JP2001115425A - 凍結防止剤の散布装置 - Google Patents

凍結防止剤の散布装置

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JP2001115425A
JP2001115425A JP29747199A JP29747199A JP2001115425A JP 2001115425 A JP2001115425 A JP 2001115425A JP 29747199 A JP29747199 A JP 29747199A JP 29747199 A JP29747199 A JP 29747199A JP 2001115425 A JP2001115425 A JP 2001115425A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 凍結防止剤の氷雪路面等に対する散布密度の
均一化と散布量の均一化を図る。 【解決手段】 車体10に搭載された薬剤ホッパ11の
底部にスクリュコンベヤ12が取り付けられ、その排出
口18には、ミル間隔調整手段26を有するミル装置か
らなる粒径調整装置20が設けられている。粒径調整装
置20の出口に設けたシュート19の下方に油圧モータ
15dで回転される散布円盤15cを有する散布機構1
5が配置されている。散布円盤15cの上方には車体1
0上の溶液タンク16に連絡した注水パイプ17が開口
している。薬剤ホッパ11からスクリュコンベヤ12の
排出口18を経て粒径調整装置20に送られた凍結防止
剤は、そこで均一に微細化されて散布円盤15c上に落
下され、注水パイプ17からの溶液と混合されて氷雪路
面等に散布される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、凍結防止剤をその
粒径を均一にして氷雪路面等に効果的に散布する散布装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の凍結防止剤の散布装置と
して、図6に示すように、車体1に底部が漏斗状をした
ホッパ2と溶液タンク3を搭載し、ホッパ2内に収容さ
れた凍結防止剤4を、溶液タンク3から注水パイプ5に
より供給される溶液で湿潤させて、ホッパ2の下部に連
結されたスクリュコンベヤ6によって車体1の後方へ搬
送して、スクリュコンベヤ6の後端部に設けたシュート
7により、散布装置の散布円盤8上に落下させ、該散布
円盤8の回転で路面E上に散布するようにしたものが知
られている(特開平11−36256号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、前記凍結防止
剤として使用されている岩塩は、粒径が不均一であり、
保管中に潮解した後再結晶することによりその粒径が大
きくなる場合があり、粒径の不均一の度合を増すおそれ
がある。このような粒径の不均一な凍結防止剤を、前記
従来の装置における散布円盤8の回転による動エネルギ
ーで路面に散布すると、粒径の大きいものは遠方に、小
さいものは近くに飛散することになり、一定の散布面積
に規定量の凍結防止剤を散布する場合、該散布面積にお
ける粒径の分布が不均一になり、したがって、路面に対
する凍結防止剤の散布密度が不均一になるという問題が
ある。
【0004】また、従来の装置では、ホッパ2内の凍結
防止剤の量により、スクリュコンベヤ5の入口部に加わ
る凍結防止剤の圧力が異なり、該スクリュコンベヤ5に
取り込まれる凍結防止剤量が変化するため、散布作業の
進行に伴ってスクリュコンベヤ5による凍結防止剤の搬
送量に差が生じ、散布作業時間の全体にわたって凍結防
止剤の散布量を均一に保つことができないという問題が
ある。なお、粒径の大きい凍結防止剤は、散布作業中に
対向車に当たってその塗装面に傷を付けるといった問題
が生じるおそれがあった。
【0005】そこで、本発明は、凍結防止剤をその粒径
を均一にして氷雪路面等に散布することにより、路面に
