JP2001124100A - かじ取り組立体のスラップヨーク用軸デプレッサ - Google Patents

かじ取り組立体のスラップヨーク用軸デプレッサ

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JP2001124100A
JP2001124100A JP2000289665A JP2000289665A JP2001124100A JP 2001124100 A JP2001124100 A JP 2001124100A JP 2000289665 A JP2000289665 A JP 2000289665A JP 2000289665 A JP2000289665 A JP 2000289665A JP 2001124100 A JP2001124100 A JP 2001124100A
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Daniel J Butkievich
ジェイ バットキビッチ ダニエル
Walter Crudele
クルーデル ウォルター
Julio Costa
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】回転駆動装置類において軸をヨークに固定する
ためにヨークに軸を締付けるだけでなく、締付け中、軸
をヨーク内の所定の位置に位置ぎめするのを助ける手段
を提供することである。 【解決手段】軸デプレッサ３０が、かじ取り軸組立体の
スラップ・ヨークにあるＵ字形ソケット１０の第１と第
２の側面の間の閉じた、通常曲がった部分に押しつけて
軸を載せるために使われそれは、ソケットの第１の側面
の穴１１を通って伸び、それの第２の平行な側面にある
ねじに固定するクランプ・ボルト２０と共に使われる。
軸デプレッサは、クランプ・ボルト上に嵌る寸法にされ
ている内径、Ｕ字形ソケットの第１の側面の穴を通過す
る寸法にされている外径及び軸をソケットの閉じた部分
に押入れるための突出部材を有する円筒体から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術的分野】本発明は、一般的にいえ
ば、軸にヨークを固定するためのクランプ・ボルトを備
えたたわみ軸組立体におけるヨークに関する。より詳し
くいえば、それは, 例えば、車両ステアリングコラム及
び他の回転駆動装置に使われるようなもので、軸にヨー
クを締付けるだけでなく、締付けの間、軸をヨーク内で
位置決めするのを助けるクランプ・ボルトを有するスラ
ップヨークに関する。
【０００２】
【従来の技術】ロータリ軸が一般に被結合部材の間の可
変ミスアラインメントを許す自在継手を備えたヨークを
用いて接続される。スラップ・ヨークがそのような連結
部のために使われることが多い。それらは、ヨークを軸
上に保持するための締付力を与える横向きボルトのため
の穴を壁に有するソケットとなるようにＵ字形に形成さ
れている。組立の間、軸は、Ｕ字形のソケットの中に横
たえられ、ソケットの閉じた側面に押しつけられ、ソケ
ットの壁にある穴を通して挿入されるボルトをしっかり
と締めることによって定位置に締付けられる。軸は、ま
た、ボルト位置と一致し、軸上のヨークの軸方向位置を
設計された範囲内に限るために通常アンダカット部分が
形成されている。二つの部品の軸が同心になるように、
正しくヨーク及び軸を一直線に並べるために軸をＵ字形
のソケットの底部に押しつけることが必要である。これ
は、軸を閉じた側面に押しつけるために、ヨークのＵ字
形部分の開いた側から、軸に押しつける半径方向の力を
与えるヨーク又はボルトの機構によって通常達成され
る。
【０００３】軸をソケットに半径方向に押しつけること
への一つのアプローチは、ヨークの両側面にボルトがし
っかりと締められるときに軸もたれてボルトをヨークに
対して下に押しやるくさび形の機構を設けることであ
る。もう一つの方法は、中心沿って単一又は多重突起部
付きの軸方向の形を有し、かつトルクがボルトに加えら
れるとき、軸に対するカム作用によってくさび留めする
カム・ボルト及びナットを使う。これら及び他のずっと
複雑な方法が、必要とされたアライメント及び締付けを
与えるためにうまく使われていた。しかし、全てが、狭
いところで取付ける間、法外な数の部片の操作を必要と
するか、又は、それらは高価な機構を含む構成部品を必
要とする。
【０００４】一般に、ステアリングコラム用のスラップ
・ヨークは、固定ナット、回転可能な閉じ込めナット又
は第２の壁にあるねじ付き穴を設けられている。これ
は、車両内で利用できる非常に限られた空間に達するこ
とが困難であるために、組立が一方から完成され、締め
られるようになされる。窮屈な組立条件のため、クラン
プ・ボルトがしっかりと締められる前に、軸がヨークの
ソケットにしっかりと載せられるていることを、それを
実際に見ることなしに、確実にする何らかの方法を持つ
ことが必要である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前述のことは、本回転
駆動軸継手にあると知られている限界を例示する。した
がって、上述の限界の一つ以上を克服することを目的と
する代替品を提供することが有益であろう。したがっ
て、以下により完全に開示される特徴を備える適当な代
替品を提供する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様におい
て、これは、軸を受けるためのＵ字形のソケットを備え
たスラップ・ヨークにおいて用られ、前記クランプ・ボ
ルトの上にうまく嵌る大きさの内径を有する円筒形ブッ
シングを備えている軸デプレッサ、第１の側面と第２の
側面の間に伸びているクランプ・ボルト及び前記ソケッ
トの閉じた部分に前記軸を押圧する手段を設けることに
