JP2001109650A - 情報提供システム - Google Patents

情報提供システム

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JP2001109650A
JP2001109650A JP28907299A JP28907299A JP2001109650A JP 2001109650 A JP2001109650 A JP 2001109650A JP 28907299 A JP28907299 A JP 28907299A JP 28907299 A JP28907299 A JP 28907299A JP 2001109650 A JP2001109650 A JP 2001109650A
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Takeshi Endo
遠藤健史
Fukuko Nin
任伏虎
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BASIC ENGINEERING KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上に分散している空間データを
管理可能なサーバに集中させ、サーバが保持している管
理情報を常時フレキシブルな状態(斬新な情報)にする
ことができること。また、サーバが保持している管理情
報を共有財産として位置付け、特にクライアントが前記
情報を相互に利用することができること。 【解決手段】 クライアントは、サーバが保持するメタ
データ並びにこれにリンク設定可能な空間データセット
の管理情報を修正登録をするための情報を発信する登録
情報発信制御手段を備え、一方、前記サーバは、登録情
報発信制御手段から受け取った修正登録用情報に基づい
て前記格納手段に保持されているサーバ・コンポーネン
トの管理情報を修正登録する前記修正登録制御手段を備
えていることを特徴とする情報提供システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報提供システム
に関し、特に空間データ(例えば境界といった地理空間
の情報)を提供することができる情報提供システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】ニューメディア時代と言われている今
日、コンピューを使用しての情報獲得が企業を中心に盛
んに行われるようになってきている。その一つにサーバ
(情報を持っている者)が膨大な情報を収集・整理して
コンピュータに蓄積し、利用者側(クライアント或いは
ユーザ)の求めに応じて必要な情報を迅速に提供する産
業(データベース・サービス)が登場している。
【0003】ところで、従来、この種のデータベース・
サービスの一例として、「地図表示システム」が提案さ
れている(特開平10−240124号公報)。
【0004】本発明の提案に近いと考えられる前記「地
図表示システム」の構成は次の通りである。
【0005】「複数の地理情報サーバと、該地理情報サ
ーバの検索が可能な地理情報検索サーバと、地図を表示
するクライアントとが互いにネツトワークを介して接続
されており、該地理情報サーバの持つ地理情報をクライ
アントに表示させることが可能な地図表示システムであ
って、前記地理情報検索サーバは、各地理情報サーバが
提供できる地理情報のインデックス情報を含むインデッ
クス情報データベースと、このインデックス情報データ
ベースからクライアントに表示する地図に適合する複数
の地理情報サーバを検索し、かつ、複数の地理情報サー
バの存在場所を含む組み合わせリストを生成する地理情
報サーバ検索手段とを有しており、一方、前記クライア
ントは、組み合わせリストを取得するための地理情報検
索サーバアクセス手段と、この組み合わせリストが指定
する複数の地理情報サーバから複数の地理情報を同一画
面上に座標が一致するように重畳させて表示するユーザ
インターフェース手段とを有している地図表示システ
ム。」 上記構成にあっては、確かに1つの地理情報サーバでは
提供できないような様々な要求に対応することができる
空間データ(地図)を、ネットワーク環境を通じてユー
ザ或いはクライアントに情報を提供することができる。
【0006】しかしながら、この地図表示システムの欠
点は、複数の地理情報サーバが地理情報をクライアント
に情報を提供するだけなので、情報がいわゆる一方向で
ある。すなわち、クライアントは、地理情報検索サーバ
にアクセス(検索信号を送信)し、該地理情報検索サー
バから「複数の地理情報サーバの組み合わせリスト(情
報)」を貰う(取得する)だけである。
【0007】したがって、クライアントが欲しいホット
な情報を必ずしも得ることができない、サーバ側が格納
手段に保持している情報が斬新ではないなどの問題点が
あった。
【0008】ところで、前記のような地理情報システム
(GIS)には、空間地図、衛星画像、それに関連する
属性データベースなどのデータが含まれるが、GISデ
ータの作成、メンテナンスは、大変な労力と時間を必要
とする。
【0009】したがって、取り分け、分散環境にある地
理情報システム(GIS)間でのデータの共有こそが、
情報提供システムの実施化へのカギとも言える。このよ
うな目的意識の中で、現在利用なシステムとしては、イ
ンターネットGIS、メタデータシステムなどを挙げる
ことができるが、例えば下記のような課題が未解決のま
ま残っている。 (1)メタデータに関して 現在のメタデータシステムとGISクリアリングハウス
プロジェクトは、データベース管理システムを基に開発
