検知する電波状況検知手段と、 電波状況が良く
なったときに、割り込みを発生する割込発生手段とを備
え、 電波状態が良くなったことを認識したときに、無
線による情報送信と、携帯端末部と情報端末部との間の
情報送信を同時に行うことを特徴とする。そして、情報
端末部が割込みを認識したとき、情報端末部は自動で起
動して、携帯端末部との間で情報転送を行う。
【0016】また、本発明における端末機器のメール送
受信システムは、前記発明において、サーバ部はメール
サーバとして、情報端末部は電子メール端末として機能
したり、サーバ部はHTTPサーバとして、情報端末部
はWebブラウザ端末として機能したり、サーバ部はデ
ータベースサーバとして、情報端末部はデータベース端
末として機能したりすることを特徴とする。さらに、情
報のアクセス機能は、クライアントからサーバへのアク
セス機能と、サーバからのデータ発信に対応するアクセ
ス機能とを有することを特徴とする。
受信システムは、前記発明において、サーバ部はメール
サーバとして、情報端末部は電子メール端末として機能
したり、サーバ部はHTTPサーバとして、情報端末部
はWebブラウザ端末として機能したり、サーバ部はデ
ータベースサーバとして、情報端末部はデータベース端
末として機能したりすることを特徴とする。さらに、情
報のアクセス機能は、クライアントからサーバへのアク
セス機能と、サーバからのデータ発信に対応するアクセ
ス機能とを有することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明にお
ける端末機器のメール送受信システムの実施の形態を詳
細に説明する。図1は、本発明における端末機器のメー
ル送受信システムの概略構成を示すブロック図である。
同図において、ダイアルアップサーバ2がメールサーバ
1を通してインターネットに接続されており、さらに、
ダイアルアップサーバ2は、携帯電話・PHS3と通信
で結ばれている。そして、携帯電話・PHS3は、携帯
情報端末としての電子メール端末5と情報通信ができる
ように構成されている。また、カード4は、電子メール
の送受信のために、携帯電話・PHS3と電子メール端
末5とに選択的に装着されている。ここで、カード4
は、携帯電話・PHS3に装着された場合、それが携帯
性を損なわない程度に充分に小さい送受信カードであ
る。
ける端末機器のメール送受信システムの実施の形態を詳
細に説明する。図1は、本発明における端末機器のメー
ル送受信システムの概略構成を示すブロック図である。
同図において、ダイアルアップサーバ2がメールサーバ
1を通してインターネットに接続されており、さらに、
ダイアルアップサーバ2は、携帯電話・PHS3と通信
で結ばれている。そして、携帯電話・PHS3は、携帯
情報端末としての電子メール端末5と情報通信ができる
ように構成されている。また、カード4は、電子メール
の送受信のために、携帯電話・PHS3と電子メール端
末5とに選択的に装着されている。ここで、カード4
は、携帯電話・PHS3に装着された場合、それが携帯
性を損なわない程度に充分に小さい送受信カードであ
る。
【0018】このカード4を携帯電話・PHS3に装着
した場合、カード4は、電波状況のよいところを選ん
で、電子メール端末5の代理としてメールサーバ1に接
続される。そして、このメールサーバ1に蓄積されたユ
ーザ宛の電子メールを、ダイアルアップサーバ2と携帯
電話・PHS3を経由して取り込むことができる。ま
た、カード4内に蓄積された電子メールも同様にして送
信することができる。次に、カード4を電子メール端末
5に装着した場合には、カード4はメールサーバ1であ
るかのように振舞う。したがって、電子メール端末5は
直接メールサーバ1に接続している場合と同じ方法でメ
ールの送受信ができる。このようにして、電波状況を気
にせずに電子メール端末5で電子メールの送受信を行う
ことができる。
した場合、カード4は、電波状況のよいところを選ん
で、電子メール端末5の代理としてメールサーバ1に接
続される。そして、このメールサーバ1に蓄積されたユ
ーザ宛の電子メールを、ダイアルアップサーバ2と携帯
電話・PHS3を経由して取り込むことができる。ま
た、カード4内に蓄積された電子メールも同様にして送
信することができる。次に、カード4を電子メール端末
5に装着した場合には、カード4はメールサーバ1であ
るかのように振舞う。したがって、電子メール端末5は
直接メールサーバ1に接続している場合と同じ方法でメ
ールの送受信ができる。このようにして、電波状況を気
にせずに電子メール端末5で電子メールの送受信を行う
ことができる。
【0019】図2は、図1のカード内の構成を示し、本
発明のメール送受信システムの概要を説明するための構
成図である。先ず、図2を用いて、本発明における端末
機器のメール送受信システムの第1の実施の形態を説明
する。同図において、カード4は、CPU41、ROM
42、インタフェース43、接続機器認識手段44、R
AM45から構成されている。また、CPU41は、R
OM42やRAM45に蓄えられているプログラムを実
行することで、メール受信手段411、メール送信手段
412、メモリ読込受付手段413、メモリ書込受付手
段414、メール受信受付手段415、メール送信受付
手段416が実行可能である。
発明のメール送受信システムの概要を説明するための構
成図である。先ず、図2を用いて、本発明における端末
機器のメール送受信システムの第1の実施の形態を説明
する。同図において、カード4は、CPU41、ROM
42、インタフェース43、接続機器認識手段44、R
AM45から構成されている。また、CPU41は、R
OM42やRAM45に蓄えられているプログラムを実
行することで、メール受信手段411、メール送信手段
412、メモリ読込受付手段413、メモリ書込受付手
段414、メール受信受付手段415、メール送信受付
手段416が実行可能である。
【0020】メール受信手段411は、携帯電話・PH
Sに接続されているときに動作し、電子メール受信に必
要な設定情報をRAM45から読み込み、インタフェー
ス43を通してユーザ宛の電子メールを送信するようメ
ールサーバに対して要求する。そして、メールサーバか
ら電子メール本体が送られてくると、メール受信手段4
11はそれをRAM45へ格納する。メール送信手段4
12も同様に、携帯電話・PHSに接続されているとき
に動作し、RAM45に送信すべき電子メールが存在す
れば、RAM45から電子メール送信に必要な設定情報
と電子メール本体を読み込み、インタフェース43を通
してメールサーバに電子メール本体を送信する。メモリ
読込受付手段413は、RAM45の内容に対する、携
帯電話・PHSおよび電子メール端末といった接続機器
からの読み込み要求が生じた場合、インタフェース43
を通してその内容を接続機器へ送る。
Sに接続されているときに動作し、電子メール受信に必
要な設定情報をRAM45から読み込み、インタフェー
ス43を通してユーザ宛の電子メールを送信するようメ
ールサーバに対して要求する。そして、メールサーバか
ら電子メール本体が送られてくると、メール受信手段4
11はそれをRAM45へ格納する。メール送信手段4
12も同様に、携帯電話・PHSに接続されているとき
に動作し、RAM45に送信すべき電子メールが存在す
れば、RAM45から電子メール送信に必要な設定情報
と電子メール本体を読み込み、インタフェース43を通
してメールサーバに電子メール本体を送信する。メモリ
読込受付手段413は、RAM45の内容に対する、携
帯電話・PHSおよび電子メール端末といった接続機器
からの読み込み要求が生じた場合、インタフェース43
を通してその内容を接続機器へ送る。
【0021】メモリ書込受付手段414は、インタフェ
ース43を通して接続機器よりRAM45への書き込み
要求を受け取った場合、同時に送られてきた書き込む内
容をRAM45へ書き込む。メール受信受付手段415
は、電子メール端末接続時に動作し、電子メール端末か
らメールサーバに対する電子メール受信要求を、インタ
フェース43を通して受け取ると、RAM45に格納さ
れた電子メールを電子メール端末に送信する。メール送
信受付手段416も同様に、電子メール端末接続時に動
作し、電子メール端末からメールサーバに対する電子メ
ールの送信要求を、インタフェース43を通して受け取
ると、電子メール端末から送られてくる電子メール本体
をRAM45へ格納する。
ース43を通して接続機器よりRAM45への書き込み
要求を受け取った場合、同時に送られてきた書き込む内
容をRAM45へ書き込む。メール受信受付手段415
は、電子メール端末接続時に動作し、電子メール端末か
らメールサーバに対する電子メール受信要求を、インタ
フェース43を通して受け取ると、RAM45に格納さ
れた電子メールを電子メール端末に送信する。メール送
信受付手段416も同様に、電子メール端末接続時に動
作し、電子メール端末からメールサーバに対する電子メ
ールの送信要求を、インタフェース43を通して受け取
ると、電子メール端末から送られてくる電子メール本体
をRAM45へ格納する。
【0022】ROM42は、CPU41が実行すべき手
段を提供するためのプログラムが格納されている。ま
た、インタフェース43は、携帯電話・PHS、および
電子メール端末と、電波状況や接続機器の情報、電子メ
ール内容、およびRAM45の内容をやりとりするため
のインタフェースである。携帯電話・PHSおよび電子
メール端末は、このインタフェース43と情報をやりと
りするために、同様のインタフェースを持っている必要
がある。接続機器認識手段44は、物理的なスイッチや
インタフェース43からの情報等により、カード4が現
在何と接続されているかを認識する手段である。RAM
45は、取り込まれた電子メールや送信する電子メー
ル、送受信に必要な各種設定情報、ROM42に格納さ
れているプログラムの代用等が格納される領域である。
このRAM45は記録内容が消えないような対策、例え
ば不揮発性メモリのFLASHメモリを用いるとか、絶
えず電力を供給するというような対策が施されている必
要がある。
段を提供するためのプログラムが格納されている。ま
た、インタフェース43は、携帯電話・PHS、および
電子メール端末と、電波状況や接続機器の情報、電子メ
ール内容、およびRAM45の内容をやりとりするため
のインタフェースである。携帯電話・PHSおよび電子
メール端末は、このインタフェース43と情報をやりと
りするために、同様のインタフェースを持っている必要
がある。接続機器認識手段44は、物理的なスイッチや
インタフェース43からの情報等により、カード4が現
在何と接続されているかを認識する手段である。RAM
45は、取り込まれた電子メールや送信する電子メー
ル、送受信に必要な各種設定情報、ROM42に格納さ
れているプログラムの代用等が格納される領域である。
このRAM45は記録内容が消えないような対策、例え
ば不揮発性メモリのFLASHメモリを用いるとか、絶
えず電力を供給するというような対策が施されている必
要がある。
【0023】図3は、図1のメール送受信システムにお
けるプロトコル階層図である。すなわち、カード4を携
帯電話・PHS3に接続した場合のプロトコル階層図で
ある。ここで、メールサーバ1側のネットワーク・トラ
ンスポート層プロトコル12、およびカード4側のネッ
トワーク・トランスポートプロトコル層46は、例えば
TCP/IPといったようなネットワーク層、およびト
ランスポート層のプロトコルである。
けるプロトコル階層図である。すなわち、カード4を携
帯電話・PHS3に接続した場合のプロトコル階層図で
ある。ここで、メールサーバ1側のネットワーク・トラ
ンスポート層プロトコル12、およびカード4側のネッ
トワーク・トランスポートプロトコル層46は、例えば
TCP/IPといったようなネットワーク層、およびト
ランスポート層のプロトコルである。
【0024】携帯電話・PHS物理層A34、およびカ
ード物理層47は、例えばRS232Cのようなもので
ある。ダイアルアップサーバ物理層A23、および携帯
電話・PHS物理層B35は無線通信である。また、ダ
イアルアップサーバ物理層B22、およびメールサーバ
物理層13は、例えばイーサーネットのようなものであ
る。ダイアルアップサーバ物理層変換21、および携帯
電話・PHS物理層変換33は、それぞれ下の層に位置
する2つの物理層間の変換を行う。以上のような構成の
もと、カード4はこの場合電子メール端末5の代理とし
て動作する。このとき、メール受信手段411、メール
送信手段412が動作し、メール受信受付手段415お
よびメール送信受付手段416は動作しない。
ード物理層47は、例えばRS232Cのようなもので
ある。ダイアルアップサーバ物理層A23、および携帯
電話・PHS物理層B35は無線通信である。また、ダ
イアルアップサーバ物理層B22、およびメールサーバ
物理層13は、例えばイーサーネットのようなものであ
る。ダイアルアップサーバ物理層変換21、および携帯
電話・PHS物理層変換33は、それぞれ下の層に位置
する2つの物理層間の変換を行う。以上のような構成の
もと、カード4はこの場合電子メール端末5の代理とし
て動作する。このとき、メール受信手段411、メール
送信手段412が動作し、メール受信受付手段415お