対する凍結防止剤の散布密度の均一化を図ることができ
る凍結防止剤の散布装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、散布作業中、常に散布量を
均一にして凍結防止剤を氷雪路面等に散布することがで
きる凍結防止剤の散布装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、車体に搭載された薬剤ホッパに
収容されている凍結防止剤を、該薬剤ホッパに連絡され
た排出口から落下させて散布機構により路面等に散布す
る凍結防止剤の散布装置において、前記排出口と散布機
構との間に、排出口から落下する凍結防止剤を破砕して
その粒径を整える粒径調整装置を設けた構成としてい
る。
【0007】上記構成の装置においては、薬剤ホッパに
収容されている岩塩等の凍結防止剤が、排出口から散布
機構上に供給される途上において粒径調整装置によって
破砕され、粒径を一定に整えられて後散布機構上に落下
される。該散布機構上に落下した凍結防止剤は、散布機
構の散布円盤等の回転作動により路面上に散布される。
そして、車体を移動させながら散布機構を作動させるこ
とにより、路面の所要領域に対する凍結防止剤の散布が
実施される。上記構成の装置によれば、凍結防止剤は、
散布の直前にその粒径が粒径調整装置によって一定に調
整されるので、散布機構によってその周囲に飛散する距
離がほぼ一定になり、路面への散布密度が均一になる。
【0008】請求項1に記載の装置において、粒径調整
装置を、相対回転する少なくとも一対のミルを有するミ
ル装置で構成する(請求項2)と、種々の粒径が混在す
る凍結防止剤が粒径の均一なものとして確実に調整され
る。
【0009】請求項2に記載の装置において、粒径調整
装置を、凍結防止剤が通過するミルの相互の間隔を変更
調整するミル間隔調整手段を備えた構成とする(請求項
3)と、ミル間隔調整手段によって適宜に調節されたミ
ルの間隔に応じて、凍結防止剤の粒度の大きさが調整さ
れるので、路面の状態に応じて適切な粒度の凍結防止剤
が散布される。
【0010】請求項2または請求項3に記載の装置にお
いて、粒径調整装置を、ミルの回転数を制御してミル装
置を通過して散布機構に供給される凍結防止剤の量を調
節する供給量調節手段を備えた構成とする(請求項4)
と、薬剤ホッパから粒径調整装置に供給される凍結防止
剤の量に関わらず、散布機構に供給される凍結防止剤の
量が一定となり、凍結防止剤の路面への散布量が均一に
なる。
【0011】請求項1から請求項4のいずれか1つに記
載の装置において、散布機構を、粒径調整装置に設けた
凍結防止剤の流出口の下に配置され回転装置によって回
転される散布円盤と、車体に設置した溶液タンクに連絡
され注水口を上記散布円盤の上方に臨ませた溶液パイプ
とを備えた構成とする(請求項5)と、粒径調整装置で
均一に微細化されている凍結防止剤が、散布円盤による
散布の直前に溶液タンクから溶液パイプを経て供給され
る水に速やかに溶解するので、適度にスラリー状になっ
て直ちに路面に散布される結果、水以外の高価な薬液を
使用しなくても散布後における凍結防止効果を良好に発
揮する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図において、10はエンジン
によって自走する車両Rの車体である。該車体10には
四角筒状の胴部11aに逆四角錐状の底部11bを結合
してなる薬剤ホッパ11が搭載されている。該薬剤ホッ
パ11の下方には、前端側を薬剤ホッパ11に連結さ
れ、後端側を車体10の後方に向けて水平に延長された
スクリュコンベヤ12が配設されている。該スクリュコ
ンベヤ12は、内部を薬剤ホッパ11の底部中央に連絡
された円筒状のコンベヤケース12aとその内部に軸回
りに回転自在に挿入されている搬送スクリュ12bとか
らなり、該搬送スクリュ12bは、油圧装置13によっ
て回転を制御される油圧モータ14により回転されるよ