されたものであるが、メタデータの基準はこれらのシス
テムが開発される前に決まっており、このメタデータ項
目は変更をすることができない。そのため、2つの問題
が発生している。一つは、メタデータの基準が変わった
り、ユーザがメタデータ項目を変更(修正,追加,削除
等)するには、システムの修正やプログラムレベルでの
再構築が必要である。もう一つは、システム同士が異な
る基準を採用している場合や、同じ基準でも採用してい
る部分が異なる場合には、メタデータの共有が非常に困
難である。 (2)ソースデータの登録と管理に関して 現在のシステムには、メタデータシステムとGISとを
統合してGISデータを保管、管理する機能がない。そ
のため、GISデータをGISクリアリングハウスへ即
座に登録することができず、結局、データの提起者がメ
ンテナンスをしなければならない。GISデータを公開
するには、まずデータ提供者がデータをシステム管理者
に提出し、次にシステム管理者が内部インターフェイス
を使ってGISクリアリングハウスにデータを登録す
る。このように、データ公開システムは、データ開発シ
ステムと連携していない。
【0010】これでは利用可能に空間データを瞬時に最
大限に公開するという目的は妨げられ、各データ提起者
によるメンテナンスを逐一行わなければ、当初斬新なデ
ータも次第に古くなり、データそのものの有用性を失
う。
【0011】そこで、現在、上記のように問題点を解消
することができる情報提供システムの出現が要望されい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来の要望点に鑑み、第1の目的は、ネットワーク上に
分散している空間データを管理可能なサーバに集中さ
せ、サーバが保持している管理情報を常時フレキシブル
な状態(斬新な情報)にすることができることである。
第2の目的は、サーバが保持している管理情報を共有財
産として位置付け、特にクライアントが前記情報を相互
に利用することができることである。第2の目的は、空
間情報の相互運用性を図るために、クライアントの要望
する保存形式を即時に提供することができることであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の情報提供システ
ムは、サーバとクライアントとを含み、ネットワーク環
境を通して情報提供可能な情報提供システムであり、前
記サーバは情報を検索する検索手段、分散環境にある情
報を統一的に保持する格納手段、データベースとして体
系付けられた情報を修正登録する修正登録制御手段とを
それぞれ有し、また、前記クライアントはサーバに対し
て所望の情報をアクセスするアクセス手段、情報の出入
力を行うインターフェース手段とを有し、さらに、前記
クライアントは、サーバが保持するメタデータ並びにこ
れにリンク設定可能な空間データセットの管理情報を修
正登録をするための情報を発信する登録情報発信制御手
段を備え、一方、前記サーバは、登録情報発信制御手段
から受け取った修正登録用情報に基づいて前記格納手段
に保持されているサーバ・コンポーネントの管理情報を
修正登録する前記修正登録制御手段を備えていることを
特徴とする。
【0014】上記構成に於いて、サーバ・コンポーネン
トの管理情報は、メタデータデータベースで管理された
複数のメタデータと、これらのメタデータにそれぞれリ
ンク設定可能な複数個の空間データを有する空間データ
セットであることを特徴とする。また、サーバは管理者
によってグループ毎に権限を割り当てられた認証を確認
する認証確認手段を有し、また修正登録制御手段は前記
認証確認手段によって認証されたクライアントの修正登
録用情報のみをサーバ側の格納手段のコンポーネントに
登録するように構成されている。またサーバ1は、メタ
データを管理するDMDサーバ1Aと、空間データを管
理するDSDサーバ1Bとに区分けされ、前記DMDサ
ーバ1Aは、利用者の中のクライアントアカウント権
限、メタデータベースの構築、メタデータの修正登録を
管理をすることができるように構成され、一方、前記D
SDサーバ1Bは、データのセキュリテイ、空間データ
セットの修正登録、ファイルのフォーマット変換を管理
することができるように構成されている。また空間デー
タセット21は、帰納的に構成された複数のデータファ
イルやデータセットの集合体であり、上位データセット
は下位データセットのデータIDのみ持っていることを
特徴とする。またサーバ1は、修正登録制御手段11と
電気的に接続するデータフォーマット変換手段19を有
し、このデータフォーマット変換手段19は、一般の利
用者5又はクライアント2がDSDサーバ1Bで管理す
る空間データ16をオーダする過程に於いて、所望のフ
ァイルの保存形式をサーバ1に要求した場合に指定され
たフォーマットに変換することを特徴とする。またサー
バ1の格納手段12には、拡張子を含む変換入力可能な
複数個のフォーマット及び変換出力可能な複数個のフォ
ーマットを格納した記憶領域が設定されており、一方、
クライアント2はインターフェース32を操作して表示
画面34に[オーダ情報]ダイアログ45を呼び出し、
所望のファイルの保存形式をフォーマットオーダ手段3
7を介してサーバ1にフォーマットの変換を申し込むこ
とができるように構成されていることを特徴とする。ま
たクライアント2は、修正登録情報を作成する際に、テ
ンプレート39を利用してメタデータデータベースのコ
ンフィギュレーションを作成すること(S2)を特徴と
する。さらに、クライアント2の登録情報発信制御手段
31には、表示画面34にメタデータ15の必要項目の
みを表示するビュー手段38が電気的に接続しているこ
