JP2001110197A - 半導体メモリ装置 - Google Patents

半導体メモリ装置

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JP2001110197A
JP2001110197A JP28868299A JP28868299A JP2001110197A JP 2001110197 A JP2001110197 A JP 2001110197A JP 28868299 A JP28868299 A JP 28868299A JP 28868299 A JP28868299 A JP 28868299A JP 2001110197 A JP2001110197 A JP 2001110197A
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memory
macro
function
redundancy
sram
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JP28868299A
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Hiroaki Okuyama
博昭 奥山
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SRAMの展開性に優れ、面積ロスが小さ
く、異なる機能の小容量のSRAMが複数個必要な場合
においても冗長機能を実現できる自由度の高い冗長メモ
リを備えた半導体メモリ装置を提供する。 【解決手段】 SRAMとしての通常のリード/ライト
動作を行うに必要な回路を全て含み、かつ冗長救済機能
を搭載していない複数の同一メモリマクロ10−1〜1
0−8で、LSIが1つの機能に対して要求する必要な
メモリ容量のメモリ機能ブロックを構成し、さらに、通
常メモリマクロ10−1〜10−8と同一の冗長専用メ
モリマクロ10−Rを少なくとも1つ用意し、通常メモ
リマクロ10−1〜10−8内の任意のメモリマクロに
欠陥が存在して冗長救済を行う場合は、欠陥が存在する
メモリマクロと冗長専用メモリマクロ10−Rとをメモ
リマクロ単位で置き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に半導体メモ
リ装置に関し、特に、欠陥を救済する冗長メモリセルア
レイを備えた半導体メモリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、大容量のスタティック型メモ
リ(SRAM)やダイナミック型メモリ(DRAM)な
どの半導体メモリにおいては、製造時の歩留りを向上さ
せるために冗長回路を備えている。
【0003】冗長機能に関しては、メモリに関する記述
が含まれる数多くの半導体関連の書籍、学会誌、論文誌
にその詳細が記載されている。
【0004】近年、マイクロプロセッサやシステムLS
I等のLSIに内蔵されるSRAMにおいても、その容
量が増加し、製造時の歩留りを向上させるために冗長回
路を搭載する必要が出てきた。以下の記載では、半導体
メモリとしてSRAMを用いた場合についてをこの発明
の一例として説明する。
【0005】以下に、従来の半導体メモリ装置について
説明する。
【0006】図5は、このような半導体メモリ装置の一
構成例を示したブロック図である。
【0007】図5において、5は、1つの機能に対して
LSIで要求される必要なメモリ容量を構成するメモリ
機能ブロックで、図では8個のSRAMマクロ15−1
〜15−8から構成されている場合を示している。各S
RAMマクロ15−1〜15−8は、メモリセルアレイ
101、ワード線デコーダ111、センス回路122、
入出回路123の基本構成を有する。制御回路、アドレ
スバッファ等の回路は簡素化の為に省略してある。ま
た、各SRAMマクロ15−1〜15−8には、冗長機
能に対応した冗長ビット線131、欠陥箇所と冗長ビッ
ト線を切替える切替回路132、切替制御回路133、
