JP2001121971A - ウイング開閉装置 - Google Patents

ウイング開閉装置

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JP2001121971A
JP2001121971A JP30597999A JP30597999A JP2001121971A JP 2001121971 A JP2001121971 A JP 2001121971A JP 30597999 A JP30597999 A JP 30597999A JP 30597999 A JP30597999 A JP 30597999A JP 2001121971 A JP2001121971 A JP 2001121971A
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hydraulic
wing
front wall
luggage compartment
torii
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JP30597999A
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Hiroyuki Tabata
裕之 田端
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Maruyasu KK
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Maruyasu KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧ホースの長さを短くできる位置にウイン
グ駆動用の油圧装置を配設して配管工数の削減とコスト
ダウンを図ること。 【解決手段】 トラック1の荷室上部に備えたウイング
8a,8bを油圧シリンダ9(9a〜9d)で開閉動さ
せるようにし、油圧シリンダ9を駆動する油圧装置は荷
室前壁部4Aを構成するフロント鳥居5の上端部近傍に
設けた収容部内に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックの荷台部
に備えられたウイングを油圧シリンダで駆動するように
したウイング開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、荷室側面や天井を開閉できるよう
に形成されたウイングを有するトラックが知られてお
り、特に大型のものではウイングを開閉駆動するための
駆動機構を備えて操作性の向上が図られている。その駆
動機構は、油圧シリンダと油圧装置(油圧ポンプ、駆動
モータ、電磁弁など)とで構成されるが、油圧装置をユ
ニット化して車側部の床下に取付けるのが一般的であっ
た。このため、キャブ付きシャシに対し荷室を架装する
ときに、床下の油圧装置から荷室上部の油圧シリンダに
作動油を供給するための配管工事が必要であり、したが
って、荷室の架装工程の途中あるいは架装後において駆
動機構全体の取付けとその試験をすることになり、工程
の短縮及びコストダウンが阻害されるという問題があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の問題を解決する
ために、本願の発明者は、油圧装置を前壁に取り付ける
技術を開示した(特開平11−170873号公報参
照)。その後、架装全般の改善を図るべく鋭意努力する
中で、配管長さをさらに短縮できることに思い至り、ま
た、荷室構造の簡素化と軽量化が可能な技術を創作し
た。
【0004】すなわち、本発明の目的は、荷台部に備え
られたウイングを複数の油圧シリンダで駆動するように
したトラックにおいて、ウイング開閉装置の配管長さを
短縮することである。また、荷室構造の簡素化と軽量化
を図ることをもう一つの目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、前記各請求
項に記載した構成のウイング開閉装置によって解決され
る。すなわち、請求項1のウイング開閉装置では、油圧
装置が前壁部の上端部近傍位置に取り付けられているの
で、該油圧装置から前壁部の上端部に取り付けられた油
圧シリンダに至るまでの配管長さを従来のものより短く
することができる。さらに、油圧装置から後壁部の上端
部に取り付けられた油圧シリンダに至る配管は梁部材を
通すことができるので、その配管長さも従来のものより