とを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図8に示す一実施
例について説明する。Xはサーバ1とクライアント2と
を含み、ネットワーク環境3を通じて修正登録用情報4
をクライアント2からサーバ1に提供可能な情報提供シ
ステム(装置)である。
【0016】前記サーバ1は、本実施例では、図2で示
すようにメタデータを管理するDMDサーバ1Aと、空
間データを管理するDSDサーバ1Bとを有する。DM
Dサーバ1AとDSDサーバ1Bは、同じ場所の管理空
間に存在しても良いし、また異なる場所の管理空間に存
在していても良い。
【0017】ここで、DMDサーバ1Aは、利用者の中
のクライアントアカウント権限、メタデータベースの構
築、メタデータの作成や更新(修正登録)及びメタデー
タの検索やデータセットのオーダの管理等をするメタデ
ータサーバを意味する。一方、DSDサーバ1Bは、デ
ータのセキュリテイ、空間データセットの登録や編集
(修正登録)、データカタログのメンテナンス、ファイ
ルのフォーマット変換及びリモートファイルのアクセス
権等を管理するデータ供給サーバを意味する。
【0018】一方、前記クライアント2は、広義では一
般の利用者(ユーザ)の意味合いで使用されているが、
本実施例では、図1で示すようにサーバ1に対して双方
向で情報のやり取り(提供)をすることができ、かつ、
割り当てられた権限の範囲内に於いて作成したメタデー
タを既存空間データセットとリンクさせ、又は新規空間
データセットを作成してサーバ側の保持する管理情報に
対して修正登録をすることができる制限的な利用者を意
味する。
【0019】ここで、前記割り当てられた権限の範囲内
とは、全てのクライアントがサーバ側の管理情報を自由
に修正することができるとうことではなく、例えばAグ
ループのクライアントA1乃至Anは、Aグループに関
するメタデータ及びそれに関連付けられた空間データの
みを修正することができると言う意味合いである。した
がって、本実施例ではBグループのクライアントB1乃
至Bnは、AグループのクライアントA1乃至Anが修
正した登録済みの管理情報を検索し、かつ、当該管理情
報を取得することはできるが、原則としてAグループの
修正した修正登録情報を自由に書換えることはできな
い。
【0020】ここで、サーバ1側のハードを説明する前
に、本実施例に於けるセキュリティ管理について述べる
と次の通りである。 (1)管理者が一般の利用者5の中からクライアント2
として登録し、サーバ1保持の管理情報に対してアクセ
ス可能なパスワードとアカウントを設定する。 (2)管理者が複数のクライアント2に、空間データセ
ットの閲覧、更新登録に使用するデータサーバを割り当
てる。 (3)管理者がどのクライアントアカウントかを、例え
ばAグループ、Bグループ等、どのクライアントアカウ
ントに所属するかを決定する。 (4)原則としてクライアントは、1つ以上のクライア
ントアカウントグループA,B…nに所属し、各クライ
アントアカウントグループは、それぞれ異なる権限を持
つ。 (5)管理者又は情報提供者が、各クライアントアカウ
ントグループA,B…nに自分の提供するデータに対す
る閲覧や編集(修正登録)の権限を割り当てる。なお、
本実施例では前記情報提供をしたクライアントも管理者
の一員になることができる。 (6)管理者又はデータの作成者がデータセット情報を
保存する。 (7)クライアント2がデータにアクセスしたり、また
与えられた権限を使って新規作成を含む編集、削除等の
操作を行い、かつ、修正登録用情報4をサーバ1に送信
する。この際、サーバ1は認証確認手段を介し、当該ク
ライアント2がサーバが保持する管理情報に対してどの
範囲まで修正権限を有するか否か(どのグループに属す
るクライアントか)を確認する。
【0021】前記ネットワーク環境3は、複数個のコン
ピュータが接続されたローカルエリアネットワークのみ
ならず、いわゆるインターネットも含まれる。したがっ
て、この情報提供システムXでは、複数のクライアント
情報端末装置(クライアント)2からインターネットを
利用して検索や情報提供の通信要求が情報提供装置(サ
ーバ)1にあった場合に、両装置1,2との間で通信路
が開く。
【0022】さて、図1を参照にサーバ1及びクライア
ント2が備えている主な構成要件について説明する。ま
ずサーバ1は、通信手段10、修正登録制御手段11、
格納手段12、格納手段に保持されているサーバ・コン
ポーネント13の管理情報15,16、パスワード、ア
カウント等を確認する認証確認手段6、そして、データ
フォーマット変換手段19をそれぞれ有する。以下、こ
れらの構成要件を順番に説明する。
【0023】前記通信手段10は、送受信機能を有し、
例えば一般の利用者(ユーザ)からの検索要求を受付、
かつ、検索手段14による検索結果を一般のユーザに返
信する。本実施例では、特に権限を割り当てられたクラ
イアント2がサーバ1の保持する管理情報15,16を
権限の枠内で修正登録した場合には、該修正登録用情報
4に関しては双方向なので、通信手段10はクライアン
ト2の修正登録用情報4も受付る。
【0024】前記修正登録制御手段11は、クライアン
ト2から通信手段10を介して受け取った修正登録用情
報4に基づき、サーバ1の格納手段12に保持されてい
る管理情報15,16を常時フレキシブルな状態に修正
登録する。
【0025】前記格納手段12は、図2で示すようにD
MDサーバ1Aに格納されている複数個のメタデータ1
5と、DSDサーバ1Bに格納されている複数個の空間
データセット16とに区分されている。そして、少なく
ともDMDサーバ1Aの一つのメタデータ(AAA)
は、DSDサーバ1Bの一つの空間データセット(XX
