JP2001109599A - 情報処理装置およびデータ処理方法および記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置およびデータ処理方法および記憶媒体

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JP2001109599A
JP2001109599A JP28428999A JP28428999A JP2001109599A JP 2001109599 A JP2001109599 A JP 2001109599A JP 28428999 A JP28428999 A JP 28428999A JP 28428999 A JP28428999 A JP 28428999A JP 2001109599 A JP2001109599 A JP 2001109599A
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Koichiro Wanda
浩一郎 椀田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な分散プリント指示操作を行うだけで、
要求されている印刷ジョブを分割して各印刷装置で効率
よく分散処理させて正常に出力させることである。 【解決手段】 分散制御部1304が印刷装置数分印刷
ジョブを分割して出力するための複数の印刷装置の組み
合わせに応じて、特定のファイル形式でデータをスプー
ルし、前記印刷ジョブを分割して出力するための複数の
印刷装置で印刷させるべく、前記スプール手段によりス
プールされているデータに基づいて、分割された印刷デ
ータを生成し、送信制御部1306がネットワークを介
して各印刷装置に分散出力する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷ジョブを分割
し、複数の印刷装置で印刷処理させる情報処理装置およ
びデータ処理方法および記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印刷データ処理を行う情
報処理装置を適用可能な印刷システムにおいて、情報処
理装置側にインストールされている汎用的なOSが提供
する印刷機能を用いたアプリケーションソフトの印刷処
理が実行されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、情報処
理装置側にインストールされている汎用的なOSが提供
する印刷機能を用いたアプリケーションソフトの印刷で
は、複数のプリンタに対する印刷は、以下に示すような
問題があった。
【0004】例えば、OS、例えばマイクロソフト社製
のWindows(商品名)のプリントマネージャ内の
プリンタのような複数のプリンタオブジェクトをOS上
に作成し、アプリケーションソフトで複数のプリンタを
使い分けて、それぞれのプリンタ用に印刷処理を行なわ
なければならなかった。
【0005】また、アプリケーションソフトから、一つ
の印刷データを複数のプリンタ用PDLとしてスプール
することはできなかった。
【0006】さらに、複数種類のプリンタにまたがった
分散印刷を行なう場合に、なんらかのデータ変換が伴う
が、例えば、EMF(Enhanced Meta F
ile)のようなデバイス非依存のデータをスプール
し、各プリンタ用のPDLデータに振り分ける場合に
は、各プリンタ固有のデータや印刷方式が欠落するよう
な問題点があった。
【0007】また、アプリケーションソフトが、分散先
プリンタの数や種類を認識し、分散先プリンタごとの印
刷処理を行なう方法でも、複数のプリンタに対しての分
散印刷は可能であるが、この場合は、ひとつのドキュメ
ントの印刷処理のために、分散先プリンタの数や種類に
応じて、一つのジョブのデータをページごとに作成し直
して、印刷処理を行なうような手間を必要としていた。
【0008】さらに、Windowsのように一種類の
プリンタに対する印刷処理しかアプリケーションソフト
に提供されていないOS上での印刷の場合は、ユーザに
とって1種類のデータであるのに、アプリケーションソ
フト自身が機種の異なるプリンタ数分の印刷データを扱
うような無駄な手間を必要としていた。
【0009】このように従来の分散印刷処理において
は、アプリケーションソフトから、1種類のプリンタ用
