JP2001112452A - 食物等の鮮度保持装置 - Google Patents

食物等の鮮度保持装置

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JP2001112452A
JP2001112452A JP29815699A JP29815699A JP2001112452A JP 2001112452 A JP2001112452 A JP 2001112452A JP 29815699 A JP29815699 A JP 29815699A JP 29815699 A JP29815699 A JP 29815699A JP 2001112452 A JP2001112452 A JP 2001112452A
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JP
Japan
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conductor
freshness
food
timer
voltage
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JP29815699A
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Katsumi Kuno
克巳 久野
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、食物(野菜類(果物を含む)、肉
類及び魚介類)の鮮度保持する装置を提供する。 【解決手段】 高圧トランスTrを介して昇圧した2次
側出力を整流回路に接続し、その整流回路のマイナス側
をパッド10(10A〜10C)の導電体に接続し、他
方のプラス側をアースに接地し、パッド10(10A〜
10C)を、起電位に対応する面積で形成の導電体12
(12a〜12c)を絶縁体11で被覆形成して種々の
食物に対応可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食物(野菜類(果
物を含む)、肉類及び魚介類)の鮮度保持する装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、食物等の鮮度保持装置として、特
開平10−136882号公報、特開平10−2485
42号公報、特開平10−304860号公報等があ
る。そして、前記公報には、高圧の電位を使用すること
によって、鮮度保持を図る旨、開示してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記開
示の方法を基本に、種々の装置回路を用いて実験を行っ
た結果、前記開示の構成の回路より、優れた鮮度保持効
果を得ることができたので、ここに提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の鮮度保持装置
は、高圧トランスを介して昇圧した2次側出力を整流回
路に接続し、その整流回路のマイナス側をパッドの導電
体に接続し、他方のプラス側をアースに接地する。そし
て、パッドを、起電位に対応する面積で形成の導電体を
絶縁体で被覆することによって、食物の種類によって異
なる、鮮度保持の高圧静電位に容易に対応することがで
きる。請求項2の鮮度保持装置は、整流回路を全波整流
とすることによって、鮮度保持効果の向上を図ることが
できる。請求項3の鮮度保持装置は、タイマを介して、
導電体の通電と遮断を行うことによって、乾燥防止対策
と消費電力の節約になる。請求項4の鮮度保持装置は、
高圧トランスを介して昇圧した2次側出力端子aを炊飯
器の蓋に設けた導電体に接続する一方、他端子bを御釜
の下部に設置の網条の導電体に接続すると共に対地に接
続してある。そして、高圧タイマTを介して2次側出力
端子に出力して、水の中の米をマイナスイオン化した
後、タイマTaを介して電熱ヒータで米を炊くことによ
って、古米であっても美味に炊くことができる。請求項
5の鮮度保持装置は、本体40内に引出し41を装着可
能な棚43を形成し、その棚43の上に導電体44を設
置すると共に、前記本体40の底に導電体47を付設
し、この導電体47とスイッチ46を介して導通可能に
形成してある。そのため、引出しを棚に装着しない限
り、導電体44、47を介して静電界が生じないので安
全である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明すると、図1は直流高圧による鮮度保持装置で
ある。先ず、電源装置について説明すると、高圧トラン
スの1次側には、コンセントを介して、AC100Vが
供給され、ヒューズF、高圧スイッチS及び高圧タイマ
Tが接続してある。又、高圧トランスTrの通電状態を
表示する高圧ランプRが付設してある。
【0006】そして、高圧トランスTrの2次側には、
整流回路(ダイオードDで構成)が接続してあり、この
