JP2001115518A - 厨芥処理システム - Google Patents
厨芥処理システムInfo
- Publication number
- JP2001115518A JP2001115518A JP29991199A JP29991199A JP2001115518A JP 2001115518 A JP2001115518 A JP 2001115518A JP 29991199 A JP29991199 A JP 29991199A JP 29991199 A JP29991199 A JP 29991199A JP 2001115518 A JP2001115518 A JP 2001115518A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- garbage
- pipe
- opening
- closing
- transfer medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 厨芥を確実に配管移送する厨芥処理システム
を提供する。 【解決手段】 厨芥粉砕手段に設けた流量制御可能な移
送媒体供給手段により、粉砕厨芥を適正量の移送媒体で
配管流動させた。
を提供する。 【解決手段】 厨芥粉砕手段に設けた流量制御可能な移
送媒体供給手段により、粉砕厨芥を適正量の移送媒体で
配管流動させた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、事業所や家庭など
で発生する厨芥などの有機性廃棄物を処理する厨芥処理
システムに関する。
で発生する厨芥などの有機性廃棄物を処理する厨芥処理
システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】厨芥等の有機性廃棄物は、腐敗により異
臭、液だれを起こし、生活空間、作業空間の衛生性を著
しく損なう。特開平０３−８９９５４号公報、特開平０
４−３０５２８４号公報や、特開平１０−１８０２３６
号公報に開示されるディスポーザを用いた厨芥処理シス
テムは、家庭の台所や事業所で有機性廃棄物の発生場所
から、発生の都度処理できるため、台所や事業所の作業
空間の衛生性向上には極めて有効なシステムである。
臭、液だれを起こし、生活空間、作業空間の衛生性を著
しく損なう。特開平０３−８９９５４号公報、特開平０
４−３０５２８４号公報や、特開平１０−１８０２３６
号公報に開示されるディスポーザを用いた厨芥処理シス
テムは、家庭の台所や事業所で有機性廃棄物の発生場所
から、発生の都度処理できるため、台所や事業所の作業
空間の衛生性向上には極めて有効なシステムである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のシステムを有効に活用するためには、厨芥粉砕手段と
してのディスポーザ等で処理された厨芥を完全に流しき
るべく移送媒体の供給条件を適正化する必要があるが、
そのための有効な移送媒体供給方法、供給装置は提案さ
れていない。特に集合住宅等においては、建物の建築エ
ネルギー、消費資材の削減のため、集合化が進み、集合
規模が大型化、高層化する傾向にある。住宅の集合化
は、同一の配管に繋ぎ込まれるディスポーザ等厨芥粉砕
機器の数量を増大させ、配管閉塞の危険性が増すと言っ
た問題点があった。
のシステムを有効に活用するためには、厨芥粉砕手段と
してのディスポーザ等で処理された厨芥を完全に流しき
るべく移送媒体の供給条件を適正化する必要があるが、
そのための有効な移送媒体供給方法、供給装置は提案さ
れていない。特に集合住宅等においては、建物の建築エ
ネルギー、消費資材の削減のため、集合化が進み、集合
規模が大型化、高層化する傾向にある。住宅の集合化
は、同一の配管に繋ぎ込まれるディスポーザ等厨芥粉砕
機器の数量を増大させ、配管閉塞の危険性が増すと言っ
た問題点があった。
【０００４】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、本発明は、厨芥処理システムの機能を
完全に発揮させるため、配管で粉砕厨芥を完全に流しき
ることが可能な厨芥処理システムを提供することを目的
とする。