切替えの有無を検出する検出回路134が含まれてい
る。21は、各SRAMマクロ15−1〜15−8に供
給されるアドレスバス、データバス、制御信号線等の信
号線である。
【0008】以上のように構成された半導体メモリ装置
について、以下、その動作を説明する。
【0009】LSIには異なる機能ごとに異なる容量の
SRAMが内蔵される。さらに、異なるLSIには異な
る容量のSRAMが内蔵される。これらのLSIにSR
AMを内蔵する場合、SRAMとしての通常のリード/
ライト動作を行うに必要な回路を全て含んだ一定容量の
SRAMマクロを用意し、LSIを構成する際に必要な
SRAM容量分のSRAMマクロを複数個配置すること
で機能的に1つのメモリ機能ブロックを実現する手法を
とる。図5においては、1つで完全にSRAMとして動
作するSRAMマクロ15を8個配置することで、LS
Iの1つの機能に必要なメモリ容量のメモリ機能ブロッ
ク5を構成している。
【0010】このような構成手法をとるSRAMに対し
て冗長機能を実現する場合、図5で示したように、それ
ぞれのSRAMマクロ15内に冗長機能を備える構成を
とる。これは、前記のとおり、それぞれのSRAMマク
ロ15は単独で完全にSRAMとして動作する必要があ
るからである。つまり、それぞれのSRAMマクロ15
内に冗長機能に対応した冗長ビット線131を付加し、
SRAMの検査結果に基づいてメモリセルアレイ101
内に欠陥が存在して動作不良になった場合、切替回路1
32によって欠陥箇所と冗長ビット線131を切替える
ことで不良を救済する。検出回路134で切替えの有無
を検出し、切替制御回路133で切替回路132を制御
して切替えが必要な場合にのみ切替えを行う。
【0011】SRAMマクロ内での冗長機能実現手法
は、数多くの文献、特許に記載されており、本発明で
は、その手法は1つに制限されるものでは無いので、こ
こでは詳細は述べない。
【0012】このようにLSIに内蔵されているSRA
Mに対して冗長機能を実現する場合、従来は、冗長機能
を有したSRAMとして完全に動作するSRAMマクロ
15を用意し、それを複数個配置することで、LSIの
1つの機能に対して必要なメモリ容量を構成するメモリ
機能ブロックを実現している。
【0013】図6は、半導体メモリ装置の別の構成例を
示したブロック図である図6において、6はSRAMマ
クロで、1つの機能に対してLSIで要求される必要な
メモリ容量を構成するメモリ機能ブロックを1つのSR
AMマクロとして構成する場合を示している。SRAM
マクロ6は、この例では、8個のメモリセルアレイ14
0−1〜140−8から構成される場合を示している。
141はワード線デコーダ、142はワード線ドライ
バ、143はセンス回路、147はデータ入出力回路で
ある。さらに、冗長機能に対応する為に冗長セルアレイ
140−9、140−10を配置し、欠陥が存在するメ
モリセルアレイと冗長セルアレイを切替える切替回路1
46、切替制御回路145、切替の有無を検出する検出
回路144が含まれている。
【0014】これらの構成は任意であるが、図5で示し
た例との違いは、1つの機能に対してLSIで要求され
る必要なメモリ容量を構成するメモリ機能ブロック単位
で、1つのSRAMマクロとして用意する点である。例
えば、データ入出力回路147、記載は省略してある
が、制御回路、アドレスバッファ等の回路、冗長機能を
実現する切替回路146、切替制御回路145、検出回
路144等は、SRAMマクロ6全体としてSRAMの
動作を実現できる最低限必要な個数のみあれば良い。
【0015】その動作は一般のSRAMと同じであり、
冗長機能の動作に関しては、メモリセルアレイ140−
1〜140−8のどこかに欠陥が存在して動作不良にな
った場合、切替回路146によって欠陥箇所と冗長セル
アレイ140−9、140−10を切替えることで不良
を救済する。
【0016】この例においても、SRAMマクロ内での
冗長機能実現手法は1つに制限されるものではないの
で、ここでは詳細は述べない。
