JP2001123993A - 送風機用羽根車およびその製造方法 - Google Patents

送風機用羽根車およびその製造方法

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JP2001123993A
JP2001123993A JP30220399A JP30220399A JP2001123993A JP 2001123993 A JP2001123993 A JP 2001123993A JP 30220399 A JP30220399 A JP 30220399A JP 30220399 A JP30220399 A JP 30220399A JP 2001123993 A JP2001123993 A JP 2001123993A
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impeller
blower
small holes
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wing
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JP30220399A
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English (en)
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Seiji Sato
誠司 佐藤
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/26Rotors specially for elastic fluids
    • F04D29/32Rotors specially for elastic fluids for axial flow pumps
    • F04D29/38Blades
    • F04D29/388Blades characterised by construction
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/66Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing
    • F04D29/661Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing especially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/663Sound attenuation
    • F04D29/665Sound attenuation by means of resonance chambers or interference

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 翼の負圧面領域の局所的な圧力変動を有効か
つ適切に吸収させることによって十分な圧力変動吸収作
用を実現し、かつ騒音を低減した送風機用羽根車および
その製造方法を提供する。 【解決手段】 負圧面3d側に凹部4aを有する翼本体
70と、該翼本体70の上記凹部4aを覆う多数の小孔
6a,6a・・・を有する壁板6とを各々別々に成型
し、その後一体に接合することにより、翼本体70内に
中空部4を有し、該中空部4の負圧面3d側壁部に多数
の小孔6a,6a・・・を有する送風機用羽根車を構成
した。したがって、該構成の送風機用羽根車では、上記
中空部4の多数の小孔6a,6a・・・を有する負圧面
3d側壁部が、圧力変動吸収部として機能し、その小孔
6a,6a・・・部が内側の空気層とともに十分な弾力
性のあるダンピング作用を発揮して、翼面流れの乱れに
よる圧力変動を局所的に有効に吸収緩和するようにな
り、翼面との干渉による空力騒音の発生を十分に有効に
低減することができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、送風機用
羽根車およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば空気調和機用の室外機などでは、
その送風機用羽根車として、一般に図10に示されるよ
うなプロペラファン等の羽根車1が使用されており、該
羽根車1の回転により空気吸込口から吸込んだ風を熱交
換器を通して空気吹出口から外部に吹き出すようになっ
ている。
【0003】そして、該羽根車1は、複数枚の翼3,