れたものであり、本発明は、厨芥処理システムの機能を
完全に発揮させるため、配管で粉砕厨芥を完全に流しき
ることが可能な厨芥処理システムを提供することを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明に係わる厨芥処理システムでは、粉砕厨芥を移送
する配管へ直接および／もしくは厨芥粉砕手段部を介し
て移送媒体を適正条件で供給して配管内への粉砕厨芥の
堆積を防止した。供給する移送媒体には、上水、中水、
雨水や、移送に用いた水を浄化処理した処理水等が使用
可能で、その節水のため、間欠供給や、供給流体に水に
気体を混合させた気液２相流や、水と気体を交互に流す
ことも有効である。さらに、業務用厨房、住宅のキッチ
ンシンクから排出される含油排水による配管の汚損によ
り粉砕厨芥の配管内流動性が著しく低下することから、
配管内汚損洗浄を兼ねて、水の加温供給や、アルカリ、
酵素などの洗浄薬剤を含む薬剤の添加も有効である。
本発明に係わる厨芥処理システムでは、粉砕厨芥を移送
する配管へ直接および／もしくは厨芥粉砕手段部を介し
て移送媒体を適正条件で供給して配管内への粉砕厨芥の
堆積を防止した。供給する移送媒体には、上水、中水、
雨水や、移送に用いた水を浄化処理した処理水等が使用
可能で、その節水のため、間欠供給や、供給流体に水に
気体を混合させた気液２相流や、水と気体を交互に流す
ことも有効である。さらに、業務用厨房、住宅のキッチ
ンシンクから排出される含油排水による配管の汚損によ
り粉砕厨芥の配管内流動性が著しく低下することから、
配管内汚損洗浄を兼ねて、水の加温供給や、アルカリ、
酵素などの洗浄薬剤を含む薬剤の添加も有効である。
【０００６】厨芥処理システムで粉砕厨芥を配管移送す
るためには、粉砕速度等に合わせて移送媒体供給量を変
化させる必要がある。厨芥を厨芥粉砕手段に予め投入
し、粉砕運転を開始する場合は、運転開始時に集中的に
厨芥粉砕物が発生する。粉砕運転中の厨芥粉砕手段に連
続的に厨芥を供給する場合は、供給速度に合わせて厨芥
粉砕物が発生する。これらの厨芥粉砕物を安定して配管
流動させるためには、厨芥粉砕物と移送媒体で形成され
るスラリ−中の固形物濃度を高くならないようにしなけ
ればならない。ただし、過剰の移送媒体供給は、エネル
ギ−消費の増大を招く。そこで、移送媒体供給量を最適
化できるよう可変制御できるようにした。該可変制御
は、開閉弁等を管路に並列に複数設置して、その開閉個
数を変化させることで、段階的に移送媒体供給を変化さ
せるか、開閉割合を可変できる弁等を用いてその開閉率
で変化させるか、弁等の管内流路開閉手段の開閉を短時
間に繰り返して移送媒体の供給をパルス的に行い、その
供給間隔を変化させることで移送媒体供給量を変化させ
るものとした。また、移送媒体の配管および／もしく厨
芥粉砕手段への供給では、供給途中での停電、断水ほか
の事故等の場合においても、配管、粉砕粉砕手段から移
送媒体供給管への汚水の逆流は、衛生上、あるいは移送
媒体供給手段を構成する機器の保全上を防止する必要が
ある。そこで、管路の途中にバキューム−ブレーカー、
吐水口空間等の逆流防止手段を設けた。本願の第１から
第４発明である。
るためには、粉砕速度等に合わせて移送媒体供給量を変
化させる必要がある。厨芥を厨芥粉砕手段に予め投入
し、粉砕運転を開始する場合は、運転開始時に集中的に
厨芥粉砕物が発生する。粉砕運転中の厨芥粉砕手段に連
続的に厨芥を供給する場合は、供給速度に合わせて厨芥
粉砕物が発生する。これらの厨芥粉砕物を安定して配管
流動させるためには、厨芥粉砕物と移送媒体で形成され
るスラリ−中の固形物濃度を高くならないようにしなけ
ればならない。ただし、過剰の移送媒体供給は、エネル
ギ−消費の増大を招く。そこで、移送媒体供給量を最適
化できるよう可変制御できるようにした。該可変制御
は、開閉弁等を管路に並列に複数設置して、その開閉個
数を変化させることで、段階的に移送媒体供給を変化さ
せるか、開閉割合を可変できる弁等を用いてその開閉率
で変化させるか、弁等の管内流路開閉手段の開閉を短時
間に繰り返して移送媒体の供給をパルス的に行い、その
供給間隔を変化させることで移送媒体供給量を変化させ
るものとした。また、移送媒体の配管および／もしく厨
