JP2001109602A - 印刷制御装置および印刷制御方法および記憶媒体 - Google Patents

印刷制御装置および印刷制御方法および記憶媒体

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JP2001109602A
JP2001109602A JP28621099A JP28621099A JP2001109602A JP 2001109602 A JP2001109602 A JP 2001109602A JP 28621099 A JP28621099 A JP 28621099A JP 28621099 A JP28621099 A JP 28621099A JP 2001109602 A JP2001109602 A JP 2001109602A
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Ken Utsunomiya
建 宇都宮
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信順に印刷ジョブを処理する場合に較べ
て、複数の印刷ジョブに必要な全体処理時間を格段に短
縮して、スループットを向上することである。 【解決手段】 上位装置から入力された印刷ジョブがR
AM19上のバッファ領域に複数溜まった際に、CPU
12が各印刷ジョブの印刷処理時間を予測して、印刷処
理時間が最短となるように各印刷ジョブの処理順序を決
定制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上位装置と通信し
て印刷ジョブを受信可能な印刷制御装置および該印刷制
御装置における印刷制御方法および記憶媒体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印刷制御装置において
は、ホストコンピュータ等の上位装置から入力された印
刷ジョブを順番に従って印刷処理を行なうものがあっ
た。
【0003】また、ホストコンピュータ等の上位装置か
ら入力された印刷ジョブの印刷順番を入れ換えることが
できるものもあるが、この場合は、ユーザの指定による
入れ換えであって、全ての印刷ジョブの印刷完了時間が
最短になるように最適化した順番に入れ換えるものでは
なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の印刷
ジョブ処理方法では、例えば、複数印刷ジョブの印刷時
に解析処理に時間がかかる印刷ジョブが先に処理されて
いる場合には、プリンタエンジンが止まったままの状態
が長く続き、その後の印刷ジョブが待たされているとい
う状況となり、ロス時間が大きなってしまう。
【0005】この場合、もし、入力された印刷ジョブの
解析に時間のかからない印刷ジョブが解析に時間のかか
る印刷ジョブの後にあれば、解析に時間のかからないジ
ョブを先に処理し、その印刷ジョブが印刷されている間
に解析に時間のかかるジョブの解析をすれば上記ロス時
間はかなり小さくなるにもかかわらずそのようなジョブ
制御が実行されていないため、ジョブ処理効率が悪いと
いう問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、上位装置から入力さ
れた印刷ジョブが複数溜まった際に、各印刷ジョブの印
刷処理時間を予測して、印刷処理時間が最短となるよう
に各印刷ジョブの処理順序を決定制御することにより、
受信順に印刷ジョブを処理する場合に較べて、複数の印
刷ジョブに必要な全体処理時間を格段に短縮して、スル
ープットを向上できる印刷制御装置および印刷制御方法
および記憶媒体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、上位装置から入力される複数の印刷ジョブを記憶す
るジョブ記憶手段(図2に示すRAM19上に確保され
る受信バッファ)と、前記ジョブ記憶手段に記憶される
各印刷ジョブを解析して印刷部が印刷可能な印刷データ
を生成する解析手段(図2に示すCPU12がROM1
3あるいは外部メモリ14に記憶される制御プログラム
を実行して解析処理する)と、前記ジョブ記憶手段に複
数の印刷ジョブが記憶されている場合に、前記解析手段
により前記印刷データを生成するまでに要する処理時間
を予測する予測手段(図2に示すCPU12がROM1
3あるいは外部メモリ14に記憶される制御プログラム
を実行して予測処理する)と、前記予測手段により予測
される各印刷ジョブの処理時間に基づき、前記ジョブ記
憶手段に記憶された各印刷ジョブから生成すべき印刷デ
ータの印刷処理時間が最短時間となるように各印刷ジョ
ブの処理順序を入れ換える入換手段(図2に示すCPU
12がROM13あるいは外部メモリ14に記憶される
制御プログラムを実行して入換え処理する)とを有する
ものである。
【0008】本発明に係る第2の発明は、前記解析手段
により前記印刷データを生成するまでに要した処理時間
を計測する計測手段(図2に示すCPU12がROM1
3あるいは外部メモリ14に記憶される制御プログラム
を実行して計測処理する)と、前記計測手段により計測
された各実処理時間を記憶する処理時間記憶手段(図2
に示すRAM19上に確保される)とを有し、前記予測