うになっている。上記油圧装置13は、前記車両Rのエ
ンジンでPTO装置を介して駆動される可変容量型油圧
ポンプ、油圧タンク、各種電磁比例制御弁等を備えてい
る。
【0013】前記車体10の後端部には、該車体10に
回転自在に支持された垂直の回転軸15aと、該回転軸
15aの下端に固定され上面に放射方向の案内羽根15
bを設けた散布円盤15cと、回転軸15aの上端に連
結されて該回転軸15aを回転させる油圧モータ15d
とからなる散布機構15が取り付けられている。上記油
圧モータ15dは前記油圧装置13から供給される圧油
によって作動され、回転数が可変調節されるようになっ
ている。また、車体10には溶液タンク16が設置され
ており、該溶液タンク16には、下端の開口部を前記散
布円盤15cにおける案内羽根15bの根元付近に位置
させた注水パイプ17が流量を任意に調節できる電磁式
開閉弁(図示せず)を介して接続されている。そして、
前記スクリュコンベヤ12の後端の排出口18は、上記
散布機構15の上方に開口するシュート19を介して該
散布機構15に連絡されている。
【0014】前記排出口18とシュート19との接続部
には、すなわち、排出口18と散布機構15との間には
粒径調整装置20が設けられている。該粒径調整装置2
0は、図2に示すように、コーンミル装置(ミル装置)
20aからなり前記排出口18とシュート19とを接続
する逆円錐筒状のミルケース(ミル)21と、その内部
に挿入された逆円錐体状の破砕体(ミル)22と、該破
砕体22を前記コンベヤケース12aとシュート19と
で回転自在に、かつ上下動自在に支持する支軸23と、
コンベヤケース12aの後端部にブラケット24を介し
て取り付けられ前記支軸23を回転させる油圧モータ2
5と、上記破砕体22を昇降させるミル間隔調整手段2
6とで構成されている。
【0015】前記支軸23は、コンベヤケース12aに
軸方向の移動を阻止されて回転自在に支持されると共に
油圧モータ25の出力軸25aに連結されている上部支
軸23aと、上端に前記破砕体22が固定され下端部が
前記シュート19に上下動自在にかつ回転自在に支持さ
れた中空の下部支軸23bとから構成されており、上部
支軸23aの下端部の小径部23cが下部支軸23bの
上端部の中空穴23d内に挿入され、それらの一方に設
けたキーと他方に設けたキー溝との嵌合を介して、下部
支軸23bが上部支軸23aに対して一体的に回転し、
かつ相対的に上下動するようになっている。上記キーと
キー溝とはスプライン軸とスプライン穴に代えてもよ
い。
【0016】なお、支軸23は、上記のように上部支軸
23aと下部支軸23bとの2部材で構成せずに、破砕
体22を貫通し該破砕体22に固定した1本の支軸23
として構成してもよい。この場合は、支軸23の上端部
と油圧モータ25の出力軸25aとを連結するカップリ
ング25bの部分において、支軸23が出力軸25aに
対してキーとキー溝を介して一体回転し、かつ上下動す
るように構成することができる。
【0017】前記油圧モータ25は、前記油圧装置13
に電気的に接続された図示しない自動散布制御装置によ
って、上記油圧装置の13内の電磁比例流量制御弁が制
御されることにより、供給される圧油の流量が制御され
てその回転数が調節され、これによりコーンミル装置2
0aの破砕体22の回転数がフィードバック制御され、
コーンミル装置20aから散布機構15へ送られる凍結
防止剤の供給量が制御されるようになっている。上記自
動散布制御装置は、パルスジェネレータ等により検出さ
れる車体10の移動速度、凍結防止剤の種類、散布幅、
粒径、単位時間当たりの散布量等のパラメータによっ
て、前記電磁比例流量制御弁に対して動作量を設定して
制御指令するようになっている。上記油圧モータ25、
自動散布制御装置、油圧装置の13内の電磁比例流量制
御弁等が散布機構15に供給される凍結防止剤の量を調
節する供給量調節手段を構成している。
【0018】ミル間隔調整手段26は、シュート19の
下面に固定したばねケース27と、該ばねケース27の
