JP2001117442A - 画像形成装置、この画像形成装置に着脱可能なカートリッジ、カートリッジ放置期間判別システム及びカートリッジ構成要素の放置期間判別システム - Google Patents

画像形成装置、この画像形成装置に着脱可能なカートリッジ、カートリッジ放置期間判別システム及びカートリッジ構成要素の放置期間判別システム

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JP2001117442A
JP2001117442A JP29461899A JP29461899A JP2001117442A JP 2001117442 A JP2001117442 A JP 2001117442A JP 29461899 A JP29461899 A JP 29461899A JP 29461899 A JP29461899 A JP 29461899A JP 2001117442 A JP2001117442 A JP 2001117442A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジ又はカートリッジ構成要素の放
置期間を判別することができ、その期間に応じて放置後
の復帰動作などの要否や内容を判断することができる画
像形成装置、この画像形成装置に着脱可能なカートリッ
ジ、カートリッジ放置期間判別システム及びカートリッ
ジ構成要素の放置期間判別システムを提供する。 【解決手段】 カートリッジBを使用した最終日付を記
憶手段20に記憶させる手段21と;カートリッジを使
用した最終日付を記憶手段20から読み出す手段21
と;記憶手段20から読み出したカートリッジBを使用
した最終日付と現在の日付により、カートリッジBの放
置期間を計算する手段22と;を有する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、電子写
真方式を用いた画像形成装置、この画像形成装置本体に
装着可能なカートリッジ、即ち、プロセスカートリッ
ジ、カートリッジ化された現像装置などに関し、特に、
カートリッジに搭載された記憶手段を用いてカートリッ
ジの放置期間を判別する画像形成装置、この画像形成装
置に着脱可能なカートリッジ、カートリッジ放置期間判
別システム及びカートリッジ構成要素の放置期間判別シ
ステムに関するものである。
【0002】ここで電子写真画像形成装置としては、例
えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、L
EDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、電子写真
ファクシミリ装置、及び電子写真ワードプロセッサー等
が含まれる。
【0003】又、電子写真画像形成装置本体に着脱可能
なカートリッジとは、電子写真感光体、電子写真感光体
を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に現像剤を供給
する現像手段、電子写真感光体をクリーニングするクリ
ーニングするクリーニング手段のうち少なくとも一つを
有するものをいう。特に、プロセスカートリッジとは、
帯電手段、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも
一つと、電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化
し、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対
して着脱可能とするものであるか、又は、少なくとも現
像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化
し、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対
して着脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真複写機やレーザービーム
プリンターなどの電子写真方式の画像形成装置は、例え
ば円筒状とされる電子写真感光体(感光体ドラム)をロ
ーラ状などとされる帯電手段(帯電ローラ)で一様に帯
電させた後、その表面に画像情報に対応した光を照射し
て潜像を形成し、次いでこの潜像に、現像手段が備えた
例えばスリーブ状とされる現像剤担持体(現像スリー
ブ)を用いて現像剤収納部内の現像剤(トナーを含
む。)を供給して顕像化し、更に感光体から記録媒体へ
画像を転写することで記録媒体上に画像を形成してい
る。又、転写後の感光体ドラムの表面はクリーニング手
段が備えたクリーニングブレードなどで除去する。
【0005】このような画像形成装置において、電子写
真感光体、現像剤などの消耗品の交換、メンテナンスの
簡便性を図る目的で、電子写真感光体と、電子写真感光
体に作用するプロセス手段としての現像手段、帯電手
段、クリーニング手段、更には現像剤収納部や廃現像剤
容器などをプロセスカートリッジとして一体化し、画像
形成装置本体に対して着脱可能とするプロセスカートリ
ッジ方式がある。このプロセスカートリッジ方式によれ
ば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユー
ザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上
させることができる。そこでこのプロセスカートリッジ
方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられて
いる。
【0006】又、例えば、複数色の現像手段を有するカ
ラー画像形成装置において、各現像手段の消耗具合が違
う場合や、電子写真感光体と現像手段との消耗具合、即
ち、寿命が違う場合などに、各色の現像手段、或は電子
写真感光体を個別に交換、メンテナンスできるように、
例えば、現像手段及び現像剤収納部をカートリッジ化し
た各色の現像カートリッジ、クリーニング手段及び廃現
像剤容器と電子写真感光体を一体的にカートリッジ化し
た感光体ドラムカートリッジなどを個別にカートリッジ
化したものもある。
【0007】上述のようなカートリッジ着脱方式の画像
形成装置では、現像剤が無くなったり、電子写真感光体
が削れるなどした場合に、使用者はカートリッジを交換
することで、再び良好な画像出力を得ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カート
リッジが使用開始されると、カートリッジが密封された
梱包材から出されることにより、更には現像剤を現像剤
収納部内で密封状態としていた現像剤シールが除去され
ることにより外環境の影響を受けやすくなるため、未使
用の梱包状態に比べて、長期間放置すると放置環境によ
っては、 ・現像装置から露出している現像スリーブ上の現像剤が
吸湿又は乾燥し、画像濃度低下、画像濃度ムラを引き起
こす。 ・クリーニングブレードの感光体ドラムへの圧接放置に
より、感光体ドラムの回転周期の横スジ画像が発生す