【0017】このように、第2の従来例においては、1
つの機能に対してLSIで要求される必要なメモリ容量
を構成するメモリ機能ブロック単位で、冗長機能を有し
た1つのSRAMマクロとして用意する構成をとる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の第1の構成では、各SRAMマクロ15ごとに冗長
機能を実現する為の冗長ビット線131、切替回路13
2、切替制御回路133、検出回路134が通常のSR
AMマクロに付加されることで、各SRAMマクロ15
の面積は大きく増大している。
【0019】半導体メモリ装置においては、欠陥の存在
確率や冗長機能搭載による面積増を考慮して、冗長救済
機能を搭載することによる歩留り上昇効果が得られる最
低メモリ容量がある。経験的に、SRAMにおいては、
例えば、256Kビットもしくは512Kビット以上で
冗長救済機能搭載効果がある。それに対し、SRAMマ
クロは、例えば、32Kビット〜64Kビットといった
小さい容量で用意される。
【0020】つまり、LSIの1つの機能として必要な
メモリ機能ブロック5の合計メモリ容量から見れば冗長
救済機能を搭載する効果がある場合でも、実際にはそれ
より小さい容量のSRAMマクロ単位15で冗長救済機
能を搭載することになり、面積ロスが非常に大きくなっ
てしまい、LSIの高集積化にとって大きな問題とな
る。
【0021】また、前記従来の第2の構成では、1つの
機能に対してLSIで要求される必要なメモリ容量を構
成するメモリ機能ブロック単位で、冗長機能を有した1
つのSRAMマクロ6として用意する必要がある。これ
は、LSIで要求される機能に対する必要なメモリ容量
が変われば、そのメモリ容量に応じてSRAMマクロを
用意する必要があり、LSIにSRAMを内蔵する際の
SRAMの展開性にとって大きな問題となる。
【0022】さらに、LSIで異なる機能毎にSRAM
が複数個必要で、かつ、おのおのの機能で必要なメモリ
容量はそれぞれ、冗長救済機能を搭載する効果が無い小
さい容量であるが、複数の機能で必要なメモリ容量を合
計すると冗長救済機能を搭載する効果が有る大きな容量
になるという場合、この方式では冗長機能を実現するこ
とが出来ない。なぜなら、用意するSRAMマクロは冗
長救済機能を搭載する効果が無い小さい容量であり、冗
長救済機能を搭載すると面積ロスが出るからである。
【0023】つまり、異なる機能毎に小容量のSRAM
が複数個必要で、SRAM容量を合計すると冗長機能が
必要な程大容量になるLSIにおいて、SRAMの冗長
救済機能を搭載することが出来ないという大きな問題が
ある。
【0024】したがって、本発明は、上記従来の問題点
を解決するもので、SRAMの展開性に優れ、かつ、面
積ロスが小さい冗長メモリを備えた半導体メモリ装置、
さらには、異なる機能の小容量のSRAMが複数個必要
な場合においても冗長機能を実現できる自由度の高い冗
長メモリを備えた半導体メモリ装置を提供することを目
的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明では、冗長救済機能を有していない通常のメ
モリマクロを複数個用い、メモリマクロに欠陥が存在し
て冗長救済を行う場合は、欠陥が存在するメモリマクロ
と冗長専用メモリマクロとをメモリマクロ単位で置き換
える冗長手段をとる。
【0026】具体的に、請求項1記載の発明に係る半導
体メモリ装置は、冗長救済機能を搭載していない複数の
同一メモリマクロと、少なくとも1つの前記メモリマク
ロと同一の冗長専用メモリマクロと、前記メモリマクロ
内の欠陥を検出する手段と、前記検出手段に対応して、
欠陥が存在する前記メモリマクロと前記冗長専用メモリ
マクロとをメモリマクロ単位で置き換える冗長手段とを
備えたことを特徴とする。
【0027】また、請求項2記載の発明に係る半導体メ
モリ装置は、冗長救済機能を搭載していない複数の同一
メモリマクロから構成されるメモリ機能ブロックを有す
る半導体メモリ装置において、前記メモリマクロ内の欠
陥を検出する手段と、前記検出手段に応じて、前記メモ
