JP2001120389A - ベッド装置 - Google Patents

ベッド装置

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JP2001120389A
JP2001120389A JP30644499A JP30644499A JP2001120389A JP 2001120389 A JP2001120389 A JP 2001120389A JP 30644499 A JP30644499 A JP 30644499A JP 30644499 A JP30644499 A JP 30644499A JP 2001120389 A JP2001120389 A JP 2001120389A
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bed frame
bed
guide
frame
pipe
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JP30644499A
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Gakuji Kimura
学二 木村
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Imasen Electric Industrial Co Ltd
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Imasen Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剛性不足なく小型軽量化を実現し得るベッド
装置を提供する。 【解決手段】 ベッドフレーム部50には、アームパイ
プ81の外径よりも大径に設定されるガイド取付穴52
aを幅方向に対向して形成されているため、ガイド取付
穴52aに対し斜め方向からアームパイプ81を挿通さ
せることができ、ガイド取付穴52aに取り付けられる
ガイド59によりアームパイプ81を軸受するので、ア
ームパイプ81の回動に際しガタつきを防止できる。こ
れにより、ベッドフレーム部50自体に別部材を溶接固
定することなく、ベッドフレーム部50の上に設けられ
た床板部60を起伏させる構造に用いられるアームパイ
プ81をベッドフレーム部50の幅方向に設けることが
できるため、床板部60を押し上げることによる荷重を
溶接固定した別部材を介することなくベッドフレーム部
50自体で受けることができる。したがって、剛性不足
なく小型軽量化を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベッドフレームの
上に設けられた床板を起伏させる構造を備えたベッド装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平9−28536
3号公報に開示される電動昇降式寝台のように、電動モ
ータ等によりベッドの床板が起伏することによって、ベ
ットの利用者が容易に上半身を起こすことのできるベッ
ド装置が知られている。この種のベッド装置によると、
病院等で用いられるものにおいては、ベッドに上り降り
するときの利用者の腰への負担や看護婦等の介護者によ
る介護のしやすさ等を考慮して、病室の床面からベッド
の床板までの高さをある程度高く設定したものが多いこ
とは周知の通りである。
【0003】一方、一般家庭で用いられるベッドにおい
ては、デザイン上の観点やベッドから転落した時の衝撃
軽減の配慮から、寝室の床面からベッドの床板までの高
さを低く設定したいわゆる低床タイプのものにニーズが
高いという実情がある。また、一般的な住宅の寝室にも
収容できるベッドであることを考慮すると、ベッド自体
の大きさや重量についても病院等で用いられるものより
も小型軽量タイプのものであることが要求される。
【0004】ところで、前述した公報に開示される電動
昇降式寝台の如く、ベッドフレームの上に設けられた床
板をアーム部等によって押し上げて起伏させるもので
は、アーム部等を固定した回転軸を、回動自在にベッド
フレームの幅方向に設けているものが多い。そのため、
ベッドフレームに回転軸を軸支する構造として、図12
(A) 、図12(B) に示すような構成を一般的に採ってい
る。
【0005】つまり、図12(A) に示すものでは、長手
フレーム部材101および幅フレーム部材102により
枠組みして溶接固定されるベッドフレーム100に枠内
方向に突出する凸部103を溶接固定する一方で、回転
軸111の両端に溶接固定されるアーム部112の端部
に穴部112aを形成し、凸部103の雌ねじ部103
aに螺合可能なボルト109を穴部112aに挿通して
ねじ締結しながら、ボルト109の非ねじ部109aに
よりアーム部112を軸支している。
【0006】また、図12(B) に示すものでは、長手フ
レーム部材121および幅フレーム部材122により枠
組みして溶接固定されるベッドフレーム120に枠内側
から床板方向に立ち上がり穴部123aを有する取付板
123を溶接固定する一方で、回転軸131の両端に雌