る。 ・帯電ローラの圧接部変形による帯電ローラの回転周期
の横スジが発生する。などの問題が起こる場合がある。
【0009】これに対して、画像形成装置は、放置後の
復帰時に、感光体ドラム、現像スリーブを空回転させた
り、一定量の現像剤を現像させたり、又帯電ローラを一
定時間通電状態で回転させたりするなどの復帰動作を行
っている。
【0010】しかし、従来、どれくらいの期間放置され
ていたのかが判らないため、この復帰動作の必要、不必
要に拘わらず、画像形成装置の電源オン時、カートリッ
ジ挿入口であるドアの開閉時など、画像形成装置本体に
装着されるカートリッジが放置された可能性がある場合
に毎回行っている。
【0011】又、その動作量も、ある程度の放置期間に
対し有効なように、十分な量を行う必要がある。このた
め、一日の画像形成枚数が少なく、頻繁に電源のオン/
オフを行うような場合、実際の画像形成動作に対して復
帰動作の割合が高くなり、使用者の予想よりも早くカー
トリッジが寿命に達してしまうといった課題がある。本
発明は係る課題に鑑みなされたものである。
【0012】従って、本発明の目的は、カートリッジ又
はカートリッジ構成要素の放置期間を判別することがで
きる画像形成装置、この画像形成装置に着脱可能なカー
トリッジ、カートリッジ放置期間判別システム及びカー
トリッジ構成要素の放置期間判別システムを提供するこ
とである。
【0013】本発明の他の目的は、カートリッジ又はカ
ートリッジ構成要素の放置期間を判別し、その期間に応
じて放置後の復帰動作などの要否や内容を判断し、適切
な時期及び量で放置後の復帰動作などを行うことによ
り、不必要な復帰動作の実行によりカートリッジを消耗
することがなく、常に良好な画像を得ることができ、且
つカートリッジの本来の画像形成可能量だけ十分に画像
形成し得る画像形成装置、この画像形成装置に着脱可能
なカートリッジ、カートリッジ放置期間判別システム及
びカートリッジ構成要素の放置期間判別システムを提供
することである。
【0014】更に、本発明の他の目的は、カートリッジ
が使用途中に画像形成装置から取り出され、そのまま放
置されるような場合にも、カートリッジ又はカートリッ
ジ構成要素の放置期間を判別でき、上記のような効果を
得ることができる画像形成装置、この画像形成装置に着
脱可能なカートリッジ、カートリッジ放置期間識別シス
テム及びカートリッジ構成要素の放置期間判別システム
を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置、この画像形成装置に着脱可能なカートリ
ッジ、カートリッジ放置期間判別システム及びカートリ
ッジ構成要素の放置期間判別システムにて達成される。
要約すると、本発明の第1の態様によれば、記憶手段を
有するカートリッジが着脱可能とされる画像形成装置に
おいて、(a)カートリッジを使用した最終日付を前記
記憶手段に記憶させる手段と、(b)カートリッジを使
用した最終日付を前記記憶手段から読み出す手段と、
(c)前記記憶手段から読み出したカートリッジを使用
した最終日付と現在の日付により、カートリッジの放置
期間を計算する手段と、を有することを特徴とする画像
形成装置が提供される。
【0016】本発明の第2の態様によると、記憶手段を
有するカートリッジが着脱可能とされる画像形成装置に
おいて、(a)カートリッジの構成要素のうち少なくと
も一つ又は複数の要素を使用した最終日付を前記記憶手
段に記憶させる手段と、(b)カートリッジの構成要素
のうち少なくとも一つ又は複数の要素を使用した最終日
付を読み出す手段と、(c)前記記憶手段から読み出し
たカートリッジの構成要素を使用した最終日付と現在の
日付により、該要素の放置期間を計算する手段と、を有
することを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0017】本発明の第3の態様によると、画像形成装
置に着脱可能なカートリッジにおいて、カートリッジを
使用した最終日付を記憶する記憶手段を有することを特
徴とするカートリッジが提供される。
【0018】本発明の第4の態様によると、画像形成装
置に着脱可能なカートリッジにおいて、カートリッジの
構成要素のうち少なくとも一つ又は複数の要素を使用し
た最終日付を記憶する記憶手段を有することを特徴とす
るカートリッジが提供される。
【0019】本発明の第5の態様によると、(a)画像
形成装置に着脱可能なカートリッジであり、カートリッ
ジを使用した最終日付を記憶する記憶手段を有するカー
トリッジと、(b)カートリッジを使用した最終日付を
前記記憶手段に記憶させる手段と、(c)カートリッジ
を使用した最終日付を前記記憶手段から読み出す手段
と、(d)前記記憶手段から読み出したカートリッジを
使用した最終日付と現在の日付により、カートリッジの
放置期間を計算する手段と、を有することを特徴とする
カートリッジ放置期間判別システムが提供される。
【0020】本発明の第6の態様によると、(a)画像
形成装置に着脱可能なカートリッジであり、カートリッ
ジの構成要素のうち少なくとも一つ又は複数の要素を使
用した最終日付を記憶する記憶手段を有するカートリッ
ジと、(b)カートリッジの構成要素のうち少なくとも
一つ又は複数の要素を使用した最終日付を前記記憶手段
に記憶させる手段と、(c)カートリッジの構成要素の
うち少なくとも一つ又は複数の要素を使用した最終日付
を前記記憶手段から読み出す手段と、(d)前記記憶手
段から読み出したカートリッジの構成要素を使用した最
終日付と現在の日付により、該要素の放置期間を計算す
る手段と、を有することを特徴とするカートリッジ構成
要素の放置期間判別システムが提供される。
【0021】上記各本発明の好ましい実施態様による
と、更に、計算されたカートリッジ又はカートリッジの
構成要素の放置期間に応じて画像形成装置の動作を変更
する。その一実施態様によると、計算されたカートリッ
ジ又はカートリッジの構成要素の放置期間に応じて変更
される画像形成装置の動作が、画像形成動作の直前に行
う放置後復帰動作であり、他の実施態様によると、計算
されたカートリッジ又はカートリッジの構成要素の放置
期間に応じて変更される画像形成装置の動作が、カート
リッジの放置期間中に行う放置時画像品質低下回避動作
である。又、好ましくは、前記記憶手段には更に、前記
放置後復帰動作又は前記放置時画像品質低下回避動作の
要否又は内容を決定するための、カートリッジ又はカー
トリッジの構成要素の放置期間の基準日数が記憶され
る。
【0022】上記各本発明の好ましい実施態様による
と、前記記憶手段は、不揮発性メモリ、非接触型不揮発
性メモリ、電源を備えた揮発性メモリである。
【0023】上記各本発明において、好ましい実施態様
によると、前記カートリッジは、構成要素として電子写
真感光体、電子写真感光体を帯電させる帯電手段、電子
写真感光体に現像剤を供給する現像手段、電子写真感光
体をクリーニングするクリーニング手段のうち少なくと
も一つを有する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装
置、この画像形成装置に着脱可能なカートリッジ、カー