よびメール送信受付手段416は動作しない。
【0025】さらに詳しく説明すると、カード4のメー
ル受信手段411は、図2のインタフェース43を通し
て、ユーザが電子メールの受信をするよう明示的に指示
した場合、またはインタフェース43から送られてくる
携帯電話・PHS3の電波状況が良好で、かつユーザの
設定したタイミングである場合、携帯電話・PHS3に
対しダイアルアップサーバ2に接続することを要求す
る。そして、接続が完了した場合、あらかじめ設定情報
としてRAM45に格納されているメールサーバ1に対
し、ユーザ宛の電子メールがないかどうか調べる。も
し、電子メールがあった場合、その電子メールをメール
サーバ1からインタフェース43を通しメール受信手段
411へ送られ、メール受信手段411は、それをRA
M45へ格納する。同時にメール送信手段412はRA
M45に送信すべき電子メールが格納されていないかど
うかを調べ、もし送信すべき電子メールが存在した場合
は、それをインタフェース43を通してメールサーバ1
に送信する。
ル受信手段411は、図2のインタフェース43を通し
て、ユーザが電子メールの受信をするよう明示的に指示
した場合、またはインタフェース43から送られてくる
携帯電話・PHS3の電波状況が良好で、かつユーザの
設定したタイミングである場合、携帯電話・PHS3に
対しダイアルアップサーバ2に接続することを要求す
る。そして、接続が完了した場合、あらかじめ設定情報
としてRAM45に格納されているメールサーバ1に対
し、ユーザ宛の電子メールがないかどうか調べる。も
し、電子メールがあった場合、その電子メールをメール
サーバ1からインタフェース43を通しメール受信手段
411へ送られ、メール受信手段411は、それをRA
M45へ格納する。同時にメール送信手段412はRA
M45に送信すべき電子メールが格納されていないかど
うかを調べ、もし送信すべき電子メールが存在した場合
は、それをインタフェース43を通してメールサーバ1
に送信する。
【0026】図4は、図1のメール送受信システムにお
ける形態電話・PHSとカード間のプロトコル階層図で
ある。すなわち、カード4内に取り込まれた電子メール
を、携帯電話・PHS3が読み書きする場合のプロトコ
ル階層図である。携帯電話・PHS3側のネットワーク
・トランスポート層プロトコル36、およびカード4側
のネットワーク・トランスポート層プロトコル46は、
例えばTCP/IPのようなものである。ここで携帯電
話・PHS3がカード4内のRAM45の内容を参照す
るとき、携帯電話・PHS3内のメモリ読込手段32
が、カード4側のメモリ読込受付手段413に対し、読
み込み要求と読み込む場所を送信する。すると、メモリ
読込受付手段413はRAM45の指定された場所の内
容を読み出し、インタフェース43を通してメモリ読込
手段32に対しそれを送信する。これを利用して、RA
M45内に蓄積された電子メールを携帯電話・PHS3
へ送信することが可能である。もし携帯電話・PHS3
に電子メールの内容を表示する手段があれば、これを利
用して携帯電話・PHS3でカード4に取り込んだ電子
メールの閲覧が可能である。
ける形態電話・PHSとカード間のプロトコル階層図で
ある。すなわち、カード4内に取り込まれた電子メール
を、携帯電話・PHS3が読み書きする場合のプロトコ
ル階層図である。携帯電話・PHS3側のネットワーク
・トランスポート層プロトコル36、およびカード4側
のネットワーク・トランスポート層プロトコル46は、
例えばTCP/IPのようなものである。ここで携帯電
話・PHS3がカード4内のRAM45の内容を参照す
るとき、携帯電話・PHS3内のメモリ読込手段32
が、カード4側のメモリ読込受付手段413に対し、読
み込み要求と読み込む場所を送信する。すると、メモリ
読込受付手段413はRAM45の指定された場所の内
容を読み出し、インタフェース43を通してメモリ読込
手段32に対しそれを送信する。これを利用して、RA
M45内に蓄積された電子メールを携帯電話・PHS3
へ送信することが可能である。もし携帯電話・PHS3
に電子メールの内容を表示する手段があれば、これを利
用して携帯電話・PHS3でカード4に取り込んだ電子
メールの閲覧が可能である。
【0027】逆に、携帯電話・PHS3からRAM45
へ書き込みに行いたい場合、携帯電話・PHS3内のメ
モリ書込手段31が、カード4のメモリ書込受付手段4
14に対し、書き込みたい内容と書き込む場所を送信す
る。すると、カード4内のメモリ書込受付手段414は
その内容をRAM45の指定された場所へ書き込む。こ
れを利用して、もし携帯電話・PHS3に電子メールの
入力手段があれば、入力した電子メールをRAM45へ
送ることで、携帯電話・PHS3は単独で電子メールを
送信することができる。
へ書き込みに行いたい場合、携帯電話・PHS3内のメ
モリ書込手段31が、カード4のメモリ書込受付手段4
14に対し、書き込みたい内容と書き込む場所を送信す
る。すると、カード4内のメモリ書込受付手段414は
その内容をRAM45の指定された場所へ書き込む。こ
れを利用して、もし携帯電話・PHS3に電子メールの
入力手段があれば、入力した電子メールをRAM45へ
送ることで、携帯電話・PHS3は単独で電子メールを
送信することができる。
【0028】図5は、図1のメール送受信システムにお
ける、カードと電子メール端末との間のプロトコル階層
図である。すなわち、カード4を電子メール端末5に接
続した場合のプロトコル階層図である。ここで、カード
4側のネットワーク・トランスポート層プロトコル4
6、および電子メール端末側ネットワーク・トランスポ
ート層プロトコル53は、例えばTCP/IPのような
ものである。また、カード物理層47、および電子メー
ル端末物理層54は、例えばRS232Cのようなもの
である。この場合、カード4はメールサーバの代理とし
て動作する。このとき、メール受信受付手段415、メ
ール送信受付手段416が動作し、メール受信手段41
1、メール送信手段412は動作しない。
ける、カードと電子メール端末との間のプロトコル階層
図である。すなわち、カード4を電子メール端末5に接
続した場合のプロトコル階層図である。ここで、カード
4側のネットワーク・トランスポート層プロトコル4
6、および電子メール端末側ネットワーク・トランスポ
ート層プロトコル53は、例えばTCP/IPのような
ものである。また、カード物理層47、および電子メー
ル端末物理層54は、例えばRS232Cのようなもの
である。この場合、カード4はメールサーバの代理とし
て動作する。このとき、メール受信受付手段415、メ
ール送信受付手段416が動作し、メール受信手段41
1、メール送信手段412は動作しない。
【0029】さらに詳しく説明すると、メール受信受付
手段415はRAM45に格納されている各設定情報を
もとに動作し、電子メール端末5からメールサーバへの
電子メール取得要求を受け取った場合、RAM45に格
納されている電子メールをメールサーバが送る方式と同
じ方法で、インタフェース43を通して電子メール端末
5へ送信する。また、メール送信受付手段416も同様
に、RAM45に格納されている設定情報をもとに動作
し、電子メール端末5からメールサーバへの電子メール
送信要求を受け取った場合、メール送信受付手段416
はその電子メールを受け取り、送信すべきメールとして
RAM45に格納する。
手段415はRAM45に格納されている各設定情報を
もとに動作し、電子メール端末5からメールサーバへの
電子メール取得要求を受け取った場合、RAM45に格
納されている電子メールをメールサーバが送る方式と同
じ方法で、インタフェース43を通して電子メール端末
5へ送信する。また、メール送信受付手段416も同様
に、RAM45に格納されている設定情報をもとに動作
し、電子メール端末5からメールサーバへの電子メール
送信要求を受け取った場合、メール送信受付手段416
はその電子メールを受け取り、送信すべきメールとして
RAM45に格納する。
【0030】図6は、図1のメール送受信システムにお
ける、カード内のRAMにアクセスする際のプロトコル
階層図である。すなわち、カード4内のRAM45の内
容を、電子メール端末5から読み書きする場合のプロト
コル階層図である。ここで示されているメモリ書込手段
51、メモリ読込手段52は電子メール端末に標準に組
み込まれているものが使えるのが望ましい。電子メール
端末5がRAM45の内容を参照したい場合、メモリ読
込手段52はメモリ読込受付手段413に対し、メモリ
読込要求とメモリの読み込みたい場所を指定して送る。
すると、メモリ読込受付手段413は、指定された場所
をRAM45から読み込み、インタフェース43を通し
てメモリ読込手段52へ送る。
ける、カード内のRAMにアクセスする際のプロトコル
階層図である。すなわち、カード4内のRAM45の内
容を、電子メール端末5から読み書きする場合のプロト
コル階層図である。ここで示されているメモリ書込手段
51、メモリ読込手段52は電子メール端末に標準に組
み込まれているものが使えるのが望ましい。電子メール
端末5がRAM45の内容を参照したい場合、メモリ読
込手段52はメモリ読込受付手段413に対し、メモリ
読込要求とメモリの読み込みたい場所を指定して送る。
すると、メモリ読込受付手段413は、指定された場所
をRAM45から読み込み、インタフェース43を通し
てメモリ読込手段52へ送る。
【0031】次に、電子メール端末5がRAM45に書
き込みを行いたい場合、メモリ書込手段51が書き込み
たい内容と書き込む場所をメモリ書込受付手段414に
対して送る。メモリ書込受付手段414は、RAM45
の指定された場所に、送られてきた内容を書き込む。以
上示した読み書きの手段を用いて、カード4内のRAM
45に蓄えられている各種設定情報を、電子メール端末
5から読み書きすることが可能であり、またROM内に
蓄えられたプログラムの代用プログラムをRAM45に
書き込んだりすることも可能になる。
き込みを行いたい場合、メモリ書込手段51が書き込み
たい内容と書き込む場所をメモリ書込受付手段414に
対して送る。メモリ書込受付手段414は、RAM45
の指定された場所に、送られてきた内容を書き込む。以
上示した読み書きの手段を用いて、カード4内のRAM
45に蓄えられている各種設定情報を、電子メール端末
5から読み書きすることが可能であり、またROM内に
蓄えられたプログラムの代用プログラムをRAM45に
書き込んだりすることも可能になる。
【0032】図7は、本発明の端末機器におけるメール
送受信システムのハードブロックの構成図である。この
システムは、携帯端末1aと端末2aとにより構成され
ている。この実施の形態における携帯端末1aとは、無
線機を内蔵する小型、軽量で可搬性のあるものであり、
端末2aは、デスクトップ型、ノート型などを含むパー
ソナルコンピュータ、(以下、PCと記す)などの、可
搬性には欠けるものの大容量メモリ、高速CPUを搭載
するものである。携帯端末1aは、無線によりデータ通
信を行う無線部3aとデータの処理を行うCPU4a
と、データを蓄積するメモリであるRAM5aと、予め
データを蓄積してあるメモリであるROM6aと、端末
2aに対して各々の条件により割り込みを発生する割り
込みコントローラ7aと、端末2aとのデータの送受信
を行うI/Fコントローラ8aと、端末2aの送信デー
タの有無とこの送信データの容量を記憶する送信データ
有無記憶手段9aとにより構成されている。
送受信システムのハードブロックの構成図である。この
システムは、携帯端末1aと端末2aとにより構成され
ている。この実施の形態における携帯端末1aとは、無
線機を内蔵する小型、軽量で可搬性のあるものであり、
端末2aは、デスクトップ型、ノート型などを含むパー
ソナルコンピュータ、(以下、PCと記す)などの、可
搬性には欠けるものの大容量メモリ、高速CPUを搭載
するものである。携帯端末1aは、無線によりデータ通
信を行う無線部3aとデータの処理を行うCPU4a
と、データを蓄積するメモリであるRAM5aと、予め
データを蓄積してあるメモリであるROM6aと、端末
2aに対して各々の条件により割り込みを発生する割り
込みコントローラ7aと、端末2aとのデータの送受信
を行うI/Fコントローラ8aと、端末2aの送信デー
タの有無とこの送信データの容量を記憶する送信データ
有無記憶手段9aとにより構成されている。
【0033】また、端末2aは、データの処理を行うC
PU10aと、端末2a全体のパワーマネージメントを
行うPMU11aと、携帯端末1aからの割り込みを制
御する割り込みコントローラ12aと、予めデータを蓄
積してあるROM13aと、データを蓄積するRAM1
4aと、携帯端末1aとデータの送受信を行うI/Fコ
ントローラ15aとにより構成されている。通常、携帯
端末1aを持ち歩き、端末2aは家庭や会社に設置した
ままのものである。データの必要に応じて携帯端末1a
と端末2aを接続し、データの送受信を行う。携帯端末
1aはデータの送受信を行う際は常に電源を供給し、動
作可能な状態のままとする。端末2aは、使用しない場
合はサスペンド状態とする事が可能で、電力消費を削減
する事が可能となる。
PU10aと、端末2a全体のパワーマネージメントを
行うPMU11aと、携帯端末1aからの割り込みを制
