JP2001125735A - コンピュータ操作装置 - Google Patents

コンピュータ操作装置

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JP2001125735A
JP2001125735A JP30224199A JP30224199A JP2001125735A JP 2001125735 A JP2001125735 A JP 2001125735A JP 30224199 A JP30224199 A JP 30224199A JP 30224199 A JP30224199 A JP 30224199A JP 2001125735 A JP2001125735 A JP 2001125735A
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JP
Japan
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magnetic
rotation
cylinders
computer
magnetic sensors
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JP30224199A
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Inventor
Hidetoshi Sako
秀敏 佐古
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マウスとかジョイスティック等のコンピュー
タ操作装置の構造の簡単化,小型化および耐久性の向上
を目指す。 【解決手段】 任意方向に回転可能に支承された球に相
互に軸方向を直交させて二つの円筒体を接触させ、球の
回転に従って回転するように軸支し、これらの円筒体に
その円周方向にN極,S極が交互に現われるように縞状
に着磁し、これらの円筒体に対向させて夫々複数組の磁
気センサを設け、これらの磁気センサからの出力信号に
よりコンピュータのカーソル駆動信号を形成するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマウスとかジョイス
ティック等のコンピュータ操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在用いられているマウスは机面を転動
するボールに車を接触させ、この車の軸に光式ロータリ
エンコーダを連動させた構造になっており、機構的に複
雑な上に、光式ロータリエンコーダの円板が相当の直径
を必要とするため、マウスの外形が背が盛り上がった型
になり、手との適合性が良くない。またジョイスティッ
クはポテンショメータを用いているので、摩耗により動
作不良を起こし易く、耐久性が低い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は例えばマウス
においては機構的に簡単でマウスの背を低くし、人間工
学的に手との適合性を良くし、ジョイスティックにおい
ては摩耗の問題がなく耐久的となるような、何れにも共
通に適用できる一つの機構を提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】机面との接触によりまた
は装着されたレバーにより任意の方向に回動可能に支承
された球に接触して回転するように二つの円筒体をその
軸が互いに直交するように配置し、この円筒体の表面に
円周方向に磁極が並んで現われるように縞状に着磁し、
これら各円筒体の筒面に対向させて磁気センサを配置
し、これらの磁気センサの出力波形をパルス化してコン
ピュータのカーソル駆動信号とするようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一つの実施形態を
示す。1は鋼球で机面を転動できるようにマウスに支承
されている。或はジョイスティックであれば任意方向に
回動させ得るよう支承され、球の上面に不図示の把手が
取付けてある。図はこれらの装置の鋼球とこの鋼球の回
動を検出するセンサ部のみを示している。2,3は鋼球
1の赤道面上で相互の軸方向が直交している円筒体で、
共に鋼球1に接触しており、鋼球1の回動に応じて回転
するように軸受4に支承されている。円筒体2,3は表
面が磁性体層であり、円筒面の円周方向にN極,S極が
縞状に交互に並ぶように着磁してある。51,52,5
3は円筒体2に対向させた磁気センサ例えばホール素
子、61,62,63は円筒体3に対向させた磁気セン
サで、51〜53の組は鋼球1の赤道面上に円筒体2の
母線方向に並び、相互の位置関係は鋼球1の赤道面に垂
直の方向に少しずつずらせてある。磁気センサ61〜6
3の組も円筒体3に対して上述したと同じ位置関係にな
っている。
【0006】図1で鋼球1が矢印Aの方向に回転してい
るとする。このとき磁気センサ51〜53の出力は夫々
時間的に正負反転する信号を出力する。図2はこの信号
を波形整形して矩形波とした波形を示すタイムチャート
である。磁気センサ51〜53は磁気センサ51が一番
低い位置にあって、52,53と順に高い位置になって
いるので、球1の矢印A方向の回動に対して各センサの
出力パルスの位相は51が最も進んでおり、53が最も
遅れている。磁気センサ51〜53の上下方向の位置ず
れを円筒体2の磁極の配列ピッチの1/6ずつとする
と、各センサの出力パルスはセンサ51の出力の一周期
の前半は51の出力の立下がり、52の出力の立下が
り、53の出力の立下がり、次に51の出力の立上が
り、52の出力の立上がり、53の出力の立上がりの順
になり、これらの立下がり,立上がりを順に取って行く
ことで、円筒体2の磁極ピッチの1/6の細かさで円筒
体2の回転角を検出でき、それに応じた細かさで鋼球1
の転動距離、或はジョイスティックなら鋼球の回転角を
検出できる。鋼球1の矢印B方向の回転に対しても円筒
体3と磁気センサ61〜63との間で上述した所と同様