ねじ部131aを形成することにより、この取付板12
3の穴部123aにボルト129を挿通して回転軸13
1の雌ねじ部131aにボルト129でねじ締結しなが
ら、ボルト129の非ねじ部129aによりアーム部1
32を軸支している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12
(A) に示すベッドフレーム100の構成によると、長手
フレーム部材101に溶接固定される凸部103は、ア
ーム部112を軸支するボルト129の支持部材になる
ところ、アーム部112にかかる荷重はボルト129を
介して凸部103の外周壁により受けるため、さらにそ
の荷重は長手フレーム部材101と凸部103との溶接
部に加わる。そのため、長手フレーム部材101と凸部
103との溶接は一定以上の強度を確保する必要が生
じ、また凸部103自体の肉厚および凸部103を溶接
固定する長手フレーム部材101自体の肉厚も厚くする
必要がある。したがって、図12(A) に示すような構成
では、ベッドフレーム100の堅牢化から重量増加等を
招き、前述した小型軽量化の妨げになるという問題があ
る。
【0008】また、図12(B) に示すベッドフレーム1
20の構成によると、長手フレーム部材121に溶接固
定される取付板123は、回転軸131をねじ締結する
ボルト129の非ねじ部129aの軸受になるところ、
取付板123にかかる荷重は穴部123a内壁により受
けるため、さらにその荷重は回転軸131と取付板12
3との溶接部に加わる。そのため、長手フレーム部材1
21と取付板123との溶接にあっても、一定以上の強
度を確保する必要が生じ、また取付板123自体の肉厚
および取付板123を溶接固定する長手フレーム部材1
21自体の肉厚も厚くする必要がある。したがって、図
12(B) に示すような構成でも、ベッドフレーム100
と同様、ベッドフレーム120の堅牢化から重量増加等
を招き、前述した小型軽量化の妨げになるという問題が
ある。
【0009】一方、軽量化を優先させて、図12(A) に
示す凸部103や図12(B) に示すボルト129を小径
にすると、凸部103やボルト129の受圧面積が減少
するところ、ベッドの商品特性上、軸受部分等に潤滑油
等を注さないためこれらの摩耗が速まり故障の原因にな
り得るという新たなる問題を招来する。また反対に凸部
103やボルト129の耐久性の向上を優先させれば、
凸部103やボルト129の受圧面積の増大、即ち凸部
103等の大径化、ひいては重量増加を招くことから、
軽量化の妨げにつながるという問題がある。
【0010】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、剛性不
足なく小型軽量化を実現し得るベッド装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1のベッド装置では、ベッドフレームの上に
設けられた床板を起伏させる構造に、ベッドフレームの
幅方向に設けられた回転軸を用いたベッド装置であっ
て、前記ベッドフレームの内幅を超える長さに設定され
た回転軸と、枠体状に固定され、前記回転軸の外径より
も大径に設定される穴部を幅方向に対向して形成したベ
ッドフレームと、前記穴部に取り付けられて前記回転軸
を軸受可能な軸受部材と、を備えたことを技術的特徴と
する。
【0012】また、請求項2のベッド装置では、請求項
1において、前記軸受部材の外周壁には、前記ベッドフ
レームに弾発状に係合し得る凸部が設けられることを技
術的特徴とする。
【0013】さらに、請求項3のベッド装置では、請求
項1または2において、前記軸受部材の外周壁には、前
記穴部内での回動を規制し得る係止部が設けられること
を技術的特徴とする。
【0014】請求項1の発明では、ベッドフレームは枠
体状に固定されているので、ベッドフレームの内幅を超
える長さに設定される回転軸は、そのままではベッドフ
レームに組み付けることはできない。しかし、このベッ
ドフレームには、回転軸の外径よりも大径に設定される
穴部を幅方向に対向して形成されているため、この穴部
に対し斜め方向から回転軸を挿通させることができ、し
かもこの穴部に取り付けられる軸受部材により回転軸を
軸受するので、回転軸の外径よりも大径に穴部が設定さ
れていても回転軸の回動に際しガタつきを防止すること
ができる。
【0015】請求項2の発明では、軸受部材の外周壁に
は、ベッドフレームに弾発状に係合し得る凸部が設けら
れる。これにより、ベッドフレームの穴部に軸受部材を
押し込むだけで、凸部の弾性変形によって軸受部材がベ
ッドフレームに係止されて、ベッドフレームに軸受部材
を取り付けることができる。
【0016】請求項3の発明では、軸受部材の外周壁に
は、穴部内での回動を規制し得る係止部が設けられる。
これにより、回転軸が回動しても、ベッドフレームの穴
部に取り付けられた軸受部材は穴部内で回動することが
できない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のベッド装置の実施
形態について図1〜図12を参照して説明する。まず、
本発明の一実施形態によるベッド装置20の全体構成を