短くすることができる。ここでいう前壁部及び後壁部
は、荷室壁面を支える柱等の構造部材を含み、また、そ
の壁面の一部あるいは全面が扉とされているものを含
む。また、ウイングは、荷台部側方もしくは上方に回動
可能に支持され、荷室側壁や天井の少なくとも一部を構
成するとともに、その部分を開閉できるように形成され
たものであって、荷室の側面と上面が一体化した形状
の、いわゆるウイングルーフと呼ばれるものが含まれ
る。
【0006】請求項2のウイング開閉装置では、油圧装
置を収容する収容部が前壁部に設けられることで前壁部
のスペースの有効利用が図られる。しかも、その収容部
の上面が前壁部の上縁部となっているので、油圧装置か
ら油圧シリンダに至る配管長さを極めて短くすることが
でき、前壁部の上端部の油圧シリンダと油圧装置とを実
質的に直結することも可能となる。なお、油圧装置を収
容する収容部を前壁部の中に作り込み、かつ、その油圧
装置が前壁部の厚み方向に突出しないようにするのが好
ましい。
【0007】また、請求項3のウイング開閉装置では、
油圧シリンダと油圧装置とをつなぐ配管が梁部材自体に
よって形成されているので、荷室構造の簡素化と軽量化
を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。図1は荷室上部にウイングを備えたキ
ャブオーバー型トラックの斜視図であり、キャブが前倒
しされた状態が示されている。図2は荷室前壁部を示す
斜視図、図3は荷室後壁部を示す斜視図である。図1〜
図3に示すように、トラック1のシャシ2にキャブ3と
荷室4が架装されている。シャシ2に取付けられた荷台
部4aに、荷室前壁部4Aの支持枠であるフロント鳥居
5と、荷室後壁部(通常は後部扉とされる。)4Bを支
えるリヤ鳥居6が立設されており、車両前後方向に延び
る梁部材(通常、センターフレームともいう。)7が両
鳥居の上端部中央を繋いでいる。また、荷台部4aには
あおり4bがヒンジにて回動可能に取付けられている。
【0009】荷台部4aの上部側方に、荷室側面(側
壁)と上面(天井)を形成するウイング8(8a,8
b)が備えられている。前記梁部材7に複数のヒンジ7
aを介して左右のウイング8a,8bがそれぞれ回動可
能に取付けられていて、フロント鳥居5及びリヤ鳥居6
の上端部に油圧シリンダ9(9a〜9d)のシリンダ本
体が取り付けられ、各油圧シリンダ9のロッド先端がウ
イング8に接続されている。そして、ロッドが伸びると
ウイング8が回動して持ち上げられ、ロッドが縮むとウ
イング8が回動して荷室4を閉じるようになっている。
【0010】リヤ鳥居6側の油圧シリンダ9c,9dの
取付構造は、図3に示すように、リヤ鳥居6の上面側に
設られた支持部6aによって、シリンダ本体を車両前後
方向に延びる軸線回りに回動自在に支持する構造であ
る。支持部6aと同様の支持部5sがフロント鳥居5に
も設けられていて(図2参照)、フロント鳥居5側の油
圧シリンダ9a,9bのシリンダ本体が支持部5sによ
り回動自在に支持されている。各油圧シリンダ9はフロ
ント鳥居5に収容された油圧装置11(後述する。)に
接続するように配管され、具体的には油圧ホース10
(10a〜10h)を介して作動油が供給されるように
なっている。なお、これらの油圧ホース10は、図3〜
図5及び図7においては図示したが、図1,図2及び図
6では全部又は一部の図示を省略してある。
【0011】次に、油圧装置11の取り付けについて説
明する。図4は荷室前壁部4Aの一部破断正面図、図5
は図4のV−V線断面図である。フロント鳥居5は、図
1,図2,図4及び図5に示すように、門形の外枠部材
5aと、外枠部材5a内に配置された左右の縦部材5
b,5cと、外枠部材5aの上端部付近に配設されて両
縦部材5b,5cをつなぐ横材5dとからなり、外枠部
材5aの上縁(桁)部5h、両縦部材5b,5c及び横
材5dで区切られたスペース、すなわち、荷室前壁部の
上端部全体が収容部5e(5e1 ,5e2 ,5e3 )と
なっている。
【0012】この収容部5e2 に収容される油圧装置1
1は、図6に示す取付枠11aに油圧機器が取り付けら
れたものであり、この取付枠11aが、横材5dの下か
ら挿通される取付ボルトで固定されている。図中の11
bは油圧ホース10を通す貫通孔であり、15は取付枠
11aに取り付けられたT字状の管継手(マニホールド
ともいう)の一を代表で示している。なお、取付枠11
aは、収容部5e1 〜5e3 のうちのいずれかに取り付
けることができるように形成されている。したがって、