トリッジ放置期間判別システム及びカートリッジ放置期
間判別システムを図面に則して更に詳しく説明する。
【0025】実施例1 先ず、図1及び図2を参照して、本発明に従って構成さ
れるプロセスカートリッジを装着可能な電子写真画像形
成装置の一実施例について説明する。本実施例にて、電
子写真画像形成装置は、電子写真式のレーザービームプ
リンタAとされ、ホストコンピュータからの画像情報を
受け取り、電子写真画像形成プロセスによって記録媒
体、例えば、記録紙、OHPシート、布などに画像を形
成するものである。
【0026】レーザービームプリンタAは、ドラム形状
の電子写真感光体、即ち、感光体ドラム1を有する。感
光体ドラム1は、帯電手段である帯電ローラ2によって
帯電され、次いで、レーザースキャナー3から画像情報
に応じたレーザ光Lを照射することによって、感光体ド
ラム1に画像情報に応じた潜像が形成される。この潜像
は、現像手段5によって現像され、可視像、即ち、トナ
ー像とされる。
【0027】つまり、現像手段5は、現像剤担持体とし
ての現像ローラ5aを備えた現像室5Aを有しており、
現像室5Aに隣接して形成された現像剤収容部としての
現像剤収納容器4内の現像剤Tが現像室5Aの現像ロー
ラ5aへと供給される。現像剤収納容器4内には、図1
中の矢印方向に回転する攪拌手段15が設けられてお
り、この攪拌手段15が回転することで、現像剤Tがほ
ぐされつつ現像ローラ5aへ供給される。本実施例で
は、現像剤Tとしては、絶縁性磁性1成分トナーを用い
た。又、現像ローラ5aは、固定磁石5bを内蔵してお
り、現像ローラ5aを回転することによって現像剤は搬
送され、現像剤層厚規制部材である現像ブレード5cに
て摩擦帯電電荷が付与されると共に所定厚の現像剤層と
され、感光体ドラム1の現像領域へと供給される。この
現像領域へと供給された現像剤は、感光体ドラム1上の
潜像へと転移され、トナー像を形成する。現像ローラ5
aは、現像バイアス回路に接続されており、通常、交流
電圧に直流電圧が重畳された現像バイアス電圧が印加さ
れる。
【0028】一方、トナー像の形成と同期して給紙カセ
ット200にセットした記録媒体Pをピックアップロー
ラ8、搬送手段9Aを介して転写位置へと搬送する。転
写位置には、転写手段としての転写ローラ6が配置され
ており、電圧を印加することによって、感光体ドラム1
上のトナー像を記録媒体Pに転写する。
【0029】トナー像の転写を受けた記録媒体Pは、搬
送手段9Bで定着手段10へと搬送する。定着手段10
は、ヒータ10aを内蔵した定着ローラ10b及び駆動
ローラ10cを備え、通過する記録媒体Pに熱及び圧力
を印加して転写されたトナー像を記録媒体P上に定着す
る。
【0030】記録媒体Pは、搬送手段9Cにより排出ト
レイ14へと排出される。この排出トレイ14は、レー
ザービームプリンタAの装置本体100の上面に設けら
れている。
【0031】転写ローラ6によってトナー像を記録媒体
Pに転写した後の感光体ドラム1は、クリーニング手段
7によって感光体ドラム1上に残留した現像剤を除去し
た後、次の画像形成プロセスに供される。クリーニング
手段7は、感光体ドラム1に当接して設けられた弾性ク
リーニングブレード7aによって感光体ドラム1上の残
留現像剤を掻き落として廃現像剤容器7bへと集める。
【0032】一方、本実施例にては、プロセスカートリ
ッジBは、図2に示すように、現像剤を収納する現像剤
収納容器(現像剤収納部)4及び攪拌手段15を有する
現像剤枠体11と、現像ローラ5a及び現像ブレード5
cなどの現像手段5を保持する現像枠体12とを溶着し
て一体として現像ユニットを形成し、更にこの現像ユニ
ットに、感光体ドラム1、クリーニングブレード7a及
び廃現像剤容器7bなどのクリーニング手段7及び帯電
ローラ2を取り付けたクリーニング枠体13を一体に結
合することによってカートリッジ化されている。
【0033】このプロセスカートリッジBは、ユーザー
によって画像形成装置本体100に設けたカートリッジ
装着手段101(図1)に対して取り外し可能に装着さ
れる。
【0034】次に、図3を参照して、本発明に従って、
プロセスカートリッジBの放置期間を判別する方法につ
いて説明する。図3は、本実施例のプロセスカートリッ
ジBに設けられた記憶手段と画像形成装置本体100と
の関係を示す。本発明によれば、カートリッジに備えた
記憶手段を用いてカートリッジの放置期間を判別できる
カートリッジ放置期間判別システムが構成される。
【0035】本実施例によると、プロセスカートリッジ
Bには、記憶手段として強誘電体不揮発メモリ(以下、
「FeRAM」と呼ぶ。)20が備えられている。又、
画像形成装置本体100側には、読み取り、書き込み手
段であるリーダライタ21が設けられており、このリー
ダライタ21により、FeRAM20に対する情報の読
み取り及び書き込みが行われる。
【0036】更に説明すると、本実施例では、プロセス
カートリッジB側にはアンテナとコンデンサからなる共
振回路を有する、非接触型の不揮発性メモリであるFe
RAM20が組み込まれており、画像形成装置本体10
0側のリーダライタ21から送信される電磁波から動作
電源が生成され、FeRAM20への情報の読み書きが
可能とされている。従って、プロセスカートリッジB側
に電源を必要とせず、又非接触で画像形成装置本体10
0と通信を行うことができる。
【0037】本実施例では、FeRAM20には、プロ
セスカートリッジBを使用した最終日付を記憶できるよ
うになっている。このように、プロセスカートリッジを
使用した最終日付をプロセスカートリッジBの記憶手段
20に記憶させることにより、使用途中に画像形成装置
本体100からプロセスカートリッジBを取り出して、
そのプロセスカートリッジを別の画像形成装置に組み込
んだ場合にも、同様にプロセスカートリッジBを使用し
た最終日付を識別できるようになる。
【0038】そして、プロセスカートリッジBが画像形
成装置本体100側に装着された状態で、画像形成装置
本体100に設けられたリーダライタ21によってFe
RAM20に記憶されているプロセスカートリッジBを
使用した最終日付が読み取られ、計算手段22に送られ
る。計算手段22は、FeRAM20から読み取られた
プロセスカートリッジBを使用した最終日付と、画像形
成装置Aの動作を統轄制御する画像形成動作制御部(以
下、単に「制御部」と呼ぶ。)23が備えたカレンダー
からの現在の日付情報とを利用して、プロセスカートリ
ッジBの放置期間を計算する。
【0039】その後、制御部23が使用者からの画像形
成要求を受けると、制御部23は、上述のようにして算
出されたプロセスカートリッジBの放置期間情報から、
カートリッジ放置後の復帰動作を選択する。
【0040】次に図4をも参照して、FeRAM20を
用いたプロセスカートリッジBの放置期間の判断、及び
カートリッジ放置後の復帰動作について更に説明する。
図4は、斯かる動作をフローチャートとして示す。
【0041】本実施例によると、使用者がプロセスカー
トリッジBが装着されている画像形成装置Aの電源を入