図2に基づいて説明する。図2に示すように、ベッド装
置20は、主に、ベースユニット21、マットレス3
1、駆動ユニット41から構成されており、後述する駆
動ユニット41の背上げ部43、腰上げ部45、足上げ
部47がそれぞれ電動モータによって起伏し得るように
構成されている。そのため、マットレス31のヘッド部
33、フット部35あるいは両者の中間部を自在に上下
動させることができる。
【0018】ベースユニット21は、駆動ユニット41
の周囲を囲むとともにその内側に駆動ユニット41を組
付可能な箱体構造を形成しており、主に、フットボード
22、サイドボード23、へッドフレーム26、ヘッド
ボード28等から構成されている。つまり、ベッド装置
20の幅方向をフットボード22とヘッドボード28と
により、また長手方向をサイドボード23により、箱体
を構成している。さらに、ベッド装置20に利用者が横
たわったとき、通常、ヘッドボード28が頭上にまで延
びて位置するように、ヘッドボード28はフットボード
22よりも背高に設定されている。また、強度を高める
とともに美観を整えるために逆U字形状のへッドフレー
ム26をヘッドボード28の周囲に配置している。な
お、図2に示す符号Hは、寝室等の床面からマットレス
31が敷かれる床板、即ち床フレームの上面までの高さ
を示しており、本実施形態の場合、低床タイプであるの
で約30cmに設定されている。
【0019】次に、駆動ユニット41の構成を図1〜図
11に基づいて説明する。図3に示すように、駆動ユニ
ット41は、前述したベースユニット21に組み付け可
能に構成されており、その目的ごとに、背上げ部43、
腰上げ部45および足上げ部47に分けられる。背上げ
部43は利用者の上半身を、足上げ部47は下半身を、
腰上げ部45は腰部付近を中心にそれぞれ上下させる目
的を持つ。なお、背上げ部43、腰上げ部45、足上げ
部47はいずれも同様の駆動手段およびその駆動力を補
う付勢手段により床板を上下動させ得る機能を有するの
で、以下、背上げ部43を代表して説明する。
【0020】図1に示すように、背上げ部43は、主
に、ベッドフレーム部50、床板部60、駆動機構7
0、パイプユニット80、電源ユニット90から構成さ
れており、ベッドフレーム部50の上に設けられた床板
部60をパイプユニット80および駆動機構70により
起伏させる構造を有するものである。なお、図1は、背
上げ部43の構成を底面側から表したものであることに
留意されたい。また図1に表した「幅方向」および「長
手方向」は、ベッド装置20またはベッドフレーム部5
0の幅方向および長手方向を示すものである。
【0021】図5(A) に示すように、ベッドフレーム部
50は、長手方向に利用者の身長よりも長くに設定さ
れ、背上げ部43、腰上げ部45および足上げ部47に
共通して用いられる枠体である。このベッドフレーム部
50は、主に、円筒形状からなる丸パイプ51と角筒形
状からなる角パイプ52とから構成され、ベッド装置2
0の幅方向に丸パイプ51、長手方向に角パイプ52を
配置して矩形状の枠体を形成している。丸パイプ51と
角パイプ52とは、接合箇所50aを溶接することによ
り互いに固定されるが、この溶接は後述するパイプユニ
ット80を組み付ける工程とは別の工程によって行われ
る。つまり、予め枠体状に溶接固定されたベッドフレー
ム部50にパイプユニット80が組み付けられる。
【0022】図1、図4および図5に示すように、丸パ
イプ51には、ギヤボックスホルダ55、電源ユニット
ホルダ57、また角パイプ52には、軸受部53、スト
ッパ58、ガイド59が、それぞれ所定位置に取り付け
られている。
【0023】丸パイプ51に取り付けられるギヤボック
スホルダ55は、コ字形状に形成された回動部55aと
長板状に形成された支持部55bとからなり、丸パイプ
51の中央付近に2枚の支持部55bがほぼ平行に対向
するように固定される。そして、その先端部には、軸5
6により回動部55aが回動可能に支持され(図1参
照)、この回動部55aに後述する駆動機構70のギヤ
ボックス74が固定されている。これによりギヤボック
ス74は軸56を中心に首振り可能に取り付けられる
(図4参照)。また、電源ユニットホルダ57は、ギヤ
ボックスホルダ55に隣接するように丸パイプ51に固
定されており、電源ユニット90を支持している(図1
参照)。
【0024】角パイプ52に取り付けられる軸受部53
は、軸54により床板部60を回動可能に支持するもの
であり、それぞれ所定位置に設けられている(図4参
照)。また、L字形状に形成されるストッパ58は、角
パイプ52に溶接固定され、後述するトーションバー8
8の反時計回り回転を規制する。これにより、床板部6
0等により付勢力に抗する方向に押し下げられるトーシ
ョンバー88の反時計回り方向への移動が阻止され、さ
らにはトーションバー88の径方向への移動が防止され
る。
【0025】この他、図5(B) に示すように、角パイプ
52には、ガイド取付穴52aおよび貫通穴52bも形
成される。貫通穴52bは、後述するトーションバー8
8のフック部88aの端部を挿入し、トーションバー8
