JP2001111693A - 電話システムにおける呼設定確立方法及び情報サービス提供方法 - Google Patents

電話システムにおける呼設定確立方法及び情報サービス提供方法

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JP2001111693A
JP2001111693A JP2000269873A JP2000269873A JP2001111693A JP 2001111693 A JP2001111693 A JP 2001111693A JP 2000269873 A JP2000269873 A JP 2000269873A JP 2000269873 A JP2000269873 A JP 2000269873A JP 2001111693 A JP2001111693 A JP 2001111693A
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Etsuko Iwama
江津子 岩間
Fumihiko Shimazaki
文彦 島崎
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】呼が接続され通話を開始するまでの間に広告な
どの情報送信する。 【解決手段】本発明では、アナウンス情報を保持するア
ナウンスデータベース113と、前記情報を選択する手順
を持つCPU105と、前記情報にあったアナウンスを保持及
び送信するアナウンス送信装置115と、前記アナウンス
に対する課金情報1905を通知する手順を持つCPU105とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体電話システ
ム、一般電話機システム等において、電話を発信する際
に、発呼者に対しコマーシャル情報等のアナウンスを提
供する呼設定時における情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電話をかける場合には、電話をか
けてから通話状態になるまで少なくとも数秒の待ち時間
がかかる。係る待ち時間の間、発呼者は、被発呼者が応
答して通話状態になるまで受話器から耳を離さずに待機
していなくてはならない。従来はこの数秒間、無音状態
であるか呼出音又は接続中音を交換機が送出していた。
【0003】一方、無線装置等において、サービス放送
を行う技術として以下の文献がある。
【0004】例えば、特開平6-70367号公報では、簡易
型自動車無線システムにおいてサービス放送を行うため
のサービス放送方式を開示している。
【0005】また、特開平7-23443号公報では、移動加
入者がISDN交換機を介して呼を接続する発明を開示
している。
【0006】また、特開平7-321911号公報では、発信者
に通話停止中であることを伝えることが出来るトーキお
よび特番接続機能を有する交換装置に関する技術が開示
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のように発呼者
は、被発呼者が応答して通話状態になるまで受話器から
耳を離さずに待機していたが、係る通話状態になるまで
の時間を有効に活用できないという第1の課題がある。
【0008】また、本願における情報提供では、通話開
始前の呼設定時間を使用するため、アナウンスを終了す
るためのトリガーとして、着呼検出等によりアナウンス
を終了する手段若しくは、あらかじめアナウンスのため
の時間を設定し、かかる時間を管理してアナウンスを終
了させなければならないという第2の課題がある。
【0009】また、電話会社が広告主からの広告放送を
加入者に送信する場合に、広告主は広告のインセンティ
ブとして若しくは加入者は広告を聞かされるインセンテ
ィブとして、広告主から加入者に対し何らかの利益が享
受する事が考えられる。例えば加入者の通話料の一部を
広告主が負担する等である。より具体的には、加入料や
通話料を広告放送を聞かされた度合いに応じて、加入者
には負の課金を、広告主は正の課金をする課金システム
必要であるという第3の課題がある。
【0010】また、加入者の中には、情報提供を希望し
ない者がいることも考えられる。従って、情報を提供す
る加入者と提供しない加入者とを区別し、情報提供を希
望する者のみに放送をおこなわなければならないという
第4の課題がある。
【0011】また、上述のように情報提供を希望する者
であっても、緊急時等においては、アナウンスを聞いて
いる余裕がない場合が考えられる。係る場合には、加入
者側から何らかの手段によって、情報提供を省くための
手段が必要であるという第5の課題がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上述の
課題を解決すべく、電話システムに加入する加入者の加
入者番号及び加入者情報を保持する加入者管理データベ
ースと、前記加入者に対し提供するアナウンスと該アナ
ウンスを提供される対象者情報とを保持するアナウンス
データベースと、前記加入者の発呼の際に、発呼側の加
入者番号を検索キーに設定し前記加入者管理データベー
スから関連する加入者情報を検索し、該検索により見つ
かった加入者情報を前記対象者情報として検索キーに設
定し前記アナウンスデータベースを検索し、該検索によ
り見つかったアナウンスを通話が開始される前に前記発
呼側の加入者に対し送信する制御手段とを構成とする。
【0013】また、本発明は、アナウンスを送信してい
る時間を管理するタイマ手段を備え、前記制御手段は前
記タイマの時間に基づいて発呼者に前記アナウンスを送
信することを構成とする。
【0014】また、本発明は上述の課題を解決すべく、
前記アナウンスデータベースに保持される複数のアナウ
ンスの各々は、送信時間が実質的にほぼ同じ長さである
ことを構成とする。
【0015】また、本発明は上述の課題を解決すべく、
前記アナウンスの送信終了後に呼の設定をし被呼先を呼
出すことを構成とする。
【0016】また、本発明は上述の課題を解決すべく、
前記アナウンスの送信終了後に呼の設定をし被呼先を呼
び出すことを構成とする。
【0017】また、本発明は上述の課題を解決すべく、
前記アナウンスの送信と並行して呼の設定をすることを
構成とする。
【0018】また、本発明は上述の課題を解決すべく、
前記制御手段は、前記呼の設定により被呼先が応答する
と前記アナウンスの送信を終了することを構成とする。
【0019】また、本発明は上述の課題を解決すべく、
前記制御手段は、前記アナウンスの送信と並行して呼の
設定をする際に、前記呼の設定に基づく呼出音よりも大
きい音量で前記アナウンスを送信することを構成とす
る。
【0020】また、本発明は上述の課題を解決すべく、
前記加入者の課金を行う課金手段を備え、前記課金手段
は、前記アナウンスを送信された発呼者の課金を前記ア
ナウンスの送信度合いに応じて計算することを構成とす
る。
【0021】また、本発明は上述の課題を解決すべく、
前記加入者管理データベースには、さらに、加入者毎に
アナウンス提供要否情報を有し、前記制御手段は、加入
者の発呼の際に、前記加入者管理データベースから前記
アナウンス提供要否情報を検索し、該検索結果が「要」
の場合にのみアナウンスを送信することを構成とする。
【0022】また、本発明は上述の課題を解決すべく、
発呼の際に、被呼者番号に対しあらかじめ定められた特
番が付加され発呼があった場合には通常の呼設定を行
い、被呼者番号のみで発呼された場合には前記アナウン
スを提供することを構成とする。
【0023】また、本発明は上述の課題を解決すべく、
発呼端末からの送信される呼設定情報を受信するステッ