御する割り込みコントローラ12aと、予めデータを蓄
積してあるROM13aと、データを蓄積するRAM1
4aと、携帯端末1aとデータの送受信を行うI/Fコ
ントローラ15aとにより構成されている。通常、携帯
端末1aを持ち歩き、端末2aは家庭や会社に設置した
ままのものである。データの必要に応じて携帯端末1a
と端末2aを接続し、データの送受信を行う。携帯端末
1aはデータの送受信を行う際は常に電源を供給し、動
作可能な状態のままとする。端末2aは、使用しない場
合はサスペンド状態とする事が可能で、電力消費を削減
する事が可能となる。
【0034】図8は、図7における端末2aがデータ送
信要求を行った場合のデータ受信処理を示すフローチャ
ートである。したがって、図8のフローチャートを用い
て、図7の無線機の送信処理について説明する。端末2
aが携帯端末1aへデータ送信要求を行うと(ステップ
S1、以下ステップは省略)、携帯端末1aは送信デー
タの容量の確認を行う(S2)。携帯端末1aは、この
送信データの容量を確認して端末2aへ通知する(S
3)。そして、携帯端末1aは、内部のRAM5aのメ
モリの残量確認を行い(S4)、要求された送信データ
が格納可能か否かを判断する(S5)。
信要求を行った場合のデータ受信処理を示すフローチャ
ートである。したがって、図8のフローチャートを用い
て、図7の無線機の送信処理について説明する。端末2
aが携帯端末1aへデータ送信要求を行うと(ステップ
S1、以下ステップは省略)、携帯端末1aは送信デー
タの容量の確認を行う(S2)。携帯端末1aは、この
送信データの容量を確認して端末2aへ通知する(S
3)。そして、携帯端末1aは、内部のRAM5aのメ
モリの残量確認を行い(S4)、要求された送信データ
が格納可能か否かを判断する(S5)。
【0035】RAM5aの空き容量が送信要求データ容
量より小さな場合は(S5、N)、携帯端末1aは、電
波状況が良好か否かを判断し、電波状態が良くなるのを
待つ(S6)。この際、携帯端末1aは送信要求があっ
た事を記憶する為に、送信データ有無記憶手段9aに送
信データの有無を記憶する。また、端末2aは、使用し
ない場合には電源をOFFにする。そして、電波状況が
良くなると(S6、Y)、RAM5a内にある以前格納
していたデータをサーバへ送信する(S7)。その際、
同時に、CPU4aは電波状況が良くなったのを確認す
ると、割り込みコントローラ7aより端末2aへ割り込
みを発生する(S8)。
量より小さな場合は(S5、N)、携帯端末1aは、電
波状況が良好か否かを判断し、電波状態が良くなるのを
待つ(S6)。この際、携帯端末1aは送信要求があっ
た事を記憶する為に、送信データ有無記憶手段9aに送
信データの有無を記憶する。また、端末2aは、使用し
ない場合には電源をOFFにする。そして、電波状況が
良くなると(S6、Y)、RAM5a内にある以前格納
していたデータをサーバへ送信する(S7)。その際、
同時に、CPU4aは電波状況が良くなったのを確認す
ると、割り込みコントローラ7aより端末2aへ割り込
みを発生する(S8)。
【0036】この時、端末2aでは、電源がONの場合
とサスペンド状態の場合があるので、何れの状態かを判
断する(S9)。電源ONの場合は(S9、Y)、その
まま動作が可能なので、割り込み要因の確認を行い(S
10)、携帯端末1aとデータの送受信を行う為の通信
ソフトの立ち上げ処理を行う(S11)。一方、サスペ
ンド状態の場合は(S9、N)、PMU11aはCPU
10a、ROM13a、RAM14a、I/Fコントロ
ール15aの各部への電源供給を開始する(S12)。
電源供給を開始し動作可能な状態になると、電源ONの
場合と同様に、割り込み要因の確認を行い(S10)、
携帯端末1aとデータの送受信を行う為の通信ソフトの
立ち上げ処理に移行する(S11)。ただし、割り込み
コントローラ12aは、常に割り込みを認識できる必要
がある為、常時、電源は供給されている。
とサスペンド状態の場合があるので、何れの状態かを判
断する(S9)。電源ONの場合は(S9、Y)、その
まま動作が可能なので、割り込み要因の確認を行い(S
10)、携帯端末1aとデータの送受信を行う為の通信
ソフトの立ち上げ処理を行う(S11)。一方、サスペ
ンド状態の場合は(S9、N)、PMU11aはCPU
10a、ROM13a、RAM14a、I/Fコントロ
ール15aの各部への電源供給を開始する(S12)。
電源供給を開始し動作可能な状態になると、電源ONの
場合と同様に、割り込み要因の確認を行い(S10)、
携帯端末1aとデータの送受信を行う為の通信ソフトの
立ち上げ処理に移行する(S11)。ただし、割り込み
コントローラ12aは、常に割り込みを認識できる必要
がある為、常時、電源は供給されている。
【0037】端末2aは、割り込みの内容が携帯端末1
aからの送信データ転送要求である事を確認すると、携
帯端末1aとのデータ通信を行う通信ソフトをROM1
2aより読み込み、起動する。そして、通信ソフトを起
動後(S11)、送信データを携帯端末1aへ送信する
(S13)。すると、携帯端末1aはこの送信データを
受信し(S14)、RAM5aに格納する。一方、ステ
ップS5に戻って、RAM5aに送信データが格納可能
な場合には(S5、Y)、前述のステップS11の通信
ソフトの立ち上げに進み、そのまま前述の各ステップを
経て格納処理に移行する。
aからの送信データ転送要求である事を確認すると、携
帯端末1aとのデータ通信を行う通信ソフトをROM1
2aより読み込み、起動する。そして、通信ソフトを起
動後(S11)、送信データを携帯端末1aへ送信する
(S13)。すると、携帯端末1aはこの送信データを
受信し(S14)、RAM5aに格納する。一方、ステ
ップS5に戻って、RAM5aに送信データが格納可能
な場合には(S5、Y)、前述のステップS11の通信
ソフトの立ち上げに進み、そのまま前述の各ステップを
経て格納処理に移行する。
【0038】さて、前述のステップS15に戻って、端
末2aは、送信処理の終了を判断しながら、このような
送信処理を繰り返す(S15)。送信処理が終了すると
(S15、Y)、端末2aは元の状態へ戻る処理を行
う。すなわち、通信を行う前の状態が電源ONの場合
は、通信ソフトを終了させて端末2aの処理は終了す
る。また、通信を行う前の状態がサスペンド状態の場合
は、通信ソフトを終了させた後、PMU11aは各部の
電源供給を停止し(S16)、端末2aはサスペンド状
態となる。
末2aは、送信処理の終了を判断しながら、このような
送信処理を繰り返す(S15)。送信処理が終了すると
(S15、Y)、端末2aは元の状態へ戻る処理を行
う。すなわち、通信を行う前の状態が電源ONの場合
は、通信ソフトを終了させて端末2aの処理は終了す
る。また、通信を行う前の状態がサスペンド状態の場合
は、通信ソフトを終了させた後、PMU11aは各部の
電源供給を停止し(S16)、端末2aはサスペンド状
態となる。
【0039】一方、携帯端末1aは、送信データのRA
M15aへの格納処理の終了を判断し(S17)、格納
処理が終了すると(S17、Y)、再度、電波状況が良
好か否かの確認を行い(S18)、電波状況が良くなっ
た場合に(S18、Y)、RAM5aに格納された送信
データの送信処理を行う(S19)。このとき、無線デ
ータ通信の転送速度の方が、携帯端末1aと端末2aの
間のデータ通信より早い場合には、既にRAM5aに格
納されていたデータの送信処理の方が先に終了する場合
があるので、その際は、引き続き現在格納中のデータの
送信を随時行う。この場合、既にRAM5aに格納して
あったデータの送信処理が終了して、端末2aから携帯
端末1aへデータの転送を行うのではないので、効率的
なデータ転送が可能となる。
M15aへの格納処理の終了を判断し(S17)、格納
処理が終了すると(S17、Y)、再度、電波状況が良
好か否かの確認を行い(S18)、電波状況が良くなっ
た場合に(S18、Y)、RAM5aに格納された送信
データの送信処理を行う(S19)。このとき、無線デ
ータ通信の転送速度の方が、携帯端末1aと端末2aの
間のデータ通信より早い場合には、既にRAM5aに格
納されていたデータの送信処理の方が先に終了する場合
があるので、その際は、引き続き現在格納中のデータの
送信を随時行う。この場合、既にRAM5aに格納して
あったデータの送信処理が終了して、端末2aから携帯
端末1aへデータの転送を行うのではないので、効率的
なデータ転送が可能となる。
【0040】次に、本発明における端末機器のメール送
受信システムの第2の実施の形態を説明する。図9は、
第2の実施の形態として、端末に電子メール端末を用い
た場合の、携帯端末のCPU部のシステム構成図であ
る。すなわち、他のシステム部分は図7と同様であり、
動作の詳細を示す為に携帯端末1aのCPU部4aのみ
を詳細にした図である。また、処理動作についても図8
のフローチャートと同様である。したがって、第2の実
施の携帯については、図7、図8、図9を用いて説明す
る。
受信システムの第2の実施の形態を説明する。図9は、
第2の実施の形態として、端末に電子メール端末を用い
た場合の、携帯端末のCPU部のシステム構成図であ
る。すなわち、他のシステム部分は図7と同様であり、
動作の詳細を示す為に携帯端末1aのCPU部4aのみ
を詳細にした図である。また、処理動作についても図8
のフローチャートと同様である。したがって、第2の実
施の携帯については、図7、図8、図9を用いて説明す
る。
【0041】携帯端末1aは、電波状況の良いときを選
んで、電子メール端末2aの代理としてメールサーバに
接続し、そこに蓄積されたユーザ宛の電子メールを、ダ
イアルアップサーバ、無線部3aを経由して取り込むこ
とが可能である。また、携帯端末1a内に蓄積された電
子メールも同様に送信可能である。次に、携帯端末1a
を電子メール端末2aに装着した場合、携帯端末1aは
メールサーバであるかのように振る舞う。したがって、
電子メール端末2aは直接メールサーバに接続している
場合と同じ方法でメールの送受信が可能である。このよ
うにして、電波状況を気にせずに電子メール端末で電子
メールの送受信を可能にする。
んで、電子メール端末2aの代理としてメールサーバに
接続し、そこに蓄積されたユーザ宛の電子メールを、ダ
イアルアップサーバ、無線部3aを経由して取り込むこ
とが可能である。また、携帯端末1a内に蓄積された電
子メールも同様に送信可能である。次に、携帯端末1a
を電子メール端末2aに装着した場合、携帯端末1aは
メールサーバであるかのように振る舞う。したがって、
電子メール端末2aは直接メールサーバに接続している
場合と同じ方法でメールの送受信が可能である。このよ
うにして、電波状況を気にせずに電子メール端末で電子
メールの送受信を可能にする。
【0042】図8のフローチャートは、電子メール端末
2aが携帯端末1aにメール送信要求を行った場合の処
理を示すものである。したがって、第2の実施の形態で
は、端末、すなわち電子メール端末2aがデータ送信要
求を行うので、図8のフローチャートの受信と送信とを
読みかえればよい。電子メール端末2aが携帯端末1a
へメール送信要求を行うと(S1)、携帯端末1aは送
信メールの容量の確認を行う(S2)。電子メール端末
2aは、送信メールの容量を確認し携帯端末1aへ通知
する(S3)。携帯端末1aは、内部のRAM5aの残
量確認を行い(S4)、要求された送信メールが格納可
能か否かを判断する(S5)。RAM5aに送信メール
が格納可能な場合には(S5、Y)、ステップS11に
進み、そのまま格納処理に移行する。尚、ステップS1
1以降の処理については後述する。
2aが携帯端末1aにメール送信要求を行った場合の処
理を示すものである。したがって、第2の実施の形態で
は、端末、すなわち電子メール端末2aがデータ送信要
求を行うので、図8のフローチャートの受信と送信とを
読みかえればよい。電子メール端末2aが携帯端末1a
へメール送信要求を行うと(S1)、携帯端末1aは送
信メールの容量の確認を行う(S2)。電子メール端末
2aは、送信メールの容量を確認し携帯端末1aへ通知
する(S3)。携帯端末1aは、内部のRAM5aの残
量確認を行い(S4)、要求された送信メールが格納可
能か否かを判断する(S5)。RAM5aに送信メール
が格納可能な場合には(S5、Y)、ステップS11に
進み、そのまま格納処理に移行する。尚、ステップS1
1以降の処理については後述する。
【0043】RAM5aの空き容量が送信メール容量よ
り小さな場合は(S5、N)、携帯端末1aは電波状況
が良くなるのを待つ(S6)。この際、携帯端末1aは
送信要求があったことを記憶する為に、送信データ有無
記憶手段9aに送信メールの有無を記憶する。また、電
子メール端末2aは、使用しない場合には電源をOFF
にする。そして、電波状況が良くなると(S6、Y)、
携帯端末1aは、RAM5a内にある以前格納していた
メールをメールサーバへ送信する(S7)。その際、同
時に、CPU4aは、電波状態が良くなったのを確認す
ると割り込みコントローラ7aより端末2aへ割り込み
を発生させる(S8)。この時、電子メール端末2aで
は、電源がONの場合とサスペンド状態の場合とがある
ので、何れであるかを判断する(S9)。
り小さな場合は(S5、N)、携帯端末1aは電波状況