芥粉砕手段への供給では、供給途中での停電、断水ほか
の事故等の場合においても、配管、粉砕粉砕手段から移
送媒体供給管への汚水の逆流は、衛生上、あるいは移送
媒体供給手段を構成する機器の保全上を防止する必要が
ある。そこで、管路の途中にバキューム−ブレーカー、
吐水口空間等の逆流防止手段を設けた。本願の第１から
第４発明である。
【０００７】本願の第５発明では、厨芥の量および／も
しくは粉砕し易さ等の厨芥情報検知手段の情報により移
送媒体の供給量を制御して、前記のスラリ−濃度を適正
に保つものとした。厨芥情報は、厨芥粉砕手段の粉砕機
構が電力で運転される場合は、機構に流れる電流、電圧
等の電気情報を検知して、厨芥粉砕手段での粉砕が回転
機構により行われる場合は、回転部分のトルクを検知、
あるいは厨芥粉砕手段へ投入された厨芥量を厨芥粉砕手
段の重量変化として検知するなどして、大量の厨芥が粉
砕処理される場合は、大量の移送媒体供給を行うものと
した。
しくは粉砕し易さ等の厨芥情報検知手段の情報により移
送媒体の供給量を制御して、前記のスラリ−濃度を適正
に保つものとした。厨芥情報は、厨芥粉砕手段の粉砕機
構が電力で運転される場合は、機構に流れる電流、電圧
等の電気情報を検知して、厨芥粉砕手段での粉砕が回転
機構により行われる場合は、回転部分のトルクを検知、
あるいは厨芥粉砕手段へ投入された厨芥量を厨芥粉砕手
段の重量変化として検知するなどして、大量の厨芥が粉
砕処理される場合は、大量の移送媒体供給を行うものと
した。
【０００８】厨芥粉砕手段は、配管からの臭気の逆流防
止を目的にトラップ等の気体逆流防止手段を介して配管
に接続した場合、移送媒体が連続して気体逆流防止手段
部を通過すると、気体逆流防止のための封止に必要な媒
体も、媒体の粘性で封止部から排出されてしまう。そこ
で、厨芥粉砕運転の終了時に管内流路開閉手段を開閉し
て移送媒体の供給を一旦停止し、その後気体逆流防止手
段内の封止用に必要な流体を供給して封止を確保するも
のとした。本願の第６発明である。
止を目的にトラップ等の気体逆流防止手段を介して配管
に接続した場合、移送媒体が連続して気体逆流防止手段
部を通過すると、気体逆流防止のための封止に必要な媒
体も、媒体の粘性で封止部から排出されてしまう。そこ
で、厨芥粉砕運転の終了時に管内流路開閉手段を開閉し
て移送媒体の供給を一旦停止し、その後気体逆流防止手
段内の封止用に必要な流体を供給して封止を確保するも
のとした。本願の第６発明である。
【０００９】移送媒体の供給は、厨芥の粉砕が終了して
も移送媒体の供給を継続する必要がある。一旦配管内に
粉砕厨芥が残存してしまうと、比重の大きな卵殻、貝
殻、骨類等が沈殿してしまい、再流動が非常に困難とな
り、配管閉塞が起きる。そこで、粉砕終了後、一定時
間、移送媒体を配管洗浄のため流すものとした。本願の
第７、第８発明である。
も移送媒体の供給を継続する必要がある。一旦配管内に
粉砕厨芥が残存してしまうと、比重の大きな卵殻、貝
殻、骨類等が沈殿してしまい、再流動が非常に困難とな
り、配管閉塞が起きる。そこで、粉砕終了後、一定時
間、移送媒体を配管洗浄のため流すものとした。本願の
第７、第８発明である。
【００１０】移送媒体の適正供給を複数の管内流路開閉
手段を利用して行う場合、一個の管内流路開閉手段の開
閉運転回数が他より多くなると、稼働率の高い開閉手段
の寿命が尽きて、システム全体の寿命が短くなってしま
う。そこで、システムを構成する複数の管内流路開閉手
段の各開閉回数が、ほぼ均等となるよう各管内流路開閉
手段の開閉を制御するものとした。本願の第９発明であ
る。
手段を利用して行う場合、一個の管内流路開閉手段の開
閉運転回数が他より多くなると、稼働率の高い開閉手段
の寿命が尽きて、システム全体の寿命が短くなってしま
う。そこで、システムを構成する複数の管内流路開閉手
段の各開閉回数が、ほぼ均等となるよう各管内流路開閉
手段の開閉を制御するものとした。本願の第９発明であ
る。
【００１１】
【発明の実施の形態】厨芥等の有機性廃棄物をディスポ
ーザのような厨芥粉砕手段にて粉砕し、水で配管移送し
て、発生場所近傍、住宅では、戸建て住宅、市街区単
位、集合住宅単位で、工場では工場単位等で設置した廃