X主題図)にリンクしている。
【0026】これらのメタデータ15及び空間データセ
ット16は、サーバ・コンポーネントの管理情報であ
る。したがって、管理者(修正権限を有するクライアン
ト)が収集、選定した登録情報は、それぞれ個別的にメ
ンテナンスが可能なように整理統合されている。
【0027】ここで、メタデータ15及び空間データセ
ット16の中身を説明する前に、IIMS(登録商標)
/DSSについて簡単に説明する。IIMS/DSS
は、本願出願人が創作した情報基盤管理システムであ
る。この情報基盤管理システムの一例が本発明の空間デ
ータの情報提供システムXである。IIMS/DSS
は、(a)クライアントのメタデータの登録・検索・管
理機能、(b)クライアントの空間データの登録・検索
・管理機能、(c)サーバにアクセスしたクライアント
の認証を確認する認証確認機能、(e)クライアントか
ら指定されたフォーマットへと変換するフォーマット機
能がある。
【0028】本発明の情報提供システムXは、IIMS
/DSSの前記特徴を発明として具現化したものであ
る。さて、メタデータ15の中身を説明する。メタデー
タ15は、空間データ16の内容を記述した「データ辞
書(索引のようなもの)」を意味する。やや専門的な言
い方をすれば、「データに関するデータ」、或いは情報
を索引化にしたデータカタログのようなものである。こ
のメタデータ15は、本実施例では複数個存在し、各メ
タデータ15には、空間データの所在、内容、特質、品
質、精度、利用条件、特徴等が記述されている。メタデ
ータ15は、例えば国際標準化機構(略称:ISO)の
規定、OGCが策定中或いは策定したものも含まれる。
【0029】ここで、メタデータの構造概念を簡単に説
明する。例えば文字列で宣言された識別子を有するメタ
データ項目は、グループ毎に分類されている。また各グ
ループの下には一つのメタデータ項目か、サブグループ
がある。図3で示すように、本実施例ではメタデータベ
ース20を構成要件とし、メタデータベース20は修正
権限を有するクライアントが、後述するテンプレートか
ら指定したメタデータ項目に基づいて作成することがで
きる。また、そのメタデータベースに新しいメタデータ
項目を追加することもできる。
【0030】したがって、メタデータ15は、複数個の
メタデータベース(メタデータDB)20にそれぞれ格
納され、各メタデータベース20にはそれぞれ複数個の
空間データセット21が関連付けられている。前述した
ようにメタデータベース20は、データ辞書15の内容
を索引或いはカタログ的に格納したものであるから、ク
ライアント2の視覚(表示画面)には、例えば「地図情
報データベース」、「行政情報ベータベース」「環境情
報データベース」、「埋設物情報データベース」、「施
設情報データベース」、「工作物データベース」などの
ように現れる。
【0031】次に空間データ16の中身について説明す
る。ここで、「空間データ」には、自然、人造物に関す
る地理的位置並びに性質、地球の各境界を識別するデー
タが含まれる。また、このような地理的空間データだけ
ではなく、位置情報に関連づけられた公的、私的な台帳
や統計・観測、音声・動画データも含まれる。
【0032】しかして、複数個の空間データ16は、本
実施例では空間データセット21としてDSDサーバ1
Bに管理的に格納されている。
【0033】ここで、一つの空間データセット21と複
数個の空間データ16との関係を理解するために、一つ
の空間データセット21が「ある行政区画の地理空間デ
ータセット」である場合について説明する。空間データ
セット21と複数個の空間データ16との関係は、観念
的には1つのバケツの中に複数の果物が収納されている
状態に例えることができるから、前記地理空間データセ
ットに中には、建物、道路、線路、ゴルフ場、埋蔵物、
山、畑、田圃、湖などに関する複数の地図(画像も含
む)ファイルが集合されているといったような関係であ
る。
【0034】そこで、空間データセットの構造概念を簡
単に説明する。本実施例では空間データセット21は、
ファイルやデータセットで帰納的に構成されている。す
なわち、データセットが他のデータセットに含まれてい
る場合、上位データセットは下位データセットのデータ
IDのみ持っていて、物理的にデータセットを所有する
ことはない。換言すると、全てのデータセットは同レベ
ルに存在し、データファイルのみがデータセットに保管
され、データセットは下位データセットとして他のデー
タセットとリンクする。この構造により、データファイ
ルの二重管理は一切発生せず、データセットの分類やプ
ロジェクトファイルへのリンクが容易となる。
【0035】ここでまた、空間データセット21に含ま
れている複数個の空間データ16の識別子について説明
する。今仮に空間データ16が「ある行政区画の地理空
間データセット」に含まれている場合、当該空間データ
16には、空間的特性を示す識別子、属性の項目を示す
識別子、位相関係を示す識別子、従属関係を示す識別
子、時間関係を示す識別子が宣言的に項目(例えば文
字)並びに登録内容(例えば文字や数値)として割り当
てられている。
【0036】しかして、前記空間的特性を示す識別子に
は、例えば形状、位置情報、属性、機能、位置関係、時
間的特性を含めることができる。また属性の項目を示す
識別子には、高さ、図形種別、施設種別、施設名、電話
番号、FAX番号、住所、郵便番号などを含めることが
できる。また位相関係を示す識別子には、包含関係や交
差関係を含めることができる。また従属関係を示す識別
子には、管理者又は修正登録用情報を提供したクライア
ントを含めることができる。そして、時間関係を示す識