が良くなるのを待つ(S6)。この際、携帯端末1aは
送信要求があったことを記憶する為に、送信データ有無
記憶手段9aに送信メールの有無を記憶する。また、電
子メール端末2aは、使用しない場合には電源をOFF
にする。そして、電波状況が良くなると(S6、Y)、
携帯端末1aは、RAM5a内にある以前格納していた
メールをメールサーバへ送信する(S7)。その際、同
時に、CPU4aは、電波状態が良くなったのを確認す
ると割り込みコントローラ7aより端末2aへ割り込み
を発生させる(S8)。この時、電子メール端末2aで
は、電源がONの場合とサスペンド状態の場合とがある
ので、何れであるかを判断する(S9)。
【0044】電源がONの場合は(S9、Y)、そのま
ま動作可能なので、割り込み要因の確認を行い(S1
0)、携帯端末1aとの間でメールの送受信を行う為の
通信ソフトの立ち上げ処理を行う(S11)。一方、サ
スペンド状態の場合は(S9、N)、PMU11aは、
CPU10a、ROM13a、RAM14a、I/Fコ
ントロール15aの各部への電源供給を開始する(S1
2)。そして、電源供給を開始し動作可能な状態なる
と、電源ONであった場合と同様に割り込み要因の確認
を行い(S10)、携帯端末1aとの間でメールの送受
信を行う為の通信ソフトの立ち上げ処理に移行する(S
11)。ただし、割り込みコントローラ12aは、常に
割り込みを認識できる必要がある為、常時、電源は供給
されている。
ま動作可能なので、割り込み要因の確認を行い(S1
0)、携帯端末1aとの間でメールの送受信を行う為の
通信ソフトの立ち上げ処理を行う(S11)。一方、サ
スペンド状態の場合は(S9、N)、PMU11aは、
CPU10a、ROM13a、RAM14a、I/Fコ
ントロール15aの各部への電源供給を開始する(S1
2)。そして、電源供給を開始し動作可能な状態なる
と、電源ONであった場合と同様に割り込み要因の確認
を行い(S10)、携帯端末1aとの間でメールの送受
信を行う為の通信ソフトの立ち上げ処理に移行する(S
11)。ただし、割り込みコントローラ12aは、常に
割り込みを認識できる必要がある為、常時、電源は供給
されている。
【0045】電子メール端末2aは、割り込みの内容が
携帯端末1aからの送信メール転送要求である事を確認
すると、携帯端末1aとの間でデータ通信を行う通信ソ
フトをROM12aより読み込み、起動する。そして、
通信ソフトを起動後、送信メールを携帯端末1aへ送信
する(S13)。携帯端末1aは送信メールを受信して
(S14)、RAM5aに格納する。一方、電子メール
端末2aは、このような送信処理を終了するまで行い
(S15)、終了したら(S15、Y)、電子メール端
末2aは元の状態へ戻る処理を行う。また、通信を行う
前の状態が電源ONの場合は、通信ソフトを終了させて
電子メール端末2aの処理は終了する。通信を行う前の
状態がサスペンド状態の場合は、通信ソフトを終了させ
た後、PMU11aは各部の電源供給を停止し、電子メ
ール端末2aはスペンド状態となる(S16)。
携帯端末1aからの送信メール転送要求である事を確認
すると、携帯端末1aとの間でデータ通信を行う通信ソ
フトをROM12aより読み込み、起動する。そして、
通信ソフトを起動後、送信メールを携帯端末1aへ送信
する(S13)。携帯端末1aは送信メールを受信して
(S14)、RAM5aに格納する。一方、電子メール
端末2aは、このような送信処理を終了するまで行い
(S15)、終了したら(S15、Y)、電子メール端
末2aは元の状態へ戻る処理を行う。また、通信を行う
前の状態が電源ONの場合は、通信ソフトを終了させて
電子メール端末2aの処理は終了する。通信を行う前の
状態がサスペンド状態の場合は、通信ソフトを終了させ
た後、PMU11aは各部の電源供給を停止し、電子メ
ール端末2aはスペンド状態となる(S16)。
【0046】また、携帯端末1aは、送信メールのRA
M5aへの格納処理が終了したか否かを判断し(S1
7)、格納が終了したら(S17、Y)、再度、電波状
況の確認を行い(S18)、電波状況が良くなった場合
に(S18、Y)、RAM5aに格納された送信メール
の送信処理を行う(S19)。このとき、無線データ通
信の転送速度の方が、携帯端末1aと電子メール端末2
aとの間のデータ通信より早い場合には、既にRAM5
aに格納されていたメールの送信処理の方が先に終了す
る場合があるので、その際は、引き続き現在格納中のメ
ールの送信を随時行う。この場合、既にRAM5aに格
納してあったメールの送信処理が終了して、電子メール
端末2aから携帯端末1aへメールの転送を行うのでは
ないので、効率的なデータ転送が可能となる。
M5aへの格納処理が終了したか否かを判断し(S1
7)、格納が終了したら(S17、Y)、再度、電波状
況の確認を行い(S18)、電波状況が良くなった場合
に(S18、Y)、RAM5aに格納された送信メール
の送信処理を行う(S19)。このとき、無線データ通
信の転送速度の方が、携帯端末1aと電子メール端末2
aとの間のデータ通信より早い場合には、既にRAM5
aに格納されていたメールの送信処理の方が先に終了す
る場合があるので、その際は、引き続き現在格納中のメ
ールの送信を随時行う。この場合、既にRAM5aに格
納してあったメールの送信処理が終了して、電子メール
端末2aから携帯端末1aへメールの転送を行うのでは
ないので、効率的なデータ転送が可能となる。
【0047】次に、本発明における端末機器のメール送
受信システムの第3の実施の形態を説明する。図10
は、第3の実施の形態として、端末にWebブラウザ端
末を用いた場合の、携帯端末のCPU部のシステム構成
図である。尚、他の部分の構成は図7と同様であり、ま
た、処理動作の流れも図8のフローチャートと同様であ
る。したがって、第3の実施の携帯の詳細を図7、図
8、図10を用いて説明する。携帯端末1aは電波状況
の良いときを選んで、Webブラウザ端末2aの代理と
してHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)サーバに
接続し、ユーザにより設定されたURL(Uniform Resou
rce Locator)のドキュメントを、ダイアルアップサー
バ、無線部3aを経由して取り込むことが可能である。
また、携帯端末1a内に蓄積されたHTTPも同様に送
信可能である。
受信システムの第3の実施の形態を説明する。図10
は、第3の実施の形態として、端末にWebブラウザ端
末を用いた場合の、携帯端末のCPU部のシステム構成
図である。尚、他の部分の構成は図7と同様であり、ま
た、処理動作の流れも図8のフローチャートと同様であ
る。したがって、第3の実施の携帯の詳細を図7、図
8、図10を用いて説明する。携帯端末1aは電波状況
の良いときを選んで、Webブラウザ端末2aの代理と
してHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)サーバに
接続し、ユーザにより設定されたURL(Uniform Resou
rce Locator)のドキュメントを、ダイアルアップサー
バ、無線部3aを経由して取り込むことが可能である。
また、携帯端末1a内に蓄積されたHTTPも同様に送
信可能である。
【0048】次に、携帯端末1aをWebブラウザ端末
2aに装着した場合、携帯端末1aはHTTPサーバで
あるかのように振る舞う。したがって、Webブラウザ
端末2aは直接HTTPサーバに接続している場合と同
じ方法でドキュメントの送受信が可能である。このよう
にして、電波状況を気にせずにWebブラウザ端末2a
でドキュメントの送受信を可能にする。
2aに装着した場合、携帯端末1aはHTTPサーバで
あるかのように振る舞う。したがって、Webブラウザ
端末2aは直接HTTPサーバに接続している場合と同
じ方法でドキュメントの送受信が可能である。このよう
にして、電波状況を気にせずにWebブラウザ端末2a
でドキュメントの送受信を可能にする。
【0049】図8のフローチャートは、HTTPサーバ
にドキュメント要求を行った場合の処理を示すものであ
る。したがって、図8を用いて、ユーザにより設定され
たURLのドキュメントの取得要求を、Webブラウザ
端末2aがHTTPサーバに対して行う場合の動作を説
明する。尚、前述までのフローの説明で明らかなステッ
プについては飛ばして説明する。
にドキュメント要求を行った場合の処理を示すものであ
る。したがって、図8を用いて、ユーザにより設定され
たURLのドキュメントの取得要求を、Webブラウザ
端末2aがHTTPサーバに対して行う場合の動作を説
明する。尚、前述までのフローの説明で明らかなステッ
プについては飛ばして説明する。
【0050】先ず、Webブラウザ端末2aは、送信デ
ータ(以下、全てURLである)の容量を確認し携帯端
末1aへ通知する(S1)。すると、携帯端末1aは、
内部のRAM5aの残量確認を行い(S4)、要求され
た送信データが格納可能か否かを判断する(S5)。R
AM5aに送信データが格納可能な場合には、そのまま
格納処理に移行する。また、RAM5aの空き容量が送
信データ容量より小さな場合は、携帯端末1aは電波状
況が良くなるのを待つ(S6)。この際、携帯端末1a
は、送信要求があったことを記憶する為に、送信データ
有無記憶手段9aに送信データの有無を記憶する。尚、
Webブラウザ端末2aは、使用しない場合には電源を
OFFにする。
ータ(以下、全てURLである)の容量を確認し携帯端
末1aへ通知する(S1)。すると、携帯端末1aは、
内部のRAM5aの残量確認を行い(S4)、要求され
た送信データが格納可能か否かを判断する(S5)。R
AM5aに送信データが格納可能な場合には、そのまま
格納処理に移行する。また、RAM5aの空き容量が送
信データ容量より小さな場合は、携帯端末1aは電波状
況が良くなるのを待つ(S6)。この際、携帯端末1a
は、送信要求があったことを記憶する為に、送信データ
有無記憶手段9aに送信データの有無を記憶する。尚、
Webブラウザ端末2aは、使用しない場合には電源を
OFFにする。
【0051】電波状況が良くなると、RAM5a内にあ
る以前格納していたURLデータをHTTPサーバへ送
信する(S7)。その際、同時に、CPU4aは、電波
状態が良くなったことを確認すると、割り込みコントロ
ーラ7aよりWebブラウザ端末2aへ割り込みを発生
さする(S8)。この時、Webブラウザ端末2aで
は、電源がONの場合とサスペンド状態の場合があるの
で何れであるかを確認する(S9)。電源ONの場合は
そのまま動作可能なので、割り込み要因の確認を行い
(S10)、携帯端末1aとデータの送受信を行う為の
通信ソフトの立ち上げ処理を行う(S11)。サスペン
ド状態の場合は、PMU11aは、CPU10a、RO
M13a、RAM14a、1/Fコントロール15aの
各部への電源供給を開始する(S12)。
る以前格納していたURLデータをHTTPサーバへ送
信する(S7)。その際、同時に、CPU4aは、電波
状態が良くなったことを確認すると、割り込みコントロ
ーラ7aよりWebブラウザ端末2aへ割り込みを発生
さする(S8)。この時、Webブラウザ端末2aで
は、電源がONの場合とサスペンド状態の場合があるの
で何れであるかを確認する(S9)。電源ONの場合は
そのまま動作可能なので、割り込み要因の確認を行い
(S10)、携帯端末1aとデータの送受信を行う為の
通信ソフトの立ち上げ処理を行う(S11)。サスペン
ド状態の場合は、PMU11aは、CPU10a、RO
M13a、RAM14a、1/Fコントロール15aの
各部への電源供給を開始する(S12)。
【0052】電源供給を開始し動作可能な状態なると、
電源ONであった場合と同様に割り込み要因の確認を行
い(S10)、携帯端末1aとURLデータの送受信を
行う為の通信ソフトの立ち上げ処理に移行する(S1
1)。ただし、割り込みコントローラ12aは、常に割
り込みを認識できる必要がある為、常時、電源は供給さ
れている。Webブラウザ端末2aは、割り込みの内容
が携帯端末1aからの送信データの転送要求であること
を確認すると、携帯端末1aとのデータ通信を行う通信
ソフトをROM12aより読み込み、起動する。そし
て、通信ソフトを起動後(S11)、送信データを携帯
端末1aへ送信する(S13)。そして、携帯端末1a
へ送信データを送り、RAM5aへの格納が完了して送
信処理が終了すると(S15)、Webブラウザ端末2
aは、元の状態へ戻る処理を行う。すなわち、通信を行
う前の状態が電源ONの場合は、通信ソフトを終了させ
てWebブラウザ端末2aの処理は終了する。通信を行
う前の状態がサスペンド状態の場合は、通信ソフトを終
了させた後PMU11aは各部の電源供給を停止し、W
ebブラウザ端末2aはサスペンド状態となる(S1
6)。
電源ONであった場合と同様に割り込み要因の確認を行
い(S10)、携帯端末1aとURLデータの送受信を
行う為の通信ソフトの立ち上げ処理に移行する(S1
1)。ただし、割り込みコントローラ12aは、常に割
り込みを認識できる必要がある為、常時、電源は供給さ
れている。Webブラウザ端末2aは、割り込みの内容
が携帯端末1aからの送信データの転送要求であること
を確認すると、携帯端末1aとのデータ通信を行う通信
ソフトをROM12aより読み込み、起動する。そし