中央の収容部5e2 内に、荷台床面を昇降させる床昇降
機構を設置するような場合には、油圧装置11を収容部
5e1 又は5e3 に設置すれば良い。図1及び図5中の
5iは荷室前壁部の収容部5e2 を塞ぐ塞ぎ板であり、
必要に応じて開閉できる扉状に形成するのが好ましい。
図5中の5kは塞ぎ板5iを支える桟である。また、図
2中の5jは外枠部材5aに取り付けて荷室内面を形成
するための板材である。
【0013】上記の油圧装置11は、図7に示した油圧
制御回路を構成するようにユニット化されたものであ
る。油圧装置11のポンプ13はモータ14により駆動
され、油タンク12の作動油を油圧ホース10を介して
油圧シリンダへ送るようになっている。図7中の15は
上述の管継手である。また、16a,16bはパイロッ
トチェック弁、17a,17bは方向制御弁、19a,
19bは流量調整弁、18はリリーフ弁である。なお、
図示は省略したが、油圧装置11を制御する制御盤の電
気回路が車載バッテリに接続されており、該制御盤の操
作スイッチ類が荷室側部に近い操作し易い位置に設けら
れている。
【0014】油圧装置11から延びる油圧ホース10a
〜10hは、外枠部材5aの上縁部5hに形成された左
右の貫通部5fを通って上縁部5hの上側に引き出され
ている。そして、図4に示すように、油圧装置11の左
右の側部から出た油圧ホース10a,10cと油圧ホー
ス10e,10gは、上縁部5hの上で交差して互いに
反対側に導かれたうえでフロント鳥居5側の油圧シリン
ダ9a,9bに接続されている。他の油圧ホース10
b,10d,10f,10hは梁部材7内を這わせて車
両後部へ導かれている。
【0015】リヤ鳥居6は図3に示すように門形に形成
され、これに図示省略の後部扉(あるいはパネル)が取
り付けられて荷室後壁部4B(図1参照)が形成される
ようになっている。リヤ鳥居6側において梁部材7から
車両側方に向けて引き出された左右の油圧ホース10
b,10d,10f,10hは、リヤ鳥居6上で互いに
交差するように引き回されたうえで油圧シリンダ9c,
9dに接続されている。
【0016】このように、フロント鳥居5及びリヤ鳥居
6の上で油圧ホースをたすき掛け状に交差させて油圧シ
リンダ9につなぐ理由は、各油圧ホースの取り替え工事
の便を図るためである。例えば、油圧シリンダ9aにつ
ながれている油圧ホース10a,10cを取り替えると
きには、油圧シリンダ9b,9dを作動させて油圧シリ
ンダ9aとは反対側のウイング8bを持ち上げて作業ス
ペースを作るようにすれば、油圧ホース10a,10c
の脱着作業が容易になる。
【0017】本実施形態では、油圧装置11が荷室前壁
部内に収容されているので前壁スペースの有効活用が図
られる。また、荷室前壁部の上端部に設けられた収容部
5eの上面が外枠部材5aの上縁部5hの一部を形成し
ていることになるので、この上縁部5hに取り付けられ
ている油圧シリンダ9a,9bと油圧装置11とが近接
し、その分、配管長さが短くなっている。同様に、荷室
後壁部側の油圧シリンダ9c,9dと油圧装置11をつ
なぐ油圧ホース10についても従来例と比べて短縮化さ
れる。したがって、配管工事が容易になり、工数削減と
コストダウンが図られる。なお、本実施形態では、前述
したように、フロント鳥居5上で左右の油圧ホース10
を交差させているが、油圧シリンダ9a,9bの取付部
の構造によっては、取付枠11aの上縁部から油圧ホー
ス10を真上に引き出して油圧シリンダ9a,9bに接
続することも考え得る。その場合は、実質的に直結とい
えるほどに油圧ホース10の長さを短くすることが可能
である。
【0018】次に、配管を梁として利用する例について
説明する。図8は梁部材の斜視図、図9は鳥居上端部に
取り付けられた梁部材を示す図である。図8に示す梁部
材20は、例えばアルミ材の押し出し等で管状に形成さ
れ、内部が複数の油通路21に区分されている。この梁
部材20は、前述の実施形態と同様に、フロント鳥居5
とリヤ鳥居6の上端部中央にそれぞれ固定される。その
場合、図9に示すように、梁部材20の端部に取り付け
られたヘッダー22を介して油圧ホース10が接続され
る。梁部材20の内面は、必要に応じてライニングを施
す。このように、油圧シリンダと油圧装置とをつなぐ配
管それ自体が前壁部と後壁部とを結合する梁として利用
されることで、配管を含んだ荷室構造の簡素化と軽量化
を図ることができる。
【0019】次に上記の梁部材20の別例を説明する。
この例は、鋼管(パイプ材)を配管と梁部材に共用した