手段は、前記処理時間記憶手段に記憶された各実処理時
間を平均して得られる基準時間を参照して前記解析手段
により前記印刷データを生成するまでに要する処理時間
を予測するものである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、前記入換手段
は、前記ジョブ記憶手段に記憶される印刷ジョブ数があ
らかじめ設定される最適化開始数に等しい場合に、各印
刷ジョブの処理順序の入れ換え処理を開始するものであ
る。
【0010】本発明に係る第4の発明は、前記入換手段
は、各印刷ジョブの処理順序の入れ換え処理の開始を指
示するコマンドが入力された場合に、各印刷ジョブの処
理順序の入れ換え処理を開始するものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、前記最適化開
始数は、パネル入力により設定可能とするものである。
【0012】本発明に係る第6の発明は、前記最適化開
始数は、上位装置からのコマンドにより設定可能とする
ものである。
【0013】本発明に係る第7の発明は、上位装置(例
えば図2に示すホストコンピュータ3000)から入力
される複数の印刷ジョブをメモリに蓄積する蓄積工程
(図8に示すステップ(1))と、前記メモリに蓄積さ
れる各印刷ジョブを解析して印刷部が印刷可能な印刷デ
ータを生成する解析工程(図8に示すステップ(2))
と、前記メモリに複数の印刷ジョブが記憶されている場
合に、前記解析工程により前記印刷データを生成するま
でに要する処理時間を予測する予測工程(図8に示すス
テップ(5))と、前記予測工程により予測される各印
刷ジョブの処理時間に基づき、前記メモリに蓄積された
各印刷ジョブから生成すべき印刷データの印刷処理時間
が最短時間となるように各印刷ジョブの処理順序を入れ
換える入換工程(図8に示すステップ(8))とを有す
るものである。
【0014】本発明に係る第8の発明は、前記解析工程
により前記印刷データを生成するまでに要した処理時間
を計測する計測工程(図示しない)と、前記計測工程に
より計測された各実処理時間を前記メモリに記憶させる
処理時間記憶工程(図示しない)とを有し、前記予測工
程は、前記メモリに記憶された各実処理時間を平均して
得られる基準時間を参照して前記解析工程により前記印
刷データを生成するまでに要する処理時間を予測するも
のである。
【0015】本発明に係る第9の発明は、前記入換工程
は、前記メモリに記憶される印刷ジョブ数があらかじめ
設定される最適化開始数に等しい場合に、各印刷ジョブ
の処理順序の入れ換え処理を開始するものである。
【0016】本発明に係る第10の発明は、前記入換工
程は、各印刷ジョブの処理順序の入れ換え処理の開始を
指示するコマンドが入力された場合に、各印刷ジョブの
処理順序の入れ換え処理を開始するものである。
【0017】本発明に係る第11の発明は、前記最適化
開始数は、パネル入力により設定可能とするものであ
る。
【0018】本発明に係る第12の発明は、前記最適化
開始数は、上位装置からのコマンドにより設定可能とす
るものである。
【0019】本発明に係る第13の発明は、上位装置
(例えば図2に示すホストコンピュータ3000)と通
信して印刷ジョブを受信可能な印刷制御装置に、前記上
位装置から入力される複数の印刷ジョブをメモリに蓄積
する蓄積工程(図8に示すステップ(1))と、前記メ
モリに蓄積される各印刷ジョブを解析して印刷部が印刷
可能な印刷データを生成する解析工程(図8に示すステ
ップ(2))と、前記メモリに複数の印刷ジョブが記憶
されている場合に、前記解析工程により前記印刷データ
を生成するまでに要する処理時間を予測する予測工程
(図8に示すステップ(5))と、前記予測工程により
予測される各印刷ジョブの処理時間に基づき、前記メモ
リに蓄積された各印刷ジョブから生成すべき印刷データ
の印刷処理時間が最短時間となるように各印刷ジョブの
処理順序を入れ換える入換工程(図8に示すステップ
(8))とを実行させるためのプログラムを記録媒体に
コンピュータが読み取り可能に記録させたものである。
【0020】本発明に係る第14の発明は、前記印刷制
御装置に、さらに前記解析工程により前記印刷データを
生成するまでに要した処理時間を計測する計測工程(図
示しない)と、前記計測工程により計測された各実処理
時間を前記メモリに記憶させる処理時間記憶工程(図示
しない)とを実行させるためのプログラムを記録し、前
記予測工程は、前記メモリに記憶された各実処理時間を
平均して得られる基準時間を参照して前記解析工程によ
り前記印刷データを生成するまでに要する処理時間を予
測するものである。
【0021】本発明に係る第15の発明は、前記入換工
程は、前記メモリに記憶される印刷ジョブ数があらかじ
め設定される最適化開始数に等しい場合に、各印刷ジョ
ブの処理順序の入れ換え処理を開始するものである。
【0022】本発明に係る第16の発明は、前記入換工
程は、各印刷ジョブの処理順序の入れ換え処理の開始を
指示するコマンドが入力された場合に、各印刷ジョブの
処理順序の入れ換え処理を開始するものである。
【0023】本発明に係る第17の発明は、前記最適化
開始数は、パネル入力により設定可能とするものであ
る。
【0024】本発明に係る第18の発明は、前記最適化