のジョブの印刷指示を行い、そのジョブデータを複数の
ジョブに分割して各プリンタに送信する構成であったた
め、異機種の混在したプリンタに対する分散印刷はでき
なかった。
【0010】さらに、異機種のプリンタにまたがる分散
印刷では、同一のスプール、印刷処理では、すべてのプ
リンタが有する機能しか使うことができず、プリンタ固
有の機能を使い分けることはできなかった。
【0011】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、印刷ジョブを分割
し、複数の印刷装置で印刷処理させる情報処理装置にお
いて、前記印刷ジョブを分割して出力するための複数の
印刷装置の組み合わせに応じて、特定のファイル形式で
データをスプールし、前記印刷ジョブを分割して出力す
るための複数の印刷装置で印刷させるべく、前記スプー
ル手段によりスプールされているデータに基づいて、分
割された印刷データを生成し、各印刷装置に分散出力す
ることにより、簡単な分散プリント指示操作を行うだけ
で、分散印刷時に組み合わされる印刷装置の機種やプリ
ンタドライバがすべて同一である場合でも、それぞれが
異なる場合でも、それぞれに対応する特定のファイル形
式のデータを生成して、要求されている印刷ジョブを分
割して各印刷装置で効率よく分散処理させて正常に出力
することができる情報処理装置およびデータ処理方法お
よび記憶媒体を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、印刷ジョブを分割し、複数の印刷装置で印刷処理さ
せる情報処理装置であって、前記印刷ジョブを分割して
出力するための複数の印刷装置の組み合わせに応じて、
特定のファイル形式でデータをスプールするスプール手
段(図7に示すEMFスプーラ1301に相当)と、前
記印刷ジョブを分割して出力するための複数の印刷装置
で印刷させるべく、前記スプール手段によりスプールさ
れているデータに基づいて、分割された印刷データを生
成し、各印刷装置に分散出力する出力制御手段(図7に
示す分散制御部1304に相当)とを有するものであ
る。
【0013】本発明に係る第2の発明は、出力先の複数
の印刷装置を登録する登録手段(図6に示す分散プリン
タ1201)を有するものである。
【0014】本発明に係る第3の発明は、登録されてい
る複数の印刷装置に対応するそれぞれのプリンタドライ
バ(図7に示すプリンタドライバ13bに相当)で印刷
データを生成するものである。
【0015】本発明に係る第4の発明は、複数の印刷装
置の組み合わせを判断し、デバイス依存のデータから非
依存のデータでスプールするかどうかを判断する判断手
段(図7に示す分散制御部1304に相当)を有するも
のである。
【0016】本発明に係る第5の発明は、前記判断手段
は、前記複数の印刷装置がすべてページ単位にジョブを
分割できるプリンタ言語の印刷装置かどうかを判断する
ものである。
【0017】本発明に係る第6の発明は、前記判断手段
は、前記複数の印刷装置がすべて同一機種であるかどう
かを判断するものである。
【0018】本発明に係る第7の発明は、前記判断手段
は、前記複数の印刷装置がすべて同一のプリンタドライ
バであるかどうかを判断するものである。
【0019】本発明に係る第8の発明は、前記デバイス
依存のデータはRAWデータであり、デバイスに依存し
ないデータはEMFである。
【0020】本発明に係る第9の発明は、各印刷装置に
対して出力すべき前記印刷ジョブ中に印刷すべきページ
数を指定可能かどうかを判定する判定手段(図7に示す
分散制御部1304に相当)と、前記判定手段によりペ
ージ数を指定可能であると判定した場合には、前記作成
手段により作成された印刷ジョブを分散印刷すべき印刷
装置数分コピーするコピーし、該コピーされた各印刷ジ
ョブに印刷すべきページ数を付加して各印刷装置に転送
し、前記判定手段によりページ数を指定可能でないと判
定した場合には、各印刷装置毎に分散印刷させるページ
毎に前記印刷ジョブを分割し、該分割された印刷ジョブ
を各印刷装置に転送する転送制御手段(図7に示す分散
制御部1304に相当)とを有するものである。
【0021】本発明に係る第10の発明は、前記判定手
段は、各印刷装置に対して出力すべき前記印刷ジョブ中
に印刷すべきページ数を各印刷装置のページ指定印刷能
力情報に基づき指定可能かどうかを判定するものであ
