JP2001117023A - 肩で支持されるカメラのための調整可能なビューファインダ光学装置 - Google Patents

肩で支持されるカメラのための調整可能なビューファインダ光学装置

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JP2001117023A
JP2001117023A JP2000254071A JP2000254071A JP2001117023A JP 2001117023 A JP2001117023 A JP 2001117023A JP 2000254071 A JP2000254071 A JP 2000254071A JP 2000254071 A JP2000254071 A JP 2000254071A JP 2001117023 A JP2001117023 A JP 2001117023A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラの重量や重心の変化およびカメラマン
の身体的特徴や個人的な好みに依って観察位置が調整可
能なビューファインダーを提供する。 【解決手段】 ビューファインダ装置は光学軸上に並べ
られた第1と第2のレンズグループを含み、上記第1レ
ンズグループは前方に伸長しているビューファインダ部
分にあり、第2レンズグループは後方に伸長しているビ
ューファインダ部分に含まれる。後方に伸長している部
分は前方に伸長する部分に旋回可能に結合され、一方、
前方に伸長している部分はカメラに対して前後方向に観
察者の眼の位置を変化させるために入れ子式部分を有す
る。入れ子式部分において第1と第2のレンズグループ
の間で光が視準され、これによってビューファインダで
見られる像は、入れ子式の調整移動の間中、焦点が合っ
たままの状態で同一の倍率を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本出願は、1999年8月26日に出願さ
れた仮出願番号60/150,913号の利益を主張す
る。
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムカメラま
たはビデオカメラ等のための光学ビューファインダに関
し、特に、観察者の肩上で支持されるカメラのための光
学ビューファインダであって、観察者にカメラに対する
心地よい位置を提供するために複数の調整が可能な光学
ビューファインダに関する。
【0003】
【従来の技術】劇場鑑賞用のような高品質映画撮影およ
び高品質映像製作のビデオ録画等には、カメラが観察者
(所謂「カメラマン」)の肩上で支持されることが一般
的になってきている。したがって、たとえこのようなカ
メラや付属レンズやフィルムマガジン(フィルム巻取り
枠)等がかなり重くても、あるシーンは、この手持ちで
接近できることによる本来の融通性を活かして撮影され
る。カメラマンが最適な動きをしカメラマンが手軽に扱
うためには、ビューファインダの位置に付いたときのカ
メラマンの眼と、カメラマンの肩上で支持されるカメラ
および付属品の重心との間には、適切な空間的関係が存
在しなければならない。この適切な空間的関係は、例え
ば頭の大きさや首の長さや通常の姿勢などの身体の特徴
あるいは個人的な好みによってカメラマン毎に異なる。
さらに、カメラの重心と重量は、カメラの選択や、カメ
ラの構成要素や必要な器具、例えばレンズやフィルムマ
ガジンやバッテリ電源などの大きさや重さや形状によっ
てかなり異なる。さらに、眼をビューファインダのアイ
カップ上に置いたときのカメラとカメラマンの頭の相対
的な位置や、カメラの重量および重心は全体として実質
上変化する。これはカメラマンにとって心地悪いもので
あって、この不便さによって、また、カメラおよびカメ
ラ器具との組み合わせに対してビューファインダを最適
な位置に調節できないことによって、カメラを有効に操
作できなくなる場合すらある。
【0004】今まで、この問題の唯一の解決法は、平均
的なカメラマンの身体的特徴および好みと付属構成部品
を有する平均的なカメラとに基づいて、可能な場合は、
カメラの構成要素を再配列して妥協を試みることであっ
た。このことにより、ビューファインダのアイカップ位
置とカメラマンの肩上のカメラの重心とは、殆どのカメ
ラマンと全てのカメラの形態に対して、最善ではないに
しても許容し得る配置となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カメラ
の構成要素を再配列することによって、また、釣り合い
をとるためにことによるとカメラにダミーウェイト(擬
製錘)を追加することによって、カメラ操作の柔軟性と
融通性は実質上減少する。このことにより、肩上で支持
される(しばしば「手持ちの」と言われる)カメラに意
図した目的を壊してしまう。また、カメラがカメラマン
の頭に非常に近いために、肩上で支持されるカメラに
は、ビューファインダを配置する空間は殆どない。さら
に、理想的には、ビューファインダの重量は最小限にし
なければならない。
【0006】その他の固有の問題は、高性能のカメラビ
ューファインダを提供することに内在しており、この高
性能のカメラビューファインダは、カメラに対してアイ
カップの位置を調節することに加えて、例えば近視や遠
視、右目あるいは左目を使う好み等、全てのカメラマン
に適合し、これらの全ては、カメラマンによって見られ
る映像の大きさと質を変えずに最良になされなければな
らない。
【0007】それゆえ、本発明の目的は、適当なフレー
ムとパッドによってカメラマンの肩上に通常支持される
手持ち型のカメラの新しいビューファインダを提供する
ことにあり、このビューファインダは、可変的に調整可
能な人眼観察位置をカメラマンに与える。特に、本発明
は、カメラマンの肩上で支持されるカメラの重量および
重心の変化によって生み出される問題を軽減し、カメラ
マンの身体的特徴や個人的な好みに基づいて、ビューフ
ァインダのアイカップの最適な位置をそれぞれのカメラ
