JP2001114497A - 家具昇降装置 - Google Patents

家具昇降装置

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JP2001114497A
JP2001114497A JP29666199A JP29666199A JP2001114497A JP 2001114497 A JP2001114497 A JP 2001114497A JP 29666199 A JP29666199 A JP 29666199A JP 29666199 A JP29666199 A JP 29666199A JP 2001114497 A JP2001114497 A JP 2001114497A
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茂樹 岡部
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浩巳 刀根川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吊り戸棚等の被昇降家具を昇降する際に被昇
降家具が傾くのを極力抑えることができる家具昇降装置
を得る。 【解決手段】 吊り戸棚12の上方には支持体14が配
設されており、当該支持体14に家具昇降装置10が配
設されている。家具昇降装置10は巻き取り方向が相互
に逆向きとされた巻取ドラム102を有する駆動装置5
8を備えており、当該駆動装置58を駆動させることに
より第1ワイヤケーブル52、第2ワイヤケーブル(図
示省略)を介して吊り戸棚12を昇降させる。また、吊
り戸棚12の両側部に固定された第1固定金具32、第
2固定金具42には第1動滑車、第2動滑車が配設され
ている。従って、巻取ドラム102の回転量に対する両
ケーブル52の移動長さは常に均一であり、又各ケーブ
ル52に作用する張力も均一化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの駆動力で
ワイヤケーブルを巻き取り又は巻き戻すことにより被昇
降家具を昇降させる家具昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、吊り戸棚等の被昇降家具をワ
イヤケーブルを使って吊り下げておき、当該ワイヤケー
ブルを駆動装置を使って巻き取り或るいは巻き戻すこと
により、吊り戸棚等の被昇降家具を昇降させる技術があ
る。
【0003】この種の家具昇降装置の一般構成例につい
て、以下に簡単に説明する。吊り戸棚の天板の四隅に
は、予め4本のワイヤケーブルの各端部が固定されてい
る。また、天井等には定滑車が固定されており、当該定
滑車を介してワイヤケーブルの端部がモータ等に結合さ
れた巻取軸に巻き付けられている。上記構成によれば、
モータ等の駆動装置が駆動すると、巻取軸が回転し、こ
れによりワイヤケーブルが巻き取られ又は巻き戻され、
吊り戸棚等が昇降される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成による場合、4本のワイヤケーブルの長さ及び張力の
均一性が確保されていない場合には、吊り戸棚等の被昇
降家具が傾いた状態で昇降されたり、或るいは、1箇所
のワイヤケーブルに荷重が集中して当該ワイヤケーブル
に伸びが生じ更に被昇降家具が傾くといった可能性があ
る。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、吊り戸棚等の
被昇降家具を昇降する際に被昇降家具が傾くのを極力抑
えることができる家具昇降装置を得ることが目的であ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係る家具昇降装置は、被昇降家具の第1側板部側の支持
用として配設された第1動滑車と、被昇降家具の第2側
板部側の支持用として配設された第2動滑車と、第1動
滑車に対応して被昇降家具の昇降経路付近の所定の位置
に配設された第1定滑車と、第2動滑車に対応して被昇
降家具の昇降経路付近の所定の位置に配設された第2定
滑車と、第1動滑車及び第1定滑車にそれぞれ巻き掛け
られた第1ワイヤケーブルと、第2動滑車及び第2定滑
車にそれぞれ巻き掛けられた第2ワイヤケーブルと、モ
ータの駆動力を受けて軸線回りに回転することにより第
1ワイヤケーブル及び第2ワイヤケーブルを軸方向にず
れた状態でかつ巻取方向が相互に逆方向となるように同