下端に固定した油圧シリンダ28と、ばねケース27の
上部内に挿入され前記下部支軸23bの下端面に当接さ
れているスラスト軸受29と、ばねケース27の下部内
に挿入され前記油圧シリンダ28のピストンロッド28
aの上端に当接されたばね受け30と、該ばね受け30
と前記スラスト軸受29との間にあってスラスト軸受2
9を常時上方へ付勢している圧縮ばね31とからなって
いる。なお、前記ばね受け30の上面中央に固定した軸
部30aの上端部は前記下部支軸23bの中空穴23d
内に挿入されている。
【0019】上記油圧シリンダ28は、前記自動散布制
御装置によって、前記油圧装置13内の電磁比例流量制
御切換弁が制御されることにより、供給される圧油量が
フィードバック制御されてそのピストンロッド28aの
伸縮量が調節され、これによりコーンミル装置20aの
破砕体22の上下動位置が調節され、すなわち、ミルケ
ース21と破砕体22との間隔(ミル間隔)hが調節さ
れ、コーンミル装置20aから散布機構へ送られる凍結
防止剤の粒径が調整されるようになっている。そして、
前記自動散布制御装置は、凍結防止剤の種類、要求され
る粒径等のパラメータによって、前記電磁比例流量制御
切換弁に対して動作量を設定して制御指令をするように
なっている。
【0020】次に、上記のように構成された凍結防止剤
の散布装置の作用について説明する。予め、車体10の
薬剤ホッパ11に乾燥した岩塩、精製塩、塩化カルシウ
ム等の凍結防止剤を収容すると共に、溶液タンク16に
水または塩水等の溶液を入れて、氷雪路面等の凍結を防
止すべき路面を有する散布現場に車体10を移動させ
る。そして、上記散布現場で車体10を走行させなが
ら、油圧モータ14を作動させてスクリュコンベヤ12
を駆動すると共に、油圧モータ25を作動させてコーン
ミル装置20aを駆動すると、薬剤ホッパ11の底部か
らスクリュコンベヤ12内に取り込まれた凍結防止剤
は、搬送スクリュ12bにより車体10の後方へ送ら
れ、排出口18から落下する途上においてコーンミル装
置20aにより破砕されて、シュート19を経て散布機
構15の散布円盤15c上に落下される。散布円盤15
c上に落下された凍結防止剤は、溶液タンク16から注
水パイプ17を経て供給される水または塩水等の薬液か
らなる溶液と混合されて、散布円盤15cの回転に伴う
案内羽根15bの飛散作用によって所要路面E上に散布
される。
【0021】上記凍結防止剤の散布作業中、コーンミル
装置20aにおいては、ミル間隔調整手段26における
油圧シリンダ28が、前記自動散布制御装置によって油
圧装置13から供給される圧油量を制御されて、ピスト
ンロッド28aの伸縮量を設定値に調節されるので、該
ピストンロッド28aの伸縮量に応じてばね受け30と
圧縮ばね31を介してスラスト軸受29が所定位置に上
下動され、さらに、下部支軸23bを介して破砕体22
の高さが調整される。これにより、ミル間隔hが所定量
に調節される。上記ミル間隔hは、凍結防止剤の種類、
大小の粒径のが混在の程度に応じて、更には、氷雪路面
の状況等に応じて散布された凍結防止剤の効果持続時間
を適切に保つために、必要な粒径の凍結防止剤が得られ
るように、前記自動散布制御装置によって設定される。
【0022】また、上記コーンミル装置20aにおいて
は、前記供給量調整手段における前記自動散布制御装置
によって油圧モータ25の回転数、すなわち破砕体(ミ
ル)22の回転速度がフィードバック制御され、ミル間
隔調整手段26によって調整された粒径の凍結防止剤が
コーンミル装置20aを単位時間当たりに通過する量を
車体10の移動速度に応じて制御され、スクリュコンベ
ヤ12によってコーンミル装置20aに供給される凍結
防止剤の量(薬剤ホッパ11内の凍結防止剤の残量)に
関係なく、散布機構15に落下供給される凍結防止剤の
量が適切に調整される。
【0023】前記凍結防止剤の散布装置によれば、コー
ンミル装置20a(粒度調整装置20)によって凍結防
