JP2001120504A - 眼科装置 - Google Patents

眼科装置

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JP2001120504A
JP2001120504A JP30688699A JP30688699A JP2001120504A JP 2001120504 A JP2001120504 A JP 2001120504A JP 30688699 A JP30688699 A JP 30688699A JP 30688699 A JP30688699 A JP 30688699A JP 2001120504 A JP2001120504 A JP 2001120504A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】赤外域の第1波長での測定を第1波長とは異な
る領域の第2波長での測定値に変換すると共に、その変
換の際に補正を行うことによって測定結果の信頼性を向
上させることができる眼科装置を提供する。 【解決手段】照明光学系10によって光源11から出射
された赤外域の第1波長の光束が被検眼Eの網膜EMに
導びかれ、受光光学系20によって網膜EMからの反射
光束がCCD21に導びかれ、第2受光光学系30によ
って被検眼Eの前眼部からの反射光束が第2のCCD3
3に導びかれ、演算部25によってCCD21に受光さ
れた反射光束に基づいて網膜反射率を測定した後に第2
のCCD33に受光された反射光束に基づく測定結果に
対応して予め設定された補正要素によって測定網膜反射
率に補正を施すと共にその補正網膜反射率を前記第1波
長とは異なる波長領域の第2波長での網膜反射率に変換
した上でその変換網膜反射率から被検眼の光学的特性が
演算され、演算部25で演算された被検眼の光学的特性
に基づいて被検眼Eに提示された対象物の被検眼上での
見え方がモニタ26に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、赤外域の第1波
長の光束で実際に測定された網膜反射率を第1波長とは
異なる波長領域の第2波長で測定した場合の網膜反射率
に変換して被検眼の光学的特性を演算する眼科装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の眼科装置には、被検眼の網膜から
の反射光束に基づく点像強度分布(PSF=Point
Spread Function)から被検眼の光学
的特性を測定するものがある。
【0003】この際、可視域の光束で測定を行った場
合、像が鮮鋭に現れることから測定結果の精密性は確保
されるものの、被験者が眩しくて不快を感じることや、
瞳孔が縮んでしまうなどの不具合が生じていた。
【0004】このため、図9に示すように、赤外域の光
束を用いて被検眼の光学的特性に由来する点像強度分布
を測定する眼科装置が多く採用されている(例えば、特
開平7−100107号公報参照)。
【0005】この図9に示した眼科装置において、1は
被検眼Eの光学的特性に由来する点像強度分布を測定す
る測定手段、2は点像強度分布を重ね合わせて積分する
画像処理手段を有するコンピュータ、3はコンピュータ
2を介して検者によって操作されて所定の検眼用指標を
被検眼Eに提示する指標提示装置、4は指標提示装置3
の視準光軸O1上に配置されてコンピュータ2を介して
検者によって操作される被検眼Eの屈折度を矯正する矯
正レンズ、5は指標提示装置3と矯正レンズ4との間の
視準光軸O1上に配置された斜設ハーフミラーである。
【0006】測定手段1は斜設ハーフミラー5によって
視準光軸O1と同軸とされる反射光軸O2上に配置され
ている。測定手段1は、点像のパターン(赤外点光源)
を被検眼Eに投影する投影光学系と、被検眼Eの眼底E
R上でのパターン像の点像強度分布を検出する受光装置
の受光面を有する受光光学系とを備えている。
【0007】このような構成において、被検眼Eは矯正
レンズ4を介して検眼用指標3を視準する。このとき、
被検眼Eの眼底ER上には検眼用指標1の像が結像す
る。
【0008】測定手段1は、赤外光束をハーフミラー