れるか(ステップ1)、或は、後述するように電源が入
った状態で使用者が新たなプロセスカートリッジBを梱
包材から取り出して画像形成装置本体100に装着する
と(ステップ4)、画像形成装置Aはリーダライタ21
を用いて、プロセスカートリッジBのFeRAM20に
記憶されている情報を読み出す(ステップ2)。
【0042】その後、リーダライタ21によって読み出
された情報は画像形成装置本体100に設けられた計算
手段22に送られ、画像形成装置Aは、読み出したプロ
セスカートリッジBを使用した最終日付(Dlast)
と、現在の日付(Dpresent)に基づき、プロセ
スカートリッジBの放置された、つまり、動作停止して
いた日数(Ds−lp)を計算手段22を用いて、次
式、Ds−lpDpresentDlast により算出する(ステップ3)。
【0043】続いて、本実施例の画像形成装置Aは電源
が入った状態にて、使用者からの画像形成動作要求があ
るまで(ステップ7)、或は電源が切られるまで(ステ
ップ6)、プロセスカートリッジBが交換されたか否か
(ステップ4)、日付が変わったか否か(ステップ5)
をそれぞれ監視しており、プロセスセスカートリッジB
が交換された場合には、FeRAM20内の情報の読み
出しのステップ(ステップ2)に戻り、又日付が変わっ
た場合には、現在の日付を用いる計算手段22の計算の
ステップ(ステップ3)に戻り、プロセスカートリッジ
Bが放置された日数(Ds−lp)を再度計算する。
尚、ステップ4において、プロセスカートリッジBが交
換されたか否かは、例えば、プロセスカートリッジBの
挿入口である画像形成装置本体100のドア16の開閉
を検知することによって判断することができる。
【0044】制御部23は、使用者からの画像形成要求
を受け付けると(ステップ7)、計算されたプロセスカ
ートリッジBの放置された日数(Ds−lp)と、予め
決められ、例えば画像形成装置本体100内の記憶部に
記憶されている、カートリッジ放置後の復帰動作を選択
するための複数の基準日数とを比較し、画像形成動作に
入る前に行うカートリッジ放置後の復帰動作を選択す
る。
【0045】本実施例では、復帰動作を選択するための
複数の基準日数として、1週間と1ヶ月の2種類を設定
し、それぞれ図4中ステップ10、ステップ8でプロセ
スカートリッジBの放置された日数(Ds−lp)と比
較される。
【0046】即ち、本実施例によると、ステップ8にて
プロセスカートリッジBの放置された日数(Ds−l
p)が1ヶ月を越えていると判断された場合、詳しくは
後述する内容の「Special(特別)復帰モード」
の復帰動作を実行し(ステップ9)、その後画像形成動
作に移行する(ステップ12)。
【0047】又、ステップ8にてプロセスカートリッジ
Bの放置された日数(Ds−lp)が1ヶ月以内である
と判断された場合でも、続くステップ10にてプロセス
カートリッジBの放置された日数(Ds−lp)が1週
間を越えていると判断された場合、詳しくは後述する内
容の「Minimum(最少)復帰モード」の復帰動作
を実行し、その後画像形成動作に移行する(ステップ1
2)。
【0048】ステップ10の判断にて、プロセスカート
リッジBの放置された日数(Ds−lp)が1週間以内
であると判断された場合には、特にカートリッジ放置後
の復帰動作は行わずに画像形成動作に移行する(ステッ
プ12)。
【0049】画像形成終了後、リーダライタ21は、プ
ロセスカートリッジBのFeRAM20に記憶されたプ
ロセスカートリッジBを使用した最終日付(Dlas
t)に現在の日付(Dpresent)を書き込み、プ
ロセスカートリッジBを使用した最終日付(Dpres
ent)の情報を更新する。
【0050】これらの動作は、前述のように、電源のオ
ン、プロセスカートリッジBの交換、日付の更新の際に
行われる。
【0051】次に、カートリッジ放置後の復帰動作の詳
細について説明する。
【0052】使用開始後にプロセスカートリッジB又は
プロセスカートリッジBの構成要素を放置することによ
って発生する画像品質の低下には、限定されるものでは
ないが以下のようなものが有る。
【0053】前述の通り、プロセスカートリッジBは、
感光体ドラム1と、感光体ドラム1に圧接状態で当接さ
れている帯電ローラ2、クリーニングブレード7aと、
現像ローラ5aと、現像ローラ5aに連結された現像剤
収納容器4、クリーニングブレード7aに連結された廃
現像剤容器7bとが一体的に構成されている。
【0054】帯電ローラ2は感光体ドラム1に加圧当接
されているため、特に高温高湿環境下に放置されること
によって変形し、回転により当接部が開放されても、し
ばらくの間変形が回復せず、その部分で軽度の帯電不良
を起こし、ハーフトーン画像などに帯電ローラ2の回転
周期の横スジを発生させる場合が有る。この現象に対し
ては、帯電ローラ2に電圧を印加した状態で空回転させ
ることで画像形成動作前に変形を軽減させることができ
る。この時印加する電圧に、ACバイアスを加えると帯
電ローラ2が振動し、変形の復帰により効果がある。
【0055】又、クリーニングブレード7aも感光体ド
ラム1に加圧当接されているため、同じように高温高湿
環境下に放置された場合、感光体ドラム1の表面に小さ
な凹みが発生し、回転でクリーニングブレード7aが感
光ドラム1.上の凹みを再び通過した時に感光体ドラム1
の回転にブレが生じ、そのブレがレーザーによる像書き
込みや、転写時などに画像ブレとして現れる。又、感光
体ドラム1に凹みが発生する前においても、感光体ドラ
ム1から除去した現像剤がクリーニングブレード7aと
感光体ドラム1の間に残った状態で放置されると、その
現像剤が感光体ドラム1に固着し、同様にその部分がク
リーニングブレード7aを通過する際に回転ブレを発生
する。この回転ブレは、しばらく感光体ドラム1を回転
させることで影響ない程度にまでなくすことができる。
この時、現像剤による現像動作を行いながら感光体ドラ
ム1を回転させることで、回転ブレの解消により効果が
ある。
【0056】更に、現像ローラ5aの表面には現像剤が
コートされた状態のまま放置されるため、現像剤収納容
器4外に露出した部分では現像剤収納容器4内にある部
分よりも外環境の影響を受け易く、高温高湿環境下に放
置された場合、現像剤が吸湿し抵抗が下がり電荷を持ち
づらくなり、現像剤収納容器4外に位置する部分の現像
剤では、形成画像の濃度低下を引き起こす。又、低温低
湿環境に放置された場合には、現像剤が乾燥し抵抗が上
がり逆に電荷を持ち過ぎてしまうため、現像し難くな
り、この場合も現像剤収納容器4外に位置する部分の現
像剤では、形成画像が濃度低下を起こす。これらの場
合、現像剤収納容器4外に露出している部分の現像剤を
消費させれば、部分的濃度低下は解消される。又、現像
剤収納容器4内のトナーも、より長い放置によって、現
像剤が凝集するなどにより、形成画像の濃度が薄くなる
現象が発生する場合がある。この場合、現像剤収納容器
4内の攪拌手段5を画像形成前に回転させ、現像剤を十
分にほぐした状態にすることにより、ある程度改善でき
る。
【0057】上記のような、プロセスカートリッジB又