3,3と、該複数枚の翼3,3,3を一体化し、ファン
モータの駆動軸に固定するハブ2とから構成されてい
る。なお、図中、符号3aは上記翼3の前縁部、3bは
後縁部、3dは負圧面をそれぞれ示している(正圧面3
cは、見えないため省略)。
【0004】しかし、このような送風機用の羽根車1
は、一般に回転することによって特に負圧面側に流れの
剥離を生じ、それに伴う気流の乱れによって相当の空力
騒音を発生する問題がある。そこで、該空力騒音を低減
する方法として、これまでに様々な翼形状の改良が施さ
れてきている。そして、それによって翼面流れの乱れを
低減したり、さらに翼後縁側出口部で放出される渦を抑
制するようにしている。そのような形状を採用する場
合、一般に翼3,3,3を形成する材料には、主として
硬質の合成樹脂材や、金属材が用いられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な送風機用羽根車の場合、吸い込む気流の状態が安定し
ており、またその吹出し方向前方に流れの分布に影響を
与えるような構造物が存在しない場合には、上述のよう
な硬質材よりなる翼の形状の改良のみによっても翼面流
れを安定させ、かなりのレベルまで空力騒音を低減させ
ることが可能である。
【0006】しかし、吸込み気流に乱れがあったり、偏
流しているような場合には、上記のような翼形状の改良
のみでは十分に空力騒音を低減することができなかっ
た。つまり、気流の乱れの発生や増大を抑制することは
できるが、すでに存在する乱れそのものを減少させた
り、消滅させることは困難であり、その時の気流の乱れ
と翼面との干渉音をなくすことはできなかった。
【0007】そこで、該干渉音を低減させる方法とし
て、例えば翼本体の負圧面側に凹部を形成し、該凹部内
に合成樹脂製の発泡材等の多孔質材を充填して翼表面を
多孔質面に形成することにより、その小孔部で上記気流
の乱れによる圧力変動を局所的に吸収緩和させて干渉音
の発生を低減することも考えられている(例えば特開平
4−272499号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の多
孔質材を充填する構成の場合、気流と翼面との間の干渉
による圧力変動のダンピング作用が不十分で、必ずしも
当該圧力変動を有効に吸収することができず、また長時
間運転すると、気流中の塵埃が上記多孔質材表面の小口
部を塞ぎ、圧力変動の吸収緩和効果がなくなる。そし
て、塵埃の付着によって翼面が荒れた状態になると、逆
に空力騒音を上昇させる原因となるなどの問題が生ず
る。
【0009】また、製造面から見た場合、翼本体と多孔
質材とは同時に成型することができないから、製造効率
が悪く、高コストなものとなる。
【0010】この出願の発明は、このような問題を解決
するためになされたもので、翼本体内を中空部に形成
し、該中空部の負圧面側壁部に外部に連通する多数の小
孔部を設けて圧力変動吸収部とすることにより、塵埃に
よる小孔部の閉塞や同小孔部を有する圧力変動吸収面の
荒れを生じさせることなく、長期に亘って、翼面流れの
乱れによる圧力変動吸収緩和作用を維持させるようにす
るとともに、圧力変動吸収部を含む翼全体を略同時に成
型できるようにすることによって、製造効率を向上させ
るようにした送風機用羽根車およびその製造方法を提供
することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この出願の発明の送風機
用羽根車およびその製造方法は、上記の目的を達成する
ために、それぞれ次のような課題解決手段を備えて構成
されている。
【0012】(1) 請求項1の発明 この発明の送風機用羽根車は、翼本体70内を中空部4
に形成し、該中空部4の負圧面3d側壁部6に多数の小
孔6a,6a・・・を設けて構成されている。
【0013】したがって、該構成の送風機用羽根車で
は、上記中空部4の多数の小孔6a,6a・・・を有す
る負圧面3d側壁部6が、圧力変動吸収部として機能
し、その小孔6a,6a・・・部が内側の空気層ととも
に十分な弾力性のあるダンピング作用を発揮して、翼面
流れの乱れによる圧力変動を局所的に有効に吸収緩和す
るようになり、翼面との干渉による空力騒音の発生を十
分に有効に低減することができるようになる。
【0014】しかも、該構成の場合には、上記多数の小
孔6a,6a・・・を有する圧力変動吸収面を、合成樹
脂又は金属等の表面が滑らかな材料によって形成するこ
とができるから、従来の多孔質材に比べて塵埃が付着し
にくく、小孔6a,6a・・・部の目詰まりも生じにく
い。
【0015】その結果、運転時間の経過に関係なく、長