8のフック部88a側をベッドフレーム部50に固定す
るものである。ガイド取付穴52aは、後述するアーム
パイプ81を挿入するもので、アームパイプ81の外径
よりも大径の円形(切欠部52x付き)に設定されてお
り、枠組み固定されたベッドフレーム部50の幅方向に
対向するように形成される。このようなガイド取付穴5
2aを角パイプ52に設けることにより、予め枠体状に
溶接固定されたベッドフレーム部50にパイプユニット
80を組み付ける際、このガイド取付穴52aの軸に対
して斜め方向から後述するアームパイプ81を挿通させ
ることができる(図11(A) 参照)。またアームパイプ
81の外径よりも大径にガイド取付穴52aが設定され
ていても、このガイド取付穴52aに取り付けられるガ
イド59によりアームパイプ81を軸受するので(図1
1(B) 参照)、アームパイプ81の回動に際しガタつき
を防止することができる。これにより、ベッドフレーム
部50自体に別部材を溶接固定することなくして、ベッ
ドフレーム部50の上に設けられた床板部60を起伏さ
せる構造に用いられるアームパイプ81をベッドフレー
ム部50の幅方向に設けることができるため、この床板
部60を起伏させる構造により床板部60を押し上げて
も、それによる荷重を溶接固定した別部材を介すること
なくベッドフレーム部50自体で受けることができる。
したがって、剛性不足なく小型軽量化を実現し得る効果
がある。
【0026】図7に示すように、筒体状に形成されるガ
イド59は、角パイプ52に形成されるガイド取付穴5
2aに取り付けられて後述するアームパイプ81を回動
自在に軸受するもので、例えば合成樹脂からなる。ここ
で、図7(A) は平面、図7(B) は図7(A) に示す7B方向
矢視による側面、図7(C) は底面、図7(D) は図7(A)
に示す7D-7D 線による断面を示すものである。このガイ
ド59は、その内径D1 がアームパイプ81の外径より
もわずかに大径に設定され、また外径D2 がガイド取付
穴52aの内径よりもわずかに小径に設定されている。
そのため、アームパイプ81の外径以上の穴径を有する
ガイド取付穴52aによってアームパイプ81を軸受す
ることができるところ、図12に示したような従来の構
成によるものに較べて軸受部分の受圧面積を大きく確保
できるため、このような構成にしても剛性不足を招かな
い。さらに軸受部分に別部材を溶接固定することもない
から、小型軽量化を図ることもできる。したがって、剛
性不足なく小型軽量化を実現し得る効果がある。
【0027】ガイド59の一端側外周縁には、径方向外
側に延びて形成されるフランジ部59cが形成されてお
り、このフランジ部59cによってガイド取付穴52a
に挿入される深さが決定される。つまり、図8に示す如
くガイド59は、角パイプ52の側壁にフランジ部59
cが当接するまでガイド取付穴52aに挿入され、角パ
イプ52に取り付けられる。また、ガイド59の外周壁
59aには、周方向所定間隔ごと(本実施形態の場合、
周方向60度間隔)に径方向外側に突出する爪部59d
と、所定箇所に径方向外側に突出する板状の突起部59
eとが、それぞれ形成される。
【0028】図7(B) 、(D) に示すように、爪部59d
は、断面直角三角形状を有し、ガイド取付穴52aにガ
イド59が挿入されたときの挿入量に従って、爪部59
dの斜面がガイド取付穴52aの内壁に圧迫されると径
方向内側に弾性変形し、そのような圧迫がなくなると元
の形状に戻り得る弾発可能に形成されている。またこの
爪部59dとフランジ部59cとの間には、隙間部G1
が確保されている。
【0029】このように構成することにより、ガイド取
付穴52aにガイド59が挿入されると、爪部59dが
ガイド取付穴52aの内壁に圧迫されて径方向内側に倒
れ込むにように変形し、さらに挿入量が多くなることで
ガイド取付穴52aの内壁が爪部59dを越えて隙間部
G1 に到達する。すると、爪部59dがガイド取付穴5
2aの内壁による圧迫から解放されるため、爪部59d
はガイド取付穴52aに挿入前の位置に復帰する。これ
により、角パイプ52の板厚部分52yが、爪部59d
とフランジ部59cとの隙間部G1 に位置する(図8参
照)、即ち爪部59dの垂直辺部とフランジ部59cと
の間に挟まれることになるため、一旦このように挿入さ
れたガイド59は、爪部59dあるいはフランジ部59
cを取り除かない限り、ガイド取付穴52aから取り外
すことができない。つまり、角パイプ52のガイド取付
穴52aにガイド59を押し込むだけで、爪部59dの
弾性変形によってガイド59を角パイプ52に容易に係
止することができる。したがって、ガイド59を取る付
ける別部材を用いる必要がなく、また組付工具を用いる
必要もないため、さらなる小型軽量化に加え、組付工数
をも削減し得る効果がある。
【0030】図7(A) 〜(C) に示すように、突起部59
eは、互いに対向するように2箇所に位置しており、ガ
イド59の軸方向にフランジ部59cまで延びるように
細長い板状に形成されている。またこの突起部59e
は、ガイド取付穴52aに形成される切欠部52x内に
収まるように、径方向の突出量および周方向の突出幅が