はプロセスカートリッジBの構成要素を放置することに
よる画像品質の低下は、現像剤の変化による濃度の低下
など、比較的短い期間の放置で発生するものと、帯電ロ
ーラ2の変形、クリーニングブレード7aによる感光体
ドラム1の微小な凹みや現像剤の固着などのような比較
的長期の放置で発生するものとに別れる。
【0058】このため、本実施例ではプロセスカートリ
ッジB又はプロセスカートリッジBの構成要素の放置後
の復帰動作として、比較的短い時期で発生する画像品質
低下に対する復帰動作「Minimum復帰モード」
と、比較的長期の放置で発生する画像品質低下に対する
復帰動作「Special復帰モード」の2種類を設定
し、それぞれに対する選択基準日数を1週間と1ヶ月の
2種類を設定している。
【0059】具体的な動作の内容は、本実施例では以下
のように設定した。即ち、 ・「Minimum復帰モード」 現像ローラ5aの2周分の長さのベタ画像現像を行な
う。 ・「Special復帰モード」 感光体ドラム1、現像ローラ5a及び現像剤収納容器4
内の攪拌手段15を30秒間回転させ、その回転中に合
計現像量が現像ローラ5aの2周分に当たるベタ横スジ
画像の現像を断続的に行ない、又帯電ローラ2にACバ
イアスを印加する。
【0060】以上、本発明によれば、画像形成装置Aの
電源のオン−オフ、プロセスカートリッジBの画像形成
装置本体100からの出し入れに拘わらず、プロセスカ
ートリッジBの放置期間を判別でき、その期間に応じて
放置後の復帰動作の要否、及び内容を判断し、適切なタ
イミング、量でカートリッジ放置後の復帰動作を行なう
ことができるため、従来のように不必要な復帰動作の実
行によりプロセスカートリッジBを消耗することが無
く、使用者は常に良好な画像を得ることができ、且つプ
ロセスカートリッジBを、本来の画像形成可能量だけ十
分に使用できる。
【0061】尚、カートリッジの記憶手段には、上記本
実施例のようにカートリッジを使用した最終日付だけで
はなく、カートリッジ放置後の復帰動作を選択するため
の基準日数、選択される復帰動作の動作時間、或は回数
に関する情報などを記憶することができる。これによ
り、例えば若干の設計変更などによるカートリッジの収
納している現像剤量の違い、使用している部品などの違
いなどに対応することができる。
【0062】又、本発明は、カートリッジ放置後の復帰
動作の内容を上記本実施例の内容に限定するものではな
く、カートリッジの放置により発生する画像品質の低下
を改善するものであれば、本発明の効果を同様に得られ
る。又、カートリッジ放置後の復帰動作の選択基準日数
の数、期間も、上記本実施例の内容に限らず、必要が有
れば数を増やしても良いし、画像品質の低下が発生する
と考えられる放置期間から適宜選択すれば良い。
【0063】実施例2 本実施例の画像形成装置は、基本的には実施例1の画像
形成装置と同様とされるが、本実施例では、カートリッ
ジ放置後の復帰動作に加えて、更に放置後の画像品質の
低下を未然に防ぐカートリッジ放置時画像品質低下回避
動作を行う実施例について説明する。又、本実施例で
は、本発明に従ってカートリッジ構成要素の放置期間判
別システムが構成され、プロセスカートリッジBの記憶
手段20には、カートリッジ構成要素の最終使用日付と
して、感光体ドラム1を回転させた最終日付(Ddla
st)と、現像剤による現像動作を行った最終日付(D
tlast)を記憶させる。実施例1の画像形成装置及
びプロセスカートリッジBと同一機能及び構成を有する
部材には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
【0064】図5を参照して、本実施例における、Fe
RAM20を用いたプロセスカートリッジBの放置期間
の判断、及びカートリッジ放置後の復帰動作について説
明する。図5は、斯かる動作をフローチャートとして示
す。
【0065】本実施例によると、使用者がプロセスカー
トリッジBが装着されている画像形成装置Aの電源を入
れるか(ステップ1)、或は、後述するように電源が入
った状態で使用者が新たなプロセスカートリッジBを梱
包材から取り出して画像形成装置本体100に装着する
と(ステップ10)、画像形成装置Aはリーダライタ2
1を用いて、プロセスカートリッジBのFeRAM20
に記憶されている情報を読み出す(ステップ2)。
【0066】その後、リーダライタ21によって読み出
された情報は画像形成装置本体100に設けられた計算
手段22に送られ、画像形成装置Aは、読み出した感光
体ドラム1を回転させた最終日付(Ddlast)と、
現像剤による現像動作を行った最終日付(Dtlas
t)と、現在の日付(Dpresent)に基づき、プ
ロセスカートリッジBの感光体ドラム1及び現像剤が放
置された、つまり、動作停止していた日数(それぞれ、
Dsd−lp、Dst−lp)を計算手段22を用い
て、次式、Dsd−lpDpresentDdlast Dst−lpDpresentDtlast により算出する(ステップ3)。
【0067】次いで、制御部23は、計算された感光体
ドラム1が放置された日数(Dsd−lp)と、予め決
められ、例えば画像形成装置本体100内の記憶部に記
憶されている、カートリッジ放置時画像品質低下回避動
作の要否を決定するための複数の基準日数とを比較し、
カートリッジ放置時画像品質低下回避動作の要否を決定
する。
【0068】本実施例では、放置時画像品質低下回避動
作を選択するための複数の基準日数として、実施例1に
て説明したカートリッジ放置後の復帰動作を選択するた
めの基準日数と同じである1週間と1ヶ月の2種類を設
定し、それぞれ図5中ステップ4、ステップ5で感光体
ドラム1が放置された日数(Dsd−lp)と比較され
る。
【0069】即ち、本実施例によると、ステップ4にて
感光体ドラム1が放置された日数(Dsd−lp)が1
週間を越えていると判断され、更にステップ5にて1ヶ
月を越えていると判断された場合、実施例1にて説明し
たカートリッジ放置後の復帰動作と同じ「Specia
l復帰モード」の動作を即座に実行する(ステップ
6)。これは、画像品質の低下を起こす恐れがある程度
までプロセスカートリッジBが放置された状況をこれ以
上進行させないためである。そして、この「Speci
al復帰モード」の動作を実行した後、画像形成装置A
は、リーダライタ21により、プロセスカートリッジB
のFeRAM20に記憶された感光体ドラム1を回転さ
せた最終日付(Ddlast)及び現像剤により現像動
作を行った最終日付(Dtlast)に現在の日付(D
present)を書き込み、FeRAM20内の情報
を更新する。
【0070】又、ステップ5にて感光体ドラム1が放置
された日数(Dsd−lp)が1ヶ月以内であると判断
された場合でも、1週間を越えていた場合には、「画像
品質低下回避モード」の動作を実行する(ステップ
8)。この動作では、感光体ドラム1を微少回転させ、
帯電ローラ2及びクリーニングブレード7aの感光体ド
ラム1に対する当接位置をずらすためのものである。こ
れにより、比較的帯電ローラ2の変形、及びクリーニン
グブレード7aによる感光体ドラム1のダメージが進ん