マンが選択できるようにしている。
【0008】本発明のもう1つの目的は、ビューファイ
ンダ内に実像を形成するレンズグループを備えており、
この実像は、アイカップの位置を最適化するためにビュ
ーファインダを前後方向に調整する間、レンズグループ
の相互接離という伸縮自在な長手方向の移動の全体に渡
って、焦点が合ったままであり同じ倍率のままであるビ
ューファインダで、肩上で支持されるカメラのための調
整可能なビューファインダを提供することである。
【0009】本発明のさらなる目的は、人眼観察位置が
射出瞳の位置とその残留収差に関連し、その位置がほと
んど一定で、いかなる変化もビューファインダのアイカ
ップにおける観察位置で少し調整することによって簡単
に適応されるような人眼観察位置を有する調整可能なビ
ューファインダを提供することである。
【0010】本発明のさらなる目的は、観察者/カメラ
マンの異なる眼の状態に、例えば近視や遠視に適合する
ために、アイカップの移動すなわち観察者の眼の移動を
要しない選択的に調整可能な内部フォーカスレンズグル
ープを提供することである。本発明のその他のさらなる
目的は、ビューファインダの射出瞳を最適に配置してカ
メラマンの好みで右目か左目で見るために、カメラをカ
メラマンの頭と同じ側に配置したままで、すなわちカメ
ラの一方から他方にビューファインダを切り換えること
なく、選択的に方向付けできる調節可能なビューファイ
ンダを提供することである。
【0011】本発明のさらに別のさらなる目的は、望ま
しいその他の特徴であって且つしばしばビューファイン
ダに包含される特徴を含み得るような調整可能なビュー
ファインダを提供することであり、上記その他の特徴と
は、例えば、光学的な非歪像化や、一定の像を正しく方
向付けするための光学的手段または機械的手段や、最終
レンズ要素の電気霜取りや、ビューファインダを通して
観察できる可視および/または照明されたピクチャフレ
ームラインなどであって、ビューファインダの調整可能
性を妨げることのないものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の調整可能ビューファインダ装置
は、交換可能な対物レンズを有すると共に肩で支持され
るカメラのための調整可能ビューファインダ装置におい
て、装置光学軸上に並べられた第1レンズグループを備
え、上記第1レンズグループは上記カメラの対物レンズ
から像を受け取って上記受け取った像を上記第1レンズ
グループの出口に中継し、上記第1レンズグループは上
記像の視準された光線を上記出口で形成し、上記出口と
上記視準された光線は上記装置光学軸の第1光学軸部分
に沿って存在し、上記第1光学軸部分は上記対物レンズ
の光学軸に平行な第1平面内にあり、上記第1光学軸部
分上に並べられた部分を有する第2レンズグループを備
え、上記第2レンズグループは上記第1レンズグループ
から上記像の視準された光線を受け取って、上記像を見
るために上記装置光学軸の第2光学軸部分上の接眼レン
ズグループに上記像を中継し、上記第2光学軸部分は上
記第1平面に平行な且つ上記第1平面から間隔の開いた
第2平面内にあって、上記第2レンズグループは、上記
第1光学軸部分上で上記第1レンズグループに対して入
れ子式に移動可能であり、上記接眼レンズ手段を通して
見られる上記像は、上記第1レンズグループと上記第2
レンズグループとが入れ子式に相対的に移動する間中、
焦点が合ったままであることを特徴としている。
【0013】請求項2の発明の調整可能ビューファイン
ダ装置は、請求項1に記載の調整可能ビューファインダ
光学装置において、上記第1レンズグループがグランド
ガラスを含み、上記グランドガラス上には、上記接眼レ
ンズグループによって見ると実像としての第1中間像が
上記対物レンズによって形成されることを特徴としてい
る。
【0014】請求項3の発明の調整可能ビューファイン
ダ装置は、請求項1に記載の調整可能ビューファインダ
光学装置において、上記第2レンズグループがグランド
ガラスを含み、上記グランドガラス上には、上記接眼レ
ンズグループによって見ると実像としての中間像が形成
されることを特徴としている。
【0015】請求項4の発明の調整可能ビューファイン
ダ装置は、請求項1に記載の調整可能ビューファインダ
光学装置において、上記装置光学軸の中間光学軸部分
が、上記第1光学軸部分と上記第2光学軸部分との間に
垂直に延在していることを特徴とすることを特徴として
いる。
【0016】請求項5の発明の調整可能ビューファイン
ダ装置は、請求項4に記載の調整可能ビューファインダ
光学装置において、上記第2光学軸部分が上記中間光学
軸の周りに上記第2平面内で旋回可能であることを特徴
としている。
【0017】請求項6の発明の調整可能ビューファイン
ダ装置は、請求項5に記載の調整可能ビューファインダ
光学装置において、上記第2レンズグループが、見られ
る像を選択的に方向付けるペカンプリズムを含んでいる
ことを特徴としている。
【0018】請求項7の発明の調整可能ビューファイン
ダ装置は、請求項6に記載の調整可能ビューファインダ
光学装置において、上記ペカンプリズムが上記中間光学
軸上に配置されていることを特徴としている。
【0019】請求項8の発明の調整可能ビューファイン
ダ装置は、請求項7に記載の調整可能ビューファインダ
光学装置において、上記第1光学軸部分が上記カメラに
対して前方且つ上記対物レンズの光学軸に平行に延在し
ていることを特徴としている。
【0020】請求項9の発明の調整可能ビューファイン
ダ装置は、請求項1に記載の調整可能ビューファインダ
光学装置において、像をビデオカメラの方に部分的に反
射するために、上記対物レンズと上記第1光学軸部分と
の間の装置光学軸上に部分ミラーを更に含んでいること
を特徴としている。
【0021】請求項10の発明の調整可能ビューファイ
ンダ装置は、請求項1に記載の調整可能ビューファイン
ダ光学装置において、上記接眼レンズグループがアイフ
ォーカスレンズグループを含み、上記実像を見る人の様
々な眼の状態に適応するために、上記アイフォーカスレ
