JP2001122229A - 容 器 - Google Patents

容 器

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JP2001122229A JP30824199A JP30824199A JP2001122229A JP 2001122229 A JP2001122229 A JP 2001122229A JP 30824199 A JP30824199 A JP 30824199A JP 30824199 A JP30824199 A JP 30824199A JP 2001122229 A JP2001122229 A JP 2001122229A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み立てる際の作業性および耐久性を向上さ
せること。 【解決手段】 本発明では、内表面が谷折りとなるよう
に折曲可能な中央折曲線11を互いに対向させ、かつ該
中央折曲線11の基端部から先端部に向けて漸次幅が広
くなる無接合部分14を残して第1プレート部10aお
よび第2プレート部10bを相互に接合し、さらに前記
第1プレート部10aにおいて前記第2プレート部10
bとの接合部分と前記無接合部分14との境界となる位
置に補助折曲線13を設けて成り、前記第2プレート部
10bをその中央折曲線11に沿って折り曲げた場合
に、前記補助折曲線13を介して前記第1プレート部1
0aをその中央折曲線11に沿って折り曲げることによ
りこれら第1プレート部10aの無接合部分14と第2
プレート部10bの無接合部分14との相互間に下方に
向けて凸となる錐状のオブラート収容部15を画成する
とともに、これらプレート部10a,10bの基端縁1
2を介して自立させるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器に関するもの
で、特に、予めコーン状に成形されたオブラートを支持
するための支持容器として用いた場合に好適な容器に関
する。
【0002】
【従来の技術】オブラートは、周知のように粉末状や顆
粒状等の飲み下しにくい薬を包んで、これを服用すると
きに用いられるものである。従前においては、矩形、も
しくは円形のフィルム状のものが用いられていたが、昨
今においては、薬をより包みやすくするために予めコー
ン状に成形されたものも提供されている。すなわち、コ
ーン状を呈するオブラートにあっては、既に一端が閉塞
された袋状となっているため、その内部に薬を入れれ
ば、他端の開口を閉じるだけで薬を包み込むことができ
るようになるのである。
【0003】上記のようなコーン状のオブラートは、自
立することができないため、通常、これを支持する支持
容器とともにパッケージ化して販売されている。
【0004】この種の支持容器A,Bとしては、例えば
図6や図7に示すように、矩形状の紙製プレートA′,
B′に支持用の孔a1,b1を形成するとともに、この
孔a1,b1の周囲に適宜切り込み線a2,b2を形成
したものが一般的である。
【0005】これらの支持容器A,Bは、図6(a)お
よび図7(a)に示すように、通常状態においてはいず
れも1枚のプレート状を呈するため、オブラートCとと
もに梱包容器(図示せず)に収容しておくことができ
る。
【0006】一方、支持容器A,Bを組み立てれば、図
6(b)および図7(b)に示すように、それぞれが立
体化してオブラート収容部Dを画成するようになる。こ
うして組み立てられた支持容器A,Bを適用した場合に
は、オブラート収容部DにオブラートCを収容させるこ
とで当該オブラートCを立った姿勢に保持することがで
き、使用者が両手を使うことが可能となるため、当該オ
ブラートCに薬を入れる作業が極めて容易となる。
【0007】薬を服用した後においては、先とは逆の手
順で分解すれば、支持容器A,Bが再びプレート状を呈
するようになり、梱包容器(図示せず)に収容しておく
ことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
支持容器A,Bにあっては、オブラート収容部Dを画成
するために、多数の切り込み線a2,b2に沿って各部
を引き起こし、さらにそれらを適宜箇所で折り曲げた
り、切り込み同志を嵌め合わなければならない等、その