5、矯正レンズ4及び被検眼Eの光学系を通して眼底E
R上に投影する。この際、赤外光束は矯正レンズ4及び
被検眼Eの光学系によって変調されて特有の光点像強度
分布を持つ点像となる。この点像は被検眼Eの光学系、
矯正用レンズ系4及びハーフミラー5を介して再び測定
手段1の受光装置の受光面に結像され、コンピュータ2
内で補正されて点像強度分布関数として取り込まれる。
【0009】さらに、コンピュータ2内では検眼用指標
3を現す画像信号に対して点像強度分布関数が重ね合わ
せて積分されて被検眼Eの眼底ER上に結像しているの
と同じ像状態の検眼用指標の像がシミュレートされる。
【0010】コンピュータ2の表示部2aには、シミュ
レートされた像の画像2bが表示される。この際、表示
部2aには、上述したパターン像の点像強度分布に対応
する点像強度分布データ及び所定の指標に対応する指標
データに基づいて、その被検眼Eによって所定の指標を
観察した場合の見え具合の指標像が表示される。
【0011】ところで、このような赤外光束を用いた測
定では、被検者が通常見ている波長条件と違うことや、
網膜上でにじむ等の問題が生じていた。
【0012】一方、論文(Vol.14,No.5/M
ay1997/J.Opt.Soc.Am.A)では、
異なる波長を用いて測定することによって、各波長によ
る特性が確認されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】そこで、過去の各波長
域での測定結果の蓄積を利用し、実際の測定には被検眼
への負担の少ない赤外光束で行い、その結果を可視光束
での測定値に変換することによって信頼性の高い測定結
果を得るという考えに至った。
【0014】しかしながら、このような変換を行う際に
は、個人差や人種の違い、或は、瞼や虹彩の色や反射率
によって網膜の反射率が変化することから、網膜上での
にじみ量も変化してしまうため、測定結果も変わってし
まうという新たな問題が発生した。
【0015】本願発明は、赤外域の第1波長での測定を
第1波長とは異なる領域の第2波長での測定値に変換す
ると共に、その変換の際に補正を行うことによって測定
結果の信頼性を向上させることができる眼科装置を提供
することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、光源から出射された赤外
域の第1波長の光束を被検眼の網膜に導く照明光学系
と、網膜からの反射光束を受光部に導く受光光学系と、
前記受光部に受光された反射光束に基づいて網膜反射率
を測定した後にその測定網膜反射率に対応して予め設定
された補正要素によって測定網膜反射率に補正を施すと
共にその補正網膜反射率を前記第1波長とは異なる波長
領域の第2波長での網膜反射率に変換した上でその変換
網膜反射率から被検眼の光学的特性を演算する演算部
と、該演算部で演算された被検眼の光学的特性に基づい
て被検眼に提示された対象物の被検眼上での見え方を表
示する表示部とを備えていることを要旨とする。
【0017】また、請求項2に記載の発明は、前記受光
部は赤外域の第1波長の反射光束を受光し、前記演算部
は赤外域の第1波長の反射光束に基づいて測定された測
定網膜反射率に対応する補正網膜反射率を可視域での網
膜反射率に変換した上でその変換網膜反射率から被検眼
の光学的特性を演算することを要旨とする。
【0018】請求項3に記載の発明は、光源から出射さ
れた赤外域の第1波長の光束を被検眼の網膜に導く照明
光学系と、網膜からの反射光束を受光部に導く受光光学
系と、被検眼の前眼部からの反射光束を第2受光部に導
く第2受光光学系と、前記受光部に受光された反射光束
に基づいて網膜反射率を測定した後に前記第2受光部に
受光された反射光束に基づく測定結果に対応して予め設
定された補正要素によって測定網膜反射率に補正を施す
と共にその補正網膜反射率を前記第1波長とは異なる波
長領域の第2波長での網膜反射率に変換した上でその変
換網膜反射率から被検眼の光学的特性を演算する演算部
と、該演算部で演算された被検眼の光学的特性に基づい
て被検眼に提示された対象物の被検眼上での見え方を表