ンズグループが上記第2光学軸部分に沿って選択的に移
動できることを特徴としている。
【0022】請求項11の発明の調整可能ビューファイ
ンダ装置は、請求項10に記載の調整可能ビューファイ
ンダ光学装置において、上記接眼レンズグループが、上
記第2光学軸部分に対してアイカップを選択的に位置決
めするために、上記第2光学軸部分の周りに旋回可能な
長斜方形プリズムを含んでいることを特徴としている。
【0023】請求項12の発明の調整可能ビューファイ
ンダ装置は、請求項1に記載の調整可能ビューファイン
ダ光学装置において、上記第1レンズグループが、視準
された光線の像を上記出口において形成するために、上
記出口の直前にダブレットレンズを含んでいることを特
徴としている。
【0024】請求項13の発明の調整可能ビューファイ
ンダ装置は、請求項12に記載の調整可能ビューファイ
ンダ光学装置において、上記第2レンズグループが、上
記像の視準された光線を上記出口から受け取るために、
ダブレットレンズを含んでいることを特徴としている。
【0025】請求項14の発明の調整可能ビューファイ
ンダ装置は、請求項1に記載の調整可能ビューファイン
ダ光学装置において、上記第1光学軸部分が、カメラに
対して前方且つ上記対物レンズの光学軸に平行に延在し
ていることを特徴としている。
【0026】請求項15の発明の調整可能ビューファイ
ンダ装置は、請求項1に記載の調整可能ビューファイン
ダ光学装置において、上記接眼レンズグループが、上記
第2光学軸部分に対してアイカップを選択的に配置する
ために、上記第2光学軸部分の周りに旋回可能な長斜方
形プリズムを含んでいることを特徴としている。
【0027】請求項16の発明の調整可能ビューファイ
ンダ装置は、請求項7に記載の調整可能ビューファイン
ダ光学装置において、上記接眼レンズグループが、上記
第2光学軸部分に対してアイカップを選択的に配置する
ために、上記第2光学軸部分の周りに旋回可能な長斜方
形プリズムを含んでいることを特徴としている。
【0028】請求項17の発明の調整可能ビューファイ
ンダ装置は、請求項16に記載の調整可能ビューファイ
ンダ光学装置において、上記接眼レンズグループが、上
記実像を見る人の様々な眼の状態に適応するために、上
記実像の位置に対して選択的に移動可能なアイフォーカ
スレンズグループを含んでいることを特徴としている。
【0029】請求項18の発明の調整可能ビューファイ
ンダ装置は、請求項7に記載の調整可能ビューファイン
ダ光学装置において、上記後部レンズグループが、上記
実像を見る人の様々な眼の状態に適応するために、上記
実像の位置に対して選択的に移動可能なアイフォーカス
レンズグループを含んでいることを特徴としている。
【0030】請求項19の発明の調整可能ビューファイ
ンダ装置は、交換可能な対物レンズを有すると共に肩で
支持されるカメラのための調整可能ビューファインダ装
置において、装置光学軸上に並べられた第1レンズグル
ープを備え、上記第1レンズグループは上記カメラの対
物レンズから像を受け取って上記受け取った像を上記第
1レンズグループの出口に中継し、装置光学軸上に並べ
られた第2レンズグループを備え、上記第2レンズグル
ープは上記第1レンズグループからの像の光線を受け取
って見るために上記像を上記接眼レンズグループに中継
し、上記第2レンズグループは、上記第1レンズグルー
プに対して一部の上記装置光学軸上で入れ子式に移動可
能であり、上記第1レンズグループと上記第2レンズグ
ループとが入れ子式に相対的に移動する間中、上記像は
実質的に焦点が合ったまま且つ一定の倍率であり、下記
表1と2に記載された項目1乃至9からなる上記第1レ
ンズグループと項目10乃至26からなる上記第2レン
ズグループとを備え、上記表1と2において、物体像平
面という項目はカメラからの第1実像の形成位置であ
り、絞りという項目は入射瞳の位置であり、中間像とい
う項目は中間実像の位置であり、人眼瞳孔位置は上記第
1実像または上記中間実像を見るための射出瞳の位置で
あり、表面という欄は品目の表面を同定し、分離という
欄は1つの表面から次の表面への距離を示し、曲率半径
という欄は表面の半径を示し、材料の種類という欄は表
面と次の表面の間の材料を同定し、最大開口直径という
欄は表面を通過する光線の最大直径寸法を示すことを特
徴としている。
【0031】この発明のその他のより詳細な目的および
利点は、好ましい実施形態および図面から当業者には容
易に明らかとなる。
【0032】
【発明の実施の形態】この発明の調整可能なビューファ
インダ光学装置の詳細な説明を行う前に、本発明の調整
可能なビューファインダの一般的な配置およびカメラマ
ンがそれを用いる方法が、図1(a)から4(b)に関
連して先ず記載される。カメラボディCは肩支持リグR
上に設けられ、好ましくは、肩支持リグRは調整可能
で、カメラマン/観察者の右肩上にカメラとカメラ付属
品を支持するための肩支持パッドSを有する。上記カメ
ラマン/観察者は、本発明のビューファインダの調整範
囲を図示するために、平均よりも小さいサイズの頭部を
持つ観察者VSHとして、或いは平均よりも大きいサイズ
の頭部を持つ観察者VLHとして図面では識別されてい
る。肩支持リグRは、1つ或いは2つの前方に伸長する
ハンドルを含み、カメラマンはこの前方伸長ハンドルを
掴んで、カメラボディCの動きを安定させる。レンズ
は、カメラボディCの前部に取付けられて前部から突出
している。そして、このレンズは、種々の図に示す様
に、比較的軽くて小さいレンズLSか或いは比較的重く
て大きなレンズLLである。このレンズはカメラアセン
ブリの重量を明かに変化させ、その重心を前後に移動さ
せる。映画フィルム用またはビデオテープ用のマガジン
(フィルム巻取り枠)Mは、一般的にはカメラボディC
の後方に取付けられる。マガジンMのサイズおよびその
中のフィルムやテープの量が全重量を変化させ、カメラ
アセンブリの重心は前後に移動する。レンズやマガジン
の重量およびサイズが変動するために、肩支持パッドS
