JP2001119850A - 過電流時の負荷電流制御装置、負荷の断芯検出装置、及び負荷電流検出供給制御装置 - Google Patents
過電流時の負荷電流制御装置、負荷の断芯検出装置、及び負荷電流検出供給制御装置Info
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- JP2001119850A JP2001119850A JP29308899A JP29308899A JP2001119850A JP 2001119850 A JP2001119850 A JP 2001119850A JP 29308899 A JP29308899 A JP 29308899A JP 29308899 A JP29308899 A JP 29308899A JP 2001119850 A JP2001119850 A JP 2001119850A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 過電流時の負荷電流を精度よく検出し、負荷
電流を適正に制御する。 【解決手段】 半導体リレー2を、第1の設定値より大
きな電流が負荷に供給されたときにメインFET4を遮
断する回路遮断手段と、メインFET4を流れる電流値
を検出して、負荷に供給している電流に相当する電圧を
出力する電流検出手段により構成し、電源電圧をチャー
ジポンプ回路25により昇圧してその出力を駆動回路9
によりFET4のゲートに印加して、オン・オフ制御す
る。そして第1の設定値よりも低く、負荷の定格電流よ
りも高い第2の設定値を規定する。電流検出手段による
検出値が第1の設定値より大きければ過電流とし、また
第2の設定値より大きい場合には電源投入時から所定時
間、過電流検知の出力をマスクするマスク回路11を含
む負荷電流制御回路とする。
電流を適正に制御する。 【解決手段】 半導体リレー2を、第1の設定値より大
きな電流が負荷に供給されたときにメインFET4を遮
断する回路遮断手段と、メインFET4を流れる電流値
を検出して、負荷に供給している電流に相当する電圧を
出力する電流検出手段により構成し、電源電圧をチャー
ジポンプ回路25により昇圧してその出力を駆動回路9
によりFET4のゲートに印加して、オン・オフ制御す
る。そして第1の設定値よりも低く、負荷の定格電流よ
りも高い第2の設定値を規定する。電流検出手段による
検出値が第1の設定値より大きければ過電流とし、また
第2の設定値より大きい場合には電源投入時から所定時
間、過電流検知の出力をマスクするマスク回路11を含
む負荷電流制御回路とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体リレーを用
いた半導体リレーシステムに係り、特に負荷側にショー
ト等による過電流が流れたときに、断芯等による過少電
流の検出まで検出電流範囲の大きい検出をマイクロコン
ピュータのソフト負担を軽減して、確実に電流検出を行
うことのできる過電流時の負荷電流制御装置、負荷の断
芯検出装置、及び負荷電流検出供給制御装置に関する。
いた半導体リレーシステムに係り、特に負荷側にショー
ト等による過電流が流れたときに、断芯等による過少電
流の検出まで検出電流範囲の大きい検出をマイクロコン
ピュータのソフト負担を軽減して、確実に電流検出を行
うことのできる過電流時の負荷電流制御装置、負荷の断
芯検出装置、及び負荷電流検出供給制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両において、車載バッテリか
らの電源はパワーMOSFET及び絶縁被膜により被わ
れた電源線を介して車両の各部に配されている負荷に供
給されている。この電源線は、常時振動しているエンジ
ンルーム内等において車体に沿って配索されるが、この
とき、車体の角部に接近して位置されていると、例え
ば、振動により角部と断続的な接触を繰り返すようにな
り、これが長期間続き電源線の被覆が車体の角部により
徐々に削られて内部導線が微少ではあるが露出するよう
になった場合において、この電源線の露出部が車体と接
触することに伴って、電源線にデッドショートやレアシ
ョートが起こり、過電流が流れることになる。近年で
は、自動車用半導体リレーとして、パワーMOSFET
やIPS(Intelligent Power Switch)が使用され
てきている。このような半導体リレー、IPSにおいて
はデバイスの発熱を防ぐために、マイクロコンピュータ
(マイコン)を用い所定間隔で電流値をサンプリングし
て電流モニター値を読み、過電流状態か否かをソフト的
に判断することが行われている。このような過電流の検
出にあたって、従来は、特開平10−51944号に代
表されるように、図4に示す如く、上流(Vb側)のヒ
ューズを廃止する代わりにシャント抵抗の電圧をマイコ
ンでモニターし、このマイコンによってモニターした値
を基に、過電流や断芯を検出することが行われている。
らの電源はパワーMOSFET及び絶縁被膜により被わ
れた電源線を介して車両の各部に配されている負荷に供
給されている。この電源線は、常時振動しているエンジ
ンルーム内等において車体に沿って配索されるが、この
とき、車体の角部に接近して位置されていると、例え
ば、振動により角部と断続的な接触を繰り返すようにな
り、これが長期間続き電源線の被覆が車体の角部により
徐々に削られて内部導線が微少ではあるが露出するよう
になった場合において、この電源線の露出部が車体と接
触することに伴って、電源線にデッドショートやレアシ
ョートが起こり、過電流が流れることになる。近年で
は、自動車用半導体リレーとして、パワーMOSFET
やIPS(Intelligent Power Switch)が使用され
てきている。このような半導体リレー、IPSにおいて
はデバイスの発熱を防ぐために、マイクロコンピュータ
(マイコン)を用い所定間隔で電流値をサンプリングし
て電流モニター値を読み、過電流状態か否かをソフト的
に判断することが行われている。このような過電流の検
出にあたって、従来は、特開平10−51944号に代
表されるように、図4に示す如く、上流(Vb側)のヒ
ューズを廃止する代わりにシャント抵抗の電圧をマイコ
ンでモニターし、このマイコンによってモニターした値
を基に、過電流や断芯を検出することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マイコンのモニターによって過電流や断芯を検出する装
置にあっては、図5に示される従来装置のロジック図か
ら判るように常に5msec毎に検出電流値のサンプリ
ングを行い、そのときのサンプリング値に基づいて作動
状態(過電流状態か否か)の判断しなければならない。
このため、マイコンとしての過電流検出の頻度が多く、
処理フローとしてのソフト負担が大きなものとなってい
た。
マイコンのモニターによって過電流や断芯を検出する装
置にあっては、図5に示される従来装置のロジック図か
ら判るように常に5msec毎に検出電流値のサンプリ
ングを行い、そのときのサンプリング値に基づいて作動
状態(過電流状態か否か)の判断しなければならない。
このため、マイコンとしての過電流検出の頻度が多く、
処理フローとしてのソフト負担が大きなものとなってい
た。
【0004】また、シャント抵抗によって得られる電流
は、断芯状態の検出とデッドショート等によって生じる
過電流状態の検出のために用いられる。シャント抵抗に
よって得られる電流によって断芯状態を検出する場合
は、検出される過少(微少)電流(例えば、0.4A)
を判断することになり、デッドショート等によって生じ
る過電流状態を検出する場合は、過電流(例えば、15
A)を判断することになる。このため、シャント抵抗に
よる電流では、過少(微少)電流(例えば、0.4A)
だけではなく、過電流(例えば、15A)も判断しなけ
ればならず、断芯状態である微少電流からショート状態
の過電流(例えば、15A)までをカバーするためダイ
ナミックレンジが狭いものとなっており、検出精度を十
分に確保できないという問題を有している。
は、断芯状態の検出とデッドショート等によって生じる
過電流状態の検出のために用いられる。シャント抵抗に
よって得られる電流によって断芯状態を検出する場合
は、検出される過少(微少)電流(例えば、0.4A)
を判断することになり、デッドショート等によって生じ
る過電流状態を検出する場合は、過電流(例えば、15
A)を判断することになる。このため、シャント抵抗に
よる電流では、過少(微少)電流(例えば、0.4A)
だけではなく、過電流(例えば、15A)も判断しなけ
ればならず、断芯状態である微少電流からショート状態
の過電流(例えば、15A)までをカバーするためダイ
ナミックレンジが狭いものとなっており、検出精度を十
分に確保できないという問題を有している。
【0005】本発明の第1の目的は、過電流時の負荷に
供給される電流を検出精度よく検出し、負荷に流れる電
流を適正に制御できるようにしようということにある。
供給される電流を検出精度よく検出し、負荷に流れる電
流を適正に制御できるようにしようということにある。
【0006】本発明の第2の目的は、負荷の断芯状態を
検出精度よく検出し、負荷に供給される電流を適正に制
御できるようにしようということにある。
検出精度よく検出し、負荷に供給される電流を適正に制
御できるようにしようということにある。
【0007】本発明の第3の目的は、過電流時の負荷に
供給される電流を検出精度よく検出すると共に、負荷の
断芯状態を検出精度よく検出して、負荷に供給される電
流を適正に制御できるようにしようということにある。
供給される電流を検出精度よく検出すると共に、負荷の
断芯状態を検出精度よく検出して、負荷に供給される電
流を適正に制御できるようにしようということにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の過電流時の負荷電流制御装置
は、半導体リレーを用いマイクロコンピュータでオン・
オフ制御して負荷に電源を供給する半導体リレーシステ
ムにおいて,前記半導体リレーを、第1の設定値より大
きな電流が負荷に供給されたときにメインFETを遮断
し負荷に電源を供給しないようにする回路遮断手段と、
前記メインFETに流れる電流値を検出して負荷に供給
している電流に相当する電圧を出力する電流検出手段と
を備えた半導体リレーで構成し、チャージポンプ回路に
よって電源電圧を昇圧したチャージポンプ出力電圧を前
記メインFETのゲートに印加して該メインFETをオ
ン・オフ制御する駆動回路と、前記第1の設定値より低
い電流値で、前記負荷に定常状態で供給される定格電流
よりも高い電流値に設定する第2の設定値と前記電流検
出手段によって出力される電流値とを比較し、前記電流
検出手段によって出力される電流値が前記第1の設定値
よりも大きい場合に過電流と検出する過電流検出手段
と、前記過電流検出手段によって検出した電流が第2の
設定値よりも大きい場合であっても、電源投入時から所
定時間、前記過電流検出手段からの出力を停止するマス
ク手段とによって構成したものである。このように構成
することにより、請求項1に記載の発明によると、過電
流時の負荷に供給される電流を検出精度よく検出するこ
とができ、負荷に流れる電流を適正に制御することがで
きる。
めに、請求項1に記載の過電流時の負荷電流制御装置
は、半導体リレーを用いマイクロコンピュータでオン・
オフ制御して負荷に電源を供給する半導体リレーシステ
ムにおいて,前記半導体リレーを、第1の設定値より大
きな電流が負荷に供給されたときにメインFETを遮断
し負荷に電源を供給しないようにする回路遮断手段と、
前記メインFETに流れる電流値を検出して負荷に供給
している電流に相当する電圧を出力する電流検出手段と
を備えた半導体リレーで構成し、チャージポンプ回路に
よって電源電圧を昇圧したチャージポンプ出力電圧を前
記メインFETのゲートに印加して該メインFETをオ
ン・オフ制御する駆動回路と、前記第1の設定値より低
い電流値で、前記負荷に定常状態で供給される定格電流
よりも高い電流値に設定する第2の設定値と前記電流検
出手段によって出力される電流値とを比較し、前記電流
検出手段によって出力される電流値が前記第1の設定値
よりも大きい場合に過電流と検出する過電流検出手段
と、前記過電流検出手段によって検出した電流が第2の
設定値よりも大きい場合であっても、電源投入時から所
定時間、前記過電流検出手段からの出力を停止するマス
ク手段とによって構成したものである。このように構成
することにより、請求項1に記載の発明によると、過電
流時の負荷に供給される電流を検出精度よく検出するこ
とができ、負荷に流れる電流を適正に制御することがで
きる。
【0009】上記の目的を達成するために、請求項2に
記載の過電流時の負荷電流制御装置は、半導体リレーの
内部にメインFETの温度を検出する半導体リレー温度