設定されている。このように構成することにより、ガイ
ド取付穴52aにガイド59を挿入したときにガイド取
付穴52aの切欠部52x内に突起部59eが位置する
ことで、ガイド59の回動が規制される。これにより、
ガイド59が軸受するアームパイプ81が回動しても、
これに伴うガイド59の回動を抑制することができる。
したがって、ガイド取付穴52a内でガイド59が回動
することにより生じうる角パイプ52の板厚部分52y
によるガイド59の摩耗を防止し得る効果がある。
【0031】一方、図7(A) 〜(D) に示すように、ガイ
ド59の内周壁59bには、軸方向ほぼ中央部にストッ
パ部59fが径方向内側に突出するように全周に亘って
形成されている。これにより、軸受されるためにガイド
59に挿入されたアームパイプ81の端部81cは、そ
の挿入の深さによりストッパ部59fに当接し得るた
め、ストッパ部59fによってアームパイプ81の軸方
向移動を規制することができる。したがって、対向する
ことでアームパイプ81を挟み込むように軸受するガイ
ド59内にこのようなストッパ部59fを設けることに
よって、アームパイプ81の軸方向位置が規定される。
そのため、アームパイプ81が回動しても後述するアー
ム82の先端に位置するローラ83をガイドレール65
の所定範囲内に維持させることができる(図1参照)。
【0032】ここで、ガイド59の一変形例を図9〜図
11に基づいて説明する。図9および図10に示すよう
に、この変形例に係るガイド159は、筒体を構成する
周壁の一部を取り除き対向した切欠部159hを形成し
たものである。このような切欠部159hを形成するこ
とにより、この切欠部159hの両端を直線でつなぐこ
とにより形成される小判形状を角パイプ152に形成す
るガイド取付穴152aの形状に設定したものである。
なお、図9(A) は平面、図9(B) は図9(A) に示す9B
方向矢視による側面、図9(C) は図9(A) に示す9C 方
向矢視による側面、図9(D) は底面、図10(E) は図9
(A) に示す10E-10E 線断面、図10(F) は図9(A) に示
す10F-10F 線断面を示すものである。
【0033】このガイド159は、前述したガイド59
と同様、例えば合成樹脂からなり、その内径もガイド5
9の内径と同様にアームパイプ81の外径よりもわずか
に大径に設定されている。また内周壁159bに形成さ
れるストッパ部159fもガイド59のストッパ部59
fと同様、径方向内側に突出するように形成されてい
る。さらにガイド159の一端側外周縁には、径方向外
側に延びて形成されるフランジ部159cが形成されて
おり、これによりガイド取付穴152aに挿入される深
さが決定されるところも、ガイド59と同様である。
【0034】一方、ガイド159の外周壁159aに形
成される突起部159gは、ガイド59のものと異な
る。つまり、ガイド159の外周壁159aに形成され
る細長い板状の突起部159gは、単にガイド159の
回動を規制するに留まらず、図10(G) に示すガイド取
付穴152aの曲線部152yを形成する仮想円152
zに内接するようにその突出量が設定されている。これ
により、ガイド取付穴152aにガイド159を取り付
けるたときに生じうるガタつきの発生を防止している。
また突起部159gは、ガイド取付穴152aの平坦部
152xと曲線部152yとの境界近傍にも配置されて
いることから、ガイド159の回動を規制することがで
きる。これにより、ガイド159が軸受するアームパイ
プ81が回動しても、これに伴うガイド159の回動を
抑制できるため、ガイド取付穴152a内でガイド15
9が回動することにより生じうる角パイプ152の板厚
部分によるガイド159の摩耗を防止し得る効果があ
る。
【0035】また、ガイド159に形成される爪部15
9dは、ガイド59と異なり、フランジ部159cから
垂直に立ち上がり対峙するように2箇所に設けられてい
る。この爪部159dとフランジ部159cとの間に
も、ガイド59の隙間部G1 と同様に、角パイプ152
の板厚よりもわずかに広い隙間部G2 が確保されてい
る。これにより、ガイド159においても、角パイプ1
52のガイド取付穴152aにガイド159を押し込む
だけで、爪部159dの弾性変形によってガイド159
を角パイプ152に容易に係止することができる。した
がって、ガイド159を取る付ける別部材を用いる必要
がなく、また組付工具を用いる必要もないため、さらな
る小型軽量化に加え、組付工数をも削減し得る効果があ
る。さらにまた、予め枠体状に溶接固定されたベッドフ
レーム部50にパイプユニット80を組み付ける際、図
10(G) に示すような小判形状のガイド取付穴152a
であれば、ガイド取付穴152a挿入するアームパイプ
81の挿入角度βを大きくとることができるため、組付
易さをも向上し得る効果がある。
【0036】再び図1および図4に戻ると、床板部60
は、主に、床フレーム61、センターフレーム62、ワ
イヤ63、64、ガイドレール65から構成されてお
り、図2に示すようにマットレス31を受け支えるとと
もに、パイプユニット80によって床板部60自体が起
伏することによりマットレス31を押し上げる役割を担