て、通信ソフトを起動後(S11)、送信データを携帯
端末1aへ送信する(S13)。そして、携帯端末1a
へ送信データを送り、RAM5aへの格納が完了して送
信処理が終了すると(S15)、Webブラウザ端末2
aは、元の状態へ戻る処理を行う。すなわち、通信を行
う前の状態が電源ONの場合は、通信ソフトを終了させ
てWebブラウザ端末2aの処理は終了する。通信を行
う前の状態がサスペンド状態の場合は、通信ソフトを終
了させた後PMU11aは各部の電源供給を停止し、W
ebブラウザ端末2aはサスペンド状態となる(S1
6)。
【0053】一方、携帯端末1aは送信データのRAM
5aへの格納処理が終了すると(S17)、再度、電波
状況の確認を行い(S18)、電波状況が良くなった場
合に、RAM5aに格納された送信データの送信処理を
行う(S19)。無線データ通信の転送速度の方が携帯
端末1aとWebブラウザ端末2aとの間のデータ通信
より早い場合には、既にRAM5aに格納されていたU
RLデータの送信処理の方が先に終了する場合があるの
で、その際は、引き続き現在格納中のURLデータの送
信を随時行う。この場合、既にRAM5aに格納してあ
ったURLデータの送信処理が終了して、端末から携帯
端末へURLデータの転送を行うのではないので、効率
的なデータ転送が可能となる。
5aへの格納処理が終了すると(S17)、再度、電波
状況の確認を行い(S18)、電波状況が良くなった場
合に、RAM5aに格納された送信データの送信処理を
行う(S19)。無線データ通信の転送速度の方が携帯
端末1aとWebブラウザ端末2aとの間のデータ通信
より早い場合には、既にRAM5aに格納されていたU
RLデータの送信処理の方が先に終了する場合があるの
で、その際は、引き続き現在格納中のURLデータの送
信を随時行う。この場合、既にRAM5aに格納してあ
ったURLデータの送信処理が終了して、端末から携帯
端末へURLデータの転送を行うのではないので、効率
的なデータ転送が可能となる。
【0054】次に、本発明における端末機器のメール送
受信システムの第4の実施の形態を説明する。図11
は、第4の実施の形態として、端末にデータベース検索
端末を用いた場合の、携帯端末のCPU部のシステム構
成図である。尚、他の部分の構成は図7と同様であり、
また、処理動作の流れも図8のフローチャートと同様で
ある。したがって、第4の実施の携帯の詳細を図7、図
8、図11を用いて説明する。
受信システムの第4の実施の形態を説明する。図11
は、第4の実施の形態として、端末にデータベース検索
端末を用いた場合の、携帯端末のCPU部のシステム構
成図である。尚、他の部分の構成は図7と同様であり、
また、処理動作の流れも図8のフローチャートと同様で
ある。したがって、第4の実施の携帯の詳細を図7、図
8、図11を用いて説明する。
【0055】携帯端末1aは電波状況の良いときを選ん
で、データベース検索端末2aの代理としてデータベー
スサーバに接続し、検索結果を、ダイアルアップサー
バ、無線部3aを経由して取り込むことが可能である。
また、携帯端末1a内に蓄積された検索条件も同様に送
信可能である。次に、携帯端末1aをデータベース検索
端末2aに装着した場合、携帯端末1aはデータベース
サーバであるかのように振る舞う。したがって、データ
ベース検索端末2aは直接データベースサーバに接続し
ている場合と同じ方法で、検索結果、検索条件の送受信
を行うことが可能である。このようにして、電波状況を
気にせずにデータベース検索端末2aでドキュメントの
送受信を可能にする。
で、データベース検索端末2aの代理としてデータベー
スサーバに接続し、検索結果を、ダイアルアップサー
バ、無線部3aを経由して取り込むことが可能である。
また、携帯端末1a内に蓄積された検索条件も同様に送
信可能である。次に、携帯端末1aをデータベース検索
端末2aに装着した場合、携帯端末1aはデータベース
サーバであるかのように振る舞う。したがって、データ
ベース検索端末2aは直接データベースサーバに接続し
ている場合と同じ方法で、検索結果、検索条件の送受信
を行うことが可能である。このようにして、電波状況を
気にせずにデータベース検索端末2aでドキュメントの
送受信を可能にする。
【0056】図8のフローチャートは、データベースサ
ーバにデータベース検索要求を行う場合の処理を示すも
のである。データベース検索端末2aがデータベースサ
ーバへデータベース検索要求を行う際の処理を説明す
る。データベース検索端末2aは、送信データ(以下、
全て検索条件)の容量を確認して携帯端末1aへ通知す
ると(S1)、携帯端末1aは、内部のRAM5aの残
量確認を行い(S4)、要求された送信データが格納可
能か否かを判断する(S5)。RAM5aに送信データ
が格納可能な場合には、そのまま格納処理に移行する。
ーバにデータベース検索要求を行う場合の処理を示すも
のである。データベース検索端末2aがデータベースサ
ーバへデータベース検索要求を行う際の処理を説明す
る。データベース検索端末2aは、送信データ(以下、
全て検索条件)の容量を確認して携帯端末1aへ通知す
ると(S1)、携帯端末1aは、内部のRAM5aの残
量確認を行い(S4)、要求された送信データが格納可
能か否かを判断する(S5)。RAM5aに送信データ
が格納可能な場合には、そのまま格納処理に移行する。
【0057】RAM5aの空き容量が送信データの容量
より小さな場合は、携帯端末1aは電波状況が良くなる
のを待つ(S6)。この際、携帯端末1aは送信要求が
あったことを記憶する為に、送信データ有無記憶手段9
aに送信データの有無を記憶する。データベース検索端
末2aは、使用しない場合には電源をOFFにする。電
波状況が良くなると、RAM5a内にある以前格納して
いたデータ(以下、全て検索条件)をデータベースサー
バへ送信する。この際、同時に、CPU4aは電波状況
が良くなったことを確認すると、割り込みコントローラ
7aよりデータベース端末2aへ割り込みを発生させる
(S8)。この時、データベース検索端末2aでは、電
源がONの場合とサスペンド状態の場合があるので、何
れであるかを確認する(S9)。
より小さな場合は、携帯端末1aは電波状況が良くなる
のを待つ(S6)。この際、携帯端末1aは送信要求が
あったことを記憶する為に、送信データ有無記憶手段9
aに送信データの有無を記憶する。データベース検索端
末2aは、使用しない場合には電源をOFFにする。電
波状況が良くなると、RAM5a内にある以前格納して
いたデータ(以下、全て検索条件)をデータベースサー
バへ送信する。この際、同時に、CPU4aは電波状況
が良くなったことを確認すると、割り込みコントローラ
7aよりデータベース端末2aへ割り込みを発生させる
(S8)。この時、データベース検索端末2aでは、電
源がONの場合とサスペンド状態の場合があるので、何
れであるかを確認する(S9)。
【0058】電源ONの場合はそのまま動作可能なの
で、割り込み要因の確認を行い(S10)、携帯端末1
aとデータの送受信を行う為の通信ソフトの立ち上げ処
理を行う(S11)。一方、サスペンド状態の場合は、
PMU11aは、CPU10a、ROM13a、RAM
14a、I/Fコントロール15aの各部への電源供給
を開始する(S12)。電源供給を開始し動作可能な状
態なると、電源ONであった場合と同様に、割り込み要
因の確認を行い(S10)、携帯端末1aとデータの送
受信を行う為の通信ソフトの立ち上げ処理に移行する
(S11)。ただし、割り込みコントローラ12aは、
常に割り込みを認識できる必要がある為、常時、電源は
供給されている。
で、割り込み要因の確認を行い(S10)、携帯端末1
aとデータの送受信を行う為の通信ソフトの立ち上げ処
理を行う(S11)。一方、サスペンド状態の場合は、
PMU11aは、CPU10a、ROM13a、RAM
14a、I/Fコントロール15aの各部への電源供給
を開始する(S12)。電源供給を開始し動作可能な状
態なると、電源ONであった場合と同様に、割り込み要
因の確認を行い(S10)、携帯端末1aとデータの送
受信を行う為の通信ソフトの立ち上げ処理に移行する
(S11)。ただし、割り込みコントローラ12aは、
常に割り込みを認識できる必要がある為、常時、電源は
供給されている。
【0059】データベース検索端末2aは、割り込みの
内容が携帯端末1aからの送信データの転送要求である
ことを確認すると、携帯端末1aとのデータ通信を行う
通信ソフトをROM12aより読み込み、起動する。通
信ソフトを起動後(S11)、送信データを携帯端末1
aへ送信する(S13)。携帯端末1aは送信データを
受信して(S14)、RAM5aに格納する。このよう
な送信処理が終了すると、データベース検索端末2aは
元の状態へ戻る処理を行う。すなわち、通信を行う前の
状態が電源ONの場合は、通信ソフトを終了させてデー
タベース検索端末2aの処理は終了する。通信を行う前
の状態がサスペンド状態の場合は、通信ソフトを終了さ
せた後PMU11aは各部の電源供給を停止し、データ
ベース検索端末2aはサスペンド状態となる(S1
6)。
内容が携帯端末1aからの送信データの転送要求である
ことを確認すると、携帯端末1aとのデータ通信を行う
通信ソフトをROM12aより読み込み、起動する。通
信ソフトを起動後(S11)、送信データを携帯端末1
aへ送信する(S13)。携帯端末1aは送信データを
受信して(S14)、RAM5aに格納する。このよう
な送信処理が終了すると、データベース検索端末2aは
元の状態へ戻る処理を行う。すなわち、通信を行う前の
状態が電源ONの場合は、通信ソフトを終了させてデー
タベース検索端末2aの処理は終了する。通信を行う前
の状態がサスペンド状態の場合は、通信ソフトを終了さ
せた後PMU11aは各部の電源供給を停止し、データ
ベース検索端末2aはサスペンド状態となる(S1
6)。
【0060】また、携帯端末1aは送信データのRAM
5aへの格納処理が終了すると(S17)、再度電波状
況の確認を行い(S18)、電波状況が良くなった場合
にRAM5aに格納された送信データの送信処理を行
う。無線データ通信の転送速度の方が、携帯端末1aと
データベース検索端末2aとの間のデータ通信より早い
場合には、既にRAM5aに格納されていたデータの送
信処理の方が先に終了する場合があるので、その際は、
引き続き現在格納中のデータの送信を随時行う。この場
合、既にRAM5aに格納してあったデータの送信処理
が終了して、データベース検索端末2aから携帯端末1
aへデータの転送を行うのではないので、効率的なデー
タ転送が可能となる。
5aへの格納処理が終了すると(S17)、再度電波状
況の確認を行い(S18)、電波状況が良くなった場合
にRAM5aに格納された送信データの送信処理を行
う。無線データ通信の転送速度の方が、携帯端末1aと
データベース検索端末2aとの間のデータ通信より早い
場合には、既にRAM5aに格納されていたデータの送
信処理の方が先に終了する場合があるので、その際は、
引き続き現在格納中のデータの送信を随時行う。この場
合、既にRAM5aに格納してあったデータの送信処理
が終了して、データベース検索端末2aから携帯端末1
aへデータの転送を行うのではないので、効率的なデー
タ転送が可能となる。
【0061】次に、本発明における端末機器のメール送
受信システムの第5の実施の形態を説明する。第5の実
施の形態は、図1示すように、携帯端末としてカード
を、端末として電子メール端末を用いた場合の、電子メ
ール送受信システムである。すなわち、図1において、
カード4は携帯電話・PHS3に装着した場合、それが
携帯性を損なわない程度に十分小さいカードである。こ
のカード4を携帯電話・PHS3に装着した場合、カー
ド4は電波状況の良いときを選んで、電子メール端末5
の代理としてメールサーバ1に接続し、そこに蓄積され
たユーザ宛の電子メールを、ダイアルアップサーバ2、
携帯電話・PHS3を経由して取り込むことが可能であ
る。また、カード4内に蓄積された電子メールも同様に
送信可能である。また、カード4を電子メール端末5に
装着した場合、カード4はメールサーバ1であるかのよ
うに振る舞う。したがって、電子メール端末5は直接メ
ールサーバ1に接続している場合と同じ方法でメールの
送受信が可能である。このようにして、電波状況を気に
せずに電子メール端末で電子メールの送受信を可能にす
る。尚、システム構成図に関しては図7と同じである。
受信システムの第5の実施の形態を説明する。第5の実
施の形態は、図1示すように、携帯端末としてカード
を、端末として電子メール端末を用いた場合の、電子メ
ール送受信システムである。すなわち、図1において、
カード4は携帯電話・PHS3に装着した場合、それが
携帯性を損なわない程度に十分小さいカードである。こ
のカード4を携帯電話・PHS3に装着した場合、カー
ド4は電波状況の良いときを選んで、電子メール端末5
の代理としてメールサーバ1に接続し、そこに蓄積され
たユーザ宛の電子メールを、ダイアルアップサーバ2、
携帯電話・PHS3を経由して取り込むことが可能であ
る。また、カード4内に蓄積された電子メールも同様に
送信可能である。また、カード4を電子メール端末5に
装着した場合、カード4はメールサーバ1であるかのよ
うに振る舞う。したがって、電子メール端末5は直接メ