でカメラマンの肩上のカメラボディCを支持するのに最
も快適な位置が変化し、したがってカメラボディCはカ
メラ支持リグRに対して前後に移動され得る。通常、従
来のビューファインダを使用すると、この前後の移動は
カメラマンの頭部に対して心地よくない姿勢を生じさ
せ、カメラマンは、ビューファインダの可撓性アイカッ
プEに、彼の眼窩を置かねばならず、その姿勢は長時間
撮影するときには非常に具合が悪く不快なものとなる。
【0033】本発明の調整可能なビューファインダF
は、カメラボディCの側部に取り付けられていて、続い
て記載されている図からより完全に理解されるが、ビュ
ーファインダFは連続部分を有していて、その連続部分
は、横方向外側に伸長し、次に上方に、次に先方に、次
に再び横方向外側に、最後に後方にカメラマンの頭部に
向かって伸長する。ビューファインダFは旋回点Pを含
んでいて、ビューファインダの後方に伸長する部分FR
が、カメラボディCの水平横方向に伸長する軸の周りに
旋回運動ができる。本発明の光学装置が故に、ビューフ
ァインダFの前方伸長部分FFは長手方向に入れ子式
(伸縮自在)に調整可能であって、カメラマンの眼が最
も快適な位置に合うように、カメラボディCに対してア
イカップEを前後に移動できる。この最も快適な位置と
いうのは、上述したように、カメラマンの身体的特徴と
個人的な好みによって変化する。例えば、図1(a)と
1(b)とは、小さなレンズLSと比較的小さな頭部を
持ったカメラマンとを示し、このために、ビューファイ
ンダFの後方部分FRとアイカップEが、後方に最大距
離移動されている。この最大距離は、アイカップEから
カメラのビューファインダの取り付け位置までの距離d
1によって示されている。一方、図2(a)と2(b)
は、比較的小さな頭部を持った同一のカメラマンと大き
なレンズLLの配置を示しており、このために、カメラ
ボディCは後方に好適に移動されていて、大きなレンズ
Lによって引き起こされた組立て品の重心の前方移動
を調整している。したがって、アイカップEからビュー
ファインダ取付け部までの距離d2は、図1(a)およ
び1(b)に示す距離d1よりも小さい。したがって、
同一のカメラマンは、肩上のカメラCと眼窩上のアイカ
ップEとを快適に配置するためには、異なる長さのビュ
ーファインダを必要とする。同様に、同一の小さなレン
ズLSと比較的大きな頭部のカメラマンの場合には、図
3(a)と3(b)とに示すように、距離d3は、恐ら
く、図1(a)と1(b)に示す距離d1ほど大きくな
いが、図2(a)と2(b)に示す距離d2ほど小さく
ない。さらに、図4(a)と4(b)に示すように、大
きなレンズLLと同一の比較的大きな頭部を持つカメラ
マンの場合には、快適な重量バランスとアイカップE位
置を達成するために、ビューファインダFの距離d4
非常に短い。
【0034】図1(a)と4(b)は、様々な条件を単
純化して比較するために、略水平な後方部分FRを示し
ている。しかし、理解しておかねばならないことは、個
々のカメラマンを快適にさせるために、この後方に伸長
している部分FRは、旋回点Pの周りに上方あるいは下
方に旋回可能であること、また、このような旋回調整は
前方に伸長する部分FFの入れ子式調整をも必要とする
ことである。注目すべきことは、長手方向の調整がビュ
ーファインダFの前方に伸長する部分FFで行われるの
で、これらの全ての図において、旋回点Pとアイカップ
Eとの間の距離は一定である。また、カメラボディCは
カメラボディCの重心の移動やカメラマン/観察者の好
みによって移動する必要があるが、注目すべきであるこ
とは、これらの図に示すように、カメラボディCの移動
位置に対してカメラマン/観察者の肘の曲げ角度が変化
すると共に、これら角度の変化は本発明の調整可能なビ
ューファインダで順応され得る。例えば、垂直面におけ
る角度α1,α2,α3,α4および水平面における角度β
1,β2,β3,β4は、図1(a)から4(b)の中では
実質上変化する。
【0035】図5(a)〜5(c)を参照すると、ビュ
ーファインダFの光学要素の光学線図が、ビューファイ
ンダFの入れ子式調整に関する3つの異なる位置で示さ
れており、図1(a)〜4(b)に示される物理的構造
にあって多数の屈曲を形成する光学軸の上に、光学要素
を図示するのではなく、全ての光学要素が真っ直ぐな光
学軸上に配置された状態であるので、光学線図はより容
易に理解される。
【0036】図5(a),5(b),5(c)の間にお
ける唯一の物理的な相違は、調整位置APでの軸方向距
離にある。その変化する軸方向距離距離は、図5(a)
と図5(b)と図5(c)の間に伸びる破線によって写
実的に示されている。図5(a)はビューファインダF
の最短長さ、図5(b)は中間長さ、図5(c)は最長
長さを示している。図5(a)〜5(c)において、識
別と説明の便宜のために、光学軸に沿った各光学要素
は、数字1から27によって識別され、これらの要素の
各表面は「S」の後に数字を付けることによって識別さ
れる。光学要素の各グループは「G」の後に数字を付け
ることによって識別され、入れ子式調整のために相対的
に移動する光学要素の主要グループはM1とM2とによ
って識別される。
【0037】さらに、図示を明確にさせるために、数字
や文字は、3つの図5の各々には重複するので与えられ
ていない。光学要素およびそれらの位置は識別され、そ
れらの明細は下記の表3,4,5に記載されている。下記
の表3,4,5では、光学要素が、図5(a)〜5(c)
の数字に対応する番号によって識別されている。すなわ
ち、光学要素は「項目」という標識の第1欄に列挙さ
れ、各要素が所属するグループは「グループ」という標
識の欄において識別され、各要素の表面は「表面」とい
う標識の欄において識別されている。3つの代表的位置
A,B,C(それぞれ、図5(a),5(b),5
(c)に示した位置に対応している)の各々に対する各
要素の位置は、「調整位置」という標識の欄において識
別されている。要素の各表面とそれに先立つ表面との間