示する表示部とを備えていることを要旨とする。
【0019】請求項4に記載の発明は、前記第2受光光
学系は前眼部としての被検眼の虹彩からの反射光束を前
記第2受光部に導き、前記演算部は前記第2受光部に受
光された虹彩からの反射光束によって虹彩の色や反射率
を検出すると共にその検出した虹彩の色や反射率を補正
要素として測定網膜反射率に補正を施すと共にその補正
網膜反射率を前記第1波長とは異なる波長領域の第2波
長での網膜反射率に変換した上でその変換網膜反射率か
ら被検眼の光学的特性を演算することを要旨とする。
【0020】請求項5に記載の発明は、前記第2受光光
学系は前眼部としての被検眼の瞼からの反射光束を前記
第2受光部に導き、前記演算部は前記第2受光部に受光
された瞼からの反射光束によって瞼の色や反射率を検出
すると共に検出した瞼の色や反射率を補正要素として測
定網膜反射率に補正を施すと共にその補正網膜反射率を
前記第1波長とは異なる波長領域の第2波長での網膜反
射率に変換した上でその変換網膜反射率から被検眼の光
学的特性を演算することを要旨とする。
【0021】請求項6に記載の発明は、前記演算部は検
出した虹彩若しくは瞼の色が濃い又は反射率が低いほど
測定網膜反射率に対する補正量が少ないことを要旨とす
る。
【0022】請求項7に記載の発明は、前記受光光学系
と前記第2受光光学系とはその一部の構成を共通とした
ことを要旨とする。
【0023】請求項8に記載の発明は、光源から出射さ
れた赤外域の第1波長の光束を被検眼の網膜に導く照明
光学系と、網膜からの反射光束を受光部に導く受光光学
系と、前記第1波長で測定した網膜反射率と該第1波長
とは異なる波長領域の第2波長で測定した網膜反射率と
の関係から予め設定された補正要素を入力する入力部
と、前記受光部に受光された反射光束に基づいて測定さ
れた測定網膜反射率に前記入力部から入力された補正要
素によって補正を施すと共にその補正網膜反射率を前記
第1波長とは異なる波長領域の第2波長での網膜反射率
に変換した上でその変換網膜反射率から被検眼の光学的
特性を演算する演算部と、該演算部で演算された被検眼
の光学的特性に基づいて被検眼に提示された対象物の被
検眼上での見え方を表示する表示部とを備えていること
を要旨とする。
【0024】請求項9に記載の発明は、前記入力部に入
力される補正要素は人種,瞼の色又は反射率,虹彩の色
又は反射率,瞳の反射率の何れか一つを含んでいること
を要旨とする。
【0025】請求項10に記載の発明は、測定網膜反射
率,補正網膜反射率,変換網膜反射率は、各反射率に対
応する測定点像強度分布,補正点像強度分布,変換点像
強度分布であることを要旨とする。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の眼科装置の実施の
形態を、被検眼の光学的特性に由来する点像強度分布を
測定する自覚式検眼装置に適用し、図面に基づいて説明
する。
【0027】図1乃至図8は本発明の眼科装置の実施の
形態を示す。
【0028】[補正の考え方]図4の点像強度分布では
照明光源の波長が変化すると網膜での反射率が変化する
ことが示されている。ここで、図4の実線で示した可視
光での点像強度分布の関数をV(x)、同じく破線で示
した赤外光での点像強度分布の関数をI(x)とそれぞ
れ正規化した値として示す。可視光と赤外光を比べると
可視光で鮮鋭な点像強度分布となり、赤外光ではにじみ
も大きくなることが判る。そのため、赤外光による点像
強度分布の測定の場合、可視光の分布に近づけるよう補
正する必要がある。可視光と赤外光の違いをQ(x)と
いう関数でまとめると、赤外光の測定値から可視光での
値に補正する場合、 V(x)=IY(x)*QY(x)…(1) の式で求めることができる。また、この(1)式のモデ
ルとして、図5(A),(B)が考えられる。
【0029】一方、被検眼の網膜での反射率(又は密
度)は、例えば、被検眼の虹彩の色が黒系(黒人系)・
茶系(東洋人系)・青系(白人系)であるように、虹
彩,瞼,瞳又は肌の色や反射率が人種によって異なるこ
とから明らかなように、個人差がある。
【0030】図6は同じ光源(赤外光)を使用している