ールサーバ1に接続している場合と同じ方法でメールの
送受信が可能である。このようにして、電波状況を気に
せずに電子メール端末で電子メールの送受信を可能にす
る。尚、システム構成図に関しては図7と同じである。
【0062】図12は、第5の実施の形態として、図1
のシステムにおいて、端末に電子メール端末を使用する
際のCPUの処理を示すシステム構成図である。尚、他
の部分の構成は図7と同様であり、また、処理動作の流
れは図8のフローチャートと同様である。したがって、
図1、図7、図8、図12を用いて、第5の実施の形態
の動作を詳細を説明する。尚、図8のフローチャート
は、図1における電子メール端末5がメール送信要求を
行った場合の処理を示すものである。したがって、図8
のフローチャートを図1のシステムの符号に置き換えて
説明する。
のシステムにおいて、端末に電子メール端末を使用する
際のCPUの処理を示すシステム構成図である。尚、他
の部分の構成は図7と同様であり、また、処理動作の流
れは図8のフローチャートと同様である。したがって、
図1、図7、図8、図12を用いて、第5の実施の形態
の動作を詳細を説明する。尚、図8のフローチャート
は、図1における電子メール端末5がメール送信要求を
行った場合の処理を示すものである。したがって、図8
のフローチャートを図1のシステムの符号に置き換えて
説明する。
【0063】電子メール端末5がメール送信要求を行う
と(S1)、カード4は送信メールの容量確認を電子メ
ール端末5に対して行う(S2)。この際、CPU4a
におけるメール送信受付手段46dにより送信メール容
量の確認は設定され、I/Fコントローラ8aを通して
電子メール端末5へ通知する(S3)。同時に、メモリ
残量確認手段49dによりRAM5aの空き容量を確認
する(S4)。電子メール端末5から通知される送信メ
ールの容量がRAM5aに格納可能であるか否かを判断
し(S5)、格納可能であれば、そのまま格納処理に移
行する。
と(S1)、カード4は送信メールの容量確認を電子メ
ール端末5に対して行う(S2)。この際、CPU4a
におけるメール送信受付手段46dにより送信メール容
量の確認は設定され、I/Fコントローラ8aを通して
電子メール端末5へ通知する(S3)。同時に、メモリ
残量確認手段49dによりRAM5aの空き容量を確認
する(S4)。電子メール端末5から通知される送信メ
ールの容量がRAM5aに格納可能であるか否かを判断
し(S5)、格納可能であれば、そのまま格納処理に移
行する。
【0064】また、RAM5aの空き容量が送信メール
容量より小さな場合は、カード4は、携帯電話・PHS
3に接続し、電波状況が良くなるのを待つ(S6)。こ
の際、カード4は送信要求があったことを記憶する為
に、送信データ有無記憶手段9aに送信メールの有無を
記憶する。電子メール端末5は、使用しない場合には電
源をOFFにする。そして、電波状況が良くなると、カ
ード4は、メール送信手段42dより設定され、以前に
RAM5aに格納してあった送信メールを携帯電話・P
HS3を介してメールサーバ1へ送信する(S7)。こ
の時、使用者はカード4を電子メール端末5から携帯電
話・PHS3に差し替えるか、携帯電話・PHS3に接
続したまま電子メール端末5に接続する必要がある。そ
のため、LEDの点滅等の使用者に通知する手段が必要
である。ただし、より効率的に無線データ通信を行う為
には、携帯電話・PHS3に接続したまま電子メール端
末5に接続する必要がある。この際、同時にCPU4a
は、割り込み設定手段48dにより設定され、割り込み
コントローラ7aより電子メール端末5へ割り込みを発
生する(S8)。この時、使用者は携帯電話・PHS3
に接続したまま電子メール端末5に接続する必要があ
る。そのため、LEDの点滅等を使用者に通知する手段
が必要である。
容量より小さな場合は、カード4は、携帯電話・PHS
3に接続し、電波状況が良くなるのを待つ(S6)。こ
の際、カード4は送信要求があったことを記憶する為
に、送信データ有無記憶手段9aに送信メールの有無を
記憶する。電子メール端末5は、使用しない場合には電
源をOFFにする。そして、電波状況が良くなると、カ
ード4は、メール送信手段42dより設定され、以前に
RAM5aに格納してあった送信メールを携帯電話・P
HS3を介してメールサーバ1へ送信する(S7)。こ
の時、使用者はカード4を電子メール端末5から携帯電
話・PHS3に差し替えるか、携帯電話・PHS3に接
続したまま電子メール端末5に接続する必要がある。そ
のため、LEDの点滅等の使用者に通知する手段が必要
である。ただし、より効率的に無線データ通信を行う為
には、携帯電話・PHS3に接続したまま電子メール端
末5に接続する必要がある。この際、同時にCPU4a
は、割り込み設定手段48dにより設定され、割り込み
コントローラ7aより電子メール端末5へ割り込みを発
生する(S8)。この時、使用者は携帯電話・PHS3
に接続したまま電子メール端末5に接続する必要があ
る。そのため、LEDの点滅等を使用者に通知する手段
が必要である。
【0065】この時、電子メール端末5では、電源がO
Nの場合とサスペンド状態の場合があるので、何れであ
るかを確認する(S9)。電源ONの場合はそのまま動
作可能なので、割り込み要因の確認を行い(S10)、
カード4とメールの送受信を行う為の通信ソフトの立ち
上げ処理を行う(S11)。一方、サスペンド状態の場
合は、PMU11aは、CPU10a、ROM13a、
RAM14a、I/Fコントロール15aの各部への電
源供給を開始する(S12)。
Nの場合とサスペンド状態の場合があるので、何れであ
るかを確認する(S9)。電源ONの場合はそのまま動
作可能なので、割り込み要因の確認を行い(S10)、
カード4とメールの送受信を行う為の通信ソフトの立ち
上げ処理を行う(S11)。一方、サスペンド状態の場
合は、PMU11aは、CPU10a、ROM13a、
RAM14a、I/Fコントロール15aの各部への電
源供給を開始する(S12)。
【0066】電源供給を開始し動作可能な状態なると、
電源がONであった場合と同様に割り込み要因の確認を
行い(S10)、カード4とメールの送受信を行う為の
通信ソフトの立ち上げ処理に移行する(S11)。ただ
し、割り込みコントローラ12aは、常に割り込みを認
識できる必要がある為、常時、電源は供給されている。
電子メール端末5は、割り込みの内容がカード4からの
送信メール転送要求であることを確認すると、カード4
とのデータ通信を行う通信ソフトをROM12aより読
み込み、起動する。通信ソフトを起動後(S11)、送
信メールをカード4へ送信する(S13)。カード4が
送信メールを受信し(S14)、メモリ書き込み受付手
段44dにより設定され、RAM5aに格納する(S1
7)。そして、送信処理が終了すると、電子メール端末
5は元の状態へ戻る処理を行う。すなわち、通信を行う
前の状態が電源ONの場合は、通信ソフトを終了させて
電子メール端末5の処理は終了する。通信を行う前の状
態がサスペンド状態の場合は、通信ソフトを終了させた
後PMU11aは各部の電源供給を停止し、電子メール
端末5はサスペンド状態となる(S16)。
電源がONであった場合と同様に割り込み要因の確認を
行い(S10)、カード4とメールの送受信を行う為の
通信ソフトの立ち上げ処理に移行する(S11)。ただ
し、割り込みコントローラ12aは、常に割り込みを認
識できる必要がある為、常時、電源は供給されている。
電子メール端末5は、割り込みの内容がカード4からの
送信メール転送要求であることを確認すると、カード4
とのデータ通信を行う通信ソフトをROM12aより読
み込み、起動する。通信ソフトを起動後(S11)、送
信メールをカード4へ送信する(S13)。カード4が
送信メールを受信し(S14)、メモリ書き込み受付手
段44dにより設定され、RAM5aに格納する(S1
7)。そして、送信処理が終了すると、電子メール端末
5は元の状態へ戻る処理を行う。すなわち、通信を行う
前の状態が電源ONの場合は、通信ソフトを終了させて
電子メール端末5の処理は終了する。通信を行う前の状
態がサスペンド状態の場合は、通信ソフトを終了させた
後PMU11aは各部の電源供給を停止し、電子メール
端末5はサスペンド状態となる(S16)。
【0067】カード4は送信メールのRAM5aへの格
納処理が終了すると(S17)、再度電波状況の確認を
行い(S18)、電波状況が良くなった場合に、RAM
5aに格納された送信データ(検索条件)の送信処理を
行う(S19)。この際、使用者は、カード4を携帯電
話・PHS3に差し替えるか、電子メール端末5に接続
したまま、携帯電話・PHS3に接続する必要がある。
そのため、LEDの点滅など、使用者に通知する手段が
必要である。また、無線データ通信の転送速度の方が携
帯端末と端末の間のデータ通信より早い場合には、既に
RAM5aに格納されていたメールの送信処理の方が先
に終了する場合があるので、その際は、引き続き現在格
納中のメールの送信を随時行う。この場合、既にRAM
5aに格納してあったメールの送信処理が終了して端末
から携帯端末へメールの転送を行うのではないので、効
率的なデータ転送が可能となる。
納処理が終了すると(S17)、再度電波状況の確認を
行い(S18)、電波状況が良くなった場合に、RAM
5aに格納された送信データ(検索条件)の送信処理を
行う(S19)。この際、使用者は、カード4を携帯電
話・PHS3に差し替えるか、電子メール端末5に接続
したまま、携帯電話・PHS3に接続する必要がある。
そのため、LEDの点滅など、使用者に通知する手段が
必要である。また、無線データ通信の転送速度の方が携
帯端末と端末の間のデータ通信より早い場合には、既に
RAM5aに格納されていたメールの送信処理の方が先
に終了する場合があるので、その際は、引き続き現在格
納中のメールの送信を随時行う。この場合、既にRAM
5aに格納してあったメールの送信処理が終了して端末
から携帯端末へメールの転送を行うのではないので、効
率的なデータ転送が可能となる。
【0068】次に、本発明における端末機器のメール送
受信システムの第6の実施の形態を説明する。第6の実
施の形態は、第5の実施の形態と同様のカード4を使用
する構成で、電子メール端末5の代わりにWebブラウ
ザ端末を使用する場合である。したがって、この実施の
形態は、第5の実施の形態に用いた図12を図10に置
き換えて、メール受信手段41dをHTTP受信手段4
1bに、メール送信手段42dをHTTP送信手段42
bに、メール受信受付手段45dをHTTP受信受付手
段45bに、メール送信受付手段46dをHTTP送信
受付手段46bに、メール容量確認手段47dをHTT
P容量確認手段47dに、それぞれ変更した構成とな
る。尚、処理動作に関してもは図8と同様であるので説
明は省略する。
受信システムの第6の実施の形態を説明する。第6の実
施の形態は、第5の実施の形態と同様のカード4を使用
する構成で、電子メール端末5の代わりにWebブラウ
ザ端末を使用する場合である。したがって、この実施の
形態は、第5の実施の形態に用いた図12を図10に置
き換えて、メール受信手段41dをHTTP受信手段4
1bに、メール送信手段42dをHTTP送信手段42
bに、メール受信受付手段45dをHTTP受信受付手
段45bに、メール送信受付手段46dをHTTP送信
受付手段46bに、メール容量確認手段47dをHTT
P容量確認手段47dに、それぞれ変更した構成とな
る。尚、処理動作に関してもは図8と同様であるので説
明は省略する。
【0069】次に、本発明における端末機器のメール送
受信システムの第7の実施の形態を説明する。第7の実
施の形態は、第5の実施の形態と同様のカード4を使用
する構成で、電子メール端末5の代わりにデータベース
検索端末を使用する場合である。したがって、この実施
の形態は、第5の実施の形態で用いた図12を図11に
置き換えて、メール受信手段41dをデータベース検索
手段41cに、メール送信手段42dを検索結果提供手
段42cに、メール受信受付手段45dをデータベース
検索受付手段45cに、メール送信受付手段46dを検
索結果提供受付手段46cに、メール容量確認手段47
dを検索結果容量確認手段47cに、それぞれ変更した
構成となる。尚、処理動作に関しても図8と同様であ
り、説明は省略する。
受信システムの第7の実施の形態を説明する。第7の実
施の形態は、第5の実施の形態と同様のカード4を使用
する構成で、電子メール端末5の代わりにデータベース
検索端末を使用する場合である。したがって、この実施
の形態は、第5の実施の形態で用いた図12を図11に
置き換えて、メール受信手段41dをデータベース検索
手段41cに、メール送信手段42dを検索結果提供手
段42cに、メール受信受付手段45dをデータベース
検索受付手段45cに、メール送信受付手段46dを検
索結果提供受付手段46cに、メール容量確認手段47
dを検索結果容量確認手段47cに、それぞれ変更した
構成となる。尚、処理動作に関しても図8と同様であ
り、説明は省略する。
【0070】次に、本発明における端末機器のメール送
受信システムの第8の実施の形態を説明する。すなわ
ち、前記の各実施の形態は、全て、クライアント側から
サーバ側へアクセスする場合を示している。また、その
