JP2001121517A - 割箸製造装置 - Google Patents

割箸製造装置

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JP2001121517A
JP2001121517A JP30492099A JP30492099A JP2001121517A JP 2001121517 A JP2001121517 A JP 2001121517A JP 30492099 A JP30492099 A JP 30492099A JP 30492099 A JP30492099 A JP 30492099A JP 2001121517 A JP2001121517 A JP 2001121517A
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Japan
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chopsticks
chopstick
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conveying means
supply hopper
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JP30492099A
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Masahiko Sumiyoshi
雅彦 住吉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天削箸の頭端部の上面を斜めに削り落とす作
業と焼印を施す作業を、同一装置で行うことが可能な割
箸製造装置を提供すること。 【解決手段】 箸材供給ホッパーと、 該箸材供
給ホッパーから送出された箸材を、間欠動作により搬送
する搬送手段と、 該搬送手段により搬送されてきた
箸材に焼印を施す焼印装置と、 該焼印装置により焼
印を施された箸材を、一本づつ送出する送出ローラー
と、 該送出ローラーにより送られてきた箸材を、間
欠動作により搬送する搬送手段と、 該搬送手段によ
り搬送されてきた箸材の頭部を切削するための切削カッ
ターと、により構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は割箸を製造する装
置、より詳しくは割箸に焼印を施すと共に、その頭部を
切削していわゆる天削箸を製造する装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】天削箸とは図に示すよ
うに頭端の幅が最も広く、頭端から先端に向かって次第
に狭く形成されており、その中心線上に割込が入れられ
ている。そして、頭端部の上面が斜めに削り落とされて
おり、先端付近のそれぞれの稜に面取り加工が施された
ものである。かかる形態を有する天削箸は、比較的高級
な割箸であり、高級感を演出するため焼印を施すことも
多い。ところが、従来、天削箸を製造する際には、頭端
部の上面を斜めに削り落とす作業と、焼印を施す作業を
別個の装置で行っていた。
【0003】そこで本発明は、天削箸の頭端部の上面を
斜めに削り落とす作業と焼印を施す作業を、同一装置で
行うことが可能な割箸製造装置を提供すること、及び天
削箸に限らず割箸に焼印を施すことを目的とした割箸製
造装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】1、 上記課題を解決す
るために、請求項1記載の割箸製造装置は 箸材供給ホッパーと、 該箸材供給ホッパーから送出された箸材を、間欠動
作により搬送する搬送手段と、 該搬送手段により搬送されてきた箸材に焼印を施す
焼印装置と、 該焼印装置により焼印を施された箸材を、一本づつ
送出する送出ローラーと、 該送出ローラーにより送られてきた箸材を、間欠動
作により搬送する搬送手段と、 該搬送手段により搬送されてきた箸材の頭部を切削
するための切削カッターと、によりにより構成した。
【0005】2、 また、請求項2記載の割箸製造装置
は、 箸材供給ホッパーと、 該箸材供給ホッパーから供給された箸材を、箸材の
長手方向と直交する方向に搬送する搬送手段と、 該搬送手段により搬送されてきた箸材を堰き止める
ための停止板と、 該停止板により堰き止められた箸材を一本づつ送出
する送出ローラーと、 該送出ローラーにより送られてきた箸材を、間欠動
作により搬送する搬送手段と、 該搬送手段により搬送されてきた箸材に焼印を施す