プと、前記発呼端末に対し広告・宣伝情報を送信しする
ステップとを有する。
【0024】また、本発明は上述の課題を解決すべく、
前記呼設定情報に基づいて前記加入者に送信すべき広告
・宣伝情報を選択するステップとを有する。
【0025】
【発明の実施の形態】図1を用いて本システムの構成及
び概要について説明する。
【0026】図1は、移動端末103と一般電話110とのネ
ットワーク構成図であり、移動電話用交換機101は配下
に基地局102が数台つながっており、各基地局102へは無
線回線を介して移動端末103から発着信を行う。移動電
話用交換機101には、公衆網側と移動端末103側又はアナ
ウンス送信装置115側の回線を交換する回線交換部104、
移動電話用交換機101の制御を行うCPU105、アナウンス
送信時間を制御、カウントするタイマ106、基地局102と
のインタフェース部となる基地局インタフェース107、
公衆網とのインタフェースとなる公衆網インタフェース
108を備える。発信時の、移動端末103からの呼設定信号
は、基地局102を介し、移動電話用交換機101内の基地局
インタフェース107を経由し、CPU105へ送信される。CPU
105にて処理された呼設定信号は、公衆網インタフェー
ス108を経由し、着信先の公衆交換機109へ送信される。
公衆交換機109内で処理された呼設定信号は、最終的に
着信先の一般電話110に達する。通話回線は、回線交換
部104を介して設定される。移動電話用交換機101には、
加入者2201の管理をする為の加入者管理データベース11
1と、加入者管理データベース111に加入者情報を入力す
るための保守端末A112とが接続されている。更に、移
動電話用交換機101には、アナウンスを管理するための
アナウンスデータベース113と、アナウンスデータベー
ス113にアナウンス情報を入力するための保守端末B114
とが接続されている。なお、これらの保守端末は主にパ
ソコン等を使用するが、専用端末であってもよい。移動
電話用交換機101には、アナウンスを送信するためのア
ナウンス送信装置115と、課金の処理を行う課金装置120
が接続されている。アナウンス送信装置115内には、ア
ナウンス番号2001の受信及びアナウンスの送信を行う送
受信部116、アナウンス送信装置115の制御を行うCPU11
7、各アナウンス番号2001に対応するアナウンスを記憶
している記憶装置118、アナウンスを記憶装置118に入力
する入力部119を備える。この入力部は、マイクやオー
ディオ入力端子であってもよいし、デジタル信号入力装
置又は遠隔地から通信回線等を介してアナウンス情報を
受信するモデム等の受信装置であってもよい。課金装置
120内には、課金情報1905の送受信を移動電話用交換機1
01と行う送受信部121、課金装置120の制御を行うCPU12
2、課金情報1905を記憶しておく記憶装置123、課金情報
1905を出力するための出力部124がある。この出力部
は、ディスプレイ、プリンターまたは遠隔地からのモニ
ターするためのモデム等の通信装置等である。
【0027】なお、図1においてデータベースを保守端
末の外部に設置しているが、保守端末内部の記憶装置た
るハードディスクやメモリ等に保持してもよい。また、
保守端末と移動電話用交換機とは直接信号線を介して接
続される構成であってもよい。
【0028】図2を用いて図1の構成で、アナウンスデ
ータベース113とアナウンス送信装置115が一体化した場
合の構成について説明する。
【0029】図2はアナウンス送信装置115内にアナウ
ンスデータベース113が内蔵されており、アナウンスデ
ータベース113と記憶装置118は直接データの送受信をお
こなう構成となっている。従って、図1の構成のように
アナウンスデータベース113内のデータを一度CPU105内
に取り込み、そのデータをCPU105からアナウンス送信装
置115にCPU送信するという手順を省くことができる。ま
た、アナウンスデータベース113と、アナウンス送信装
置115内記憶装置118への情報入力保守端末を共用するこ
とが可能となる。
【0030】図19を用いて加入者情報を管理する加入
者管理データベース108の構成を説明する。
【0031】加入者管理データベース111は各加入者220
1の加入者番号1901、性別1902、年齢1903、アナウンス
送信を希望するかしないかを識別するアナウンスの要否
1904、課金情報1905、認証キー1906等を保持する。
【0032】移動端末103を保有しようとする加入者220
1は、電話会社2202に加入若しくは契約する際に性別190
2、年齢1903、アナウンスの要否1904等の加入者情報を
知らせる。電話会社2202は、この加入者情報を保守端末
A112より加入者管理データベース111(図19)に入力
し登録する。詳しい登録手順は後述する。なお、本明細
書でのアナウンスとは、主に宣伝・広告等を目的とした
アナウンスであり、広告主となる事業者2007によって提
供されるものをいう。
【0033】「アナウンス要」として登録した移動端末
103が発呼する場合は、CPU105はアナウンスの時間長に
従って、必ず一定時間以上のアナウンスを聞いてもらう
ために、呼接続までに最低限必要となる数秒(約2秒)
に加え一定時間(例:5秒程度)を情報提供用の送信時
間として設ける。ここで一定時間送信するのは、広告・
宣伝放送は管理及び放送の観点から一般に放送時間が規
格化されること、また、広告提供者としては、発呼者な
どの被提供者に自己の宣伝をすべて聴取することを欲す
ること等の背景があるためである。この情報提供用の時
間は、CPU105がアナウンス送信時にセットするタイマ10
6によって管理される。したがって、加入者2201は通常
よりも通話までの待ち時間が数秒余分にかかるが、その
代償として、後に説明する課金方法によって、通話料金
面での利益を享受できるのである。一方「アナウンス不
要2802」の場合、アナウンスを聞くことなしに、通常と
全く変わらずに発呼でき、課金も通常通りである。
【0034】次に、加入者2201が電話会社2202に加入を
登録した際に、電話会社2202が加入者情報を加入者管理
データベース111に登録するまでの手順を図22に示
す。
【0035】加入者2201は電話会社2202に対して加入を
申し込むと、その際、加入者の情報をデータベースに登
録すべく、加入者2201は電話会社2202に自分の性別190
2、年齢1903、情報提供サービスを受けるかどうかを決
定するアナウンスの要否1904(「要」又は「不要」)を
届け出る(S2201)。電話会社2202は移動端末103の場合、
登録された各加入者2201毎に認証キー1906を決定し、入
力端末を介して、認証キー1906と性別1902、年齢1903、
アナウンスの要否1904を加入者管理データベース111内
に書き込む(S2202)。CPUは加入者管理データベース111
内に登録される順番に従って加入者番号1901を割り当て
記憶する。電話会社2202では保守端末等からデータベー
スを参照し加入者番号を読み取り(S2203)、書き込み装
置により既に決めてある認証キー1906と共に加入者2201
の移動端末103に書き込む(S2204)。加入者管理データベ
ース108にアナウンスようひとうのよって、既存の通信
システムが持つような各加入者2201の管理ができるだけ
でなく、アナウンスの送信に必要なアナウンスの要否19
04の情報も管理することが可能となる。
【0036】図20を用いてアナウンス情報を管理する
アナウンスデータベース113の構成を説明する。
【0037】アナウンスデータベース113はアナウンス
