JP2001124126A - 防振部材 - Google Patents

防振部材

Info

Publication number
JP2001124126A
JP2001124126A JP30611199A JP30611199A JP2001124126A JP 2001124126 A JP2001124126 A JP 2001124126A JP 30611199 A JP30611199 A JP 30611199A JP 30611199 A JP30611199 A JP 30611199A JP 2001124126 A JP2001124126 A JP 2001124126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
tape
knitting
vibration isolating
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30611199A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoo Ishida
友男 石田
Masako Ishida
昌子 石田
Shuji Kondo
修司 近藤
Hideo Teshigahara
秀雄 勅使川原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOA TETSUMO KK
Original Assignee
TOA TETSUMO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOA TETSUMO KK filed Critical TOA TETSUMO KK
Priority to JP30611199A priority Critical patent/JP2001124126A/ja
Publication of JP2001124126A publication Critical patent/JP2001124126A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vibration Dampers (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性、振動エネルギー吸収性に富み、かつ耐
熱性、耐食性、耐久性に優れ、様々な分野で防振、脈動
抑制、消波、消音などの目的に適用が可能な防振部材を
得る。 【解決手段】 この防振部材は、金属線材を編んだ編成
テープを、テープ幅Wが押圧軸Pと平行になるように圧
縮成形型30に充填し、得られた予備成形物25を前記
押圧軸P方向に圧縮して成形されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防振部材に関するも
のであり、特に金属線材からなる圧縮成形物であって3
次元網目構造を有し、耐熱性、耐食性、耐久性に富み、
形崩れせず、周囲を損傷せず、小型化が可能で、防振、
脈動抑制、消波、消音などを含む振動防止性能に優れた
防振部材に関する。
【0002】
【従来の技術】固体の振動、流体の脈動、流体や可塑性
物体の波動、音などを含む振動を抑制する防振部材とし
て、従来は用途に応じてゴム、発泡プラスチック、バ
ネ、ダンパ、ショックアブソーバ、流体移動装置、金属
またはガラスウール集積体、多孔質焼結体などが用いら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
防振部材にはそれぞれ固有の問題があった。例えばゴム
や発泡プラスチックは可燃性で耐熱性に乏しく、オゾン
環境で劣化し易く、また老化防止剤など添加剤の滲出に
よって周囲を汚染する可能性もある。バネは高価であ
り、また金属疲労などにより特性が劣化し、いわゆる
「へたり」を起こす可能性がある。ダンパ、ショックア
ブソーバ、または流体移動装置は流体を保持するため気
密でしかも伸縮性の容器を必要とし構造が複雑で小型化
し難く、高価であるうえに耐久性にも乏しい。金属また
はガラスウール集積体はこれらを保持するための伸縮性
の容器を必要とし、また粉塵が発生し易く耐久性に乏し
い。多孔質焼結体は衝撃によって破壊され易く、強度を
確保しようとすると空隙率が小さくなり防振性能が失わ
れる。本発明は従来の各種防振部材における前記問題を
解決するためになされたものであって、従ってその目的
は耐熱性、耐食性、耐久性に富み、形崩れせず、周囲を
汚染せず、小型化が可能でしかも防振、脈動抑制、消
波、消音などを含む振動防止性能に優れた防振部材法を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに本発明は、金属線材を編んだ編成テープを、テープ
幅が押圧軸と平行になるように集積し、前記押圧軸方向
に圧縮して成形した防振部材を提供する。
【0005】前記本発明の防振部材は、編成テープがテ
ープ幅方向に圧縮される際に編み目を形成している金属