ための焼印装置と、により構成した。以下、かように構
成される本発明記載の割箸製造装置が、いかなる作用を
有するかを述べる。
【0006】3、 請求項1記載の割箸製造装置は、箸
材に焼印を施す工程と、箸材の頭端部を斜めに削り落と
す作業を行う工程の二つの工程により成る。
【0007】箸材に焼印を施す工程は、箸材供給ホッパ
ーから送出された箸材を、搬送手段の間欠動作により搬
送する。そして搬送手段により焼印装置の下に搬送され
た箸材は、間欠動作における停止状態において、焼印装
置により焼印を施されるのである。
【0008】焼印を施された箸材は、送出ローラーによ
り箸材の頭部を切削するための工程に送られる。すなわ
ち、送出ローラーにより焼印を施された箸材は、搬送手
段に送出され、そして、この搬送手段により切削カッタ
ーの下に搬送される。そして、この搬送手段は間欠動作
を行っており、この間欠動作における停止状態におい
て、切削カッターにより箸材の頭端部の上面は斜めに削
り落とされるのである。
【0009】4、 請求項2記載の割箸製造装置では、
箸材供給ホッパーから供給された箸材は、停止板まで搬
送手段により、箸材の長手方向と直交する方向に搬送さ
れる。そして、停止板によって堰き止められた箸材は、
送出ローラーにより一本づつ、焼印装置の下へと搬送す
るための搬送手段に、送出される。この搬送手段は、間
欠動作を行っており、この間欠動作における停止状態に
おいて、焼印装置により箸材に焼印が施されるのであ
る。
【0010】5、 かようにして本発明では、天削箸の
頭端部の上面を斜めに削り落とす作業と焼印を施す作業
を、同一装置で行うことが可能な割箸製造装置を提供す
ること、及び天削箸に限らず割箸に焼印を施すことを目
的とした割箸製造装置を提供することが可能となるので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下好ましい発明の一実施形態に
つき、図面を参照しながら述べる。図1は請求項1記載
の割箸製造装置を模式的に示す正面図であり、図2は同
平面図であり、図3は箸材供給ホッパー及び搬送手段の
一部切欠側面図であり、図6は箸材の斜視図である。
【0012】箸材供給ホッパー1は、背面板101と一
対の側板102とにより成るものであり、背面板101
は傾斜がつけられており、箸材13がこの面を滑り落ち
ることができるようになっている。ここに、箸材13と
は図6に示すように頭端部が削り落される前の状態のも
のをいっている。一対の側板102にわたり掛け渡され
ている回転軸103には、掻上輪104が2個設けられ
ている。この掻上輪104は、図3でいえば時計方向に
回転自在に設けられており、且つ、掻上輪104は背面
板101との間に箸材13の厚みよりも僅かに広い間隔
をあけて取りつけられている。この掻上輪104と背面
板101との間隙が、箸材13の落し口となっている。
箸材供給ホッパー1の中に投入された多数の箸材13
は、掻上輪14により、図3でいえば反時計回り方向に
流動する。この流動と背面板101の傾斜により、背面
板101に近い位置にある箸材13は下方に向かって移
動する傾向が生じ、背面板101に接したものは背面板
101に沿って滑り落ちるようになる。そして、前述の
ように背面板101と掻上輪104との間には、箸材1
3の厚みよりも僅かに広い間隔が開けられていることか
ら、背面板101に接した箸材13は掻上輪104によ
り掻き上げられることなく、背面板101と掻上輪10
4との間を通過する。従って箸材13は、下面を背面板
101に接触させたものから順に落し口を通過して落と
し出される。背面板101の下部には、一対のガイド板
105が設けられていることから、落し口を通過してき
た箸材13はガイド板105上を更に滑り落ちていく。
【0013】一対のガイド板105の間には、搬送手段
2を構成するローラ部材201が装備されている。ここ
に搬送手段2は複数のローラ部材201、伝達手段20
2及び駆動源203よりなるものである。ローラ部材2
01には、チェーンやベルト等で構成可能な伝達手段2
02が掛架されている。そして、該伝達手段202はモ
ータ等の駆動源203により間欠運動を行うことが可能
に設けられている。係る間欠運動により、ローラ部材2
01も間欠的に回転運動を行うことになる、このローラ
部材201の間欠的な回転運動により、箸材供給ホッパ
1から滑り落ちローラ部材201上に載置されることに
なる箸材13は、間欠的な運動形態により、隣のローラ
部材201に運搬されていく。更に、このローラ部材2
01も間欠的な回転運動を行っていることから、箸材1
3は間欠的な運動形態により搬送されていくことにな
る。
