JP2001119902A - 扁平型整流子及びその製造方法 - Google Patents

扁平型整流子及びその製造方法

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JP2001119902A
JP2001119902A JP29945899A JP29945899A JP2001119902A JP 2001119902 A JP2001119902 A JP 2001119902A JP 29945899 A JP29945899 A JP 29945899A JP 29945899 A JP29945899 A JP 29945899A JP 2001119902 A JP2001119902 A JP 2001119902A
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Ken Yoshida
謙 吉田
Shinya Ashimura
伸哉 芦村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スリット加工が施されても金属片の地金が露
出した状態とならず、高度の耐腐食性、耐電解性を発揮
できる扁平型整流子を提供する。 【解決手段】 絶縁性支持体の少なくとも外周に沿っ
て巻線接続用端子を有する金属片を相互に絶縁して固着
し、該金属片に整流子片を相互に絶縁して固着し、該整
流子片のブラシ摺接面が回転子の軸方向に対して垂直で
ある扁平型整流子において、隣り合う該金属片間に耐腐
食性且つ耐電解性の素材を埋設して埋込部を形成する、
又は隣り合う該金属片の側辺に耐腐食処理且つ耐電解処
理を施すことを特徴とする扁平型整流子。例えば金属片
の側辺相互を樹脂コーティングなどで被覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料ポンプなどに
使用する小型モータに組み込まれる整流子、特にブラシ
摺接面が回転子の軸方向に対して垂直である扁平型整流
子、及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、有毒ガス雰囲気中で使用するファ
ンや、ガソリンやアルコールの中で用いる燃料ポンプ等
の駆動源であるモータに扁平型整流子が使用されてお
り、耐腐食性、耐電解性などの観点から扁平型整流子の
整流子片或いはそのブラシ摺接面の材質をカーボンとし
たもの等がある。
【0003】そして、上記扁平型整流子として、例えば
図7乃至図9に示す製造工程を経て製造されるものが知
られている。図7は円形金属体に絶縁性支持体をモール
ド成形した状態を示す側面図、図8は整流子部を固着し
た状態を示す側面図、図9はスリット加工を施した状態
を示す側面図である。
【0004】まず、図に於いて扁平型整流子1を製造す
る場合、予めメッキ処理を施された巻線接続用端子21
aを有するリング状の円形金属体21を型(図示せず)
の中にインサートすると共に、所定箇所が円形金属体2
1と嵌合するように前記型内で電気絶縁性素材である樹
脂をモールド成形して固着し、図7に示す絶縁性支持体
10及びその外周10cに沿って一体化した円形金属体
21を得る。前記絶縁性支持体10にはモールド成形時
に中心に回転子軸の軸孔10bを有する軸支部10aが
形成される。なお製造工程の効率化等の観点から、巻線
接続用端子21aはモールド成形時には二点鎖線の状態
とし、モールド成形後に外向きに折り曲げる方が好適で
ある。
【0005】その後、略円盤状で中心に前記軸支部10
aに対する嵌合部31bを有し、上面がブラシ摺接面3
1aとなる整流子部31を、前記絶縁性支持体10及び
前記円形金属体21上に載置して嵌め合わせ、或いは載
置して嵌め合わせた状態で形成し、整流子部31を絶縁
性支持体10及び円形金属体21にそれぞれ固着して、
図8に示すように整流子部31・絶縁性支持体10・円
形金属体21の三者を一体化する。
【0006】その後、整流子部31及び円形金属体21
に絶縁性支持体10に食い込む程度のスリット40を形
成するスリット加工によって、整流子部31及び円形金
属体21を分割して相互に電気的に絶縁された複数の整
流子片30及び複数の金属片20とする。これにより、
図9に示す扁平型整流子1が完成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記製造工程