にして矢印B方向の回転を検出できる。矢印C方向の回
転に対しては磁気センサ51〜53の組と61〜63の
組の両方から回転量の信号が得られて、C方向の回転は
それら各回転量のベクトル合成として求められるのであ
る。 鋼球の回転方向が逆のときは各センサの出力パル
スの位相の順序が図2とは逆になるので、例えば磁気セ
ンサ51の出力パルスから52の出力パルスを引算した
結果がプラスであれば正転、マイナスであれば逆転と判
定される。
【0007】図3は上述した検出動作を行う回路の構成
を示す。51〜53は図1の磁気センサ51〜53であ
る。これらの出力信号は波形整形され微分回路D1〜D
3で微分される。これらの微分回路出力を図4に示す。
図4の左側3組の波形は球の(図1における)矢印A方
向(正転)の場合、右側3組は逆転の場合の波形であ
る。各微分回路の出力パルスは回路C1〜C3を通して
全て正方向パルスに変換され、OR回路ORを通してA
NDゲートAND1,AND2に送られ、これらのゲ−
トの何れかを通してコンピュータにカーソルのY方向の
正または負の駆動信号となる。
【0008】次にANDゲートAND1,AND2の機
能を説明する。これらのゲートはOR回路の出力パルス
を正転信号とするか逆転信号とするかの切換えを行うも
のである。微分回路D1〜D3の出力は正転の場合、D
1,D2,D3の順に正パルスが出るのでまずRSフリ
ップフロップRS1がリセットされ、次にRS2がリセ
ットされる。そしてフリップフロップRS2のリセット
出力がONのときANDゲートAND1が開いてい、コ
ンピュータには正進信号が入力される。逆転のときはD
2,D1の順に正パルスが出力されるので、RS1’,
RS2’はセット状態になり、RS2’のセット出力O
NでANDゲートAND2が開くので、コンピュータに
は逆進信号が入力されることになる。D3の出力パルス
はRS1,RS1’をセットして、例えば正転でD2の
信号の次のD3の信号の後のD1の信号により逆転とな
る誤動作を防ぐものである。鋼球1の図1矢印B方向の
回転に対しては磁気センサ61〜63に対して図3と同
じ回路構成が働いてコンピュータにカーソルX方向駆動
の信号を入力する。
【0009】上例では各方向の磁気センサは各3個ずつ
になっているが、これは2個でもよく、4個以上でもよ
いのである。また上例では鋼球を用いているが、これは
軟磁性鋼(軟鋼)で、円筒体2,3の磁極との間に吸着
力が作用するので、鋼球1と円筒体2,3とは歯車が噛
合っているように滑りのない接触伝動が行われる為、両
者間の接触圧は小さくて良い利点がある。しかし鋼球1
と円筒体2,3間の摩擦を大きくする別の手段例えば鋼
球1の表面を粘着性のある軟質樹脂とすることで非磁性
の球を用いることもできる。円筒体2,3表面の磁極は
N,S交互に並ぶ必要はなく一方の極だけが間隔を明け
て並んでもよい。また円筒体は全体が磁性体であっても
表面だけが磁性体層になっているものでもよい。また円
筒体は歯車状に溝を付けた芯体表面を磁性材料で平滑に
した形にしてもよい。このようにして円筒表面に磁化用
の磁極の一方を近ぐけて円筒体を回すと磁性体層の厚い
所が深さ方向に磁化されて、表面には一方の磁極だけが
円周方向に並ぶようになる。なお上述回路構成は磁気的
構成の場合に限られず、光式の場合等にも適用できるも
のである。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、マウスに適用した場
合、機構的に従来の光式ロータリエンコーダを用いたも
のに比し簡単で、マウスを薄型に造ることが出来、ジョ
イスティックに適用した場合、摺動抵抗を用いないから
耐久的であり信頼性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における要部斜視図。
【図2】上例における磁気センサの出力波形(波形整形
したもの)の波形図。
【図3】上例における信号処理回路の構成を示すブロッ
ク図。
【図4】上記回路の動作を説明するための波形図。
【符号の説明】
1 鋼球 2 円筒体 3 円筒体 4 軸受 51 磁気センサ 52 磁気センサ 53 磁気センサ 61 磁気センサ 62 磁気センサ 63 磁気センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全方向回動自在に支承された球に、二つ
    の円筒体を互いに自分の軸を直交させて接触させ、これ
    らの円筒体が上記球の回転に追従して回転するように夫
    々軸支し、上記各円筒体にその円周方向に磁極が並ぶよ
    う縞状に着磁し、これら各円筒体の筒面に対向させて夫
    々複数個の磁気センサ配置し、これらの磁気センサの出
    力信号を処理してコンピュータのカーソル駆動信号とす
    るようにしたコンピュータ操作装置。
JP30224199A 1999-10-25 1999-10-25 コンピュータ操作装置 Pending JP2001125735A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30224199A JP2001125735A (ja) 1999-10-25 1999-10-25 コンピュータ操作装置

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ID=17906661

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JP30224199A Pending JP2001125735A (ja) 1999-10-25 1999-10-25 コンピュータ操作装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100443705B1 (ko) * 2001-07-26 2004-08-09 이진성 컴퓨터의 입력장치용 엔코더

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