止剤が破砕されて微細化することにより粒径が均一に調
整されているので、散布円盤15cによる凍結防止剤の
飛散距離はほぼ一定となり、路面に対する凍結防止剤の
散布密度が均一になる。したがって、薬剤ホッパ11に
収容する凍結防止剤を事前に粒径を調整する必要がなく
その取り扱いや管理が容易である。しかも、微細化した
凍結防止剤は、散布の直前に溶液と混合されて該溶液に
速やかに溶解してスラリー状になるので、路面に対する
付着性が向上し、溶液として高価な薬液の代わりに水を
使用して散布後における即効性のある高い凍結防止効果
を発揮する。このため、事前に薬液の製造、貯蔵する固
定設備が不要となる。
【0024】また、前記供給量調節手段によってコーン
ミル装置20aのミルの回転速度が車体10の移動速度
に応じて制御されるので、路面に散布される凍結防止剤
の散布量が均一になり、路面の凍結防止が効率的に行わ
れる。なお、上記のようにコーンミル装置20aによっ
て凍結防止剤が微細化されるので、散布円盤15cによ
って該凍結防止剤が遠方に飛散することがなく、散布作
業中、対向車に当たってその塗装面に傷を付けるような
おそれはない。
【0025】なお、上記実施の形態においては、粒径調
整装置20をコーンミル装置20aで構成したが、粒径
調整装置20はこれに限らず、図3〜図5に示すような
ロールミル装置(ミル装置)20b,20cやその他適
宜の粉砕装置で構成してもよい。図3,図4に示すロー
ルミル装置20bは、スクリュコンベヤ12の排出口1
8に連結したシュート19aの上部内側に、スクリュコ
ンベヤ12に直交して水平に一対のロールミル(ミル)
32a、32bを配設したもので、一方のロールミル3
2aがシュート19aに回転自在に支持され、他方のロ
ールミル32bがミル間隔調整手段26aに連結された
支持枠33に回転自在に支持されており、ミル間隔調整
手段26aによる支持枠33の水平方向の移動で、一方
のロールミル32aと他方のロールミル32bとの間隔
(ミル間隔)dが調整されるようになっている。各ロー
ルミル32a、32bは個別に設けた油圧モータ34
a,34bにより、それらの回転数が前記自動散布制御
装置により制御されて互いに反対方向へ回転するように
なっている。上記ミル間隔調整手段26aは、スクリュ
コンベヤ12の下面に取付けた油圧シリンダ35のロッ
ド35aに前記支持枠33を圧縮ばね35bを介して弾
力的に支持してなるもので、油圧シリンダ35によるロ
ッド35aの移動位置を前記自動散布制御装置により制
御することにより、前記ミル間隔dが適宜に設定される
ようになっている。
【0026】また、図5に示すロールミル装置20c
は、前記ロールミル装置20bの各ロールミル32a,
32bを一個の油圧モータ34cで回転させるようにし
たものである。このため、各ロールミル32a,32b
の回転軸32c、32dには、自由端側を相互に回動自
在に連結した一対のリンク35a,35bの基端部が回
動自在に連結され、上記各リンク35a,35bの一方
に固定した油圧モータ34cに連結した駆動ギヤ36
に、各リンク35a,35bに回転自在に支持した1つ
ないし複数のアイドラギヤ37a,37bを介して、前
記回転軸32c,32dに固定した従動ギヤ38a,3
8bが連絡されて、前記各ロールミル32a,32bが
回転される構成とされている。図3〜図5に示すロール
ミル装置20b,20cにおいても、前記コーンミル装
置20aと同様に作用して、凍結防止剤が微細化して粒
径を均一されると共に、散布機構15への供給量が適切
に調整される。
【0027】また、上記実施の形態においては、ミル間
隔調整手段26,26aにおいて、可動のミル22,3
2bを支持する下部支軸23b、支持枠33を、圧縮ば
ね31,35を介して油圧シリンダ28,34で固定の
ミル21,32aに対して移動させるようにしているの
で、ミル装置20a,20b,20cに作用する過負荷
は適度に緩衝されてミルが円滑に作動できて好ましい
が、圧縮ばね31,35を介さずに、油圧シリンダ2