線材のループが厚み方向に押出され、隣接する部分どう
しがこの押出されたループによって互いに絡み合い、強
固に結合した3次元網目構造を形成する。
【0006】この防振部材は、金属線材が弾性を有する
3次元網目構造を形成しているので、この防振部材と接
触している固体の振動を金属線材の弾性屈曲および相互
摩擦によって吸収し、熱エネルギーに変換することによ
って振動の伝達を抑制する。また、気体や液体などの流
体はこの防振部材内を流通することができるので、流体
中を伝播する振動は、防振部材を構成する金属線材を共
振させることによって熱エネルギーに変換され、伝播が
抑制される。この防振部材は防振性能が高く、しかもサ
イズの大小や形状に係わらずほぐれや形崩れが起こり難
く、外圧が加えられても精密な立体形状を自己保持する
ことができる。
【0007】この防振部材は1本の金属線材で編成され
ているので成形物の表面に切端がなく、周囲を損傷した
り金属細片が流出して通過流体や環境を汚染することが
ない。金属線材の材質を選定することによって与えられ
た環境に対応する耐熱性、耐食性、耐久性を容易に確保
することができる。金属線材の材質、番手、編み方、防
振部材の形状、圧縮時の押圧力などを調整することによ
って、所望の振動数に対する吸収性能および振動吸収効
率を得ることができる。
【0008】前記防振部材の形成に用いる編成テープと
しては、金属線材を偏平に袋編みしたもの、または金属
線材を筒状に丸編みした後に偏平に成形したものを用い
ることが好ましい。これらの編成テープは、2枚の編成
テープが重ねられその双方の幅方向側縁部が継ぎ目なし
に連結された形状をなし、しかも全体が1本の金属線材
の編成により形成されている。この編成テープは厚み方
向に嵩高となり、テープ幅の方向に圧縮する際、ループ
どうしの絡み合いがより深くなり、結合が強化され、形
崩れ抵抗性が向上すると共に3次元網目構造体の内部組
織がより均一になる。金属線材を偏平に袋編みしたもの
(以下「偏平袋編みテープ」という)と、金属線材を筒
状に丸編みした後に押圧して偏平に成形したもの(丸編
み押圧テープ)との比較では、偏平袋編みテープのほう
が形崩れし難いことがわかった。
【0009】前記において、編成テープには、長さ方向
を横切るヒダ(襞)を形成し、その後にテープ幅が押圧
軸と平行になるように集積し圧縮することが好ましい。
このヒダは、編成テープの幅方向から傾斜させて形成す
ることが更に好ましい。編成テープは、テープの幅方向
に圧縮することによってループどうしが結合される。編
成テープに長さ方向を横切るヒダが形成されていれば、
テープ幅が押圧軸と平行になるように集積された予備成
形物が圧縮に際して横折れせず、大部分がテープ幅の方
向に圧縮されるようになる。またヒダが編成テープの幅
方向から傾斜していれば、圧縮応力が緩和され、圧縮倍
率を高くすることができると共に、組織の密度と結合力
が更に強化される。
【0010】前記防振部材は、周面に凹凸が形成されて
いてもよく、また前記押圧軸に沿って互いに対向する面
の少なくとも一方に凹部または凸部が形成されていても
よい。本発明の防振部材は3次元網目構造を構成してい
るので、振動または脈動する流体をこの防振部材の内部
に流通して振動吸収を行うことができるが、更に防振部
材自体の周面または対向面に凹凸が形成されていれば、
防振部材の全体が弾性マスとして働くので防振効率は更
に向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施形態
を具体例によって図面を用いて説明するが、本発明はこ
れらの実施形態によって制限されるものではない。 (実施形態1)円筒状防振部材 (1)編成テープ: 実施形態1では、金属線材として
直径0.18mmのステンレス鋼線を用い、以下のように
偏平袋編みに編成してテープ幅30mmの編成テープを作
成した。
【0012】編成機として、先端にフックとベラとを有
する複数の針をテープ幅方向にピッチ1.5mmで平行配
列した針床を山形に表裏2枚対向配設した袋編み機を用
い、一方の針床(A面)の一方の端部からキャリッジに
誘導されて横方向にループを形成しながらA面1段目を
進行した金属線材が、その針床の他端に達したら折り返
して反対側の針床(B面)の端部から横方向にループを
形成しながらB面1段目を進行し、編み初めの位置に達
したら再び針床(A面)の元の端部から、先に形成され
たA面1段目のループをくぐらせてその上段(A面2段
目)を横方向に編み進める、という横編み往復操作を繰
り返す。
【0013】得られた編成テープの編成組織を図2に示
す。この編成テープ1は、1本の金属線材2によって形
成され、平編みの編成面Aおよび編成面Bがテープ幅W
の両端部C1 ,C2 で連続的に折り返されて偏平な環を
形成している。この編成テープ1は、端部C1 の編み始
めsから、金属線材2がニードルループ3とシンカルー
プ4とからなるループ5を形成しながらテープ幅Wに沿
って端部C2 に向けて編成面Aの1段目を横方向に進
み、端部C2 において折り返して編成面Bに移り、端部