棄物処理部まで移送し、廃棄物処理施設にて浄化処理す
る。あるいは、下水処理場で生活排水とともに一括浄化
処理する。有機性廃棄物は、その発生場所、住宅では台
所に設置したディスポーザのような厨芥粉砕手段で処理
されるため、廃棄物の発生の都度処理が出来、住宅内へ
の厨芥などの有機性廃棄物を行政等のゴミ回収日まで保
管する必要がなくなり、住空間、作業空間の衛生性が向
上する。また、住宅内等でのゴミの保管時に、有機性廃
棄物を事前に分別できることから、他の乾燥した廃棄物
の保管が衛生的になるだけでなく、保管場所を有機性廃
棄物の腐敗を前提に密閉構造等にする必要がなくなり、
保管が容易となる。また、有機性廃棄物以外の乾燥した
廃棄物をまとめてゴミに出し、回収後、機械等で分別
し、リサイクルする工程においても、有機性廃棄物の事
前分別を提供する本システムは、リサイクル工程の作業
性を大幅に向上させる。
ーザのような厨芥粉砕手段にて粉砕し、水で配管移送し
て、発生場所近傍、住宅では、戸建て住宅、市街区単
位、集合住宅単位で、工場では工場単位等で設置した廃
棄物処理部まで移送し、廃棄物処理施設にて浄化処理す
る。あるいは、下水処理場で生活排水とともに一括浄化
処理する。有機性廃棄物は、その発生場所、住宅では台
所に設置したディスポーザのような厨芥粉砕手段で処理
されるため、廃棄物の発生の都度処理が出来、住宅内へ
の厨芥などの有機性廃棄物を行政等のゴミ回収日まで保
管する必要がなくなり、住空間、作業空間の衛生性が向
上する。また、住宅内等でのゴミの保管時に、有機性廃
棄物を事前に分別できることから、他の乾燥した廃棄物
の保管が衛生的になるだけでなく、保管場所を有機性廃
棄物の腐敗を前提に密閉構造等にする必要がなくなり、
保管が容易となる。また、有機性廃棄物以外の乾燥した
廃棄物をまとめてゴミに出し、回収後、機械等で分別
し、リサイクルする工程においても、有機性廃棄物の事
前分別を提供する本システムは、リサイクル工程の作業
性を大幅に向上させる。
【００１２】このディスポーザシステムの環境効果を引
き出すためには、ディスポーザのような厨芥粉砕手段で
粉砕した厨芥を確実に後段の工程に移送する必要があ
る。本発明は、ディスポーザシステム実用化の鍵となる
粉砕厨芥の確実なる配管移送システムを提供するもので
ある。
き出すためには、ディスポーザのような厨芥粉砕手段で
粉砕した厨芥を確実に後段の工程に移送する必要があ
る。本発明は、ディスポーザシステム実用化の鍵となる
粉砕厨芥の確実なる配管移送システムを提供するもので
ある。
【００１３】
【実施例】本発明の内容をより理解しやすくする為、以
下に発明の実施例を図表に基づいて説明する。
下に発明の実施例を図表に基づいて説明する。
【００１４】図１に本発明の実施例を示す。厨芥粉砕
は、台所シンクに設置したディスポーザ（１）にて行う
ものとし、厨芥投入口には、粉砕部を密閉する安全ふた
（２）を設けた。ディスポーザは、安全ふた開閉検知部
（３）からのふた密閉の信号がないと動かない構造と
し、ディスポーザの運転、停止を指令するスイッチ機構
を兼ねるものとした。移送媒体には、上水を使用し、デ
ィスポーザの運転に合わせて上水を自動供給する。
は、台所シンクに設置したディスポーザ（１）にて行う
ものとし、厨芥投入口には、粉砕部を密閉する安全ふた
（２）を設けた。ディスポーザは、安全ふた開閉検知部
（３）からのふた密閉の信号がないと動かない構造と
し、ディスポーザの運転、停止を指令するスイッチ機構
を兼ねるものとした。移送媒体には、上水を使用し、デ
ィスポーザの運転に合わせて上水を自動供給する。
【００１５】図２に本願発明の厨芥処理システムの制御
例を示す。本実施例では、予め厨芥をディスポーザに投
入し、安全ふたを閉めて粉砕処理を開始した。移送水の
供給は、始め２個の開閉弁を開けて大流量給水し、ディ
スポーザへのモ−タ−電流検知部の電流量変化から厨芥
の粉砕終了を検知して１個の弁を閉として給水量を下
げ、その後制御部のタイマ−信号により一定時間（タイ
マ−時間２）給水の後、残りの開閉弁も閉じるものとし
た。最後に再度１個の弁を開閉してトラップ（１０）封
止用の水を供給した。なお、本プログラム給水操作で
は、開閉弁（６）から運転を開始したが、次回運転は、