場合であっても網膜からの反射率が個人差によって変化
することから、点像強度分布が個人差や人種等の違いで
異なった一例を示している。この際、図6の実線で示し
た網膜からの反射率が低い人の点像強度分布の関数をI
B(x)、一点鎖線で示した網膜からの反射率中位の人
の点像強度分布の関数をIY(x)、破線で示した網膜
からの反射率が高い人の点像強度分布の関数をI
W(x)として比較すると、網膜からの反射率が低い人
の方に順ににじみが少ないことが判る。図7は、この図
6で示した各段階毎の点像強度を正規化した値として示
したものである。
【0031】従って、赤外光による点像強度分布に基づ
いて被検眼の光学的測定(屈折力)を測定する際、可視
光の点像強度分布に基づく被検眼の光学的特性の測定値
を求めるためには、赤外光による点像強度分布I
B(x),IY(x),IW(x)を求めた後、基準以外
の点像強度分布(例えば、IY(x),IW(x))を基
準の点像強度分布(例えば、IY(x))に変換(補
正)する必要がある。このときの補正関数をP
B(x),PW(x)とすると、 IY(x)=IB(x)*PB(x)…(2) IY(x)=IW(x)*PW(x)…(3) により基準の点像強度分布変換(補正)することができ
る。
【0032】図8は、網膜からの反射率が高い場合、中
位の場合、低い場合の3段階とすると共に、網膜からの
反射率が高い場合を黒人系(虹彩色が黒系)、中位の場
合を東洋人系(虹彩色が茶系)、低い場合を白人系(虹
彩色が青系)というように人種で振り分けた補正を行う
際の補正率の概略の一覧表である。尚、網膜からの反射
率の高い場合と中位の場合との間、並びに、中位の場合
と低い場合との間での補正を可能とした5段階とするな
ど、補正例は各種要素を考慮したものとすることができ
る。
【0033】ここで、網膜からの反射率が基準と異なる
被検眼に測定に用いる第1波長の光束(赤外光)を照射
した際の点像強度分布(IB(x)又はIW(x))を測
定する。
【0034】測定された点像強度分布には、網膜からの
反射率の相違による要素が含まれているため、被検眼の
瞼,虹彩,肌の色又は反射率に応じた補正関数(P
B(x),PW(x))を選択し、(2)式又は(3)式
を利用して基準の網膜反射率の場合の点像強度分布に変
換する。
【0035】そして、第1波長とは異なる第2波長で測
定した場合の点像強度分布に(1)式を用いて変換す
る。尚、上述では、網膜からの反射率が基準と異なる被
検眼に測定に用いる第1波長の光束(赤外光)を照射し
た際の点像強度分布(IB(x)又はIW(x))を、一
旦被検眼の瞼,虹彩,肌の色又は反射率に応じた補正関
数(PB(x),PW(x))を選択し、(2)式又は
(3)式を利用して基準の網膜反射率の場合の点像強度
分布に変換し、その後、第1波長とは異なる第2波長で
測定した場合の点像強度分布に(1)式を用いて変換し
ている。また、網膜からの反射率が基準と異なる被検眼
に測定に用いる第1波長の光束(赤外光)を照射した際
の点像強度分布(IB(x)又はIW(x))に、被検眼
の瞼,虹彩,肌の色又は反射率に応じた補正関数(PB
(x),PW(x))を選択し、さらに、第1波長とは
異なる第2波長で測定した場合の点像強度分布に変換す
る補正関数QYを(1)式を用いて変換している。
【0036】しかし、網膜からの反射率が基準と異なる
被検眼に測定に用いる第1波長の光束(赤外光)を照射
した際の点像強度分布(IB(x)又はIW(x))に、
被検眼の瞼,虹彩,肌の色又は反射率に応じた補正関数
(PB(x),PW(x))及び第1波長とは異なる第2
波長で測定した場合の点像強度分布に変換する補正関数
Y(x)を用い、 V(x)=PB(x)*QY(x)*IB(x)…(4) V(x)=PW(x)*QY(x)*IW(x)…(5) で第2波長で測定した場合の点像強度分布V(x)を直
接に求めるようにしても構わない。
【0037】
【実施例1】図1は本発明の眼科装置の実施例1を示
し、被検眼Eの眼底ERの反射率に応じて補正を行う場
合の光学系の説明図である。この図1において、ECは
被検眼Eの角膜、EIは被検眼Eの虹彩、ELは被検眼