C2 側から端部C1 に向けて前記と同様にループ5を形
成しながら編成面Bの1段目を進み、端部C1 で折り返
した後、編成面Aの1段目のニードルループ3をくぐら
せて2段目のループを順次、端部C2 に向けて形成す
る、というパターンがテープ長Lの方向に繰り返されて
作成されている。
【0014】(2)ヒダ付き編成テープ:前記編成テー
プを用い、図3に示すヒダ付け具20により傾斜したヒ
ダを形成した。図3に示すヒダ付け具20は、平行な回
転軸X1 ,X2 を有し、編成テープ1を挟んで互いに噛
み合うハス歯が形成された2本の回転治具21,22か
らなっている。この回転治具21,22を回転させ、そ
の間に編成テープ1を通すと、編成テープ1には、テー
プ幅Wに対して角度θだけ傾斜したヒダ23,23…が
所定のピッチで形成され、ヒダ付き編成テープ24が得
られる。この実施形態1において、傾斜角θは20゜、
ヒダのピッチは7mmとした。
【0015】(3)圧縮成形型:図1に示す圧縮成形型
30を用いた。この圧縮成形型30は、内径30mmの底
付き円筒状の外型31と、この外型に同軸的に挿入され
る直径10mmの心棒32aを有する中型32と、外型3
1と中型32との間隙に挿入される外径29.8mm、内
径10.2mmの円筒状押圧型33とからなっている。外
型31の開口部には、開口端部に向けて漸次拡径するテ
ーパ31aが形成されている。また底部には中型32を
突き出すための孔31bが形成されている。中型32の
底部には、外型31に嵌入し心棒32aを押圧軸Pと同
軸に支持するための台座32bが形成されている。押圧
型33の頂部には蓋33aが取付けられている。
【0016】(4)圧縮成形:前記ヒダ付き編成テープ
24を、中型32の心棒32aに3回巻き付け、予備成
形物25を作成した。この予備成形物25を中型32と
共に、テーパ31aに沿って縮径させながら外型31の
内部に押し込んだ。次いで外型31の開口端部から押圧
型33を挿入し、この押圧型33を押圧軸Pに沿って押
圧して予備成形物25のテープ幅Wが12mmとなるまで
圧縮した。押圧型33を抜き取り、孔31bに棒を差し
込んで中型32を突き出し、防振部材を取出した。
【0017】得られた防振部材を図4に示す。図4にお
いてこの防振部材26は、外径30mm、内径10mm、高
さ12mmの円筒状の3次元網目構造体であり、外周面お
よび内周面には高さ方向に圧縮された傾斜ヒダ、すなわ
ち周面の凹凸が形成されていた。その表面を詳細に観察
したとき、金属線材の端末や編成テープの巻き終わり端
末は認められなかった。この防振部材26は、2枚の円
盤の間に挟んで一方の円盤に振動を与えるとき、他方の
円盤に伝播される振動は著しく減衰した。
【0018】(実施形態2)組合わせ防振部材 実施形態1と同様にして編成テープから心防振部材と挟
持防振部材とを作成した。 (1)心防振部材:図1に示した圧縮成形型と同様の構
成で、外型の内径が15mm、中型の心棒の直径が10m
m、円筒状押圧型の外径が14.8mm、内径が10.2m
mの圧縮成形型を用い、編成テープとしては実施形態1
と同様の構成で幅が30mmのヒダ付き編成テープを用
い、このヒダ付き編成テープを中型の心棒に2回巻き付
けて圧縮成形型内に装填し、押圧して外径15mm、内径
10mm、高さ15mmの円筒状の圧縮成形物からなる心防
振部材(図5の28)を作成した。 (2)挟持防振部材:図1に示した圧縮成形型と同様の
構成で、外型の内径が23mm、中型の心棒の直径が15
mm、円筒状押圧型の外径が22.8mm、内径が15.2
mmの圧縮成形型を用い、編成テープとしては実施形態1
と同様の構成で幅が30mmのヒダ付き編成テープを用
い、このヒダ付き編成テープを前記中型の心棒に3回巻
き付けて圧縮成形型内に装填し、押圧して外径23mm、
内径15mm、高さ10mmの円筒状の圧縮成形物からなる
挟持防振部材(図5の29)を2個作成した。 (3)組立て:前記の各防振部材とは別に、図5に示す
ように、外径10mm、高さ15mm、肉厚1mmのステンレ
ス鋼製のパイプ71と、外径20mm、内径5mmの座金7
2と、長さ30mm、螺条軸径5mmのボルト73と、直径
20mmの爪つきワッシャ79とを用意した。まずボルト
73に座金72を挿通し、次にパイプ71を挿通し、こ
のパイプ71の外周に心防振部材28、更にその外周に
2個の挟持防振部材29,29を挿通し、これらがボル
トから抜け落ちないようにボルト73に爪つきワッシャ
79を挿通し、ワッシャの爪をボルトの螺条に係合させ
て固定し、組合わせ防振部材70を作成した。
【0019】この組合わせ防振部材70は使用に際し
て、例えば自動車マフラーやコンプレッサから延びるリ
ブなど振動する板材77の開口78を挟持防振部材2
9,29の間に挟むように挿入し、ボルト73を基台7
4の開口75に通した上でナット76で締め付けて固定
する。この状態では、板材77が激しく振動してもその
振動が心防振部材28と挟持防振部材29、29とによ
っって吸収され、ボルト73や基台74にはほとんど伝