センサを設けると共に、この温度センサによって検出さ
れる温度が、所定温度よりも高くなったときに駆動回路
からメインFETのゲートに印加しているチャージポン
プ回路から供給されるチャージポンプ出力電圧をオフ
し、メインFETをオフする過熱遮断手段を設けたもの
である。このように構成することにより、請求項2に記
載の発明によると、FETが過熱した場合に、FETが
熱によって破壊するのを防止することができる。
記載の過電流時の負荷電流制御装置は、半導体リレーの
内部にメインFETの温度を検出する半導体リレー温度
センサを設けると共に、この温度センサによって検出さ
れる温度が、所定温度よりも高くなったときに駆動回路
からメインFETのゲートに印加しているチャージポン
プ回路から供給されるチャージポンプ出力電圧をオフ
し、メインFETをオフする過熱遮断手段を設けたもの
である。このように構成することにより、請求項2に記
載の発明によると、FETが過熱した場合に、FETが
熱によって破壊するのを防止することができる。
【0010】上記の目的を達成するために、請求項3に
記載の過電流時の負荷電流制御装置は、半導体リレーの
周囲の温度を検出する周囲温度センサを設けると共に、
この温度センサによって検出される温度が、所定温度よ
りも低い場合に、過熱遮断手段が作動する毎にカウント
信号を出力する過熱遮断作動検出手段を設けたものであ
る。このように構成することにより、請求項3に記載の
発明によると、特定の温度(例えば、−40℃)でのF
ETの過電流遮断回数を計数することができる。
記載の過電流時の負荷電流制御装置は、半導体リレーの
周囲の温度を検出する周囲温度センサを設けると共に、
この温度センサによって検出される温度が、所定温度よ
りも低い場合に、過熱遮断手段が作動する毎にカウント
信号を出力する過熱遮断作動検出手段を設けたものであ
る。このように構成することにより、請求項3に記載の
発明によると、特定の温度(例えば、−40℃)でのF
ETの過電流遮断回数を計数することができる。
【0011】上記の目的を達成するために、請求項4に
記載の過電流時の負荷電流制御装置は、半導体リレー
は、負荷に電源電圧から電流を供給するメインFET
と、メインFETに並列に、一端に負荷が接続される第
1の抵抗の他端にソースが接続される第1のサブFET
との直列回路と、メインFETに並列に、一端に負荷が
接続される第3の抵抗の他端に接続される第2の抵抗の
他端にソースが接続される第2のサブFETとの直列回
路とを備え、このメインFETと該第1のサブFETと
該第2のサブFETとを共通のゲート電圧で駆動すると
共に,第1のサブFETと第1の抵抗との接続点にゲー
ト端子を接続し、メインFETのゲートにドレン端子を
接続し、負荷にソース端子を接続してなる第3のサブF
ETを設けて構成したものである。このように構成する
ことにより、請求項4に記載の発明によると、FETに
熱遮断回路内蔵型MOSFETを用いなくても、突入電
流よりも大きな電流が供給されたときにメインFETを
過熱遮断を待たずに遮断することができ、過電流が供給
された場合にも、確実にメインFETを遮断することが
できる。
記載の過電流時の負荷電流制御装置は、半導体リレー
は、負荷に電源電圧から電流を供給するメインFET
と、メインFETに並列に、一端に負荷が接続される第
1の抵抗の他端にソースが接続される第1のサブFET
との直列回路と、メインFETに並列に、一端に負荷が
接続される第3の抵抗の他端に接続される第2の抵抗の
他端にソースが接続される第2のサブFETとの直列回
路とを備え、このメインFETと該第1のサブFETと
該第2のサブFETとを共通のゲート電圧で駆動すると
共に,第1のサブFETと第1の抵抗との接続点にゲー
ト端子を接続し、メインFETのゲートにドレン端子を
接続し、負荷にソース端子を接続してなる第3のサブF
ETを設けて構成したものである。このように構成する
ことにより、請求項4に記載の発明によると、FETに
熱遮断回路内蔵型MOSFETを用いなくても、突入電
流よりも大きな電流が供給されたときにメインFETを
過熱遮断を待たずに遮断することができ、過電流が供給
された場合にも、確実にメインFETを遮断することが
できる。
【0012】上記の目的を達成するために、請求項5に
記載の過電流時の負荷電流制御装置は、回路遮断手段
を、第1のサブFETと第1の抵抗との接続点にゲート
端子を接続し、メインFETのゲートにドレン端子を接
続し、負荷にソース端子を接続してなる第3のサブFE
Tによって構成したものである。このように構成するこ
とにより、請求項5に記載の発明によると、FETに熱
遮断回路内蔵型MOSFETを用いなくても、突入電流
よりも大きな電流が供給されたときにメインFETを過
熱遮断を待たずに遮断することができ、過電流が供給さ
れた場合にも、確実にメインFETを遮断することがで
きる。
記載の過電流時の負荷電流制御装置は、回路遮断手段
を、第1のサブFETと第1の抵抗との接続点にゲート
端子を接続し、メインFETのゲートにドレン端子を接
続し、負荷にソース端子を接続してなる第3のサブFE
Tによって構成したものである。このように構成するこ
とにより、請求項5に記載の発明によると、FETに熱
遮断回路内蔵型MOSFETを用いなくても、突入電流
よりも大きな電流が供給されたときにメインFETを過
熱遮断を待たずに遮断することができ、過電流が供給さ
れた場合にも、確実にメインFETを遮断することがで
きる。
【0013】上記の目的を達成するために、請求項6に
記載の過電流時の負荷電流制御装置は、電流検出手段
を、メインFETに並列に接続される第2のサブFET
と第2の抵抗と第3の抵抗の直列回路によって構成し、
第2の抵抗と第3の抵抗の接続点から検出電流を取り出
すように構成したものである。このように構成すること
により、請求項6に記載の発明によると、シャント抵抗
を用いなくても正確な過電流検出を行うことができる。
記載の過電流時の負荷電流制御装置は、電流検出手段
を、メインFETに並列に接続される第2のサブFET
と第2の抵抗と第3の抵抗の直列回路によって構成し、
第2の抵抗と第3の抵抗の接続点から検出電流を取り出
すように構成したものである。このように構成すること
により、請求項6に記載の発明によると、シャント抵抗
を用いなくても正確な過電流検出を行うことができる。
【0014】上記の目的を達成するために、請求項7に
記載の過電流時の負荷電流制御装置は、半導体リレーを
構成するFETを、nチャネルD−MOSFETで構成
したものである。このように構成することにより、請求
項7に記載の発明によると、半導体リレーを安価に作る
ことができる。
記載の過電流時の負荷電流制御装置は、半導体リレーを
構成するFETを、nチャネルD−MOSFETで構成
したものである。このように構成することにより、請求
項7に記載の発明によると、半導体リレーを安価に作る
ことができる。
【0015】上記の目的を達成するために、請求項8に
記載の過電流時の負荷電流制御装置は、半導体リレーを
構成するFETを、pチャネルD−MOSFETで構成
したものである。このように構成することにより、請求
項8に記載の発明によると、チャージポンプ回路を省略
でき、半導体リレーを安価に作ることができる。
記載の過電流時の負荷電流制御装置は、半導体リレーを
構成するFETを、pチャネルD−MOSFETで構成
したものである。このように構成することにより、請求
項8に記載の発明によると、チャージポンプ回路を省略
でき、半導体リレーを安価に作ることができる。
【0016】上記の目的を達成するために、請求項9に
記載の過電流時の負荷電流制御装置は、半導体リレーを
1チップで形成したものである。このように構成するこ
とにより、請求項9に記載の発明によると、実装を容易
に行うことができる。
記載の過電流時の負荷電流制御装置は、半導体リレーを
1チップで形成したものである。このように構成するこ
とにより、請求項9に記載の発明によると、実装を容易
に行うことができる。
【0017】上記の目的を達成するために、請求項10
に記載の負荷の断芯検出装置は、第1の設定値より大き
な電流が負荷に供給されたときにメインFETを遮断し
負荷に電源を供給しないようにする回路遮断手段と、前
記メインFETに流れる電流値を検出して負荷に供給し
ている電流に相当する電圧を出力する電流検出手段とに
よって構成する半導体リレーを用い、マイクロコンピュ
ータでチャージポンプ回路によって電源電圧を昇圧した
チャージポンプ出力電圧を駆動回路を介して前記メイン
FETのゲートに印加することによりオン・オフ制御し
て負荷に電源を供給する半導体リレーシステムにおい
て,前記メインFETのドレン端子に電源と直列に接続
して負荷に供給される電流を検出する過少電流検出手段
と,前記過少電流検出手段によって検出される電流値を
増幅する増幅手段と、前記増幅手段によって増幅された
電流値と前記負荷に定常状態で供給される定格電流より
も低い電流値に設定する第3の設定値とを比較する比較
手段とによって構成したものである。このように構成す
ることにより、請求項10に記載の発明によると、負荷
の断芯状態を検出精度よく検出することができ、負荷に
供給される電流を適正に制御できることができる。
に記載の負荷の断芯検出装置は、第1の設定値より大き
な電流が負荷に供給されたときにメインFETを遮断し
負荷に電源を供給しないようにする回路遮断手段と、前
記メインFETに流れる電流値を検出して負荷に供給し
ている電流に相当する電圧を出力する電流検出手段とに
よって構成する半導体リレーを用い、マイクロコンピュ
ータでチャージポンプ回路によって電源電圧を昇圧した
チャージポンプ出力電圧を駆動回路を介して前記メイン
FETのゲートに印加することによりオン・オフ制御し
て負荷に電源を供給する半導体リレーシステムにおい
て,前記メインFETのドレン端子に電源と直列に接続
して負荷に供給される電流を検出する過少電流検出手段
と,前記過少電流検出手段によって検出される電流値を
増幅する増幅手段と、前記増幅手段によって増幅された
電流値と前記負荷に定常状態で供給される定格電流より
も低い電流値に設定する第3の設定値とを比較する比較
手段とによって構成したものである。このように構成す
ることにより、請求項10に記載の発明によると、負荷
の断芯状態を検出精度よく検出することができ、負荷に
供給される電流を適正に制御できることができる。
【0018】上記の目的を達成するために、請求項11
に記載の負荷の断芯検出装置は、負荷の断芯検出装置
を、メインFETのドレン端子と電源との間にシャント
抵抗を接続し、このシャント抵抗の両端の電位差によっ
て検出される電流を作動増幅器によって所定倍に増幅
し、この増幅した電流値と負荷に定常状態で供給される
定格電流よりも低い値の第3の設定値とをコンパレータ
で比較して、負荷に定常状態で供給される定格電流より
も低い電流しか流れていないことを検出するものであ
る。このように構成することにより、請求項11に記載
の発明によると、負荷の断芯状態を検出精度よく検出す
ることができ、負荷に供給される電流を適正に制御でき
ることができる。
に記載の負荷の断芯検出装置は、負荷の断芯検出装置
を、メインFETのドレン端子と電源との間にシャント
抵抗を接続し、このシャント抵抗の両端の電位差によっ
て検出される電流を作動増幅器によって所定倍に増幅
し、この増幅した電流値と負荷に定常状態で供給される
定格電流よりも低い値の第3の設定値とをコンパレータ
で比較して、負荷に定常状態で供給される定格電流より
も低い電流しか流れていないことを検出するものであ
る。このように構成することにより、請求項11に記載
の発明によると、負荷の断芯状態を検出精度よく検出す
ることができ、負荷に供給される電流を適正に制御でき
ることができる。
【0019】上記の目的を達成するために、請求項12
に記載の負荷の断芯検出装置は、半導体リレーを、負荷
に電源電圧から電流を供給するメインFETと、メイン
FETに並列に、一端に負荷が接続される第1の抵抗の
他端にソースが接続される第1のサブFETとの直列回
路と、メインFETに並列に、一端に負荷が接続される
第3の抵抗の他端に接続される第2の抵抗の他端にソー
スが接続される第2のサブFETとの直列回路とを備
え、このメインFETとこの第1のサブFETとこの第
2のサブFETとを共通のゲート電圧で駆動すると共
に,第1のサブFETと第1の抵抗との接続点にゲート
端子を接続し、メインFETのゲートにドレン端子を接
続し、負荷にソース端子を接続してなる第3のサブFE
Tを設けて構成したものである。このように構成するこ
とにより、請求項12に記載の発明によると、FETに
熱遮断回路内蔵型MOSFETを用いなくても、突入電
流よりも大きな電流が供給されたときにメインFETを
過熱遮断を待たずに遮断することができ、過電流が供給
された場合にも、確実にメインFETを遮断することが