時に巻取る巻取ドラムと、を有することを特徴としてい
る。
【0007】上記構成の本発明によれば、モータを正転
駆動させると、巻取ドラムがその軸線回りに回転され
る。これにより、巻取ドラムに第1ワイヤケーブル及び
第2ワイヤケーブルが巻き取られる。第1ワイヤケーブ
ルは、被昇降家具の第1側板部側の支持用として配設さ
れた第1動滑車及びこの第1動滑車に対応して被昇降家
具の昇降経路付近の所定位置に配設された第1定滑車に
それぞれ巻き掛けられている。また、第2ワイヤケーブ
ルは、被昇降家具の第2側板部側の支持用として配設さ
れた第2動滑車及びこの第2動滑車に対応して被昇降家
具の昇降経路付近の所定位置に配設された第2定滑車に
それぞれ巻き掛けられている。従って、これらの第1ワ
イヤケーブル及び第2ワイヤケーブルが巻取ドラムによ
って巻き取られると、それに伴って被昇降家具が上昇さ
れる。なお、モータを逆転駆動させると、巻取ドラムか
ら第1ワイヤケーブル及び第2ワイヤケーブルが巻き戻
され、被昇降家具は下降される。このようにして被昇降
家具の昇降動作が行われる。
【0008】ここで、本発明では、第1ワイヤケーブル
及び第2ワイヤケーブルが、軸方向にずれた状態で巻取
ドラムに巻き取られる(或るいは巻き戻される)ため、
以下の作用・効果が得られる。すなわち、仮に第1ワイ
ヤケーブルと第2ワイヤケーブルとが重合された状態で
巻取ドラムに巻き取られたとすると、巻取ドラムの回転
量に対する第1ワイヤケーブルの移動量と第2ワイヤケ
ーブルの移動量とが相互に異なる事態が生じるが、本発
明によればそのような事態は生じない。また、本発明で
は、第1ワイヤケーブル及び第2ワイヤケーブルは、巻
取方向が相互に逆方向となるように巻取ドラムに同時に
巻き取られ、これにより以下の作用・効果が得られる。
すなわち、巻取ドラムがその軸線回りに回転すると、第
1ワイヤケーブル及び第2ワイヤケーブルはいずれも巻
取ドラムに同時に巻き取られるか又は巻取ドラムから同
時に巻き戻されるかのどちらかになる。つまり、本発明
によれば、巻取ドラムが回転した際に、第1ワイヤケー
ブル及び第2ワイヤケーブルのいずれか一方が巻き取ら
れて、いずれか他方が巻き戻されるといったことは生じ
ない。これらのことから、本発明によれば、巻取ドラム
が回転すると、第1ワイヤケーブル及び第2ワイヤケー
ブルは、いずれも同一の長さだけ巻き取り方向又は巻き
戻し方向へ移動することになる。従って、本発明によれ
ば、ワイヤケーブルの長さの観点から、昇降時に被昇降
家具が傾くのを極力抑えることができる。
【0009】さらに、本発明によれば、被昇降家具の第
1側板部側、第2側板部側の支持用として第1動滑車、
第2動滑車がそれぞれ配設されており、これらの動滑車
に第1ワイヤケーブル及び第2ワイヤケーブルを巻き掛
けて被昇降家具を昇降させる構成を採っているため、昇
降荷重が半分になるだけでなく、第1ワイヤケーブル及
び第2ワイヤケーブルに作用する張力がそれぞれに均一
化される。つまり、第1ワイヤケーブルを例にして説明
すると、被昇降家具の第1側板部側は第1動滑車に巻き
掛けられた第1ワイヤケーブルの巻き取り又は巻き戻し
動作によって昇降されることになるが、この際に第1ワ
イヤケーブルの第1動滑車での折り返し前の部分と折り
返し後の部分とで異なった張力が作用するといった事態
は生じない。よって、第1ワイヤケーブルの折り返し前
の部分と折り返し後の部分に長さの変動が生じることは
ない。従って、本発明によれば、ワイヤケーブルの張力
の観点から、昇降時に被昇降家具が傾くのを極力抑える
ことができる。
【0010】この点について更に補足すると、例えば、
被昇降家具の第1側板部側を第1動滑車を使用せずに2
本のワイヤケーブルで吊り下げたとすると、いずれか一
方のワイヤケーブルに作用する張力がいずれか他方のワ
イヤケーブルに作用する張力よりも大きくなることがあ
る。この場合、張力が大きい方のワイヤケーブルには長
期間の使用等により伸びが生じ、2本のワイヤケーブル
の長さが異なってしまい、被昇降家具に傾きが生じるお
それがある。しかし、本発明によれば、動滑車を使用し
てこれにワイヤケーブルを巻き掛けて被昇降家具を支持
するので、張力のアンバランスに起因した被昇降家具の
傾きは生じない。
【0011】請求項2記載の本発明に係る家具昇降装置
は、請求項1に記載の発明において、前記巻取ドラムの
取付位置を被昇降家具の天板部の長手方向に沿って変更
するための調整手段を備えている、ことを特徴としてい
る。
【0012】上記構成の本発明によれば、家具昇降装置