開始数は、上位装置からのコマンドにより設定可能とす
るものである。
【0025】
【発明の実施の形態】本実施形態の構成を説明する前
に、本実施形態を適用するに好適なレーザビームプリン
タの構成について図1を参照しながら説明する。なお、
本実施形態を適用するプリンタは、レーザビームプリン
タに限られるものではなく、他のプリント方式のプリン
タ、例えばインクジェットプリンタでも良いことは言う
までもない。
【0026】図1は、本発明を適用可能な出力装置の構
成を示す断面図であり、例えばレーザビームプリンタ
(LBP)の場合を示す。
【0027】図において、1000はLBP本体(以
下、プリンタという)であり、外部に接続されているホ
ストコンピュータから供給される印刷情報(文字コード
等)やフォーム情報あるいはマクロ命令等を入力して記
憶するとともに、それらの情報に従って対応する文字パ
ターンやフォームパターン等を作成し、記録媒体である
記録紙等に像を形成する。
【0028】1012は操作パネルで、操作のためのス
イッチおよびLED表示器等が配されている。1001
は前記プリンタ1000全体の制御およびホストコンピ
ュータから供給される文字情報等を解析するプリンタ制
御ユニットで、主に文字情報を対応する文字パターンの
ビデオ信号に変換してレーザドライバ1002に出力す
る。
【0029】レーザドライバ1002は半導体レーザ1
003を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ1003から発射されるレー
ザ光1004をオン・オフ切り換えする。レーザ光10
04は回転多面鏡1005で左右方向に振らされて静電
ドラム1006上を走査露光する。
【0030】これにより、静電ドラム1006上には文
字パターンの静電潜像が形成されることになる。この潜
像は、静電ドラム1006周囲に配設された現像ユニッ
ト1007により現像された後、記録紙に転写される。
【0031】この記録紙にはカットシートを用い、カッ
トシート記録紙はプリンタ1000に装着した用紙カセ
ット1008に収納され、給紙ローラ1009および搬
送ローラ1010と搬送ローラ1011とにより、装置
内に取り込まれて、静電ドラム1006に供給される。
【0032】また、プリンタ1000には、図示しない
カードスロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォン
トに加えてオプションフ井ントカード,言語系の異なる
制御カード(エミュレーションカード)を接続できるよ
うに構成されている。
【0033】〔第1実施形態〕図2は、本発明の第1実
施形態を示す印刷制御装置を適用可能なプリンタ制御シ
ステムの構成を説明するブロック図である。ここでは、
レーザビームプリンタ(図1)を例にして説明する。な
お、本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機器
であっても、複数の機器からなるシステムであっても、
LAN等のネットワークを介して処理が行われるシステ
ムであっても本発明を適用できることは言うまでもな
い。
【0034】図において、3000はホストコンピュー
タで、ROM3のプログラム用ROMに記憶された文書
処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文字,表
(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行するC
PU1を備え、システムバス4に接続される各デバイス
をCPU1が総括的に制御する。
【0035】また、このROM3のプログラム用ROM
には、CPU1の制御プログラム等を記憶し、ROM3
のフォント用ROMには上記文書処理の際に使用するフ
ォントデータ等を記憶し、ROM3のデータ用ROMは
上記文書処理等を行う際に使用する各種データを記憶す
る。
【0036】2はRAMで、CPU1の主メモリ,ワー
クエリア等として機能する。5はキーボードコントロー
ラ(KBC)で、キーボード(KB)9や不図示のポイ
ンティングデバイスからのキー入力を制御する。6はC
RTコントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ
(CRT)10の表示を制御する。
【0037】7はメモリコントローラ(MC)で、ブー
トプログラム,種々のアプリケーション,フォントデー
タ,ユーザファイル,編集ファイル等を記憶するハード
ディスク(HD)、フロッピーディスク(FD)等の外
部メモリ11とのアクセスを制御する。8はプリンタコ
ントローラ(PRTC)で、所定の双方向性インタフェ
ース(インタフェース)21を介してプリンタ1000
に接続されて、プリンタ1000との通信制御処理を実
行する。
【0038】なお、CPU1は、例えばRAM2上に設
定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展
開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのW
YSIWYGを可能としている。
【0039】また、CPU1は、CRT10上の不図示
のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登