8,34のピストンロッド28a,34aで直接に移動
させるようにしてもよく、ミル間隔調整手段の具体的構
成は前記各実施形態のものに限定されない。
【0028】また、上記実施の形態においては、薬剤ホ
ッパ11が前記粒径調整装置20に凍結防止剤を落下さ
せる排出口18に対しスクリュコンベヤ12で連絡され
た構成になっているが、該スクリュコンベヤ12を設け
ずに、薬剤ホッパ11の底部を前端側から後端側に向け
て連続して傾斜させ、後端側の最低部に上記排出口18
を設けて、薬剤ホッパ11から直接に排出口18を介し
て粒径調整装置20に凍結防止剤が落下するようにして
もよい。この場合には、前記排出口18に凍結防止剤を
落下し易くするために、排出口18の上方の薬剤ホッパ
11内に、回転軸の周囲に放射方向に向けて羽根板もし
くは棒材を固定してなる掻き落し羽根を設けるとよい。
【0029】上記のようにすれば、装置の構成が簡単に
なると共に、凍結防止剤をスクリュコンベヤ12による
搬送過程における状態の変化を抑えて良好な状態で粒径
調整装置20に送ることができる。さらに、スクリュコ
ンベヤ12のコンベヤケース12aを省略し、搬送スク
リュ12bを薬剤ホッパ11内の底部に配置し、薬剤ホ
ッパ11の後部に設けた排出口18から凍結防止剤が落
下するようにしてもよい。この場合も装置の構成が簡単
になる。
【0030】また、上記実施の形態においては、スクリ
ュコンベヤ12、散布円盤15cおよびミル装置20
a,20b,20cが油圧モータ14,15d,25,
34a,34b,34cで駆動され、ミル間隔調整手段
26,26aが油圧シリンダ28,34で作動されるよ
うになっているが、上記各油圧モータを電動モータに代
え、上記各油圧シリンダを、ねじ軸にナットを螺合して
なる直線移動機構を電動モータで作動させるようにした
所謂電動シリンダに代えてもよい。この電動式駆動の場
合も油圧式駆動の場合と同様に作用効果が得られる。
【0031】また、上記実施の形態においては、前記ス
クリュコンベヤ12、排出口18,粒径調整装置20、
散布機構15等が一組だけ設けられているが、これに限
らず、複数組並列して設けてもよく、このようにすれ
ば、広幅の路面であっても車体10の一回の走行で凍結
防止剤の散布を完了でき、能率的に散布作業ができる。
さらに、上記実施の形態においては、凍結防止剤に混合
させる溶液を散布円盤15cに注水するようになってい
るので、凍結防止剤を乾燥状態で粒径調整装置20に安
定して供給できて好ましいが、これに限らず、薬剤ホッ
パ11の底部中央付近、スクリュコンベヤ12前方や後
方の位置で凍結防止剤に溶液を注入するようにしてもよ
い。
【0032】また、上記実施の形態においては、車体1
0がエンジンにより自走する車両Rの車体として構成さ
れているが、上記車体10は自走する車両によって牽引
される車体であってもよく、該車体10に搭載される薬
剤ホッパ11の形状も、上記実施の形態のように四角筒
状の胴部の下に逆四角錐状の底部を結合した構成に限ら
ず、円筒状の胴部の下に逆円錐状の底部を結合した構成
としてもよく、その他の形状の構成であってもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明のように、請求項1に記載の発
明は、車体に搭載された薬剤ホッパに収容されている凍
結防止剤を、該薬剤ホッパに連絡された排出口から落下
させて散布機構により路面等に散布する凍結防止剤の散
布装置において、前記排出口と散布機構との間に、排出
口から落下する凍結防止剤を破砕してその粒径を整える
粒径調整装置を設けた構成としたので、凍結防止剤を散
布の直前にその粒径が粒径調整装置によって一定に調整
されるから、散布機構によってその周囲に飛散する距離
がほぼ一定になり、路面への散布密度を均一にすること
ができる。
【0034】請求項2に記載の発明によれば、粒径調整
装置を相対回転する少なくとも一対のミルを有するミル
装置で構成したので、種々の粒径が混在する凍結防止剤