番号2001ごとにアナウンス送信対象となっている性別20
02、年齢層2003、情報提供時間帯2004、情報提供地域20
05、放送回数2006、そのアナウンスを提供した事業者20
07等を保持する。ここで、アナウンスデータベースにこ
れらの情報を登録するのは、各事業者によって広告・宣
伝の目的は相違するため、より効率よく広告等をすべ
く、ある程度需要者若しくは消費者を絞ることが必要で
あると考えられるからである。また、後に説明するよう
に広告アナウンスを送信した回数によって従量的に広告
主に広告料を負担させる場合は、かかる料金面において
も効率化を図ることが可能となる。
【0038】コマーシャル等のアナウンスを提供する広
告主たる事業者2007は、各自提供したい情報に基づいて
一定時間(例:7秒間)のアナウンスを作成する。ここ
で、説明の便宜上、一定時間として説明するが、特にア
ナウンスのための情報時間を固定せずともよい。それら
各アナウンスはアナウンス番号2001をつけられた上で、
アナウンス送信装置115内に入力部119から入力され、記
憶装置118に音声として格納される。ここで、主にデジ
タル信号化されたアナウンス情報が入力部119から入力
されることをCPUが検知すると、自動的にアナウンス番
号を付する構成であってもよい。事業者2007は各アナウ
ンス情報ごとに情報提供時間帯2004・情報提供地域200
5、また、アナウンス対象者の性別2002・年齢層2003等
のアナウンス情報を電話会社2202に届け出を行いアナウ
ンスデータベースに登録した上、電話会社2202に定めら
れたアナウンス登録料を支払う。ここでアナウンス料金
は、登録料の他にアナウンス送信料を支払う方法が考え
られるが、それらは固定額であっても良いし、後に説明
するようにアナウンスを放送した回数に応じて決定して
もよい。登録されたアナウンス情報はアナウンス番号20
01に従い、保守端末B114よりアナウンスデータベース1
13(図20)に入力される。また、アナウンスが放送さ
れた回数の情報として、各アナウンスは放送される毎に
そのアナウンス番号2001のアナウンス放送回数2006に1
を加えて書き替える。各事業者2007がその提供するアナ
ウンスの放送回数2006によって支払額が決まる場合、そ
れぞれの事業者2007が提供している全てのアナウンス番
号2001の放送回数2006を合計して計算することができ
る。
【0039】アナウンスを提供する事業者2007がアナウ
ンスを作成し、アナウンスデータベース113及びアナウ
ンス送信装置115に登録するまでの手順を図23に示
す。
【0040】電話会社2202はアナウンスを提供する事業
者2007を募集する。応募した事業者2007は、電話会社22
02に決められた時間内で作成したアナウンスとそのアナ
ウンスを送信する対象を選択するためのアナウンス情報
(性別2002、年齢層2003、情報提供時間帯2004、情報提
供地域2005)を登録し、電話会社2202から通知された(S
2305)アナウンス登録料金を支払う(S2301)。電話会社22
02は、アナウンスデータベース113内にアナウンス情報
を入力し(S2302)、アナウンスデータベース113内で管理
しているアナウンス番号2001を読みとる(S2303)。更に
電話会社2202は、事業者2007が作成したアナウンスと、
アナウンスデータベースで割り当てたそのアナウンス番
号2001をアナウンス送信装置115内に登録する(S2304)。
アナウンスデータベース113によって、アナウンスを提
供するためのアナウンス情報を管理することができ、放
送するアナウンスの選択を容易に行うことができる。
【0041】図3、図4、図5を用いて、図1のシステ
ム構成図で発呼者がアナウンスを聞く場合の通話までの
手順を示す。この場合、基本手順としてアナウンスはタ
イマ106によって一定時間の管理を行われて送信され、
更に着信側が応答するまでアナウンスを送信し続けるも
のとする。また、発呼者はアナウンス要2801で登録され
た加入者2201であり、発呼時に「特番」は押さないもの
とする。
【0042】ここで、Off hookとは端末がレディー状態
になることをいうものとする。また、setupとは端末が
発信時に必要となる、着信先の相手番号や自分の端末番
号等を送信するメッセージをいう。また、call-procと
はsetupメッセージに対し、それが受け付けられたこと
を通知するメッセージをいう。また、認証要求とは認証
実行指令のメッセージをいう。また、認証応答とは認証
要求に対する応答メッセージをいう。また、ALERTとは
その回線が呼び出し中であることを示すメッセージをい
う。また、Ringingとは着信側端末に対し呼び出し中で
あることを示すメッセージをいう。また、CONNとは着信
側が応答したことを示すメッセージをいう。また、DISC
とは回線の切断を指令するメッセージをいう。また、RE
LとはDISC指令に対しその回線を解放したことを示すメ
ッセージをいう。また、REL-COMPとはRELメッセージに
対し、解放を完了したことを示すメッセージをいう。
【0043】加入者2201が電話をかけたい相手の番号を
押し、移動端末103をOff hook(S301)状態にすると、無
線電話の場合、移動端末103は基地局102を経て移動電話
用交換機101の基地局インタフェース107からCPU105へse
tup(S302)を送り、CPU105は移動端末103までcall-proc
(S303)を返す。CPU105は移動端末103へ認証要求(S304)
を送信した後、移動端末103から呼設定時に送られてき
た加入者番号1901を加入者管理データベース111に送信
して、加入者情報を加入者管理データベース111(図1
9)に移動端末103を認証するための認証キー1906と発
信加入者2201を送信するように要求(S305)する。加入者
管理データベース111に登録されている加入者情報等が
送信されると(S306)、CPU105は受信したその加入者情報
より、発信移動端末103がアナウンス対象者“1”かア
ナウンス非対称者“0”かどうかを識別(S307)する。発
呼者がアナウンス未登録者であれば、CPU105はアナウン
スなし手順に移る。発呼者がアナウンス登録者であれ
ば、CPU105は着信相手番号のあとに「特番」が入力され
ているかどうかを調べる(S308)。「特番」がある場合は
アナウンスなし手順に移る。「特番」がなければ、アナ
ウンス送信手順に移る。
【0044】アナウンス送信手順ではまず、移動電話用
交換機101のCPU105は、加入者管理データベース111より
送信された加入者情報の加入者2201の性別1902・年齢19
03等、また発呼の時間や発呼場所等をアナウンスデータ
ベース113(図20)に送信してアナウンス選択要求(S4
01)し、アナウンスデータベース113はアナウンスデータ
ベース113内に予め入力されているアナウンス情報か
ら、アナウンスを要求している発呼者に最適なアナウン
スを選び出し、そのアナウンス番号2001を移動電話用交
換機101に送信する(S402)。次に、移動電話用交換機101
のCPU105は、アナウンス送信装置115にsetup(S403)を送
り、call-proc(S404)が返信されアナウンス送信装置115
ー回線交換部104間の呼が確立される際に、アナウンス
データベース113から受け取ったアナウンス番号2001を
アナウンス送信装置115の送受信部116を介してアナウン
ス送信装置115内CPU117に通知(S405)する。CPU117は記
憶装置118に記憶されているアナウンスを選択する。ア