の組付時に、調整手段によって巻取ドラムの取付位置を
被昇降家具の天板部の長手方向に沿って変更することに
より、被昇降家具の水平度を簡単に調整することができ
る。
【0013】すなわち、請求項2記載の本発明は、家具
昇降装置の組付時における被昇降家具の水平度を確保す
るものといえ、前述した請求項1記載の本発明は、昇降
時における被昇降家具の水平度を確保するものといえ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、図1〜図
7を用いて、本発明に係る家具昇降装置の第1実施形態
について説明する。
【0015】図1には本実施形態に係る家具昇降装置1
0が「被昇降家具」としての吊り戸棚12に組付けられ
た状態が示されており、又図2には当該家具昇降装置1
0の全体構成が分解した状態で示されている。
【0016】これらの図に示されるように、吊り戸棚1
2の上部外周側には、正面視で下向きに開放されたコ字
形をなす支持体14が設けられている。なお、吊り戸棚
10をインナボックスと観た場合、支持体14は吊り戸
棚10と対になって使用されるアウタボックスと観るこ
とができる。
【0017】この支持体14の奥行き方向の略中間部に
は、家具昇降装置10の外郭を構成する支持枠16が配
設されている。支持枠16は、支持体14の両側部に配
設された長尺状の一対の第1ガイドレール18及び第2
ガイドレール20と、支持体14の頂部に配設された長
尺状のフレーム22とによって構成されている。第1ガ
イドレール18及び第2ガイドレール20はそれぞれチ
ャンネル形状をなしており、その上端部には平面視でコ
字形の固定部24、26がそれぞれ一体に形成されてい
る。第1ガイドレール18の固定部24には第1定滑車
28が軸支されており、又第2ガイドレール20の固定
部26には第2定滑車30が軸支されている。フレーム
22は断面コ字形に形成されており、その長手方向の両
端部が第1ガイドレール18の固定部24及び第2ガイ
ドレール20の固定部26に被嵌されて図示しないボル
ト・ナット等の固定具によって固定されることにより、
支持枠16が構成されている。なお、上述した第1ガイ
ドレール18及び第2ガイドレール20は、吊り戸棚1
2の昇降時に当該吊り戸棚12が前後方向(奥行き方
向)に振れたりやがたついたりするのを抑制する機能を
有している。
【0018】一方、吊り戸棚12の「第1側板部」とし
ての左側板部12Aの上縁中央には、略矩形平板状に形
成された第1固定金具32が取り付けられている。図3
にも示されるように、第1固定金具32の幅方向中間部
は第1ガイドレール18側へ若干膨出されており、当該
膨出部分に第1動滑車34及び第1ガイドローラ36が
上下に離間してリベット38、40で軸支されている。
同様に、吊り戸棚12の「第2側板部」としての右側板
部12Bの上縁中央にも、同様形状の第2固定金具42
が取り付けられており、第2動滑車44及び第2ガイド
ローラ46が上下に離間してリベット48、50で軸支
されている。これらの第1動滑車34及び第1ガイドロ
ーラ36は第1ガイドレール18内に転動可能に挿嵌さ
れており、又第2動滑車44及び第2ガイドローラ46
は第2ガイドレール20内に転動可能に挿嵌されてい
る。
【0019】図1及び図2に示されるように、上述した
第1定滑車28及び第1動滑車34には、第1ワイヤケ
ーブル52の中間部52Aが巻き掛けられている。第1
ワイヤケーブル52の一端部52Bは、第1ガイドレー
ル18の固定部24に係止されている。また、第1ワイ
ヤケーブル52の他端部(図示省略)は、後述する巻取
ドラム102の第1ワイヤケーブル係止溝108に係止
されている。同様に、上述した第2定滑車30及び第2
定滑車30には、第2ワイヤケーブル54の中間部54
Aが巻き掛けられている。第2ワイヤケーブル54の一
端部54Bは、第2ガイドレール20の固定部26に係
止されている。また、第2ワイヤケーブル54の他端部
(図示省略)は、後述する巻取ドラム102の第2ワイ
ヤケーブル係止溝110に係止されている。
【0020】図1に示されるように、上述したフレーム
22の長手方向の中間部には、方形プレート状の固定金
具56を介して駆動装置58が取り付けられている。具
体的には、図2に拡大して示されるように、フレーム2
2の長手方向の中間部には長孔60が形成されており、
これに対応して固定金具56にはボルト挿通孔62が形
成されている。そして、固定金具56のボルト挿通孔6
2及びフレーム22の長孔60内へ取付ボルト64を挿