る。
【0022】本発明に係る第11の発明は、印刷ジョブ
を分割し、複数の印刷装置で印刷処理させる情報処理装
置におけるデータ処理方法であって、前記印刷ジョブを
分割して出力するための複数の印刷装置の組み合わせに
応じて、特定のファイル形式でデータをスプールするス
プール工程(図10に示すステップs608,ステップ
s610)と、前記印刷ジョブを分割して出力するため
の複数の印刷装置で印刷させるべく、前記スプール工程
によりスプールされているデータに基づいて、分割され
た印刷データを生成し、各印刷装置に分散出力する出力
制御工程(図14に示すステップs1012)とを有す
るものである。
【0023】本発明に係る第12の発明は、出力先の複
数の印刷装置を登録する登録工程を有するものである。
【0024】本発明に係る第13の発明は、登録されて
いる複数の印刷装置に対応するそれぞれのプリンタドラ
イバで印刷データを生成するものである。
【0025】本発明に係る第14の発明は、複数の印刷
装置の組み合わせを判断し、デバイス依存のデータから
非依存のデータでスプールするかどうかを判断する判断
工程(図10に示すステップs606,s607)を有
するものである。
【0026】本発明に係る第15の発明は、前記判断工
程は、前記複数の印刷装置がすべてページ単位にジョブ
を分割できるプリンタ言語の印刷装置かどうかを判断す
るものである。
【0027】本発明に係る第16の発明は、前記判断工
程は、前記複数の印刷装置がすべて同一機種であるかど
うかを判断するものである。
【0028】本発明に係る第17の発明は、前記判断工
程は、前記複数の印刷装置がすべて同一のプリンタドラ
イバであるかどうかを判断するものである。
【0029】本発明に係る第18の発明は、前記デバイ
ス依存のデータはRAWデータであり、デバイスに依存
しないデータはEMFである。
【0030】本発明に係る第19の発明は、各印刷装置
に対して出力すべき前記印刷ジョブ中に印刷すべきペー
ジ数を指定可能かどうかを判定する判定工程(図12に
示すステップs804)と、前記判定工程によりページ
数を指定可能であると判定した場合には、前記作成手段
により作成された印刷ジョブを分散印刷すべき印刷装置
数分コピーするコピーし、該コピーされた各印刷ジョブ
に印刷すべきページ数を付加して各印刷装置に転送し、
前記判定手段によりページ数を指定可能でないと判定し
た場合には、各印刷装置毎に分散印刷させるページ毎に
前記印刷ジョブを分割し、該分割された印刷ジョブを各
印刷装置に転送する転送制御工程(図12に示すステッ
プs805〜s807)とを有するものである。
【0031】本発明に係る第20の発明は、前記判定工
程は、各印刷装置に対して出力すべき前記印刷ジョブ中
に印刷すべきページ数を各印刷装置のページ指定印刷能
力情報に基づき指定可能かどうかを判定するものであ
る。
【0032】本発明に係る第21の発明は、印刷ジョブ
を分割し、複数の印刷装置で印刷処理させる情報処理装
置に、前記印刷ジョブを分割して出力するための複数の
印刷装置の組み合わせに応じて、特定のファイル形式で
データをスプールするスプール工程(図10に示すステ
ップs608,ステップs610)と、前記印刷ジョブ
を分割して出力するための複数の印刷装置で印刷させる
べく、前記スプール工程によりスプールされているデー
タに基づいて、分割された印刷データを生成し、各印刷
装置に分散出力する出力制御工程(図14に示すステッ
プs1012)と実行させるためのプログラムを記録媒
体にコンピュータ読み取り可能に記録させたものであ
る。
【0033】本発明に係る第22の発明は、出力先の複
数の印刷装置を登録する登録工程を有する実行させるた
めのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記憶媒
体に記録したものである。
【0034】本発明に係る第23の発明は、登録されて
いる複数の印刷装置に対応するそれぞれのプリンタドラ
イバで印刷データを生成するものである。
【0035】本発明に係る第24の発明は、複数の印刷
装置の組み合わせを判断し、デバイス依存のデータから
非依存のデータでスプールするかどうかを判断する判断
工程(図10に示すステップs606,s607)を有
するものである。
【0036】本発明に係る第25の発明は、前記判断工