開閉弁（７）から運転を開始するよう交互に行い、弁の
開閉回数の均等化制御を行った。なお、装置の簡略化の
ため、ディスポーザの運転停止を制御部のタイマ−信号
にて行うことも有効である。
例を示す。本実施例では、予め厨芥をディスポーザに投
入し、安全ふたを閉めて粉砕処理を開始した。移送水の
供給は、始め２個の開閉弁を開けて大流量給水し、ディ
スポーザへのモ−タ−電流検知部の電流量変化から厨芥
の粉砕終了を検知して１個の弁を閉として給水量を下
げ、その後制御部のタイマ−信号により一定時間（タイ
マ−時間２）給水の後、残りの開閉弁も閉じるものとし
た。最後に再度１個の弁を開閉してトラップ（１０）封
止用の水を供給した。なお、本プログラム給水操作で
は、開閉弁（６）から運転を開始したが、次回運転は、
開閉弁（７）から運転を開始するよう交互に行い、弁の
開閉回数の均等化制御を行った。なお、装置の簡略化の
ため、ディスポーザの運転停止を制御部のタイマ−信号
にて行うことも有効である。
【００１６】
【発明の効果】住宅用、業務用のディスポーザシステム
は、次世代のゴミ分別回収の社会資本の一つと位置付け
られる。そなわち、厨芥等の有機性廃棄物は、その発生
場所に設置したディスポーザのような厨芥粉砕手段で処
理することで、他の廃棄物との混合を防ぎ、別系統で処
理、あるいはリサイクルを図る。そのためには、ディス
ポーザのような厨芥粉砕手段で粉砕された厨芥が確実に
後工程に搬送される必要があるが、有効な方法が見いだ
されていなかった。本発明は、確実なる搬送システムを
提供することにより、ディスポーザのような厨芥粉砕手
段を社会資本の一部として利用することを可能とするも
のある。
は、次世代のゴミ分別回収の社会資本の一つと位置付け
られる。そなわち、厨芥等の有機性廃棄物は、その発生
場所に設置したディスポーザのような厨芥粉砕手段で処
理することで、他の廃棄物との混合を防ぎ、別系統で処
理、あるいはリサイクルを図る。そのためには、ディス
ポーザのような厨芥粉砕手段で粉砕された厨芥が確実に
後工程に搬送される必要があるが、有効な方法が見いだ
されていなかった。本発明は、確実なる搬送システムを
提供することにより、ディスポーザのような厨芥粉砕手
段を社会資本の一部として利用することを可能とするも
のある。
【図１】ディスポーザシステム概略図
【図２】厨芥処理システム全自動運転プログラム
１…ディスポ−ザ、２…安全ふた、３…安全ふた開閉検
知部(スイッチ兼用)、４…自動給水・制御部、５…電流
検知部、６、７…制御弁、８…制御部、９…逆流防止
部、１０…トラップ、１１…配管
知部(スイッチ兼用)、４…自動給水・制御部、５…電流
検知部、６、７…制御弁、８…制御部、９…逆流防止
部、１０…トラップ、１１…配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2D061 BA04 BB04 BC16 DA03 DE10 DE21 4D004 AA03 CA04 CA20 CA35 CB13 CB43 CB45 DA01 DA02 DA20 4D065 CA06 CC04 EA08 EB17 ED35 EE04 EE13 EE16
Claims (9)
- 【請求項１】 厨芥等の有機性廃棄物を粉砕する厨芥粉
砕手段と、前記厨芥粉砕手段により粉砕された粉砕厨芥
を移送する配管と、前記粉砕厨芥を前記配管中を移送さ
せるための移送媒体を供給する移送媒体供給手段と、厨
芥粉砕手段および／もしくは移送媒体供給手段の運転を
制御する制御手段と、前記制御手段に厨芥処理の開始お
よび／もしくは停止を指令する指令手段とを有する厨芥
処理システムにおいて、 該移送媒体供給手段が、厨芥粉砕手段および／もしくは
配管に接続された移送媒体供給管と、管路途中に設けら
れた管内流路開閉手段と、逆流防止手段とから構成され
ることを特徴とする厨芥処理システム。 - 【請求項２】 前記管内流路開閉手段を少なくとも１つ
以上管内途中に並列に設置するとともに、該管内流路開
閉手段の同時開閉数量を変えることで移送媒体の流量を
制御することを特徴とする請求項１に記載の厨芥処理シ
ステム。 - 【請求項３】 前記管内流路開閉手段に移送媒体の流量
を制御する流量調節機能を設けることを特徴とする請求
