JP2001121798A - キャップ付き印判 - Google Patents

キャップ付き印判

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JP2001121798A
JP2001121798A JP30502199A JP30502199A JP2001121798A JP 2001121798 A JP2001121798 A JP 2001121798A JP 30502199 A JP30502199 A JP 30502199A JP 30502199 A JP30502199 A JP 30502199A JP 2001121798 A JP2001121798 A JP 2001121798A
Authority
JP
Japan
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cap
case
stamp
hook
slider
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30502199A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruto Shiraishi
治人 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Publication date
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Publication of JP2001121798A publication Critical patent/JP2001121798A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャップのシール効果を高めることができて
印字体からのインクの揮発を防止でき、かつ、操作部を
一目で認識できて使いやすいキャップ付き印判を提供す
る。 【解決手段】 ケース3に印字体5を装着した印判本体
1と、その印判本体1のケース3に対して着脱自在なキ
ャップ2を具えて、そのキャップ2をケース3に嵌着し
た状態でその嵌着部をシールする手段を具えたキャップ
付き印判において、キャップ2をケース3に嵌着したと
きにスプリング22の力でフック23をキャップ2に掛
合させてキャップ2をロックするキャップ掛止体20を
ケース3に取付けるとともに、同じくケース3に押ボタ
ン16と一体的に作動するスライダ13を装着して、そ
のスライダ13にキャップ掛止体20と接触して上記の
押ボタン16をプッシュしたときに掛止体20を押して
変位させることによりキャップ2に対するフック23の
掛合状態を解消せしめる押し片17を設けたことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキャップ付き印判に
関する。
【0002】
【従来の技術】印字体にインクを含浸させた浸透印と称
される印判は、印字体からのインクの揮発を防止するた
めに印字体を覆うキャップが必要である。ところが、揮
発性の強いインクを使用した場合は、単にキャップを印
字体に被せただけではシール効果が不十分でインクの揮
発を防止できないという問題がある。そこで、実公平7
−9657号公報に見られるように、キャップの嵌着状
態をロックできるようにしてキャップの嵌着状態を安定
させることによりシール機能が損われることがないよう
にした印判が考案されている。しかしながら、この公知
例は、キャップの嵌着状態をロックする掛止機構にその
ロック状態を解除するための操作部を一体的に設けてい
るので、どこが操作部であるのかを一目で認識しにくい
という不満がある。また、印判の印面が横長で、そこに
刻まれた文字等が横向きの場合、ケースの左右両側面を
手で握って押印するのが普通の押印方法であるが、上記
の公知例の場合は上記のキャップのロック状態を解除す
る場合にケースの前後両側面を手で握って操作するの
で、押印する場合に持ち替える必要があって煩瑣である
という不満もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、キャ
ップのシール効果を高めることができて印字体からのイ
ンクの揮発を防止でき、かつ、操作部を一目で認識でき
て使いやすいキャップ付き印判の提供を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のキャップ付き印判は、ケース3に印字体5
を装着した印判本体1と、その印判本体1のケース3に
対して着脱自在なキャップ2を具えて、そのキャップ2
をケース3に嵌着した状態でその嵌着部をシールする手
段を具えたキャップ付き印判において、キャップ2をケ
ース3に嵌着したときにスプリング22の力でフック2
3をキャップ2に掛合させてキャップ2をロックするキ
ャップ掛止体20をケース3に取付けるとともに、同じ
くケース3に押ボタン16と一体的に作動するスライダ