播しなくなる。従ってボルト73や基台74が振動する
ことによって発生する騒音も抑制することができる。心
防振部材28は、振動によって板材77と挟持防振部材
29,29との相対位置が移動しても、板材77が直接
パイプ71に接触することを妨げるので、板材77とボ
ルト73との接触によって生じる、いわゆるビビリ音が
発生することはない。この組合わせ防振部材70は、ス
テンレス鋼線からなり耐熱性で錆びることもオゾンに侵
されることもない心防振部材28と挟持防振部材29,
29とからなっているので、自動車のマフラーやコンプ
レッサ周辺などの過酷な環境下で用いても従来のゴムな
どに比べて耐久性が高い。
【0020】(実施形態3)O−リング状防振部材 実施形態3では、図6に示す圧縮成形型40を用いる。
この圧縮成形型40は、内径40mmの底付き円筒状の外
型41と、この外型に同軸的に挿入される直径30mmの
心棒42aを有する中型42と、外型41と中型42と
の間隙に挿入される外径39.8mm、内径30.2mmの
円筒状押圧型43とからなっている。外型41の開口部
には、開口端部に向けて漸次拡径するテーパ41aが形
成されている。また底部には中型42を突き出すための
孔41bが形成されている。中型42の底部には、外型
41に嵌入し心棒42aを押圧軸Pと同軸に支持するた
めの台座42bが形成されている。そしてこの台座42
bの環状の上面に沿って、断面半円形の溝42cが形成
されている。押圧型43は、外型41と中型42との間
隙に挿入したとき、挿入端部が前記台座42bの上面に
当接する長さを有し、また挿入端部の環状の当接面に沿
って、断面半円形の溝43bが形成されている。押圧型
43の頂部には蓋43aが取付けられている。
【0021】この実施形態3では、直径0.15mmのス
テンレス鋼製金属線材をテープ幅Wが20mmとなるよう
に袋編みした編成テープを用い、この編成テープに図3
に示すヒダ付け具20を用いて20゜の傾斜角θを有す
るヒダを形成した。得られたヒダ付き編成テープを図6
に示した圧縮成形型40の心棒42aに2回巻き付け、
予備成形物45を作成した。この予備成形物45を中型
42と共に、テーパ41aに沿って縮径させながら外型
41の内部に押し込んだ。次いで外型41の開口端部か
ら押圧型43を挿入し、この押圧型43の挿入端部が台
座42bの上面に当接するまで押圧軸Pに沿って押圧し
て予備成形物45を圧縮した。押圧型43を抜き取り、
孔41bに棒を差し込んで中型42を突き出し、防振部
材を取出した。
【0022】得られた防振部材を図7に示す。図7にお
いてこの防振部材17は、外径40mm、内径30mm、断
面径5mmのO−リング状の緻密な成形物であり、周面は
ヒダがなく平滑で、表面を詳細に観察しても金属線材の
端末や編成テープの巻き終わり端末は認められなかっ
た。この防振部材17の内部組織は、金属線材が緊密に
絡み合った均一密度の連続多孔体を形成していた。また
この防振部材17は、3次元の全方位に弾性を有し、優
れた耐熱性と耐食性とを有していた。
【0023】この防振部材は、図8に示すように、例え
ばそれぞれにこの防振部材17と同径の環状溝46a、
46aが形成された2枚のフランジ46,46の間に挟
んで固定すると、いずれか一方のフランジ46の振動が
他方に伝播することを抑制し、防振または消音の効果を
発揮する。またこの2枚のフランジ46,46がそれぞ
れパイプ47,47に接続されている場合は、このパイ
プの一方の振動が他方へ伝播することを防止するばかり
でなく、このフランジ46,46が防振部材17の外側
で、例えばゴムパッキングなど図示しない公知の方法で
シールされている場合には、パイプ内を通る流体の脈動
を抑制することもでき、例えば蒸気パイプのノッキング
などを抑制することができる。
【0024】更に、このO−リング状防振部材17は、
例えばゴム膜などで被覆することもでき、この場合は、
防振部材の外側にシール材を装着しなくても、この防振
部材自体がフランジの間をシールするので、パイプの中
を通る流体の脈動抑制などに特に有用性が高い。この例
のように、本発明の防振部材が被覆されたもの、または
本発明の防振部材の内部に心材などが埋設されたものも
本発明に含まれる。
【0025】(実施形態4)異形防振部材−1 実施形態4では、図9に示す圧縮成形型50を用いた。
この圧縮成形型50は、内径53mmの底付き円筒状の外
型51と、この外型に同軸的に挿入される直径18mmの
心棒52aを有する中型52と、外型51に嵌入される
外径52.8mmの円盤状押圧型53とからなっている。
中型52の底部には、外型51に嵌入し心棒52aを押
圧軸Pと同軸に支持するための台座52bが形成されて
いる。そしてこの台座52bの環状の上面には、直径が
異なる複数本のピン52c…が不規則な配置で立設され
ている。また押圧型53には、前記中型52の心棒52
aおよびピン52c…を挿通する貫通孔53aおよび5
3b…が形成されている。
【0026】編成テープとしては、直径が0.16mmの
ステンレス鋼製金属線材をテープ幅Wが30mmとなるよ