でいない段階で、加圧当接部が解放されるため、それら
に起因する前述の画像品質の低下を未然に防ぐことがで
きる。
【0071】そして、「画像品質低下回避モード」の動
作を実行した後(ステップ8)、画像形成装置Aは、リ
ーダライタ21により、プロセスカートリッジBのFe
RAM20に記憶された感光体ドラム1を回転させた最
終日付(Ddlast)に現在の日付(Dpresen
t)を書き込み、FeRAM20内の情報を更新する。
【0072】ステップ4の判断にて、感光体ドラム1が
放置された日数(Dsd−lp)が1週間以内であると
判断された場合には、特にカートリッジ放置時画像品質
低下回避動作は行わない。
【0073】続いて、本実施例の画像形成装置Aは電源
が入った状態にて、使用者からの画像形成動作要求があ
るまで(ステップ16)、或は電源が切られるまで(ス
テップ12)プロセスカートリッジBが交換されたか否
か(ステップ10)、日付が変わったか否か(ステップ
11)をそれぞれ監視しており、プロセスセスカートリ
ッジBが交換された場合には、FeRAM20内の情報
の読み出しのステップ(ステップ2)に戻り、又日付が
変わった場合には、現在の日付を用いる計算手段22の
計算のステップ(ステップ3)に戻り、感光体ドラム1
及び現像剤が放置された日数(それぞれDsd−lp、
Dst−lp)を再度計算する。尚、ステップ4におい
て、プロセスカートリッジBが交換されたか否かは、例
えば、プロセスカートリッジBの挿入口である画像形成
装置本体100が有するドア16の開閉を検知すること
によって判断することができる。
【0074】更に、制御部23は、使用者からの画像形
成要求を受け付けると(ステップ13)、計算された現
像剤が放置された日数(Dst−lp)と、予め決めら
れ、例えば画像形成装置本体100内の記憶部に記憶さ
れている、現像剤放置後の復帰動作を選択するための基
準日数とを比較し(ステップ14)、画像形成動作に入
る前に行う現像剤放置後の復帰動作を選択する。本実施
例では、現像剤放置後の復帰動作を選択するための基準
日数として、1週間を設定している。
【0075】即ち、本実施例によると、ステップ14に
て現像剤が放置された日数(Dst−lp)が1週間を
越えていると判断された場合、実施例1にて説明したカ
ートリッジ放置後の復帰動作と同じ「Minimum復
帰モード」の動作を実行し、その後画像形成動作に移行
する(ステップ16)。ステップ14の判断にて現像剤
が放置された日数(Dst−lp)が1週間以内であっ
た場合には、特にカートリッジ放置後の復帰動作は行わ
ずに画像形成動作に移行する(ステップ16)。
【0076】画像形成終了後、画像形成装置Aはリーダ
ライタ21により、プロセスカートリッジBのFeRA
M20に記憶された感光体ドラム1を回転させた最終日
付(Ddlast)、及び現像剤により現像動作を行っ
た最終日付(Dtlast)に現在の日付(Dpres
ent)を書き込み、FeRAM20内の情報を更新す
る。
【0077】これらの動作は、前述のように、電源のオ
ン、プロセスカートリッジBの交換、日付の更新の際に
行われる。
【0078】以上、本発明によれば、画像形成装置Aの
電源のオン−オフ、プロセスカートリッジBの画像形成
装置本体100からの出し入れに拘わらず、プロセスカ
ートリッジBの構成要素の放置期間を判別でき、その期
間に応じて放置時画像品質低下回避動作、及び放置後の
復帰動作の要否や内容を判断し、適切なタイミング、量
でこれら放置時画像品質低下回避動作、及び放置後の復
帰動作を行なうことができるため、従来のように不必要
な復帰動作の実行によりプロセスカートリッジBを消耗
することが無く、使用者は常に良好な画像を得ることが
でき、且つ画像品質の低下を防ぐ動作を必要最小限度に
抑えられるため、プロセスカートリッジBを、本来の画
像形成可能量だけ十分に使用できるようになる。
【0079】尚、プロセスカートリッジBの記憶手段2
0には、上記本実施例のようにカートリッジ構成要素を
使用した最終日付として感光体ドラム1及び現像剤を使
用した最終日付だけではなく、帯電手段、現像剤補給手
段、現像剤収納容器、クリーニングブレード、廃現像剤
容器など、カートリッジに組み込まれたカートリッジ構
成要素であり、放置により状態が変化するものであれ
ば、それを使用した最終日付をカートリッジの記憶手段
に記憶させることによって、本発明の効果が得られる。
又、実施例1同様、放置時画像品質低下回避動作、放置
後の復帰動作の選択基準日数、選択される動作の動作時
間、回数に関する情報などを記憶することができる。こ
れにより、現像剤量の違い、使用している部品の違いな
どに対応しても良い。
【0080】又、本発明は、放置時画像品質低下回避動
作、及び放置後の復帰動作の内容を、上記本実施例の内
容に限定するものではなく、放置により発生する画像品
質の低下を改善するものであれば、本発明の効果を得ら
れる。又、カートリッジ放置時画像品質低下回避動作、
カートリッジ放置後の復帰動作の選択基準日数の数、期
間も、上記本実施例の内容に限らず、必要が有れば数を
増やしても良いし、画像品質の低下が発生すると考えら
れる放置期間により適宜選択すれば良い。
【0081】ここで、上記実施例1、2では、画像形成
装置本体100着脱可能なカートリッジは、感光体ドラ
ム1と、この感光体ドラム1に作用するプロセス手段と
しての帯電手段2、現像手段5及びクリーニング手段7
a、更に現像剤収納容器4及び廃現像剤容器7bとが一
体的に構成されているプロセスカートリッジBであると
して説明したが、本発明を適用し得る画像形成装置本体
100に着脱可能なカートリッジは、これに限定される
ものではない。図6、図7には、それぞれ本発明の他の
態様であるカートリッジ化された現像装置(現像カート
リッジ)C、感光体ドラムカートリッジDの一実施例を
示す。
【0082】つまり、図6に示すように、現像手段とし
て現像ローラ5a、現像ブレード5cなどを備えた現像
室5Aと、現像収納部である現像剤収納容器4とを枠体
11、12により一体的にユニット化し、画像形成装置
本体100に対して着脱可能可能とした現像カートリッ
ジC、又、図7に示すように、感光体ドラム1と帯電手
段2、クリーニング手段7a、廃現像剤容器7bを一体
的にユニット化し、画像形成装置本体100に対して着
脱可能とした感光体ドラムカートリッジDなどのよう
に、画像形成装置に対し着脱でき、交換可能な構成を有
するカートリッジにそれぞれ記憶手段20を設け、上記
各実施例にて説明した本発明を同様に適用することによ
って、同様の作用効果を達成し得る。
【0083】又、上記各実施例では、プロセスカートリ
ッジBを使用した最終日付、或は感光体ドラム1、現像
剤を使用した最終日付を記憶する記憶手段として非接触
型の不揮発性メモリであるFeRAM20を用いた。こ
れによりプロセスカートリッジB側に電源を設ける必要
がなく、又非接触にて画像形成装置本体100側で情報
を読み書きすることができるなどの利点を有するが、本
発明は、記憶手段をこれに限定するものではなく、情報
が記憶できるならば特に制限はなく、例えば、EEPR