ものである。図10に示すように、梁部材30は、適宜
な固定具31にてフロント鳥居5とリヤ鳥居6の上端部
中央にそれぞれ強固に固定されることで荷室フレーム
(骨格)を構成する補強メンバーとなっている。この梁
部材20と油圧シリンダあるいは油圧装置とをつなぐ油
圧ホース10は、適宜なジョイント部材(図示省略)で
接続される。
【0020】ところで、前述したウイング8は、荷室の
片側面(側壁)と上面(天井)の略半分が一体化されて
上下方向に回動可能に形成された、いわゆるウイングル
ーフと呼ばれるものであるが、これとは異なる形状のウ
イングを使用することができる。例えば、荷室の側面と
上面のいずれか一方を上下方向に回動可能に支持して部
分的にあるいは全面的に開閉できるようにしたものであ
っても構わない。この他、当業者の知識に基づき、種々
の変更を加えた態様で本発明を実施し得ることは勿論で
ある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ウイング開閉装置における油圧装置と油圧シリンダ間の
配管(油圧ホース)の長さが従来と比べて短縮化される
ので、組立工数の削減とコストダウンが可能になる。ま
た、配管部材を梁部材として利用することで荷室構造の
簡素化と軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るキャブオーバー型トラックの斜
視図であり、ウイングが持ち上げられ、かつ、キャブが
前倒しされた状態が示されている。
【図2】荷室前壁部を示す斜視図である。
【図3】荷室後壁部を示す斜視図である。
【図4】荷室前壁部の一部破断正面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】油圧装置の取付枠を説明する斜視図である。
【図7】油圧回路図である。
【図8】別例に係る梁部材を説明する斜視図である。
【図9】梁部材の取り付け状態を説明する図である。
【図10】さらに別例の梁部材を説明する斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 トラック 2 シャシ 4 荷室 4A 荷室前壁部 4B 荷室後壁部 4a 荷台部 5 フロント鳥居 5e (5e1 〜5e3 )収容部 6 リヤ鳥居 7 梁部材 8(8a,8b) ウイング 9(9a〜9d) 油圧シリンダ 10(10a〜10h) 油圧ホース(配管) 11 油圧装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月31日(2000.5.3
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ウイング開閉装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックの荷台部
に備えられたウイングを油圧シリンダで駆動するように
したウイング開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、荷室側面や天井を開閉できるよう
に形成されたウイングを有するトラックが知られてお
り、特に大型のものではウイングを開閉駆動するための
駆動機構を備えて操作性の向上が図られている。その駆
動機構は、油圧シリンダと油圧装置(油圧ポンプ、駆動
モータ、電磁弁など)とで構成されるが、油圧装置をユ
ニット化して車側部の床下に取付けるのが一般的であっ
た。このため、キャブ付きシャシに対し荷室を架装する
ときに、床下の油圧装置から荷室上部の油圧シリンダに
作動油を供給するための配管工事が必要であり、したが
って、荷室の架装工程の途中あるいは架装後において駆
動機構全体の取付けとその試験をすることになり、工程
の短縮及びコストダウンが阻害されるという問題があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の問題を解決する
ために、本願の発明者は、油圧装置を前壁に取り付ける
技術を開示した(特開平11−170873号公報参
照)。その後、架装全般の改善を図るべく鋭意努力する
中で、配管長さをさらに短縮できることに思い至り、ま
た、ウイング開閉装置の構成技術の簡素化又は軽量化
可能な技術を創作した。
【0004】すなわち、本発明の目的は、荷台部に備え
られたウイングを複数の油圧シリンダで駆動するように
したトラックにおいて、ウイング開閉装置の配管長さを
短縮することである。また、ウイング開閉装置の構成技