の距離は、「分離」という標識の欄に記載されている。
各要素表面の曲率半径は、もしあれば、「曲率半径」と
いう標識の欄に記載されている。各要素の材料は、「材
料」という標識の下の3つの欄に種類とコードと名称に
よって与えられている。その表面の「最大開口直径」
は、その標識を持つ最後の欄に記載されている。表5の
最終部の脚注は、付加的情報を提供すると共にこの光学
的処方の並外れた特性を明かにしていて、上記特性は業
者が完全に理解するのに必要となり得る。表3,4,5の
全データおよび図7(a)から図12(b)のグラフと
曲線の全ては、20℃(華氏68度)の温度と標準大気
圧(760mmHg)に対して与えられている。
【表3】
【表4】
【表5】
【0038】前述の表3と図5(a)〜5(c)とか
ら、表面S16とS17との間の調整位置APの長さ
は、位置「A」の1.000mmから位置「C」の2
1.320mmまで変化できる。これら「A」と「C」
の位置は両極端の位置であって、位置「B」は中間の位
置を示している。また、図5(a)〜5(c)が示して
いることは、ビューファインダFの入れ子式の調整範囲
に渡って、光線跡が知覚できる程変化しなくて、これの
ために、カメラマンがビューファインダFを通して見る
像は、長手方向の調整移動範囲に渡って、同じ大きさの
ままで焦点が合い、像の品質も本質的に同じままである
ということである。これは、位置Aに対しては図7
(a)〜7(e)の光線収差線図によって、位置Bに対
しては図8(a)〜8(e)の光線収差線図によって、
位置Cに対しては図9(a)〜9(e)の光線収差線図
によって確認された。また、位置Aに対しては図10
(a)〜10(b)の非点収差を補正する視野曲線と歪
み曲線によって、位置Bに対しては図11(a)〜11
(b)の非点収差を補正する視野曲線と歪み曲線によっ
て、位置Cに対しては図12(a)〜12(b)の非点
収差を補正する視野曲線と歪み曲線によって確認され
た。これらのA,B,Cの位置は、それぞれ表3に列挙
されたもの、および図5(a)〜5(c)に示されたも
のと同じである。図7(a)〜7(e)と図8(a)〜
8(e)と図9(a)〜9(e)においては、様々なグ
ラフの線は、450.0nm(ナノメータ)から64
3.8nmの間の波長を作用させていることを示す。
【0039】具体的には、長い破線は450.0nmで
あり、短い破線は486.1nmであり、実線は54
6.1nmであり、一点鎖線は587.6nmであり、
非常に短い破線は643.8nmである。
【0040】図6(a)と6(b)とを参照すると、図
6(a)と6(b)は、図5(a)に類似している光学
線図であり、長斜方形プリズム26の2つの異なる位置
におけるビューファインダの平面図を示している。長斜
方形プリズム26は、ビューファインダFの肘部に取付
けられて、後方に伸長する部分FRの軸の周りに旋回可
能である。図6(a)では、肘部と長斜方形プリズム2
6は、カメラマンが位置EP1において右眼で見るため
に右に旋回されており、図6(b)では、カメラマンが
位置EP2において左眼で見るために左に旋回されてい
る。
【0041】注意すべきことは、図6(a)の位置EP
1は、図1(b),2(b),3(b),4(b)の平
面図では実線で示されており、図6(b)の位置EP2
は、同じ図1(b),2(b),3(b),4(b)の
平面図では破線で示されていることである。
【0042】図13を参照すると、カメラボディCの前
部に取付けられる対物レンズLと共に、ビューファイン
ダFの光学装置の斜視線図が3次元的に示めされてい
る。レンズLからの光は、従来のように、フィルム面の
前にあるカメラボディC内のミラー付きのシャッタによ
って点PSで反射して、光を第1の光学軸O1に沿って
送る。点PS以降の光学要素は、図5(a)〜5(c)
に示めされていると共に表3,4,5に列挙されている
が、それら光学要素の物理的関係について述べる。点P
S後では、光線および軸O1は、カメラボディCの内部
に向かってビューファインダFの本体内部の中に入るよ
うに方向付けられる。対物レンズLによって作り出され
た第1中間像は、従来のように、カメラボディ内のグラ
ンドガラス1上に形成される。部分ミラーすなわちビー
ムスプリッター3は、レンズLによって取られた光景を
モニターするために、光の一部をビデオ光学軸OVに沿
ってビデオカメラCVに方向付けられる。これもまた、
高品質な職業用映画カメラに対して従来から行われてい
る。このビデオカメラCVは、カメラボディCの外側に
装着されるハウジング(図示せず)に取り付けられる。
ビームスプリッタ3を通過する光線は、ダミーウィンド
ウ(ダミー窓)4とレンズ5を通過してミラー6に至
る。ミラー6は光を第2の光学軸O2に沿って上方にミ
ラー7の方へ反射する。ミラー7は光を第3の光学軸O
3に沿って前方に反射する。光学軸O3は、図1(a)〜
4(b)に示された前方に伸長する部分FFの水平軸で
ある。プリズム12は光を第4の光学軸O4に沿うよう
に反射して、ガラス要素13と14を備えたペカンプリ
ズム(Pechan Prism)に光を通す。光学軸O4は、図1
(a)〜4(b)に示されるように、旋回点Pにおいて
カメラボディCの水平横方向に延在する旋回軸を備え
る。ペカンプリズム13は、軸O4上に設けられてい
て、ビューファインダ後方部分FRが水平軸O4の周りを
旋回するとき、像の直立状態を維持するように自動的に
像を方向付ける。プリズム16は、光が光軸O4から第
5の光軸O5に沿って長斜方形プリズム26に至るよう
に光を反射する。次に、長斜方形プリズム26はアイカ
ップEの方に光を反射し、アイカップEでカメラマン/
観察者Vの眼VEによって光を見る。調整位置APでの
距離を変化させるために軸O3に沿って軸方向に分離可
能であるダブレット(2重)レンズ8,9とダブレット
レンズ10,11の間の距離を除いて、光学軸の前記軸
部分に沿った距離は同じままである。表3に示すよう
に、この調整可能な距離は、表面S16と表面S17の
間に存在し、この実施例では1.000mmから21.