録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を
実行する。
【0040】プリンタ1000において、12はプリン
タCPU(CPU)で、ROM13のプログラム用RO
Mに記憶された制御プログラム等或いは外部メモリ14
に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス
15に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的
に制御し、印刷部インタフェース16を介して接続され
る印刷部(プリンタエンジン)17に出力情報としての
画像信号を出力する。
【0041】また、このROM13のプログラムROM
には、図3、図5、図9のフローチャートで示されるよ
うなCPU12の制御プログラム等を記憶する。ROM
13のフォント用ROMには上記出力情報を生成する際
に使用するフォントデータ等を記憶し、ROM13のデ
ータ用ROMにはハードディスク等の外部メモリ14が
無いプリンタの場合には、ホストコンピュータ上で利用
される情報等を記憶している。CPU12は入力部18
を介してホストコンピュータとの通信処理が可能となっ
ており、プリンタ内の情報等をホストコンピュータ30
00に通知可能に構成されている。
【0042】19は前記CPU12の主メモリ、ワーク
エリア等として機能するRAMで、図示しない増設ポー
トに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡
張することができるように構成されている。
【0043】なお、RAM19は、出力情報展開領域、
環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。前述
したハードディスク(HD)、ICカード等の外部メモ
リ14は、メモリコントローラ(MC)20によりアク
セスを制御される。外部メモリ14は、オプションとし
て接続され、フォントデータ、エミュレーションプログ
ラム、フォームデータ等を記憶する。また、1012は
前述した操作パネルで操作のためのスイッチおよびLE
D表示器等が配されている。
【0044】また、前述した外部メモリは1個に限ら
ず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオ
プションフォントカード,言語系の異なるプリンタ制御
言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数
接続できるように構成されていても良い。
【0045】さらに、図示しないNVRAMを有し、操
作パネル1012からのプリンタモード設定情報を記憶
するようにしても良い。
【0046】図3は、本発明に係る印刷制御装置におけ
るジョブ処理状態の流れを説明するブロック図である。
【0047】図において、入力部3003から入力され
た印刷データは受信バッファ3001(図2に示したR
AM19上に確保される)に格納される。受信バッファ
にデータが格納されると解析部3004が動作を開始す
る。
【0048】そして、解析部3004は受信バッファ3
001内の印刷データを読み込み、解析して、各コマン
ドに応じて描画オブジェクトを生成する。描画オブジェ
クトは出力時に描画処理し易い形式の中間コードであ
る。複数の描画オブジェクトの集合によって1ページが
構成される。なお、ページと描画オブジェクトの対応情
報もページバッファ3002に格納されている。
【0049】描画オブジェクトはページバッファ300
2に格納される。1ページ分以上の描画オブジェクトが
ページバッファ3002に格納されると、出力部300
5が動作を開始する。出力部3005はページバッファ
3002のデータを読み出し、実際に紙に印刷を行な
う。入力部3003、解析部3004、出力部3005
は別タスクでそれぞれ独立に動作している。
【0050】なお、本実施形態では、入力部3003が
データを入力し受信バッファ3001にデータを格納す
る速度を「受信速度」とし、解析部3004が受信バッ
ファ3001のデータを読み込み、ページバッファ30
02に格納する速度を解析速度とし、出力部3005が
ページバッファ3002のデータを読み込む速度を「印
刷速度」とする。
【0051】本実施形態では説明を容易にするためそれ
ぞれの速度を下記の数値を例として設定する。例えば受
信速度は1MB/秒、出力速度は30PPM(枚/
分)、解析速度は、データによって異なり、データがイ
メージの場合500KB/秒、文字の場合200KB/
秒、図系の場合100KB/秒として説明する。これら
の速度はデータによって多少異なるが平均速度として予
め設定されているものとする。
【0052】図4は、本発明に係る印刷制御装置におけ
る処理時間分析テーブルの一例を示す図であり、本実施
形態で示されるプリンタの処理時間のシュミレーション
に使用する処理時間分析表(テーブル)に対応する。
【0053】なお、説明を容易にするため例を挙げて説
明する。現在、プリンタの受信バッファ3001内にジ
ョブA、ジョブB、ジョブCの3個のジョブが格納され
ているものとする。
【0054】ジョブAは5ページの文字データであり、