術の簡素化又は軽量化を図ることをもう一つの目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、前記各請求
項に記載した構成のウイング開閉装置によって解決され
る。請求項1のウイング開閉装置では、複数の油圧シリ
ンダが、トラックの荷台部の壁を構成する前壁部と後壁
部の上端部に取付けられ、油圧装置が、前壁部の上部に
設けられた収容部に取付けられる。このため、前壁部に
取付けられた油圧シリンダと油圧装置の距離を短くする
ことができ、油圧装置と油圧シリンダに至るまでの配管
長さを従来のものより短くすることができる。また、荷
台部の前壁部と後壁部が梁部材でつながれ、後壁部に取
付けられた油圧シリンダと前記油圧装置を配管する油圧
ホースが、前記梁部材内に設置される。梁部材内に通す
ため、後壁部に取付けられた油圧シリンダと油圧装置を
配管する油圧ホースを短くすることができる。また、収
容部は前壁部に設けられるているため、前壁部のスペー
スに油圧装置を取付けることができ、荷台スペースを保
持したまま油圧装置を設置できる。また、収容部を前壁
部の厚み幅内に作り込み、油圧装置を前壁部の厚み方向
に突出しないように取付けることが好ましい。この場
合、荷台スペースを減少することなく油圧装置を設置で
きる。さらに、前壁部の上部に設けられた収容部は、少
なくとも3つ設けられているため、油圧装置をこれらの
収容部に選択的に取付けることができる。その結果、油
圧装置を最適な位置、例えば、油圧シリンダの最も近い
位置、荷台床面を昇降させる床昇降機構の邪魔にならな
い位置に設置可能になる。そのため、配管長さを短縮し
たり、他の設備を有する場合に対してウイング開閉装置
を簡素化したりすることができる。なお、ここでいう前
壁部及び後壁部は、荷室壁面を支える柱等の構造部材を
含み、また、その壁面の一部あるいは全面が扉とされて
いるものを含む。また、ウイングは、荷台部側方もしく
は上方に回動可能に支持され、荷室側壁や天井の少なく
とも一部を構成するとともに、その部分を開閉できるよ
うに形成されたものであって、荷室の側面と上面が一体
化した形状の、いわゆるウイングルーフと呼ばれるもの
が含まれる。
【0006】請求項2のウイング開閉装置では、請求項
1に記載したウイング開閉装置であって、複数の油圧シ
リンダが、トラックの荷台部の壁を構成する前壁部の上
端部に取付けられ、油圧装置が、前壁部の上部に取付け
られる。このため、油圧シリンダと油圧装置の距離を短
くすることができ、油圧装置と油圧シリンダに至るまで
の配管長さを従来のものより短くすることができる。さ
らに、油圧シリンダが梁部材を挟んで取付けられ、各油
圧シリンダと油圧装置を配管する油圧ホースが、前壁部
の上方部で交差するように配管される。この場合、一方
の油圧ホースに配管されたウイングを持ち上げた状態に
おいて、他方の油圧ホースが持ち上げられたウイングの
下に現れる。そのため、他方の油圧ホースを取替え又は
取付け作業を持ち上げられたウイングの下で行うことが
できる。そのため、ウイング開閉装置の構造を簡素化す
ることができる。
【0007】請求項3のウイング開閉装置は、請求項2
の油圧シリンダが荷台部の前壁部に対して、後壁に取付
けられた構造である。そのため、請求項2と同様の作用
効果を享受できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。図1は荷室上部にウイングを備えたキ
ャブオーバー型トラックの斜視図であり、キャブが前倒
しされた状態が示されている。図2は荷室前壁部を示す
斜視図、図3は荷室後壁部を示す斜視図である。図1〜
図3に示すように、トラック1のシャシ2にキャブ3と
荷室4が架装されている。シャシ2に取付けられた荷台
部4aに、荷室前壁部4Aの支持枠であるフロント鳥居
5と、荷室後壁部(通常は後部扉とされる。)4Bを支
えるリヤ鳥居6が立設されており、車両前後方向に延び
る梁部材(通常、センターフレームともいう。)7が両
鳥居の上端部中央を繋いでいる。また、荷台部4aには
あおり4bがヒンジにて回動可能に取付けられている。
【0009】荷台部4aの上部側方に、荷室側面(側
壁)と上面(天井)を形成するウイング8(8a,8
b)が備えられている。前記梁部材7に複数のヒンジ7
aを介して左右のウイング8a,8bがそれぞれ回動可
能に取付けられていて、フロント鳥居5及びリヤ鳥居6
の上端部に油圧シリンダ9(9a〜9d)のシリンダ本
体が取り付けられ、各油圧シリンダ9のロッド先端がウ
イング8に接続されている。そして、ロッドが伸びると