うものである。床フレーム61は、平面形状がほぼ矩形
状になるように丸パイプをループ状に形成したものであ
り、図2に示すマットレス31のフット部35が載置可
能な平面の大きさに設定されている。またこの床フレー
ム61には、前述したベッドフレーム部50の軸受部5
3によって回動し得るように支持部66が形成されてお
り、この支持部66は床フレーム61に溶接固定されて
いる(図4参照)。
【0037】センターフレーム62は、ベッドフレーム
部50の幅方向にあたる床フレーム61のほぼ中央を横
切るように位置しており、両端部が床フレーム61に溶
接固定されている。これにより、図4(B) に示すよう
に、支持部66の軸54を中心に床フレーム61が起伏
しても、利用者の体重等によって床フレーム61が下方
に撓むことを防止している。
【0038】ワイヤ63、64は、ベッドフレーム部5
0の幅方向あるいは長手方向にあたる床フレーム61の
それぞれの方向に、ほぼ等間隔に網目状に床フレーム6
1に張られており、これによりマットレス31を受け支
えている(図1参照)。ガイドレール65は、平板帯状
に2本形成されており、ベッドフレーム部50の幅方向
にあたる床フレーム61のほぼ両側付近に、ベッドフレ
ーム部50の長手方向に沿って床フレーム61を横切る
ように床フレーム61に溶接固定されている(図1参
照)。このガイドレール65は、後述するパイプユニッ
ト80のローラ83の軌道を形成する。
【0039】駆動機構70は、主に、電動モータ72、
ギヤボックス74、ねじ棒76から構成されており、図
4に示すように後述するパイプユニット80のアームパ
イプ81を駆動する機能を有するものである。つまり、
前述したギヤボックスホルダ55に取り付けられるギヤ
ボックス74には、電動モータ72およびねじ棒76が
組み付けられており、ギヤボックス74の内蔵するギヤ
等によって電動モータ72の回転運動をねじ棒76の直
線運動に変換する機能を有する。これにより、図4(A)
に示すように電動モータ72が所定方向に回転すると、
ストッパ78がギヤボックス74に当接するまでねじ棒
76がねじ込まれ(同図に示す矢印U方向)、また電動
モータ72がこれとは反対方向に回転すると、反対側の
ストッパ77がギヤボックス74に当接するまでねじ棒
76が反対側にねじ込まれる(同図に示す矢印D方
向)。
【0040】図1に示すように、電源ユニット90は、
電源ユニットホルダ57に取り付けられた電源部91に
より構成されており、この電源部91には、電源コード
93、コントローラコード95等が接続されている。電
源コード93は商用電源に接続されて駆動機構70に電
力を供給するもので、またコントローラコード95は電
動モータ72等の回転開始・停止を制御、即ち背上げ部
43、腰上げ部45、足上げ部47のそれぞれの起伏状
態を制御する図示しないコントローラに接続されるもの
である。
【0041】図1および図6に示すように、パイプユニ
ット80は、主に、アームパイプ81、アーム82、ロ
ーラ83、リンク84、トーションバー88から構成さ
れている。このパイプユニット80は、前述した駆動機
構70のねじ棒76による直線運動力を駆動力源にして
リンク84を介してアームパイプ81を所定方向に回転
させることで、アーム82を上下させ、床板部60を任
意に起伏させる機能を有するもので、これらは、前述し
たベッドフレーム部50とは、別の工程で組み付けられ
る。
【0042】アームパイプ81は、ベッドフレーム部5
0の内幅である、2本の角パイプ52の対向間隔を超え
る軸長を有する丸パイプであり、その両端部81cは角
パイプ52に取り付けられたガイド59を介して回動自
在に挿入される。つまり、図8に示すように、アームパ
イプ81は、ガイド取付穴52aに嵌入されたガイド5
9を軸受にして支承されており、図6に示す回転軸αを
中心に回動する。また、このアームパイプ81の内部に
は、図1に示す如くトーションバー88が収容されてお
り、このトーションバー88の他端側88cの回動を規
制し得るようにアームパイプ81の一端部が所定量、押
し潰されストッパ部81aを形成している。
【0043】アーム82は、平板帯状に2本形成されて
おり、アームパイプ81のほぼ両端部付近に、ベッドフ
レーム部50の長手方向に沿って位置するようにアーム
82の一端側が溶接固定されている(図1参照)。一
方、アーム82の他端側には、軸82bが固定されてお
り、この軸82bにローラ83が回動自在に軸支されて
いる。このローラ83は、前述した床板部60のガイド
レール65上を転がり得るようにガイドレール65との
位置関係が設定されている。
【0044】図4および図6に示すように、リンク84
は、平板帯状に形成されており、一端側がアームパイプ
81の軸方向中央付近に溶接固定され、他端側が軸85
によりねじ棒76のストッパ78側端部に軸支されてい
る(図4参照)。これにより、図4(B) に示すように、
電動モータ72が所定方向に回転することによってねじ
棒76が矢印方向にねじ込まれると、リンク84が電動
モータ72方向に引き寄せられるため、アームパイプ8
1を中心にアーム82およびリンク84が時計回りに回