ナウンス送信装置115から移動端末103までALERT(S406)
及びCONN(S407)が送信されると、移動電話用交換機101
のCPU105がタイマ106をセットし(S408)、正常セットさ
れると、アナウンス送信装置115内CPU117は選択したア
ナウンスを送受信部116から回線交換部104を経由して移
動端末103まで送信する(S409)。発呼加入者の加入者情
報に基づいて、アナウンスデータベースを検索した結
果、当該発呼者に適するアナウンスが複数ある場合は、
アナウンス送信装置115内CPU117がランダムにアナウン
スを選択する。移動端末103側ではアナウンスを受信(S4
10)する。アナウンス送信装置115がアナウンス送信中
に、移動端末103から受信してあった認証応答(S501)に
よって、移動電話用交換機101内CPU105は認証(S502)を
行い始める。CPU105に内蔵されているタイマ106が設定
された一定時間経過後タイムアウト(S503)になると、CP
U105は、着信先の公衆交換機109にsetup(S504)を送信
し、その公衆交換機109がcall-proc(S505)及びALERT(S5
06)を返信すると同時に公衆交換機109は着信一般電話11
0にRinging(S507)を鳴らす。
【0045】アナウンス送信装置115は、発信側が呼出
中も一種類又は複数のアナウンスを移動端末103に順次
流す。着信側がoff hook(S508)して応答し、公衆交換機
109からCPU105までCONN(S509)が帰ってくると同時にCPU
105がアナウンス送信装置115へ指令するアナウンス終了
命令(S510)によってアナウンス送信装置115内CPU117は
アナウンス送信を終了して移動電話用交換機101内CPU10
5へ送信したアナウンス数を含めてアナウンス終了報告
(S511)し、アナウンス送信装置115内CPU117は移動電話
用交換機101内CPU105へDISC(S512)を送信して、回線交
換部104との呼を切断する。発信側ではアナウンス終了
時点で移動端末103まで公衆交換機109からのCONN(S513)
が送信され通話状態(S514)になる。アナウンスが送信さ
れ始めてから一定時間で相手側の呼出が始まるが、交換
機が呼出中の呼出音は消音するか、又はアナウンスと同
時に低音量で鳴らすように呼出音のレベルを下げて送信
する。この手順によって、加入者2201は呼出中もアナウ
ンスを聞くことができ、また、タイマ106によって必ず
1つ以上のアナウンスを聞くことができる。
【0046】アナウンスを選択し送信する基本手順の具
体例として、図1の構成で、図3、図4、図5の手順に
従って図19に示す加入者管理データベース111内の加
入者番号1901が「002」の加入者2201が午後5時に横
浜市から発呼した場合のアナウンスが送信されるまでの
手順を図24を用いて示す。まず、加入者2201の移動端
末103がOff hookする(S301)と、setupで相手番号が送ら
れる(S302)。移動電話用交換機101内CPU105から移動端
末103へcall-procが送信された後(S303)、移動電話用交
換機101内CPU105は移動端末103へ認証要求(S304)を送信
し、加入者管理データベース111へ加入者番号1901(0
02)を送信して加入者情報を検索する(S305)。加入者
管理データベース111は加入者番号1901(002)の加
入者情報である性別1902(女)、年齢1903(22歳)、
アナウンスの要否1904(「要」)、課金情報1905、認証
キー1906をCPU105に送信する(S306)。次に、CPU105はア
ナウンス要否を調べ(S307)、「要」であるので「特番」
判定手順(S308)に移る。「特番」はsetup(S302)メッセ
ージに付加されていないので、CPU105は、アナウンスデ
ータベース113でアナウンス番号2001の検索をする(図
24)。なお、「特番」の判定ステップととアナウンス要
否の判断ステップは前後が反対であっても良く、特番判
定ステップが先の場合には、特番付きで発呼があるとア
ナウンス要否の判断ステップが省略され、全体の判定処
理時間を軽減する効果がある。アナウンスデータベース
110は、手順1(2401)として加入者情報の性別1902
(女)を受け取る(S2401)。そこで、女性にあてはまる
アナウンス番号2001を選択する。次に、アナウンスデー
タベース110は、手順2(2402)として加入者情報の年
齢1903(22歳)を受け取る(S2402)。そこで、22歳
にあてはまるアナウンス番号2001を選択する。次に、ア
ナウンスデータベース110は、手順3(2403)として現
時刻(17:00)を受け取る(S2403)。そこで、17:00にあ
てはまるアナウンス番号2001を選択する。次に、アナウ
ンスデータベース110は、手順4(2404)として発呼場
所(横浜市)を受け取る(S2404)。そこで、横浜市にあ
てはまるアナウンス番号2001を選択する。最後に、アナ
ウンスデータベース110は、手順1(2401)から手順4
(2404)までにあてはまるアナウンス番号2001のAND
をとり、この発呼に対し送信すべきアナウンス番号2001
を判定する(2405)。この場合、アナウンス番号2001がCM
5、CM6、CM10のものがあてはまることが分かる。従っ
て、アナウンスデータベース113は移動電話用交換機101
にアナウンス番号2001(CM5、CM6、CM10)を通知する(S
402)。移動電話用交換機101内CPU105は、アナウンス送
信装置115との呼を確立した後(S403、S404)、アナウン
ス番号2001(CM5、CM6、CM10)をアナウンス送信装置11
5に通知する(S405)。アナウンス送信装置115内CPU117は
ALERT(S406)、CONN(S407)を移動電話用交換機101から移
動端末103に送信後、アナウンス番号2001(CM5、CM6、C
M10)からランダムにアナウンスを選び、移動端末103に
送信する。以上で移動端末103がアナウンスを受信する
ことになる。
【0047】次に図6、図7、図8を用いて、図1のシ
ステム構成図で発呼者がアナウンスを聞く場合の通話ま
での手順を示す。この場合、アナウンスはタイマ106に
よる一定時間の管理の元で送信され、タイムアウトによ
ってアナウンス送信は終了するものとする。また、発呼
者はアナウンス要2801で登録された加入者2201であり、
発呼時に「特番」は押さないものとする。
【0048】この場合、加入者2201の発呼(S301)からタ
イムアウト(S503)までは図3、図4、図5と同様の手順
であり、タイムアウト(S503)後は公衆交換機109との呼
を設定(S504、S505)し、設定できた場合すぐにCPU105は
アナウンス送信装置115にアナウンス終了命令(S801)を
送信する。これによりアナウンス送信装置115内CPU117
はアナウンス放送を終了して移動電話用交換機101内CPU
105へ送信したアナウンス数を含めてアナウンス終了報
告(S802)し、移動電話用交換機101に回線切断指令を出
す(S803)。公衆交換機109がcall-proc(S505)返信後、更
にALERT(S804)を返信すると同時に着信一般電話110にRi
nging(S805)を鳴らす。相手がOff hook(S806)して応答
し、公衆交換機109から移動電話用交換機101までCONN(S
807)が帰り、更に移動端末103までCONN(S513)が送信さ
れ、通話状態になる(S514)。この手順によって、加入者
は相手が呼び出し中であることをはっきりと知ることが
できる。