ウイング8が回動して持ち上げられ、ロッドが縮むとウ
イング8が回動して荷室4を閉じるようになっている。
【0010】リヤ鳥居6側の油圧シリンダ9c,9dの
取付構造は、図3に示すように、リヤ鳥居6の上面側に
設られた支持部6aによって、シリンダ本体を車両前後
方向に延びる軸線回りに回動自在に支持する構造であ
る。支持部6aと同様の支持部5sがフロント鳥居5に
も設けられていて(図2参照)、フロント鳥居5側の油
圧シリンダ9a,9bのシリンダ本体が支持部5sによ
り回動自在に支持されている。各油圧シリンダ9はフロ
ント鳥居5に収容された油圧装置11(後述する。)に
接続するように配管され、具体的には油圧ホース10
(10a〜10h)を介して作動油が供給されるように
なっている。なお、これらの油圧ホース10は、図3〜
図5及び図7においては図示したが、図1,図2及び図
6では全部又は一部の図示を省略してある。
【0011】次に、油圧装置11の取り付けについて説
明する。図4は荷室前壁部4Aの一部破断正面図、図5
は図4のV−V線断面図である。フロント鳥居5は、図
1,図2,図4及び図5に示すように、門形の外枠部材
5aと、外枠部材5a内に配置された左右の縦部材5
b,5cと、外枠部材5aの上端部付近に配設されて両
縦部材5b,5cをつなぐ横材5dとからなり、外枠部
材5aの上縁(桁)部5h、両縦部材5b,5c及び横
材5dで区切られたスペース、すなわち、荷室前壁部の
上端部全体が収容部5e(5e1 ,5e2 ,5e3 )と
なっている。
【0012】この収容部5e2 に収容される油圧装置1
1は、図6に示す取付枠11aに油圧機器が取り付けら
れたものであり、この取付枠11aが、横材5dの下か
ら挿通される取付ボルトで固定されている。図中の11
bは油圧ホース10を通す貫通孔であり、15は取付枠
11aに取り付けられたT字状の管継手(マニホールド
ともいう)の一を代表で示している。なお、取付枠11
aは、収容部5e1 〜5e3 のうちのいずれかに取り付
けることができるように形成されている。したがって、
中央の収容部5e2 内に、荷台床面を昇降させる床昇降
機構を設置するような場合には、油圧装置11を収容部
5e1 又は5e3 に設置すれば良い。図1及び図5中の
5iは荷室前壁部の収容部5e2 を塞ぐ塞ぎ板であり、
必要に応じて開閉できる扉状に形成するのが好ましい。
図5中の5kは塞ぎ板5iを支える桟である。また、図
2中の5jは外枠部材5aに取り付けて荷室内面を形成
するための板材である。
【0013】上記の油圧装置11は、図7に示した油圧
制御回路を構成するようにユニット化されたものであ
る。油圧装置11のポンプ13はモータ14により駆動
され、油タンク12の作動油を油圧ホース10を介して
油圧シリンダへ送るようになっている。図7中の15は
上述の管継手である。また、16a,16bはパイロッ
トチェック弁、17a,17bは方向制御弁、19a,
19bは流量調整弁、18はリリーフ弁である。なお、
図示は省略したが、油圧装置11を制御する制御盤の電
気回路が車載バッテリに接続されており、該制御盤の操
作スイッチ類が荷室側部に近い操作し易い位置に設けら
れている。
【0014】油圧装置11から延びる油圧ホース10a
〜10hは、外枠部材5aの上縁部5hに形成された左
右の貫通部5fを通って上縁部5hの上側に引き出され
ている。そして、図4に示すように、油圧装置11の左
右の側部から出た油圧ホース10a,10cと油圧ホー
ス10e,10gは、上縁部5hの上で交差して互いに
反対側に導かれたうえでフロント鳥居5側の油圧シリン
ダ9a,9bに接続されている。他の油圧ホース10
b,10d,10f,10hは梁部材7内を這わせて車
両後部へ導かれている。
【0015】リヤ鳥居6は図3に示すように門形に形成
され、これに図示省略の後部扉(あるいはパネル)が取
り付けられて荷室後壁部4B(図1参照)が形成される
ようになっている。リヤ鳥居6側において梁部材7から
車両側方に向けて引き出された左右の油圧ホース10
b,10d,10f,10hは、リヤ鳥居6上で互いに
交差するように引き回されたうえで油圧シリンダ9c,
9dに接続されている。
【0016】このように、フロント鳥居5及びリヤ鳥居
6の上で油圧ホースをたすき掛け状に交差させて油圧シ
リンダ9につなぐ理由は、各油圧ホースの取り替え工事
の便を図るためである。例えば、油圧シリンダ9aにつ
ながれている油圧ホース10a,10cを取り替えると
きには、油圧シリンダ9b,9dを作動させて油圧シリ