別子には、管理情報を修正登録した時の日時を含めるこ
とができる。
【0037】次にメタデータベース20と空間データベ
ース21の数の関係について説明する。前述したバケツ
の例であるが、本実施例では修正権限を有するクライア
ント2が一定の条件の基でバケツの数を増やすことがで
きる。すなわち、AグルーブのクライアントA1が新規
な空間データセットを作成した場合には、該新規空間デ
ータセットをAグルーブの構成員のみが修正登録可能で
あることを条件としてDSDサーバ1Bに登録すること
ができる。
【0038】したがって、クライアント2が新規な空間
データセットを作成し、かつ、サーバ1に登録すればす
るほど空間データセットが増える。また、クライアント
2が既存の空間データセットの中身を変えれば変えるほ
ど、サーバ1の管理情報は斬新な情報になる。それ故
に、サーバ1の管理情報15,16は、常にフレキシブ
ルである。クライアント2は、新規な空間データセット
を作成する場合には、当然新規にメタデータレコードを
作成するので、新規な空間データセットの数に対応して
メタデータベース20の数も増える可能性がある。そし
て、新規なメタデータベース20と空間データベース2
1は互いに関係付けられている。
【0039】最後にデータフォーマット変換手段19
は、修正登録制御手段11と電気的に接続する。このデ
ータフォーマット変換手段19は、一般の利用者5又は
クライアント2がDSDサーバ1Bで管理する空間デー
タ16をオーダする過程に於いて、所望のファイルの保
存形式をサーバ1に要求した場合に指定されたフォーマ
ットに変換する。変換入力可能な複数個のフォーマット
及び変換出力可能な複数個のフォーマットには、それぞ
れ拡張子が付けられている。ここで、例えば変換入力可
能なフォーマットの一例を挙げると、[フォーマット
名:数値地図2500(空間データ基盤)、拡張子:
*.pgn……、備考:国土地理院作成。]である。一
方、変換出力可能なフォーマットの一例を挙げると、
[フォーマット名:RAWフォーマット、拡張子:*.
raw、備考:汎用画像フォーマット。]である。した
がって、サーバ1の格納手段12には、変換入力可能な
フォーマット及び変換出力可能なフォーマットを格納し
た記憶領域が設定されている。
【0040】次に管理者から修正権限を付与されたクラ
イアント2は、図1で示すようにサーバ1に対して所望
の情報をアクセスするアクセス手段30、登録情報発信
制御手段31、情報の出入力を行うユーザ・インターフ
ェース手段(以下、「インターフェース手段」とい
う。)32、格納手段33、フォーマットオーダ手段3
7、そして、ビュー手段38をそれぞれ有する。
【0041】前記アクセス手段30は、サーバ1の通信
手段10と同様に送受信機能を有し、例えば操作者が表
示画面34を含むインターフェース手段32を操作する
と、当該入力信号を制御する登録情報発信制御手段31
の制御信号にしたがって検索信号或いは修正登録用情報
信号4をサーバ1に送信する。また、クライアント1が
格納する格納手段33にサーバ1が保持している管理情
報をダウンロードするために、或いは表示画面34に表
示するために、サーバ1側1から管理情報を受信する。
【0042】前記登録情報発信制御手段31は、権限を
有するクライアント2が、サーバ1が格納手段12にコ
ンポーネント13として保持している管理情報15,1
6を修正登録するために、インターフェース手段32を
利用した場合に於いて、当該クライアント2の修正した
修正登録用情報4をアクセス手段30等に出力する機能
を有する。
【0043】ここで「修正登録用情報4」とは、サーバ
1が保持するメタデータベース20又は/及びこれにリ
ンク設定可能に空間データセット21の一部又は全部を
補正した情報、並びに前記メタデータベース20及び空
間データセット21を新規に作成した情報を言う。
【0044】クライアントの前記格納手段33には、例
えば記憶媒体(CD−ROM等)35の中身(プログラ
ム)をインストールすることにより、本発明の情報提供
システムXを利用するのに必要なアプリケーションソフ
トがコンポーネント36として格納されている。また、
格納手段33にはクライアント2がサーバ1から受け取
った管理情報がダウンロードすることにより格納され
る。
【0045】前記フォーマットオーダ手段37は、クラ
イアント2が自己の保存形式を所望の形式に変換したい
場合に於いて、操作者が表示画面34を見ながらインタ
ーェース手段32を操作すると、該入力信号に基づき所
定のフォーマットをオーダーする機能を発揮する。本実
施例では、このフォーマットオーダ手段37は登録情報
発信制御手段31の機能の一部である。
【0046】最後に登録情報発信制御手段31と電気的
に接続するビュー手段38について説明する。一般にビ
ューの用語は、不必要なデータを非表示にしたりするこ
とを意味する。そこで、本実施例のビュー手段38は、
利用者5が検索を行う時に、またクライアント2がメタ
データを登録する時に、目的や用途等に合わせて、必要
なメタデータ15の項目のみを表示するように、項目に
制限(フィルター)をかけている。
【0047】上記構成に於いて、まず、クライアント2
(一般の利用者5も可)が自己の端末装置の記憶手段3
3にサーバ1の空間データ16をダウンロードする場合
について説明する。
【0048】図4で示すように、まずDMDサーバ1A
(メタデータ管理)にログインする(Step1)。こ
れはIIMS/DSSサーバ1Bに登録されている空間
データの中から、メタデータを検索して特定の空間デー
タを自己のマシン上にダウンロードする前提条件であ
る。
【0049】クライアントの表示画面34には[DMD