で製造された扁平型整流子1に於いては、用いられる円
形金属体21に耐腐食性等の観点から予めメッキ処理が
施されているが、絶縁のためスリット加工を施して整流
子部31及び円形金属体21をそれぞれ整流子片30及
び金属片20にする際、スリット40の形成箇所におい
て円形金属体21或いは金属片20の地金が露出する。
【0008】そして、扁平型整流子がガソリン中等で使
用される場合、露出した地金の部分から硫黄などの不純
物の影響で腐食膜が形成され、腐食が進行する。また扁
平型整流子がアルコール或いはアルコール混合液中等で
使用される場合、プラス面或いはマイナス面に電解膜が
形成され、その膜は時間の経過に伴い成長し、或いは成
長して剥離することを繰り返す。その結果スリット40
を介して隣り合う金属片20相互がショートする原因と
なる。従って、かような地金の露出は耐腐食性、耐電解
性の観点から特に望ましくない。
【0009】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あって、スリット加工が施されてもメッキ処理を施され
ている金属片の地金が露出した状態にならず、劣化燃料
やアルコール燃料中の使用等において高度の耐腐食性、
耐電解性を発揮できる扁平型整流子及びその製造方法を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の扁平型整流子
は、絶縁性支持体の少なくとも外周に沿って巻線接続用
端子を有する金属片を相互に絶縁して固着し、該金属片
に整流子片を相互に絶縁して固着し、該整流子片のブラ
シ摺接面が回転子の軸方向に対して垂直である扁平型整
流子において、隣り合う該金属片間に耐腐食性且つ耐電
解性の素材を埋設して埋込部を形成することを特徴とす
る。
【0011】さらに上記扁平型整流子は、前記埋込部に
スリットを形成することを特徴とする。埋込部に形成す
るスリットは、必要に応じて埋込部を分割するように全
部に亘って或いは一部に形成する。
【0012】また、本発明の扁平型整流子は、絶縁性支
持体の少なくとも外周に沿って巻線接続用端子を有する
金属片を相互に絶縁して固着し、該金属片に整流子片を
相互に絶縁して固着し、該整流子片のブラシ摺接面が回
転子の軸方向に対して垂直である扁平型整流子におい
て、隣り合う該金属片の側辺に耐腐食処理且つ耐電解処
理を施すことを特徴とする。
【0013】上記耐腐食性且つ耐電解性の素材で埋込部
を形成する場合や耐腐食処理且つ耐電解処理を施す場合
に、例えば樹脂や合成樹脂によるモールドで埋込部を形
成する若しくはスリットの両サイドに位置する金属片の
側辺相互に樹脂や合成樹脂のコーティングを施して被覆
する、或いはSn、Ni等の金属メッキを施して被覆す
ること等によることができるが、樹脂や合成樹脂など絶
縁性素材を用いると、隣り合う金属片相互のショート等
が起きないように扁平型整流子における絶縁性をより完
全なものとし、且つその絶縁性を長期間発揮させること
が可能となって好適である。
【0014】また、本発明の扁平型整流子の製造方法
は、絶縁性支持体の少なくとも外周に沿って巻線接続用
端子を有する金属片を相互に絶縁して固着し、該金属片
に整流子片を相互に絶縁して固着し、該整流子片のブラ
シ摺接面が回転子の軸方向に対して垂直である扁平型整
流子の製造方法において、巻線接続用端子を有する円形
金属体に該絶縁性支持体をモールド成形し、該絶縁性支
持体と該円形金属体を固着する工程、該円形金属体に補
助スリットを形成して分割し、相互に絶縁された該金属
片とする工程、該補助スリットに耐腐食性且つ耐電解性
の素材を埋設して埋込部を形成する工程、少なくとも該
金属片に整流子部を固着する工程、該整流子部及び該埋
込部の一部にスリットを形成して該整流子部を分割し、
相互に絶縁された該整流子片とする工程を有することを
特徴とする。
【0015】また、本発明の扁平型整流子の製造方法
は、絶縁性支持体の少なくとも外周に沿って巻線接続用
端子を有する金属片を相互に絶縁して固着し、該金属片
に整流子片を相互に絶縁して固着し、該整流子片のブラ
シ摺接面が回転子の軸方向に対して垂直である扁平型整
流子の製造方法において、巻線接続用端子を有する円形
金属体に該絶縁性支持体をモールド成形し、該絶縁性支
持体と該円形金属体を固着する工程、該円形金属体に補