Eの水晶体、EMは被検眼Eの網膜、3は検者の操作に
よって所定の検眼用指標を被検眼Eに提示する指標提示
装置である。
【0038】眼科装置は、光源11から出射された赤外
域の第1波長の光束を被検眼Eの網膜EM上の微小な領
域(眼底ERの一部)に導く照明光学系10と、網膜E
Mからの反射光束を受光部としてのCCD21に導く受
光光学系20とを有する。
【0039】照明光学系10は、光源11、コリメータ
レンズ12、リレーレンズ13、斜設ハーフミラー1
4、対物レンズ15をこの順に有する。光源11と網膜
EMとは共役となっている。対物レンズ15には複数種
類の屈折矯正用レンズの任意のものが用いられている。
リレーレンズ13又は光源11からリレーレンズ13に
至る光学部品のユニットは、図示を略す移動手段によっ
て照明光軸O4に沿って移動可能となっている。
【0040】光源11から出射された赤外域の第1波長
の照明光束は、コリメータレンズ12によって平行光束
とされた後、リレーレンズ13を透過して斜設ハーフミ
ラー14によって対物レンズ15の主光軸O3へと反射
され、対物レンズ15によって被検眼Eの網膜EMへと
導かれる。
【0041】受光光学系20は、対物レンズ15、斜設
ハーフミラー14、斜設ハーフミラー22、リレーレン
ズ23、結像レンズ24、CCD21をこの順に有す
る。
【0042】網膜EMとCCD21の受光面とは共役と
なっている。リレーレンズ23又はリレーレンズ23か
らCCD21に至る光学部品のユニットは、図示を略す
移動手段によって上記照明光学系10のリレーレンズ1
3又はリレーレンズ13を含むユニットと互いの共役関
係を保ちながら図示を略す移動手段によって受光光軸O
5に沿って移動可能となっている。
【0043】網膜EMで反射された照明光学系10から
の赤外反射光束は、対物レンズ15並びに斜設ハーフミ
ラー14を透過した後、斜設ハーフミラー22によって
受光光軸O5に向けて反射され、リレーレンズ23を透
過して結像レンズ24によってCCD21に受光され
る。
【0044】CCD21に受光された反射光束に基づく
第1信号は演算部25へと出力される。演算部25で
は、 (a)第1信号によって網膜EMの反射率(測定網膜反
射率)を測定する。 (b)第1信号によって網膜EMの反射率に対応する補
正要素を求める。 (c)(a)で演算した測定網膜反射率を(b)で求め
た補正要素で補正して補正網膜反射率とする。 (d)(c)で求めた補正網膜反射率を光源11の第1
波長の光束とは異なる第2波長としての可視域での網膜
反射率に変換して変換網膜反射率を求める。 (e)(d)で求めた変換網膜反射率から被検眼Eの光
学的特性(屈折力)を演算する。
【0045】即ち、赤外光束で測定された点像強度分布
I(x)において眼底ERのにじみの大きさに応じたフ
ィルタリング処理を行うことで点像強度分布I(x)を
補正する。ここでいうフィルタリング処理とは、(1)
式の補正要素QY(x)と同じ役割を持つことから、点
像強度分布I(x)に補正要素Q(x)で補正を行った
後に、(1)式の点像強度分布V(x)を算出して被検
眼Eの光学的特性を演算する。また、図示を略す計算機
(マイクロコンピュータ)によって、フィルタリングに
よるにじみを取り除くための画像処理を行う。
【0046】この、画像処理されたものは、被検眼Eの
屈折力に対応して被検眼Eに提示された指標提示装置3
からの所定の検眼用指標における被検眼Eでの見え方と
して表示部としてのモニタ26に表示される。
【0047】このように、測定網膜反射率(に対応する
測定点像強度分布)に補正を施して補正網膜反射率(に
対応する補正点像強度分布)とした上で、赤外域の光束
とは異なる可視域での変換網膜反射率(に対応する変換
点像強度分布)に変換した状態で被検眼Eの光学的特性
(屈折力)を演算すると共に、その演算結果に基づく見
え方をモニタ26に表示することにより、赤外光束での
測定時に人種等の違いに起因するにじみ量の差(反射率
の差)を解消した信頼性の高い測定値を求めることがで
きる。
【0048】
【実施例2】図2は、本発明の眼科装置の実施例2を示
し、上記実施例1の照明光学系10並びに受光光学系2