うに袋編みしたものを用い、この編成テープに図3に示
すヒダ付け具20を用いて20゜の傾斜角θを有するヒ
ダを形成した。次に、図10に示すように、このヒダ付
き編成テープ24の一方の端末部24aを心棒52aに
巻き付け、少なくとも1周巻き終えた後に、ピン52c
…を包み込むように、かつヒダ付き編成テープ24が台
座52bの上面にできるだけ均一に分布するように巻き
付け、最外層の端末部24bは、ヒダ付き編成テープ2
4を少なくとも1周回させて予備成形物54を作成し
た。この予備成形物54が巻き付けられた中型52を外
型51内に挿入し、また貫通孔53aおよび53b…に
心棒52aおよびピン52c…を挿通することによって
押圧型53を中型52および外型51に嵌入し、この押
圧型53を、予備成形物54がテープ幅方向に4mmに圧
縮されるまで押圧した。外型51の底面に形成された図
示しない孔に棒を差し込んで中型52を突き出し、防振
部材を取出した。
【0027】得られた防振部材を図11に示す。この防
振部材27は、中央部に直径18mmの貫通孔27aを有
する外径53mm、厚さ4mmのパッキン状円盤であり、こ
の盤面に直径が異なる複数の貫通孔27b,27b…が
不規則な配置で形成されている。この防振部材27の外
面はヒダがなく平滑で、表面を詳細に観察しても金属線
材の端末や編成テープの巻き終わり端末は認められなか
った。この防振部材27の内部組織は、金属線材が緊密
に絡み合った均一密度の連続多孔体を形成し流体流通性
を有している。またこの防振部材27は3次元の全方位
に弾性を有し、優れた耐熱性と耐食性とを有している。
【0028】この防振部材27は、図12に示すよう
に、防振部材27のそれぞれの開口27a,27bに嵌
挿し得る位置と直径と、防振部材27の厚さに等しい長
さ(4mm)とを有するピン56a,56bが立設されか
つ防振部材27を隙間なく収容し得る内径と深さとを有
するステンレス鋼製容器56に、貫通孔27a,27b
とピン56a,56bとを合わせて挿入し、この容器5
6に、直径方向の両端部に流体の出入パイプ57,57
が設けられた蓋58をかぶせて封入することにより、流
体の脈動防止装置として用いることができる。
【0029】この脈動防止装置59は、例えば自動車の
燃料ポンプやコンプレッサの流体出口などから流出する
脈動を持った流体を、一方の出入パイプ57から容器5
6内に供給すると、流体はピン56aの周囲を2手に分
かれて防振部材27内を通過し、この防振部材によって
脈動が吸収されて再び合流し、他方の出入りパイプ57
から流出する。この流体の通路には直径が異なる複数の
貫通孔27b…が不規則に配置され各部の共振周波数が
異なるので、脈動する流体がこの防振部材内を通過する
ときに様々な周波数で共振を起こし、脈動エネルギーを
熱エネルギーに変換することによって脈動が抑制され
る。
【0030】(実施形態5)異形防振部材−2 この実施形態は、脈動を抑制する防振部材としての効果
を更に向上させるために、形状とサイズとを変更した以
外は実質的に実施形態4のものと同様である。実施形態
5の防振部材を図13に示す。この防振部材80は平面
視が不定形の環をなした平盤であり、その外周および内
周の輪郭線は不規則な曲線で構成されている。また盤面
には口径が異なる複数の貫通孔81,81…が不規則な
配置で形成されている。
【0031】この防振部材80は、形状とサイズとが異
なる以外は実質的に図9に示したものと同様な圧縮成形
型を用い、実施形態4で用いたものと同様なヒダ付き編
成テープから実施形態4と同様の方法で予備成形物を作
成し、圧縮成形型内でテープ幅の方向に圧縮することに
より作成した。この防振部材80は、自動車の燃料ポン
プやコンプレッサなど特定の脈動発生源から流出する流
体の脈動を抑制するように形状とサイズが設計されてい
て、1端部から脈動する流体を導入すると、防振部材8
0の3次元網目構造内で流体が大きく2手に分流し、更
に不規則に配置され口径が異なる貫通孔81,81…の
部分で分流と合流とを繰り返しながら出口に向けて進行
する。この間に金属線材の網目構造によって振動エネル
ギーが熱エネルギーに変換され、またそれぞれの合流点
においては位相の異なる脈動が互いに相殺され、高い脈
動抑制効果が得られる。
【0032】(実施形態6)円柱状防振部材 この実施形態6では、図14に示す圧縮成形型を用い
た。この圧縮成形型10は、内径20mmの円筒状外型1
1と、外径19.8mmの円柱状中型12,13とからな
っている。外型11の一方の端部には、開口端部に向け
て漸次拡径するテーパ14が形成されている。
【0033】編成テープとしては、直径が0.16mmの
ステンレス鋼製金属線材をテープ幅Wが150mmとなる
ように袋編みしたものを用い、この編成テープに20゜
の傾斜角θを有するヒダを形成した。次に、図14に示
すように、この編成テープを長さ方向に丸め、直径約2
5mmの円柱状の予備成形物15を作成した。この予備成
形物15をテーパ14に沿って縮径させながら外型11
の内部に押し込んだ。次いで外型11の双方の開口端部