よって達成される。前述及びその他の面は、添付の図面
と併せて考慮されるとき、本発明の以下の詳細な説明か
ら明らかになるであろう。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１及び２は、本発明の軸デプレ
ッサ３０を例示するために、スラップ・ヨークのＵ字形
のソケット１０によって、それぞれ、締付けられた状態
と緩められた状態における横断面図を示す。軸１５は、
締付けボルト２０に取付けられた軸デプレッサ３０によ
ってソケット１０のサドル又は閉成端の中に載せられて
接触するように押圧される。ボルト２０は、軸１５を過
ぎて、ソケットの第１の側面のねじを切ってない穴１１
を通リ、ソケットの第２の側面にねじを切ってない穴１
２のところでヨーク・ソケット１０に回転を防ぐように
固定されているねじ付きナット２５を通って伸びてい
る。ボルト２０のねじ２２は、ナット２５のねじ２７と
噛み合い、ボルト２０は、スラップ・ヨークのソケット
１０内に軸１５を保持するための締付力を与えることが
できる。代わりに、ナットを外して、その代わりに図４
に示されているように、ねじ付き穴１４を設けることが
できる。
【０００８】軸デプレッサ３０は、それがクランプ・ボ
ルト２０の頭に載って、据え付けられるときに、ボルト
の頭によって所定の位置に推し進められるような全長
（図２、３及び４に最もよく見られる）を有する。完全
に、締付けられるとき、それは、ボルト頭からソケット
１０の第１の壁を通り第２の壁へ伸びている。それは、
また、その前端にテーパ３１を備えて、それがソケット
１０の穴１１を通してボルト２０の上にのせらるにつれ
て、軸１５によじ登り、Ｕ字形のソケットの閉じた側面
にしっかり押しつけて軸を押すようにデプレッサを軸の
上に導いて、軸とヨークの間に適当な軸方向のアライメ
ントを与えるようにしている。
【０００９】軸デプレッサ３０の表面から半径方向に突
出するリブ３２は、ジャミングなしに軸１５に押し付
け、ヨークの中に据え付けるために必要な横方向の力を
与える。リブ３２が、個々の周囲のフィン状機構として
示されているが、それらはまた、単一の螺線ねじフライ
トとして、軸方向のフィンとして、又は多数の半径方向
に突出している円錐体としてさえ作られることができ
る。唯一の必要条件は、それらが締付ける前に、軸１５
をソケット１０に取付けるために必要な適度な圧力を与
えるということである。これらの突起は、ヨークの軸１
５とソケット１０の間に嵌め合公差に合わせるように設
計されている。それは変形できるので、それらは、ボル
ト２０及びデプレッサ３０がソケット１０（図３及び
４）内に軸を載せるために必要な横方向力を与えながら
なお、最小限と最大の締めしろの間の全てのクリアラン
スで軸１５の上を通りすことができることを確実にす
る。したがって、それらは、ヨーク及び軸を普通の容易
に達成される公差で製作することを可能にする。
【００１０】図３及び４は、本発明の軸デプレッサ３０
のための嵌め合いの二つの極端な状態を示す。図３は最
小締め代状態を示し、それはデプレッサが機能しないだ
ろうものより小さい。なぜなら、デプレッサが軸に接触
しないからである。図４は、最大締め代を示す、それは
大き過ぎるだろうものより、ヨークの組立を妨げる、す
なわち動かなくするかもしれず、無理に押しこまれれば
デプレッサ及び／又はヨークに損傷を生じさせるかもし
れないものより大きい。
【００１１】全ての図、特に図３及び４をよく調べる
と、軸デプレッサ３０の機構は、スラップ・ヨークのソ
ケット１０のいくらかの機構と関連して認めることがで
きる。ソケットは、一方の側の穴１１と他方の側のもう
一つの穴１２、１４を有する。穴１４は、直接にボルト
２０のねじ２２を受け入れるためにねじを切られてい
る。穴１２は、ねじを切られず、ボルトのねじ２２を受
け入れるための、図１にあるような、固定ナットを使わ
れなければならない。
【００１２】穴１１は、軸デプレッサ３０の半径方向に
突出ているリブ３２がボルト上を通過するのに十分に大
きい。据え付けられるときに、リブは、クランプ・ボル
ト２０を締めると、適切に軸方向に配置されるように、
Ｕ字形ソケットの閉端部に軸１５を押し込む。
【００１３】デプレッサ３０は、ヨークのソケット１０
とのアライメントを確実にするために必要とされる軸１
５に加わる横方向の力を与えるのに適当な弾性的性質を
有するポリマーからなるべくなら作られるのがよい。勿
論、一回使用の軸デプレッサが所望されれば（軸を取り
外して再び取り付ける場合、取り替えられなければなら
ないもの）、軸デプレッサは、取付けのときに可塑的に
変形するが、軸に必要な横方向の力を十分に与えるため
になおそのような変形に耐える材料から作られてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の軸デプレッサを用いて締め付け状態に
あるスラップ・ヨークのソケットを通る部分横断面であ
る。
【図２】緩められた状態にある図１に記載のものと同様
の図である。
【図３】軸と一緒のスラップ・ヨーク・ソケットのもう
一つの横断面で、最小締め代を有する本発明の軸デプレ
ッサを示す。
【図４】軸と軸デプレッサの間に最大締め代を有する図
３に記載のものと同様なもう一つの図である。
【符号の説明】
１０ Ｕ形ソケット １５ 軸 ２０ 締付けボルト ２５ ナット ３０ 軸デプレッサ ３２ リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウォルター クルーデル アメリカ合衆国コネチカット州06762 ミ ドルバリー パーク ロード エクステン ション 589 (72)発明者 ジュリオ コスタ アメリカ合衆国コネチカット州06706 ウ オーターベリー レイモンド ストリート 100