0のほか、補正要素を求めるための第2受光光学系30
を設けたものである。
【0049】第2受光光学系30は、被検眼Eの前眼部
を可視域の照明光束で照明する照明光源(図示せず)、
対物レンズ15、斜設ハーフミラー14、斜設ハーフミ
ラー31、結像レンズ32、第2受光部としてのCCD
33をこの順に備えている。尚、対物レンズ15と斜設
ハーフミラー14とは各光学系10,20,30で共用
していると共に、主光軸O3上の斜設ハーフミラー1
4,22の間に斜設ハーフミラー31を配置したことか
ら、受光光学系20においても斜設ハーフミラー31を
共用している。
【0050】被検眼Eの前眼部で反射された反射光束
は、対物レンズ15及び斜設ハーフミラー14を透過し
た後、斜設ハーフミラー31によって第2受光光軸O6
に向けて反射され、結像レンズ32によってCCD33
に受光される。
【0051】CCD33は、その受光された反射光束に
基づく第2信号を演算部25に出力する。また、演算部
25は、その第2信号を考慮して第1信号に応じた補正
を施した上で第1波長の光束とは異なる第2波長の光束
での被検眼Eの光学的特性を演算する。
【0052】この際、第2信号の基となる反射光束は、
被検眼Eの前眼部としての虹彩EIや瞼(図示せず)等
からの反射光束が考えられる。尚、図2では角膜ECの
頂点とCCD33の受光面とが共役となっているが、実
際には上述した虹彩EIや瞼等の補正要素の判断基とな
る部位とCCD33の受光面とが共役となる。
【0053】虹彩EIからの反射光束を補正要素とする
場合、測定時に眼底ERでの点像強度分布の測定を行う
受光光学系20とは別に、第2受光光学系30によって
虹彩EIの反射率を測定し、その反射率に基づいて虹彩
EIの色の違い(黒系・茶系・青系)からにじみの度合
を判別して(2),(3)式のPB(x),PW(x)を
選択し、測定された測定点像強度分布を補正すればよ
い。
【0054】即ち、演算部25では、点像強度分布I
(x)に、虹彩EIに焦点を合わせたCCD33におい
て虹彩EIの像を撮影してその虹彩反射率から人種を特
定した補正要素PB(x),PW(x)で補正を行った後
に、(1)式の点像強度分布V(x)を算出して被検眼
Eの光学的特性を演算する。また、図示を略する計算機
(マイクロコンピュータ)によって、フィルタリングに
よるにじみを取り除くための画像処理を行う。
【0055】この、画像処理されたものは、被検眼Eの
屈折力に対応して被検眼Eに提示された指標提示装置3
からの所定の検眼用指標における被検眼Eでの見え方と
して表示部としてのモニタ26に表示される。
【0056】瞼からの反射光束を補正要素とする場合、
測定時に眼底ERでの点像強度分布の測定を行う受光光
学系10とは別に、第2受光光学系30によって被検眼
Eの瞼の反射率を測定し、その反射率に基づいて瞼の色
の違い(黒人系・東洋人系・白人系)から人種を判別し
て(1)式のPB(x),PW(x)を選択し、測定され
た点像強度分布を補正すればよい。
【0057】すなわち、演算部25では、点像強度分布
I(x)に、瞼に焦点を合わせたCCD33において瞼
の像を撮影して、その瞼反射率から人種を特定した補正
要素PB(x),PW(x)で補正を行った後に、(1)
式の点像強度分布V(x)を算出して被検眼Eの光学的
特性を演算する。また、図示を略す計算機(マイクロコ
ンピュータ)によって、フィルタリングによるにじみを
取り除くための画像処理を行う。
【0058】この、画像処理されたものは、被検眼Eの
屈折力に対応して被検眼Eに提示された指標提示装置3
からの所定の検眼用指標における被検眼Eでの見え方と
して表示部としてのモニタ26に表示される。
【0059】ところで、この実施例2では、点像強度分
布で補正・変換処理を行うものとして説明したが、網膜
反射率で補正・変換処理を行っても良い。
【0060】
【実施例3】図3は、本発明の眼科装置の実施例3を示
し、上記実施例1の照明光学系10並びに受光光学系2
0の光学系自体は同一であるが、装置本体に設けられた
選択スイッチ等からなる入力部40から演算部25に直
接補正要素を入力するようにしたものである。