助スリットを形成して分割し、相互に絶縁された該金属
片とする工程、該隣り合う該金属片の側辺に耐腐食処理
且つ耐電解処理を施す工程、少なくとも該金属片に整流
子部を固着する工程、該整流子部にスリットを形成して
該整流子部を分割し、相互に絶縁された該整流子片とす
る工程を有することを特徴とする扁平型整流子の製造方
法。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の扁平型整流子及び
その製造方法を図に於ける具体的な実施形態に基づいて
説明するが、本発明はかかる実施形態によって限定され
るものではない。図1は本発明の扁平型整流子の側面
図、図2は図1の扁平型整流子に於けるスリット形成部
分(左半分)と金属片部分(右半分)の縦断面図であ
る。
【0017】図に於いて扁平型整流子1は、絶縁性支持
体10と、絶縁性支持体10の外周10cに沿って固着
されている複数の金属片20と、絶縁性支持体10と金
属片20とからなる断面形状略コ字形の凹部に載置され
て嵌合され、前記絶縁性支持体10と前記金属片20と
固着されているカーボンを主成分とする複数の整流子片
30とを有し、隣り合う金属片20・20と整流子片3
0・30は相互に分割されて絶縁されている。各整流子
片30のブラシ摺接面30aは回転子(図示せず)の軸
方向に対して垂直で、前記ブラシ摺接面30aはブラシ
(図示せず)と摺動し、巻線接続用端子20aに接続さ
れた巻線(図示せず)から前記巻線を巻回した回転子に
電流が供給され、回転子が回転する構成である。
【0018】絶縁性支持体10は熱硬化性樹脂などで樹
脂成形された略独楽形で、中心には回転子軸の軸孔10
bを形成された軸支部10aが設けられ、前記軸孔10
bに図に省略したモータの回転子軸が挿入され取り付け
られる。前記軸支部10aの側面10d及び絶縁性支持
体10の上面10eは整流子片30に対する固着面にな
っている。
【0019】各金属片20はメッキ処理が施された略扇
形で、内周面20bと上面20cは整流子片30との固
着面となっており、各々鉤状の巻線接続用端子20aが
外向きに形成され、前記巻線接続用端子20aはモータ
の回転子組み立て時に回転子の巻線にヒュージングによ
って結線される。また、隣り合う金属片20・20間の
補助スリット41には樹脂など耐腐食性且つ耐電解性の
素材が埋設されて埋込部50をなし、更に前記埋込部5
0の一部に或いは埋込部50を分割するようにスリット
40が形成され、各金属片20の側辺20dには埋込部
50の耐腐食性且つ耐電解性の素材が被着し、側辺20
dは被覆される。耐腐食性且つ耐電解性の素材である埋
込部50には電気絶縁性である樹脂などを使用する。な
お前記金属片20は後述するリング状の円形金属体21
から形成されたものであるが、円盤状の円形金属体21
から形成したもの等でもよい。
【0020】各整流子片30は略扇形で、各整流子30
・30間にはスリット40が形成され、隣り合う相互の
整流子片30・30はスリット40で電気的に絶縁され
ている。また、整流子片30の上面はブラシ摺接面30
a、内周面は嵌合部30b、下面は底面30cとなって
おり、外周には金属片20との固着面である側面30
d、側部下面30eが形成され、嵌合部30bと側面1
0d、底面30cと上面10e、側面30dと内周面2
0b、側部下面30eと上面20cが各々固着する構成
である。なお上記整流子片30は金属片20及び絶縁性
支持体10に固着する構成としたが、例えば円盤状の金
属板から形成される金属片20にのみ整流子片30を固
着してもよい。
【0021】前記整流子片30或いは後述する整流子部
31はカーボンを主成分とするが、カーボンはグラファ
イト或いは無定形炭素或いはその両者の混合材とすると
好適で、この主成分となるカーボンの一部にカーボン繊
維材を混入してもよい。また、前記整流子片30の金属
片20との固着面にメッキ処理を施すと、通電性が向上
し電気的接続がより完全となって好適である。また、金
属片20と整流子片30との固着は形状結合等で直接固
着する、或いは導電性接着剤、半田、鑞などの導電性接
合材で固着する、或いは金属板等を介して間接的に固着
する等、良好な電気的接続が得られるものであれば適宜
である。同様に金属片20と絶縁性支持体10、整流子
片30と絶縁性支持体10との固着も適宜に行ってよ