組立作業性に関して必ずしも良好なものとはいえない。
しかも、完成後の支持容器A,Bにおいては、オブラー
ト収容部Dの形状が複雑であるため、たとえ組立説明書
が添付されていたとしても各部の引き起こし方や折り曲
げ方が把握しづらく、組立作業の煩雑化を一層助長する
ことになる。
【0009】また、多数の切り込み線a2,b2を形成
した支持容器A,Bにおいては、オブラート収容部Dを
画成する各部が強度的に十分であるとはいえず、耐久性
の点でも問題がある。特に、通常のパッケージでは、オ
ブラートCが数百枚程度、少なくとも50枚程度の単位
で梱包されており、このオブラートCの梱包数だけ支持
容器A,Bの組立・分解作業を実施しなければならない
ものである。従って、こうした支持容器A,Bにあって
は、組み立てる際の作業性およびその耐久性をいかに向
上させるかが重要な課題となる。
【0010】本発明は、上記実情に鑑みて、組み立てる
際の作業性および耐久性を向上させることのできる容器
を提供することを解決課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、内表面が谷
折りとなるように折曲可能な中央折曲線を互いに対向さ
せ、かつ該中央折曲線の基端部から先端部に向けて漸次
幅が広くなる無接合部分を残して第1プレート部および
第2プレート部を相互に接合し、さらに少なくとも前記
第1プレート部において前記第2プレート部との接合部
分と前記無接合部分との境界となる位置に補助折曲線を
設けて成り、前記第2プレート部をその中央折曲線に沿
って折り曲げた場合に、前記補助折曲線を介して前記第
1プレート部をその中央折曲線に沿って折り曲げること
によりこれら第1プレート部の無接合部分と第2プレー
ト部の無接合部分との相互間に下方に向けて凸となる錐
状の収容部を画成するとともに、少なくとも一方のプレ
ート部の基端縁を介して自立させるようにしている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係る
容器の第1実施形態を示すものである。ここで例示する
容器は、従前のものと同様に、予めコーン状に成形され
たオブラートCを立った状態に保持するためのもので、
1枚の矩形状を成す紙製プレート10を適宜折り曲げる
とともに、適所を貼着することによって構成したオブラ
ート支持容器である。
【0013】すなわち、このオブラート支持容器では、
図1(a)に示すように、まず、縦長矩形状を成す1枚
の紙製プレート10に中央折曲線11、重合折曲線12
および一対の補助折曲線13を設ける。
【0014】中央折曲線11は、紙製プレート10をそ
の幅方向において左右に二等分する位置に設けた折曲線
であり、また重合折曲線12は、紙製プレート10をそ
の高さ方向において上下に二等分する位置に設けた折曲
線である。これら中央折曲線11および重合折曲線12
は、例えば大型の原紙からプレス切断機により多数の紙
製プレート10を打ち抜く際に同時に押圧成形されるも
ので、紙製プレート10の一方の表面がいずれも谷折り
となるように設けてある。なお、以下においては、紙製
プレート10において重合折曲線12により上下に分割
された部分のうち、下方に位置するものを第1プレート
部10a、上方に位置するものを第2プレート部10b
とそれぞれ称する。
【0015】一方、補助折曲線13は、上述した中央折
曲線11と重合折曲線12との交点を通過し、かつ紙製
プレート10の上下両端縁においてそれぞれ中央折曲線
11から等間隔となる位置で終端するX字状の折曲線で
ある。これら一対の補助折曲線13は、破線状に切り込
みを施すようにした、いわゆるミシン目によって構成し
たもので、例えば上述した中央折曲線11および重合折
曲線12と同様に、大型の原紙からプレス切断機により
多数の紙製プレート10を打ち抜く際に同時に成形する
ようにしている。
【0016】この紙製プレート10に対しては、次い
で、一対の補助折曲線13よりも左右方向において外側
となる部位(図1(a)中の斜線で示す部位)にそれぞ
れ貼着材を塗布した後、重合折曲線12を介して2つに
折り曲げ(図1(a)中の矢印X)、中央折曲線11の
互いに谷折りとなる表面を介して第1プレート部10a
と第2プレート部10bとを互いに接合すれば、図1
(b)に示すようなオブラート支持容器10′が完成す