期に亘って有効な空力騒音低減作用を維持することがで
きる送風機用羽根車を提供することができる。
【0016】(2) 請求項2の発明 この発明の送風機用羽根車は、翼本体70の負圧面3d
側に凹部4aを設け、該凹部4aの開口部4bを多数の
小孔6a,6a・・・を有する壁板6で覆ったことを特
徴としている。
【0017】したがって、該構成の送風機用羽根車の場
合にも、上記多数の小孔6a,6a・・・を有する負圧
面3d側の壁板6が、圧力変動吸収部として機能し、そ
の小孔6a,6a・・・部が内側の空気層とともに十分
な弾力性のあるダンピング作用を発揮して、翼面流れの
乱れによる圧力変動を局所的に有効に吸収緩和するよう
になり、翼面との干渉による空力騒音の発生を十分に有
効に低減することができるようになる。
【0018】しかも、該構成の場合には、上記多数の小
孔6a,6a・・・を有する圧力変動吸収面を、合成樹
脂又は金属等の表面が滑らかな材料によって形成するこ
とができるから、従来の多孔質材に比べて塵埃が付着し
にくく、小孔6a,6a・・・部の目詰まりも生じにく
い。
【0019】その結果、運転時間の経過に関係なく、長
期に亘って有効な空力騒音低減作用を維持することがで
きる送風機用羽根車を提供することができる。
【0020】(3) 請求項3の発明 この発明の送風機用羽根車は、翼本体80の正圧面3c
側に凹部4aを設け、該凹部4aの負圧面3d側の底壁
部7に多数の小孔6a,6a・・・を設けるとともに該
凹部4aの開口部4bを壁板8で覆ったことを特徴とし
ている。
【0021】したがって、該構成の送風機用羽根車の場
合にも、上記多数の小孔6a,6a・・・を有する負圧
面3d側底壁部7が、圧力変動吸収部として機能し、そ
の小孔6a,6a・・・部が内側の空気層とともに十分
な弾力性のあるダンピング作用を発揮して、翼面流れの
乱れによる圧力変動を局所的に有効に吸収緩和するよう
になり、翼面との干渉による空力騒音の発生を十分に有
効に低減することができるようになる。
【0022】しかも、該構成の場合には、上記多数の小
孔6a,6a・・・を有する圧力変動吸収面を、合成樹
脂又は金属等の表面が滑らかな材料によって形成するこ
とができるから、従来の多孔質材に比べて塵埃が付着し
にくく、小孔6a,6a・・・部の目詰まりも生じにく
い。
【0023】その結果、運転時間の経過に関係なく、長
期に亘って有効な空力騒音低減作用を維持することがで
きる送風機用羽根車を提供することができる。
【0024】(4) 請求項4の発明 この発明の送風機用羽根車の製造方法は、負圧面3d側
に凹部4aを有する翼本体70と、該翼本体70の上記
凹部4aを覆うとともに多数の小孔6a,6a・・・を
有する壁板6とを各々別々に成型し、その後一体に接合
するようにしたことを特徴としている。
【0025】したがって、該構成の製造方法によって製
造された送風機用羽根車は、上記多数の小孔6a,6a
・・・を有する負圧面3d側の壁板6が、圧力変動吸収
部として機能し、その小孔6a,6a・・・部が内側の
空気層とともに十分な弾力性のあるダンピング作用を発
揮して、翼面流れの乱れによる圧力変動を局所的に有効
に吸収緩和するようになり、翼面との干渉による空力騒
音の発生を十分に有効に低減することができるようにな
る。
【0026】しかも、該構成の場合には、上記多数の小
孔6a,6a・・・を有する圧力変動吸収面を、合成樹
脂又は金属等の表面が滑らかな材料によって形成するこ
とができるから、従来の多孔質材に比べて塵埃が付着し
にくく、小孔6a,6a・・・部の目詰まりも生じにく
い。
【0027】その結果、運転時間の経過に関係なく、長
期に亘って有効な空力騒音低減作用を維持することがで
きる送風機用羽根車を提供することができる。
【0028】そして、この発明の送風機用羽根車の製造
方法では、上記のように、負圧面3d側に凹部4aを有
する翼本体70と、該翼本体70の上記凹部4aを覆う
とともに多数の小孔6a,6a・・・を有する壁板6と
を各々別々に成型し、その後一体に接合するようにして
いるから、上述のような内部が中空で、その負圧面3d
側壁部に多数の小孔6a,6a・・・を有する圧力変動
吸収部を備えた構造の送風機用羽根車を容易に製造する
ことができるようになる。
【0029】(5) 請求項5の発明 この発明の送風機用羽根車の製造方法は、正圧面3c側
に凹部4aを有するとともに該凹部4aの負圧面3d側
底壁部7に多数の小孔6a,6a・・・を備えた翼本体
80と、該翼本体80の上記凹部4aを覆う壁板8とを
各々別々に成型し、その後一体に接合するようにしたこ
とを特徴としている。