項１および２記載の厨芥処理システム。 - 【請求項４】 前記管内流路開閉手段が、１回の厨芥処
理操作時において開閉操作を繰り返すとともに、開閉操
作の時間間隔を制御して流量調節を行うことを特徴とす
る請求項１から３記載の厨芥処理システム。 - 【請求項５】 前記厨芥粉砕手段には、投入された厨芥
の量および／もしくは粉砕し易さ等の厨芥情報検知手段
を有し、該厨芥情報検知手段からの情報にて厨芥粉砕手
段および／もしくは移送媒体供給手段の運転を制御手段
にて制御することを特徴とする請求項１から４に記載の
厨芥処理システム。 - 【請求項６】 前記厨芥粉砕手段は、配管の気体逆流防
止手段を介して配管に接続され、制御手段では、厨芥粉
砕運転の終了時に管内流路開閉手段を開閉して気体逆流
防止手段部に逆流を封止するための流体を供給すること
を特徴とする請求項１から５に記載の厨芥処理システ
ム。 - 【請求項７】 前記制御手段では、指令手段からの運転
開始信号および／もしくは制御手段のタイマー機能によ
り厨芥粉砕手段の運転と、少なくとも１つの管内流路開
閉手段を開として移送媒体供給とを開始するとともに、
指令手段からの運転停止信号および／もしくは制御手段
のタイマー機能により厨芥粉砕手段の運転を停止し、管
内流路開閉手段を閉として移送媒体供給を停止すること
を特徴とする請求項１から６に記載の厨芥処理システ
ム。 - 【請求項８】 前記制御手段では、指令手段からの運転
停止信号および／もしくは制御手段のタイマー機能によ
り厨芥粉砕手段の運転を停止するとともに、移送媒体供
給手段からの媒体供給を一定時間継続し、該一定時間の
終了の後、管内流路開閉手段を閉として移送媒体供給を
停止することを特徴とする請求項７に記載の厨芥処理シ
ステム。 - 【請求項９】 前記の複数設けられた管内流路開閉手段
の開閉を制御する制御手段では、１回の厨芥処理操作時
に行われる一連の管内流路開閉手段の開閉操作におい
て、および／もしくは処理ごとに繰り返される管内流路
開閉手段の開閉操作において、同一の管内流路開閉手段
の閉状態が継続しないように制御操作することを特徴と
する請求項１から８に記載の厨芥処理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29991199A JP2001115518A (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 厨芥処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29991199A JP2001115518A (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 厨芥処理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001115518A true JP2001115518A (ja) | 2001-04-24 |
Family
ID=17878427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29991199A Pending JP2001115518A (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 厨芥処理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001115518A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006188852A (ja) * | 2005-01-05 | 2006-07-20 | Sanki Eng Co Ltd | 厨芥処理システム |
| JP2007511338A (ja) * | 2003-10-22 | 2007-05-10 | パイオニア ウェイスト マネジメント ホールディングス トラスト ピーティーワイ リミテッド | 腐敗性有機性廃棄物の処理 |
| US8544775B2 (en) | 2007-05-15 | 2013-10-01 | Pioneer Waste Management Holdings Trust Pty Limited | Putrescible organic waste treatment |