クライアント]ダイアログ40が現れると、操作者はメ
タデータメニューの検索を操作手段(例えばマウス)を
介してクリックする(Step2)。
【0050】そうすると、次に[コンフィギュレーショ
ンの一覧]ダイアログ41が現れる。そこで、これから
検索するメタデータDBを選択する。コンフィギュレー
ションとは、一般にメタデータで管理する項目や、メタ
データを格納するデータベースの構造を定義したもので
あるが、ここでは操作者の検索対象となるメタデータD
Bのことを示す。本実施例ではこのダイアログ41に
は、環境情報データベース、行政情報データベース等が
現れているので、操作者は該一覧から、例えば検索した
いメタデータDB「行政情報データベース」を選択する
(Step3)。
【0051】そうすると、次に[メタデータの検索]ダ
イアログ42が表示画面34に現れる。このダイアログ
42には、レコードタイトル,項目ウインドウ,項目説
明ウインドウ、情報ウインドウ等の表示欄が設定されて
いる。そこで、操作者は「行政情報データベース」から
空間データ16を検索するために、検索条件を入力する
(Step4)。
【0052】ここで、検索条件の一例(ゴルフ場)を想
定し、検索条件の入力方法について説明する。まず、検
索条件の[メタデータタイトル]に“ゴルフ場”と入力
する。レコードタイトルに“ゴルフ場”と入力すると、
サーバ1の検索手段14は“ゴルフ場”という文字を含
むメタデータを検索対象とする。
【0053】次に操作者は、前記項目ウインドウから、
検索条件にする項目をマウスでクリックして選択する。
そうすると、前記情報ウインドウ43に選択した項目の
詳細情報が表示される。
【0054】そこで、操作者は情報ウインドウ43に検
索条件の値を入力する(Step5)。ここで、操作者
が、図5で示すような空間データを探し、かつ、ダウン
ロードして利用したいと仮定するならば、例えば「西側
境界座標」項目の検索方法に“値で検索”を選択し、か
つ、条件とする値に“138”(度)を入力する。同様
の手順で、「南側境界座礁」、「東側境界座礁」、「北
側境界座礁」にも検索条件の値を入力する。そして、最
後に「作成日付」が“1998年6月15日”であるこ
とを条件に設定する。このように検索条件を入力したな
らば、検索開始の印をクリックする。
【0055】次に検索が終了すると、表示画面34に
[メタデータの一覧]ダイアログ44が現れる。このダ
イアログ44には検索条件に該当するメタデータ14の
一覧が表示される。操作者は該当するメタデータレコー
ドが見つかったら、メタデータレコードを適宜にクリッ
クし、その詳細情報を確認する(Step6)。
【0056】そこで、操作者は探し出した空間データが
所望のものであれば、ダウンロードを試みることができ
る。
【0057】ところで、操作者がダウンロードをする場
合、クライアント2の保持する格納手段33が十分な容
量があるか否か確認する必要があるが、それと同時にフ
ォーマットの変換希望をする場合には、本実施例ではイ
ンターフェイス手段32を操作して[オーダ情報]ダイ
アログ45を表示画面に呼び出し、該ダイアログ45に
フォーマット変換に関する必要なフォーマット情報を入
力する。そして、所望する保存形式を申し込む(Ste
p7)。この一例を挙げると、操作者はダイアログ45
の「フォーマット」項目に“GBP”、記憶媒体に“F
ILE”を選択すると、サーバ1側のデータフォーマッ
ト変換手段19は、ファイルの保存形式を該入力項目に
基づき、つまり、サーバ1は指定されたファイルフォー
マットに変換する。このようにクライアント2は、DS
Dサーバ1Bで管理する空間データ16をオーダする過
程に於いて、所望のファイルの保存形式をサーバ1に要
求し、しかる後に、データを格納手段33にダウンロー
ド(取得)することができる。
【0058】次にクライアント2が修正登録用情報4を
作成、かつ、サーバ1の格納手段12に登録する一態様
について説明する。
【0059】クライアント2が修正登録用情報4をサー
バ1に送信する場合にも、その前提条件としてDMDサ
ーバ1Aにログインする必要がある(S1)。この場合
サーバ1は、クライアントが修正権限を有する者である
か否か、またどのグループに属するクライアントである
か否かなど、セキュリティ管理上必要な事項(クライア
ント2側認証手順)を認証確認手段6を介して確認す
る。
【0060】認証確認手段6が「修正権限をOK」する
と、クライアント2はDMDサーバ1Aに対して、修正
登録が可能な状態となる。以後、操作者(オペレータ)
は、システム管理の手順に基づいてインターフェイス手
段32を操作する。
【0061】まず、操作者は表示画面34を見ながらメ
タデータデータベースの作成を開始する前に、メタデー
タデータベースの論理的定義であるコンフィギュレーシ
ョン(定義)を作成する(S2)。このコンフィギュレ
ーションを作成する前に、図7で示すように予めテンプ
レート39を作成しておくと、以後同じような形式のコ
ンフィギュレーションを作成する際に、テンプレート3
9を利用することができるので、メタデータデータベー
スの作成作業が効率的に行えという利点がある。
【0062】次に操作者は表示画面34を見ながらメタ
データデータベースを作成する(S3)。このステップ
S3は、メタデータ15の物理的定義を作成することで
ある。すなわち、図7で示すようにコンフィギュレーシ
ョンは、メタデータデータベースの構造を論理的定義付
けしたに過ぎないことから、ここではさらにこの論理的
定義(宣言)に基づき、メタデータ15の物理的定義付
けを行う。これにより、作成後、当該メタデータ15の
登録及び検索を行えるようになる。つまり、一般の利用
者5やクライアント2は、メタデータ15を自己の端末