できる。
に記載の負荷の断芯検出装置は、半導体リレーを、負荷
に電源電圧から電流を供給するメインFETと、メイン
FETに並列に、一端に負荷が接続される第1の抵抗の
他端にソースが接続される第1のサブFETとの直列回
路と、メインFETに並列に、一端に負荷が接続される
第3の抵抗の他端に接続される第2の抵抗の他端にソー
スが接続される第2のサブFETとの直列回路とを備
え、このメインFETとこの第1のサブFETとこの第
2のサブFETとを共通のゲート電圧で駆動すると共
に,第1のサブFETと第1の抵抗との接続点にゲート
端子を接続し、メインFETのゲートにドレン端子を接
続し、負荷にソース端子を接続してなる第3のサブFE
Tを設けて構成したものである。このように構成するこ
とにより、請求項12に記載の発明によると、FETに
熱遮断回路内蔵型MOSFETを用いなくても、突入電
流よりも大きな電流が供給されたときにメインFETを
過熱遮断を待たずに遮断することができ、過電流が供給
された場合にも、確実にメインFETを遮断することが
できる。
【0020】上記の目的を達成するために、請求項13
に記載の負荷の断芯検出装置は、半導体リレーを構成す
るFETを、nチャネルD−MOSFETで構成したも
のである。このように構成することにより、請求項13
に記載の発明によると、半導体リレーを安価に作ること
ができる。
に記載の負荷の断芯検出装置は、半導体リレーを構成す
るFETを、nチャネルD−MOSFETで構成したも
のである。このように構成することにより、請求項13
に記載の発明によると、半導体リレーを安価に作ること
ができる。
【0021】上記の目的を達成するために、請求項14
に記載の過電流時の負荷電流制御装置は、半導体リレー
を構成するFETを、pチャネルD−MOSFETで構
成したものである。このように構成することにより、請
求項14に記載の発明によると、半導体リレーを安価に
作ることができる。
に記載の過電流時の負荷電流制御装置は、半導体リレー
を構成するFETを、pチャネルD−MOSFETで構
成したものである。このように構成することにより、請
求項14に記載の発明によると、半導体リレーを安価に
作ることができる。
【0022】上記の目的を達成するために、請求項15
に記載の過電流時の負荷電流制御装置は、半導体リレー
を1チップで形成したものである。このように構成する
ことにより、請求項15に記載の発明によると、実装を
容易に行うことができる。
に記載の過電流時の負荷電流制御装置は、半導体リレー
を1チップで形成したものである。このように構成する
ことにより、請求項15に記載の発明によると、実装を
容易に行うことができる。
【0023】上記の目的を達成するために、請求項16
に記載の負荷電流検出供給制御装置は、半導体リレーを
用いマイクロコンピュータでオン・オフ制御して負荷に
電源を供給する半導体リレーシステムにおいて,半導体
リレーを、第1の設定値より大きな電流が負荷に供給さ
れたときにメインFETを遮断し負荷に電源を供給しな
いようにする回路遮断手段と、メインFETに流れる電
流値を検出して負荷に供給している電流に相当する電圧
を出力する電流検出手段とを備えた半導体リレーで構成
し、チャージポンプ回路によって電源電圧を昇圧したチ
ャージポンプ出力電圧をメインFETのゲートに印加し
て、このメインFETをオン・オフ制御する駆動回路
と、第1の設定値より低い電流値で、負荷に定常状態で
供給される定格電流よりも高い電流値に設定する第2の
設定値と電流検出手段によって出力される電流値とを比
較し、電流検出手段によって出力される電流値が前記第
1の設定値よりも大きい場合に過電流と検出する過電流
検出手段と、過電流検出手段によって検出した電流が第
2の設定値よりも大きい場合であっても、電源投入時か
ら所定時間、過電流検出手段からの出力を停止するマス
ク手段と、メインFETのドレン端子に電源と直列に接
続して負荷に供給される電流を検出する過少電流検出手
段と,過少電流検出手段によって検出される電流値を増
幅する増幅手段と、増幅手段によって増幅された電流値
と負荷に定常状態で供給される定格電流よりも低い電流
値に設定する第3の設定値とを比較する比較手段とによ
って構成したものである。このように構成することによ
り、請求項16に記載の発明によると、過電流時の負荷
に供給される電流を検出精度よく検出することができ、
かつ負荷の断芯状態を検出精度よく検出でき、負荷に供
給される電流を適正に制御することができる。
に記載の負荷電流検出供給制御装置は、半導体リレーを
用いマイクロコンピュータでオン・オフ制御して負荷に
電源を供給する半導体リレーシステムにおいて,半導体
リレーを、第1の設定値より大きな電流が負荷に供給さ
れたときにメインFETを遮断し負荷に電源を供給しな
いようにする回路遮断手段と、メインFETに流れる電
流値を検出して負荷に供給している電流に相当する電圧
を出力する電流検出手段とを備えた半導体リレーで構成
し、チャージポンプ回路によって電源電圧を昇圧したチ
ャージポンプ出力電圧をメインFETのゲートに印加し
て、このメインFETをオン・オフ制御する駆動回路
と、第1の設定値より低い電流値で、負荷に定常状態で
供給される定格電流よりも高い電流値に設定する第2の
設定値と電流検出手段によって出力される電流値とを比
較し、電流検出手段によって出力される電流値が前記第
1の設定値よりも大きい場合に過電流と検出する過電流
検出手段と、過電流検出手段によって検出した電流が第
2の設定値よりも大きい場合であっても、電源投入時か
ら所定時間、過電流検出手段からの出力を停止するマス
ク手段と、メインFETのドレン端子に電源と直列に接
続して負荷に供給される電流を検出する過少電流検出手
段と,過少電流検出手段によって検出される電流値を増
幅する増幅手段と、増幅手段によって増幅された電流値
と負荷に定常状態で供給される定格電流よりも低い電流
値に設定する第3の設定値とを比較する比較手段とによ
って構成したものである。このように構成することによ
り、請求項16に記載の発明によると、過電流時の負荷
に供給される電流を検出精度よく検出することができ、
かつ負荷の断芯状態を検出精度よく検出でき、負荷に供
給される電流を適正に制御することができる。
【0024】上記の目的を達成するために、請求項17
に記載の負荷電流検出供給制御装置は、導体リレーの内
部にメインFETの温度を検出する半導体リレー温度セ
ンサを設けると共に、この温度センサによって検出され
る温度が、所定温度よりも高くなったときに駆動回路か
らメインFETのゲートに印加しているチャージポンプ
回路から供給されるチャージポンプ出力電圧をオフしメ
インFETをオフする過熱遮断手段を設けたものであ
る。このように構成することにより、請求項17に記載
の発明によると、FETが過熱した場合に、FETが熱
によって破壊するのを防止することができる。
に記載の負荷電流検出供給制御装置は、導体リレーの内
部にメインFETの温度を検出する半導体リレー温度セ
ンサを設けると共に、この温度センサによって検出され
る温度が、所定温度よりも高くなったときに駆動回路か
らメインFETのゲートに印加しているチャージポンプ
回路から供給されるチャージポンプ出力電圧をオフしメ
インFETをオフする過熱遮断手段を設けたものであ
る。このように構成することにより、請求項17に記載
の発明によると、FETが過熱した場合に、FETが熱
によって破壊するのを防止することができる。
【0025】上記の目的を達成するために、請求項18
に記載の負荷電流検出供給制御装置は、半導体リレーの
周囲の温度を検出する周囲温度センサを設けると共に、
この温度センサによって検出される温度が、所定温度よ
りも低い場合に前記過熱遮断手段が作動する毎にカウン
ト信号を出力する過熱遮断作動検出手段を設けたもので
ある。このように構成することにより、請求項18に記
載の発明によると、特定の温度(例えば、−40℃)で
のFETの過電流遮断回数を計数することができる。
に記載の負荷電流検出供給制御装置は、半導体リレーの
周囲の温度を検出する周囲温度センサを設けると共に、
この温度センサによって検出される温度が、所定温度よ
りも低い場合に前記過熱遮断手段が作動する毎にカウン
ト信号を出力する過熱遮断作動検出手段を設けたもので
ある。このように構成することにより、請求項18に記
載の発明によると、特定の温度(例えば、−40℃)で
のFETの過電流遮断回数を計数することができる。
【0026】上記の目的を達成するために、請求項19
に記載の負荷電流検出供給制御装置は、半導体リレー
は、負荷に電源電圧から電流を供給するメインFET
と、メインFETに並列に、一端に負荷が接続される第
1の抵抗の他端にソースが接続される第1のサブFET
との直列回路と、メインFETに並列に、一端に負荷が
接続される第3の抵抗の他端に接続される第2の抵抗の
他端にソースが接続される第2のサブFETとの直列回
路とを備え、このメインFETとこの第1のサブFET
とこの第2のサブFETとを共通のゲート電圧で駆動す
ると共に,第1のサブFETと第1の抵抗との接続点に
ゲート端子を接続し、メインFETのゲートにドレン端
子を接続し、負荷にソース端子を接続してなる第3のサ
ブFETを設けて構成したものである。このように構成
することにより、請求項19に記載の発明によると、F
ETに熱遮断回路内蔵型MOSFETを用いなくても、
突入電流よりも大きな電流が供給されたときにメインF
ETを過熱遮断を待たずに遮断することができ、過電流
が供給された場合にも、確実にメインFETを遮断する
ことができる。
に記載の負荷電流検出供給制御装置は、半導体リレー
は、負荷に電源電圧から電流を供給するメインFET
と、メインFETに並列に、一端に負荷が接続される第
1の抵抗の他端にソースが接続される第1のサブFET
との直列回路と、メインFETに並列に、一端に負荷が
接続される第3の抵抗の他端に接続される第2の抵抗の
他端にソースが接続される第2のサブFETとの直列回
路とを備え、このメインFETとこの第1のサブFET
とこの第2のサブFETとを共通のゲート電圧で駆動す
ると共に,第1のサブFETと第1の抵抗との接続点に
ゲート端子を接続し、メインFETのゲートにドレン端
子を接続し、負荷にソース端子を接続してなる第3のサ
ブFETを設けて構成したものである。このように構成
することにより、請求項19に記載の発明によると、F
ETに熱遮断回路内蔵型MOSFETを用いなくても、
突入電流よりも大きな電流が供給されたときにメインF
ETを過熱遮断を待たずに遮断することができ、過電流
が供給された場合にも、確実にメインFETを遮断する
ことができる。
【0027】上記の目的を達成するために、請求項20
に記載の負荷電流検出供給制御装置は、回路遮断手段
を、第1のサブFETと第1の抵抗との接続点にゲート
端子を接続し、メインFETのゲートにドレン端子を接
続し、負荷にソース端子を接続してなる第3のサブFE
Tによって構成したものである。このように構成するこ
とにより、請求項20に記載の発明によると、FETに
熱遮断回路内蔵型MOSFETを用いなくても、突入電
流よりも大きな電流が供給されたときにメインFETを
過熱遮断を待たずに遮断することができ、過電流が供給
された場合にも、確実にメインFETを遮断することが
できる。
に記載の負荷電流検出供給制御装置は、回路遮断手段
を、第1のサブFETと第1の抵抗との接続点にゲート
端子を接続し、メインFETのゲートにドレン端子を接
続し、負荷にソース端子を接続してなる第3のサブFE
Tによって構成したものである。このように構成するこ
とにより、請求項20に記載の発明によると、FETに
熱遮断回路内蔵型MOSFETを用いなくても、突入電
流よりも大きな電流が供給されたときにメインFETを
過熱遮断を待たずに遮断することができ、過電流が供給
された場合にも、確実にメインFETを遮断することが
できる。
【0028】上記の目的を達成するために、請求項21
に記載の負荷電流検出供給制御装置は、電流検出手段
を、メインFETに並列に接続される第2のサブFET
と第2の抵抗と第3の抵抗の直列回路によって構成し、
第2の抵抗と第3の抵抗の接続点から検出電流を取り出
すように構成したものである。このように構成すること
により、請求項21に記載の発明によると、シャント抵
抗を用いなくても正確な過電流検出を行うことができ
る。
に記載の負荷電流検出供給制御装置は、電流検出手段
を、メインFETに並列に接続される第2のサブFET
と第2の抵抗と第3の抵抗の直列回路によって構成し、
第2の抵抗と第3の抵抗の接続点から検出電流を取り出
すように構成したものである。このように構成すること
により、請求項21に記載の発明によると、シャント抵
抗を用いなくても正確な過電流検出を行うことができ
る。
【0029】上記の目的を達成するために、請求項22