【0061】検者は被検者の屈折力を測定する際には、
人種や虹彩EIの色の濃さなどの補正要素となり得る情
報を直接得ることができる。そこで、測定する際に予め
被験者の人種や虹彩EIの色の濃さ等を入力部40から
直接入力することにより補正要素を人為的に選択し、受
光光学系10で測定された点像強度分布に対して補正を
行う。
【0062】即ち、点像強度分布I(x)に、予め指定
入力された人種や虹彩EIの色の濃さに対応した補正要
素PB(x),PW(x)で補正を行った後に、(1)式
の点像強度分布V(x)を算出して被検眼Eの光学的特
性を演算する。また、図示を略す計算機(マイクロコン
ピュータ)によって、フィルタリングによるにじみを取
り除くための画像処理を行う。
【0063】この、画像処理されたものは、被検眼Eの
屈折力に対応して被検眼Eに提示された指標提示装置3
からの所定の検眼用指標における被検眼Eでの見え方と
して表示部としてのモニタ26に表示される。
【0064】ところで、この実施例2では、点像強度分
布で補正・変換処理を行うものとして説明したが、網膜
反射率で補正・変換処理を行っても良い。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の眼科装置
にあっては、眼底からの反射光束に基づく点像強度分布
を測定すると同時に、反射率の差に応じた補正要素で補
正を施した上で被検眼の光学的特性を求めるようにした
ので、赤外域の第1波長での測定を第1波長とは異なる
領域の第2波長での測定値に変換すると共に、その変換
の際に補正を行うことによって測定結果の信頼性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる眼科装置における実施例1の光
学系の説明図である。
【図2】本発明に関わる眼科装置における実施例2の光
学系の説明図である。
【図3】本発明に関わる眼科装置における実施例3の光
学系の説明図である。
【図4】眼底に点像を投影した場合の点像強度分布を表
したグラフ図である。
【図5】赤外光の測定値から可視光での値に補正する場
合の点像強度分布を表したグラフ図で、(A)は補正
前、(B)は補正後である。
【図6】反射率の差に応じた点像強度分布を表したグラ
フ図である。
【図7】反射率の差に応じた点像強度分布を正規化して
表したグラフ図である。
【図8】反射率の差に応じた補正に関する一覧の図表で
ある。
【図9】従来の眼科装置における光学系の説明図であ
る。
【符号の説明】
E…被検眼 EI…虹彩 EM…網膜 ER…眼底 10…照明光学系 11…赤外光源(光源) 20…受光光学系 21…CCD(受光部) 25…演算部 26…モニタ(表示部) 30…第2受光光学系 33…CCD(第2受光部) 40…入力部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源から出射された赤外域の第1波長の光
    束を被検眼の網膜に導く照明光学系と、網膜からの反射
    光束を受光部に導く受光光学系と、前記受光部に受光さ
    れた反射光束に基づいて網膜反射率を測定した後にその
    測定網膜反射率に対応して予め設定された補正要素によ
    って測定網膜反射率に補正を施すと共にその補正網膜反
    射率を前記第1波長とは異なる波長領域の第2波長での
    網膜反射率に変換した上でその変換網膜反射率から被検
    眼の光学的特性を演算する演算部と、該演算部で演算さ
    れた被検眼の光学的特性に基づいて被検眼に提示された
    対象物の被検眼上での見え方を表示する表示部とを備え
    ていることを特徴とする眼科装置。
  2. 【請求項2】前記受光部は赤外域の第1波長の反射光束
    を受光し、前記演算部は赤外域の第1波長の反射光束に
    基づいて測定された測定網膜反射率に対応する補正網膜
    反射率を可視域での網膜反射率に変換した上でその変換
    網膜反射率から被検眼の光学的特性を演算することを特
    徴とする請求項1に記載の眼科装置。
  3. 【請求項3】光源から出射された赤外域の第1波長の光