320mmの間で変化できる。光線は、図5(a)〜5
(c)に示すように、表面S16とS17との間で視準
すなわち実質的に平行にされ、これによって、カメラマ
ン/観察者Vによって見られる像は、調整移動する間ず
っと同じままである。他のビューファインダあるいは単
独のビデオモニターを使用するために、好ましくは、光
学パワーが零のダミーウィンドウ4が、(カメラボディ
Cに取付けられている図示しないビデオカメラハウジン
グの所で)カメラからビューファインダFを取り外すこ
とができるように設けられている。また、グランドガラ
ス1は、ビデオピックアップを向上させるために無地の
ガラスであってもよく、その場合、グランドガラスは、
第2中間像が形成されるダミーウィンドウ20の位置に
設けられる。
【0043】図13に示す光学要素AM1とAM2は
(図5(a)〜5(c)あるいは表3,4,5には示され
ていない)、レンズLが歪像化レンズであるときに、像
を光学的に歪像化させないためのものである。そして、
これら2つの要素は、球面レンズLが使用されるとき
は、光学軸O3から物理的にはずされ、これによって、
カメラマンはビューファインダFを通して常に正常な映
像を見ることになる。光学レンズ要素22〜25は(図
15(a)と15(b)とにより明確に示されてい
る)、アイフォーカスレンズを構成し、カメラマンの特
別な眼の状態すなわち近視または遠視に適応させるため
に調整可能である。また、図5(a),5(b),5
(c)の調整位置に関しては、表4の表面S53に続く
調整位置A,B,Cによってそれぞれ示されるように、
完全な人眼位置に対する微小調整がある。
【0044】図14(a)と14(b)とを参照する
と、図14(a)と14(b)は、ビューファインダF
の光学装置の斜視線図であり、僅かに異なる視点から見
たものであるが、図13と同じである。ダブレット8,
9とダブレット10,11との間の伸縮自在な調整(入
れ子式調整)は、最小距離DAと最大距離DCとによって
写実的に示されている。最小距離DAと最大距離DC
は、それぞれ、表3に記載された調整位置AとCによっ
て表された間隔および図5(a)と5(c)に示された
間隔に相関している。同様に、図15(a)と15
(b)は例えばミラー8,9を単一ミラーとして示した
光学装置の簡略化された平面図であるが、図15(a)
と15(b)とから、観察者の眼VEとダブレット8,
9の表面S15との間の寸法DEが、図15(a)の伸
縮自在な位置から図15(b)のもう1つの伸縮自在な
位置まで変化することが分かる。したがって、図14
(a),14(b),15(a),15(b)は、カメ
ラボディCが観察者の眼VEおよび肩Sに対して前方お
よび後方に移動され得ることを示している。逆に言え
ば、眼V EはカメラボディCに対して動かされ得ること
を示している。図15(a)と図15(b)とは、図5
(a)と図5(c)にそれぞれ対応し、また、カメラボ
ディC内のビデオ軸OV上に配置されたビデオカメラCV
を概略的に示している。但し、ビデオカメラCVは図示
するために垂直位置から水平位置に回転されている。ま
た、従来から専門家のカメラビューファインダに含まれ
ているデミスター(曇り止め)要素27が示されてお
り、このデミスター要素27は、表面S52の曲率半径
によって表に示されているように、ここでは微弱な光学
パワーを持つ。
【0045】本発明は、特定の光学要素と寸法を持つビ
ューファインダFの特定の実施例に関して説明されてい
るが、異なる光学要素と寸法が使用され得ることは当業
者によって容易に理解されるであろう。例えば、開示さ
れた特定の実施例に対する両極端の調整位置AP間の移
動範囲は、20.32mm(C位置の21.32mmと
A位置の1.00mmとの差)である。しかし、例えば
異なるカメラに対して所望の範囲あるいは必要な範囲を
与えるために、この距離はより大きく或いはより小さく
できる。カメラボディCは、ビデオカメラCvと、カメ
ラボディCの側部に直接取付けられたそのハウジングと
を含むものであるが、上述の実施例は非常にコンパクト
であって、カメラボディCの側部に取付けられた全ビュ
ーファインダ光学装置は、すなわち、光学軸O1上のグ
ランドガラス1から長斜方形プリズムおよび光学軸O2
上のデミスター27までの全ての光学要素は、6.58
6インチ(167.28mm)の縦方向の長さと、僅か
6.536インチ(166.01mm)(ビデオカメラ
部分が無い場合、僅か4.811インチ)の横幅と、僅
か4.281インチ(108.74mm)の高さを持つ
直角のボックス内に収まる。このことは、カメラマン/
観察者の肩の上に支持されるのに適した小さく軽量の職
業用のカメラには、非常に重要なことである。ダミーウ
ィンドウ4の所で取り外し可能であるビューファインダ
部Fだけの物理的外形寸法は、すなわち、ビデオカメラ
Cvとカメラボディの側部に取付けられたビデオカメラ
のハウジングとを除いて、円筒形胴部と調整リングとア
イカップと光学要素4から27までのハウジングとを含
んだ寸法は、僅か8.330インチ(211.58m
m)長さ、5.348インチ(135.84mm)幅、
5.151インチ(130.84mm)高さである。こ
のようにして、上述した全てから、上記ビューファイン
ダFが本発明の概要で上述した各目的を達成すること
は、当業者には容易に理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a),(b)は、それぞれ、本発明の調整
可能なビューファインダを有し肩で支持されるカメラを
持ったカメラマンの概略側面図および平面図であり、平
均的な大きさの頭よりも小さい頭を持つカメラマンと小
さなレンズの付いたカメラとを適合させるためのビュー
ファインダの調整位置を示している。
【図2】 図2(a),(b)は、それぞれ、本発明の調整
可能なビューファインダを有し肩で支持されるカメラを
持ったカメラマンの概略側面図および平面図であり、平
均的な大きさの頭よりも小さい頭を持つカメラマンと、
大きなレンズが付いていること以外は図1(a),(b)に
示されているのと同じカメラとを適合させるためのビュ
ーファインダの調整位置を示している。
【図3】 図3(a),(b)は、それぞれ、本発明の調整
可能なビューファインダを有し肩で支持されるカメラを
持ったカメラマンの概略側面図および平面図であり、平
均的な大きさの頭よりも大きい頭を持つカメラマンと、
小さなレンズが付いていること以外は図1(a),(b)に
示されているのと同じカメラとを適合させるためのビュ
ーファインダの調整位置を示している。
【図4】 図4(a),(b)は、それぞれ、本発明の調整
可能なビューファインダを有し肩で支持されるカメラを
持ったカメラマンの概略側面図および平面図であり、平
均的な大きさの頭よりも大きい頭を持つカメラマンと、