入しナット66(なお、取付ボルト64及びナット66
は広義には「固定具」又は「固定手段」として把握され
る要素である)を螺合させることにより、駆動装置58
がフレーム22に取り付けられている。なお、このとき
に、固定金具56をフレーム22に対して長孔60に沿
って長手方向へ相対移動させることにより、駆動装置5
8のフレーム22に対する取付位置の調整が可能とされ
ている。本実施形態では、フレーム22側に長孔60を
形成して固定金具56側に円孔であるボルト挿通孔62
を形成したが、調整手段の構成としては、固定金具56
側に長孔60を形成してフレーム22側にボルト挿通孔
62を形成してもよいし、フレーム22に対する駆動装
置58の取付位置をフレーム22の長手方向へ変更可能
な構成であればすべて適用可能である。
【0021】図4〜図6に示されるように、上述した駆
動装置58は、駆動力を付与するモータ部68と、この
モータ部68と連結されかつ外部からの力では逆転しな
いように構成された減速機構部70と、この減速機構部
70と連結されかつ第1ワイヤケーブル52及び第2ワ
イヤケーブル54を巻き取り或るいは巻き戻す巻取ドラ
ム部72とを含んで構成されている。
【0022】詳細には図6に示されるように、モータ部
68はウォームギヤ74を備えており、モータ部68が
駆動すると、ウォームギヤ74がその軸線回りに回転す
るようになっている。このウォームギヤ74には、減速
機構部70の外郭を構成するギヤハウジング76内に配
設されたウォームホイール78が噛み合っている。ウォ
ームホイール78の軸芯部には一部にスパーギヤが形成
された円筒状のギヤシャフト80が固定されており、更
にその軸芯部にはセレーション嵌合によりギヤハウジン
グ76に固定された支軸82が挿通されている。従っ
て、ウォームホイール78は、支軸82回りにギヤシャ
フト80と一体に回転するようになっている。さらに、
ギヤシャフト80のスパーギヤ部80Aには減速ギヤホ
イール84が噛み合っている。この減速ギヤホイール8
4の軸芯部には有底円筒状の凹部86が形成されてお
り、当該凹部86にはドラムシャフト88の軸方向の一
端部がセレーション嵌合により連結されている。
【0023】巻取ドラム部72は互いに平行に配置され
た一対の支持板90、92を備えており、これらの支持
板90、92にはベアリング94、96が同軸上に配設
されている。そして、これら一対のベアリング94、9
6に上記のドラムシャフト88の軸方向の両端部が回転
自在に軸支されている。また、一対の支持板90、92
間には、中空円筒状に形成されかつ外周部の所定位置に
ワイヤケーブル挿通用のスリット98が形成されたドラ
ム収容部100が配設されている。このドラム収容部1
00内には、ドラムシャフト88に固定された巻取ドラ
ム102が収容されている。
【0024】詳細には図7に示されるように、巻取ドラ
ム102は、全体としては円筒状に形成されている。巻
取ドラム102の外周半分には左巻きの第1巻き取り溝
104が形成されており、又巻取ドラム102の外周残
り半分には右巻きの第2巻き取り溝106が形成されて
いる。さらに、巻取ドラム102の軸方向の一端面には
第1巻き取り溝104と連通された第1ワイヤケーブル
係止溝108が形成されており、又巻取ドラム102の
軸方向の他端面には第2巻き取り溝106と連通された
第2ワイヤケーブル係止溝110が形成されている。な
お、第1ワイヤケーブル係止溝108と第2ワイヤケー
ブル係止溝110とでは、形成位置が周方向に180度
ずれている。上記の如く構成された第1ワイヤケーブル
係止溝108には第1ワイヤケーブル52の他端部(図
示省略)が係止され、更に第1巻き取り溝104には第
1ワイヤケーブル52が巻き付けられるようになってい
る。同様に、第2ワイヤケーブル係止溝110には第2
ワイヤケーブル54の他端部(図示省略)が係止され、
更に第2巻き取り溝106には第2ワイヤケーブル54
が巻き付けられるようになっている。
【0025】次に、本実施形態の作用並びに効果を説明
する。
【0026】駆動装置58のモータ部68を正転駆動さ
せると、ウォームギヤ74がその軸線回りに回転し、減
速機構部70のウォームホイール78が支軸82回りに
減速回転される。ウォームホイール78が回転すると、
その軸芯部に配置されたギヤシャフト80が支軸82回
りに同一回転速度で回転する。このため、ギヤシャフト
80のスパーギヤ部80Aと噛み合っている減速ギヤホ
イール84が減速回転され、巻取ドラム部72のドラム