い。
【0022】次に、上記扁平型整流子の製造方法につい
て説明する。図3は円形金属体に絶縁性支持体をモール
ド成形した状態を示す側面図、図4は図3の円形金属体
にスリット加工を施した状態を示す側面図、図5は図4
のスリットに再度モールド成形を施した状態を示す側面
図、図6は図5の絶縁性支持体及び円形金属体に整流子
部を固着した状態を示す側面図である。
【0023】まず、予めメッキ処理を施された巻線接続
用端子21aを有するリング状の円形金属体21を型内
にインサートして配置して、円形金属体21の略内側で
絶縁性支持体10を樹脂でモールド成形し、図3に示す
ように絶縁性支持体10と円形金属体21を固着する。
そして、図4に示すように、円形金属体21に補助スリ
ット41を形成して分割し、相互に絶縁された金属片2
0とする。なお円形金属体21はリング状に限定され
ず、例えば円盤状の円形金属板21を用いて金属片20
を形成してもよい。
【0024】その後、図5に示すように、隣り合う金属
片20間の補助スリット41に再度樹脂によるモールド
成形を施し、補助スリット41に耐腐食性且つ耐電解性
の素材である樹脂を埋設して埋込部50を形成する。前
記埋込部50を形成することで、補助スリット41の両
サイドに位置する金属片20の側辺20d相互に各々耐
腐食性且つ耐電解性の素材である樹脂を被覆することが
できる。
【0025】その後、図6に示すように、絶縁性支持体
10及び金属片20及び埋込部50上に、上面がブラシ
摺接面31aとなる略ドーナツ形の整流子部31を載置
して固着する。本製造方法に於いては、前記整流子部3
1を絶縁性支持体10及び金属片20及び埋込部50に
固着する。前記固着は整流子部31の固着面に導電性接
着剤等を塗布して行うなど適宜である。又整流子部31
の固着は金属片20とのみ行うなど、扁平型整流子の形
態に応じて適宜必要な固着を行う。
【0026】そして、図1に示すように、埋込部50及
びその上部に位置する整流子部31に補助スリット41
より幅が狭いスリット40を再度形成し、整流子部31
は分割されて相互に絶縁された整流子片30となる。埋
込部50に形成されるスリット40は、耐腐食性且つ耐
電解性の素材である埋込部50が絶縁性の樹脂からなる
ので、埋込部50の一部に食い込む程度形成すればよ
い。スリット40によって埋込部50を分割し、金属片
20の側辺20dを分割された埋込部50の樹脂が被覆
することとなる。
【0027】これらによって、円形金属体21の分割部
分である金属片20の側辺20dは樹脂などの耐腐食性
且つ耐電解性の素材でカバーされることとなり、スリッ
ト加工によって金属片20の側辺20dの地金が露出す
ることなく、金属片20の腐食の危険性が解消され、扁
平型整流子1の耐久性が飛躍的に向上する。
【0028】また、図4に示すように円形金属体21に
補助スリット41を形成し、補助スリット41に樹脂モ
ールドする等で埋込部50を設ける代わりに、隣り合う
金属片20の側辺20dに樹脂コーティングなど耐腐食
処理且つ耐電解処理を施してもよい。
【0029】なお、耐腐食性や耐電解性を有する素材は
樹脂や合成樹脂に限定されず、Sn、Ni等の金属メッ
キなども適宜使用でき、埋込部50の耐腐食性且つ耐電
解性の素材が通電性を有する場合には、埋込部50を分
割するようにスリット40を形成して絶縁性を完全にす
る。
【0030】
【発明の効果】本発明の扁平型整流子及びその製造方法
は上記構成であるから、スリット加工が施されてもメッ
キ処理を施された金属片の地金が露出した状態となら
ず、劣化燃料やアルコール燃料中の使用等において高度
の耐腐食性、耐電解性を発揮できる効果がある。従っ
て、扁平型整流子の耐久性を飛躍的に向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の扁平型整流子の側面図。
【図2】図1の扁平型整流子に於けるスリット形成部分
と金属片部分の縦断面図。
【図3】円形金属体に絶縁性支持体をモールド成形した
状態を示す側面図。
【図4】図3の円形金属体にスリット加工を施した状態
を示す側面図。
【図5】図4のスリットに再度モールド成形を施した状
態を示す側面図。
【図6】図5の絶縁性支持体及び円形金属体に整流子部
を固着した状態を示す側面図。
【図7】従来の扁平型整流子に於いて円形金属体に絶縁