ンダ9aとは反対側のウイング8bを持ち上げて作業ス
ペースを作るようにすれば、油圧ホース10a,10c
の脱着作業が容易になる。
【0017】本実施形態では、油圧装置11が荷室前壁
部内に収容されているので前壁スペースの有効活用が図
られる。また、荷室前壁部の上端部に設けられた収容部
5eの上面が外枠部材5aの上縁部5hの一部を形成し
ていることになるので、この上縁部5hに取り付けられ
ている油圧シリンダ9a,9bと油圧装置11とが近接
し、その分、配管長さが短くなっている。同様に、荷室
後壁部側の油圧シリンダ9c,9dと油圧装置11をつ
なぐ油圧ホース10についても従来例と比べて短縮化さ
れる。したがって、配管工事が容易になり、工数削減と
コストダウンが図られる。なお、本実施形態では、前述
したように、フロント鳥居5上で左右の油圧ホース10
を交差させているが、油圧シリンダ9a,9bの取付部
の構造によっては、取付枠11aの上縁部から油圧ホー
ス10を真上に引き出して油圧シリンダ9a,9bに接
続することも考え得る。その場合は、実質的に直結とい
えるほどに油圧ホース10の長さを短くすることが可能
である。
【0018】次に、配管を梁として利用する例について
説明する。図8は梁部材の斜視図、図9は鳥居上端部に
取り付けられた梁部材を示す図である。図8に示す梁部
材20は、例えばアルミ材の押し出し等で管状に形成さ
れ、内部が複数の油通路21に区分されている。この梁
部材20は、前述の実施形態と同様に、フロント鳥居5
とリヤ鳥居6の上端部中央にそれぞれ固定される。その
場合、図9に示すように、梁部材20の端部に取り付け
られたヘッダー22を介して油圧ホース10が接続され
る。梁部材20の内面は、必要に応じてライニングを施
す。このように、油圧シリンダと油圧装置とをつなぐ配
管それ自体が前壁部と後壁部とを結合する梁として利用
されることで、配管を含んだ荷室構造の簡素化と軽量化
を図ることができる。
【0019】次に上記の梁部材20の別例を説明する。
この例は、鋼管(パイプ材)を配管と梁部材に共用した
ものである。図10に示すように、梁部材30は、適宜
な固定具31にてフロント鳥居5とリヤ鳥居6の上端部
中央にそれぞれ強固に固定されることで荷室フレーム
(骨格)を構成する補強メンバーとなっている。この梁
部材20と油圧シリンダあるいは油圧装置とをつなぐ油
圧ホース10は、適宜なジョイント部材(図示省略)で
接続される。
【0020】ところで、前述したウイング8は、荷室の
片側面(側壁)と上面(天井)の略半分が一体化されて
上下方向に回動可能に形成された、いわゆるウイングル
ーフと呼ばれるものであるが、これとは異なる形状のウ
イングを使用することができる。例えば、荷室の側面と
上面のいずれか一方を上下方向に回動可能に支持して部
分的にあるいは全面的に開閉できるようにしたものであ
っても構わない。この他、当業者の知識に基づき、種々
の変更を加えた態様で本発明を実施し得ることは勿論で
ある。また、上記発明については、以下に示す態様があ
り得る。すなわち、「トラックの荷台部に備えられたウ
イングを駆動するウイング開閉装置であって、複数の油
圧シリンダと、該油圧シリンダを駆動する油圧装置と、
前記油圧シリンダと前記油圧装置を配管する油圧ホース
を有し、前記荷台部の前壁部と後壁部が梁部材でつなが
れており、前記油圧装置が、前記荷台部の前壁部の上端
部近傍位置に取り付けられ、前記油圧シリンダが、前記
荷台部の前壁部の上端部に複数取り付けられ、さらに、
該複数の油圧シリンダが、梁部材を挟んで取付けられ、
前記各シリンダと前記油圧装置を配管する前記油圧ホー
スが、前記前壁部の上方部で交差するように配管される
ことを特徴とするウイング開閉装置。」である。この態
様のウイング開閉装置では、複数の油圧シリンダが、ト
ラックの荷台部の壁を構成する前壁部の上端部に取付け
られ、油圧装置が、前壁部の上部に取付けられる。この
ため、油圧シリンダと油圧装置の距離を短くすることが
でき、油圧装置と油圧シリンダに至るまでの配管長さを
従来のものより短くすることができる。さらに、油圧シ
リンダが梁部材を挟んで取付けられ、各油圧シリンダと
油圧装置を配管する油圧ホースが、前壁部の上方部で交
差するように配管される。この場合、一方の油圧ホース
に配管されたウイングを持ち上げた状態において、他方
の油圧ホースが持ち上げられたウイングの下に現れる。
そのため、他方の油圧ホースを取替え又は取付け作業を
持ち上げられたウイングの下で行うことができ、ウイン