に記載の負荷電流検出供給制御装置は、半導体リレーを
構成するFETは、nチャネルD−MOSFETで構成
したものである。このように構成することにより、請求
項22に記載の発明によると、半導体リレーを安価に作
ることができる。
に記載の負荷電流検出供給制御装置は、半導体リレーを
構成するFETは、nチャネルD−MOSFETで構成
したものである。このように構成することにより、請求
項22に記載の発明によると、半導体リレーを安価に作
ることができる。
【0030】上記の目的を達成するために、請求項23
に記載の負荷電流検出供給制御装置は、半導体リレーを
構成するFETを、pチャネルD−MOSFETで構成
したものである。このように構成することにより、請求
項23に記載の発明によると、半導体リレーを安価に作
ることができる。
に記載の負荷電流検出供給制御装置は、半導体リレーを
構成するFETを、pチャネルD−MOSFETで構成
したものである。このように構成することにより、請求
項23に記載の発明によると、半導体リレーを安価に作
ることができる。
【0031】上記の目的を達成するために、請求項24
に記載の負荷電流検出供給制御装置は、半導体リレーを
1チップで形成したものである。
に記載の負荷電流検出供給制御装置は、半導体リレーを
1チップで形成したものである。
【0032】このように構成することにより、請求項2
4に記載の発明によると、実装を容易に行うことができ
る。
4に記載の発明によると、実装を容易に行うことができ
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態に
ついて説明する。図1には、本発明に係る過電流時の負
荷電流制御装置、負荷の断芯検出装置、及び負荷電流検
出供給制御装置の一実施の形態が示されている。
ついて説明する。図1には、本発明に係る過電流時の負
荷電流制御装置、負荷の断芯検出装置、及び負荷電流検
出供給制御装置の一実施の形態が示されている。
【0034】図において、車載バッテリからの電源電圧
VBは、負荷に供給される電流を検出するシャント抵抗
Rsと、半導体リレー2を介してストップランプやヘッ
ドライト等々の負荷3に供給される。この半導体リレー
2は、シャント抵抗Rsと負荷3の間に直列に接続され
るnチャネルD−MOSFETによって構成されるメイ
ンFET4が接続されている。すなわち、シャント抵抗
Rsには、メインFET4のドレン端子が接続されてお
り、メインFET4のソース端子には、負荷3が接続さ
れている。
VBは、負荷に供給される電流を検出するシャント抵抗
Rsと、半導体リレー2を介してストップランプやヘッ
ドライト等々の負荷3に供給される。この半導体リレー
2は、シャント抵抗Rsと負荷3の間に直列に接続され
るnチャネルD−MOSFETによって構成されるメイ
ンFET4が接続されている。すなわち、シャント抵抗
Rsには、メインFET4のドレン端子が接続されてお
り、メインFET4のソース端子には、負荷3が接続さ
れている。
【0035】また、このメインFET4に並列に、nチ
ャネルD−MOSFETによって構成される第1のサブ
FET5が接続されている。すなわち、メインFET4
のドレン端子に第1のサブFET5のドレン端子が接続
されており、この第1のサブFET5のソース端子に
は、抵抗R1を介して負荷3が接続されている。さら
に、メインFET4に並列に、nチャネルD−MOSF
ETによって構成される第2のサブFET6が接続され
ている。すなわち、メインFET4のドレン端子に第2
のサブFET6のドレン端子が接続されており、この第
2のサブFET6のソース端子には、抵抗R2,R3の
直列回路を介して負荷3が接続されている。この抵抗R
2,R3の接続点から過電流の検出を行う。すなわち、
この抵抗R2,R3の接続点には、メインFET4に流
れる電流と同等の電流に相当する電圧値が誘起するよう
に抵抗R2,R3の抵抗値が設定されており、この抵抗
R2,R3の直列回路によって、メインFET4に流れ
る過電流を検出している。
ャネルD−MOSFETによって構成される第1のサブ
FET5が接続されている。すなわち、メインFET4
のドレン端子に第1のサブFET5のドレン端子が接続
されており、この第1のサブFET5のソース端子に
は、抵抗R1を介して負荷3が接続されている。さら
に、メインFET4に並列に、nチャネルD−MOSF
ETによって構成される第2のサブFET6が接続され
ている。すなわち、メインFET4のドレン端子に第2
のサブFET6のドレン端子が接続されており、この第
2のサブFET6のソース端子には、抵抗R2,R3の
直列回路を介して負荷3が接続されている。この抵抗R
2,R3の接続点から過電流の検出を行う。すなわち、
この抵抗R2,R3の接続点には、メインFET4に流
れる電流と同等の電流に相当する電圧値が誘起するよう
に抵抗R2,R3の抵抗値が設定されており、この抵抗
R2,R3の直列回路によって、メインFET4に流れ
る過電流を検出している。
【0036】このメインFET4のゲート端子には、n
チャネルD−MOSFETによって構成される第3のサ
ブFET7のドレン端子が接続されており、この第3の
サブFET7のソース端子は、負荷3に接続されてい
る。そして、この第3のサブFET7のゲートは、第1
のサブFET5のソース端子と抵抗R1の接続点に接続
されている。また、8は、半導体リレー2、特にメイン
FET4の温度を検出する半導体リレー温度センサであ
り、この半導体リレー温度センサ8は、半導体リレー
2、特にメインFET4の温度が所定温度に達したとき
に信号を出力する機能を有している。したがって、定常
状態のときは、導体リレー2、特にメインFET4の温
度が所定温度まで上昇することはなく、温度センサ8が
作動することはない。
チャネルD−MOSFETによって構成される第3のサ
ブFET7のドレン端子が接続されており、この第3の
サブFET7のソース端子は、負荷3に接続されてい
る。そして、この第3のサブFET7のゲートは、第1
のサブFET5のソース端子と抵抗R1の接続点に接続
されている。また、8は、半導体リレー2、特にメイン
FET4の温度を検出する半導体リレー温度センサであ
り、この半導体リレー温度センサ8は、半導体リレー
2、特にメインFET4の温度が所定温度に達したとき
に信号を出力する機能を有している。したがって、定常
状態のときは、導体リレー2、特にメインFET4の温
度が所定温度まで上昇することはなく、温度センサ8が
作動することはない。
【0037】この第3のサブFET7は、メインFET
4を介して負荷3に何らかの理由で超大電流(例えば、
100A)が流れた場合に働くものである。すなわち、
メインFET4に、この超大電流(例えば、100A)
が流れると、この超大電流によって、メインFET4は
発熱し、過熱状態となる。このメインFET4の発熱に
よりメインFET4が所定温度に達すると、温度センサ
8の検知によってメインFET4は遮断されるが、超大
電流(例えば、100A)のような過大電流の場合は、
メインFET4の発熱によりメインFET4が所定温度
に達するまで電流を流しておくとメインFET4が破損
してしまうことがあるため、メインFET4が所定温度
に達するのを待たずに、直ちにメインFET4を遮断す
る必要がある。このために設けたのが第3のサブFET
7である。この第3のサブFET7の作動電流は、第1
のサブFET5のソース端子に接続される抵抗R1の値
によって決まる。すなわち、たとえば、100Aのよう
な超大電流で作動させるには、第1のサブFET5のソ
ース端子と抵抗R1の接続点にメインFET4に100
Aの電流が流れたときに、第3のサブFET7のゲート
端子に第3のサブFET7をオンさせる電圧が誘起でき
るように、抵抗R1の抵抗値を設定することで実現でき
る。この第3のサブFET7がオンすると、メインFE
T4のゲート電圧がLoに落ち、メインFET4が遮断
される。なお、第3のサブFET7は、負荷3に定格電
流が供給されているときは、作動することはない。
4を介して負荷3に何らかの理由で超大電流(例えば、
100A)が流れた場合に働くものである。すなわち、
メインFET4に、この超大電流(例えば、100A)
が流れると、この超大電流によって、メインFET4は
発熱し、過熱状態となる。このメインFET4の発熱に
よりメインFET4が所定温度に達すると、温度センサ
8の検知によってメインFET4は遮断されるが、超大
電流(例えば、100A)のような過大電流の場合は、
メインFET4の発熱によりメインFET4が所定温度
に達するまで電流を流しておくとメインFET4が破損
してしまうことがあるため、メインFET4が所定温度
に達するのを待たずに、直ちにメインFET4を遮断す
る必要がある。このために設けたのが第3のサブFET
7である。この第3のサブFET7の作動電流は、第1
のサブFET5のソース端子に接続される抵抗R1の値
によって決まる。すなわち、たとえば、100Aのよう
な超大電流で作動させるには、第1のサブFET5のソ
ース端子と抵抗R1の接続点にメインFET4に100
Aの電流が流れたときに、第3のサブFET7のゲート
端子に第3のサブFET7をオンさせる電圧が誘起でき
るように、抵抗R1の抵抗値を設定することで実現でき
る。この第3のサブFET7がオンすると、メインFE
T4のゲート電圧がLoに落ち、メインFET4が遮断
される。なお、第3のサブFET7は、負荷3に定格電
流が供給されているときは、作動することはない。
【0038】このメインFET4と、第1のサブFET
5と、第2のサブFET6と、第3のサブFET7と、
抵抗R1、R2,R3によって、半導体リレー2が構成
されている。この半導体リレー2には、メインFET4
の過熱温度を検出する半導体リレー温度センサ8を含め
ることは任意である。すなわち、メインFET4が過電
流で過熱されてもメインFET4を遮断しない場合は、
半導体リレー温度センサ8を設ける必要はない。
5と、第2のサブFET6と、第3のサブFET7と、
抵抗R1、R2,R3によって、半導体リレー2が構成
されている。この半導体リレー2には、メインFET4
の過熱温度を検出する半導体リレー温度センサ8を含め
ることは任意である。すなわち、メインFET4が過電
流で過熱されてもメインFET4を遮断しない場合は、
半導体リレー温度センサ8を設ける必要はない。
【0039】メインFET4のゲート端子と、第1のサ
ブFET5のゲート端子と、第2のサブFET6のゲー
ト端子には、駆動回路9が接続されており、メインFE
T4と第1のサブFET5と第2のサブFET6は、駆
動回路9によって同時に駆動するように構成されてい
る。駆動回路9は、チャージポンプ回路25により電源
電圧VBを昇圧したチャージポンプ出力電圧VPが、図
示されていないが、コレクタに接続されるNPN型スイ
ッチング(SW)トランジスタTr1と、このSWトラ
ンジスタTr1のエミッタにコレクタが接続されたNP
N型スイッチング(SW)トランジスタTr2とを有し
ており、SWトランジスタTr1のエミッタとSWトラ
ンジスタTr2のコレクタとの接点が半導体リレー2の
メインFET4のゲート端子、第1のサブFET5のゲ
ート端子、第2のサブFET6のゲート端子のそれぞれ
に接続されている。そして、この駆動回路9は、図示さ
れていないがマイコンからのHレベルのオン操作信号に
よってチャージポンプ回路25により電源電圧VBを昇
圧したチャージポンプ出力電圧VPをメインFET4の
ゲート端子と、第1のサブFET5のゲート端子と、第
2のサブFET6のゲート端子に印加し、メインFET
4と第1のサブFET5と第2のサブFET6をオンす
る。
ブFET5のゲート端子と、第2のサブFET6のゲー
ト端子には、駆動回路9が接続されており、メインFE
T4と第1のサブFET5と第2のサブFET6は、駆
動回路9によって同時に駆動するように構成されてい
る。駆動回路9は、チャージポンプ回路25により電源
電圧VBを昇圧したチャージポンプ出力電圧VPが、図
示されていないが、コレクタに接続されるNPN型スイ
ッチング(SW)トランジスタTr1と、このSWトラ
ンジスタTr1のエミッタにコレクタが接続されたNP
N型スイッチング(SW)トランジスタTr2とを有し
ており、SWトランジスタTr1のエミッタとSWトラ
ンジスタTr2のコレクタとの接点が半導体リレー2の
メインFET4のゲート端子、第1のサブFET5のゲ
ート端子、第2のサブFET6のゲート端子のそれぞれ
に接続されている。そして、この駆動回路9は、図示さ
れていないがマイコンからのHレベルのオン操作信号に
よってチャージポンプ回路25により電源電圧VBを昇
圧したチャージポンプ出力電圧VPをメインFET4の
ゲート端子と、第1のサブFET5のゲート端子と、第
2のサブFET6のゲート端子に印加し、メインFET
4と第1のサブFET5と第2のサブFET6をオンす