シャフト88をその軸線回りに同一回転速度で回転させ
る。これにより、巻取ドラム102が一定方向へ回転さ
れる。
【0027】巻取ドラム102がドラムシャフト88と
共にに回転すると、当該巻取ドラム102の第1巻き取
り溝104には第1ワイヤケーブル52が巻き取られて
いき、第2巻き取り溝106には第2ワイヤケーブル5
4が巻き取られていく。このため、第1ワイヤケーブル
52は第1定滑車28及び第1動滑車34を介して吊り
戸棚12の左側板部12A側を第1ガイドレール18に
沿って上昇させていき、第2ワイヤケーブル54は第2
定滑車30及び第2動滑車44を介して吊り戸棚12の
右側板部12B側を第2ガイドレール20に沿って上昇
させていく。その結果、吊り戸棚12は第1ガイドレー
ル18及び第2ガイドレール20に沿って所定の高さま
で上昇される。
【0028】一方、駆動装置58のモータ部68を逆転
駆動させると、前述した作動と反対の作動が行われ、巻
取ドラム102から第1ワイヤケーブル52及び第2ワ
イヤケーブル54が巻き戻される。これにより、吊り戸
棚12は第1ガイドレール18及び第2ガイドレール2
0に沿って所定の高さまで下降される。このようにして
吊り戸棚12の昇降動作が行われる。
【0029】ここで、本実施形態では、第1ワイヤケー
ブル52を巻き取る第1巻き取り溝104と第2ワイヤ
ケーブル54を巻き取る第2巻き取り溝106とを巻取
ドラム102の外周部に軸方向に並設したので、第1ワ
イヤケーブル52及び第2ワイヤケーブル54は軸方向
にずれた状態で巻取ドラム102に巻き取られる(吊り
戸棚12の下降時であれば、巻取ドラム102から巻き
戻される)。これにより、本実施形態によれば、以下の
作用・効果が得られる。すなわち、仮に第1ワイヤケー
ブルと第2ワイヤケーブルとが重合された状態で巻取ド
ラムに巻き取られたとすると、巻取ドラム102の回転
量に対する第1ワイヤケーブル52の移動量と第2ワイ
ヤケーブル54の移動量とが相互に異なる事態が生じ
る。しかし、本実施形態によれば、第1巻き取り溝10
4と第2巻き取り溝106とが巻取ドラム102の外周
部に軸方向に並列的に形成されているため、そのような
事態は生じない。
【0030】また、本実施形態では、第1ワイヤケーブ
ル52を巻き取る第1巻き取り溝104は左巻きに形成
されており、又第2ワイヤケーブル54を巻き取る第2
巻き取り溝106はこれとは逆向きである右巻きに形成
されているため、以下の作用・効果が得られる。すなわ
ち、本実施形態の場合、巻取ドラム102がその軸線回
りに回転すると、第1ワイヤケーブル52及び第2ワイ
ヤケーブル54はいずれも巻取ドラム102に同時に巻
き取られるか又は巻取ドラム102から同時に巻き戻さ
れるかのどちらかになる。つまり、本実施形態の場合、
巻取ドラム102が回転した際に、第1ワイヤケーブル
52及び第2ワイヤケーブル54のいずれか一方が巻き
取られて、いずれか他方が巻き戻されるといったことは
生じない。
【0031】これらのことから、本実施形態によれば、
巻取ドラム102が回転すると、第1ワイヤケーブル5
2及び第2ワイヤケーブル54は、いずれも同一の長さ
だけ巻き取り方向(即ち、吊り戸棚12の上昇方向)又
は巻き戻し方向(即ち、吊り戸棚12の下降方向)へ移
動することになる。従って、本実施形態によれば、第1
ワイヤケーブル52及び第2ワイヤケーブル54の長さ
の観点から、昇降時に吊り戸棚12が傾くのを極力抑え
ることができる。
【0032】さらに、本実施形態によれば、吊り戸棚1
2の左側板部12A側の支持用として第1動滑車34を
配設し、右側板部12B側の支持用として第2動滑車4
4を配設し、即ち動滑車を利用して吊り戸棚12を昇降
させる構成にしたので、吊り戸棚12を昇降させる際の
昇降荷重が半分になるだけでなく、第1ワイヤケーブル
52及び第2ワイヤケーブル54に作用する張力がそれ
ぞれに均一化される。図2に示された第1ワイヤケーブ
ル52を例にして説明すると、吊り戸棚12の左側板部
12A側は第1動滑車34に巻き掛けられた第1ワイヤ
ケーブル52の巻き取り又は巻き戻し動作によって昇降
されることになるが、この際に、第1ワイヤケーブル5
2の第1動滑車34での折り返し前の前側部分52’と
折り返し後の後側部分52”とでは同じ張力が作用す
る。つまり、前側部分52’と後側部分52”とで異な
った張力が作用するといった事態は生じない。よって、
第1ワイヤケーブル52の前側部分52’の長さと後側
部分52”の長さは常に同一となる。従って、本実施形