-
1999
- 1999-10-21 JP JP29991199A patent/JP2001115518A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007511338A (ja) * | 2003-10-22 | 2007-05-10 | パイオニア ウェイスト マネジメント ホールディングス トラスト ピーティーワイ リミテッド | 腐敗性有機性廃棄物の処理 |
| JP2006188852A (ja) * | 2005-01-05 | 2006-07-20 | Sanki Eng Co Ltd | 厨芥処理システム |
| JP4594106B2 (ja) * | 2005-01-05 | 2010-12-08 | 三機工業株式会社 | 厨芥処理システム |
| US8544775B2 (en) | 2007-05-15 | 2013-10-01 | Pioneer Waste Management Holdings Trust Pty Limited | Putrescible organic waste treatment |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN111992572B (zh) | 一种餐厨/厨余垃圾环保转化处理机 | |
| KR100645091B1 (ko) | 분쇄된 음식물 쓰레기를 발생현장에서 처리하는 방법 | |
| JP2001115518A (ja) | 厨芥処理システム | |
| JP3885917B2 (ja) | 厨芥処理システム | |
| KR100975116B1 (ko) | 가정용 음식물 쓰레기 처리장치의 미생물 공급장치 | |
| JP2001115519A (ja) | 厨芥処理システム | |
| JP2001310170A (ja) | 嫌気性腐敗槽と汚水処理施設工法を結合した有機性廚房廃棄物（廚芥）と生活汚水の統合処理方法 | |
| EP1472163B1 (en) | Method for processing kitchen waste | |
| JP3697969B2 (ja) | 厨芥処理システム | |
| JPH081136A (ja) | 住宅用生ゴミ・排水処理システム | |
| JP2001096262A (ja) | 厨芥処理システム | |
| JPH08117631A (ja) | 生ごみ処理装置 | |
| JPH1143202A (ja) | 生ゴミ粉砕装置およびそれを用いた生ゴミ処理装置 | |
| KR100404668B1 (ko) | 배수처리 시스템 | |
| JP2000254633A (ja) | 有機性廃棄物処理システム | |
| JP2001200564A (ja) | 厨芥処理システム | |
| KR20050047887A (ko) | 오수관을 이용하는 음식물 쓰레기 처리장치 | |
| JP2001269596A (ja) | 厨芥処理システム | |
| JPH1157519A (ja) | 生ゴミ処理機およびそれを用いた生ゴミ粉砕発酵処理装置 | |
| JP3289172B2 (ja) | 真空駆動方式のディスポーザ | |
| KR100280934B1 (ko) | 생활오수 및 주방폐기물 합병 처리 시스템 | |
| JPH0824700A (ja) | 厨芥処理機 | |
| KR200285087Y1 (ko) | 공동주택 음식물 쓰레기 분리처리시스템 | |
| JP2001252645A (ja) | 厨芥処理システム | |
| CN211330695U (zh) | 一种化粪池自动清理设备 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050131 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050308 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050628 |