転する(図4(B) に示す白矢印方向)。また電動モータ
72がその反対方向に回転することによって、ねじ棒7
6が矢印と反対方向にねじ込まれると、リンク84が電
動モータ72とは反対方向に引き寄せられるため、アー
ムパイプ81を中心にアーム82およびリンク84が反
時計回りに回転する。
【0045】図1に示すように、トーションバー88は
Γ字形状を有する棒体であり、一端側にはフック形状を
有するフック部88aが形成され、他端側にはクランク
軸形状を有するクランク部88cが形成されている。ま
たトーションバー88の一端側はベッドフレーム部50
の角パイプ52に形成された貫通穴52bにフック部8
8aの端部が挿通され、また他端部はクランク部88c
がストッパ部81aの位置に到達するまでアームパイプ
81内に挿入されている。これにより、トーションバー
88は、フック部88aがベッドフレーム部50により
回動規制され、クランク部88cが前述したアームパイ
プ81のストッパ部81aにより回動規制される。その
ため、アームパイプ81が反時計方向に回転しようとす
ると、トーションバー88の反時計回りのねじり変形に
よって、この変形を元に戻そうとする方向に付勢力が生
じ、それがアームパイプ81に与えられるので、駆動機
構70による駆動力をトーションバー88によって補
う。
【0046】次に、ベッドフレーム部50にパイプユニ
ット80を組み付ける手順を図11に基づいて説明す
る。前述したようにベッドフレーム部50とパイプユニ
ット80とは、それぞれ別の工程によって溶接等により
組み立てられ、さらに塗装が施された状態で組付を待っ
ている。そのため、ベッドフレーム部50にパイプユニ
ット80を組み付ける際には、図11(A) 、(B) に示す
手順によって行われる。まず、図11(A) に示すよう
に、枠体状に組み立てられたベッドフレーム部50の内
側にパイプユニット80を位置させ、パイプユニット8
0のアームパイプ81の端部81cをベッドフレーム部
50のガイド取付穴52a内に挿入する。このとき、前
述したようにアームパイプ81の全長はベッドフレーム
部50の内幅よりも長く設定されているので、ガイド取
付穴52aの軸に対して斜め方向(例えば挿入角度β)
から挿通させなければならないが、ガイド取付穴52a
の内径はアームパイプ81の外径よりも大きく設定され
ているので、このような状態であっても、ガイド取付穴
52aにアームパイプ81を挿入することができる。
【0047】図11(B) に示すように、アームパイプ8
1の両端部81cがガイド取付穴52aに挿入された
後、ガイド取付穴52aにガイド59を取り付ける。ガ
イド59には、角パイプ52に前述の如く弾発状に係合
し得る爪部59dが設けられているので、ガイド取付穴
52aにガイド59を押し込むだけで、爪部59dの弾
性変形によってガイド59が角パイプ52に係止され
る。これにより、アームパイプ81の外径よりも大径に
設定されたガイド取付穴52aとアームパイプ81との
間に軸受部材であるガイド59が介在することになるの
で、ガタつきのないアームパイプ81の円滑な回動を確
保することができる。したがって、ベッドフレーム部5
0自体に別部材を溶接固定することなくして、アームパ
イプ81をベッドフレーム部50の幅方向に設けること
ができるところ、アーム82により床板部60を押し上
げても、それによる荷重を溶接固定した別部材を介する
ことなくベッドフレーム部50自体で受けることができ
るため、剛性不足なく小型軽量化されたベッド装置20
を実現し得る効果がある。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明では、ベッドフレームは
枠体状に固定されているので、ベッドフレームの内幅を
超える長さに設定される回転軸は、そのままではベッド
フレームに組み付けることはできない。しかし、このベ
ッドフレームには、回転軸の外径よりも大径に設定され
る穴部を幅方向に対向して形成されているため、この穴
部に対し斜め方向から回転軸を挿通させることができ、
しかもこの穴部に取り付けられる軸受部材により回転軸
を軸受するので、回転軸の外径よりも大径に穴部が設定
されていても回転軸の回動に際しガタつきを防止するこ
とができる。これにより、ベッドフレーム自体に別部材
を溶接固定することなくして、ベッドフレームの上に設
けられた床板を起伏させる構造に用いられる回転軸をベ
ッドフレームの幅方向に設けることができるため、この
床板を起伏させる構造により床板を押し上げても、それ
による荷重を溶接固定した別部材を介することなくベッ
ドフレーム自体で受けることができる。したがって、剛
性不足なく小型軽量化を実現し得る効果がある。
【0049】請求項2の発明では、軸受部材の外周壁に
は、ベッドフレームに弾発状に係合し得る凸部が設けら
れる。これにより、ベッドフレームの穴部に軸受部材を
押し込むだけで、凸部の弾性変形によって軸受部材がベ
ッドフレームに係止されて、ベッドフレームに軸受部材
を取り付けることができる。したがって、軸受部材を取
る付ける別部材を用いる必要がなく、また組付工具を用
いる必要もないため、さらなる小型軽量化に加え、組付
工数をも削減し得る効果がある。