    束を被検眼の網膜に導く照明光学系と、網膜からの反射
    光束を受光部に導く受光光学系と、被検眼の前眼部から
    の反射光束を第2受光部に導く第2受光光学系と、前記
    受光部に受光された反射光束に基づいて網膜反射率を測
    定した後に前記第2受光部に受光された反射光束に基づ
    く測定結果に対応して予め設定された補正要素によって
    測定網膜反射率に補正を施すと共にその補正網膜反射率
    を前記第1波長とは異なる波長領域の第2波長での網膜
    反射率に変換した上でその変換網膜反射率から被検眼の
    光学的特性を演算する演算部と、該演算部で演算された
    被検眼の光学的特性に基づいて被検眼に提示された対象
    物の被検眼上での見え方を表示する表示部とを備えてい
    ることを特徴とする眼科装置。
  4. 【請求項4】前記第2受光光学系は前眼部としての被検
    眼の虹彩からの反射光束を前記第2受光部に導き、前記
    演算部は前記第2受光部に受光された虹彩からの反射光
    束によって虹彩の色又は反射率を検出すると共にその検
    出した虹彩の色又は反射率を補正要素として測定網膜反
    射率に補正を施すと共にその補正網膜反射率を前記第1
    波長とは異なる波長領域の第2波長での網膜反射率に変
    換した上でその変換網膜反射率から被検眼の光学的特性
    を演算することを特徴とする請求項3に記載の眼科装
    置。
  5. 【請求項5】前記第2受光光学系は前眼部としての被検
    眼の瞼からの反射光束を前記第2受光部に導き、前記演
    算部は前記第2受光部に受光された瞼からの反射光束に
    よって瞼の色又は反射率を検出すると共に検出した瞼の
    色又は反射率を補正要素として測定網膜反射率に補正を
    施すと共にその補正網膜反射率を前記第1波長とは異な
    る波長領域の第2波長での網膜反射率に変換した上でそ
    の変換網膜反射率から被検眼の光学的特性を演算するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の眼科装置。
  6. 【請求項6】前記演算部は検出した虹彩若しくは瞼の色
    が濃い又は反射率が低いほど測定網膜反射率に対する補
    正量が少ないことを特徴とする請求項4又は請求項5に
    記載の眼科装置。
  7. 【請求項7】前記受光光学系と前記第2受光光学系とは
    その一部の構成を共通としたことを特徴とする請求項3
    乃至請求項6の何れかに記載の眼科装置。
  8. 【請求項8】光源から出射された赤外域の第1波長の光
    束を被検眼の網膜に導く照明光学系と、網膜からの反射
    光束を受光部に導く受光光学系と、前記第1波長で測定
    した網膜反射率と該第1波長とは異なる波長領域の第2
    波長で測定した網膜反射率との関係から予め設定された
    補正要素を入力する入力部と、前記受光部に受光された
    反射光束に基づいて測定された測定網膜反射率に前記入
    力部から入力された補正要素によって補正を施すと共に
    その補正網膜反射率を前記第1波長とは異なる波長領域
    の第2波長での網膜反射率に変換した上でその変換網膜
    反射率から被検眼の光学的特性を演算する演算部と、該
    演算部で演算された被検眼の光学的特性に基づいて被検
    眼に提示された対象物の被検眼上での見え方を表示する
    表示部とを備えていることを特徴とする眼科装置。
  9. 【請求項9】前記入力部に入力される補正要素は人種,
    瞼の色又は反射率,虹彩の色又は反射率,瞳の反射率の
    何れか一つを含んでいることを特徴とする請求項8に記
    載の眼科装置。
  10. 【請求項10】測定網膜反射率,補正網膜反射率,変換
    網膜反射率は、各反射率に対応する測定点像強度分布,
    補正点像強度分布,変換点像強度分布であることを特徴
    とする請求項1乃至請求項8の何れか一つに記載の眼科
    装置。
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