態によれば、第1ワイヤケーブル52及び第2ワイヤケ
ーブル54の張力の観点から、昇降時に吊り戸棚12が
傾くのを極力抑えることができる。
【0033】この点について更に補足すると、例えば、
吊り戸棚12の左側板部12A側を第1動滑車34を使
用せずに2本のワイヤケーブルで吊り下げたとすると、
いずれか一方のワイヤケーブルに作用する張力がいずれ
か他方のワイヤケーブルに作用する張力よりも大きくな
ることがある。この場合、張力が大きい方のワイヤケー
ブルには長期間の使用等により伸びが生じ、2本のワイ
ヤケーブルの長さが異なってしまい、吊り戸棚12に傾
きが生じるおそれがある。しかし、本実施形態によれ
ば、第1動滑車34及び第2動滑車44を使用して、こ
れらに第1ワイヤケーブル52及び第2ワイヤケーブル
54を巻き掛けて吊り戸棚12を支持するため、張力の
アンバランスに起因した吊り戸棚12の傾きは生じな
い。
【0034】また、本実施形態では、フレーム22に長
孔60を形成し、フレーム22に対する駆動装置58の
取付位置をフレーム22の長手方向に沿って長孔60の
ストロークの範囲内で変更可能としたので、家具昇降装
置10の組付時(施工時)に吊り戸棚12の水平度を簡
単に調整することができる。その結果、従来方式では4
本のワイヤケーブルの長さ調節作業にかなりの作業時間
を要したが、本実施形態によれば、その作業時間を大幅
に短縮することができる。
【0035】〔第2実施形態〕次に、図8及び図9を用
いて、本発明に係る家具昇降装置の第2実施形態につい
て説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部
分には、同一番号を付してその説明を省略する。
【0036】図8には本実施形態に係る家具昇降装置1
20が「被昇降家具」としての吊り戸棚122に組付け
られた状態が示されており、又図9には当該家具昇降装
置120の全体構成が拡大した状態で示されている。
【0037】これらの図に示されるように、本実施形態
に係る家具昇降装置120は、横幅が長い吊り戸棚12
2に対して適用される。逆に言えば、本実施形態に係る
家具昇降装置120は、このような吊り戸棚122に対
して好適な装置といえる。
【0038】吊り戸棚122の左側板部124及び右側
板部126は、吊り戸棚本体128の側板部130より
もワンサイズ大きく設定されている。このため、左側板
部124及び右側板部126は吊り戸棚本体128の天
板132よりも上方側へ若干突出されており、これらの
左側板部124及び右側板部126の突出部分の前側を
覆うかたちで狭幅の前板134が吊り戸棚本体128の
上縁に取り付けられている。また、左側板部124及び
右側板部126は、吊り戸棚122の背板よりも後方側
へ若干突出されている。
【0039】上述した吊り戸棚122の背面側の両サイ
ドには、アングル状の第1ガイドレール136及び第2
ガイドレール138が平行に配設されている。第1ガイ
ドレール136及び第2ガイドレール138の垂直部1
36A、138Aの外側には、コ字形断面の長尺状のガ
イド140、142がそれぞれ固着されている。これに
対応して、吊り戸棚122の左側板部124の後端側及
び右側板部126の後端側には、ガイド140、142
に挿嵌される複数のガイドローラ144、146が軸支
されている。
【0040】また、上述した吊り戸棚122の天板13
2上の中央部には、合計2個の第1駆動装置148及び
第2駆動装置150が配設されている。なお、駆動装置
を2個使用するのは、吊り戸棚122が前述した第1実
施形態の吊り戸棚12よりも大きく重量があるため、よ
り大きな駆動力が必要になるからである。また、これら
の第1駆動装置148及び第2駆動装置150は固定金
具152、154を介して天板132に固定されている
が、この固定金具152、154のボルト挿通孔は長孔
156、158とされており、第1駆動装置148及び
第2駆動装置150の取付位置を天板132の長手方向
へずらして調整できるようになっている。なお、長孔1
56、158は必ずしも固定金具152、154に形成
する必要はなく、天板132側に形成してもよい。
【0041】また、吊り戸棚122の左側板部124の
上縁部の内側には、長尺状の第1ロア支持体160が配
設されている。この第1ロア支持体160の中間部に
は、一対の第1ロアセンタ動滑車162が支持体に直交
した状態で軸支されている。さらに、第1ロア支持体1
60の両端部には、一対の第1ロアサイドガイド164
