JP2001124074A - 回転体の支持装置 - Google Patents

回転体の支持装置

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JP2001124074A
JP2001124074A JP30488299A JP30488299A JP2001124074A JP 2001124074 A JP2001124074 A JP 2001124074A JP 30488299 A JP30488299 A JP 30488299A JP 30488299 A JP30488299 A JP 30488299A JP 2001124074 A JP2001124074 A JP 2001124074A
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ball
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retainer
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JP30488299A
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Tomoya Sakaguchi
智也 坂口
Yoshinobu Akamatsu
良信 赤松
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NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
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    • F16C33/76Sealings of ball or roller bearings
    • F16C33/78Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
    • F16C33/784Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸受組立の簡易な冠型保持器使用の玉軸受を
用いながら、高速化が図れ、回転体のアキシャル方向の
支持精度も確保できるものとする。また、玉軸受の方向
を簡単に正しく設置できるものとする。 【解決手段】 複数の玉軸受10,10を並設し、回転
体である軸6または外周部材8を支持した回転体の支持
装置とする。各玉軸受10は、冠型の保持器4とシール
5とを有し、両側のシール5は、保持器4のポケットの
開口方向を目視で識別する手段を有するものとする。両
玉軸受10は、アキシャル方向の予圧が発生する状態に
並設する。各玉軸受10は、保持器4のポケット開口側
の側面を、予圧によりボール3が外輪2に対して軸方向
に偏る側に向ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、いわゆる冠型の
保持器を有するシール付きの玉軸受で回転体を支持する
回転体の支持装置、特に、クリーナやハードディスク駆
動装置等で使用されるモータ並びに工作機械のスピンド
ル等の高速回転で使用される回転体の支持装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】モータに代表される回転体は、回転精度
を保つために、複数並設される玉軸受にアキシアル方向
の予圧を負荷して使用する。一般に、玉軸受の潤滑剤に
はグリースが使用されている。また、潤滑剤の密封のた
めにシールが用いられている。冠型保持器は、もみ抜き
保持器や打抜き保持器に比べて軸受の組立性に優れてい
るため、玉軸受の保持器として多く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】冠型保持器は、ポケッ
トが片面に開口し、重量バランスが偏ったものであるた
め、軸受の回転に伴い、遠心力によってポケット開口側
が外径側へ変形し、反ポケット開口側が内径側へ変形す
る。また、反ポケット開口側の幅面の外径面側が潤滑剤
密封用のシールに近づく方向に変形し、回転速度が大き
い場合には、シールと接触して回転装置のトルク増加を
招く。従来から、この遠心力による保持器の変形を小さ
くするための保持器の形状が種々設計されている。しか
し、保持器の形状設計だけでは、軸受の薄肉化や、さら
なる高速化には対応できなくなってきた。
【0004】この発明の目的は、回転体のアキシアル方
向の支持精度が確保でき、かつ高速回転に伴う冠型保持
器の変形による支障が回避できて、高速化が可能で、ま
たシール付き軸受を用いながら、軸受保持器の向きを容
易に所定方向に向けて組み立てることのできる回転体の
支持装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の回転体の支持
装置は、複数の玉軸受を並設し、両玉軸受で回転体を支
持した回転体の支持装置であって、前記各玉軸受は、内