る。
【0040】また、第2のサブFET6のソース端子に
接続されている抵抗R2,R3の接続点には、コンパレ
ータ10の(+)入力端子が接続されており、このコン
パレータ12の(−)入力端子には、抵抗R4によって
決定される基準電圧Vref1が入力されている。この
基準電圧Vref1は、メインFET4に流れる電流が
過電流とする電流値に相当する電圧値に設定されてお
り、この基準電圧Vref1によってメインFET4に
過電流が流れたか否かが決定される。すなわち、抵抗R
2,R3の接続点に誘起される電圧が基準電圧Vref
1を超えると、コンパレータ10の(+)入力端子が大
きくなり、この接続されておりいる。このコンパレータ
10の出力端子からHiが出力される。
接続されている抵抗R2,R3の接続点には、コンパレ
ータ10の(+)入力端子が接続されており、このコン
パレータ12の(−)入力端子には、抵抗R4によって
決定される基準電圧Vref1が入力されている。この
基準電圧Vref1は、メインFET4に流れる電流が
過電流とする電流値に相当する電圧値に設定されてお
り、この基準電圧Vref1によってメインFET4に
過電流が流れたか否かが決定される。すなわち、抵抗R
2,R3の接続点に誘起される電圧が基準電圧Vref
1を超えると、コンパレータ10の(+)入力端子が大
きくなり、この接続されておりいる。このコンパレータ
10の出力端子からHiが出力される。
【0041】このコンパレータ10の出力端子には、マ
スク回路11が接続されている。このマスク回路11
は、負荷スイッチの投入時に負荷に供給される電流は、
ランプ負荷の場合、負荷スイッチ投入時はランプが冷え
ている(負荷の抵抗値が低い)ので大電流(例えば、3
0〜50A)が流れ、この場合、通常の過電流検出を行
いメインFET4を遮断してしまい、ランプの照度が十
分得られない。このため、負荷スイッチ投入時はランプ
を早く暖める必要から所定時間はむしろ大電流(例え
ば、30〜50A)を流す必要がある。そこで、このマ
スク回路11は、負荷スイッチ(図示していない)の投
入時からマスク回路11が作動している所定時間(予め
設定したマスク時間)、コンパレータ10の出力端子か
ら出力されてきたHi信号を次段の回路に出力しないよ
うにする作用を有している。このマスク回路11は、こ
のマスク回路11に接続されるワンショットマルチバイ
ブレータ12によって作用することになる。
スク回路11が接続されている。このマスク回路11
は、負荷スイッチの投入時に負荷に供給される電流は、
ランプ負荷の場合、負荷スイッチ投入時はランプが冷え
ている(負荷の抵抗値が低い)ので大電流(例えば、3
0〜50A)が流れ、この場合、通常の過電流検出を行
いメインFET4を遮断してしまい、ランプの照度が十
分得られない。このため、負荷スイッチ投入時はランプ
を早く暖める必要から所定時間はむしろ大電流(例え
ば、30〜50A)を流す必要がある。そこで、このマ
スク回路11は、負荷スイッチ(図示していない)の投
入時からマスク回路11が作動している所定時間(予め
設定したマスク時間)、コンパレータ10の出力端子か
ら出力されてきたHi信号を次段の回路に出力しないよ
うにする作用を有している。このマスク回路11は、こ
のマスク回路11に接続されるワンショットマルチバイ
ブレータ12によって作用することになる。
【0042】すなわち、負荷スイッチ(図示していな
い)の投入によってマイコンからランプ等の負荷3に電
源を供給するための駆動指示信号(Hi信号)が駆動回
路9に出力されると同時に、マイコンからランプ負荷3
への負荷スイッチ投入時にランプ負荷3への負荷スイッ
チ投入時であることを知らせるランプ投入信号(Hi信
号)をワンショットマルチバイブレータ12に入力す
る。このワンショットマルチバイブレータ12は、マイ
コンからの入力があると一定時間Hiの信号を出力する
機能を有しており、負荷スイッチの投入によってワンシ
ョットマルチバイブレータ12は作動し、ワンショット
マルチバイブレータ12の出力端子からは、一定時間H
iの信号がマスク回路11に供給される。このワンショ
ットマルチバイブレータ12の出力端子から出力される
一定時間Hiの信号によってマスク回路11が作動し、
所定時間、メインFET4に流れる電流が過電流である
ことの検出を行わない。
い)の投入によってマイコンからランプ等の負荷3に電
源を供給するための駆動指示信号(Hi信号)が駆動回
路9に出力されると同時に、マイコンからランプ負荷3
への負荷スイッチ投入時にランプ負荷3への負荷スイッ
チ投入時であることを知らせるランプ投入信号(Hi信
号)をワンショットマルチバイブレータ12に入力す
る。このワンショットマルチバイブレータ12は、マイ
コンからの入力があると一定時間Hiの信号を出力する
機能を有しており、負荷スイッチの投入によってワンシ
ョットマルチバイブレータ12は作動し、ワンショット
マルチバイブレータ12の出力端子からは、一定時間H
iの信号がマスク回路11に供給される。このワンショ
ットマルチバイブレータ12の出力端子から出力される
一定時間Hiの信号によってマスク回路11が作動し、
所定時間、メインFET4に流れる電流が過電流である
ことの検出を行わない。
【0043】また、マスク回路11には、ヒステリシス
回路13が接続されている。このヒステリシス回路13
は、メインFET4のオン・オフにするヒステリシスを
持たせて動作するようにしたものである。コンパレータ
10からの出力があると、駆動回路9は、マイコンから
の駆動指示信号に拘らず駆動回路9からメインFET4
のゲート端子に印加しているゲート電圧を、メインFE
T4がオフする電圧にまで低下させる。これによって第
2のサブFET6に接続される抵抗R2,R3に流れる
電流は低下する。このコンパレータ10からの出力を受
けた後、コンパレータ10の出力端子にマスク回路11
を介して接続されるヒステリシス回路13のヒステリシ
スによって、抵抗R2,R3に流れる電流が当初流れた
電流(例えば、20A)から0Aまでの後、任意の時間
をもって再度駆動回路9からメインFET4のゲート端
子にゲート電圧を印加するようにオン信号を出力する。
回路13が接続されている。このヒステリシス回路13
は、メインFET4のオン・オフにするヒステリシスを
持たせて動作するようにしたものである。コンパレータ
10からの出力があると、駆動回路9は、マイコンから
の駆動指示信号に拘らず駆動回路9からメインFET4
のゲート端子に印加しているゲート電圧を、メインFE
T4がオフする電圧にまで低下させる。これによって第
2のサブFET6に接続される抵抗R2,R3に流れる
電流は低下する。このコンパレータ10からの出力を受
けた後、コンパレータ10の出力端子にマスク回路11
を介して接続されるヒステリシス回路13のヒステリシ
スによって、抵抗R2,R3に流れる電流が当初流れた
電流(例えば、20A)から0Aまでの後、任意の時間
をもって再度駆動回路9からメインFET4のゲート端
子にゲート電圧を印加するようにオン信号を出力する。
【0044】また、半導体リレー温度センサ8は、半導
体リレー2、特にメインFET4の温度が所定温度に達
したときに信号を出力する機能を有するもので、この半
導体リレー温度センサ8には、ラッチ回路14が接続さ
れている。このラッチ回路14は、半導体リレー温度セ
ンサ8から信号が出力されると、駆動回路9に半導体リ
レー2を遮断するための遮断信号を出力し、この遮断信
号出力状態をリセットされる(イグニッションスイッチ
をオフすることでリセット)まで維持する機能を有して
いる。
体リレー2、特にメインFET4の温度が所定温度に達
したときに信号を出力する機能を有するもので、この半
導体リレー温度センサ8には、ラッチ回路14が接続さ
れている。このラッチ回路14は、半導体リレー温度セ
ンサ8から信号が出力されると、駆動回路9に半導体リ
レー2を遮断するための遮断信号を出力し、この遮断信
号出力状態をリセットされる(イグニッションスイッチ
をオフすることでリセット)まで維持する機能を有して
いる。
【0045】このように、ラッチ回路14からの出力を
受けるということは、半導体リレー2、特にメインFE
T4の温度が異常に上昇しているということであるか
ら、メインFET4が破壊に至る前に、早期にメインF
ET4をオフする必要があるわけである。そこで、ラッ
チ回路14から半導体リレー2、特にメインFET4の
温度異常を知らせる信号が出力された場合、駆動回路9
は、このラッチ回路14からの信号を受けて、マイコン
からの駆動指示信号に拘らず駆動回路9からメインFE
T4のゲート端子に印加しているゲート電圧を、メイン
FET4がオフする電圧にまで低下させ、メインFET
4をオフする。
受けるということは、半導体リレー2、特にメインFE
T4の温度が異常に上昇しているということであるか
ら、メインFET4が破壊に至る前に、早期にメインF
ET4をオフする必要があるわけである。そこで、ラッ
チ回路14から半導体リレー2、特にメインFET4の
温度異常を知らせる信号が出力された場合、駆動回路9
は、このラッチ回路14からの信号を受けて、マイコン
からの駆動指示信号に拘らず駆動回路9からメインFE
T4のゲート端子に印加しているゲート電圧を、メイン
FET4がオフする電圧にまで低下させ、メインFET
4をオフする。
【0046】一方、ラッチ回路14の出力信号は、AN
D回路15の一方の入力端子に入力するようになってい
る。また、このAND回路15の他方の入力端子には、
コンパレータ16の出力端子が接続されている。そし
て、コンパレータ16の(−)入力端子には、周囲の温
度を検出する周囲温度センサ17が接続されており、こ
のコンパレータ16の(−)入力端子に周囲温度センサ
17によって検出される温度に相当する電圧値が入力さ
れるようになっている。この周囲温度センサ17は、メ
インFET4の過熱遮断保証回数の低温領域(例えば、
−0℃)を検出するためのもので、周囲温度が特定温度
(例えば、−40℃)で信号を出力するようになってい
る。また、コンパレータ16の(+)入力端子には、抵
抗R5,R6の接続点が接続されており、このコンパレ
ータ16の(+)入力端子に抵抗R5,R6によって分
圧された電圧値が入力されるようになっている。この抵
抗R5,R6によって分圧される電圧値は、周囲温度が
−0℃以下のときのコンパレータ16の出力端子から信
号が出力(Hiの信号)されるような値に設定してあ
る。周囲温度設定の調整においては、外部抵抗R6で調
整可能とした。また、過熱遮断の耐久回数は、常温にな
ると、10万回以上の保証があるため、周囲温度センサ
17によって0℃以下の場合だけの遮断回数をカウント
するようにし、システムの寿命向上を図る。
D回路15の一方の入力端子に入力するようになってい
る。また、このAND回路15の他方の入力端子には、
コンパレータ16の出力端子が接続されている。そし
て、コンパレータ16の(−)入力端子には、周囲の温
度を検出する周囲温度センサ17が接続されており、こ
のコンパレータ16の(−)入力端子に周囲温度センサ
17によって検出される温度に相当する電圧値が入力さ
れるようになっている。この周囲温度センサ17は、メ
インFET4の過熱遮断保証回数の低温領域(例えば、
−0℃)を検出するためのもので、周囲温度が特定温度
(例えば、−40℃)で信号を出力するようになってい
る。また、コンパレータ16の(+)入力端子には、抵
抗R5,R6の接続点が接続されており、このコンパレ
ータ16の(+)入力端子に抵抗R5,R6によって分
圧された電圧値が入力されるようになっている。この抵
抗R5,R6によって分圧される電圧値は、周囲温度が
−0℃以下のときのコンパレータ16の出力端子から信
号が出力(Hiの信号)されるような値に設定してあ
る。周囲温度設定の調整においては、外部抵抗R6で調
整可能とした。また、過熱遮断の耐久回数は、常温にな
ると、10万回以上の保証があるため、周囲温度センサ
17によって0℃以下の場合だけの遮断回数をカウント
するようにし、システムの寿命向上を図る。
【0047】したがって、周囲温度が特定温度(例え
ば、−40℃)のときでコンパレータ16の出力端子か
ら出力(Hiの信号)があり、このときに半導体リレー
2、特にメインFET4の温度が異常に上昇し、半導体
リレー温度センサ8からラッチ回路14に信号が出力さ
れ、ラッチ回路14からAND回路15にHiの出力が
なされると、AND回路15からHiが出力され、この
AND回路15からのHiの信号は、マイコンでカウン
トされる。
ば、−40℃)のときでコンパレータ16の出力端子か
ら出力(Hiの信号)があり、このときに半導体リレー
2、特にメインFET4の温度が異常に上昇し、半導体
リレー温度センサ8からラッチ回路14に信号が出力さ
れ、ラッチ回路14からAND回路15にHiの出力が
なされると、AND回路15からHiが出力され、この