る。
【0017】上記のように構成したオブラート支持容器
10′では、第1プレート部10aと第2プレート部1
0bとが、補助折曲線13よりも内方となる部分を残し
て、つまり上方に向けて漸次幅が広くなる無接合部分1
4を残して相互に貼着され、かつ中央折曲線11を相互
に対向させた状態で1枚のプレート状を呈するようにな
る。
【0018】従って、この状態においては、図2に示す
ように、オブラートCとともに梱包容器Eに収容させ、
1つのパッケージとして販売することが可能になる。こ
の場合、上記オブラート支持容器10′によれば、従前
のもののように孔等の欠損部を有したものではなく、矩
形状を呈するものであるから、その表裏両面に商標等の
表示、あるいは梱包量、成分表、取扱説明書、注意書き
等々の記述を施すことができる。この結果、梱包容器E
に別途これらを記載した紙片を収容させる必要がなくな
り、パッケージの小型化や軽量化を図ることが可能にな
る。
【0019】一方、上記オブラート支持容器10′を使
用する場合には、図1(c)に示すように、第2プレー
ト部10bをその中央折曲線11に沿って折り曲げると
ともに、一対の補助折曲線13を介して第1プレート部
10aをその中央折曲線11に沿って折り曲げればよ
い。
【0020】この状態においては、第1プレート部10
aの無接合部分14と第2プレート部10bの無接合部
分14との間に下方に向けて凸となる四角錐状のオブラ
ート収容部15が画成されることになる。しかも、第1
プレート部10aおよび第2プレート部10bが上面視
V字状となるため、それぞれの下端縁、つまり重合折曲
線12で折り曲げた縁を介して自立するようになる。
【0021】従って、使用者は、オブラート収容部15
にオブラートCを収容させることで当該オブラートCを
立った姿勢に保持することができ、両手を使って当該オ
ブラートCに薬を入れることができるようになる。
【0022】薬を服用した後においては、第1プレート
部10aの中央折曲線11と第2プレート部10bの中
央折曲線11とを互いに接し合わせるようにすれば、図
1(b)に示すように、オブラート支持容器10′が再
び1枚のプレート状を呈するようになり、梱包容器Eに
収容しておくことができる。
【0023】以上説明したように、上記オブラート支持
容器10′では、第1プレート部10aおよび第2プレ
ート部10bを単に折曲線11,13に沿って折り曲げ
れば、オブラート収容部15を画成することができるた
め、その組立作業を容易に行うことが可能である。しか
も、完成後のオブラート支持容器10′は、オブラート
収容部15が極めて単純な形状であるから、組立説明書
を添付せずとも各折曲線11,13の折り曲げ態様を容
易に把握することができ、組立作業を一層容易化する要
因となる。
【0024】さらに、第1プレート部10aおよび第2
プレート部10bに切り込み線を設けておらず、無接合
部分14となる2つの面板部分によってオブラート収容
部15を画成するようにしているため、強度的にも十分
であり、耐久性の点でも優れる。従って、パッケージに
数百枚程度のオブラートCが梱包されている場合にも、
最後までオブラート支持容器10′を繰り返し使用する
ことが可能になる。
【0025】なお、上述した第1実施形態では、第1プ
レート部10aおよび第2プレート部10bがそれぞれ
矩形状を成すオブラート支持容器10′を例示している
が、本発明では必ずしも第1プレート部10aおよび第
2プレート部10bが矩形状である必要はない。
【0026】例えば、図3に示す第2実施形態のオブラ
ート支持容器20′では、第1プレート部20aにおい
て無接合部分24の上端となる位置に円弧状の突出部2
6を設ける一方、第2プレート部20bにおいて無接合
部分24の上端となる位置の中央部に舌片27を突出さ
せるようにしている。また、このオブラート支持容器2
0′の補助折曲線23は、中央折曲線21と重合折曲線
22との交点を通過せず、当該中央折曲線21から左右
方向にそれぞれ僅かずつずれている。
【0027】こうした第2実施形態によれば、第2プレ
ート部20bをその中央折曲線21に沿って折り曲げる
とともに、一対の補助折曲線23を介して第1プレート
部20aをその中央折曲線21に沿って折り曲げれば、
上述した突出部26によりオブラート収容部25の上縁