輪と外輪の間に介在したボールを保持する保持器と、内
外輪間の軸受空間を密封する両側のシールとを有し、前
記保持器は、ボールを各々保持する円周方向複数箇所の
ポケットが一側面に開口するものであり、前記シール
は、保持器のポケットの開口方向がいずれの側面である
かを識別する手段を有するものとする。前記複数の玉軸
受は、アキシアル方向の予圧が発生する状態に並設し、
前記各玉軸受は、保持器のポケットの開口側の側面を、
前記予圧によりボールが外輪に対して軸方向に偏る側に
向ける。
【0006】この回転体の支持装置は、玉軸受における
保持器のポケット開口側の側面を、軸方向の予圧により
ボールが外輪に対して軸方向に偏る側に向けるたため、
保持器の反開口側の面とシールとの距離が前記予圧によ
って遠ざかることになる。そのため、保持器が遠心力で
変形しても、シールに接触することが防止され、高速化
が図れる。すなわち、ポケットが一側面に開口した保持
器を有する玉軸受では、回転に伴い、遠心力により保持
器が変形し、保持器の反ポケット開口側面がシールに接
触することで、回転限界が決定される。玉軸受による回
転体の支持精度は、アキシアル方向の予圧を負荷して確
保するが、アキシアル予圧の負荷により接触角が発生
し、ボールの中心と内輪や外輪の端面との距離が予圧方
向により変化する。そきため、上記のように予圧方向と
ポケット開口側面の関係を定めることで、高速化に寄与
できる。このように、保持器ポケットの開口方向を定め
て玉軸受と回転体等を組み立てるにつき、シール付きの
玉軸受では、シールのために、内部の保持器を軸受の外
側から見ることができない。これにつき、この発明で
は、保持器のポケットの開口方向を識別する手段をシー
ルに設けたため、玉軸受の外側から、ポケットの開口方
向を認識することができる。そのため、軸受を適切な方
向に簡単に設置できる。また、識別手段はシールに設け
るため、内外輪等に設ける場合と異なり、内外輪にボー
ルを組付けるまでの過程では、内外輪の方向性を区別す
る必要がなく、その後のシールの組立過程で区別するだ
けで良く、識別手段を設けることによる軸受の組立性の
低下が最小限とできる。
【0007】この発明において、並設される複数の玉軸
受は、いずれか片方が前記回転体となる軸および外周部
材の間に設置した一対の玉軸受であり、これら一対の玉
軸受の内輪間に内輪間座を介在させ、両玉軸受の外輪
は、両外輪を互いに近づける方向の予圧を与えた状態に
前記外周部材に設置し、両玉軸受は、保持器のポケット
の開口方向を、両玉軸受の並びの外側に向けても良い。
【0008】この発明において、並設される複数の玉軸
受は、いずれか片方が前記回転体となる軸および外周部
材の間に設置した一対の玉軸受であり、これら一対の玉
軸受の外輪間に外輪間座を介在させ、両玉軸受の外輪
は、両内輪を互いに近づける方向の予圧を与えた状態に
前記軸に設置し、両玉軸受は、保持器のポケットの開口
方向を、両玉軸受の並びの内側に向けても良い。
【0009】なお、上記のシールに設けられてポケット
の開口方向を識別する手段は、目視によって識別できる
ものが好ましいが、マークや、文字表示、材質の違いな
ど、種々の形態のものとできる。例えば、この識別手段
は、両側に設けられたシールの色を互いに変えたもので
あっても良い。このように色を変えることで識別するよ
うにした場合、一目で識別でき、小さな軸受の場合に
も、識別が容易となる。色による識別は、シールの外側
面の全面に施す色を変えても良く、また部分的に色を変
えるようにしても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態を図面と共に
説明する。まず、この回転体の支持装置に用いられる玉
軸受につき、図1ないし図3と共に説明する。この玉軸
受は、軌道輪である内輪1および外輪2と、これら内外
輪1,2の軌道溝間に介在したボール3と、このボール
3を保持するリング状の保持器4と、内外輪1,2間の
軸受空間を密封する両側のシール5,5とで構成され
る。軸受空間には、グリース等の潤滑剤(図示せず)が
封入される。
【0011】保持器4は、いわゆる冠型のものであり、
ボール3を各々保持するポケット4aが、図2に示すよ
うに円周方向の複数箇所に設けられ、各ポケット4aは
一側面に開口している。保持器4は、例えば樹脂製とさ
れる。
【0012】シール5は、潤滑剤の漏れ防止や、外部か
らの塵埃,水の侵入防止等を行うものであり、接触シー
ルであっても、非接触のシールであっても良く、またシ
ールド板であっても良い。図示の例では、シール5は、
金属板製のものであり、外輪2の内径面に形成されたシ
ール取付溝に圧入され、その内周部は内輪1の外径面に
近接してラビリンスシールを構成している。シール5の
外周部には、取付溝への圧入用の折り返し部5aが形成
されている。
【0013】これらシール5には、保持器4のポケット
4aの開口方向がいずれの側面であるかを識別する手段
5bが形成されている。この識別手段5bは、この例で
は、片方のシール5を図3(A)に、もう片方のシール