程は、前記複数の印刷装置がすべてページ単位にジョブ
を分割できるプリンタ言語の印刷装置かどうかを判断す
るものである。
【0037】本発明に係る第26の発明は、前記判断工
程は、前記複数の印刷装置がすべて同一機種であるかど
うかを判断するものである。
【0038】本発明に係る第27の発明は、前記判断工
程は、前記複数の印刷装置がすべて同一のプリンタドラ
イバであるかどうかを判断するものである。
【0039】本発明に係る第28の発明は、前記デバイ
ス依存のデータはRAWデータであり、デバイスに依存
しないデータはEMFである。
【0040】本発明に係る第29の発明は、各印刷装置
に対して出力すべき前記印刷ジョブ中に印刷すべきペー
ジ数を指定可能かどうかを判定する判定工程(図12に
示すステップs804)と、前記判定工程によりページ
数を指定可能であると判定した場合には、前記作成手段
により作成された印刷ジョブを分散印刷すべき印刷装置
数分コピーするコピーし、該コピーされた各印刷ジョブ
に印刷すべきページ数を付加して各印刷装置に転送し、
前記判定手段によりページ数を指定可能でないと判定し
た場合には、各印刷装置毎に分散印刷させるページ毎に
前記印刷ジョブを分割し、該分割された印刷ジョブを各
印刷装置に転送する転送制御工程(図12に示すステッ
プs805〜s807)と実行させるためのプログラム
をコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録したも
のである。
【0041】本発明に係る第30の発明は、前記判定工
程は、各印刷装置に対して出力すべき前記印刷ジョブ中
に印刷すべきページ数を各印刷装置のページ指定印刷能
力情報に基づき指定可能かどうかを判定するものであ
る。
【0042】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る情報処理装
置を適用可能なプリントシステムの構成を説明する図で
ある。
【0043】図1において、s101はホストコンピュ
ータで、ネットワークNETを介して分散印刷処理可能
なプリンタs102〜s104が所定のプロトコルで通
信可能に接続されている。s106はプリントサーバで
あり、ネットワークNET上に複数接続されているクラ
イアント(ホストコンピュータ)からの印刷要求に基づ
いてプリンタ毎に印刷順序の管理を行っている。
【0044】〔第1実施形態〕図2は、本発明の第1実
施形態を示す情報処理装置の構成を説明するブロック図
である。
【0045】図において、200はCPUで、ROM2
01,ハードディスク205に記憶されるアプリケーシ
ョンプログラム,OS等に基づくバス208に接続され
る各種のデバイスとのアクセスを制御する。
【0046】202はRAMであり、ROM201ある
いはRAM202に格納されたプログラムに従って、R
AM202をワークメモリとして利用しながらCPU2
00がクライアント上での各種処理を実行する。203
はFDドライブであり、図3に示すように、ここにフロ
ッピーディスク204が挿入され、クライアントマシン
とフロッピーディスク204との間でデータの入出力が
実行される。
【0047】206はキーボード、207はディスプレ
イ、209はネットワークボードでで、複数のプロトコ
ルで図1に示したプリンタs102〜s104または図
示しないサーバや他の複数のクライアントマシンと通信
する機能を有する。以上に述べた200〜208は、
(204を除く)システムバス208を介して接続され
ており、相互にデータをやりとりできるようになってい
る。
【0048】図3は、図2に示したFDドライブ205
に対して挿入されるフロッピーディスク204との対応
を説明する図であり、図2と同一のものには同一の符号
を付してある。
【0049】図4は、図3に示したフロッピーディスク
204の内部におけるデータのメモリマップを示す図で
ある。
【0050】図4に示すように、フロッピーディスク2
04の中には、ボリューム情報401と、ディレクトリ
情報402と、プリンタs102〜s104の制御プロ
グラム403と関連データ404が格納されている。
【0051】図5は、図2に示したRAM202のメモ
リマップの一例を示す図であり、フロッピーディスク2
04からRAM202に制御プログラム403を展開し
たときのメモリマップに対応する。
【0052】図5に示すように、RAM202は、RO