リマクロの中で欠陥が存在しない複数の前記メモリマク
ロを用いて前記メモリ機能ブロックを構成する手段とを
備えたことを特徴する。
【0028】また、請求項3記載の発明に半導体メモリ
装置は、複数の目的に対応する複数のメモリ機能ブロッ
クを有する半導体メモリ装置において、前記メモリ機能
ブロックは、各々、冗長救済機能を搭載していない複数
の同一メモリマクロから構成され、少なくとも1つの前
記メモリマクロと同一の冗長専用メモリマクロと、前記
メモリマクロ内の欠陥を検出する手段と、前記検出手段
に対応して、欠陥が存在する前記メモリマクロと前記冗
長専用メモリマクロとをメモリマクロ単位で置き換える
冗長機能実現手段とを備え、前記冗長専用メモリマクロ
は、前記複数のメモリ機能ブロック内の任意のメモリマ
クロとメモリマクロ単位で置き換えられることを特徴と
する。
【0029】加えて、請求項1、2または3に記載の発
明に係る半導体メモリ装置において、前記メモリマクロ
は各々、複数のメモリセルからなるメモリセルアレイ
と、外部から与えられるアドレス信号をデコードしてメ
モリセルを選択するアドレスデコード回路と、メモリセ
ルアレイからの出力データを増幅するセンスアンプ回
路、外部とデータを入出力する入出力バッファ回路とを
備え、単一のメモリマクロで、通常のリード/ライトが
可能なメモリを構成することが好ましい。
【0030】以上の構成により、請求項1、4記載の発
明に係る半導体メモリ装置では、冗長救済機能を搭載し
ていない複数の同一メモリマクロで、LSIが1つの機
能に対して要求する必要なメモリ容量のメモリ機能ブロ
ックを構成し、さらに、通常メモリマクロと同一の冗長
専用メモリマクロを少なくとも1つ用意し、通常メモリ
マクロに欠陥が存在して冗長救済を行う場合は、欠陥が
存在する通常メモリマクロと冗長専用メモリマクロとを
メモリマクロ単位で置き換える。これにより、異なるメ
モリ容量に対応するSRAMの展開性に優れ、かつ、面
積ロスが小さく、自由度が高い冗長メモリを備えた半導
体メモリ装置を実現することができる。
【0031】また、請求項2、4記載の発明に係る半導
体メモリ装置では、冗長救済機能を搭載していない複数
の同一メモリマクロの中から、欠陥が存在しない複数の
メモリマクロを選択して、LSIが1つの機能に対して
必要なメモリ容量のメモリ機能ブロックを構成すること
で、異なるメモリ容量に対応するSRAMの展開性に優
れ、かつ、面積ロスが小さく、自由度が高い冗長メモリ
を備えた半導体メモリ装置を実現することができる。
【0032】また、請求項3、4記載の発明に係る半導
体メモリ装置では、複数の目的に対応する複数のメモリ
機能ブロックが必要な半導体メモリ装置において、複数
のメモリ機能ブロック内の任意のメモリマクロと、通常
メモリマクロと同一の冗長専用メモリマクロとを、メモ
リマクロ単位で置き換えることで冗長機能を実現する。
これにより、異なる機能の小容量のSRAMが複数個必
要なLSIにおいても自由度の高い冗長機能を実現する
ことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。
【0034】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1による半導体メモリ装置の構成例を示すブロック
図である。図2は、図1のSRAMマクロ10の詳細な
構成例を示すブロック図である。
【0035】図1において、10−1〜10−8は、S
RAMとしての通常のリード/ライト動作が可能なよう
に必要な回路を全て含んだ一定容量のSRAMマクロ
で、この詳細な構成は図2で示す。本実施の形態では、
SRAMマクロが8個の場合を示してある。10−Rは
冗長専用SRAMマクロで、その構成は通常SRAMマ
クロ10−1〜10−8と全く同一である。21は、各
SRAMマクロ10−1〜10−8、10−Rに供給さ
れるアドレスバス、データバス、制御信号線等の信号線
であり、32は切替制御回路、31は欠陥の有無に基づ
き切替えの有無を検出する検出回路である。