機に引き出すことが可能になる。
【0063】次に操作者は表示画面34を見ながらビュ
ーの作成を行う(S4)。このビューの作成に関して
は、本発明の特定要件ではないが、思想を公開するため
に、ここで簡単に記述する。ビューはメタデータデータ
ベースから必要な項目を抜き出し、利用者からみて使い
やすい仮想的なメタデータを作成したものである。した
がって、ビューの作成機能を有する情報提供システムの
実施例(本発明の利用発明)にあっては、一般の利用者
5がメタデータの検索を行ったり、或いはクライアント
2がメタデータを登録する際には、ビュー(S4)を介
して行うことができる。
【0064】次に操作者は表示画面34を見ながら空間
データセットの準備を行う(S5)。操作者はDSDサ
ーバ1B上に、空間データ16の保存先を準備する。す
なわち、このステップS5では、操作者は地図などの空
間ファイルを用意し、かつ、空間データの保存先を決定
して上で、当該空間データ16を空間データセット21
に登録する。前述したように空間データセット21は、
複数のファイル(レイヤなど)を一つの集合体に取り集
めたもの(地図)という取り扱いであるから、本実施例
では操作者は当該空間データ16の保存セットを明確に
するために、必ず空間データセットの準備を行う必要が
ある。
【0065】次に操作者は表示画面34を見ながらメタ
データレコードの登録を行う(S6,S7)。操作者
は、図7で示すように空間データ16からメタデータ内
容を検討し、メタデータの登録を行う。このステップS
6では、操作者は空間データセット21とメタデータ1
6を別々に登録して、後に関連付ける(リンクする)こ
とも可能である(S7)。また操作者は空間データセッ
ト21の準備を行うと同時に、メタデータ16の登録を
行うことができる。
【0066】図8は登録作業の流れを示す説明図であ
る。図8で示すように、操作者はクライアント2が提供
するメタデータ15と空間データセット21とのリンク
設定する際に、表示画面34内に現れた選択メニュー画
面41にしたがって、既存空間データセットとのリンク
するか、それとも新規空間データセットとリンクするか
を決定することができる。
【0067】
【実施例】情報提供システムXには、クライアント2の
登録情報発信制御手段31にビュー手段38を電気的に
接続することができる。この場合ビュー手段38は、表
示画面34に現れるメタデータ15の必要項目のみを表
示する機能を有し、例えば前記表示画面34に「表示
用」、「検索用」、「表示/検索兼用」のビューを現す
ように構成されている。
【0068】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の情報提供システムXは、クライアント2は、サーバ1
が保持するメタデータ15並びにこれにリンク設定可能
な空間データセット21の管理情報を修正登録のための
情報を発信する登録情報発信制御手段31を備え、一
方、前記サーバ1は、登録情報発信制御手段31から受
け取った修正登録用情報4に基づいてサーバ格納手段1
2に保持されているサーバ・コンポーネント13の管理
情報を修正登録する前記修正登録制御手段11を備えて
いるので、一般の利用者5及びクライアント2は、例え
ばビュー手段38を経由してサーバ1の管理情報15,
16を検索することができ、また前記クライアント2
は、その修正権限を有する範囲内に於いて、いつでも
「ホットな情報」をサーバに送ることができる。
【0069】したがって、本発明の情報提供システムX
は、サーバ1が保持する情報は常時フレキシブルな状態
となり、一般の利用者を含むクライアントは、特に空間
データを簡単かつ効果的に共有することができる。
【0070】さらに、本発明の利点を強調すると、デー
タファイルを二重に作成、保管、維持することを防ぐこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図8は本発明の一実施例を示す各説明図。
【図1】本発明の構成を示す基本的なブロック図。
【図2】サーバとクライアントの関係を示す説明図。
【図3】サーバの管理情報の中身を示す説明図。
【図4】一般の利用者又はクライアントがサーバの管理
情報をダウンロードする場合の処理手順を示すフロー
図。
【図5】一般の利用者又はクライアントがサーバの保持
する管理情報を検索する場合の説明図。
【図6】クライアントがサーバの保持する管理情報を修
正登録する場合の処理手順の一例を示すフロー図。
【図7】図6において、各手順の具体的な内容を示す概
略説明図。
【図8】図6において、空間データセットとリンク設定
する場合の一例を示した概略説明図。
【符号の説明】
X…情報提供システム、1…サーバ、1A…DMDサー
バ、1B…DSDサーバ、2…クライアント、3…ネッ
トワーク環境、4…修正登録用情報、5…一般のユー
ザ、6…認証確認手段、10…通信手段、11…修正登
録制御手段、12,33…格納手段、14…検索手段、
15…メタデータ、16…空間データ、19…データフ
ォーマット変換手段、20…メタデータベース、21…
空間データセツト、30…アクセス手段、31…登録情
報発信制御手段、32…インタェース手段、34…表示
画面、35…記憶媒体、36…コンポーネント、37…
フォーマットオーダ手段、38…ビュー手段。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバとクライアントとを含み、ネット
    ワーク環境を通して情報提供可能な情報提供システムで
    あり、前記サーバは情報を検索する検索手段、分散環境
    にある情報を統一的に保持する格納手段、データベース