AND回路15からのHiの信号は、マイコンでカウン
トされる。
【0048】一方、車載バッテリとメインFET4との
間に設けられたシャント抵抗Rsは、車載バッテリと負
荷3との間の電源線に流れる電流を電圧に変換するため
の低抵抗で、この両端電圧を検出することにより電源線
に流れる過少電流の検出を行っている。このシャント抵
抗Rsは、ランプ負荷3の断芯を検出するために用いら
れる。すなわち、このシャント抵抗Rsの両端は、抵抗
R7,R8を介して増幅器18の(+)入力端子と
(−)入力端子に接続されており、この増幅器18は、
電流検出手段として働き、シャント抵抗Rsの両端電圧
に応じた電圧を出力することにより過少電流の検出を行
っている。そして、このシャント抵抗Rsは、例えば、
100mΩの抵抗を用いランプ負荷3の断芯の検出を行
っている。増幅器18の出力は、コンパレータ19の
(−)入力端子に入力されるように構成されており、
(+)入力端子には、ランプ負荷3の断芯を検出するに
適した電圧が入力されるように抵抗R9を調整(選択)
することによって基準電圧Vref2が設定されてい
る。この基準電圧Vref2は、ランプ1灯切れ、2灯
切れ等のいずれの段芯状態を検出するかの設定によって
決定される。過電流設定値の調整は、抵抗R4で行い、
組み付け当初に抵抗R4で決定することによって設定値
を調整することができるようになっている。
間に設けられたシャント抵抗Rsは、車載バッテリと負
荷3との間の電源線に流れる電流を電圧に変換するため
の低抵抗で、この両端電圧を検出することにより電源線
に流れる過少電流の検出を行っている。このシャント抵
抗Rsは、ランプ負荷3の断芯を検出するために用いら
れる。すなわち、このシャント抵抗Rsの両端は、抵抗
R7,R8を介して増幅器18の(+)入力端子と
(−)入力端子に接続されており、この増幅器18は、
電流検出手段として働き、シャント抵抗Rsの両端電圧
に応じた電圧を出力することにより過少電流の検出を行
っている。そして、このシャント抵抗Rsは、例えば、
100mΩの抵抗を用いランプ負荷3の断芯の検出を行
っている。増幅器18の出力は、コンパレータ19の
(−)入力端子に入力されるように構成されており、
(+)入力端子には、ランプ負荷3の断芯を検出するに
適した電圧が入力されるように抵抗R9を調整(選択)
することによって基準電圧Vref2が設定されてい
る。この基準電圧Vref2は、ランプ1灯切れ、2灯
切れ等のいずれの段芯状態を検出するかの設定によって
決定される。過電流設定値の調整は、抵抗R4で行い、
組み付け当初に抵抗R4で決定することによって設定値
を調整することができるようになっている。
【0049】このように構成される過電流時の負荷電流
制御装置、負荷の断芯検出装置、及び負荷電流検出供給
制御装置の動作について説明する。まず、負荷3への通
電開始時は、メインFET4を介して負荷3に、図2に
示す如く、突入電流が流れる。この突入電流は、過電流
であるため、コンパレータ10から過電流検出信号がマ
スク回路11に出力される。このとき、負荷3への通電
開始時によってマイコンからワンショットマルチバイブ
レータ12に駆動信号が出力され、ワンショットマルチ
バイブレータ12の出力端子からマスク回路11に出力
され、マスク回路11の作用によって所定時間(例え
ば、5〜10msec)マスクされる。このマスク時間
が経過すると、メインFET4を介して負荷3に供給さ
れる負荷電流は、図2に示す如く、過電流設定電流を下
回る電流に低下し、安定した電流供給がなされ、以後
は、通常の過電流制御になる。この状態で、図2に示す
如く、デッドショート等、何等かの原因で負荷3に過電
流が流れると、コンパレータ10の出力端子からHiの
出力がマスク回路11を介してヒステリシス回路13に
出力され、所定のヒステリシスで駆動回路9がメインF
ET4を遮断する。また、負荷3に過電流が流れ、半導
体リレー2、特にメインFET4の温度が所定温度に昇
温し、導体リレー温度センサ8の駆動によってメインF
ET4を遮断する。この過熱遮断は、ラッチ回路14で
ラッチするが信号入力がOFFでリセットする。過電流
時には、ステータスST1を出力するが、デューティ制
御(例えば、5msecオン、5msecオフ)の場合
には、マイコンのタイミングが過電流との同期が取れず
マイコンで読めないことがあり、ST1はワンショット
マルチバイブレータ12によって少し長い間(例えば、
15msec)出力するようにし、過電流が続いている
場合は、また、ST1が出力するように構成してある。
制御装置、負荷の断芯検出装置、及び負荷電流検出供給
制御装置の動作について説明する。まず、負荷3への通
電開始時は、メインFET4を介して負荷3に、図2に
示す如く、突入電流が流れる。この突入電流は、過電流
であるため、コンパレータ10から過電流検出信号がマ
スク回路11に出力される。このとき、負荷3への通電
開始時によってマイコンからワンショットマルチバイブ
レータ12に駆動信号が出力され、ワンショットマルチ
バイブレータ12の出力端子からマスク回路11に出力
され、マスク回路11の作用によって所定時間(例え
ば、5〜10msec)マスクされる。このマスク時間
が経過すると、メインFET4を介して負荷3に供給さ
れる負荷電流は、図2に示す如く、過電流設定電流を下
回る電流に低下し、安定した電流供給がなされ、以後
は、通常の過電流制御になる。この状態で、図2に示す
如く、デッドショート等、何等かの原因で負荷3に過電
流が流れると、コンパレータ10の出力端子からHiの
出力がマスク回路11を介してヒステリシス回路13に
出力され、所定のヒステリシスで駆動回路9がメインF
ET4を遮断する。また、負荷3に過電流が流れ、半導
体リレー2、特にメインFET4の温度が所定温度に昇
温し、導体リレー温度センサ8の駆動によってメインF
ET4を遮断する。この過熱遮断は、ラッチ回路14で
ラッチするが信号入力がOFFでリセットする。過電流
時には、ステータスST1を出力するが、デューティ制
御(例えば、5msecオン、5msecオフ)の場合
には、マイコンのタイミングが過電流との同期が取れず
マイコンで読めないことがあり、ST1はワンショット
マルチバイブレータ12によって少し長い間(例えば、
15msec)出力するようにし、過電流が続いている
場合は、また、ST1が出力するように構成してある。
【0050】また、ランプ負荷3の断芯の検出は、シャ
ント抵抗Rsの両端電圧を増幅器18(オペアンプ、例
えば、20倍)によって増幅し、コンパレータ19によ
って抵抗R9によって決定される(3灯の内の1灯断芯
検出なのか等)閾値(基準電圧)と比較し、断芯を検出
する。断芯が生じた場合は、シャント抵抗Rsに流れる
電流は、定格負荷電流以下の値であるので、例えば、5
W×3灯の1灯断芯を見たい場合は、シャント抵抗Rs
を50mΩにし、1250mV〜833mVの間に閾値
(基準電圧)を設ければよく、ダイナミックレンジを広
くすることができる。
ント抵抗Rsの両端電圧を増幅器18(オペアンプ、例
えば、20倍)によって増幅し、コンパレータ19によ
って抵抗R9によって決定される(3灯の内の1灯断芯
検出なのか等)閾値(基準電圧)と比較し、断芯を検出
する。断芯が生じた場合は、シャント抵抗Rsに流れる
電流は、定格負荷電流以下の値であるので、例えば、5
W×3灯の1灯断芯を見たい場合は、シャント抵抗Rs
を50mΩにし、1250mV〜833mVの間に閾値
(基準電圧)を設ければよく、ダイナミックレンジを広
くすることができる。
【0051】なお、ランプ負荷3の場合は、ランプ負荷
3に電圧依存分があるので電圧補正回路によって調整す
る。増幅器18の出力端子に接続されるツェナーダイオ
ードZD1は、定格負荷電流以上の大きな電流の検出を
必要としないので、例えば、5V位でカットするための
ものである。
3に電圧依存分があるので電圧補正回路によって調整す
る。増幅器18の出力端子に接続されるツェナーダイオ
ードZD1は、定格負荷電流以上の大きな電流の検出を
必要としないので、例えば、5V位でカットするための
ものである。
【0052】また、イグニッション(IG)端子は、I
Gスイッチが入力された時に5VRegなどの回路が起
動できるようにし、システムの暗電流を減らす。
Gスイッチが入力された時に5VRegなどの回路が起
動できるようにし、システムの暗電流を減らす。
【0053】図3には、本発明に係る過電流時の負荷電
流制御装置、負荷の断芯検出装置、及び負荷電流検出供
給制御装置の他の実施の形態が示されている。
流制御装置、負荷の断芯検出装置、及び負荷電流検出供
給制御装置の他の実施の形態が示されている。
【0054】図において、本実施の形態が、図1に図示
の実施の形態と異なる点は、半導体リレー2を図1に図
示の実施の形態がnチャネルD−MOSFETによって
構成しているのに対し、本実施の形態がpチャネルD−
MOSFETによって構成している点である。他は、図
1に図示の実施の形態と同様である。すなわち、半導体
リレー20は、シャント抵抗Rsと負荷3の間に直列に
接続されるpチャネルD−MOSFETによって構成さ
れるメインFET4が接続されている。すなわち、シャ
ント抵抗Rsには、メインFET21のソース端子が接
続されており、メインFET21のドレン端子には、負
荷3が接続されている。 また、このメインFET21
に並列に、pチャネルD−MOSFETによって構成さ
れる第1のサブFET22が接続されている。すなわ
ち、メインFET21のドレン端子には、抵抗R10を
介して第1のサブFET22のドレン端子が接続されて
おり、この第1のサブFET22のソース端子には、負
荷3が接続されている。さらに、メインFET21に並
列に、pチャネルD−MOSFETによって構成される
第2のサブFET23が接続されている。すなわち、メ
インFET21のドレン端子に第2のサブFET23の
ドレン端子が抵抗R11,R12の直列回路を介して接
続されており、この第2のサブFET23のソース端子
には、シャンと抵抗Rsが接続されている。この抵抗R
11,R12の接続点から過電流の検出を行う。すなわ
ち、この抵抗R11,R12の接続点には、メインFE
T21に流れる電流と同等の電流に相当する電圧値が誘
起するように抵抗R11,R12の抵抗値が設定されて
おり、この抵抗R11,R12の直列回路によって、メ
インFET21に流れる過電流を検出している。このメ
インFET21のゲート端子には、pチャネルD−MO
SFETによって構成される第3のサブFET24のド
レン端子が接続されており、この第3のサブFET24
のソース端子は、メインFET21のソース端子に接続
されている。そして、この第3のサブFET24のゲー
ト端子は、第1のサブFET22のドレン端子と抵抗R
10の接続点に接続されている。このようにpチャネル
D−MOSFETによって構成されるメインFET2
1、第1のサブFET22、第2のサブFET23、第
3のサブFET24によって構成される複合pチャネル
DMOSの構成は、メインFET21,大きな過電流
(ランプ突入時のマスク時間)を検知する第1のサブF
ET22,それを検知してメインFET21をカットす
る第3のサブFET24,通電時の過電流を検知するた
めの第2のサブFET23からなる。この半導体リレー
20の動作は、半導体リレー2の動作と同一である。
の実施の形態と異なる点は、半導体リレー2を図1に図
示の実施の形態がnチャネルD−MOSFETによって
構成しているのに対し、本実施の形態がpチャネルD−
MOSFETによって構成している点である。他は、図
1に図示の実施の形態と同様である。すなわち、半導体
リレー20は、シャント抵抗Rsと負荷3の間に直列に
接続されるpチャネルD−MOSFETによって構成さ
れるメインFET4が接続されている。すなわち、シャ
ント抵抗Rsには、メインFET21のソース端子が接
続されており、メインFET21のドレン端子には、負
荷3が接続されている。 また、このメインFET21
に並列に、pチャネルD−MOSFETによって構成さ
れる第1のサブFET22が接続されている。すなわ
ち、メインFET21のドレン端子には、抵抗R10を
介して第1のサブFET22のドレン端子が接続されて
おり、この第1のサブFET22のソース端子には、負
荷3が接続されている。さらに、メインFET21に並
列に、pチャネルD−MOSFETによって構成される
第2のサブFET23が接続されている。すなわち、メ
インFET21のドレン端子に第2のサブFET23の
ドレン端子が抵抗R11,R12の直列回路を介して接
続されており、この第2のサブFET23のソース端子
には、シャンと抵抗Rsが接続されている。この抵抗R
11,R12の接続点から過電流の検出を行う。すなわ
ち、この抵抗R11,R12の接続点には、メインFE
T21に流れる電流と同等の電流に相当する電圧値が誘