【0036】図2に示したSRAMマクロ10は、通常
用いられる一般的なものであり、データ読み出し時は、
アドレス信号ADに応じてワード線デコーダ111、ワ
ード線ドライバ112によりワード線WLを活性化さ
せ、メモリセルアレイ101のビット線BLからの出力
データをカラムスイッチ121で選択し、センス回路1
22で増幅してデータ入出力回路123によってデータ
出力DOを出力する。データ書き込み時は、データ入力
DIをデータ入出力回路123、ビット線BLを介して
メモリセルアレイ101内のメモリセルに書き込む。そ
の制御はクロックCLK、制御信号SIGが入力される
制御回路130によって行われる。図1の冗長専用SR
AMマクロ10−RもこのSRAMマクロ10と全く同
一である。
【0037】以上のように構成された本実施の形態の半
導体メモリ装置において、冗長機能を実現する手法に関
し、以下で説明する。
【0038】従来例で述べたように、LSIには異なる
機能ごとに異なる容量のSRAMが内蔵される。さらに
異なるLSIには異なる容量のSRAMが内蔵される。
これらのLSIにSRAMを内蔵する場合、SRAMと
しての通常のリード/ライト動作を行うのに必要な回路
を全て含んだ一定容量のSRAMマクロを用意し、LS
Iを構成する際に、必要なSRAM容量分のSRAMマ
クロを複数個配置することで機能的に1つのメモリ機能
ブロックを実現する手法をとる。図1及び図2における
SRAMマクロ10−1〜10−8は、このような完全
にSRAMとして動作するSRAMマクロであり、この
単一のSRAMマクロを用意し、LSIの1つの機能に
対して必要なメモリ容量分だけ複数個配置することで、
1つのメモリ機能ブロックを実現する。SRAMとして
用意するのは単一のSRAMマクロであり、その配置個
数、配置位置は、LSIごとに自由に決めれば良く、異
なるメモリ容量に対応するSRAMの展開性に非常に優
れている。
【0039】LSIにおけるこのようなメモリ構成手法
において、通常SRAMマクロ10−1〜10−8と全
く同一の冗長専用SRAMマクロ10−Rを余分にLS
Iに配置する。通常SRAMマクロ10−1〜10−8
のどれかが検査の結果不良と判定された場合は、不良の
SRAMマクロと冗長専用SRAMマクロ10−Rとを
SRAMマクロ単位で動作的に切替える。切替えは検出
回路31で欠陥の有無に基づき切替えの有無を検出し、
切替制御回路32でアドレスバス、データバス、制御信
号線等の信号線21を制御することで行う。切替検出手
法、切替制御回路等は、数多くの文献、特許に記載され
ており、容易に実現できる。また、本発明では、その手
法は1つに制限されるものでは無いが、一例として、不
良のSRAMマクロがアクセスされることを検出回路3
1で検出した場合、不良のSRAMマクロに非選択信号
を送り、代わりに冗長専用SRAMマクロ10−Rに選
択信号を送るように切替制御回路32で制御することで
も容易に実現できる。
【0040】また、冗長専用SRAMマクロ10−Rを
複数個配置し、SRAMマクロ10−1〜10−8の中
で欠陥が存在する複数のSRAMマクロを置き換えるこ
とも可能である。
【0041】このように、冗長専用SRAMマクロを何
個配置するかは、LSIの機能ごとに必要なメモリ容量
に応じて、LSIを構成する際に任意に設定することが
できる。また必要なメモリ容量が小さい場合は冗長専用
SRAMマクロを配置しなければ全く面積増加が発生し
ない。つまり、1種類のSRAMマクロ10を用意する
だけで、冗長機能の有無、面積増加の割合、任意の冗長
救済能力を、LSIを構成する際に任意に設定すること
ができる。
【0042】また、例えば、1個のSRAMマクロ10
のメモリ容量が小さく、SRAMマクロ内に冗長機能を
搭載すると面積増加が大きすぎる場合でも、8個に1
個、もしくは、16個に1個の割合で冗長専用SRAM
マクロ10−Rを配置すれば面積増加を小さくすること
が出来る。
【0043】以上のように、上記実施の形態1によれ
ば、冗長救済機能を搭載していない複数の同一SRAM