からそれぞれ中型12,13を挿入し、一方の中型13
を外型11に固定し、中型12を押圧軸Pに沿って押圧
し、予備成形物15のテープ幅Wが70mmとなるまで圧
縮して防振部材65を作成した。
【0034】圧縮成形型10から取出しされた防振部材
65は、長さ70mm、直径20mmの円柱状成形物であ
り、長さ方向に伸縮性を有していた。図15に示すよう
に、この防振部材65を、互いに摺動する内筒66と外
筒67とからなる伸縮性容器に収納し、防振部材65の
双方の端部をそれぞれ内筒66、外筒67の端部に固着
すると、長いストロークと十分な伸縮耐性を有するショ
ックアブソーバ68が得られた。
【0035】(実施形態7)消音部材 実施形態7では、図16に示す圧縮成形型60を用い
た。この圧縮成形型60は、升形の外型61と、この外
型に挿入される方形の中型62とからなっている。外型
61の底部61aは着脱自由とされている。中型62の
底面には、複数本の平行な溝62a,62a…が形成さ
れている。
【0036】編成テープとしては、直径が0.15mmの
金属線材をテープ幅30mmに袋編みしたものを用い、こ
の編成テープに図3に示すヒダ付け具20を用いて20
゜の傾斜角θを有するヒダを形成した。次に、図17に
示すように、このヒダ付き編成テープ63を外型61内
にテープ幅Wが押圧軸Pと平行になるように、かつ、で
きるだけ均一に充填し、この上に中型62を挿入し、テ
ープ幅Wが縮小するように押圧した。所定のストローク
で押圧した後圧力を除き、外型の底部61aを取外し、
中型62を更に押し込み、成形された消音部材を取出し
た。
【0037】得られた消音部材を図18に示す。この消
音部材64は、表面に複数の平行な突条またはフィン6
4a…が形成されている。この消音部材64を多数作成
し、それぞれ底面64bを壁面などに緻密に配列して接
着すると、表面に消音部材からなる突条が多数形成され
た消音壁が得られる。この消音壁は広い周波数の騒音を
効果的に吸収することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明の防振部材は、金属線材を編んだ
編成テープを、テープ幅が押圧軸と平行になるように集
積し、前記押圧軸方向に圧縮して成形したものであるの
で、ほぐれや形崩れを起こさず、弾性、振動エネルギー
吸収性、流体透過性に富み、かつ耐熱性、耐食性、耐久
性に優れ、小型化が可能であるので防振、脈動抑制、消
波、消音などを目的として広い分野に適用できるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の防振部材を作成する一実施形態を示
す断面図。
【図2】 本発明の防振部材を作成するための編成テー
プの一例を示す編成図。
【図3】 ヒダ付き編成テープの形成過程を示す斜視
図。
【図4】 本発明の防振部材の一例を示す斜視図。
【図5】 本発明の防振部材の一使用形態を示す断面
図。
【図6】 本発明の防振部材を作成する一実施形態を示
す断面図。
【図7】 図6の実施形態により作成された防振部材の
一例を示す斜視図。
【図8】 図7の防振部材の一使用形態を示す断面図。
【図9】 本発明の防振部材を作成する圧縮成形型の一
例を示す斜視図。
【図10】 本発明の防振部材の一作成過程を示す平面
図。
【図11】 本発明の防振部材の一例を示す斜視図。
【図12】 図11の防振部材の一使用形態を示す斜視
図。
【図13】 本発明の防振部材の一例を示す斜視図。
【図14】 本発明の防振部材を作成する一実施形態を
示す断面図。
【図15】 本発明の防振部材の一使用形態を示す断面
図。
【図16】 本発明の防振部材を作成する圧縮成形型の
一例を示す斜視図。
【図17】 本発明の防振部材の一作成過程を示す平面
図。
【図18】 本発明の防振部材の一例を示す斜視図。
【符号の説明】 1:編成テープ 1e:外側端末部 2:金属線材 3:ニードルループ 4:シンカループ 5:ループ 10:圧縮成形型 11:外型 12,13:中型 14:テーパ 15:予備成形物 16:予備成形物 17:防振部材 20:ヒダ付け具 21,22:回転治具 23:ヒダ 24:ヒダ付き編成テープ 24a,24b:端末部 25:予備成形物 26:防振部材 27:防振部材 27a,27b:貫通孔 28:心防振部材 29:挟持防振部材 30:圧縮成形型 31:外型 31a:テーパ 31b:孔 32:中型 32a:心棒 32b:台座 33:押圧型 33a:蓋 40:圧縮成形型 41:外型 41a:テーパ 41b:孔 42:中型 42a:心棒 42b:台座 42c:溝 43:押圧型 43a:蓋 43b:溝 45:予備成形物 46:フランジ 46a:環状溝 50:圧縮成形型 51:外型 52:中型 52a:心棒 52b:台座 52c:ピ