が支持体に沿った状態で配設されている。従って、第1
ロアセンタ動滑車162と第1ロアサイドガイド164
とは軸方向が互いに直交している。
【0042】これに対応して、第1ロア支持体160の
上方には、長尺状の第1アッパ支持体166が配設され
ている。この第1アッパ支持体166は、第1ガイドレ
ール136の水平部136Bに挿嵌されるようになって
いる。さらに、第1アッパ支持体166には、第1ロア
センタ動滑車162及び第1ロアサイドガイド164と
対向する4個の第1アッパセンタ定滑車168及び第1
アッパサイド定滑車169が軸支されている。
【0043】同様に、吊り戸棚122の右側板部126
の上縁部の内側には、長尺状の第2ロア支持体170が
配設されている。この第2ロア支持体170の中間部に
は、一対の第2ロアセンタ動滑車172が支持体に直交
した状態で軸支されている。さらに、第2ロア支持体1
70の両端部には、一対の第2ロアサイドガイド174
が支持体に沿った状態で配設されている。従って、第2
ロアセンタ動滑車172と第2ロアサイドガイド174
とは軸方向が互いに直交している。
【0044】これに対応して、第2ロア支持体170の
上方には、長尺状の第2アッパ支持体176が配設され
ている。この第2アッパ支持体176は、第2ガイドレ
ール138の水平部138Bに挿嵌されるようになって
いる。さらに、第2アッパ支持体176には、第2ロア
センタ動滑車172及び第2ロアサイドガイド174と
対向する4個の第2アッパセンタ定滑車178及び第2
アッパサイド定滑車179が軸支されている。
【0045】上述した第1駆動装置148から引き出さ
れた第1ワイヤケーブル180は、奥側の第1ロアセン
タ動滑車162、その直上の第1アッパセンタ定滑車1
68、その奥側の第1アッパサイド定滑車169、奥側
の第1ロアサイドガイド164、手前側の第1ロアサイ
ドガイド164、その直上の第1アッパサイド定滑車1
69、その奥側の第1アッパセンタ定滑車168、その
直下の第1ロアセンタ動滑車162をこの順(矢印イ〜
矢印トの順)に経由して第2駆動装置150に連結され
ている。なお、第2ワイヤケーブル182も、第1ワイ
ヤケーブル180と同様の経路で巻き掛けられている。
【0046】なお補足すると、前述した第1実施形態に
おいて図4〜図7を用いて説明した駆動装置58は、図
1及び図2に図示された駆動装置58と外観において相
違しており、本実施形態の図8に示された第1駆動装置
148、第2駆動装置150と外観において整合する
が、これは第1実施形態の図1及び図2では駆動装置5
8を簡略的に図示したことによる。
【0047】上記構成によれば、吊り戸棚122を下降
させる場合には、第1駆動装置148のモータ部184
及び第2駆動装置150のモータ部186がそれぞれ逆
転駆動される。各モータ部184、186が逆転駆動さ
れると、第1駆動装置148の巻取ドラム部188及び
第2駆動装置150の巻取ドラム部190から第1ワイ
ヤケーブル180及び第2ワイヤケーブル182がそれ
ぞれ所定量巻き戻される。これにより、第1駆動装置1
48から第2駆動装置150までの第1ワイヤケーブル
180及び第2ワイヤケーブル182の長さが最初の状
態よりもそれぞれ長くなる。そして、巻き戻された第1
ワイヤケーブル180及び第2ワイヤケーブル182の
長さだけ、第1ロア支持体160と第1アッパ支持体1
66との距離並びに第2ロア支持体170と第2アッパ
支持体176との距離が長くなり、その距離だけ吊り戸
棚122が下降される。なお、第1ワイヤケーブル18
0及び第2ワイヤケーブル182には吊り戸棚122の
自重が常に加わっているので、吊り戸棚122の昇降時
に第1ワイヤケーブル180及び第2ワイヤケーブル1
82が弛むことはない。
【0048】一方、吊り戸棚122を上昇させる場合
は、第1駆動装置148のモータ部184及び第2駆動
装置150のモータ部186が正転駆動されることによ
り、前述した場合と逆の作動が行われ、第1ワイヤケー
ブル180及び第2ワイヤケーブル182が巻取ドラム
部188及び巻取ドラム部190に巻き取られていく。
【0049】このように本実施形態においても、前述し
た第1実施形態と同様構成の第1駆動装置148及び第
2駆動装置150を使用し、かつ複数の動滑車(一対の
第1ロアセンタ動滑車162並びに一対の第2ロアセン
タ動滑車172)で吊り戸棚122を支持するように構
成したので、第1実施形態と同様に、昇降時の第1ワイ
ヤケーブル180及び第2ワイヤケーブル182の長さ