マクロ10で、LSIが1つの機能に対して要求する必
要なメモリ容量のメモリ機能ブロックを構成し、さら
に、通常SRAMマクロ10−1〜10−8と同一の冗
長専用SRAMマクロ10−Rを少なくとも1つ用意
し、通常SRAMマクロ10内の任意のSRAMマクロ
に欠陥が存在して冗長救済を行う場合は、欠陥が存在す
る通常SRAMマクロと冗長専用SRAMマクロ10−
RとをSRAMマクロ単位で置き換える。これにより、
異なるメモリ容量に対応するSRAMの展開性に優れ、
かつ、面積ロスが小さく、自由度が高い冗長メモリを備
えた半導体メモリ装置を実現することができる。
【0044】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2による半導体メモリ装置の構成例を示すブロック
図である。
【0045】図3において、10−1〜10−9はSR
AMとしての通常のリード/ライト動作を行うのに必要
な回路を全て含んだ一定容量のSRAMマクロである。
LSIを構成する際に、全てのSRAMマクロ10−1
〜10−9を検査し、LSIの1つの機能に対して必要
なメモリ容量を構成する為に必要な個数のSRAMマク
ロを選択するようにする。図では、SRAMマクロ10
−7に欠陥が存在し、検査の結果不良と判定された為
に、残りの8個のSRAMマクロ10−1〜10−6、
10−8、10−9でメモリ機能ブロック1を構成する
例を示している。欠陥が存在するSRAMマクロ10−
7以外をアクセスする手法は、本発明の実施の形態1で
述べた冗長救済と同様に、検出回路33で欠陥の有無に
基づき切替えの有無を検出し、切替制御回路34でアド
レスバス、データバス、制御信号線等の信号線21を制
御することで行う。
【0046】SRAMマクロ10を何個配置するかは、
LSIの機能ごとに必要なメモリ容量に応じて、LSI
を構成する際に任意に設定することができる。つまり、
1種類SRAMマクロ10を用意するだけで、LSIを
構成する際に、任意の冗長救済能力を設定することがで
きるのと同じことを実現できる。
【0047】以上のように、上記実施の形態2によれ
ば、冗長救済機能を搭載していない複数の同一SRAM
マクロ10−1〜10−9の中から、欠陥が存在しない
複数のSRAMマクロを選択して、LSIが1つの機能
に対して必要なメモリ容量のメモリ機能ブロック1を構
成することで、異なるメモリ容量に対応するSRAMの
展開性に優れ、かつ、面積ロスが小さく、自由度が高い
冗長メモリを備えた半導体メモリ装置を実現することが
できる。
【0048】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の
形態3による半導体メモリ装置の構成例を示すブロック
図である。
【0049】図4において、2、3はLSIにおける異
なる目的に対応するメモリ機能ブロックであり、4はC
PUである。例えば、命令用のSRAM、データ用のS
RAMの2つのメモリ機能ブロック2、3を必要とする
場合等である。12−1〜12−4、13−1〜13−
4は異なる目的のメモリ機能ブロック2、3を構成する
全て同一のSRAMマクロであり、この例ではそれぞれ
4個のSRAMマクロ12、13でメモリ機能ブロック
2、3が構成されている場合を示している。
【0050】例えば、SRAMマクロ12、13のメモ
リ容量がそれぞれ32Kビットの場合、メモリ機能ブロ
ック2、3のそれぞれの合計メモリ容量は128Kビッ
トになり、冗長救済機能を搭載する効果が無い小さい容
量である。しかし、LSIとしての合計メモリ容量はメ
モリ機能ブロック2、3のメモリ容量を合計して256
Kビットになり、これは、冗長救済機能を搭載する効果
が有る大きな容量になる。
【0051】このような構成の本実施の形態による半導
体メモリ装置において、冗長機能を実現する手法に関
し、以下で説明する。
【0052】通常SRAMマクロ12、13と全く同一
の冗長専用SRAMマクロ14を配置する。2つのメモ
リ機能ブロック2、3のSRAMマクロ12−1〜12