他の場合として、プッシュ型(すなわち、サーバからク
ライアントに向かってデータを送信するもの)がある。
しかし、この実施の形態の場合においてもサーバからデ
ータ送信要求が来るアクセスの開始の方法に相違がある
のみで、その他の処理に関しては図8のフローチャート
と同様である。
受信システムの第8の実施の形態を説明する。すなわ
ち、前記の各実施の形態は、全て、クライアント側から
サーバ側へアクセスする場合を示している。また、その
他の場合として、プッシュ型(すなわち、サーバからク
ライアントに向かってデータを送信するもの)がある。
しかし、この実施の形態の場合においてもサーバからデ
ータ送信要求が来るアクセスの開始の方法に相違がある
のみで、その他の処理に関しては図8のフローチャート
と同様である。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の形態端末
におけるメモリ管理方式によれば次のような幾つかの効
果をもたらすことができる。すなわち、第1の効果は、
電波状況の悪い場所において一次的に携帯端末でデータ
を受信しておき、電波状況の良いところで携帯端末から
データを送信できるの、電波状況の悪いところでも、サ
ーバへのデータ送信が可能となる。また、第2の効果
は、携帯端末においてデータ送信時にメモリ残量がなく
なった場合にも、端末からデータ送信が可能となる。そ
の理由は、端末がデータ受信を行う際に、携帯端末に送
信しようとするデータ容量を通知し、メモリの空き容量
が足りない場合は、携帯端末がサーバに既にあったデー
タを送信する際に、端末から携帯端末へデータ送信を行
うためである。また、この処理を、端末のそばに人が居
ない場合や端末がサスペンド状態である場合において
も、自動的に行うため、端末を操作する人は電波状況を
意識する必要がなくなる。
におけるメモリ管理方式によれば次のような幾つかの効
果をもたらすことができる。すなわち、第1の効果は、
電波状況の悪い場所において一次的に携帯端末でデータ
を受信しておき、電波状況の良いところで携帯端末から
データを送信できるの、電波状況の悪いところでも、サ
ーバへのデータ送信が可能となる。また、第2の効果
は、携帯端末においてデータ送信時にメモリ残量がなく
なった場合にも、端末からデータ送信が可能となる。そ
の理由は、端末がデータ受信を行う際に、携帯端末に送
信しようとするデータ容量を通知し、メモリの空き容量
が足りない場合は、携帯端末がサーバに既にあったデー
タを送信する際に、端末から携帯端末へデータ送信を行
うためである。また、この処理を、端末のそばに人が居
ない場合や端末がサスペンド状態である場合において
も、自動的に行うため、端末を操作する人は電波状況を
意識する必要がなくなる。
【0072】さらに、第3の効果としては、端末がデー
タ送信を行う際に携帯端末のメモリ残量が足りない場合
は、送信データが端末に残っていることを知ることがで
きる。その理由は、携帯端末は端末が送信するデータ容
量を確認し、携帯端末のメモリの残量と比較して、足り
ない場合はデータの格納を中止し、端末に送信データが
残っいることを記憶する機構を有するからである。さら
に、第4の効果は、端末は、携帯端末のメモリに送信デ
ータを格納可能になったことを知ることができることで
ある。その理由は、携帯端末から割り込みを認識し、そ
の割り込み要因を確認する機構を有するからである。す
なわち、割り込みを認識し、且つ要因を確認する機構に
は、常に電源が供給され、常時、割り込み認識が可能な
状態であるため、送信データを携帯端末に格納可能な時
期を知ることが可能となるからである。
タ送信を行う際に携帯端末のメモリ残量が足りない場合
は、送信データが端末に残っていることを知ることがで
きる。その理由は、携帯端末は端末が送信するデータ容
量を確認し、携帯端末のメモリの残量と比較して、足り
ない場合はデータの格納を中止し、端末に送信データが
残っいることを記憶する機構を有するからである。さら
に、第4の効果は、端末は、携帯端末のメモリに送信デ
ータを格納可能になったことを知ることができることで
ある。その理由は、携帯端末から割り込みを認識し、そ
の割り込み要因を確認する機構を有するからである。す
なわち、割り込みを認識し、且つ要因を確認する機構に
は、常に電源が供給され、常時、割り込み認識が可能な
状態であるため、送信データを携帯端末に格納可能な時
期を知ることが可能となるからである。
【0073】また、第5の効果は、効率よく無線データ
通信を行うことが可能となることである。その理由は、
携帯端末が、電波状況が良くなった事を認識すると、メ
モリの容量が空くのを待たずに、端末とデータ転送を始
めるからである。すなわち、携帯端末と端末の転送速度
より無線データ通信の転送速度の方が早い場合には、メ
モリの空きを待ってから転送するのでメモリは空にな
り、無線データ転送を一度中断することになるからであ
る。無線データ通信においては、始めの通信確立に時間
がかかる為、再接続をせずに一度に転送してしまう方が
時間的効率は、はるかに良い。また、無線データ転送
は、回線接続型の場合は、回線を接続している時間で課
金される為、一度接続するとより早く転送を終了させる
方が料金を安くすることができる。
通信を行うことが可能となることである。その理由は、
携帯端末が、電波状況が良くなった事を認識すると、メ
モリの容量が空くのを待たずに、端末とデータ転送を始
めるからである。すなわち、携帯端末と端末の転送速度
より無線データ通信の転送速度の方が早い場合には、メ
モリの空きを待ってから転送するのでメモリは空にな
り、無線データ転送を一度中断することになるからであ
る。無線データ通信においては、始めの通信確立に時間
がかかる為、再接続をせずに一度に転送してしまう方が
時間的効率は、はるかに良い。また、無線データ転送
は、回線接続型の場合は、回線を接続している時間で課
金される為、一度接続するとより早く転送を終了させる
方が料金を安くすることができる。
【0074】さらに、第6の効果は、端末の前に人が居
ないときやサスペンド状態の場合でも、端末を自動的に
動作させることが可能となることにある。その理由は、
端末が電源ONの場合は割り込みを認識し、且つ、その
要因を確認することによって、自動的に動作させること
が可能となるからである。また、端末がサスペンド状態
の場合は、割り込みを認識すると、端末の各部に電源を
供給し動作可能な状態にする、いわゆるパワーマネージ
メント機構を有するからである。さらに、第7の効果
は、端末の前に人が居ないときやサスペンド状態の場合
でも、端末が、自動的にデータ転送を行うことができる
ことにある。その理由は、前述のように、端末内の各部
が動作可能な状態な場合に、自動的に起動して携帯端末
と通信を行うプログラムを端末が有するからである。ま
た、このプログラムと通信可能なプログラムを携帯端末
が有することにより相互通信が可能となる。
ないときやサスペンド状態の場合でも、端末を自動的に
動作させることが可能となることにある。その理由は、
端末が電源ONの場合は割り込みを認識し、且つ、その
要因を確認することによって、自動的に動作させること
が可能となるからである。また、端末がサスペンド状態
の場合は、割り込みを認識すると、端末の各部に電源を
供給し動作可能な状態にする、いわゆるパワーマネージ
メント機構を有するからである。さらに、第7の効果
は、端末の前に人が居ないときやサスペンド状態の場合
でも、端末が、自動的にデータ転送を行うことができる
ことにある。その理由は、前述のように、端末内の各部
が動作可能な状態な場合に、自動的に起動して携帯端末
と通信を行うプログラムを端末が有するからである。ま
た、このプログラムと通信可能なプログラムを携帯端末
が有することにより相互通信が可能となる。
【0075】さらに、第8の効果は、端末の前に人が居
ないときやサスペンド状態の場合でも端末が自動的に起
動し、且つ自動的にで終了することが可能となることに
ある。その理由は、プログラムが自動的に起動し、且つ
データ転送を行い、データ転送が終了すると自動的に終
了する機構を有するからである。また、端末をサスペン
ド状態から自動的に起動した場合は、データ転送が終了
後は、自動的に、端末内の各部の電源供給を停止してサ
スペンド状態にするパワーマネージメント機構を有する
からである。
ないときやサスペンド状態の場合でも端末が自動的に起
動し、且つ自動的にで終了することが可能となることに
ある。その理由は、プログラムが自動的に起動し、且つ
データ転送を行い、データ転送が終了すると自動的に終
了する機構を有するからである。また、端末をサスペン
ド状態から自動的に起動した場合は、データ転送が終了
後は、自動的に、端末内の各部の電源供給を停止してサ
スペンド状態にするパワーマネージメント機構を有する
からである。
【0076】さらに、本発明における端末機器のメール
送受信システムによれば、電波状態が良好になると、メ
モリ容量の確認を行うことなく、直ちにバックアップ処
理を行うので、時間的に効率よくデータ転送を行うこと
ができる。すなわち、電波状況がよくなって回線接続な
どを行っているときに、既に、バックアップ処理を行っ
ているので、実際にデータ転送が可能になったときに
は、携帯端末のメモリ容量を空けておくことができるの
で、効率的にデータ転送を行うことができる。
送受信システムによれば、電波状態が良好になると、メ
モリ容量の確認を行うことなく、直ちにバックアップ処
理を行うので、時間的に効率よくデータ転送を行うこと
ができる。すなわち、電波状況がよくなって回線接続な
どを行っているときに、既に、バックアップ処理を行っ
ているので、実際にデータ転送が可能になったときに
は、携帯端末のメモリ容量を空けておくことができるの
で、効率的にデータ転送を行うことができる。
【図1】 本発明における端末機器のメール送受信シス
テムの概略構成を示すブロック図である。
テムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】 図1のカード内の構成を示し、本発明のメー
ル送受信システムの概要を説明するための構成図であ
る。
ル送受信システムの概要を説明するための構成図であ
る。
【図3】 図1のメール送受信システムにおけるプロト
コル階層図である。
コル階層図である。
【図4】 図1のメール送受信システムにおける、形態
電話・PHSとカード間のプロトコル階層図である。
電話・PHSとカード間のプロトコル階層図である。
【図5】 図1のメール送受信システムにおける、カー
ドと電子メール端末との間のプロトコル階層図である。
ドと電子メール端末との間のプロトコル階層図である。
【図6】 図1のメール送受信システムにおける、カー
ド内のRAMにアクセスする際のプロトコル階層図であ
る。
ド内のRAMにアクセスする際のプロトコル階層図であ
る。
【図7】 本発明の端末機器におけるメール送受信シス
テムのハードブロックの構成図である。
テムのハードブロックの構成図である。
【図8】 図7における端末がデータ送信要求を行った
場合のデータ受信処理を示すフローチャートである。
場合のデータ受信処理を示すフローチャートである。
【図9】 第2の実施の形態として、端末に電子メール
端末を用いた場合の、携帯端末のCPU部のシステム構
成図である。
端末を用いた場合の、携帯端末のCPU部のシステム構
成図である。
【図10】 第3の実施の形態として、端末にWebブ
ラウザ端末を用いた場合の、携帯端末のCPU部のシス
テム構成図である。
ラウザ端末を用いた場合の、携帯端末のCPU部のシス
テム構成図である。
【図11】 第4の実施の形態として、端末にデータベ
ース検索端末を用いた場合の、携帯端末のCPU部のシ
ステム構成図である。
ース検索端末を用いた場合の、携帯端末のCPU部のシ
ステム構成図である。
【図12】 第5の実施の形態として、図1のシステム
にように端末に電子メール端末を使用する際のCPUの
処理を示すシステム構成図である。
にように端末に電子メール端末を使用する際のCPUの
処理を示すシステム構成図である。
1 メールサーバ 2 ダイアルアップサーバ 3 携帯電話・PHS 4 カード 5 電子メール端末 41、4a、10a CPU 42、6a、13a ROM 43 インタフェース 44 接続機器認識手段 45、5a、14a RAM 1a 携帯端末 2a 端末 3a 無線部 7a、12a 割り込みコントローラ 8a、15a I/Fコントローラ 9a 送信データ有無記憶手段 11a PMU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 302 Fターム(参考) 5B089 GA11 GA21 GA25 HA13 HB05 JA31 KA05 KA11 KB04 KC06 KC28 KD01 KD09 LA08 5K030 GA17 HA06 HC09 JL01 JT09 5K067 AA01 BB21 DD51 EE02 EE16 GG02 HH23 5K101 KK02 LL12 NN21 QQ07 9A001 BB03 BB04 CC05 JJ14 JJ25 KK54 LL09
Claims (18)
- 【請求項1】 情報端末と携帯用端末との間で情報の送
受信を行う端末機器のメール送受信システムにおいて、 情報を蓄積するサーバ部と、 前記サーバ部との間で、無線により情報の送受信を行う