【0030】したがって、該構成の製造方法によって製
造された送風機用羽根車は、上記多数の小孔6a,6a
・・・を有する負圧面3d側底壁部7が、圧力変動吸収
部として機能し、その小孔6a,6a・・・部が内側の
空気層とともに十分な弾力性のあるダンピング作用を発
揮して、翼面流れの乱れによる圧力変動を局所的に有効
に吸収緩和するようになり、翼面との干渉による空力騒
音の発生を十分に有効に低減することができるようにな
る。
【0031】しかも、該構成の場合には、上記多数の小
孔6a,6a・・・を有する圧力変動吸収面を、合成樹
脂又は金属等の表面が滑らかな材料によって形成するこ
とができるから、従来の多孔質材に比べて塵埃が付着し
にくく、小孔6a,6a・・・部の目詰まりも生じにく
い。
【0032】その結果、運転時間の経過に関係なく、長
期に亘って有効な空力騒音低減作用を維持することがで
きる送風機用羽根車を提供することができる。
【0033】そして、この発明の送風機用羽根車の製造
方法では、上記のように、正圧面3c側に凹部4aを有
するとともに該凹部4aの負圧面3d側底壁部7に多数
の小孔6a,6a・・・を備えた翼本体80と、該翼本
体80の上記凹部4aを覆う壁板8とを各々別々に成型
し、その後一体に接合するようにしているから、上述の
ような内部が中空で、その負圧面3d側壁部に多数の小
孔6a,6a・・・を有する圧力変動吸収部を備えた構
造の送風機用羽根車を容易に製造することができるよう
になる。
【0034】(6) 請求項6の発明 この発明の送風機用羽根車の製造方法は、負圧面3d側
に凹部4aを有する翼本体70と、該翼本体70に上記
凹部4aを覆うように接合される多数の小孔6a,6a
・・・を有する壁板6とを、同じ金型10,11の別々
の成型面12,13、14,15でほぼ同時に成型し、
その後、それぞれ相互に異なる側の金型10,11の当
該成型面12,15に保持させたまま該金型10,11
を開いて、何れか一方側の金型10又は11を上記両成
型物6,70を相互に接合することのできる位置まで移
動させ、該移動位置において再び金型10,11を閉じ
ることによって一体に接合するようにしたことを特徴と
している。
【0035】したがって、該構成の製造方法によって製
造された送風機用羽根車は、上記多数の小孔6a,6a
・・・を有する負圧面3d側の壁板6が、圧力変動吸収
部として機能し、その小孔6a,6a・・・部が内側の
空気層とともに十分な弾力性のあるダンピング作用を発
揮して、翼面流れの乱れによる圧力変動を局所的に有効
に吸収緩和するようになり、翼面との干渉による空力騒
音の発生を十分に有効に低減することができるようにな
る。
【0036】しかも、該構成の場合には、上記多数の小
孔6a,6a・・・を有する圧力変動吸収面を、合成樹
脂又は金属等の表面が滑らかな材料によって形成するこ
とができるから、従来の多孔質材に比べて塵埃が付着し
にくく、小孔6a,6a・・・部の目詰まりも生じにく
い。
【0037】その結果、運転時間の経過に関係なく、長
期に亘って有効な空力騒音低減作用を維持することがで
きる送風機用羽根車を提供することができる。
【0038】そして、そのような羽根車の製造に際し、
該製造方法では、別々の2つの成型面12,13、1
4,15を有する同じ金型10,11の各成型面12,
13、14,15を成型後相対的にスライドさせること
により各成型物6,70同士を合わせて最終的に一体に
接合できるから、当該羽根車の上記圧力変動吸収部を含
む翼全体を略同時に成型できるようになり、その製造効
率を大きく向上させることができる。
【0039】(7) 請求項7の発明 この発明の送風機用羽根車の製造方法は、正圧面3c側
に凹部4aを有するとともに該凹部4aの負圧面3d側
底壁部7に多数の小孔6a,6a・・・を有する翼本体
80と、該翼本体80に上記凹部4aを覆うように接合
される壁板8とを、同じ金型10,11の別々の成型面
12,13、14,15でほぼ同時に成型し、その後、
それぞれ相互に異なる側の金型10,11の当該成型面
12,15に保持させたまま該金型12,13を開い
て、何れか一方側の金型10,11を上記両成型物6,
80を相互に接合することのできる位置まで移動させ、
該移動位置において再び金型10,11を閉じることに
よって一体に接合するようにしたことを特徴としてい
る。
【0040】したがって、該構成の製造方法によって製
造された送風機用羽根車は、上記多数の小孔6a,6a
・・・を有する負圧面3d側底壁部7が、圧力変動吸収
部として機能し、その小孔6a,6a・・・部が内側の
空気層とともに十分な弾力性のあるダンピング作用を発