起するように抵抗R11,R12の抵抗値が設定されて
おり、この抵抗R11,R12の直列回路によって、メ
インFET21に流れる過電流を検出している。このメ
インFET21のゲート端子には、pチャネルD−MO
SFETによって構成される第3のサブFET24のド
レン端子が接続されており、この第3のサブFET24
のソース端子は、メインFET21のソース端子に接続
されている。そして、この第3のサブFET24のゲー
ト端子は、第1のサブFET22のドレン端子と抵抗R
10の接続点に接続されている。このようにpチャネル
D−MOSFETによって構成されるメインFET2
1、第1のサブFET22、第2のサブFET23、第
3のサブFET24によって構成される複合pチャネル
DMOSの構成は、メインFET21,大きな過電流
(ランプ突入時のマスク時間)を検知する第1のサブF
ET22,それを検知してメインFET21をカットす
る第3のサブFET24,通電時の過電流を検知するた
めの第2のサブFET23からなる。この半導体リレー
20の動作は、半導体リレー2の動作と同一である。
【0055】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0056】請求項1に記載の発明によれば、過電流時
の負荷に供給される電流を検出精度よく検出することが
でき、負荷に流れる電流を適正に制御することができ
る。
の負荷に供給される電流を検出精度よく検出することが
でき、負荷に流れる電流を適正に制御することができ
る。
【0057】請求項2に記載の発明によれば、FETが
過熱した場合に、FETが熱によって破壊するのを防止
することができる。
過熱した場合に、FETが熱によって破壊するのを防止
することができる。
【0058】請求項3に記載の発明によれば、特定の温
度(例えば、−40℃)でのFETの過電流遮断回数を
計数することができる。
度(例えば、−40℃)でのFETの過電流遮断回数を
計数することができる。
【0059】請求項4に記載の発明によれば、FETに
熱遮断回路内蔵型MOSFETを用いなくても、突入電
流よりも大きな電流が供給されたときにメインFETを
過熱遮断を待たずに遮断することができ、過電流が供給
された場合にも、確実にメインFETを遮断することが
できる。
熱遮断回路内蔵型MOSFETを用いなくても、突入電
流よりも大きな電流が供給されたときにメインFETを
過熱遮断を待たずに遮断することができ、過電流が供給
された場合にも、確実にメインFETを遮断することが
できる。
【0060】請求項5に記載の発明によれば、FETに
熱遮断回路内蔵型MOSFETを用いなくても、突入電
流よりも大きな電流が供給されたときにメインFETを
過熱遮断を待たずに遮断することができ、過電流が供給
された場合にも、確実にメインFETを遮断することが
できる。
熱遮断回路内蔵型MOSFETを用いなくても、突入電
流よりも大きな電流が供給されたときにメインFETを
過熱遮断を待たずに遮断することができ、過電流が供給
された場合にも、確実にメインFETを遮断することが
できる。
【0061】請求項6に記載の発明によれば、シャント
抵抗を用いなくても正確な過電流検出を行うことができ
る。
抵抗を用いなくても正確な過電流検出を行うことができ
る。
【0062】請求項7に記載の発明によれば、半導体リ
レーを安価に作ることができる。
レーを安価に作ることができる。
【0063】請求項8に記載の発明によれば、チャージ
ポンプ回路を省略でき、半導体リレーを安価に作ること
ができる。
ポンプ回路を省略でき、半導体リレーを安価に作ること
ができる。
【0064】請求項9に記載の発明によれば、実装を容
易に行うことができる。
易に行うことができる。
【0065】請求項10に記載の発明によれば、負荷の
断芯状態を検出精度よく検出することができ、負荷に供
給される電流を適正に制御できることができる。
断芯状態を検出精度よく検出することができ、負荷に供
給される電流を適正に制御できることができる。
【0066】請求項11に記載の発明によれば、負荷の
断芯状態を検出精度よく検出することができ、負荷に供
給される電流を適正に制御できることができる。
断芯状態を検出精度よく検出することができ、負荷に供
給される電流を適正に制御できることができる。
【0067】請求項12に記載の発明によれば、FET
に熱遮断回路内蔵型MOSFETを用いなくても、突入
電流よりも大きな電流が供給されたときにメインFET
を過熱遮断を待たずに遮断することができ、過電流が供
給された場合にも、確実にメインFETを遮断すること
ができる。
に熱遮断回路内蔵型MOSFETを用いなくても、突入
電流よりも大きな電流が供給されたときにメインFET
を過熱遮断を待たずに遮断することができ、過電流が供
給された場合にも、確実にメインFETを遮断すること
ができる。
【0068】請求項13に記載の発明によれば、半導体
リレーを安価に作ることができる。
リレーを安価に作ることができる。
【0069】請求項14に記載の発明によれば、半導体
リレーを安価に作ることができる。
リレーを安価に作ることができる。
【0070】請求項15に記載の発明によれば、実装を
容易に行うことができる。
容易に行うことができる。
【0071】請求項16に記載の発明によれば、過電流
時の負荷に供給される電流を検出精度よく検出すること
ができ、かつ負荷の断芯状態を検出精度よく検出でき、
負荷に供給される電流を適正に制御することができる。
時の負荷に供給される電流を検出精度よく検出すること
ができ、かつ負荷の断芯状態を検出精度よく検出でき、
負荷に供給される電流を適正に制御することができる。
【0072】請求項17に記載の発明によれば、FET
が過熱した場合に、FETが熱によって破壊するのを防
止することができる。
が過熱した場合に、FETが熱によって破壊するのを防
止することができる。
【0073】請求項18に記載の発明によれば、特定の
温度(例えば、−40℃)でのFETの過電流遮断回数
を計数することができる。
温度(例えば、−40℃)でのFETの過電流遮断回数
を計数することができる。
【0074】請求項19に記載の発明によれば、FET
に熱遮断回路内蔵型MOSFETを用いなくても、突入
電流よりも大きな電流が供給されたときにメインFET
を過熱遮断を待たずに遮断することができ、過電流が供
給された場合にも、確実にメインFETを遮断すること
ができる。
に熱遮断回路内蔵型MOSFETを用いなくても、突入
電流よりも大きな電流が供給されたときにメインFET
を過熱遮断を待たずに遮断することができ、過電流が供
給された場合にも、確実にメインFETを遮断すること
ができる。
【0075】請求項20に記載の発明によれば、FET
に熱遮断回路内蔵型MOSFETを用いなくても、突入
電流よりも大きな電流が供給されたときにメインFET
を過熱遮断を待たずに遮断することができ、過電流が供
給された場合にも、確実にメインFETを遮断すること
ができる。
に熱遮断回路内蔵型MOSFETを用いなくても、突入
電流よりも大きな電流が供給されたときにメインFET
を過熱遮断を待たずに遮断することができ、過電流が供
給された場合にも、確実にメインFETを遮断すること
ができる。
【0076】請求項21に記載の発明によれば、シャン
ト抵抗を用いなくても正確な過電流検出を行うことがで
きる。
ト抵抗を用いなくても正確な過電流検出を行うことがで
きる。
【0077】請求項22に記載の発明によれば、半導体
リレーを安価に作ることができる。
リレーを安価に作ることができる。
【0078】請求項23に記載の発明によれば、導体リ
レーを安価に作ることができる。
レーを安価に作ることができる。
【0079】請求項24に記載の発明によれば、実装を
容易に行うことができる。
容易に行うことができる。
【図1】本発明に係る過電流時の負荷電流制御装置、負
荷の断芯検出装置、及び負荷電流検出供給制御装置の一
実施の形態を示す回路図である。
荷の断芯検出装置、及び負荷電流検出供給制御装置の一
実施の形態を示す回路図である。
【図2】図1に図示の過電流時の負荷電流制御装置、負
荷の断芯検出装置、及び負荷電流検出供給制御装置のロ
ジックを示す図である。
荷の断芯検出装置、及び負荷電流検出供給制御装置のロ
ジックを示す図である。
【図3】本発明に係る過電流時の負荷電流制御装置、負
荷の断芯検出装置、及び負荷電流検出供給制御装置の他
の実施の形態を示す回路図である。
荷の断芯検出装置、及び負荷電流検出供給制御装置の他
の実施の形態を示す回路図である。
【図4】従来の過電流制御装置の回路図である。
【図5】図4に図示の過電流制御装置のロジックを示す
図である。
図である。
2…………………………半導体リレー 3…………………………負荷 4…………………………メインFET 5…………………………第1のサブFET 6…………………………第2のサブFET 7…………………………第3のサブFET 8…………………………半導体リレー温度センサ 9…………………………駆動回路 10………………………コンパレータ 11………………………マスク回路 12………………………ワンショットマルチバイブレー
タ 13………………………ヒステリシス回路 14………………………ラッチ回路 15………………………AND回路 16………………………コンパレータ 17………………………周囲温度センサ 18………………………増幅器 19………………………コンパレータ 20………………………半導体リレー 21………………………メインFET 22………………………第1のサブFET 23………………………第2のサブFET 24………………………第3のサブFET 25………………………チャージポンプ回路 Rs………………………シャント抵抗
タ 13………………………ヒステリシス回路 14………………………ラッチ回路 15………………………AND回路 16………………………コンパレータ 17………………………周囲温度センサ 18………………………増幅器 19………………………コンパレータ 20………………………半導体リレー 21………………………メインFET 22………………………第1のサブFET 23………………………第2のサブFET 24………………………第3のサブFET 25………………………チャージポンプ回路 Rs………………………シャント抵抗
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02H 3/12 H02H 3/12 A Fターム(参考) 2G014 AA02 AA03 AA27 AB24 AB47 AC15 AC16 2G035 AA15 AB03 AC02 AC19 AD03 AD10 AD20 AD23 AD25 AD27 AD28 AD45 AD47 5G004 AA04 AB02 BA01 BA03 BA04 BA05 DA02 DA04 DC04 DC12 DC14 EA01
Claims (24)
- 【請求項1】 半導体リレーを用いマイクロコンピュー
タでオン・オフ制御して負荷に電源を供給する半導体リ
レーシステムにおいて,前記半導体リレーを、第1の設
定値より大きな電流が負荷に供給されたときにメインF
ETを遮断し負荷に電源を供給しないようにする回路遮
断手段と、前記メインFETに流れる電流値を検出して
負荷に供給している電流に相当する電圧を出力する電流
検出手段とを備えた半導体リレーで構成し、 チャージポンプ回路によって電源電圧を昇圧したチャー
ジポンプ出力電圧を前記メインFETのゲートに印加し
て該メインFETをオン・オフ制御する駆動回路と、 前記第1の設定値より低い電流値で、前記負荷に定常状
態で供給される定格電流よりも高い電流値に設定する第
2の設定値と前記電流検出手段によって出力される電流
値とを比較し、前記電流検出手段によって出力される電
流値が前記第1の設定値よりも大きい場合に過電流と検
出する過電流検出手段と、 前記過電流検出手段によって検出した電流が第2の設定
値よりも大きい場合であっても、電源投入時から所定時
間、前記過電流検出手段からの出力を停止するマスク手
段と、 からなる過電流時の負荷電流制御装置。 - 【請求項2】 前記半導体リレーの内部に前記メインF
ETの温度を検出する半導体リレー温度センサを設ける
と共に、該温度センサによって検出される温度が、所定
温度よりも高くなったときに駆動回路から前記メインF
ETのゲートに印加しているチャージポンプ回路から供
給されるチャージポンプ出力電圧をオフし前記メインF
ETをオフする過熱遮断手段を設けたことを特徴とする
請求項1に記載の過電流時の負荷電流制御装置。 - 【請求項3】 前記半導体リレーの周囲の温度を検出す
る周囲温度センサを設けると共に、該温度センサによっ
て検出される温度が、所定温度よりも低い場合に前記過
熱遮断手段が作動する毎にカウント信号を出力する過熱