M201からロードされる基本I/Oプログラム50
1、ハードディスク205からロードされるオペレーテ
ィングシステム(OS)502、フロッピーディスク2
04から展開されたネットワークプリンタ制御プログラ
ム503および関連データ504を格納するエリアと、
ワークエリア505とを有している。
【0053】図6は、本発明に係る情報処理装置を適用
可能な印刷システムの構成を説明するブロック図であ
る。
【0054】図において、s101は図1に示したホス
トコンピュータ、11は印刷すべき文書データを作成す
るアプリケーションプログラムである。1201はアプ
リケーションから印刷の要求を受ける仮想的な分散プリ
ンタである。分散プリンタ1201はアプリケーション
から印刷の要求を受ける仮想的な分散プリンタである。
分散プリンタ1201は後述するように予めホストコン
ピュータs101内で設定され、複数のプリンタドライ
バへページ単位に印刷データを振り分ける処理を行うモ
ジュールである。
【0055】アプリケーション11が作成した文書デー
タを印刷する際は、分散プリンタ1201を出力先のポ
ートとして指定することにより、本実施形態で説明され
る分散プリント処理が行える。分散プリンタ1201は
アプリケーション11からOSを介して受け取ったデー
タをそれぞれのプリンタドライバを用いて各プリンタで
解釈可能なプリンタ言語の印刷データに変換させ、サー
バs106からの印刷許可に応じて各プリンタs102
〜s104に印刷データを送信する構成となる。
【0056】また、アプリケーション11と分散プリン
タ1201は同一の装置内に実装される必要は必ずしも
なく、例えば分散プリンタ1201はプリントサーバs
106側でアプリケーション11がプリントのクライア
ント側であるホストコンピュータs101に存在してい
てもよい。その際はアプリケーション11からメタファ
イル等の中間ファイル形式でファイルが渡されることに
なる。メタファイルを用いる場合については後述する。
【0057】図7は、本発明の印刷制御システムに関す
るそれぞれの装置におけるソフトモジュール構成を説明
する図である。なお、図6と同一のものには同一の符号
を付してある。
【0058】図において、11は前述したように、印刷
すべき文書データを作成するアプリケーションモジュー
ル(アプリケーション)であり、作成された文章データ
を印刷する際にはOSの描画手段であるGDI(Gra
phic Device Interface)12に
対して描画データとして出力する。1301は米国マイ
クロソフト社製のOS(Windows(登録商標))
が提供するEMFスプーラであり、13aはOS内に組
み込まれるプリンタドライバである。
【0059】1305はWindows内のデバイス依
存の印刷データをスプールするRAWスプーラ、16は
ネットワークプリンタ用制御モニタであり、12はWi
ndowsのGDIである。
【0060】1302はプリンタドライバ内に含まれる
構成であり、印刷ジョブの名称、オーナー名、印刷ジョ
ブの印刷出力先であるプリンタ名、印刷依頼した時刻等
の情報を含む印刷要求情報を生成する印刷要求生成部で
ある。1303はプリンタドライバ内に含まれる構成で
あり、出力先のプリンタで解釈可能なプリンタ言語形式
の印刷データを生成する印刷データ生成部である。13
06はプリンタドライバが生成した印刷データを出力す
べきプリンタに対して出力するための印刷許可を受け取
るために印刷要求情報をサーバs106に依頼し、印刷
許可を受け取る制御を行う送信制御部である。1304
は分散印刷時に分散印刷の制御を行う分散制御部であ
り、複数のプリンタドライバA〜C(図中では、プリン
タドライバ13aとして示す)を起動できるように構成
されている。
【0061】1307はサーバs106内のモジュール
であり、ネットワークNETを介してホストコンピュー
タs101から受信した印刷要求情報に基づいて印刷順
序を管理する順序管理部である。印刷要求情報は出力先
のプリンタ毎に分けられて管理され、順序リスト130
8に格納される。また、1309はプリンタ監視部であ
り、ネットワークNET上に通信可能に接続され、サー
バsの管理下にあるプリンタのステータスを監視し、印
刷待ちのプリンタに対して依頼されている印刷要求があ
る場合は順序管理部1307に通知する。プリンタ管理