5を図3(B)に各々示すように、互いにシール5の軸
受外側に向く面の色を変えることで構成される。同図で
は、色の違いをハッチングの違いによって表現してい
る。この色の違いは、両側のシール5に互いに異なる色
の着色を行うようにしても良く、また片方のシール5に
は着色を施さず、もう片方のシール5のみを着色するこ
とで生じさせても良い。また、着色はシール5に部分的
に施すようにしても良い。シール5に施す識別手段5b
は、色の違いとする代わりに、例えば図3(C)に示す
ように識別マークとしても良く、また図3(D)のよう
に文字または文字列としても良い。これら識別マーク
や、文字または文字列とする場合も、両側のシール5に
そのマーク等からなる識別手段5bを施しても良く、片
側のシール5のみに識別手段5bを施しても良い。ま
た、シール5に施す識別手段5bは、目視で識別するた
めのものに限らず、組立装置や治具によって識別可能と
されたものであっても良い。
【0014】図6は、この発明の一実施形態にかかる回
転体の支持装置を示す。この回転体の支持装置は、複数
の玉軸受10,10を、軸6と外周部材8の内径面との
間に並設したものである。玉軸受10は、上記の実施形
態のいずれの構成のものであってもよい。軸6および外
周部材8のいずれが一方が回転体となり、他方が静止側
部材となる。軸6が回転体となる場合、外周部材8は軸
箱等のハウジングとなる。両軸受10,10の内輪1,
1間には内輪間座7を介在させ、矢印Pで示すように、
外輪2,2間には、アキシアル方向の予圧を、互いに近
づく向きに負荷している。この予圧は、例えば、両外輪
2,2をその並びの両側から、ねじ部材(図示せず)等
で締め付けることなどで与えられる。並設された両玉軸
受10,10は、いずれも、保持器4のポケット4aの
開口側の側面4bを、予圧によりボール3が外輪2に対
して軸方向に偏る側に配置してある。同図の予圧形態の
場合は、保持器4のポケット開口側の側面4bは、両玉
軸受10,10の並びの外側に向けられることになる。
【0015】図7は、この発明の他の実施形態にかかる
回転体の支持装置を示す。この例では、両軸受10,1
0の外輪2,2間には外輪間座7Aを介在させ、矢印Q
で示すように、内輪2,2間には、アキシアル方向の予
圧を、互いに近づく向きに負荷している。この予圧は、
例えば、軸6に螺合したねじ部材(図示せず)で両内輪
2,2をその並びの両側から締め付けることなどで与え
られる。並設された両玉軸受10,10は、いずれも、
保持器4のポケット4aの開口側の側面4bを、予圧に
よりボール3が外輪2に対して軸方向に偏る側に配置し
てある。同図の予圧形態の場合は、保持器4のポケット
開口側の側面4bは、両玉軸受10,10の並びの内側
に向けられることになる。この実施形態において、複数
の玉軸受10,10を、軸6と外周部材8の内径面との
間に並設したこと、軸6および外周部材8のいずれが一
方が回転体となり、他方が静止側部材となることは、図
6の例と同じである。また、軸6が回転体となる場合、
外周部材8は軸箱等のハウジングとなる。
【0016】上記構成の作用を説明する。図4は、玉軸
受10の回転に伴って保持器4が変形した状態を示す。
保持器4の各ポケット4a間の部分である爪部4dが、
遠心力により外輪2に近づく方向に変形する。一方、保
持器4の反開口側面4cとシール5との隙間が狭くな
る。この玉軸受10にアキシアル方向の予圧を負荷した
場合、軸受内部隙間の大きさに依存して、内外輪1,2
は、図5(A),(B)のように移動する。図5(A)
は、保持器4のポケット開口側面4bを外輪2とボール
3の接触側(接触部aの偏り側)とした場合を示してい
る。保持器4の反ポケット開口側面4cとシール5との
距離はδである。図5(B)は、保持器4の反ポケット
開口側面4cを内輪1とボール3の接触部aの偏り側と
した場合を示している。この場合、保持器4の反ポケッ
ト開口側面4cとシール5との距離δは、図5(A)の
場合に比べて小さくなることがわかる。以上より、回転
体を支持する玉軸受10のボール3を保持する冠型保持
器4のポケット開口側面4bを、外輪2とボール3との
接触部偏り側とすることにより、回転体のさらなる高速
化が可能になることがわかる。
【0017】したがって、図6や図7の例のように保持
器4の向きを設定することで、回転体のさらなる高速化
が可能になる。このように、保持器4の向きを管理する
につき、シール5に保持器4の開口方向の識別手段5b
が施してあるため、軸受組立時や、組立後に、容易に管
理することができる。
【0018】なお、回転体を支持する玉軸受10の回転
輪は、内輪1であっても、外輪2であって良い。また、
予圧方法は、定位置予圧でも、定圧予圧でも良い。ま
た、回転体を支持する玉軸受10の個数は、1個以上で
あれば良く、2個に限らない。例えば、必要な空間の中
で回転体として必要なラジアル剛性、あるいはアキシア
ル剛性を確保するために、3個以上の玉軸受10により
回転体を支持しても良い。また、回転体の片方を滑り軸
受(図示せず)で支持しても良い。また、この発明で