OMや揮発性メモリとバックアップ電池を組み合わせた
ものなどを用いても良い。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置、この画像形成装置に着脱可能なカートリッジ、カ
ートリッジ放置期間判別システム及びカートリッジ構成
要素放置期間判別システムは、記憶手段を有するカート
リッジが画像形成装置に着脱可能とされ、画像形成装置
本体が、(A)カートリッジを使用した最終日付を記憶
手段に記憶させる手段と;カートリッジを使用した最終
日付を記憶手段から読み出す手段と;記憶手段から読み
出したカートリッジを使用した最終日付と現在の日付に
より、カートリッジの放置期間を計算する手段と;を有
する構成とするか、(B)カートリッジの構成要素のう
ち少なくとも一つ又は複数の要素を使用した最終日付を
記憶手段に記憶させる手段と;カートリッジの構成要素
のうち少なくとも一つ又は複数の要素を使用した最終日
付を読み出す手段と;記憶手段から読み出したカートリ
ッジの構成要素を使用した最終日付と現在の日付によ
り、該要素の放置期間を計算する手段と;を有する構成
とされ、更に、本発明によれば、(C)計算されたカー
トリッジの放置期間に応じて、放置後復帰動作などの画
像形成装置の動作を変更する構成とされるので、 (1)カートリッジ又はカートリッジ構成要素の放置期
間を判別することができる。 (2)カートリッジ又はカートリッジ構成要素の放置期
間を判別し、その期間に応じて放置後の復帰動作の要否
や内容、或は放置時の画像品質低下回避動作の要否や内
容を判断し、適切な時期及び量でそれらを行うことがで
きるので、不必要な復帰動作の実行によりカートリッジ
を消耗することがなく、常に良好な画像を得ることがで
き、且つカートリッジの本来の画像形成可能量だけ十分
に画像形成することができる。 (3)カートリッジが使用途中に画像形成装置から取り
出され、そのまま放置されるような場合にも、カートリ
ッジ又はカートリッジ構成要素の放置期間を判別でき
る。 といった効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の係るプロセスカートリッジと画像形成
装置の一実施例の断面図である。
【図2】図1のプロセスカートリッジの拡大断面図であ
る。
【図3】本発明に係るプロセスカートリッジと画像形成
装置の概略関係図である。
【図4】本発明に従ったカートリッジ放置期間判別及び
放置後復帰動作動作の一実施例を説明するためのフロー
図である。
【図5】本発明に従ったカートリッジ放置期間判別、放
置時画像品質低下回避動作及び放置後復帰動作動作の一
実施例を説明するためのフロー図である。
【図6】本発明に係る現像カートリッジの一実施例の断
面図である。
【図7】本発明に係る感光体ドラムカートリッジの一実
施例の断面図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電手段 3 レーザースキャナー 4 現像剤収納容器 5 現像手段 7 クリーニング手段 10 定着手段 20 記憶手段(FeRAM) 21 読み取り書き込み手段(リーダライタ) 22 計算手段 23 画像形成動作制御部(制御部) 100 画像形成装置本体 101 装着手段 150 ホストコンピュータ

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶手段を有するカートリッジが着脱可
    能とされる画像形成装置において、 (a)カートリッジを使用した最終日付を前記記憶手段
    に記憶させる手段と、 (b)カートリッジを使用した最終日付を前記記憶手段
    から読み出す手段と、 (c)前記記憶手段から読み出したカートリッジを使用
    した最終日付と現在の日付により、カートリッジの放置
    期間を計算する手段と、を有することを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 更に、計算されたカートリッジの放置期
    間に応じて画像形成装置の動作を変更することを特徴と
    する請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 計算されたカートリッジの放置期間に応
    じて変更される画像形成装置の動作が、画像形成動作の
    直前に行う放置後復帰動作であることを特徴とする請求
    項2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 計算されたカートリッジの放置期間に応
    じて変更される画像形成装置の動作が、カートリッジの
    放置期間中に行う放置時画像品質低下回避動作であるこ
    とを特徴とする請求項2の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段には更に、前記放置後復帰
    動作又は前記放置時画像品質低下回避動作の要否又は内
    容を決定するための、カートリッジの放置期間の基準日
    数が記憶されることを特徴とする請求項3又は4の画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 記憶手段を有するカートリッジが着脱可
    能とされる画像形成装置において、 (a)カートリッジの構成要素のうち少なくとも一つ又
    は複数の要素を使用した最終日付を前記記憶手段に記憶
    させる手段と、 (b)カートリッジの構成要素のうち少なくとも一つ又
    は複数の要素を使用した最終日付を読み出す手段と、 (c)前記記憶手段から読み出したカートリッジの構成
    要素を使用した最終日付と現在の日付により、該要素の
    放置期間を計算する手段と、を有することを特徴とする
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】 更に、計算されたカートリッジの構成要
    素の放置期間に応じて画像形成装置の動作を変更するこ
    とを特徴とする請求項6の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 計算されたカートリッジの構成要素の放
    置期間に応じて変更される画像形成装置の動作が、画像
    形成動作の直前に行う放置後復帰動作であることを特徴
    とする請求項7の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 計算されたカートリッジの構成要素の放
    置期間に応じて変更される画像形成装置の動作が、カー
    トリッジの構成要素の放置期間中に行う放置時画像品質
    低下回避動作であることを特徴とする請求項7の画像形
    成装置。
  10. 【請求項10】 前記記憶手段には更に、前記放置後復
    帰動作又は前記放置時画像品質低下回避動作の要否又は
    内容を決定するための、カートリッジの構成要素の放置
    期間の基準日数が記憶されることを特徴とする請求項8