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】スラップヨークのＵ字形ソケットの第１と
    第２の側面間の閉じた部分に対して軸を取付けるもの
    で、前記第１と第２の側面の間に伸びているクランプ・
    ボルトを含んでいる軸デプレッサであって、 前記クランプ・ボルトの上に嵌る大きさの内径を有する
    中空円筒体及び前記ソケットの閉じた部分に前記軸を押
    圧する手段を備える軸デプレッサ。
  2. 【請求項２】前記ソケットの閉じた部分に対して前記軸
    を押圧する手段は、中空円筒体の外部表面に少なくとも
    一つの半径方向に突出している部材を備える請求項１の
    軸デプレッサ。
  3. 【請求項３】中空円筒体の外部表面に少なくとも一つの
    半径方向に突出している部材は複数のフィンを備えてい
    る請求項２の軸デプレッサ
  4. 【請求項４】中空円筒体の外部表面上にの少なくとも一
    つの半径方向に突出している部材は単一の螺旋形フィン
    を備えている請求項２の軸デプレッサ。
  5. 【請求項５】前記中空円筒体の少なくとも一端にテーパ
    付リードを更に備えている請求項１の軸デプレッサ。
  6. 【請求項６】回転可能な組立体に用いられ、回転可能な
    を受けるためにＵ字形に形成され、軸二つの向かい合っ
    て一直線に並べられた穴を有するソケットを備えるスラ
    ップヨークにおいて、 前記ヨークに前記回転可能な軸を締付けるためのソケッ
    トの向かい合った側面の穴に挿入するためのもので、Ｕ
    字形ソケットの第１の側面に係合する頭及び前記ソケッ
    トの第２の側面に結合するためのねじを有するネジ付き
    クランプ・ボルトと、 前記クランプ・ボルト上に配置するための中空円筒体を
    備えている軸デプレッサと、 前記中空円筒体にあってＵ字形ソケットの閉じた側面と
    堅固な接触をさせるように前記回転可能な軸を圧接する
    ための手段とを備えるスラップヨーク。
  7. 【請求項７】前記中空円筒体にあってＵ字形ソケットの
    閉じた側面と堅固な接触をさせるように前記回転可能な
    軸を圧迫するための手段が少なくとも一つの半径方向に
    突出している部材を備えている請求項６のスラップヨー
    ク。
  8. 【請求項８】少なくとも一つの半径方向に突出している
    部材は、連続螺旋形フィンを備えている請求項７のスラ
    ップヨーク。
  9. 【請求項９】少なくとも一つの半径方向に突出している
    部材は、複数の軸方向に伸びるフィンを備えている請求
    項７のスラップヨーク。
  10. 【請求項１０】少なくとも一つの半径方向に突出してい
    る部材は、複数の円周上に伸びるフィンを備えている請
    求項７のスラップヨーク。
  11. 【請求項１１】少なくとも一つの半径方向に突出してい
    る部材は、複数の円錐形を備えている請求項７のスラッ
    プヨーク。
  12. 【請求項１２】軸デプレッサが前記中空円筒体の少なく
    とも一端にテーパ付きリードを更に備えている請求項６
    のスラップヨーク。
JP2000289665A 1999-09-24 2000-09-25 かじ取り組立体のスラップヨーク用軸デプレッサ Pending JP2001124100A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/405,651 US6350078B1 (en) 1999-09-24 1999-09-24 Shaft depressor for a slap yoke in a steering assembly
US09/405651 1999-09-24

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Publication Number Publication Date
JP2001124100A true JP2001124100A (ja) 2001-05-08

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JP2000289665A Pending JP2001124100A (ja) 1999-09-24 2000-09-25 かじ取り組立体のスラップヨーク用軸デプレッサ

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EP (1) EP1087152B1 (ja)
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BR (1) BR0004333A (ja)
DE (1) DE60026946T2 (ja)

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