【0014】搬送手段2による箸材13の搬送途上に
は、焼印装置3が配設されている。該焼印装置3は、印
型を被焼印物に圧接して焼き目を形成する構造となって
いる。間欠移動を行っている箸材13が、焼印装置3の
下部に搬送されてきて停止状態にあるときに、焼印装置
3を構成する印型が降下してきて箸材13に圧接され、
焼き目が形成されるのである。
【0015】焼印を施された箸材13は、送出ローラー
12により頭端部を切削する工程に送付される。送出ロ
ーラー12は、搬送手段2により搬送されてきた箸材1
3の搬送途上に配設されるものであり、上下一対のロー
ラ部材によりなるものである。
【0016】頭端部を切削する工程は、搬送手段7及び
切削カッター5とによりなる。送出ローラ12により送
出されてきた箸材13は、搬送手段7上に載置されるこ
とになる。搬送手段7は、回転体701、ガイド板70
2、レール板703、駆動源704及び押え部材705
によりなる。回転体701は、駆動スプロケット(不図
示)と従動スプロケット(不図示)に、チェーンあるい
はベルトがエンドレス状に掛けられたものであり、駆動
スプロケットはモータやラチェット機構等によりなる駆
動源704と連動している。そして、回転体701は、
駆動源704により間欠的な回転運動を行うことが可能
に設けられている。ガイド板702は、直方体形状の板
材であり、その長手方向が回転体701と直交する形状
で、回転体701に複数個装着されている。故に、ガイ
ド板702は、回転体701の間欠的な回転運動に伴っ
て、間欠的に移動していくものである。
【0017】回転体701の両側には、一対のレール板
703が設けられている。ガイド板702は、レール板
703の上辺とガイド板702の下辺との間に僅かな間
隙を有する形状で、レール板703上を移動していくも
のである。また、ガイド板702の上辺と押え板705
との間にも僅かな間隙が設けてある。すなわち、ガイド
板702は、レール板703と押え板705との間の空
間を、その両者との間に僅かな間隙を持ちながら、且
つ、箸材13を押進しながら、移動していくものであ
る。ここに押え板705とは直方体形状を有する板材で
ある。図2においては、押え板705は一部切欠した状
態で示してある。押え板705は、回転体701の上辺
部をほぼ覆う程度の長さを有するものである。
【0018】搬送手段7に近接する形で切削カッター5
が設けられている。切削カッターは搬送手段7により間
欠的に搬送移動されてくる箸材13の頭端部を斜めに切
削するためのものである。切削カッター5は、その刃部
501が搬送されてくる箸材13の頭端部にくるような
位置に設けられており、回転体701の間欠運動の停止
状態において、同じく停止状態にある箸材13の頭端部
を切削することになる。頭端部を切削された箸材13
は、ガイド板702によりレール板703上を押進さ
れ、レール板703の端縁部から収納容器11内に落下
収納されていくことになる。
【0019】図4は請求項2記載の割箸製造装置を模式
的に示す平面図である。箸材供給ホッパー1から滑り落
ちた箸材13は、搬送手段4により停止板8まで搬送さ
れる。ここに箸材供給ホッパー1は、請求項1記載の割
箸製造装置において使用される箸材供給ホッパー1と同
様のものを使用している。また、搬送手段4には、無端
状ベルト401が回転可能に設けられており、この無端
状ベルト401により、箸材供給ホッパー1から滑り落
ちてきた箸材13は、搬送手段4の端部に設けられた停
止板8まで搬送される。ここに停止板8は、直方体形状
の板材である。
【0020】停止板8により堰き止められた箸材13
は、その端部を送出ローラー9により挟持される形で搬
送手段6に搬送される。ここに送出ローラー9は、回転
自在な二つの円柱状部材によりなるものであり、該二つ
の円柱状部材の間隙を、箸材13が通過していくもので
ある。送出ローラー9により送出されてきた箸材13
は、搬送手段6上に載置されることになる。
【0021】搬送手段6は、回転体601、ガイド板6
02、レール板603、駆動源(不図示)及び押え部材
605によりなる。回転体601は、駆動スプロケット
(不図示)と従動スプロケット(不図示)に、チェーン
あるいはベルトがエンドレス状に掛けられたものであ
り、駆動スプロケットはモータやラチェット機構等によ
りなる駆動源と連動している。そして、回転体601
は、駆動源により間欠的な回転運動を行うことが可能に
設けられている。ガイド板602は、直方体形状の板材
であり、その長手方向が回転体601と直交する形状
で、回転体601に複数個装着されている。故に、ガイ