【0049】次に図9、図10、図11を用いて、図1
のシステム構成図で発呼者がアナウンスを聞く場合にお
ける通話までの手順を示す。ここでは、アナウンスは1
種類しか送信されないものとする。また、発呼者はアナ
ウンス要2801で登録された加入者2201であり、発呼時に
「特番」は押さないものとする。
【0050】この場合、加入者2201の発呼(S301)からア
ナウンス送信装置115−移動端末103間の呼が応答状態に
なる(S407)ところまでは図3、図4と同様の手順であ
り、アナウンス送信装置115内CPU117はCONN送信(S407)
後、アナウンス送信手順を行う(S409)。この場合、アナ
ウンスは1種類のみ送信されるので、アナウンス送信装
置115内CPU117が該当アナウンス番号2001からランダム
にひとつだけ選ぶこととする。なお、移動電話用交換機
101内CPU105はタイマ106設定することはない。移動端末
103はアナウンスを受信(S410)し、アナウンス送信装置1
15がアナウンス送信中に、移動端末103から受信してあ
った認証応答(S501)によって、CPU105は認証(S502)を行
い始める。アナウンス送信装置115内CPU117は、1アナ
ウンス送信後、移動電話用交換機101との呼を切断し(S1
101)、移動電話用交換機101内CPU105は公衆交換機109と
の呼を設定する(S1102、S1103)。公衆交換機109がcall-
proc(S1103)返信後、ALERT(S1104)を返信すると同時に
着信一般電話110にRinging(S1105)を鳴らす。相手がOff
hook(S1106)して応答し、公衆交換機109から移動電話
用交換機101までCONN(S1107)が帰り、更に移動端末103
までCONN(S513)が送信され、通話状態になる(S514)。こ
の手順により、CPU105がタイマ106を用いてアナウンス
送信時間を制御する手順を省くことができ、また、加入
者2201が聞くアナウンスは常に1種類であり管理が簡易
になる。
【0051】次に図12、図13、図14を用いて、図
2のシステム構成図で発呼者がアナウンスを聞く場合に
おける通話までの手順を示す。ここでは、基本手順通
り、アナウンスはタイマ106による一定時間の管理の元
で送信され、更に着信側が応答するまでアナウンスを送
信し続けるものとする。また、発呼者はアナウンス要28
01で登録された加入者2201であり、発呼時に「特番」は
押さないものとする。
【0052】この場合、移動端末103がOff hook(S301)
し、アナウンス送信手順に移るまでの手順は図3と同様
である。アナウンス送信手順ではまず、移動電話用交換
機101内CPU105は、加入者管理データベース111より送信
された加入者情報の加入者2201の性別1902・年齢1903
等、また発呼の時間や発呼場所等をアナウンス送信装置
115に送信してアナウンス選択要求(S1301)する。アナウ
ンス送信装置115では、CPU117がアナウンス送信装置115
内アナウンスデータベース110から、アナウンスを要求
している発呼者に最適なアナウンス番号2001を選び出す
(S1302)。次に、CPU105は、アナウンス送信装置115にse
tup(S403)を送り、call-proc(S404)が帰ってきてアナウ
ンス送信装置115ー回線交換部104間の音声回線が設定さ
れる。アナウンス送信装置115内CPU117は移動端末103ま
でALERT(S406)、CONN(S407)を送信し、CPU105でタイマ1
06が設定された(S408)ところで該当アナウンス番号2001
のアナウンスを記憶装置118から送信する(S409)。移動
端末103がアナウンス受信してからの手順は図5の場合
と同様である。この手順により、アナウンス送信装置11
5−アナウンスデータベース113間の信号の送受信手順を
省略することが可能となる。
【0053】これらのアナウンスを送信する場合の通話
料は以下に示すそれぞれの安い料金体系によって課金さ
れる。また、アナウンスが放送される毎にその数をアナ
ウンスデータベース113内の放送回数2006に書き込んで
いく。
【0054】図15、図16を用いて、加入者管理デー
タベース111にアナウンス「不要」202で登録してある加
入者2201が発信し、アナウンスを送信しない場合の手順
を示す。
【0055】移動端末103が発呼(S301)し、一定の手順
を経て移動電話用交換機101内CPU105はアナウンスの要
否1904を確認(S307)する。アナウンス不要2802であるの
で、CPU105は移動端末103からの認証応答(S501)を受信
後、認証(S502)を行い、公衆交換機109へsetup(S504)を
送信し、call-proc(S505)が帰ってくる。続いて公衆交
換機109は着信一般電話110にRinging(S507)を鳴らし、C
PU105を通して移動端末103までALERT(S506)を送信す
る。着信一般電話110がOff hook(S508)して応答する
と、公衆交換機109から移動端末103までCONN(S509,S51
3)が帰ってきて通話状態(S514)になる。この手順によ
り、アナウンスを送信されたくない加入者2201にはアナ
ウンスを送信されずに、呼が設定できる。
【0056】図17、図18を用いて、加入者2201が発
信時に「特番」を付加したことで、アナウンスを送信し
ない場合の手順を示す。通常は通話前にある程度の時
間、広告宣伝アナウンスを聞かされ、そのインセンティ
ブとして、通話料の割引サービスが受けられる。しか
し、緊急時等はかかるアナウンスを聞いている余裕もな
い場合があり、かかる場合にアナウンス解除手段を設け
ておくことはサービスの提供上望ましい。また、アナウ
ンスを聴取する毎に通話料割引をする場合、特番により
アナウンス解除すると通話料の計算に対し何らかの手段
を設け通常課金とすることが、情報の提供者(通話料御
割引分を負担する)と被提供者(通話料割引の利益を享
受する)の公平を維持する上で必要となる。
【0057】移動端末103が発呼(S301)し、setup(S170
1)を移動電話用交換機101に送信する。このsetup(S170
1)には相手番号に加えて「特番」を送信する。一定の手
順を経て移動電話用交換機101内CPU105はアナウンスの
要否1904を確認(S307)する。アナウンス要2801であるの
で、次にCPU105は「特番」が付加されていることを確認
し、移動端末103からの認証応答(S501)を受信後、認証
(S502)を行い、公衆交換機109へsetup(S504)を送信し、
公衆交換機109からcall-proc(S505)が帰ってくる。続い
て公衆交換機109は着信一般電話110にRinging(S507)を
鳴らし、移動電話用交換機101を介して移動端末103まで
ALERT(S506)を送信する。着信一般電話110がOff hook(S
508)して応答すると、公衆交換機109は移動端末103まで
CONN(S509,S513)を送信し、通話状態(S514)になる。こ
の手順により、加入者2201が緊急時に発呼したい場合に
も対応できる。
【0058】これらアナウンスを送信しない場合、アナ
ウンスのためのタイマ106をセットして一定時間を設け
る事がないので、通常通りの時間で通話状態(S514)に入
ることができる。料金体系も下記に示す通り通常通りで
課金される。
【0059】次に図21を用いて、移動電話用交換機10
1内CPU105が加入者情報を取得してから呼が接続される
までの、アナウンスを送信する又はしない場合の制御手
順を示す。アナウンスはタイマ106を用いて送信するこ