及び張力を均一にすることができ、その結果、昇降時に
吊り戸棚122が傾くのを極力抑えることができる。
【0050】また、本実施形態においても、固定金具1
52、154に長孔156、158を形成した結果、第
1駆動装置148及び第2駆動装置150の取付位置を
天板132の長手方向に沿って調整することができるの
で、家具昇降装置120の組付時(施工時)に吊り戸棚
122の水平度を簡単に調整することができる。
【0051】さらに、本実施形態では、第1駆動装置1
48と第2駆動装置150とで吊り戸棚122を昇降さ
せるため、第1駆動装置148及び第2駆動装置150
の双方で要求される駆動力を分担することができる。
【0052】なお、上記構成における第1ロアサイドガ
イド164及び第2ロアサイドガイド174に替えて、
この部分にも動滑車を使用してもよい。
【0053】また、上述した各実施形態では、吊り戸棚
12、122を昇降対象としたが、これに限らず、種々
の家具類に対して本発明は適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る家具昇降装置の組付状態を
示す全体斜視図である。
【図2】図1に示される家具昇降装置の分解斜視図であ
る。
【図3】図1の3−3線断面図である。
【図4】図1に示される駆動装置の正面図である。
【図5】図4に示される駆動装置の側面図である。
【図6】図4の6−6線断面図である。
【図7】図6に示される巻取ドラムの単品図である。
【図8】第2実施形態に係る家具昇降装置の組付状態を
示す全体斜視図である。
【図9】図8から家具昇降装置のみを抽出して示す拡大
斜視図である。
【符号の説明】
10 家具昇降装置 12 吊り戸棚(被昇降家具) 12A 左側板部(第1側板部) 12B 右側板部(第2側板部) 28 第1定滑車 30 第2定滑車 34 第1動滑車 44 第2動滑車 52 第1ワイヤケーブル 54 第2ワイヤケーブル 56 固定金具(調整手段) 60 長孔(調整手段) 64 取付ボルト(調整手段) 66 ナット(調整手段) 68 モータ部 102 巻取ドラム 104 第1巻き取り溝 106 第2巻き取り溝 120 家具昇降装置 122 吊り戸棚(被昇降家具) 124 左側板部(第1側板部) 126 右側板部(第2側板部) 152 固定金具(調整手段) 154 固定金具(調整手段) 156 長孔(調整手段) 158 長孔(調整手段) 162 第1ロアセンタ動滑車 168 第1アッパセンタ定滑車 169 第1アッパサイド定滑車 172 第2ロアセンタ動滑車 178 第2アッパセンタ定滑車 179 第2アッパサイド定滑車 180 第1ワイヤケーブル 182 第2ワイヤケーブル 184 モータ部 186 モータ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡部 茂樹 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ株式会 社内 (72)発明者 刀根川 浩巳 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 鬼塚 哲矢 東京都渋谷区代々木二丁目2番1号 サン ウエーブ工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被昇降家具の第1側板部側の支持用とし
    て配設された第1動滑車と、 被昇降家具の第2側板部側の支持用として配設された第
    2動滑車と、 第1動滑車に対応して被昇降家具の昇降経路付近の所定
    の位置に配設された第1定滑車と、 第2動滑車に対応して被昇降家具の昇降経路付近の所定
    の位置に配設された第2定滑車と、 第1動滑車及び第1定滑車にそれぞれ巻き掛けられた第
    1ワイヤケーブルと、 第2動滑車及び第2定滑車にそれぞれ巻き掛けられた第
    2ワイヤケーブルと、 モータの駆動力を受けて軸線回りに回転することにより
    第1ワイヤケーブル及び第2ワイヤケーブルを軸方向に
    ずれた状態でかつ巻取方向が相互に逆方向となるように
    同時に巻取る巻取ドラムと、 を有することを特徴とする家具昇降装置。
  2. 【請求項2】 前記巻取ドラムの取付位置を被昇降家具
    の天板部の長手方向に沿って変更するための調整手段を
    備えている、 ことを特徴とする請求項1に記載の家具昇降装置。
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