大きなレンズが付いていること以外は図1(a),(b)に
示されているのと同じカメラとを適合させるためのビュ
ーファインダの調整位置を示している。
【図5】 図5(a),(b),(c)は、本発明の調整可能な
ビューファインダの好ましい実施形態の光学線図であ
り、この光学線図は、以下に記述されるように、調整可
能なビューファインダの物理的な実施形態において存在
する複数の角度を含んでおらず、直線で光学軸を示して
いて、3つの調整位置、すなわち、それぞれ最短、中
間、最長の長さの所にビューファインダを有している。
【図6】 図6(a),(b)は、図5(a)−(c)に類似し
た光学線図であるが、特に、カメラマンによる左目ある
いは右目での観察に適合させるための光学要素とその位
置とを示すための平面図としての光学線図である。
【図7】 図7(a)乃至図7(e)は、図5(a)に示され
たビューファインダの長手方向の望遠部の位置における
本発明のビューファインダ光学装置の性能を示す光線収
差のグラフである。
【図8】 図8(a)乃至図8(e)は、図5(b)に示され
たビューファインダの長手方向の望遠部の位置における
本発明のビューファインダ光学装置の性能を示す光線収
差のグラフである。
【図9】 図9(a)乃至図9(e)は、図5(c)に示され
たビューファインダの長手方向の望遠部の位置における
本発明のビューファインダ光学装置の性能を示す光線収
差のグラフである。
【図10】 図10(a),(b)は、図5(a)に示された
ビューファインダの長手方向の望遠部の位置における本
発明のビューファインダ光学装置に対する非点収差と歪
曲特性のグラフである。
【図11】 図11(a),(b)は、図5(b)に示された
ビューファインダの長手方向の望遠部の位置における本
発明のビューファインダ光学装置に対する非点収差と歪
曲特性のグラフである。
【図12】 図12(a),(b)は、図5(c)に示された
ビューファインダの長手方向の望遠部の位置における本
発明のビューファインダ光学装置に対する非点収差と歪
曲特性のグラフである。
【図13】 図13は、本発明の調整可能なビューファ
インダ光学装置の光学構成要素の概略斜視図である。
【図14】 図14(a),(b)は、図13に類似した本
発明の調整可能なビューファインダ光学装置の光学要素
の概略斜視図であり、それぞれ図5(a)および図5(c)
の光学線図に対応するビューファインダの長手方向の伸
縮自在な移動の2つの極端位置を示している。
【図15】 図15(a),(b)は、本発明の光学装置の
調整可能なビューファインダの光学要素の単純化された
概略斜視図であり、それぞれ、図5(a)および図5(c)
の光学線図に対応するビューファインダの長手方向の伸
縮自在な調整の2つの極端位置を示している。
【符号の説明】
1…グランドガラス、 3…部分ミラー、 8…ダブレットレンズ、 9…ダブレットレンズ、 10…ダブレットレンズ、 11…ダブレットレンズ、 13…ペカンプリズム、 26…長斜方形プリズム、 L…対物レンズ、 E…アイカップ、 O3…第1光学軸部分、 O4…中間光学軸部分、 O5…第2光学軸部分。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換可能な対物レンズを有すると共に肩
    で支持されるカメラのための調整可能ビューファインダ
    装置において、 装置光学軸上に並べられた第1レンズグループを備え、
    上記第1レンズグループは上記カメラの対物レンズから
    像を受け取って上記受け取った像を上記第1レンズグル
    ープの出口に中継し、上記第1レンズグループは上記像
    の視準された光線を上記出口で形成し、上記出口と上記
    視準された光線は上記装置光学軸の第1光学軸部分に沿
    って存在し、上記第1光学軸部分は上記対物レンズの光
    学軸に平行な第1平面内にあり、 上記第1光学軸部分上に並べられた部分を有する第2レ
    ンズグループを備え、上記第2レンズグループは上記第
    1レンズグループから上記像の視準された光線を受け取
    って、上記像を見るために上記装置光学軸の第2光学軸
    部分上の接眼レンズグループに上記像を中継し、上記第
    2光学軸部分は上記第1平面に平行な且つ上記第1平面
    から間隔の開いた第2平面内にあって、 上記第2レンズグループは、上記第1光学軸部分上で上
    記第1レンズグループに対して入れ子式に移動可能であ
    り、上記接眼レンズ手段を通して見られる上記像は、上
    記第1レンズグループと上記第2レンズグループとが入
    れ子式に相対的に移動する間中、焦点が合ったままであ
    ることを特徴とする調整可能ビューファインダ光学装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の調整可能ビューファイ
    ンダ光学装置において、上記第1レンズグループはグラ
    ンドガラスを含み、上記グランドガラス上には、上記接
    眼レンズグループによって見ると実像としての第1中間
    像が上記対物レンズによって形成されることを特徴とす
    る調整可能ビューファインダ光学装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の調整可能ビューファイ
    ンダ光学装置において、上記第2レンズグループはグラ
    ンドガラスを含み、上記グランドガラス上には、上記接
    眼レンズグループによって見ると実像としての中間像が
    形成されることを特徴とする調整可能ビューファインダ
    光学装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の調整可能ビューファイ
    ンダ光学装置において、上記装置光学軸の中間光学軸部
    分は、上記第1光学軸部分と上記第2光学軸部分との間
    に垂直に延在していることを特徴とすることを特徴とす
    る調整可能ビューファインダ光学装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の調整可能ビューファイ
    ンダ光学装置において、上記第2光学軸部分は上記中間
    光学軸の周りに上記第2平面内で旋回可能であることを
    特徴とする調整可能ビューファインダ光学装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の調整可能ビューファイ
    ンダ光学装置において、上記第2レンズグループは、見
    られる像を選択的に方向付けるペカンプリズムを含んで
    いることを特徴とする調整可能ビューファインダ光学装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の調整可能ビューファイ