整流回路のマイナス側は、パッド10を構成の導電体
(金属製のコイルや金属板等)12の端子20を接続す
る。尚、この整流回路は、半波整流より全波整流の方が
望ましい。前記パッド10(10A、10B、10C)
は、導電体12(金属製のコイル12aや金属板12
b、12c等)を一対の絶縁体11、11で被覆形成し
てあり、その導電体12の面積に対応して、異なる起電
位(500〜6000V)となる。
【0007】例えば、図2(A)に示す、導電体12
は、コイル12aを絶縁体11、11で被覆形成し、図
2(B)に示す導電体12は、コ字状の金属板12bを
絶縁体11、11で被覆形成し、図2(C)に示す導電
体12は、金属板12cを絶縁体11、11で被覆形成
してあり、順次、導電体12a、12b、12cの面積
が大きく形成してある。その結果、起電位は、導電体1
2a、12b、12cの面積が大きくなるにつれて高く
なる。
【0008】一方、高圧トランスTrの2次側の他方
は、図1に示すように、高圧トランスTrの1次側と高
抵抗Rtを介して接続する。
【0009】次に、前記構成の鮮度保持装置の使用につ
いて説明すると、パッド10の上に食物等を置く。そし
て、高圧タイマTをセットし、高圧スイッチSを入れる
と、前記高圧タイマTに従って高圧電界が形成され、マ
イナスイオンが発生して、食物類の鮮度保持作用を行
う。尚、前記高圧タイマーTのセット時間の一例とし
て、静電圧を所定時間の間かけて(例えば、10分)、
その後、静電界をかけない時間(例えば、2分)の間
に、静電界が消滅する間隔が望ましく、食物の乾燥防止
対策と消費電力の経済性の向上を図る。
【0010】又、食物類の相違、例えば、野菜、肉類、
魚介類等において、鮮度保持に望ましい静電圧を異にす
る。そこで、図2(A)(B)(C)に示すように、導
電体12の面積を異にするパッド10を選択することに
よって、簡便に、対応することができる。例えば、図1
に示す電源装置の整流回路のマイナス側に複数の端子を
設け、パッド10A、10B、10Cの導電体12の端
子20を、それらの端子に接続する。そして、パッド1
0A、10B、10Cを異なる棚に載せることによっ
て、棚段毎に、異なる食物を保存することができる。
尚、前記パッドを冷蔵庫等に収納することによって、冷
凍保存に伴って更に、鮮度保持の向上を図ることができ
る。又、前記パッドは、食物等の鮮度保持への適用であ
るが、パッドを金魚槽に入れると、金魚の生育を助長す
る効果もあり、他の分野に適用できる。
【0011】次に、食物等の鮮度保持装置として電気式
炊飯器を用いるものであり、図3(A)には概念を示す
電気式炊飯器の断面図、図3(B)には交流高圧による
電源装置28の回路図を示す。交流高圧の電源装置28
の回路は、ヒューズF、高圧タイマT、高圧スイッチ
S、高圧ランプR、高圧トランスTrで構成し、前記図
1において、整流回路(ダイオードDで構成)と高抵抗
Rtが無い回路と同じであり、出力端子aはケーブル3
7を介して導電体(金属製のコイルや金属板等)35に
接続し、出力端子bはケーブル39を介して網条の導電
体(金属製のコイルや金属板等)36に接続すると共
に、対地40に接続する。又、前記電源装置には、電気
釜用のタイマTa、スイッチSaを介して、電熱ヒータ
30で発熱し、発熱中にはランプRaが点灯する回路が
付設してある。
【0012】前記電源装置28は、炊飯器の本体内31
(御釜33の横)に設置してあり、出力端子aは蓋34
に付設し、絶縁物で覆われている導電体35に、出力端
子bは、電熱ヒータ30の輻射熱を直接御釜に伝熱可能
に、網条で金属製の導電体36に接続してある。また、
御釜33は絶縁体を用い、例えば、セラミックにテフロ
ンコーティングしたものを使用する。又、この御釜33
の形状は、前記導電体35と導電体36の距離が短く、
且つ、釜全体に均一な電界を得るために、円錐台が電界
に望ましく、この形状によって、短時間で、鮮度の向上
を図ることができる。尚、前記御釜33の材質に絶縁体
を用いたが、金属である場合には、導電体36として使
用でき、前記出力端子bを、例えば、図3(C)に示す
ように、板バネ式のスイッチ38を介して、御釜33に
接続可能に形成する。
【0013】次に、前記電気式炊飯器の使用について説
明すると、先ず、米を洗浄した後に、水と共に御釜に入
れる。そして、高圧タイマT(例えば、3分)とタイマ
Ta(例えば、30分)を所定時間にセットし、高圧ス
イッチSとスイッチSaを入れる。すると、高圧ランプ
Rが点灯し、前記高圧タイマTに従って、高圧電界(約
15000V)が形成され、マイナスイオンが発生し
て、米の鮮度保持作用を行う。そして、その高圧タイマ
Tのタイムアップ後に、スイッチSaが入ると共に、タ
イマーTaが作動し、ランプRaが点灯して電熱ヒータ
30で炊く。この様に、交流高圧でマイナスイオンでイ
オン化されると、澱粉質に影響を与え、そのイオン化後
に炊かれた米は、例え、古米であっても、美味である。
【0014】図4は鮮度保持装置として、澱粉類を多く