揮して、翼面流れの乱れによる圧力変動を局所的に有効
に吸収緩和するようになり、翼面との干渉による空力騒
音の発生を十分に有効に低減することができるようにな
る。
【0041】しかも、該構成の場合には、上記多数の小
孔6a,6a・・・を有する圧力変動吸収面を、合成樹
脂又は金属等の表面が滑らかな材料によって形成するこ
とができるから、従来の多孔質材に比べて塵埃が付着し
にくく、小孔6a,6a・・・部の目詰まりも生じにく
い。
【0042】その結果、運転時間の経過に関係なく、長
期に亘って有効な空力騒音低減作用を維持することがで
きる送風機用羽根車を提供することができる。
【0043】そして、そのような羽根車の製造に際し、
該製造方法では、別々の2つの成型面12,13、1
4,15を有する同じ金型10,11の各成型面12,
13、14,15を成型後相対的にスライドさせること
により各成型物6,70同士を合わせて最終的に一体に
接合できるから、当該羽根車の上記圧力変動吸収部を含
む翼全体を略同時に成型できるようになり、その製造効
率を大きく向上させることができる。
【0044】(8) 請求項8の発明 この発明の送風機用羽根車の製造方法は、上記請求項6
又は7記載の送風機用羽根車の製造方法において、上記
翼本体70,80と、該翼本体70,80に接合される
壁板6,8との接合部分を、所定の周波数で加圧振動さ
せることによって、翼本体70,80と壁板6,8とを
溶融接合するようにしたことを特徴としている。
【0045】したがって、該構成の製造方法では、翼本
体70,80と壁板6,8との接合部に溶融樹脂を流し
込むような方法を採ることなく、例えば超音波溶着など
の簡単な方法で容易に接合することができる。
【0046】(9) 請求項9の発明 この発明の送風機用羽根車の製造方法は、上記請求項
6,7又は8記載の送風機用羽根車の製造方法におい
て、その翼本体70,80が複数であり、それらが取付
けられるハブ2を含めて一体に成型されるようになって
いることを特徴としている。
【0047】したがって、羽根車全体を製造効率良く、
低コストに製造することができる。
【0048】
【発明の効果】以上の結果、この出願の発明の送風機用
羽根車およびその製造方法によると、局所的な圧力変動
吸収効果が高く、しかも運転時間の経過に関係なく、長
期に亘って有効な空力騒音低減作用を有する送風機用の
羽根車を、製造効率良く、低コストに提供することがで
きる。
【0049】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)先ず図1〜図4
は、この出願の発明の実施の形態1に係る送風機用羽根
車の構造を、次に図5〜図7は、その製造方法を、それ
ぞれ示している。
【0050】(送風機用羽根車の構造)図1中、先ず符
号3は、例えば前述した図9のプロペラファンのような
軸流型送風機の羽根車1の翼であり、該翼3は例えば図
9に示されるようにファンモータ側の駆動軸に嵌合固定
されるハブ2と合成樹脂材により一体成形して構成され
ている。
【0051】該翼3の翼本体70は、例えば図2に示さ
れるように、前縁部3a側で厚く、後縁部3b側で薄い
エアフォイル構造となっており、その負圧面3d側の前
縁部3a側端部と後縁部3b側所定領域を除く流れの乱
れが発生しやすい領域には、所定の深さの凹部4aが設
けられ、該凹部4aの負圧面3d側開口部4bには、上
記前縁部3a側から後縁部3b側方向に流線形状をなし
て連続面状に延び、かつ上記凹部4aに対応する部分に
所定開口径の多数の小孔6a,6a・・・が設けられた
合成樹脂製の薄壁板6が全面に亘って溶着一体化されて
いる。
【0052】そして、それにより翼本体70内には、図
示のように中空部4が形成され、該中空部4は、当該小
孔6a,6a・・・部を介して上記負圧面3d側外部に
開放され、負圧面3d側に生じる局所的な圧力変動を吸
収緩和するようになっているとともに薄壁板6の負圧面
3d側は塵埃等が付着しにくい合成樹脂又は金属製の滑
面に形成されている。
【0053】すでに述べたように、上記のような送風機
用羽根車の翼部において、吸い込む気流の状態が安定し
ており、またその吹出し方向前方に流れの分布に影響を
与えるような構造物が存在しない場合には、翼形状の改
良のみによっても翼面の流れを安定させ、かなりのレベ
ルまで空力騒音を低減させることが可能である。しか
し、吸込み気流に乱れがあったり、偏流しているような
場合には、翼形状の改良のみでは十分に空力騒音を低減
することができない。つまり、気流の乱れの発生や増大
を抑制することはできるが、すでに存在する乱れそのも
のを減少させたり、消滅させることは困難であり、この