−4、13−1〜13−4のどれかに欠陥が存在し検査
の結果不良と判定された場合は、不良のSRAMマクロ
と冗長専用SRAMマクロ14とをSRAMマクロ単位
で動作的に切替える。切替えは検出回路35で欠陥の有
無に基づき切替えの有無を検出し、切替制御回路36で
バス切替回路37と2つのメモリ機能ブロック2、3の
それぞれのアドレスバス、データバス、制御信号線等の
信号線22、23を制御することで行う。冗長専用SR
AMマクロ14からの入出力信号は、2つのメモリ機能
ブロック2、3のそれぞれのアドレスバス、データバ
ス、制御信号線等の信号線22、23のどちらにでも接
続できるように、バス切替回路37によって切替えるこ
とで、異なるメモリ機能ブロック2、3に関係なく、ど
のSRAMマクロ12−1〜12−4、13−1〜13
−4とも置き換えることが可能である。つまり、メモリ
機能ブロック2内のSRAMマクロ12−1〜12−4
のどれかと置き換える場合は、冗長専用SRAMマクロ
14をメモリ機能ブロック2のアドレスバス、データバ
ス、制御信号線等の信号線22と接続し、逆に、メモリ
機能ブロック3内のSRAMマクロ13−1〜13−4
のどれかと置き換える場合は、冗長専用SRAMマクロ
14をメモリ機能ブロック3のアドレスバス、データバ
ス、制御信号線等の信号線23と接続するように、バス
切替回路37によって切替えることで、異なるメモリ機
能ブロック2、3に関係なく、どのSRAMマクロ12
−1〜12−4、13−1〜13−4とも置き換えるこ
とが可能である。
【0053】なお、ここではメモリ機能ブロックが2つ
の場合を示したが、3つ以上の場合でも全く同様に切替
えることが出来る。
【0054】以上のように、上記実施の形態3によれ
ば、複数の目的に対応する複数のSRAM機能ブロック
2、3が必要なLSIにおいて、複数のメモリ機能ブロ
ック2、3内の任意のSRAMマクロ12−1〜12−
4、13−1〜13−4の中で欠陥が存在するSRAM
マクロと、通常メモリマクロ12−1〜12−4、13
−1〜13−4と同一の冗長専用SRAMマクロ14と
を、SRAMマクロ単位で置き換えることで冗長機能を
実現する。これにより、異なる機能の小容量のSRAM
が複数個必要なLSIにおいても自由度の高い冗長機能
を実現することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体メ
モリ装置によれば、冗長救済機能を搭載していない複数
の同一メモリマクロで、LSIが1つの機能に対して要
求する必要なメモリ容量のメモリ機能ブロックを構成
し、さらに、通常メモリマクロと同一の冗長専用メモリ
マクロを少なくとも1つ用意し、通常メモリマクロに欠
陥が存在して冗長救済を行う場合は、欠陥が存在する通
常メモリマクロと冗長専用メモリマクロとをメモリマク
ロ単位で置き換える。これにより、異なるメモリ容量に
対応するSRAMの展開性に優れ、かつ、面積ロスが小
さく、自由度が高い冗長メモリを備えた半導体メモリ装
置を実現することができる。
【0056】また、冗長救済機能を搭載していない複数
の同一メモリマクロの中から、欠陥が存在しない複数の
メモリマクロを選択して、LSIが1つの機能に対して
必要なメモリ容量のメモリ機能ブロックを構成すること
で、異なるメモリ容量に対応するSRAMの展開性に優
れ、かつ、面積ロスが小さく、自由度が高い冗長メモリ
を備えた半導体メモリ装置を実現することができる。
【0057】更に、複数の目的に対応する複数のメモリ
機能ブロックが必要なLSIにおいて、複数のメモリ機
能ブロック内の任意のメモリマクロと、通常メモリマク
ロと同一の冗長専用メモリマクロとを、メモリマクロ単
位で置き換えることで冗長機能を実現する。これによ
り、異なる機能の小容量のSRAMが複数個必要なLS
Iにおいても自由度の高い冗長機能を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による半導体メモリ装
置の構成例を示すブロック図
【図2】 図1に示したSRAMマクロの詳細な構成例