部1309は所定時間おきにプリンタに対してポーリン
グを行い、MIB情報を取得することによりプリンタの
ステータス及び印刷完了ページを把握している。
【0062】このように構成された印刷制御システムに
おいて、アプリケーション11で印刷を行う場合は、文
書データを描画データであるGDI関数(Device
Driver Interface)と呼ばれるドラ
イバで実行可能な中間データ形式の描画コマンドに変換
しEMFスプーラ102にスプールする。EMFスプー
ラ102にスプールされるデバイスに依存しない中間デ
ータはページ単位に分けられており、本分散印刷処理に
とってとても扱いやすいデータ形式となっている。
【0063】通常印刷時は、出力先のポートに指定され
ているプリンタドライバ13aが中間データ形式、つま
りDDI関数を受け取り、印刷要求生成部1302及び
印刷データ生成部1303により、印刷要求情報及び印
刷出力先のネットワークプリンタで解釈可能なプリンタ
言語(ページ記述言語)の印刷データを生成する。そし
て、生成されたデバイス依存の印刷データはRAWスプ
ーラ1305にスプールされ、送信制御部1306によ
り送信制御される。
【0064】また、印刷要求情報は送信制御部1306
によりモニタ16からネットワークNETを介してサー
バs106に送信される。
【0065】また、前述した分散プリンタ1201が出
力先のポートとして指定されている場合は、分散印刷な
ので、分散制御部s1304がEMFスプーラ1130
1から中間データ形式のデータを受け取り、予めユーザ
に設定されている分散設定に応じて、各プリンタドライ
バに対して中間データ形式のデータを渡す。中間データ
形式のデータを受け取ったプリンタドライバは通常印刷
時と同じように印刷要求情報及び印刷データを生成し、
RAWスプーラ1305にスプールすることになる。
【0066】なお、分散印刷時には、サーバs106の
プリンタ監視部1309は、分散印刷で用いるすべての
プリンタが印刷待ちとなる状態になるのを待ち、すべて
のプリンタが印刷待ち状態になった場合に、順序管理部
1307からホストコンピュータs101の送信制御部
1306に対して印刷許可を出す。このように、分散印
刷時には、空いているプリンタから順次印刷するのでは
なく、すべてのプリンタがReady状態になってから
印刷指示するので、一斉に印刷処理を行うことができ
る。
【0067】なお、後述するエラー時の処理のために、
EMFスプーラ102およびらWスプーラ108にスプ
ールされている中間データおよび印刷データは印刷依頼
後も印刷完了までは保存しておく。以下、図8及び図9
を用いて分散プリンタ1201の設定について説明す
る。
【0068】図8は、図6に示した分散プリンタ120
1を設定するためのユーザインタフェース画面の一例を
示す図であり、該ユーザインタフェース画面は、図示し
ないホストコンピュータ中の表示部に表示されるものと
する。
【0069】図において、1401は分散プリンタとし
て設定されているプリンタ名及びパスが表示されるウイ
ンドウである。該ウインドウ1401に示すように、ネ
ットワーク上のサーバs106の管理下になるプリンタ
(プリンタA及びプリンタB)だけでなく、自身のホス
トコンピュータに接続されているローカルプリンタ(M
Yプリンタ)を分散プリンタとして登録することも可能
である。
【0070】1402はポートの追加ボタンであり、こ
のボタンをマウス等のポインティングデバイスにより押
下することにより、分散先のプリンタとして追加できる
ようになっている。また、1403はポートの削除ボタ
ンで、ウインドウ1401に登録されているプリンタを
削除する場合に使用する。
【0071】上記のように登録/更新して分散プリンタ
12が設定され、分散制御部106は図9に示す分散ア
ルゴリズムに応じて、分散プリンタ1201に設定され
ている各プリンタに中間データ形式のデータを送信す
る。
【0072】図9は、図6に示した分散プリンタ120
1における分散アルゴリズムについて設定する際に表示
されるユーザインタフェース画面の一例を示す図であ
る。
【0073】図において、41は枚数分散設定部で、均
等設定部42と枚数指定部43とからなり、複数ページ
からなる文書データを印刷する際に、枚数分散が均等あ
るいは枚数指定のいずれかを選択できるように構成され
ている。特に、枚数指定部43は、プリンタ毎に任意の