【0050】請求項3の発明では、軸受部材の外周壁に
は、穴部内での回動を規制し得る係止部が設けられる。
これにより、回転軸が回動しても、ベッドフレームの穴
部に取り付けられた軸受部材は穴部内で回動することが
できない。したがって、ベッドフレームの穴部内で軸受
部材が回動することにより生じ得るベッドフレームによ
る軸受部材の摩耗をも防止し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るベッド装置の駆動ユ
ニット(背上げ部)の構成を示す底面図である。
【図2】本実施形態に係るベッド装置の全体構成を示す
模式的な斜視図である。
【図3】本実施形態に係るベッド装置の駆動ユニットを
示す模式的な斜視図である。
【図4】本実施形態に係るベッド装置の駆動ユニット
(背上げ部)の構成を示す側面図で、図4(A) は平坦
時、図4(B) は起伏時をそれぞれ示すものである。
【図5】本実施形態に係るベッド装置のベッドフレーム
部を示すもので、図5(A) は平面図、図5(B) は図5
(A) に示す一点鎖線円内を5B方向から見た側面図であ
る。
【図6】本実施形態に係るベッド装置のパイプユニット
の構成を示す平面図である。
【図7】本実施形態に係るベッド装置のガイドを示すも
ので、図7(A) は平面図、図7(B) は図7(A) に示す7B
方向矢視による側面図、図7(C) は底面図、図7(D) は
図7(A) に示す7D-7D 線断面図である。
【図8】図1に示す一点鎖線円内VIIIを拡大しガイド取
付穴付近を断面にした部分断面図である。
【図9】本実施形態に係るベッド装置のガイドの一変形
例を示し、図9(A) は平面図、図9(B) は図9(A) に示
す9B 方向矢視による側面図、図9(C) は図9(A) に示
す9C 方向矢視による側面図、図9(D) は底面図であ
る。
【図10】図10(E) は図9(A) に示す10E-10E 線断面
図、図10(F) は図9(A) に示す10F-10F 線断面図、図
10(G) は変形例に係るガイドを取り付けるベッドフレ
ーム部のガイド取付穴を示す模式図である。
【図11】本実施形態に係るベッド装置のベッドフレー
ム部にパイプユニットを組み付ける手順を示す説明図で
ある。
【図12】図12(A) および図12(B) は、従来例に係
るベッドフレームに回転軸を組み付ける手順を示す説明
図である。
【符号の説明】
20 ベッド装置 21 ベースユニット 31 マットレス 41 駆動ユニット 50 ベッドフレーム部 (ベッドフレーム) 51 丸パイプ(ベッドフレーム) 52、152 角パイプ(ベッドフレーム) 52a、152a ガイド取付穴(穴部) 59、159 ガイド (軸受部材) 59a、159a 外周壁 59d、159d 爪部 (凸部) 59e、159g 突起部 (係止部) 60 床板部 (床板) 70 駆動機構 80 パイプユニット 81 アームパイプ (回転軸)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドフレームの上に設けられた床板を
    起伏させる構造に、ベッドフレームの幅方向に設けられ
    た回転軸を用いたベッド装置であって、 前記ベッドフレームの内幅を超える長さに設定された回
    転軸と、 枠体状に固定され、前記回転軸の外径よりも大径に設定
    される穴部を幅方向に対向して形成したベッドフレーム
    と、 前記穴部に取り付けられて前記回転軸を軸受可能な軸受
    部材と、 を備えたことを特徴とするベッド装置。
  2. 【請求項2】 前記軸受部材の外周壁には、前記ベッド
    フレームに弾発状に係合し得る凸部が設けられることを
    特徴とする請求項1記載のベッド装置。
  3. 【請求項3】 前記軸受部材の外周壁には、前記穴部内
    での回動を規制し得る係止部が設けられることを特徴と
    する請求項1または2記載のベッド装置。
JP30644499A 1999-10-28 1999-10-28 ベッド装置 Pending JP2001120389A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1698257A1 (en) * 2005-03-04 2006-09-06 Flex Equipos De Descanso, S.A. Articulated box with motor
EP1989969A1 (en) * 2007-05-09 2008-11-12 Idas Istanbul Doseme Sanayii Anonim Sirketi A bed base with/ without a mattress

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EP1698257A1 (en) * 2005-03-04 2006-09-06 Flex Equipos De Descanso, S.A. Articulated box with motor
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