がより高い位置となり、オブラートCをより安定した状
態で保持することができるようになる。しかも、第2プ
レート部20bをその中央折曲線21に沿って折り曲げ
た場合にも、オブラート支持容器20′の下端が3つの
縁部22a,22b,22cを構成することになるた
め、より安定した姿勢で自立するようになる。さらに、
オブラート収容部25にオブラートCを収容させた後、
上述した舌片27を内方に向けて折り返せば、オブラー
ト収容部25に対するオブラートCの不用意な移動を防
止し、薬がより入れ易くなる。
【0028】なお、上述した第1実施形態および第2実
施形態では、いずれも1枚の紙製プレート10、20に
第1プレート部10a,20aおよび第2プレート部1
0b,20bを設け、重合折曲線12,22に沿って折
り曲げることにより両者を接合させるようにしている
が、本発明ではこれに限定されず、互いに別個に成形し
た第1プレート部および第2プレート部を相互に接合さ
せるようにしても構わない。
【0029】この場合、第1プレート部および第2プレ
ート部は、必ずしも同一の大きさのものである必要はな
い。例えば、図4に示す第3実施形態のオブラート支持
容器30′では、矩形状を成す第2プレート部30bに
対して第1プレート部30aは、無接合部分34に糊代
36を確保した形状を成している。
【0030】こうした第3実施形態によれば、第2プレ
ート部30bをその中央折曲線31に沿って折り曲げる
とともに、一対の補助折曲線33を介して第1プレート
部30aをその中央折曲線31に沿って折り曲げれば、
図4(c)に示すように、上述した第1および第2実施
形態と同様に、それぞれの無接合部分34の間に下方に
向けて凸となる四角錐状のオブラート収容部35が画成
されることになる。しかも、第2プレート部30bが上
面視V字状となるため、その下端縁32を介して自立す
るようになる。従って、オブラート支持容器30′とし
ての機能を十分に確保しつつ、第1および第2実施形態
のものに比べて材料費を低く抑え、コストの低減を図る
ことができるようになるとともに、パッケージとしての
重量も低減することができる。
【0031】なお、上述した第3実施形態のように、無
接合部分34に糊代36を確保した第1プレート部30
aを適用する場合には、図5に示す変形例のように、第
1プレート部30aの糊代36を予め補助折曲線33に
沿って山折りして第2プレート部30bに貼着すること
も可能である。
【0032】こうした変形例のオブラート支持容器3
0″によれば、第2プレート部30bをその中央折曲線
31に沿って折り曲げた場合に、予め山折りした補助折
曲線33の作用により第1プレート部30aが自然とそ
の中央折曲線31に沿って折り曲げられるようになり、
オブラート支持容器30″の組立作業を一層容易化する
ことができるようになる。
【0033】なお、上述した実施形態および変形例で
は、いずれもコーン状を成すオブラートをオブラート収
容部に収容支持するための容器を例示しているが、適用
対象は必ずしもオブラートである必要はなく、もちろん
その他のものを収容するようにしても構わない。
【0034】また、上述した実施形態および変形例で
は、いずれも紙製の容器を例示しているが、必ずしも紙
製である必要はなく、折曲可能な材質であれば、その他
のもので構成することも可能である。なお、収容部を構
成する無接合部分には、中央折曲線のみを設けるように
しているが、さらに複数の折曲線を付加すれば、より円
錐に近い収容部を構成することも可能である。また、第
2プレート部にも補助折曲線を設けるようにしている
が、補助折曲線は第1プレート部に設ければ十分であ
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1プレート部および第2プレート部を単に折曲線に沿
って折り曲げれば、収容部を画成することができるた
め、従前の如く、切り込み線に沿って引き起こした後に
各部を折り曲げるような作業が不要であり、その組立作
業を容易に行うことが可能である。しかも、完成後の収
容部は、極めて単純な形状であるから、たとえ組立説明
書を添付せずとも各部の折り曲げ態様を容易に把握する
ことが可能であり、組立作業を一層容易化する要因とな
る。さらに、第1プレート部および第2プレート部に切