データサイズは1MBである。本実施形態のプリンタの
文字データの解析平均速度は200KB/秒であるか
ら、ジョブAの解析に要する時間は約5秒(1000/
200)と推測できる。
【0055】また、本プリンタの印刷速度は30枚/分
であり、連続印刷時は1枚の出力に2秒の時間がかか
る。ジョブAの出力に要する時間はジョブAの前に別の
ジョブが存在し、プリンタエンジンが動作している状態
(連続印刷時)であれば10秒(5枚×2秒)、エンジ
ンが止まっている場合、最初の1枚は紙搬送時間(10
秒)分要するので18秒(10秒+4枚×2秒)と推測
できる。
【0056】ジョブBは1ページの図系データであり、
データサイズは3MBである。本実施形態のプリンタの
図形データの解析平均速度は100KB/秒であるか
ら、ジョブBの解析に要する時間は約30秒(3000
/100)と推測できる。
【0057】また、本プリンタの印刷する速度は30枚
/分であり、連続印刷時は1枚の出力に2秒の時間がか
かる。ジョブBの出力に要する時間はジョブBの前に別
のジョブが存在し、プリンタエンジンが動作している状
態(連続印刷時)であれば2秒(1枚×2秒)、エンジ
ンが止まっている場合、最初の1枚は紙搬送時間(10
秒)分要するので10秒と推測できる。
【0058】ジョブCは15ページのイメージデータで
あり、データサイズは5MBである。本実施形態のプリ
ンタの文字データの解析平均速度は500KB/秒であ
るから、ジョブCの解析に要する時間は約10秒(50
00/500)と推測できる。また、本プリンタの印刷
する速度は30枚/分であり、連続印刷時は1枚の出力
に2秒の時間がかかる。ジョブCの出力に要する時間は
ジョブCの前に別のジョブが存在し、プリンタエンジン
が動作している状態(連続印刷時)であれば30秒(1
5枚×2秒)、エンジンが止まっている場合、最初の1
枚は紙搬送時間(10秒)分要するので38秒(10秒
+14枚×2秒)と推測できる。
【0059】図5は、本発明に係る印刷制御装置におけ
る印刷処理状態を説明するためのタイムチャートであ
り、本実施形態のプリンタの印刷時間のシュミレーショ
ン例に対応し、なお、図5の(A)は従来の処理方法5
001を示し、図5の(B)は本発明の処理方法500
2を示す。
【0060】処理方法5001は従来通り、データを入
力した順番に従って処理した場合である。プリンタエン
ジンが出力中にCPU12は動作可能であるので、「出
力」と「解析」は並行して処理できる。プリンタエンジ
ンが一旦止まってしまうと次の紙が出てくるまでは最
低、紙搬送時間(10秒)分の間隔が空いてしまう。そ
のため、ジョブBの出力は10秒かかる。結果として処
理方法5001の場合、全体で80秒かかると推測でき
る。
【0061】一方、処理方法5002は最終的な終了時
間が最短となるようにジョブを並べ替えた場合である。
エンジンが止まることなく動作するように並べ替えるこ
とによって最終的な終了時間は60秒であり、処理方法
5001に比べ20秒短縮される。本実施形態のプリン
タは全ての組み合わせについて処理時間をシュミレーシ
ョンし、最短となる順番を選択するものとする。
【0062】図6は、本発明に係る印刷制御装置で処理
されるジョブ開始コマンドとジョブエンドコマンドとの
関係を示す図である。
【0063】図において、印刷データ4001はジョブ
開始コマンド4002で始まり、ジョブエンドコマンド
4010で終了するものとする。ジョブ開始コマンド4
001はコマンドがジョブ開始コマンドであることを意
味するコマンドID部と印刷データのサイズ4003
と、印刷データのページ数4004と、データの種類4
005と、ジョブ名称サイズ4006とジョブ名称40
07とオーナ名称サイズ4008とオーナ名称4009
から構成される。データの種類には文字(テキスト)文
書、イメージ、図形がある。なお、前記の各パラメータ
はプリンタドライバプログラムが設定するものとする。
【0064】ジョブ終了コマンド4010はコマンドI
D部のみで構成される。ホスト側のプリントドライバプ
ログラムは印刷データにジョブ開始コマンドとジョブ終
了コマンドを付加して転送するものとする。
【0065】図7は、本発明に係る印刷制御装置におけ
る第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(7)は各ステップを示す。
【0066】まず、電源が投入されるとプリンタは、ス
テップ(1)で、初期化処理を行ない、ステップ(2)
で、入力部からの入力トリガ待ち状態となり、入力トリ
ガが入った場合、ステップ(3)へ移行し、データの読
み込みを行ない、ステップ(4)でデータ解析処理を行
ない、ステップ(5)で、ページバッファ3002への
出力を行ない、ステップ(6)で出力部3005に対し
て出力トリガを発行する。そして、ステップ(7)では
受信バッファ3001にデータが残っているかどうかを
判断して、残っていると判断した場合は、ステップ
(3)へ戻り、データがないと判断した場合は、ステッ
プ(2)へ戻り、入力トリガ待ちとなる。
【0067】図8は、本発明に係る印刷制御装置におけ
る第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(12)は各ステップを示す。