グ開閉装置の構造を簡素化することができる。また、以
下の態様もあり得る。すなわち、「請求項1から請求項
3のいずれかに記載のウイング開閉装置であって、前記
後壁部に取り付けられた油圧シリンダと前記油圧装置と
をつなぐ配管が、前記荷台部の前壁部と後壁部をつなぐ
梁部材自体によって形成されていることを特徴とするウ
イング開閉装置。」である。この態様のウイング開閉装
置は、請求項1から請求項3に記載のウイング開閉装置
であり、油圧シリンダと油圧装置とをつなぐ配管が梁部
材自体によって形成されている。そのため、荷室構造の
簡素化と軽量化を図ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ウイング開閉装置における油圧装置と油圧シリンダ間の
配管(油圧ホース)の長さが従来と比べて短縮化される
ので、組立工数の削減とコストダウンが可能になる。ま
た、配管部材を梁部材として利用することで荷室構造の
簡素化と軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るキャブオーバー型トラックの斜
視図であり、ウイングが持ち上げられ、かつ、キャブが
前倒しされた状態が示されている。
【図2】荷室前壁部を示す斜視図である。
【図3】荷室後壁部を示す斜視図である。
【図4】荷室前壁部の一部破断正面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】油圧装置の取付枠を説明する斜視図である。
【図7】油圧回路図である。
【図8】別例に係る梁部材を説明する斜視図である。
【図9】梁部材の取り付け状態を説明する図である。
【図10】さらに別例の梁部材を説明する斜視図であ
る。
【符号の説明】 1 トラック 2 シャシ 4 荷室 4A 荷室前壁部 4B 荷室後壁部 4a 荷台部 5 フロント鳥居 5e (5e1 〜5e3 )収容部 6 リヤ鳥居 7 梁部材 8(8a,8b) ウイング 9(9a〜9d) 油圧シリンダ 10(10a〜10h) 油圧ホース(配管) 11 油圧装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックの荷台部側方に備えられたウイ
    ングを複数の油圧シリンダで駆動するようにしたウイン
    グ開閉装置において、 前記荷台部に立設された前壁部と後壁部が梁部材でつな
    がれており、前後両壁部の上端部に前記油圧シリンダが
    取り付けられ、該油圧シリンダを駆動する油圧装置が前
    記前壁部の上端部近傍位置に取り付けられていることを
    特徴とするウイング開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記前壁部に前記油圧装置を収容する収
    容部が設けられており、その収容部の上面が該前壁部の
    上縁部の少なくとも一部を形成していることを特徴とす
    る請求項1記載のウイング開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記後壁部に取り付けられた油圧シリン
    ダと前記油圧装置とをつなぐ配管は前記梁部材自体によ
    って形成されていることを特徴とする請求項1又は2記
    載のウイング開閉装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006000277A1 (de) * 2004-06-28 2006-01-05 Gisela Weber Hydrauliksystem zum hochschwenken und herablassen von flügelaufbauteilen eines lkws
JP2011016468A (ja) * 2009-07-09 2011-01-27 Nippon Fruehauf Co Ltd 貨物収容体を着脱自在に積載するトレーラ
JP2013028313A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Isamu Nakamura ウイング式車両荷室
CN103481969A (zh) * 2013-09-27 2014-01-01 安徽合力股份有限公司 一种翼开启厢式平板拖车
CN103587841A (zh) * 2013-10-24 2014-02-19 阮春雨 一种用于商品车运输、存储和展示的可移动飞翼箱体

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