時の気流の乱れと翼面との干渉音をなくすことはできな
い。
【0054】そこで、そのような干渉音を低減させる方
法として、前述のように、翼本体の負圧面側に凹部を形
成し、該凹部内に合成樹脂製の多孔質材を充填して多孔
質面を形成することにより、気流の乱れによる圧力変動
を局所的に吸収緩和して干渉音の発生を低減することが
考えられている。
【0055】しかし、該構成の場合、負圧面側に生じる
圧力変動のダンピング作用が不十分であり、しかも多孔
質面の孔部の深さが浅く、その外面の各開口面部が翼負
圧面側にそのまま同じ状態で開放されているために、送
風機を長時間運転すると、運転時間の経過に従って気流
中の塵埃が付着侵入して当該多孔質層外面の孔部の開口
部を塞ぎ、上記のような圧力変動吸収効果がなくなるば
かりか、塵埃の付着によって翼面が荒れた状態になっ
て、逆に空力騒音を上昇させる原因となる。
【0056】ところが、以上の構成の送風機用羽根車の
翼構成では、先ず翼本体70の負圧面側所定領域に同程
度に深い凹部4aを形成し、該凹部4aの負圧面側開口
部4bを多数の小孔6a,6a・・・を有する薄壁板6
を介してカバーすることによって翼本体70の内部を中
空にし、軽量化を図るとともに中空部4を多数の小孔6
a,6a・・・を介して負圧面3d側外部に開放し、圧
力変動を吸収できるようにしている。
【0057】したがって、該構成によると、表面が滑ら
かな合成樹脂製の上記薄壁板6が上記中空部4内への塵
埃等の侵入(詰まり)を防ぎ、さらにその多数の小孔6
a,6a・・・が、上記深さの深い中空部4を負圧面3
d側外部に確実に開放するから、長期間に亘って有効に
翼面流れの乱れによる圧力変動を局所的に吸収緩和し、
翼面との干渉による音の発生を有効に低減することがで
きるようになる。
【0058】その結果、運転時間の経過に関係なく、長
期に亘って有効な空力騒音低減作用を維持することがで
きる送風機用羽根車を提供することができる。
【0059】(製造方法)そして、上記のような作用を
奏する本実施の形態の送風機用羽根車1は、例えば図5
〜図7に示すような同一の上下一対の金型10,11中
に別々の2組の成型面12,13、14,15を有する
成型装置を使用して、上記負圧面3d側に凹部4aを有
する翼本体70と、該翼本体70の上記凹部4aを覆う
とともに多数の小孔6a,6a・・・を有する壁板6と
を各々別々に成型し、その後一体に接合することによ
り、効率良く製造される。
【0060】そこで、以下該製造方法の具体的な構成に
ついて、図5〜図7を参照して詳細に説明する。
【0061】(1) 第1工程(図5参照) 先ず負圧面3d側に凹部4aを有する翼本体70と、該
翼本体70に上記凹部4aを覆うように接合される多数
の小孔6a,6a・・・を有する壁板6とを上記同じ上
下一対の金型10,11の別々の2組の成型面12,1
3、14,15でほぼ同時に成型し、その後、それぞれ
相互に異なる側の金型10,11の成型面12,13に
保持させたまま該金型10,11を開く。
【0062】(2) 第2工程(図6参照) 次に、上記上下一対の金型10,11の内の何れか一方
側の金型10又は11を上記のようにして保持された両
成型物6,70を相互に接合することのできる位置まで
移動させる。
【0063】(3) 第3工程(図7参照) 該移動位置において再び上記上下一対の金型10,11
を閉じるとともに、上記両成型面6,70の接合部(開
口部4b周辺)に溶融材料を流し込むことによって同両
成型物6,70を一体に接合する。
【0064】以上の結果、該製造方法によると、圧力変
動吸収部である多数の小孔6a,6a・・・を有する薄
壁板6を含む翼全体を1台の成型装置で略同時に成型で
きるようになり、従来に比べて送風機用羽根車の製造効
率を大きく向上させることができる。
【0065】なお、以上の送風機用羽根車の製造方法
は、実際には、その翼本体70,80が複数であり、そ
れらが取付けられるハブ2を含めて一体に成型されるよ
うになっていることは言うまでもない。
【0066】したがって、上記の作用に加えて、さらに
羽根車全体を製造効率良く、低コストに製造することが
できる。
【0067】(実施の形態2)次に図8および図9は、
この出願の発明の実施の形態2に係る送風機用羽根車の
構成を示している。
【0068】(送風機用羽根車の構成)この実施の形態
では、上記実施の形態1と同様の中空部4を有する翼3
を、例えば図8および図9に示すように、翼本体80の
正圧面3c側に凹部4aを設け、その正圧面3c側開口
部4bを盲構造の薄壁板8を溶着することによって閉塞
するようにする一方、上記凹部4aの負圧面3d側底壁