【0068】先ず、ステップ(1)で、データの入力待
ちループとなり、データが入力された場合は、ステップ
(2)へ移行し、コマンド解析を行なう。ここでのコマ
ンド解析はジョブ開始命令とジョブ終了命令だけを検出
し、解析するものであって図7に示したステップ(4)
の処理とは異なる。
【0069】上記ステップ(3)でジョブ開始命令を検
出した場合、ステップ(4)へ移行し、コマンドパラメ
ータの解析を行ない、ステップ(5)でコマンドパラメ
ータに従って処理時間分析表(図4参照)を作成する。
【0070】次に、ステップ(6)でジョブ終了命令を
検出したかどうかを判断し、ジョブ終了命令を検出した
と判断した場合は、ステップ(7)へ移行し、受信バッ
ファ3001に格納されているジョブの数をチェック
し、ジョブの数がN個以上かどうかを判断し、N個以上
であると判断した場合にステップ(8)〜(10)の最
適化処理を行なう。なお、Nは定数であり予め決められ
ているものとする。
【0071】また、何度も最適化処理が行なわれ、出力
順番が大幅に後回しになることを避けるため、一度最適
化が行なわれたらその対象となる全てのジョブが出力さ
れるまでは次の最適化処理は行なわないものとする。
【0072】そこで、ステップ(8)では印刷シュミレ
ーションを行なう。図5に示したようなシュミレーショ
ンを考えられる全ての処理順番の組み合わせについて行
なう。そして、ステップ(9)ではシュミレーションの
結果、ジョブの処理順番を入れ換えた方が速くなるかど
うかを判定して、速くなると判定した場合には、ステッ
プ(10)へ移行し、ジョブの処理順番を入れ換えて、
ステップ(1)へ戻る。
【0073】一方、ステップ(6)で、コマンドがジョ
ブ開始命令でもジョブ終了命令でもないと判定された場
合、ステップ(11)へ移行し、データを受信バッファ
3001へ格納し、ステップ(12)で入力トリガを発
行する。ころにより、図7に示したメイン処理はステッ
プ(2)のトリガ待ちループから抜けてステップ(3)
へ移行する。
【0074】図9は、本発明に係る印刷制御装置におけ
る第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(4)は各ステップを示す。
【0075】先ず、ステップ(1)は出力トリガ待ちル
ープであり、図7に示したメイン処理のステップ(6)
から出力トリガが発行されると、図9に示すステップ
(2)へ移行する。
【0076】そして、ステップ(2)ではページバッフ
ァ3002内のデータ(描画オブジェクト)を読み込
み、ステップ(3)で、プリンタエンジンへビデオ出力
する。これによって実際に紙に印刷が行なわれる。
【0077】次に、ステップ(4)ではさらにページバ
ッファ3002に出力すべきデータがあるかどうかを判
断して、あると判断した場合はステップ(2)へ戻り、
ないと判断した場合は、ステップ(1)へ戻る。
【0078】上記実施形態によれば、複数のジョブが入
力された場合に全てのジョブの印刷が完了するまでの時
間を短くすることができる。
【0079】〔第2実施形態〕上記実施形態ではデータ
がイメージであるか否かの判定は、プリンタドライバか
らの指定により判定する場合について説明したが、ジョ
ブ開始コマンドのパラメータであるジョブ名称(ファイ
ル名称)から判断するように構成してもよい。
【0080】〔第3実施形態〕上記実施形態ではデータ
入力にかかる時間Nの判定で使用される定数Nは固定す
る場合について説明したが、ホストコンピュータ300
0からのコマンドや操作部パネル1012等からの入力
によって変更可能とするように構成してもよい。
【0081】〔第4実施形態〕上記実施形態において、
ジョブを格納する記憶手段はRAMに限らず、不揮発性
の外部記憶手段であってもよい。
【0082】〔第5実施形態〕上記実施形態において、
ジョブ順番の最適化処理を開始するトリガは、最適化処
理を指示するコマンドをトリガとするように構成しても
よい。
【0083】〔第6実施形態〕上記実施形態ではプリン
タのデータの解析速度は予め決められた固定値とする場
合について説明したが、実際の処理時間を計算し、平均
時間を計算して値を決定するように構成されていてもよ
い。
【0084】以下、図10に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る印刷制御装置を適用可能な印刷システム
で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について
説明する。
【0085】図10は、本発明に係る印刷制御装置を適
用可能な印刷システムで読み出し可能な各種データ処理
プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明す
る図である。
【0086】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0087】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0088】本実施形態における図7〜図9に示す機能
が外部からインストールされるプログラムによって、ホ
ストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0089】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0090】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0091】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0092】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0093】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜第18の発明によれば、上位装置から入力された印刷
ジョブが複数溜まった際に、各印刷ジョブの印刷処理時
間を予測して、印刷処理時間が最短となるように各印刷
ジョブの処理順序を決定制御するので、受信順に印刷ジ
ョブを処理する場合に較べて、複数の印刷ジョブに必要
な全体処理時間を格段に短縮して、スループットを向上
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な出力装置の構成を示す断面
図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す印刷制御装置を適
用可能なプリンタ制御システムの構成を説明するブロッ
ク図である。
【図3】本発明に係る印刷制御装置におけるジョブ処理
状態の流れを説明するブロック図である。
【図4】本発明に係る印刷制御装置における処理時間分
析テーブルの一例を示す図である。
【図5】本発明に係る印刷制御装置における印刷処理状
態を説明するためのタイムチャートである。
【図6】本発明に係る印刷制御装置で処理されるジョブ
開始コマンドとジョブエンドコマンドとの関係を示す図
である。
【図7】本発明に係る印刷制御装置における第1のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る印刷制御装置における第2のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る印刷制御装置における第3のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明に係る印刷制御装置を適用可能な印刷
システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを
格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 システムバス 12 CPU 13 ROM 19 RAM 3000 ホストコンピュータ 1000 プリンタ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置から入力される複数の印刷ジョ
    ブを記憶するジョブ記憶手段と、 前記ジョブ記憶手段に記憶される各印刷ジョブを解析し
    て印刷部が印刷可能な印刷データを生成する解析手段
    と、 前記ジョブ記憶手段に複数の印刷ジョブが記憶されてい
    る場合に、前記解析手段により前記印刷データを生成す
    るまでに要する処理時間を予測する予測手段と、 前記予測手段により予測される各印刷ジョブの処理時間
    に基づき、前記ジョブ記憶手段に記憶された各印刷ジョ
    ブから生成すべき印刷データの印刷処理時間が最短時間
    となるように各印刷ジョブの処理順序を入れ換える入換
    手段と、を有することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記解析手段により前記印刷データを生
    成するまでに要した処理時間を計測する計測手段と、 前記計測手段により計測された各実処理時間を記憶する
    処理時間記憶手段とを有し、 前記予測手段は、前記処理時間記憶手段に記憶された各
    実処理時間を平均して得られる基準時間を参照して前記
    解析手段により前記印刷データを生成するまでに要する
    処理時間を予測することを特徴とする請求項1記載の印
    刷制御装置。
  3. 【請求項3】 前記入換手段は、前記ジョブ記憶手段に
    記憶される印刷ジョブ数があらかじめ設定される最適化
    開始数に等しい場合に、各印刷ジョブの処理順序の入れ
    換え処理を開始することを特徴とする請求項1記載の印
    刷制御装置。
  4. 【請求項4】 前記入換手段は、各印刷ジョブの処理順
    序の入れ換え処理の開始を指示するコマンドが入力され
    た場合に、各印刷ジョブの処理順序の入れ換え処理を開
    始することを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 前記最適化開始数は、パネル入力により
    設定可能とすることを特徴とする請求項3記載の印刷制
    御装置。
  6. 【請求項6】 前記最適化開始数は、上位装置からのコ
    マンドにより設定可能とすることを特徴とする請求項3
    記載の印刷制御装置。
  7. 【請求項7】 上位装置から入力される複数の印刷ジョ
    ブをメモリに蓄積する蓄積工程と、 前記メモリに蓄積される各印刷ジョブを解析して印刷部