は、保持器4のポケット開口方向の識別手段5bをシー
ル5に設けたが、例えば軌道輪の端面にマーク等の識別
手段を設けても良い。その場合、内輪1および外輪2の
いずれか一方または両方に前記識別手段を設ける。
【0019】
【発明の効果】この発明の回転体の支持装置は、複数の
玉軸受を並設し、両玉軸受で回転体を支持した回転体の
支持装置であって、前記各玉軸受に、いわゆる冠型の保
持器を用いたものにおいて、前記複数の玉軸受を、アキ
シアル方向の予圧が発生する状態に並設し、前記各玉軸
受は、保持器のポケットの開口側の側面を、前記予圧に
よりボールが外輪に対して軸方向に偏る側に向けたた
め、予圧によるアキシアル方向の回転体支持精度と、冠
型保持器による軸受組立性の良さと、シールによる密封
性を保持しながら、高速回転に伴う冠型保持器の変形に
よる支障が回避できて、高速化が可能となる。また、前
記シールは、保持器のポケットの開口方向がいずれの側
面であるかを識別する手段を有するものとしたため、各
玉軸受を設置するにつき、容易に、保持器の方向を正し
く設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる回転体の支持装
置に用いる玉軸受の部分断面図である。
【図2】同玉軸受の保持器の斜視図である。
【図3】シールと識別手段との関係の各例を示す側面図
である。
【図4】同玉軸受の動作説明図である。
【図5】同玉軸受における予圧方向と保持器変形方向の
関係を示す説明図である。
【図6】この発明の一実施形態にかかる回転体の支持装
置の部分断面図である。
【図7】この発明の他の実施形態にかかる回転体の支持
装置の部分断面図である。
【符号の説明】
1…内輪 2…外輪 3…ボール 4…保持器 4a…ポケット 4b…ポケット開口側面 4c…反ポケット開口側面 5…シール 5b…識別手段 6…軸(回転体) 8…外周部材(回転体) 10…玉軸受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J012 AB04 BB03 BB05 CB01 CB06 FB10 3J016 AA01 BB17 CA01 3J101 AA02 AA32 AA42 AA54 AA62 BA25 BA44 BA50 BA73 EA31 FA41 FA46 FA51 FA60 GA24 GA53

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の玉軸受を並設し、両玉軸受で回転
    体を支持した回転体の支持装置であって、前記各玉軸受
    は、内輪と外輪の間に介在したボールを保持する保持器
    と、内外輪間の軸受空間を密封する両側のシールとを有
    し、前記保持器は、ボールを各々保持する円周方向複数
    箇所のポケットが一側面に開口するものであり、前記シ
    ールは、保持器のポケットの開口方向がいずれの側面で
    あるかを識別する手段を有するものであり、前記複数の
    玉軸受は、アキシアル方向の予圧が発生する状態に並設
    し、前記各玉軸受は、保持器のポケットの開口側の側面
    を、前記予圧によりボールが外輪に対して軸方向に偏る
    側に向けた回転体の支持装置。
  2. 【請求項2】 並設される複数の玉軸受は、いずれか片
    方が前記回転体となる軸および外周部材の間に設置した
    一対の玉軸受であり、これら一対の玉軸受の内輪間に内
    輪間座を介在させ、両玉軸受の外輪は、両外輪を互いに
    近づける方向の予圧を与えた状態に前記外周部材に設置
    し、両玉軸受は、保持器のポケットの開口方向を、両玉
    軸受の並びの外側に向けた請求項1に記載の回転体の支
    持装置。
  3. 【請求項3】 並設される複数の玉軸受は、いずれか片
    方が前記回転体となる軸および外周部材の間に設置した
    一対の玉軸受であり、これら一対の玉軸受の外輪間に外
    輪間座を介在させ、両玉軸受の外輪は、両内輪を互いに
    近づける方向の予圧を与えた状態に前記軸に設置し、両
    玉軸受は、保持器のポケットの開口方向を、両玉軸受の
    並びの内側に向けた請求項1に記載の回転体の支持装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003329050A (ja) * 2002-05-16 2003-11-19 Nsk Ltd 転がり軸受
JP2004183769A (ja) * 2002-12-03 2004-07-02 Ntn Corp 車輪用軸受装置
US6896415B2 (en) 2001-07-10 2005-05-24 Nsk, Ltd. Rolling bearing and bearing apparatus
JP2013217416A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 液封入式防振装置

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