性支持体をモールド成形した状態を示す側面図。
【図8】従来の扁平型整流子に於いて整流子部を固着し
た状態を示す側面図。
【図9】従来の扁平型整流子に於いてスリット加工を施
した状態を示す側面図。
【符号の説明】
1 扁平型整流子 10 絶縁性支持体 20 金属片 21 円形金属体 20a、21a 巻線接続用端子 20d 側辺 30 整流子片 31 整流子部 30a、31a ブラシ摺接面 40 スリット 41 補助スリット 50 埋込部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E063 EA02 XA01 5H613 AA03 BB04 BB07 BB08 BB09 GA04 GA05 GA06 GA07 GA08 GB01 GB02 GB06 GB08 GB09 GB12 GB13 GB17 KK01 KK03 KK04 KK05 KK06 KK08 KK10 KK11 KK13 PP05 PP07 PP08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性支持体の少なくとも外周に沿って
    巻線接続用端子を有する金属片を相互に絶縁して固着
    し、該金属片に整流子片を相互に絶縁して固着し、該整
    流子片のブラシ摺接面が回転子の軸方向に対して垂直で
    ある扁平型整流子において、隣り合う該金属片間に耐腐
    食性且つ耐電解性の素材を埋設して埋込部を形成するこ
    とを特徴とする扁平型整流子。
  2. 【請求項2】 前記埋込部にスリットを形成することを
    特徴とする請求項1記載の扁平型整流子。
  3. 【請求項3】 絶縁性支持体の少なくとも外周に沿って
    巻線接続用端子を有する金属片を相互に絶縁して固着
    し、該金属片に整流子片を相互に絶縁して固着し、該整
    流子片のブラシ摺接面が回転子の軸方向に対して垂直で
    ある扁平型整流子において、隣り合う該金属片の側辺に
    耐腐食処理且つ耐電解処理を施すことを特徴とする扁平
    型整流子。
  4. 【請求項4】 絶縁性支持体の少なくとも外周に沿って
    巻線接続用端子を有する金属片を相互に絶縁して固着
    し、該金属片に整流子片を相互に絶縁して固着し、該整
    流子片のブラシ摺接面が回転子の軸方向に対して垂直で
    ある扁平型整流子の製造方法において、巻線接続用端子
    を有する円形金属体に該絶縁性支持体をモールド成形
    し、該絶縁性支持体と該円形金属体を固着する工程、該
    円形金属体に補助スリットを形成して分割し、相互に絶
    縁された該金属片とする工程、該補助スリットに耐腐食
    性且つ耐電解性の素材を埋設して埋込部を形成する工
    程、少なくとも該金属片に整流子部を固着する工程、該
    整流子部及び該埋込部の一部にスリットを形成して該整
    流子部を分割し、相互に絶縁された該整流子片とする工
    程を有することを特徴とする扁平型整流子の製造方法。
  5. 【請求項5】 絶縁性支持体の少なくとも外周に沿って
    巻線接続用端子を有する金属片を相互に絶縁して固着
    し、該金属片に整流子片を相互に絶縁して固着し、該整
    流子片のブラシ摺接面が回転子の軸方向に対して垂直で
    ある扁平型整流子の製造方法において、巻線接続用端子
    を有する円形金属体に該絶縁性支持体をモールド成形
    し、該絶縁性支持体と該円形金属体を固着する工程、該
    円形金属体に補助スリットを形成して分割し、相互に絶
    縁された該金属片とする工程、該隣り合う該金属片の側
    辺に耐腐食処理且つ耐電解処理を施す工程、少なくとも
    該金属片に整流子部を固着する工程、該整流子部にスリ
    ットを形成して該整流子部を分割し、相互に絶縁された
    該整流子片とする工程を有することを特徴とする扁平型
    整流子の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100386929C (zh) * 2002-04-11 2008-05-07 东京零件工业股份有限公司 轴向滑接型整流子、转子及具有该转子的轴向空隙型马达

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