部7に上述のものと同様の多数の小孔6a,6a・・・
を設けることによって形成し、上記実施の形態1のもの
と同様に負圧面3d側に生じる圧力変動を局所的に有効
に吸収緩和させることができるようにしたことを特徴と
するものである。
【0069】したがって、該構成の場合にも、上記実施
の形態1のものと同様に、上記多数の小孔6a,6a・
・・を有する凹部4aの負圧面3d側底壁部7が、圧力
変動吸収部として機能し、その小孔部が内側の空気層と
ともに十分な弾力性のあるダンピング作用を発揮して、
翼面流れの乱れによる圧力変動を局所的に有効に吸収緩
和するようになり、翼面との干渉による空力騒音の発生
を十分に有効に低減することができるようになる。
【0070】しかも、該構成の場合には、上記多数の小
孔6a,6a・・・を有する圧力変動吸収面を、合成樹
脂又は金属等の表面が滑らかな材料によって形成するこ
とができるから、従来の多孔質材に比べて塵埃が付着し
にくく、小孔6a,6a・・・部の目詰まりも生じにく
い。
【0071】その結果、運転時間の経過に関係なく、長
期に亘って有効な空力騒音低減作用を維持することがで
きる送風機用羽根車を提供することができる。
【0072】(製造方法)そして、該構成の送風機用羽
根車の場合にも、例えば上記実施の形態1と同様の成型
装置を使用した次のような方法によって容易に製造する
ことができる。
【0073】すなわち、先ず第1工程として、上記正圧
面3c側に凹部4aを有するとともに該凹部4aの負圧
面3d側底壁部7に多数の小孔6a,6a・・・を有す
る翼本体80と、該翼本体80に上記凹部4aを覆うよ
うに接合される壁板8とを上記実施の形態1の場合と同
様にして同じ上下一対の金型10,11の別々の2組の
成型面12,13、14,15でほぼ同時に成型し、そ
の後、上記両成型物6,80を、それぞれ相互に異なる
側の金型10,11の当該成型面12,15に保持させ
たまま該金型12,13を開く。
【0074】次に、第2工程として、それら金型10,
11の内の何れか一方側の金型10,11を両成型物
6,80を相互に接合することのできる位置まで移動さ
せる。
【0075】そして、最後に第3工程として、当該移動
位置において再び上記金型10,11を閉じるとともに
両成型物6,80の接合部に溶融材料を流し込むことに
よって一体に接合する。
【0076】この結果、例えば図8に示すように、図9
に示す翼本体80と薄壁板8が相互に一体化された図2
の実施の形態1のものと略同様の送風機用羽根車が、製
造効率良く、低コストに実現される。
【0077】(他の実施の形態)なお、この出願発明の
送風機用羽根車の製造方法では、上記各実施の形態の第
3工程における翼本体70,80と薄壁板6,8との接
合は、例えば上述のような溶融材料を流し込む方法の他
に、翼本体70,80と該翼本体70,80に接合され
る薄壁板6,8との接合部分を、所定の周波数で加圧振
動させることによって、相互に溶融接合するようにして
も良いことは言うまでもない。
【0078】したがって、該方法を採用すると、上述の
ように翼本体70,80と薄壁板6,8との接合部に溶
融材料を流し込むような方法を採ることなく、例えば超
音波溶着などの簡単な方法で容易に接合することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の実施の形態1に係る送風機用
羽根車の負圧面側から見た平面図である。
【図2】同羽根車の翼部の断面図(図1のA−A)であ
る。
【図3】同羽根車の翼部の要部の拡大断面図である。
【図4】同羽根車の翼部の構成部材の分解状態の断面図
である。
【図5】同羽根車の製造方法の第1工程を示す断面図で
ある。
【図6】同羽根車の製造方法の第2工程を示す断面図で
ある。
【図7】同羽根車の製造方法の第3工程を示す断面図で
ある。
【図8】この出願の発明の実施の形態2に係る送風機用
羽根車の翼部の断面図である。
【図9】同羽根車の翼部の構成部材の分解状態の断面図
である。
【図10】従来の空気調和機用室外機の送風機用羽根車
の正面図である。
【符号の説明】
3は翼、3aは前縁部、3bは後縁部、3cは正圧面、
3dは負圧面、4は中空部、4aは凹部、4bは開口
部、6は薄壁板、6aは小孔、7は底壁部、8は薄壁
板、70,80は翼本体である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 翼本体(70)内を中空部(4)に形成
    し、該中空部(4)の負圧面(3d)側壁部(6)に多
    数の小孔(6a),(6a)・・・を設けたことを特徴