ととする。この場合は、すべてのアナウンスを聴取し終
える前に、着呼側が応答した時点で強制的にアナウンス
の送信を終了するものである。
【0060】CPU105は、加入者管理データベース111よ
り加入者情報を取得した後(S2101)、認証手順(S2102)を
終え、アナウンスの要否1904を判定する(S2103)。アナ
ウンスが「不要」2802の場合はCPU105はそのまま公衆交
換機109との呼設定手順(S2109)に移る。アナウンスが
「要」2801の場合は、次にCPU105は「特番」が付加され
ているかどうかを判定する(S2104)。付加されていれ
ば、CPU105は公衆交換機109との呼設定手順(S2109)に移
る。「特番」が付加されていなければ、CPU105はアナウ
ンス番号2001をアナウンスデータベース113より取得し
た後(S2105)、アナウンス送信装置115−回線交換部104
間のアナウンス送信回路を設定する(S2106)。アナウン
ス送信回路が設定されると同時にアナウンス送信装置11
5はアナウンスを送信するので、CPU105はタイマ管理を
開始(S2107)する。タイムアウト(S2108)後、CPU105は公
衆交換機109との呼設定手順に移る(S2109)。アナウンス
送信中で公衆交換機109間の呼設定が確立したら(S211
0)、CPU105は移動端末103側へ呼を接続する前にアナウ
ンス停止指令を出してアナウンス送信回路を開放する(S
2111)。その後、CPU105は移動端末103との呼を接続(S21
12)して終了する。
【0061】次に通話料の課金装置の構成について説明
する。まず、電話会社2202は、アナウンス対象者と非対
称者、また、対象者ではあるが緊急時などにより「特
番」を押すことによってアナウンスをカットした場合の
料金体系を決定する。先に説明したように、アナウンス
を提供する事業者2007からは、アナウンス料金が支払わ
れるため、電話会社2202は毎月一定の収入を得られる。
従って、アナウンス対象者に対しては加入料を半額にす
ることや、加入時の端末を半額で提供することができ
る。更にアナウンスを聞くと、(「特番」を押さない場
合など)通話料を一定割合(例:5%)で割り引きする
場合、最初の一定時間分(例:30秒)の通話料を差し
引く場合、毎回一定料金(10円)差し引く場合、又は
アナウンスを聞く聞かないに関わらず毎月の通話料から
一定額差し引く場合、又はアナウンスを聞いた回数に応
じて通話料を減額する場合などの通話料割引サービスが
考えられる。一方「特番」を押した(アナウンスをカッ
トした)場合は通話料金は通常通りに課することが妥当
である。
【0062】図25を用いて、課金額をアナウンスの送
信によって通話料のうち一定割合で割り引きする場合
の、移動電話用交換機101内CPU105と課金装置120内CPU1
22の信号送受信手順及び加入者管理データベース111内
の課金情報1905への書き込み手順を示す。
【0063】ある通話が終了した(S2501)時点で、移動
電話用交換機101内CPU105は監視していた発信/着信
地、通話時間、アナウンス終了報告時に受け取った放送
したアナウンス数n(アナウンス送信されなかった場合
n=0)、及びアナウンスを送信した場合はそのアナウ
ンス番号2001とを課金装置120内CPU122に送信する(S250
2)。課金装置120内CPU122では、発信/着信地・通話時
間に基づいて課金額=Zを計算する(S2503)。また、ア
ナウンスを送信されていたかどうかを判断(n=0又は
それ以外)し(S2504)、送信されていた場合は課金額に
一定割引率を掛ける(S2505)。課金装置120は、最終課金
額を移動電話用交換機101内CPU105に送信し(S2505)、更
に加入者管理データベース111に送信して(S2507)課金情
報1905に書き込む(S2508)。この手順により、通話時間
に対応した通話料割引を行う課金システムが実現する。
【0064】図26を用いて、課金額をアナウンス
「要」2801とした加入者2201はアナウンスを聞く聞かな
いに関わらず毎月一定額差し引く場合の、移動電話用交
換機101内のCPU105と課金装置120内CPU122の信号送受信
手順及び加入者管理データベース111内の課金情報1905
への書き込み手順を示す。
【0065】加入者情報データベース111内課金情報190
5には、既に一定金額を差し引いた情報=Yが入ってい
る(S2601)。ある通話が終了した(S2501)時点で、CPU105
は監視していた発信/着信地と、通話時間を課金装置12
0に送信する(2501)。課金装置120では、発信/着信地・
通話時間に依るその通話の課金額=Zを計算する(S250
3)。次に課金装置120は、その課金額をCPU105に送信し
(S2505)、更に加入者管理データベース111に送信して(S
2507)課金情報1905に書き込む(S2508)。この手順によ
り、既に通話料を一定料差し引くことで簡易な課金シス
テムが実現する。
【0066】図27を用いて、課金額を送信されたアナ
ウンス数によって通話料を減額する場合の、移動電話用
交換機101内CPU105と課金装置120内CPU122の信号送受信
手順及び加入者管理データベース111内の課金情報1905
への書き込み手順を示す。なお、アナウンス聴取のイン
センティブの側面からは、この方法がもっとも公平と考
えられ、実用的である。
【0067】ある通話が終了した(S2501)時点で、移動
電話用交換機101内CPU105は監視していた発信/着信地
と、通話時間と、アナウンス終了報告時に受け取った放
送されたアナウンス数n(アナウンス送信されなかった
場合n=0)と、アナウンスを送信した場合はそのアナ
ウンス番号2001を課金装置120内CPU122送信する(250
1)。なお、便宜上通話の成立・不成立の別に拘わらず、
アナウンスを正常に聴取した場合は送信回数を必ずイン
クリメントすることとして説明するが、着呼側が応答せ
ず通話が成立しなかった場合は送信回数をインクリメン
トしない構成でもよい。課金装置120内CPU122では、発
信/着信地・通話時間に依るその通話の課金額=Zを計
算する(S2503)。また、アナウンスを送信されていたか
どうかを判断(n=0又はそれ以外)し(S2504)、送信
されていた場合は課金額からアナウンス数に応じた料金
を差し引く(S2701)。なお、差し引いた結果がマイナス
になる場合は、ゼロにリセットする。これは一般に負の
料金、すなわち電話会社から加入者に対し金銭を授与す
るような課金の構成は、課金体系を複雑にするため現実
的ではない。従って負の課金となる場合は、課金をゼロ
にリセットする必要がある。ただし、技術的にかかるリ
セットをしない構成を採用することを妨げるものではな
い。課金装置120は、最終課金額を移動電話用交換機101
内CPU105に送信し(S2505)、更に加入者管理データベー
ス111に送信して(S2507)課金情報1905に書き込む(S250
8)。この手順により、送信されたアナウンスの数と通話
料の割引サービスが対応した課金システムが実現する。
【0068】次に本発明の効果の一例を示すべく図28
を用いて、電話会社2202が定めた料金体系で、アナウン
スを送信する場合としない場合の料金の違いを比較す
る。図28においては、「アナウンス要2801」とした場
合、「アナウンス不要2802」の加入料2803が6000円
であるところを半額の3000円にし、「特番」を押し
てアナウンスを聞いた場合の通話料2804を図25に示す
課金手順に従い5%割り引きすることとし、加入時から
10通話した後の合計額2805を示す。「アナウンス要28