13を装着して、そのスライダ13にキャップ掛止体2
0と接触して上記の押ボタン16をプッシュしたときに
掛止体20を押して変位させることによりキャップ2に
対するフック23の掛合状態を解消せしめる押し片17
を設けたことを特徴とする、という構成を採るものであ
る。
【0005】また、印判の印面が横長で、そこに刻まれ
た文字等が横向きの場合でも、持ち替えることなく、キ
ャップのロック状態を解消する操作と押印操作の両方を
できるようにするため、上記の本発明のキャップ付き印
判は、キャップ掛止体20と押ボタン16をケース3の
異なる側面に設けることが好ましい。
【0006】
【実施例】以下、図示した本発明の実施例について説明
する。まず、本発明の印判は、印判本体1と、その印判
本体1に対して着脱自在なキャップ2とから構成されて
いる。
【0007】印判本体1は、図3又は図4に示すよう
に、ケース3の下端部に印字体収容室4を設けて、印字
体5とインク吸蔵体6とを積層状態で保持した印字体ホ
ルダ7をその印字体収容室4に装着している。
【0008】印判本体1のケース3の下端部にはキャッ
プ2を着脱自在としている。このキャップ2とケース3
の嵌着部はシールする必要があり、そのために、ケース
3の下端部近傍の側面に張り出し部8を設けて、その張
り出し部8の下面側に設けた溝にシール部材9を装着
し、ケース3の下端部にキャップ2を嵌着したときにシ
ール部材9がキャップ2の開口側の端面10に密着する
ようにしている。
【0009】シール部材9にはNBRゴム、EPDMゴ
ム、シリコンゴム、又はエラストマーなどを材料とする
O−リング等を使用することができる。
【0010】なお、キャップ2とケース3の嵌着部をシ
ールするには、必ずしもO−リング等を装着する必要は
ない。例えば、ケース3の下端部とキャップ2の上端部
をそれぞれ密着性に優れた弾力性のあるエラストマーで
成形しても同様のシール効果を得ることができる。
【0011】キャップ2は開口側の端部側面にツバ11
を突設している。
【0012】ケース3は前後両側面が左右方向に長く、
左右両側面が前後方向に短くて、断面が横長の矩形を呈
している。ケース3は、印字体収容室4の上方に中空室
12を有して、その中空室12の左右両端にそれぞれス
ライダ13を左右方向へ移動自在に収容している。この
両側のスライダ13の間にはスプリング14を配して、
両側のスライダ13をそれぞれ外側方向へ付勢してい
る。なお、中空室12の上端開口部は天板26によって
閉じられている。
【0013】スライダ13は基板15の外面側に押ボタ
ン16を突設するとともに、基板15の内面側における
前後両端にそれぞれ押し片17を突設して、それら押し
片17の先端部における外面側に斜面18を設けてい
る。
【0014】スライダ13は押ボタン16がケース3の
左右の短い方の側面に設けた孔19を貫通してケース3
の外部へ突出している。
【0015】ケース3はその前側と後側の長い方の側面
の外側にそれぞれ、その前後の側面にそれぞれ設けた窓
孔25を塞ぐようにキャップ掛止体20を取付けてい
る。このキャップ掛止体20は上端部寄りの内面箇所を
ピン21によってケース3に対し回転自在に取付けて、
その下端部を外側へ開くように変位可能としている。し
かしながら、前後のキャップ掛止体20はスプリング2
2で内側方向へ引っ張られて、通常はその下端部が閉じ
るようになっている。
【0016】キャップ掛止体20は内面の下端部にフッ
ク23を設けるとともに、その上方位置に上記のスライ
ダ13の押し片17の斜面18と接触する斜面付きの爪
片24を突設している。
【0017】キャップ掛止体20のフック23は、ケー
ス3にキャップ2が嵌着している状態で、図3に示すよ
うに、キャップ2のツバ11の下面側に掛合してキャッ
プ2の嵌着状態をロックする。キャップ2はケース2と
嵌着した状態でシール部材9と密着した状態を維持しな
がらロックされるので、キャップ2が安易に外れたり弛
むことによってシール機能が損われることはない。
【0018】印字体5によって押印するためにキャップ
2を外す場合は、ケース2の左右の短い方の側面から突
出した押ボタン16の頭部を内側へプッシュすればよ
い。押ボタン16をプッシュするとスライダ13が内側
方向へ移動し、スライダ13の押し片17の斜面18が
キャップ掛止体20の爪片24の斜面を押すので、キャ
ップ掛止体20は下端部が外側へ回転して開き状態とな
り、これによってキャップ掛止体20のフック23とキ
ャップ2のツバ11との掛合状態が解消してキャップ2
はフリーとなりケース3から取り外すことができる。キ
ャップ2を取り外すと、キャップ掛止体20はスプリン
グ22によって内側方向へ引っ張られるので、その下端
部が再び閉じた状態に戻る。
【0019】印字体5による押印が終了して再びキャッ
プ2をケース3に嵌着する場合は、キャップ2の開口側
の端面10をキャップ掛止体20のフック23の下面側
に当てて押し上げればよい。キャップ掛止体20のフッ