遮断作動検出手段を設けたことを特徴とする請求項2に
記載の過電流時の負荷電流制御装置。 - 【請求項4】 前記半導体リレーは、負荷に電源電圧か
ら電流を供給するメインFETと、前記メインFETに
並列に、一端に前記負荷が接続される第1の抵抗の他端
にソースが接続される第1のサブFETとの直列回路
と、前記メインFETに並列に、一端に前記負荷が接続
される第3の抵抗の他端に接続される第2の抵抗の他端
にソースが接続される第2のサブFETとの直列回路と
を備え、該メインFETと該第1のサブFETと該第2
のサブFETとを共通のゲート電圧で駆動すると共に,
前記第1のサブFETと前記第1の抵抗との接続点にゲ
ート端子を接続し、前記メインFETのゲートにドレン
端子を接続し、前記負荷にソース端子を接続してなる第
3のサブFETを設けて構成したものである請求項1、
2又は3に記載の過電流時の負荷電流制御装置。 - 【請求項5】 前記回路遮断手段は、前記第1のサブF
ETと前記第1の抵抗との接続点にゲート端子を接続
し、前記メインFETのゲートにドレン端子を接続し、
前記負荷にソース端子を接続してなる第3のサブFET
によって構成してなる請求項4に記載の過電流時の負荷
電流制御装置。 - 【請求項6】 前記電流検出手段は、前記メインFET
に並列に接続される前記第2のサブFETと前記第2の
抵抗と前記第3の抵抗の直列回路によって構成し、前記
第2の抵抗と前記第3の抵抗の接続点から検出電流を取
り出すように構成してなる請求項4に記載の過電流時の
負荷電流制御装置。 - 【請求項7】 前記半導体リレーを構成するFETは、
nチャネルD−MOSFETである請求項1、2、3、
4、5又は6に記載の過電流時の負荷電流制御装置。 - 【請求項8】 前記半導体リレーを構成するFETは、
pチャネルD−MOSFETである請求項1、2又は3
に記載の過電流時の負荷電流制御装置。 - 【請求項9】 前記半導体リレーを1チップで形成した
ものである請求項1、2、3、4、5、6、7又は8に
記載の過電流時の負荷電流制御装置。 - 【請求項10】 第1の設定値より大きな電流が負荷に
供給されたときにメインFETを遮断し負荷に電源を供
給しないようにする回路遮断手段と、前記メインFET
に流れる電流値を検出して負荷に供給している電流に相
当する電圧を出力する電流検出手段とによって構成する
半導体リレーを用い、マイクロコンピュータでチャージ
ポンプ回路によって電源電圧を昇圧したチャージポンプ
出力電圧を駆動回路を介して前記メインFETのゲート
に印加することによりオン・オフ制御して負荷に電源を
供給する半導体リレーシステムにおいて,前記メインF
ETのドレン端子に電源と直列に接続して負荷に供給さ
れる電流を検出する過少電流検出手段と,前記過少電流
検出手段によって検出される電流値を増幅する増幅手段
と、 前記増幅手段によって増幅された電流値と前記負荷に定
常状態で供給される定格電流よりも低い電流値に設定す
る第3の設定値とを比較する比較手段と、 からなる負荷の断芯検出装置。 - 【請求項11】 前記負荷の断芯検出装置は、前記メイ
ンFETのドレン端子と電源との間にシャント抵抗を接
続し、該シャント抵抗の両端の電位差によって検出され
る電流を作動増幅器によって所定倍に増幅し、該増幅し
た電流値と前記負荷に定常状態で供給される定格電流よ
りも低い値の第3の設定値とをコンパレータで比較し
て、前記負荷に定常状態で供給される定格電流よりも低
い電流しか流れていないことを検出するものである請求
項10に記載の負荷の断芯検出装置。 - 【請求項12】 前記半導体リレーは、負荷に電源電圧
から電流を供給するメインFETと、前記メインFET
に並列に、一端に前記負荷が接続される第1の抵抗の他
端にソースが接続される第1のサブFETとの直列回路
と、前記メインFETに並列に、一端に前記負荷が接続
される第3の抵抗の他端に接続される第2の抵抗の他端
にソースが接続される第2のサブFETとの直列回路と
を備え、該メインFETと該第1のサブFETと該第2
のサブFETとを共通のゲート電圧で駆動すると共に,
前記第1のサブFETと前記第1の抵抗との接続点にゲ
ート端子を接続し、前記メインFETのゲートにドレン
端子を接続し、前記負荷にソース端子を接続してなる第
3のサブFETを設けて構成したものである請求項10
又は11に記載の負荷の断芯検出装置。 - 【請求項13】 前記半導体リレーを構成するFET
は、nチャネルD−MOSFETである請求項10、1
1又は12に記載の負荷の断芯検出装置。 - 【請求項14】 前記半導体リレー2を構成するFET
は、pチャネルD−MOSFETである請求項10又は
11に記載の負荷の断芯検出装置。 - 【請求項15】 前記半導体リレーを1チップで形成し
たものである請求項10、11、12、13又は14に
記載の負荷の断芯検出装置。 - 【請求項16】 半導体リレーを用いマイクロコンピュ
ータでオン・オフ制御して負荷に電源を供給する半導体
リレーシステムにおいて,前記半導体リレーを、第1の
設定値より大きな電流が負荷に供給されたときにメイン
FETを遮断し負荷に電源を供給しないようにする回路
遮断手段と、前記メインFETに流れる電流値を検出し
て負荷に供給している電流に相当する電圧を出力する電
流検出手段とを備えた半導体リレーで構成し、 チャージポンプ回路によって電源電圧を昇圧したチャー
ジポンプ出力電圧を前記メインFETのゲートに印加し
て該メインFETをオン・オフ制御する駆動回路と、 前記第1の設定値より低い電流値で、前記負荷に定常状
態で供給される定格電流よりも高い電流値に設定する第
2の設定値と前記電流検出手段によって出力される電流
値とを比較し、前記電流検出手段によって出力される電
流値が前記第1の設定値よりも大きい場合に過電流と検
出する過電流検出手段と、 前記過電流検出手段によって検出した電流が第2の設定
値よりも大きい場合であっても、電源投入時から所定時
間、前記過電流検出手段からの出力を停止するマスク手
段と、 前記メインFETのドレン端子に電源と直列に接続して
負荷に供給される電流を検出する過少電流検出手段と,
前記過少電流検出手段によって検出される電流値を増幅
する増幅手段と、 前記増幅手段によって増幅された電流値と前記負荷に定
常状態で供給される定格電流よりも低い電流値に設定す
る第3の設定値とを比較する比較手段と、 からなる負荷電流検出供給制御装置。 - 【請求項17】 前記半導体リレーの内部に前記メイン
FETの温度を検出する半導体リレー温度センサを設け
ると共に、該温度センサによって検出される温度が、所
定温度よりも高くなったときに駆動回路から前記メイン
FETのゲートに印加しているチャージポンプ回路から
供給されるチャージポンプ出力電圧をオフし前記メイン
FETをオフする過熱遮断手段を設けたことを特徴とす
る請求項16に記載の負荷電流検出供給制御装置 - 【請求項18】 前記半導体リレーの周囲の温度を検出
する周囲温度センサを設けると共に、該温度センサによ
って検出される温度が、所定温度よりも低い場合に前記
過熱遮断手段が作動する毎にカウント信号を出力する過
熱遮断作動検出手段を設けたことを特徴とする請求項1
7に記載の負荷電流検出供給制御装置。 - 【請求項19】 前記半導体リレーは、負荷に電源電圧
から電流を供給するメインFETと、前記メインFET
に並列に、一端に前記負荷が接続される第1の抵抗の他
端にソースが接続される第1のサブFETとの直列回路
と、前記メインFETに並列に、一端に前記負荷が接続
される第3の抵抗の他端に接続される第2の抵抗の他端
にソースが接続される第2のサブFETとの直列回路と
を備え、該メインFETと該第1のサブFETと該第2
のサブFETとを共通のゲート電圧で駆動すると共に,
前記第1のサブFETと前記第1の抵抗との接続点にゲ
ート端子を接続し、前記メインFETのゲートにドレン
端子を接続し、前記負荷にソース端子を接続してなる第
3のサブFETを設けて構成したものである請求項1
6、17又は18に記載の負荷電流検出供給制御装置。 - 【請求項20】 前記回路遮断手段は、前記第1のサブ
FETと前記第1の抵抗との接続点にゲート端子を接続
し、前記メインFETのゲートにドレン端子を接続し、
前記負荷にソース端子を接続してなる第3のサブFET
によって構成してなる請求項19に記載の負荷電流検出
供給制御装置。 - 【請求項21】 前記電流検出手段は、前記メインFE
Tに並列に接続される前記第2のサブFETと前記第2
の抵抗と前記第3の抵抗の直列回路によって構成し、前
記第2の抵抗と前記第3の抵抗の接続点から検出電流を
取り出すように構成してなる請求項19又は20に記載
の負荷電流検出供給制御装置。 - 【請求項22】 前記半導体リレーを構成するFET
は、nチャネルD−MOSFETである請求項16、1
7、18、19、20又は21に記載の負荷電流検出供
給制御装置。 - 【請求項23】 前記半導体リレーを構成するFET
は、pチャネルD−MOSFETである請求項16、1
7又は18に記載の負荷電流検出供給制御装置。 - 【請求項24】 前記半導体リレーを1チップで形成し
たものである請求項16、17、18、19、20、2
1又は22に記載の負荷電流検出供給制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29308899A JP2001119850A (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 過電流時の負荷電流制御装置、負荷の断芯検出装置、及び負荷電流検出供給制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29308899A JP2001119850A (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 過電流時の負荷電流制御装置、負荷の断芯検出装置、及び負荷電流検出供給制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001119850A true JP2001119850A (ja) | 2001-04-27 |
Family
ID=17790289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29308899A Pending JP2001119850A (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 過電流時の負荷電流制御装置、負荷の断芯検出装置、及び負荷電流検出供給制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001119850A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008003814A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 不良診断機能を有する制御回路 |
JP2008009898A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Mitsumi Electric Co Ltd | 保護回路及びusb機器 |
JP2011524591A (ja) * | 2008-06-17 | 2011-09-01 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | インテリジェント電子装置の保守を予測するためのシステムおよび方法 |
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JP2017537586A (ja) * | 2014-10-15 | 2017-12-14 | インテリジェント エナジー リミテッドIntelligent Energy Limited | 燃料電池及び電池 |
JP2018004460A (ja) * | 2016-07-04 | 2018-01-11 | 本田技研工業株式会社 | 複数回路の電流検出処理装置 |
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CN114487544A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-05-13 | 西安拓尔微电子股份有限公司 | 电流检测电路以及负载驱动装置 |
-
1999
- 1999-10-15 JP JP29308899A patent/JP2001119850A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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