01」として10通話の内2通話を「特番」によってアナ
ウンスカットした場合は、加入時からの支払合計額2805
は4866円であり、そのうち割引額は3080円とな
る。この割引額はアナウンスを提供する事業者2007が負
担することとなる。
【0069】図29を用いて、電話会社2202が定めた料
金体系で、アナウンスを送信する場合としない場合の料
金の違いを比較する。図28においては、「アナウンス
要2801」とした場合、「アナウンス不要2802」の加入料
2803が6000円であるところを半額の3000円に
し、「特番」を押してアナウンスを聞いた場合の通話料
2901を図27に示す課金手順に従い送信したアナウンス
数に依って1アナウンスにつき10円ずつ通話料を割り
引きすることとし、加入時から10通話した後の合計額
2902を示す。「アナウンス要2801」として10通話の内
2通話を「特番」によってアナウンスカットした場合
は、加入時からの支払合計額2902は4810円であり、
そのうち割引額は3150円となる。この割引額はアナ
ウンスを提供する事業者2007が負担することとなる。
【0070】図30を用いて課金装置120内CPU122が各
アナウンス提供事業者のアナウンス料を出力部124より
出力する場合の手順を示す。この場合はアナウンス料は
送信したアナウンスの放送回数2006により変化させるも
のとする。
【0071】課金装置120内CPU122は移動電話用交換機1
01を介し、該当事業者2301Aが提供するアナウンスの放
送回数2006の合計をアナウンスデータベース113に要求
する(S3001)。アナウンスデータベース113は、該当する
放送回数2006を報告する(S3002)。課金装置120内CPU122
では、放送回数2006nにアナウンス1回に対するアナウ
ンス料qを掛けて事業者2301Aが支払うアナウンス料を
計算する。この手順により、事業者2301が提供するアナ
ウンスの放送回数2006に依りアナウンス料を支払うこと
ができる。
【0072】アナウンスの放送回数2006に依らず、事業
者2301がアナウンス料を支払う場合、上記手順は全く行
われない。
【0073】以上のように、この形態のサービスにおい
ては、加入者2201は移動体電話システム又は一般の電話
等からの発呼時に呼を設定するまでの数秒間を有効利用
してアナウンスによる情報を得ることや、アナウンスを
受けることにより安く加入/通話ができ、電話会社2202
はアナウンスを提供する事業者2007から支払われるアナ
ウンス料を収入として得ることや、サービス提供による
加入者2201の増加が見込め、アナウンスを提供する事業
者2007はアナウンスを提供することで一般に対するコマ
ーシャル効果を得ることができる。
【0074】また、CPU105にタイマ106を設けること
で、アナウンスを常に一定時間送信することを実現でき
る。
【0075】また、加入時にアナウンスの要否1904を登
録し、CPU105がそれを判定する手順を持つことで、アナ
ウンス送信サービスを受けたくない加入者2201にも対応
することができる。
【0076】また、CPU105が発信者が押した「特番」を
判定し、アナウンスを聞かずに発呼する手順を持つこと
で、緊急時等、急いで電話をかけたい場合の問題を解消
することができる。
【0077】
【発明の効果】第1の効果として、発呼者が電話をかけ
る際、通話状態になるまでの間アナウンスを流して情報
提供することにより、加入者が無駄な時間を有効利用で
き、かつ情報を得やすくなり、電話会社がサービス提供
することによる加入者の増加を得、アナウンスを提供す
る事業者が一般に対するコマーシャル効果を得ることが
あげられる。
【0078】第2の効果として、前記情報提供の手段
に、アナウンスを一定時間以上流すための時間を確実に
設定できることがあげられる。
【0079】第3の効果として、前記情報提供を行った
場合に、加入者は通常より安く加入/通話でき、アナウ
ンスを提供する事業者からのアナウンス料によって、電
話会社は自らが負担せずに加入料又は通話料を安くし、
加入者に対する満足度を得られることがあげられる。
【0080】第4の効果として、アナウンス「不要」を
交換制御局が判定して前記情報提供をしないことで、ア
ナウンスを受けたくない加入者にも対応できることがあ
げられる。
【0081】第5の効果として、前記情報提供を、交換
制御局が「特番」を判定してカットする手順を持ち、緊
急時等のトラブルを避けられることがあげられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における、アナウンスデータベースとア
ナウンス送信装置が独立した場合のシステム構成図であ
る。
【図2】本発明における、アナウンスデータベースとア
ナウンス送信装置が一体化した場合のシステム構成図で
ある。
【図3】本発明における、図1のシステム構成において
タイマにてアナウンス送信時間を制御し、着信応答され
るまでアナウンスを送信する場合の発呼手順例を示す図
(1/3)である。
【図4】本発明における、図1のシステム構成において
タイマにてアナウンス送信時間を制御し、着信応答され
るまでアナウンスを送信する場合の発呼手順例を示す図
(2/3)である。
【図5】本発明における、図1のシステム構成において
タイマにてアナウンス送信時間を制御し、着信応答され
るまでアナウンスを送信する場合の発呼手順例を示す図
(3/3)である。
【図6】本発明における、図1のシステム構成において
タイマにてアナウンス送信時間を制御し、制御時間分だ
けアナウンスを送信する場合の発呼手順例を示す図(1
/3)である。
【図7】本発明における、図1のシステム構成において
タイマにてアナウンス送信時間を制御し、制御時間分だ
けアナウンスを送信する場合の発呼手順例を示す図(2
/3)である。
【図8】本発明における、図1のシステム構成において
タイマにてアナウンス送信時間を制御し、制御時間分だ
けアナウンスを送信する場合の発呼手順例を示す図(3
/3)である。
【図9】本発明における、図1のシステム構成において
1アナウンスのみアナウンスを送信する場合の発呼手順
例を示す図(1/3)である。
【図10】本発明における、図1のシステム構成におい
て1アナウンスのみアナウンスを送信する場合の発呼手
順例を示す図(2/3)である。
【図11】本発明における、図1のシステム構成におい
て1アナウンスのみアナウンスを送信する場合の発呼手
順例を示す図(3/3)である。
【図12】本発明における、図2のシステム構成におい
てタイマにてアナウンス送信時間を制御し、着信応答さ
れるまでアナウンスを送信する場合の発呼手順例を示す
図(1/3)である。
【図13】本発明における、図2のシステム構成におい
てタイマにてアナウンス送信時間を制御し、着信応答さ
れるまでアナウンスを送信する場合の発呼手順例を示す
図(2/3)である。
【図14】本発明における、図2のシステム構成におい
てタイマにてアナウンス送信時間を制御し、着信応答さ
れるまでアナウンスを送信する場合の発呼手順例を示す
図(3/3)である。
【図15】本発明における、アナウンス不要の加入者の
発呼手順例を示す図である。(1/2)
【図16】本発明における、アナウンス不要の加入者の
発呼手順例を示す図である。(2/2)
【図17】本発明における、「特番」によりアナウンス
をカットした場合の発呼手順例を示す図である。(1/
2)
【図18】本発明における、「特番」によりアナウンス
をカットした場合の発呼手順例を示す図である。(2/
2)
【図19】本発明における、加入者管理データベース構
成図である。