ン 53:押圧型 53a,53b:貫通孔 54:予備成形物 56:容器 56a,56b:ピン 57:出入パイプ 58:蓋 59:脈動防止装置 60:圧縮成形型 61:外型 61a:底部 62:中型 62a:溝 63:ヒダ付き編成テープ 64:消音部材 64a:フィン 65:防振部材 66:内筒 67:外筒 68:ショックアブソーバ 70:組合わせ防振部材 71:パイプ 72:座金 73:ボルト 79:爪つきワッシャ 80:防振部材 81:貫通孔 W:テープ幅 L:テープ長 P:押圧軸 θ:傾斜角
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月27日(2000.7.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに本発明は、金属線材を扁平に袋編みしてなり、傾斜
したヒダが形成された編成テープを、テープ幅が押圧軸
と平行になるように集積し、前記押圧軸方向に圧縮して
成形して得られ、編成テープのループが互いに絡み合っ
た三次元網目構造を有する防振部材を提供する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】前記防振部材の形成に用いる編成テープと
しては、金属線材を扁平に袋編みしたものを用いる。
れらの編成テープは、2枚の編成テープが重ねられその
双方の幅方向側縁部が継ぎ目なしに連結された形状をな
し、しかも全体が1本の金属線材の編成により形成され
ている。この編成テープは厚み方向に嵩高となり、テー
プ幅の方向に圧縮する際、ループどうしの絡み合いがよ
り深くなり、結合が強化され、形崩れ抵抗性が向上する
と共に3次元網目構造体の内部組織がより均一になる。
金属線材を扁平に袋編みしたもの(以下「扁平袋編みテ
ープ」という)と、金属線材を筒状に丸編みした後に押
圧して扁平に成形したもの(丸編み押圧テープ)との比
較では、扁平袋編みテープにほうが形崩れし難いことが
わかった。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】前記において、編成テープに、長さ方向を
横切るヒダ(襞)を形成し、その後にテープ幅が押圧軸
と平行になるように集積し圧縮する。このヒダは、編成
テープの幅方向に対して傾斜させて形成される。編成テ
ープは、テープに幅方向に圧縮することによってループ
どうしが結合される。そして、編成テープに長さ方向を
横切るヒダが形成されているので、テープ幅が押圧軸と
平行になるように集積された予備成形物が圧縮に際して
横折れせず、大部分がテープ幅の方向に圧縮されるよう
になる。またヒダが編成テープの幅方向に対して傾斜し
いるので、圧縮応力が緩和され、圧縮倍率を高くする
ことができると共に、組織の密度と結合力が更に強化さ
れる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】
【発明の効果】本発明の防振部材は、金属線材を扁平に
袋編みしてなり、傾斜したヒダが形成された編成テープ
を、テープ幅が押圧軸と平行になるように集積し、前記
押圧軸方向に圧縮して成形してなり、編成テープのルー
プが互いに絡み合った三次元網目構造を有するものであ
るので、ほぐれや形崩れを起こさず、弾性、振動エネル
ギー吸収性、液体透過性に富み、かつ耐熱性、耐食性、
耐久性に優れ、小型化が可能であるので防振、脈動抑
制、消波、消音などを目的として広い分野に適用できる
ようになる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 修司 栃木県安蘇郡田沼町大字栃本2224 東亜鉄 網株式会社内 (72)発明者 勅使川原 秀雄 栃木県安蘇郡田沼町大字栃本2224 東亜鉄 網株式会社内 Fターム(参考) 3J066 AA26 BA01 BD07 CB10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属線材を編んだ編成テープを、テープ
    幅が押圧軸と平行になるように集積し、前記押圧軸方向
    に圧縮して成形したことを特徴とする防振部材。
  2. 【請求項2】 編成テープとして、金属線材を偏平に袋
    編みしたもの、または金属線材を筒状に丸編みした後に
    偏平に成形したものを用いることを特徴とする請求項1
    に記載の防振部材。
  3. 【請求項3】 防振部材の周面に凹凸が形成されたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の防振部
    材。
  4. 【請求項4】 防振部材の前記押圧軸に沿って互いに対
    向する面の少なくとも一方に凹部または凸部が形成され
    たことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載の防振部材。