    又は9の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記記憶手段は、不揮発性メモリ、非
    接触型不揮発性メモリ、電源を備えた揮発性メモリであ
    ることを特徴とする請求項1〜10のいずれかの項に記
    載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記カートリッジは、構成要素として
    電子写真感光体、電子写真感光体を帯電させる帯電手
    段、電子写真感光体に現像剤を供給する現像手段、電子
    写真感光体をクリーニングするクリーニング手段のうち
    少なくとも一つを有することを特徴とする請求項1〜1
    1のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 画像形成装置に着脱可能なカートリッ
    ジにおいて、カートリッジを使用した最終日付を記憶す
    る記憶手段を有することを特徴とするカートリッジ。
  14. 【請求項14】 前記記憶手段には更に、放置後復帰動
    作又は放置時画像品質低下回避動作の要否又は内容を決
    定するための、カートリッジの放置期間の基準日数が記
    憶されることを特徴とする請求項13のカートリッジ。
  15. 【請求項15】 画像形成装置に着脱可能なカートリッ
    ジにおいて、カートリッジの構成要素のうち少なくとも
    一つ又は複数の要素を使用した最終日付を記憶する記憶
    手段を有することを特徴とするカートリッジ。
  16. 【請求項16】 前記記憶手段は更に、放置後復帰動作
    又は放置時画像品質低下回避動作の要否又は内容を決定
    するための、カートリッジの構成要素の放置期間の基準
    日数が記憶されることを特徴とする請求項15のカート
    リッジ。
  17. 【請求項17】 前記記憶手段は、不揮発性メモリ、非
    接触型不揮発性メモリ、電源を備えた揮発性メモリであ
    ることを特徴とする請求項13〜16のいずれかの項に
    記載のカートリッジ。
  18. 【請求項18】 前記カートリッジは、構成要素として
    電子写真感光体、電子写真感光体を帯電させる帯電手
    段、電子写真感光体に現像剤を供給する現像手段、電子
    写真感光体をクリーニングするクリーニング手段のうち
    少なくとも一つを有することを特徴とする請求項13〜
    17のいずれかの項に記載のカートリッジ。
  19. 【請求項19】 (a)画像形成装置に着脱可能なカー
    トリッジであり、カートリッジを使用した最終日付を記
    憶する記憶手段を有するカートリッジと、 (b)カートリッジを使用した最終日付を前記記憶手段
    に記憶させる手段と、 (c)カートリッジを使用した最終日付を前記記憶手段
    から読み出す手段と、 (d)前記記憶手段から読み出したカートリッジを使用
    した最終日付と現在の日付により、カートリッジの放置
    期間を計算する手段と、を有することを特徴とするカー
    トリッジ放置期間判別システム。
  20. 【請求項20】 更に、計算されたカートリッジの放置
    期間に応じて画像形成装置の動作を変更することを特徴
    とする請求項19のカートリッジ放置期間判別システ
    ム。
  21. 【請求項21】 計算されたカートリッジの放置期間に
    応じて変更される画像形成装置の動作が、画像形成動作
    の直前に行う放置後復帰動作であることを特徴とする請
    求項20のカートリッジ放置期間判別システム。
  22. 【請求項22】 計算されたカートリッジの放置期間に
    応じて変更される画像形成装置の動作が、カートリッジ
    の放置期間中に行う放置時画像品質低下回避動作である
    ことを特徴とする請求項20のカートリッジ放置期間判
    別システム。
  23. 【請求項23】 前記記憶手段には更に、前記放置後復
    帰動作又は前記放置時画像品質低下回避動作の要否又は
    内容を決定するための、カートリッジの放置期間の基準
    日数が記憶されることを特徴とする請求項21又は22
    のカートリッジ放置期間判別システム。
  24. 【請求項24】 (a)画像形成装置に着脱可能なカー
    トリッジであり、カートリッジの構成要素のうち少なく
    とも一つ又は複数の要素を使用した最終日付を記憶する
    記憶手段を有するカートリッジと、 (b)カートリッジの構成要素のうち少なくとも一つ又
    は複数の要素を使用した最終日付を前記記憶手段に記憶
    させる手段と、 (c)カートリッジの構成要素のうち少なくとも一つ又
    は複数の要素を使用した最終日付を前記記憶手段から読
    み出す手段と、 (d)前記記憶手段から読み出したカートリッジの構成
    要素を使用した最終日付と現在の日付により、該要素の
    放置期間を計算する手段と、を有することを特徴とする
    カートリッジ構成要素の放置期間判別システム。
  25. 【請求項25】 更に、計算されたカートリッジの構成
    要素の放置期間に応じて画像形成装置の動作を変更する
    ことを特徴とする請求項24のカートリッジ構成要素の
    放置期間判別システム。
  26. 【請求項26】 計算されたカートリッジの構成要素の
    放置期間に応じて変更される画像形成動作が、画像形成
    動作の直前に行う放置後復帰動作であることを特徴とす
    る請求項25のカートリッジ構成要素の放置期間判別シ
    ステム。
  27. 【請求項27】 計算されたカートリッジの構成要素の
    放置期間に応じて変更される画像形成動作が、カートリ
    ッジの構成要素の放置期間中に行う放置時画像品質低下
    回避動作であることを特徴とする請求項25のカートリ
    ッジ構成要素の放置期間判別システム。
  28. 【請求項28】 前記記憶手段には更に、前記放置後復
    帰動作又は前記放置時画像品質低下回避動作の要否又は
    内容を決定するための、カートリッジの構成要素の放置
    期間の基準日数が記憶されることを特徴とする請求項2
    6又は27のカートリッジ構成要素の放置期間判別シス
    テム。
  29. 【請求項29】 前記記憶手段は、不揮発性メモリ、非
    接触型不揮発性メモリ、電源を備えた揮発性メモリであ
    ることを特徴とする請求項24〜28のいずれかの項に
    記載のカートリッジ構成要素の放置期間判別システム。
  30. 【請求項30】 前記カートリッジは、構成要素として
    電子写真感光体、電子写真感光体を帯電させる帯電手
    段、電子写真感光体に現像剤を供給する現像手段、電子
    写真感光体をクリーニングするクリーニング手段のうち
    少なくとも一つを有することを特徴とする請求項24〜
    29のいずれかの項に記載のカートリッジ構成要素の放
    置期間判別システム。
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