【図20】本発明における、アナウンスデータベース構
成図である。
【図21】本発明における、交換制御局の制御手順を示
す図である。
【図22】本発明における、加入者が加入した際に加入
者管理データベースに加入者情報を登録する手順を示す
図である。
【図23】本発明における、アナウンスを提供する事業
者がアナウンスデータベースにアナウンス情報を、アナ
ウンス送信装置にアナウンスを登録する手順を示す図で
ある。
【図24】本発明における、アナウンスデータベースが
交換制御局よりアナウンス情報を受け取り、アナウンス
番号を選択する手順を示す図である。
【図25】本発明における、アナウンスの送信回数に依
らず通話毎に各通話料を一定割り引きする「課金処理手
順を示す図である。
【図26】本発明における、アナウンスの送信回数に依
らず通話料を一定額差し引く課金処理手順を示す図であ
る。
【図27】本発明における、アナウンスの送信回数に依
り通話料を割り引く課金処理手順を示す図である。
【図28】本発明における、アナウンスの送信回数に依
らない課金システムでの支払額例を示す図である。
【図29】本発明における、アナウンスの送信回数に依
る課金システムでの支払額例を示す図である。
【図30】本発明における、アナウンスの送信回数に依
るアナウンス料開示手順を示す図である。
【符号の説明】
103・・・移動端末 105・・・交換制御局 108・・・タイマ 111・・・加入者管理データベース 113・・・アナウンスデータベース 115・・・アナウンス送信装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月1日(2000.9.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】電話システムにおける呼設定確立方法及
び情報サービス提供方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/04 D

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話システムに加入する加入者の加入者番
    号及び加入者情報を保持する加入者管理データベース
    と、 前記加入者に対し提供するアナウンスと該アナウンスを
    提供される対象者情報とを保持するアナウンスデータベ
    ースと、 前記加入者の発呼の際に、発呼側の加入者番号を検索キ
    ーに設定し前記加入者管理データベースから関連する加
    入者情報を検索し、該検索により見つかった加入者情報
    を前記対象者情報として検索キーに設定し前記アナウン
    スデータベースを検索し、該検索により見つかったアナ
    ウンスを通話が開始される前に前記発呼側の加入者に対
    し送信する制御手段と、 を備えることを特徴とする呼設定時における情報提供シ
    ステム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載された呼設定時における情
    報提供システムにおいて、 さらに、アナウンスを送信している時間を管理するタイ
    マ手段を備え、 前記制御手段は前記タイマの時間に基づいて発呼者に前
    記アナウンスを送信することを特徴とする呼設定時にお
    ける情報提供システム。
  3. 【請求項3】請求項1に記載された呼設定時における情
    報提供システムにおいて、 前記アナウンスデータベースに保持される複数のアナウ
    ンスの各々は、送信時間が実質的にほぼ同じ長さである
    ことを特徴とする呼設定時における情報提供システム。
  4. 【請求項4】請求項1に記載された呼設定時における情
    報提供システムにおいて、 前記アナウンスの送信終了後に呼の設定をし被呼先を呼
    出すことを特徴とする呼設定時における情報提供システ
    ム。
  5. 【請求項5】請求項1に記載された呼設定時における情
    報提供システムにおいて、 前記アナウンスの送信終了後に呼の設定をし被呼先を呼
    び出すことを特徴とする呼設定時における情報提供シス
    テム。
  6. 【請求項6】請求項1に記載された呼設定時における情
    報提供システムにおいて、 前記アナウンスの送信と並行して呼の設定をすることを
    特徴とする呼設定時における情報提供システム。
  7. 【請求項7】請求項6に記載された呼設定時における情
    報提供システムにおいて、 前記制御手段は、前記呼の設定により被呼先が応答する
    と前記アナウンスの送信を終了することを特徴とする呼
    設定時における情報提供システム。
  8. 【請求項8】請求項6に記載された呼設定時における情
    報提供システムにおいて、 前記制御手段は、前記アナウンスの送信と並行して呼の
    設定をする際に、前記呼の設定に基づく呼出音よりも大
    きい音量で前記アナウンスを送信することを特徴とする
    呼設定時における情報提供システム。
  9. 【請求項9】請求項1に記載された呼設定時における情
    報提供システムにおいて、 さらに、前記加入者の課金を行う課金手段を備え、前記
    課金手段は、前記アナウンスを送信された発呼者の課金
    を前記アナウンスの送信度合いに応じて計算することを
    特徴とする呼設定時における情報提供システム。
  10. 【請求項10】請求項1に記載された呼設定時における
    情報提供システムにおいて、 前記加入者管理データベースには、さらに、加入者毎に
    アナウンス提供要否情報を有し、前記制御手段は、加入
    者の発呼の際に、前記加入者管理データベースから前記
    アナウンス提供要否情報を検索し、該検索結果が「要」
    の場合にのみアナウンスを送信することを特徴とする呼
    設定時における情報提供システム。
  11. 【請求項11】請求項1に記載された呼設定時における
    情報提供システムにおいて、 発呼の際に、被呼者番号に対しあらかじめ定められた特
    番が付加され発呼があった場合には通常の呼設定を行
    い、被呼者番号のみで発呼された場合には前記アナウン
    スを提供することを特徴とする情報提供システム。
  12. 【請求項12】呼設定の際の情報提供方法において、 発呼端末からの送信される呼設定情報を受信するステッ
    プと、 前記発呼端末に対し広告・宣伝情報を送信しするステッ
    プと、を有することを特徴とする呼設定の際の情報提供
    方法。
  13. 【請求項13】呼設定の際の情報提供方法において、 発呼端末からの送信される呼設定情報を受信するステッ
    プと、 前記呼設定情報に基づいて前記加入者に送信すべき広告
    ・宣伝情報を選択するステップと、 前記発呼端末に対し前記選択された広告・宣伝情報を送
    信しするステップと、を有することを特徴とする呼設定
    の際の情報提供方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003016348A (ja) * 2001-07-04 2003-01-17 Nec Commun Syst Ltd 広告配信方法
JP2003032717A (ja) * 2001-07-13 2003-01-31 Nec Corp 移動体通信システム及びそのサービス情報提供方法
JP2016116103A (ja) * 2014-12-16 2016-06-23 尚寛 小泉 広告配信システム、方法およびプログラム

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