    ンダ光学装置において、上記ペカンプリズムは上記中間
    光学軸上に配置されていることを特徴とする調整可能ビ
    ューファインダ光学装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の調整可能ビューファイ
    ンダ光学装置において、上記第1光学軸部分は上記カメ
    ラに対して前方且つ上記対物レンズの光学軸に平行に延
    在していることを特徴とする調整可能ビューファインダ
    光学装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の調整可能ビューファイ
    ンダ光学装置において、像をビデオカメラの方に部分的
    に反射するために、上記対物レンズと上記第1光学軸部
    分との間の装置光学軸上に部分ミラーを更に含んでいる
    ことを特徴とする調整可能ビューファインダ光学装置。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の調整可能ビューファ
    インダ光学装置において、上記接眼レンズグループはア
    イフォーカスレンズグループを含み、上記実像を見る人
    の様々な眼の状態に適応するために、上記アイフォーカ
    スレンズグループは上記第2光学軸部分に沿って選択的
    に移動できることを特徴とする調整可能ビューファイン
    ダ光学装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の調整可能ビューフ
    ァインダ光学装置において、上記接眼レンズグループ
    は、上記第2光学軸部分に対してアイカップを選択的に
    位置決めするために、上記第2光学軸部分の周りに旋回
    可能な長斜方形プリズムを含んでいることを特徴とする
    調整可能ビューファインダ光学装置。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の調整可能ビューファ
    インダ光学装置において、上記第1レンズグループは、
    視準された光線の像を上記出口において形成するため
    に、上記出口の直前にダブレットレンズを含んでいるこ
    とを特徴とする調整可能ビューファインダ光学装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の調整可能ビューフ
    ァインダ光学装置において、上記第2レンズグループ
    は、上記像の視準された光線を上記出口から受け取るた
    めに、ダブレットレンズを含んでいることを特徴とする
    調整可能ビューファインダ光学装置。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の調整可能ビューファ
    インダ光学装置において、上記第1光学軸部分は、カメ
    ラに対して前方且つ上記対物レンズの光学軸に平行に延
    在していることを特徴とする調整可能ビューファインダ
    光学装置。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の調整可能ビューファ
    インダ光学装置において、上記接眼レンズグループは、
    上記第2光学軸部分に対してアイカップを選択的に配置
    するために、上記第2光学軸部分の周りに旋回可能な長
    斜方形プリズムを含んでいることを特徴とする調整可能
    ビューファインダ光学装置。
  16. 【請求項16】 請求項7に記載の調整可能ビューファ
    インダ光学装置において、上記接眼レンズグループは、
    上記第2光学軸部分に対してアイカップを選択的に配置
    するために、上記第2光学軸部分の周りに旋回可能な長
    斜方形プリズムを含んでいることを特徴とする調整可能
    ビューファインダ光学装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の調整可能ビューフ
    ァインダ光学装置において、上記接眼レンズグループ
    は、上記実像を見る人の様々な眼の状態に適応するため
    に、上記実像の位置に対して選択的に移動可能なアイフ
    ォーカスレンズグループを含んでいることを特徴とする
    調整可能ビューファインダ光学装置。
  18. 【請求項18】 請求項7に記載の調整可能ビューファ
    インダ光学装置において、上記後部レンズグループは、
    上記実像を見る人の様々な眼の状態に適応するために、
    上記実像の位置に対して選択的に移動可能なアイフォー
    カスレンズグループを含んでいることを特徴とする調整
    可能ビューファインダ光学装置。
  19. 【請求項19】 交換可能な対物レンズを有すると共に
    肩で支持されるカメラのための調整可能ビューファイン
    ダ装置において、 装置光学軸上に並べられた第1レンズグループを備え、
    上記第1レンズグループは上記カメラの対物レンズから
    像を受け取って上記受け取った像を上記第1レンズグル
    ープの出口に中継し、 装置光学軸上に並べられた第2レンズグループを備え、
    上記第2レンズグループは上記第1レンズグループから
    の像の光線を受け取って見るために上記像を接眼レンズ
    グループに中継し、 上記第2レンズグループは、上記第1レンズグループに
    対して一部の上記装置光学軸上で入れ子式に移動可能で
    あり、上記第1レンズグループと上記第2レンズグルー
    プとが入れ子式に相対的に移動する間中、上記像は実質
    的に焦点が合ったまま且つ一定の倍率であり、 下記表1と2に記載された項目1乃至9からなる上記第
    1レンズグループと項目10乃至26からなる上記第2
    レンズグループとを備え、上記表1と2において、物体
    像平面という項目はカメラからの第1実像の形成位置で
    あり、絞りという項目は入射瞳の位置であり、中間像と
    いう項目は中間実像の位置であり、人眼瞳孔位置は上記
    第1実像または上記中間実像を見るための射出瞳の位置
    であり、表面という欄は品目の表面を同定し、分離とい
    う欄は1つの表面から次の表面への距離を示し、曲率半
    径という欄は表面の半径を示し、材料の種類という欄は
    表面と次の表面の間の材料を同定し、最大開口直径とい
    う欄は表面を通過する光線の最大直径寸法を示すことを
    特徴とする調整可能ビューファインダ光学装置。 【表1】 【表2】
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