JP30611199A 1999-10-27 1999-10-27 防振部材 Pending JP2001124126A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30611199A JP2001124126A (ja) 1999-10-27 1999-10-27 防振部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30611199A JP2001124126A (ja) 1999-10-27 1999-10-27 防振部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001124126A true JP2001124126A (ja) 2001-05-08

Family

ID=17953184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30611199A Pending JP2001124126A (ja) 1999-10-27 1999-10-27 防振部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001124126A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150077168A (ko) * 2013-12-27 2015-07-07 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기
JP2020075704A (ja) * 2018-10-15 2020-05-21 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company スラット端シール及びその製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150077168A (ko) * 2013-12-27 2015-07-07 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기
KR102228854B1 (ko) * 2013-12-27 2021-03-17 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기
JP2020075704A (ja) * 2018-10-15 2020-05-21 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company スラット端シール及びその製造方法
JP7405552B2 (ja) 2018-10-15 2023-12-26 ザ・ボーイング・カンパニー スラット端シール及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1287000C (en) Tuned self-damping convoluted conduit
US5040805A (en) Spherical sealing body used for exhaust pipe joint and manufacturing method thereof
CN206221030U (zh) 一种基于声学超材料的宽频小容积消声结构
CN107923477B (zh) 连结件
US5065493A (en) Method of making a spherical sealing body used for exhaust pipe joint
CN106481385A (zh) 一种基于声学超材料的宽频小容积消声结构
CN107208733A (zh) 连结件和屏蔽体
JP2001124126A (ja) 防振部材
SU1463883A1 (ru) Акустический объемный элемент
JP3481890B2 (ja) 圧縮成形物およびその製造方法
JPH02180400A (ja) 制振性二重金属管
JP7196791B2 (ja) 内燃機関のインレットダクト
JP2603104B2 (ja) 球帯状シール体ならびにその製造方法
JP2010084912A (ja) 組合せスプリング
ITTO20001213A1 (it) Compressore ermetico, in particolare provvisto di un elemento per assorbire le vibrazioni.
JP6792279B2 (ja) 緩衝装置および金属カバー
KR19990066831A (ko) 감쇄장치용 통합 플랜지-메쉬 링 조립체
JPWO2011042933A1 (ja) マフラー用ガスケット及びマフラージョイント
JPH02125907A (ja) 排気管継手
JPH09144661A (ja) 圧縮機配管の制振装置
JPS5839267B2 (ja) 防振シ−トの成形方法
JP4216584B2 (ja) 金網製緩衝体の製造方法及び金網製緩衝体
JP2880320B2 (ja) 多重排気管の製造方法
JPH0783913B2 (ja) エンジンのマフラ用金網製多孔質体及びその製造方法
CN110234903A (zh) 连结件

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020205