り込み線を設けておらず、無接合部分となる2つの面板
部分によって収容部を画成するようにしているため、強
度的にも十分であり、耐久性の点でも優れている。従っ
て、例えばオブラートのようにパッケージに数百枚程度
梱包されている場合にも、最後まで容器を繰り返し使用
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る容器の第1実施形態を示したもの
で、(a)は展開した状態を示す斜視図、(b)は通常
状態を示す斜視図、(c)は収容部を画成した状態を示
す斜視図である。
【図2】図1に示した容器を適用したオブラートのパッ
ケージを示す斜視図である。
【図3】本発明に係る容器の第2実施形態を示したもの
で、(a)は展開した状態を示す斜視図、(b)は通常
状態を示す斜視図、(c)は収容部を画成した状態を示
す斜視図である。
【図4】本発明に係る容器の第3実施形態を示したもの
で、(a)は展開した状態を示す斜視図、(b)は通常
状態を示す斜視図、(c)は収容部を画成した状態を示
す斜視図である。
【図5】図4に示した係る容器の変形例を示したもの
で、(a)は第1プレート部のみを示す斜視図、(b)
は分解斜視図、(c)は通常状態を示す斜視図、(d)
は収容部を画成した状態を示す斜視図である。
【図6】従来の容器を示したもので、(a)は通常状態
を示す平面図、(b)は収容部を画成した状態を示す斜
視図である。
【図7】従来の容器を示したもので、(a)は通常状態
を示す平面図、(b)は収容部を画成した状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
10 紙製プレート 10′ オブラート支持容器 10a 第1プレート部 10b 第2プレート部 11 中央折曲線 12 重合折曲線 13 補助折曲線 14 無接合部分 15 オブラート収容部 20 紙製プレート 20′ オブラート支持容器 20a 第1プレート部 20b 第2プレート部 21 中央折曲線 22 重合折曲線 22a,22b,22c 縁部 23 補助折曲線 24 無接合部分 25 オブラート収容部 26 突出部 27 舌片 30′ オブラート支持容器 30″ オブラート支持容器 30a 第1プレート部 30b 第2プレート部 31 中央折曲線 32 下端縁 33 補助折曲線 34 無接合部分 35 オブラート収容部 36 糊代 E 梱包容器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内表面が谷折りとなるように折曲可能な
    中央折曲線を互いに対向させ、かつ該中央折曲線の基端
    部から先端部に向けて漸次幅が広くなる無接合部分を残
    して第1プレート部および第2プレート部を相互に接合
    し、さらに少なくとも前記第1プレート部において前記
    第2プレート部との接合部分と前記無接合部分との境界
    となる位置に補助折曲線を設けて成り、 前記第2プレート部をその中央折曲線に沿って折り曲げ
    た場合に、前記補助折曲線を介して前記第1プレート部
    をその中央折曲線に沿って折り曲げることによりこれら
    第1プレート部の無接合部分と第2プレート部の無接合
    部分との相互間に下方に向けて凸となる錐状の収容部を
    画成するとともに、少なくとも一方のプレート部の基端
    縁を介して自立させるようにしたことを特徴とする容
    器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020169030A (ja) * 2019-04-02 2020-10-15 三和紙工株式会社 オブラート支持容器
JP2021122554A (ja) * 2020-02-06 2021-08-30 凸版印刷株式会社 自立台座

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020169030A (ja) * 2019-04-02 2020-10-15 三和紙工株式会社 オブラート支持容器
JP2021122554A (ja) * 2020-02-06 2021-08-30 凸版印刷株式会社 自立台座

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