    が印刷可能な印刷データを生成する解析工程と、 前記メモリに複数の印刷ジョブが記憶されている場合
    に、前記解析工程により前記印刷データを生成するまで
    に要する処理時間を予測する予測工程と、 前記予測工程により予測される各印刷ジョブの処理時間
    に基づき、前記メモリに蓄積された各印刷ジョブから生
    成すべき印刷データの印刷処理時間が最短時間となるよ
    うに各印刷ジョブの処理順序を入れ換える入換工程と、
    を有することを特徴とする印刷制御方法。
  8. 【請求項8】 前記解析工程により前記印刷データを生
    成するまでに要した処理時間を計測する計測工程と、 前記計測工程により計測された各実処理時間を前記メモ
    リに記憶させる処理時間記憶工程とを有し、 前記予測工程は、前記メモリに記憶された各実処理時間
    を平均して得られる基準時間を参照して前記解析工程に
    より前記印刷データを生成するまでに要する処理時間を
    予測することを特徴とする請求項7記載の印刷制御方
    法。
  9. 【請求項9】 前記入換工程は、前記メモリに記憶され
    る印刷ジョブ数があらかじめ設定される最適化開始数に
    等しい場合に、各印刷ジョブの処理順序の入れ換え処理
    を開始することを特徴とする請求項7記載の印刷制御方
    法。
  10. 【請求項10】 前記入換工程は、各印刷ジョブの処理
    順序の入れ換え処理の開始を指示するコマンドが入力さ
    れた場合に、各印刷ジョブの処理順序の入れ換え処理を
    開始することを特徴とする請求項7記載の印刷制御方
    法。
  11. 【請求項11】 前記最適化開始数は、パネル入力によ
    り設定可能とすることを特徴とする請求項9記載の印刷
    制御方法。
  12. 【請求項12】 前記最適化開始数は、上位装置からの
    コマンドにより設定可能とすることを特徴とする請求項
    9記載の印刷制御方法。
  13. 【請求項13】 上位装置と通信して印刷ジョブを受信
    可能な印刷制御装置に、 前記上位装置から入力される複数の印刷ジョブをメモリ
    に蓄積する蓄積工程と、 前記メモリに蓄積される各印刷ジョブを解析して印刷部
    が印刷可能な印刷データを生成する解析工程と、 前記メモリに複数の印刷ジョブが記憶されている場合
    に、前記解析工程により前記印刷データを生成するまで
    に要する処理時間を予測する予測工程と、 前記予測工程により予測される各印刷ジョブの処理時間
    に基づき、前記メモリに蓄積された各印刷ジョブから生
    成すべき印刷データの印刷処理時間が最短時間となるよ
    うに各印刷ジョブの処理順序を入れ換える入換工程と、
    を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    が読み取り可能な記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記印刷制御装置に、さらに前記解析
    工程により前記印刷データを生成するまでに要した処理
    時間を計測する計測工程と、 前記計測工程により計測された各実処理時間を前記メモ
    リに記憶させる処理時間記憶工程とを実行させるための
    プログラムを記録し、 前記予測工程は、前記メモリに記憶された各実処理時間
    を平均して得られる基準時間を参照して前記解析工程に
    より前記印刷データを生成するまでに要する処理時間を
    予測することを特徴とする請求項13記載の記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記入換工程は、前記メモリに記憶さ
    れる印刷ジョブ数があらかじめ設定される最適化開始数
    に等しい場合に、各印刷ジョブの処理順序の入れ換え処
    理を開始することを特徴とする請求項13記載の記憶媒
    体。
  16. 【請求項16】 前記入換工程は、各印刷ジョブの処理
    順序の入れ換え処理の開始を指示するコマンドが入力さ
    れた場合に、各印刷ジョブの処理順序の入れ換え処理を
    開始することを特徴とする請求項13記載の記憶媒体。
  17. 【請求項17】 前記最適化開始数は、パネル入力によ
    り設定可能とすることを特徴とする請求項15記載の記
    憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記最適化開始数は、上位装置からの
    コマンドにより設定可能とすることを特徴とする請求項
    15記載の記憶媒体。
JP28621099A 1999-10-07 1999-10-07 印刷制御装置および印刷制御方法および記憶媒体 Pending JP2001109602A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011123437A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Canon Inc 画像形成装置内の温度制御

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