含む米や、イモ類等をイオン化するイオン化器具であっ
て、図4(A)はイオン化器具の断面図、図4(B)は
電源装置42の回路図である。本体40内には、上が開
口箱状で把手41aを付設の引出し41を装着可能な棚
43が形成してあり、下の棚43の下部には電源装置4
2が設置してある。尚、この電源装置42は、図4
(B)に示すように、図3(B)に示す電熱ヒータに対
する回路がないものである。
【0015】前記電源装置42の出力端子aは、上の棚
43に設置し、絶縁物で覆われている導電体(金属製の
コイルや金属板等)44にケーブル45を介して接続し
てある。一方の出力端子bは、前記引出し41の底に接
触可能に、板バネ式スイッチ46に接続してある。又、
その引出し41の底には、前記スイッチ46と接触する
箇所を除いて、絶縁物で覆われている導電体(金属製の
コイルや金属板等)47として形成してある。
【0016】前記構成の鮮度保持装置(イオン化器具)
は、引出し41内に米等を入れて、棚43に装着する
と、板バネ式スイッチ46と導電体47は導通状態にな
る。そして、タイマTをセットした後に、スイッチSを
入れると、引出し41内の米は、前記タイマTでセット
された時間、マイナスイオン化され、鮮度の向上を図る
ことができる。以上のように、引出し式の鮮度保持装置
は、簡便な構造であり、例えば、澱粉質の食物等を販売
する前に、この装置を使用することによって、味がおい
しくなるので販売手段として有効である。又、この鮮度
保持装置(イオン化器具)は、引出し式であり、その引
出し41を装着しない限り、スイッチ46を介して導電
体47が導通状態にならないので安全である。
【0017】
【発明の効果】請求項1の鮮度保持装置は、起電位に対
応する面積の導電体を用いるパッドによって、食物の種
類によって異なる、鮮度保持の高圧静電位に容易に対応
することができる。請求項2の鮮度保持装置は、整流回
路を全波整流とすることによって、鮮度保持効果の向上
を図ることができる。請求項3の鮮度保持装置は、タイ
マを介して、導電体の通電と遮断を行うことによって、
乾燥防止対策と消費電力の節約になる。請求項4の鮮度
保持装置は、交流高圧電圧によって、水の中の米をマイ
ナスイオン化した後、電熱ヒータで米を炊くことによっ
て、古米であっても美味に炊くことができる。請求項5
の鮮度保持装置は、引出しを棚に装着しない限り、導電
体44、47を介して静電界が生じないので安全であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は鮮度保持装置の構成図である。
【図2】(A)(B)(C)は、パッドの概念図であ
る。
【図3】(A)は概念を示す電気式炊飯器の断面図、
(B)電気式炊飯器の交流高圧による電源装置の回路
図、(C)は他の電気式炊飯器の断面図である。
【図4】(A)は概念を示すイオン化器具の断面図、
(B)はイオン化器具の交流高圧による電源装置の回路
図である。
【符号の説明】
10(10A、10B、10C) パッド 11 絶縁体 12(12a、12b、12c) 導電体 35、36、44、47 導電体 T タイマ Tr 高圧トランス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧トランスを介して昇圧した2次側出
    力を整流回路に接続し、その整流回路のマイナス側をパ
    ッドの導電体に接続し、他方のプラス側をアースに接地
    し、 前記パッドは、起電位に対応する面積で形成の導電体を
    絶縁体で被覆することを食物等の鮮度保持装置。
  2. 【請求項2】 整流回路を全波整流とすることを特徴と
    する請求項1の食物等の鮮度保持装置。
  3. 【請求項3】 タイマを介して、導電体に通電と遮断を
    行うことを特徴とする請求項1又は請求項2の食物等の
    鮮度保持装置。
  4. 【請求項4】 高圧トランスを介して昇圧した2次側出
    力端子aを炊飯器の蓋に設けた導電体に接続する一方、
    他端子bを御釜の下部に設置の網条の導電体に接続する
    と共に対地に接続し、高圧タイマTを介して前記2次側
    出力端子に出力した後、タイマTaを介してヒータで米
    を炊くことを特徴とする食物等の鮮度保持装置。
  5. 【請求項5】 本体40内に引出し41を装着可能な棚
    43を形成し、 その棚43の上に導電体44を設置すると共に、前記本
    体40の底に導電体47を付設し、この導電体47とス
    イッチ46を介して導通可能に形成することを特徴とす
    る食物等の鮮度保持装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012055189A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Yukio Asada 電界発生装置

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