ページ数(枚数)44を個別に指定することができる。
【0074】45は高速分散を選択する設定部で、該設
定部45が選択された場合には、上記枚数分散設定部4
1の設定が無効になる。つまり、枚数分散と高速分散と
は択一的に選択されることになる。高速分散が設定され
た場合は、図8で登録されている分散プリントのPPM
(1分間に印刷できる枚数)に応じて、印刷枚数を分散
制御部134で各プリンタに振り分ける。例えば、図8
に示すように、分散プリンタとして、プリンタA,プリ
ンタB,MYプリンタが登録されており、用紙サイズA
4では、プリンタAは8PPM、プリンタBは16PP
M、MYプリンタは4PPMである場合に、プリンタ
A:プリンタB:MYプリンタは、2:4:1の枚数比
に分散されることになる。
【0075】図10は、本発明に係る情報処理装置にお
ける第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、ホストコンピュータにおける分散印刷用のスプ
ール処理手順に対応する。なお、s601〜s609は
各ステップを示す。また、本発明の印刷方式は、アプリ
ケーションソフトから1つのジョブの印刷指示をもとに
複数のプリンタに対して分散印刷処理する印刷方法であ
れば、OSやハードの仕様に依存しないが、本実施形態
では、一般的なパーソナルコンピュータ(PC)上でW
indowsNT等の汎用OSで動作する場合として説
明する。
【0076】また、本実施形態において、印刷を指示す
るアプリケーションソフトは、通常の印刷時と同様に、
一つの分散印刷用のプリンタオブジェクトを指定して印
刷処理を行うと本発明に係る印刷方式の印刷処理が開始
される。
【0077】この分散印刷用プリンタオブジェクトは、
1つのプリンタに対して印刷する場合のプリンタオブジ
ェクトと保持するデータや使用方法は、ほぼ同じである
が、さらに加えて、分散印刷用のプリンタオブジェクト
には、図8及び図9で設定される分散印刷先のプリンタ
の機種情報や各プリンタのステータス等の分散印刷プリ
ンタ情報がつけ加えられている。
【0078】分散印刷プリンタ情報は、Windows
のような汎用OSが提供するプリンタオブジェクトの場
合、コメント情報等のユーザが自由に利用できる領域に
付加されてもよいし、本発明の印刷方式を実現するソフ
トウエアが独自に管理してもよい。
【0079】先ず、ステップs601で、アプリケーシ
ョンソフトにおいて作成した文書データを印刷時に、分
散印刷用プリンタを出力先のポートにして印刷処理を開
始すると、ホストコンピュータs101内に設けられる
GDIを介して、プリンタドライバにスプールファイル
の作成が指示されるが、この時に分散制御部1304
は、ステップs602において、この印刷処理が分散印
刷用プリンタオブジェクトに対するものか、一般的なプ
リンタオブジェクトに対する印刷処理であるか、プリン
タオブジェクト名に対する分散プリンタ情報の存在の有
無等から判断し、分散印刷プリンタでないと判断した場
合は、ステップs603に進み、通常のスプール処理を
行ない、処理を終了する。
【0080】一方、ステップs602で、分散印刷プリ
ンタに対するスプール処理であると判断した場合は、ス
テップs604において、分散印刷プリンタ情報を取得
し、ステップs605において、利用可能な分散先プリ
ンタを列挙する。この利用可能な分散先プリンタは、図
8,図9で設定されるように分散プリンタ情報にあらか
じめ登録されているプリンタを列挙してもよいし、例え
ば、ステータスに異常がないものだけを列挙したり、プ
リンタの能力等、他の条件で絞られたプリンタ群を列挙
する等のように、分散プリンタ情報内の情報で列挙する
ことができればプリンタの列挙の条件はなんでもよい。
【0081】次に、ステップs606で、ステップs6
05で列挙したプリンタが、例えば、LIPS(キヤノ
ン株式会社の登録商標)のように、印刷ジョブデータ中
にページ指定情報を埋め込むことで、1つのジョブの指
定ページだけをプリンタに印刷することができるプリン
タ言語のように、ページ単位にジョブを分割できるPD
L、つまりRAWデータで分散印刷できるかどうかを判
断する。列挙されているプリンタがRAWデータのま
ま、印刷データを指定して印刷できるプリンタであると
判断した場合は、ステップs607で、列挙されている