を示すブロック図
【図3】 本発明の実施の形態2による半導体メモリ装
置の構成例を示すブロック図
【図4】 本発明の実施の形態3による半導体メモリ装
置の構成例を示すブロック図
【図5】 第1の従来例による半導体メモリ装置の一例
を示したブロック図
【図6】 第2の従来例による半導体メモリ装置の一例
を示したブロック図
【符号の説明】
10−1〜10−9、12−1〜12−4、13−1〜
13−4 通常SRAMマクロ(メモリマクロ) 10−R、14 冗長専用SRAMマクロ(冗長専用メ
モリマクロ) 1、2、3 メモリ機能ブロック 31、33、35 検出回路 32、34、36 切替制御回路 37 バス切替回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冗長救済機能を搭載していない複数の同
    一メモリマクロと、 少なくとも1つの前記メモリマクロと同一の冗長専用メ
    モリマクロと、 前記メモリマクロ内の欠陥を検出する手段と、 前記検出手段に対応して、欠陥が存在する前記メモリマ
    クロと前記冗長専用メモリマクロとをメモリマクロ単位
    で置き換える冗長手段とを備えたことを特徴とする半導
    体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 冗長救済機能を搭載していない複数の同
    一メモリマクロから構成されるメモリ機能ブロックを有
    する半導体メモリ装置において、 前記メモリマクロ内の欠陥を検出する手段と、 前記検出手段に応じて、前記メモリマクロの中で欠陥が
    存在しない複数の前記メモリマクロを用いて前記メモリ
    機能ブロックを構成する手段とを備えたことを特徴とす
    る半導体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 複数の目的に対応する複数のメモリ機能
    ブロックを有する半導体メモリ装置において、 前記メモリ機能ブロックは、各々、冗長救済機能を搭載
    していない複数の同一メモリマクロから構成され、 少なくとも1つの前記メモリマクロと同一の冗長専用メ
    モリマクロと、 前記メモリマクロ内の欠陥を検出する手段と、 前記検出手段に対応して、欠陥が存在する前記メモリマ
    クロと前記冗長専用メモリマクロとをメモリマクロ単位
    で置き換える冗長機能実現手段とを備え、 前記冗長専用メモリマクロは、前記複数のメモリ機能ブ
    ロック内の任意のメモリマクロとメモリマクロ単位で置
    き換えられることを特徴とする半導体メモリ装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリマクロは各々、 複数のメモリセルからなるメモリセルアレイと、 外部から与えられるアドレス信号をデコードしてメモリ
    セルを選択するアドレスデコード回路と、 メモリセルアレイからの出力データを増幅するセンスア
    ンプ回路と、 外部とデータを入出力する入出力バッファ回路とを備
    え、 単一の前記メモリマクロで、通常のリード/ライトが可
    能なメモリを構成することを特徴とする請求項1から3
    のいずれか一項に記載の半導体メモリ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008310923A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Nec Electronics Corp 半導体装置
US7570535B2 (en) 2004-01-28 2009-08-04 Nec Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit device having memory macros and logic cores on board

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