であっても均一な粒径を有するものとして確実に調整す
ることができる。請求項3に記載の発明によれば、粒径
調整装置を、凍結防止剤が通過するミルの相互の間隔を
変更調整するミル間隔調整手段を備えた構成としたの
で、ミルの間隔を適宜に調節することにより、凍結防止
剤の粒度の大きさを任意に調整することができ、路面の
状態に応じて適切な粒度の凍結防止剤を散布することが
できる。
【0035】請求項4に記載の発明によれば、粒径調整
装置を、ミルの回転数を制御してミル装置を通過して散
布機構に供給される凍結防止剤の量を調節する供給量調
節手段を備えた構成としたので、薬剤ホッパから粒径調
整装置に供給される凍結防止剤の量に関わらず、散布機
構に供給される凍結防止剤の量を一定にすることがで
き、凍結防止剤の路面への散布量を均一にすることがで
きる。
【0036】請求項5に記載の発明によれば、粒径調整
装置で均一に微細化されている凍結防止剤が、散布円盤
による散布の直前に溶液タンクから溶液パイプを経て供
給される水に速やかに溶解するので、適度にスラリー状
になった凍結防止剤を直ちに路面に散布することがで
き、水以外の高価な薬液を使用しなくても散布後におけ
る凍結防止効果を良好に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示す側面図である。
【図2】 本発明の一実施の形態におけるミル装置の縦
断面図である。
【図3】 ミル装置の他の例を示す縦断面図である。
【図4】 図3のイ−イ断面図である。
【図5】 ミル装置の更に他の例を示す縦断面図であ
る。
【図6】 従来の凍結防止剤の散布装置の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 車体 11 薬剤ホ
ッパ 12 スクリュコンベヤ 14,15d,25,34a,34b,34c 油圧モ
ータ 15 散布機構 15c 散布
円盤 16 溶液タンク 17 注水パ
イプ 18 排出口 19,19a
シュート 20 粒径調整装置 26,26a
ミル間隔調整手段 28 油圧シリンダ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に搭載された薬剤ホッパに収容され
    ている凍結防止剤を、該薬剤ホッパに連絡された排出口
    から落下させて散布機構により路面等に散布する凍結防
    止剤の散布装置において、 前記排出口と散布機構との間に、排出口から落下する凍
    結防止剤を破砕してその粒径を整える粒径調整装置を設
    けたことを特徴とする凍結防止剤の散布装置。
  2. 【請求項2】 前記粒径調整装置は、相対回転する少な
    くとも一対のミルを有するミル装置で構成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の凍結防止剤の散布装
    置。
  3. 【請求項3】 前記粒径調整装置は、凍結防止剤が通過
    するミルの相互の間隔を変更調整するミル間隔調整手段
    を備えていることを特徴とする請求項2に記載の凍結防
    止剤の散布装置。
  4. 【請求項4】 前記粒径調整装置は、ミルの回転数を制
    御してミル装置を通過して散布機構に供給される凍結防
    止剤の量を調節する供給量調節手段を備えていることを
    特徴とする請求項2または請求項3に記載の凍結防止剤
    の散布装置。
  5. 【請求項5】 前記散布機構は、前記粒径調整装置に設
    けた凍結防止剤の流出口の下に配置され回転装置によっ
    て回転される散布円盤と、前記車体に設置した溶液タン
    クに連絡され注水口を上記散布円盤の上面に臨ませた溶
    液パイプとを備えていることを特徴とする請求項1から
    請求項4のいずれか1つに記載の凍結防止剤の散布装
    置。
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