ク23が押し広げられて、キャップ2がその内側へ入
り、キャップ2の開口側の端面10がケース3の張り出
し部8の下面に接触してシール部材9と密着した状態
で、再びキャップ掛止体20の下端部がスプリング22
によって閉じることによりフック23がツバ11の下面
側に掛合してロック状態となる。
【0020】印字体5の印面は上記のケース3の形状に
合わせて横長にすることができ、かつ、その印面に刻ま
れた文字等を横向きにすることができる。その場合、ケ
ース3の前後の両側面を手で握るよりも左右の両側面を
手で握った方が押印しやすい。また、上記のように、キ
ャップ掛止体20のフック23とキャップ2のツバ11
との掛合状態を解消する操作は、ケース3の左右の両側
面に設けた押ボタン16をプッシュするので、キャップ
2を外す場合と押印する場合とでケース3を持ち替える
必要がない。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の本発明のキャップ付き印
判は上記の通りであり、キャップ2をケース3に嵌着し
てシールした状態において、そのキャップ2をキャップ
掛止体10により外れたり弛まないようにロックできる
ので、キャップ嵌着状態が安定してシール機能が損われ
ることがなく、印字体5からのインクの揮発を完全に防
止することができる。また、キャップ2を外す場合は、
スライダ13の押ボタン16をプッシュすればよく、操
作が簡単であり、キャップ2を外すのに手間取ることが
なくて印字体5によりスムースに押印することができ
る。そして、キャップ掛止体20とそのキャップ掛止体
20のロック状態を解消する押ボタン16を一体化せず
別々の部材で構成したので、操作部材を一目で認識する
ことができて使いやすいという利点がある。また、請求
項2記載の本発明のキャップ付き印判は、上記の請求項
1記載のキャップ付き印判が奏する効果に加えて、印字
体5の印面を横長にして、そこに刻まれた文字等も横向
きにした場合に、キャップ2のロック状態を解消する操
作と押印する操作の両方を、ケース3の左右の両側面を
手で握って行うことができるので、ケース3を持ち替え
ないですむという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】図1のB−B線における断面図である。
【図4】図1のC−C線における断面図である。
【図5】キャップを外したときの図1のB−B線におけ
る断面図である。
【符号の説明】
1 印判本体 2 キャップ 3 ケース 4 印字体収容室 5 印字体 6 インク吸蔵体 7 印字体ホルダ 8 張り出し部 9 シール部材 10 端面 11 ツバ 12 中空室 13 スライダ 14 スプリング 15 基板 16 押ボタン 17 押し片 18 斜面 19 孔 20 キャップ掛止体 21 ピン 22 スプリング 23 フック 24 爪片 25 窓孔 26 天板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース3に印字体5を装着した印判本体
    1と、その印判本体1のケース3に対して着脱自在なキ
    ャップ2を具えて、そのキャップ2をケース3に嵌着し
    た状態でその嵌着部をシールする手段を具えたキャップ
    付き印判において、キャップ2をケース3に嵌着したと
    きにスプリング22の力でフック23をキャップ2に掛
    合させてキャップ2をロックするキャップ掛止体20を
    ケース3に取付けるとともに、同じくケース3に押ボタ
    ン16と一体的に作動するスライダ13を装着して、そ
    のスライダ13にキャップ掛止体20と接触して上記の
    押ボタン16をプッシュしたときに掛止体20を押して
    変位させることによりキャップ2に対するフック23の
    掛合状態を解消せしめる押し片17を設けたことを特徴
    とするキャップ付き印判。
  2. 【請求項2】 キャップ掛止体20と押ボタン16をケ
    ース3の異なる側面に設けた請求項1記載のキャップ付
    き印判。
JP30502199A 1999-10-27 1999-10-27 キャップ付き印判 Withdrawn JP2001121798A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102896919A (zh) * 2012-10-26 2013-01-30 李育翰 印章枷
US20160067994A1 (en) * 2014-09-09 2016-03-10 Millennium Marking Company Removable Die Plate for Self-Inking Stamps
CN107160875A (zh) * 2017-07-19 2017-09-15 浙江维融电子科技股份有限公司 一种印章机

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Effective date: 20070109