    とする送風機用羽根車。
  2. 【請求項2】 翼本体(70)の負圧面(3d)側に凹
    部(4a)を設け、該凹部(4a)の開口部(4b)を
    多数の小孔(6a),(6a)・・・を有する壁板
    (6)で覆ったことを特徴とする送風機用羽根車。
  3. 【請求項3】 翼本体(80)の正圧面(3c)側に凹
    部(4a)を設け、該凹部(4a)の負圧面(3d)側
    底壁部(7)に多数の小孔(6a),(6a)・・・を
    設けるとともに該凹部(4a)の開口部(4b)を壁板
    (8)で覆ったことを特徴とする送風機用羽根車。
  4. 【請求項4】 負圧面(3d)側に凹部(4a)を有す
    る翼本体(70)と、該翼本体(70)の上記凹部(4
    a)を覆うとともに多数の小孔(6a),(6a)・・
    ・を有する壁板(6)とを、各々別々に成型し、その後
    一体に接合するようにしたことを特徴とする送風機用羽
    根車の製造方法。
  5. 【請求項5】 正圧面(3c)側に凹部(4a)を有す
    るとともに該凹部(4a)の負圧面(3d)側底壁部
    (7)に多数の小孔(6a),(6a)・・・を備えた
    翼本体(80)と、該翼本体(80)の上記凹部(4
    a)を覆う壁板(8)とを、各々別々に成型し、その後
    一体に接合するようにしたことを特徴とする送風機用羽
    根車の製造方法。
  6. 【請求項6】 負圧面(3d)側に凹部(4a)を有す
    る翼本体(70)と、該翼本体(70)に上記凹部(4
    a)を覆うように接合される多数の小孔(6a),(6
    a)・・・を有する壁板(6)とを、同じ金型(1
    0),(11)の別々の成型面(12),(13)、
    (14),(15)でほぼ同時に成型し、その後、それ
    ぞれ相互に異なる側の金型(10),(11)の当該成
    型面(12),(15)に保持させたまま該金型(1
    0),(11)を開いて、何れか一方側の金型(10)
    又は(11)を上記両成型物(6),(70)を相互に
    接合することのできる位置まで移動させ、該移動位置に
    おいて再び金型(10),(11)を閉じることによっ
    て一体に接合するようにしたことを特徴とする送風機用
    羽根車の製造方法。
  7. 【請求項7】 正圧面(3c)側に凹部(4a)を有す
    るとともに該凹部(4a)の負圧面(3d)側底壁部
    (7)に多数の小孔(6a),(6a)・・・を有する
    翼本体(80)と、該翼本体(80)に上記凹部(4
    a)を覆うように接合される壁板(8)とを、同じ金型
    (10),(11)の別々の成型面(12),(1
    3)、(14),(15)でほぼ同時に成型し、その
    後、それぞれ相互に異なる側の金型(10),(11)
    の当該成型面(12),(15)に保持させたまま該金
    型(12),(13)を開いて、何れか一方側の金型
    (10),(11)を上記両成型物(6),(70)を
    相互に接合することのできる位置まで移動させ、該移動
    位置において再び金型(10),(11)を閉じること
    によって一体に接合するようにしたことを特徴とする送
    風機用羽根車の製造方法。
  8. 【請求項8】 翼本体(70),(80)と、該翼本体
    (70),(80)に接合される壁板(6),(8)と
    の接合部分を、所定の周波数で加圧振動させることによ
    って、翼本体(70),(80)と壁板(6),(8)
    とを相互に溶融接合するようにしたことを特徴とする請
    求項6又は7記載の送風機用羽根車の製造方法。
  9. 【請求項9】 翼本体(70),(80)が複数であ
    り、それらが取付けられるハブ(2)を含めて一体に成
    型されるようになっていることを特徴とする請求項6,
    7又は8記載の送風機用羽根車の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100455820C (zh) * 2007-08-09 2009-01-28 上海交通大学 带尾缘喷气的叶轮机械翼型
CN108869394A (zh) * 2018-09-14 2018-11-23 广东美的制冷设备有限公司 轴流风轮及空调器
CN109026831A (zh) * 2018-08-16 2018-12-18 泛仕达机电股份有限公司 一种空心叶片

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