ド板602は、回転体601の間欠的な回転運動に伴っ
て、間欠的に移動していくものである。
【0022】回転体601の両側には、一対のレール板
603が設けられている。ガイド板602は、レール板
603の上辺とガイド板602の下辺との間に僅かな間
隙を有する形状で、レール板603上を移動していくも
のである。また、ガイド板602の上辺と押え板605
との間にも僅かな間隙が設けてある。すなわち、ガイド
板602は、レール板603と押え板605との間の空
間を、その両者との間に僅かな間隙を持ちながら、且
つ、箸材13を押進しながら、移動していくものであ
る。ここに押え板605とは直方体形状を有する板材で
ある。図4においては、押え板605は一部切欠した状
態で示してある。押え板605は、回転体601の上辺
部をほぼ覆う程度の長さを有するものである。
【0023】搬送手段6による箸材13の搬送途上に
は、焼印装置3が配設されている。該焼印装置3は、印
型を被焼印物に圧接して焼き目を形成する構造となって
いる。間欠移動を行っている箸材13が、焼印装置3の
下部に搬送されてきて停止状態にあるときに、焼印装置
3を構成する印型が降下してきて箸材13に圧接され、
焼き目が形成されるのである。焼印を施された箸材13
は、ガイド板602によりレール板603上を押進さ
れ、レール板603の端縁部から収納容器11内に落下
収納されていくことになる。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているこ
とから、天削箸の頭端部の上面を斜めに削り落とす作業
と焼印を施す作業を、同一装置で行うことが可能な割箸
製造装置を提供すること、及び天削箸に限らず割箸に焼
印を施すことを目的とした割箸製造装置を提供すること
が可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1記載の割箸製造装置を模式的に示す
正面図。
【図2】 同平面図。
【図3】 箸材供給ホッパー及び搬送手段の一部切欠側
面図。
【図4】 請求項2記載の割箸製造装置を模式的に示す
平面図。
【図5】 天削箸の斜視図。
【図6】 箸材の斜視図。
【符号の説明】
1・・箸材供給ホッパー 2・・搬送手段 3・・焼印装置 4・・搬送手段 5・・切削カッター 6・・搬送手段 7・・搬送手段 8・・停止板 9・・送出ローラー 10・・天削箸 11・・収納容器 12・・送出ローラー 13・・箸材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箸材供給ホッパー1と、 該箸材供給ホッパー1から送出された箸材を、間欠動作
    により搬送する搬送手段2と、 該搬送手段2により搬送されてきた箸材に焼印を施す焼
    印装置3と、 該焼印装置3により焼印を施された箸材を、一本づつ送
    出する送出ローラー12と、 該送出ローラー12により送られてきた箸材を、間欠動
    作により搬送する搬送手段7と、 該搬送手段7により搬送されてきた箸材の頭部を切削す
    るための切削カッター5と、 により成る割箸製造装置。
  2. 【請求項2】箸材供給ホッパー1と、 該箸材供給ホッパー1から供給された箸材を、箸材の長
    手方向と直交する方向に搬送する搬送手段4と、 該搬送手段4により搬送されてきた箸材を堰き止めるた
    めの停止板8と、 該停止板8により堰き止められた箸材を一本づつ送出す
    る送出ローラー9と、 該送出ローラー9により送られてきた箸材を、間欠動作
    により搬送する搬送手段6と、 該搬送手段6により搬送されてきた箸材に焼印を施すた
    めの焼印装置3と、 から成る割箸製造装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106738103A (zh) * 2016-12-20 2017-05-31 安庆市金丝制刷有限公司 一种筷子生产线
CN109049258A (zh) * 2018-07-30 2018-12-21 衡东县万泉竹业有限公司 一种一次性筷子削尖机筷子错位分离装置
KR102079476B1 (ko) * 2019-09-06 2020-02-19 김청삼 젓가락 자동 조립장치
CN111168777A (zh) * 2020-01-10 2020-05-19 浙江客满多餐具有限公司 一种筷子修边设备
CN112248156A (zh) * 2020-10-23 2021-01-22 光泽县和合竹木制品有限公司 筷子分切成型机

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