無線部と、 情報の処理をクライアントとして実行する情報端末部
と、 一時的に情報を蓄積する携帯端末部とを備え、 前記携帯端末部は、電波状況の良好なときに前記サーバ
部から受信した情報を、自己の記憶手段に格納すること
なく、直ちに、前記情報端末に転送することを特徴とす
る端末機器のメール送受信システム。 - 【請求項2】前記携帯端末部が情報を受信するとき、該
携帯端末部が前記無線部に接続されているときは、前記
携帯端末部が電波状況の良好なときに事前に情報を受信
して蓄積することを特徴とする請求項1に記載の端末機
器のメール送受信システム。 - 【請求項3】 前記携帯端末部は、情報を受信するとき
にクライアントとして動作し、前記情報端末部からのア
クセスを代行することを特徴とする請求項2に記載の端
末機器のメール送受信システム。 - 【請求項4】 前記携帯端末部と前記情報端末部が接続
されているときは、該携帯端末部が受信した情報は、接
続されている情報端末部に転送されることを特徴とする
請求項3に記載の端末機器のメール送受信システム。 - 【請求項5】 情報が転送されるとき、前記携帯端末部
はサーバとして動作し、前記サーバ部へのアクセスを代
行することを特徴とする請求項4に記載の端末機器のメ
ール送受信システム。 - 【請求項6】 前記携帯端末部と前記情報端末部とが接
続されている状態で情報を送信するときは、該情報端末
部は、電波状況の良否に関係なく、事前に情報を送信
し、該情報を前記携帯端末部が蓄積しておくことを特徴
とする請求項1に記載の端末機器のメール送受信システ
ム。 - 【請求項7】 情報を送信するときは、前記携帯端末部
はサーバとして動作し、前記サーバ部へのアクセスを代
行することを特徴とする請求項6に記載の端末機器のメ
ール送受信システム。 - 【請求項8】 前記携帯端末部と前記無線部が接続さ
れているときは、電波状況の良いときに、前記携帯端末
部に蓄積したデータを前記サーバ部に送信することを特
徴とする請求項7に記載の端末機器のメール送受信シス
テム。 - 【請求項9】 前記サーバ部へのデータ送信時に、前
記携帯端末部はクライアントとして動作し、前記情報端
末部からのアクセスを代行することを特徴とする請求項
8に記載の端末機器のメール送受信システム。 - 【請求項10】 前記携帯端末部と前記情報端末部は、
それぞれ、電波状況が良好になったときに転送すべき情
報の割り込みを行う割り込み手段を備えていることを特
徴とする請求項1〜請求項9の何れかに記載の端末機器
のメール送受信システム。 - 【請求項11】 前記携帯端末部は、前記情報端末部か
ら送信する情報の容量を確認する容量確認手段を備えて
いることを特徴とする請求項10に記載の端末機器のメ
ール送受信システム。 - 【請求項12】 前記携帯端末部は、送信すべき情報の
容量が該携帯端末部の容量蓄積手段の空き容量に格納し
きれないときは、送信要求があった旨を記憶しておく記
憶手段を備えていることを特徴とする請求項11に記載
の端末機器のメール送受信システム。 - 【請求項13】 前記携帯端末部は、 電波状態が良くなったことを検知する電波状況検知手段
と、 電波状況が良くなったときに、割り込みを発生する割込
発生手段とを備え、 電波状態が良くなったことを認識したときに、無線によ
る情報送信と、該携帯端末部と前記情報端末部との間の
情報送信を同時に行うことを特徴とする請求項12に記
載の端末機器のメール送受信システム。 - 【請求項14】 前記情報端末部が割込みを認識したと
き、該情報端末部は自動で起動して、前記携帯端末部と
の間で情報転送を行うことを特徴とする請求項13に記
載の端末機器のメール送受信システム。 - 【請求項15】 前記サーバ部はメールサーバとして、
前記情報端末部は電子メール端末として、機能すること
を特徴とする請求項14に記載の端末機器のメール送受
信システム。 - 【請求項16】 前記サーバ部はHTTPサーバとし
て、前記情報端末部はWebブラウザ端末として、機能
することを特徴とする請求項14に記載の端末機器のメ
ール送受信システム。 - 【請求項17】 前記サーバ部はデータベースサーバと
して、前記情報端末部はデータベース端末として、機能
することを特徴とする請求項14に記載の端末機器のメ
ール送受信システム。 - 【請求項18】 情報のアクセス機能は、クライアント
からサーバへのアクセス機能と、サーバからのデータ発
信に対応するアクセス機能とを有することを特徴とする
請求項15〜請求項17の何れかに記載の端末機器のメ
ール送受信システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30172699A JP2001125839A (ja) | 1999-10-22 | 1999-10-22 | 端末機器のメール送受信システム |
US09/693,910 US6577860B1 (en) | 1999-10-22 | 2000-10-23 | Data transmission-reception system employing portable radio terminal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30172699A JP2001125839A (ja) | 1999-10-22 | 1999-10-22 | 端末機器のメール送受信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001125839A true JP2001125839A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=17900431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30172699A Pending JP2001125839A (ja) | 1999-10-22 | 1999-10-22 | 端末機器のメール送受信システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6577860B1 (ja) |
JP (1) | JP2001125839A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2760920B1 (fr) * | 1997-03-12 | 2000-08-04 | Sagem | Procede de transmission de donnees entre des moyens de traitement de donnees et un reseau de radiocommunication et module et terminal mobile pour la mise en oeuvre du procede |
US9607041B2 (en) * | 1999-07-15 | 2017-03-28 | Gula Consulting Limited Liability Company | System and method for efficiently accessing internet resources |
US7278064B1 (en) | 2000-05-09 | 2007-10-02 | Chan Hark C | Information delivery system |
EP1715640A3 (en) * | 2003-02-20 | 2006-11-29 | Strongmail Systems, Inc. | Email software licence verification |
KR100612142B1 (ko) * | 2004-01-16 | 2006-08-11 | 주식회사 케이티프리텔 | 이동통신 단말을 이용한 공중선계 원격 측정 감시 장치 및그 방법 |
US7698369B2 (en) | 2004-05-27 | 2010-04-13 | Strongmail Systems, Inc. | Email delivery system using metadata on emails to manage virtual storage |
WO2009019735A1 (ja) * | 2007-08-07 | 2009-02-12 | Fujitsu Limited | 応答無線装置及びその無線通信方法 |
US7698462B2 (en) * | 2007-10-22 | 2010-04-13 | Strongmail Systems, Inc. | Systems and methods for adaptive communication control |
US20130031490A1 (en) * | 2011-07-26 | 2013-01-31 | Microsoft Corporation | On-demand tab rehydration |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100267846B1 (ko) * | 1997-03-31 | 2000-10-16 | 윤종용 | 이동통신시스템의정재파비측정방법 |
JP3327227B2 (ja) * | 1998-11-11 | 2002-09-24 | 三菱マテリアル株式会社 | 無線通信システム及び記録媒体 |
-
1999
- 1999-10-22 JP JP30172699A patent/JP2001125839A/ja active Pending
-
2000
- 2000-10-23 US US09/693,910 patent/US6577860B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6577860B1 (en) | 2003-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3185766B2 (ja) | 送受信カード | |
CN101382909B (zh) | 在操作系统切换时逐步调整屏幕亮度的方法及电子装置 | |
US8260354B2 (en) | Operating device and method for universal IC card | |
CN100399236C (zh) | 外围设备、服务器、客户装置、网络装置系统及检索方法 | |
TWI273789B (en) | Method for adjusting the power consumption of a network interface | |
CN101132288B (zh) | 一种终端之间的网络远程控制方法、系统和装置 | |
CN101986679A (zh) | 移动终端、节电方法和节电装置 | |
CN1691632B (zh) | 基于优先级的消息发送队列重新排序 | |
JP2001125839A (ja) | 端末機器のメール送受信システム | |
WO2007105838A1 (en) | A intelligent computing device agent system for automatic recognition of multi user computing environment and information sharing setup | |
JP2013516011A (ja) | ホストデバイスと通信するためのトークン、それに対応する通信システム及び方法 | |
EP1393457A2 (en) | Modem function and usage of a personal digital assistant in wireless mode | |
CN100420273C (zh) | 便携式电子设备和信息处理方法 | |
JP4839715B2 (ja) | シンクライアントシステム | |
JP2001111442A (ja) | 通信端末装置 | |
JP3298629B2 (ja) | 携帯情報端末装置およびデータ通信方法 | |
JP2002218099A (ja) | 通信システム | |
CN101394625A (zh) | 通讯装置及其相关的网络搜寻方法 | |
JP2009124429A (ja) | 通信システム、通信端末装置、及びデータ転送方法 | |
KR100823294B1 (ko) | 디지털기기의 사용자데이터갱신시스템과 그사용자데이터갱신방법 | |
JP3072497U (ja) | メモリアダプタ | |
JP2001102955A (ja) | 無線通信装置及びその電源制御方法 | |
JP2006285401A (ja) | 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、プログラムおよび記憶媒体 | |
JPH1117728A (ja) | 電子メールの送信方法 | |
JP4771687B2 (ja) | 携帯端末装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040302 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040506 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041109 |