    として体系付けられた情報を修正登録する修正登録制御
    手段とをそれぞれ有し、また、前記クライアントはサー
    バに対して所望の情報をアクセスするアクセス手段、情
    報の出入力を行うインターフェース手段とを有し、さら
    に、前記クライアントは、サーバが保持するメタデータ
    並びにこれにリンク設定可能な空間データセットの管理
    情報を修正登録をするための情報を発信する登録情報発
    信制御手段を備え、一方、前記サーバは、登録情報発信
    制御手段から受け取った修正登録用情報に基づいて前記
    格納手段に保持されているサーバ・コンポーネントの管
    理情報を修正登録する前記修正登録制御手段を備えてい
    ることを特徴とする情報提供システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、サーバ・コンポーネ
    ントの管理情報は、メタデータデータベースで管理され
    た複数のメタデータと、これらのメタデータにそれぞれ
    リンク設定可能な複数個の空間データを有する空間デー
    タセットであることを特徴とする情報提供システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、サーバは管理者によ
    ってグループ毎に権限を割り当てられた認証を確認する
    認証確認手段を有し、また修正登録制御手段は前記認証
    確認手段によって認証されたクライアントの修正登録用
    情報のみをサーバ側の格納手段のコンポーネントに登録
    するように構成されていることを特徴とする情報提供シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項3に於いて、サーバ
    1は、メタデータを管理するDMDサーバ1Aと、空間
    データを管理するDSDサーバ1Bとに区分けされ、前
    記DMDサーバ1Aは、利用者の中のクライアントアカ
    ウント権限、メタデータベースの構築、メタデータの修
    正登録を管理をすることができるように構成され、一
    方、前記DSDサーバ1Bは、データのセキュリテイ、
    空間データセットの修正登録、ファイルのフォーマット
    変換を管理することができるように構成されていること
    を特徴とする情報提供システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に於いて、空間データセット2
    1は、帰納的に構成された複数のデータファイルやデー
    タセットの集合体であり、上位データセットは下位デー
    タセットのデータIDのみ持っていることを特徴とする
    情報提供システム。
  6. 【請求項6】 請求項1に於いて、サーバ1は、修正登
    録制御手段11と電気的に接続するデータフォーマット
    変換手段19を有し、このデータフォーマット変換手段
    19は、一般の利用者5又はクライアント2がDSDサ
    ーバ1Bで管理する空間データ16をオーダする過程に
    於いて、所望のファイルの保存形式をサーバ1に要求し
    た場合に、指定されたフォーマットに変換することを特
    徴とする情報提供システム。
  7. 【請求項7】 請求項1に於いて、サーバ1の格納手段
    12には、拡張子を含む変換入力可能な複数個のフォー
    マット及び変換出力可能な複数個のフォーマットを格納
    した記憶領域が設定されており、一方、クライアント2
    はインターフェース32を操作して表示画面34に[オ
    ーダ情報]ダイアログ45を呼び出し、所望のファイル
    の保存形式をフォーマットオーダ手段37を介してサー
    バ1にフォーマットの変換を申し込むことができるよう
    に構成されていることを特徴とする情報提供システム。
  8. 【請求項8】 請求項1に於いて、クライアント2は、
    修正登録情報を作成する際に、テンプレート39を利用
    してメタデータデータベースのコンフィギュレーション
    を作成すること(S2)を特徴とする情報提供システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項1に於いて、クライアント2の登
    録情報発信制御手段31には、表示画面34にメタデー
    タ15の必要項目のみを表示するビュー手段38が電気
    的に接続していることを特徴とする情報提供システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100434038B1 (ko) * 2001-09-28 2004-06-04 한국전자통신연구원 리파지토리를 이용한 컴포넌트 정보 관리방법 및 그 시스템
JP2005302044A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Thomson Licensing メタデータを処理する方法および装置
JP2006119937A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Tsuyama Ichi データベースの更新方法及び更新システム
EP2869251A1 (en) 2013-10-30 2015-05-06 IPS Co., Ltd. Data management server and data management program

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