プリンタが同一機種であるかどうかを判断し、同一機種
であると判断した場合は、例えばLIPSのプリンタ用
のスプールファイルであれば、ステップs608で、L
IPSデータのように、最も画質の良いRAWデータで
スプールファイルを作成し、ステップs609で処理を
終了する。なお、同一機種であるかの判断は、同一のプ
リンタドライバであるかの判断でもよい。
【0082】一方、ステップs606で、RAWデータ
のまま、分散印刷ができないプリンタであると判断した
場合は、およびステップs607で、複数の機種のプリ
ンタが分散印刷先プリンタとして列挙されていると判断
した場合は、それぞれステップs610に進み、例え
ば、ステップs610で、EMFファイルのようなデバ
イス非依存のファイルでスプールファイルを作成し、ス
テップs609でスプールファイル作成の処理を終了す
る。このような手順で、スプールファイルを作成する。
【0083】以下、ステップs608でスプールされた
RAWデータで分散印刷を実現する場合について、図1
1,図12を参照して説明する。
【0084】図11は、本発明に係る情報処理装置を適
用可能な印刷システムのデータ処理モジュールを説明す
るブロック図であり、プリンタs102〜s104が同
一機種で構成されている場合に対応する。
【0085】図において、1は情報処理装置で、ネット
ワーク21を介してプリンタs102〜s104と通信
可能に接続されている。
【0086】情報処理装置1において、11はアプリケ
ーションソフトで、図2に示したハードディスク205
等から読み出されてRAM202上にロードされて、種
々のデータ処理を行う。12はグラフィックサブシステ
ムとして機能するものであり、例えばWindowsで
は、GDI(Graphic Device Inte
rface)と呼ばれており、ディスプレイやプリンタ
に対する画像情報の処理を司っている。
【0087】GDI12は、ディスプレイやプリンタと
いった各デバイス毎の依存性を吸収するためにデバイス
ドライバと呼ばれるモジュールを動的にリンクし、それ
ぞれのデバイスに対する出力処理を行う。プリンタに対
するこのモジュールはプリンタドライバ13と呼ばれ
る。
【0088】このプリンタドライバ13では、その能力
や機能などに応じてあらかじめデバイスドライバに実装
することが決められているDDI(Device Dr
iver Interface)と呼ばれる関数群を用
意する必要がある。アプリのAPI(Applicat
ion Programing Interface)
コールをGDI12がデバイスドライバ用にデータ変換
を行い、このDDI関数群が適宜GDI12からコール
され所定の印刷処理が実行されるような仕組みになって
いる。
【0089】GDI12では、このようにプリンタドラ
イバ2022を介してアプリケーション11からの印刷
要求をシーケンシャルに処理している。
【0090】14はスプーラで、GDI12から引き渡
される描画関数を受け取り、RAWデータでスプールフ
ァイルとして保持する。16はポートモニタで、ジョブ
を転送する時にデータ変換部17によりページ単位で印
刷されるジョブデータ18〜20のいずれかのジョブデ
ータとしてプリンタs102〜s104のいずれかに転
送する。
【0091】なお、スプーラ14で、RAWデータでス
プールされた場合は、すでにプリンタに転送できるPD
Lまたは、イメージデータ等のプリンタが出力できる形
式のデータとして、スプールファイルが作成されてい
る。そのため、図11で示すようにポートモニタ16で
ジョブを転送する時に、データ変換部17を介してペー
ジ単位で印刷されるジョブデータに変換して分散印刷を
実現する。以下、分散印刷処理について図12に示すフ
ローチャートを参照して説明する。
【0092】図12は、本発明に係る情報処理装置にお
ける第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、ホストコンピュータにおける分散印刷用のスプ
ール処理手順に対応する。なお、s801〜s808は
各ステップを示す。
【0093】上述したようにスプール処理終了後、ステ
ップs801において、分散印刷処理を開始すると、ス
テップs802において、スプーラ14の印刷の各ジョ
ブの順番が回ってくるとポートモニタ16に対して印刷
処理が開始され、ステップs803では、スプーラ14
からは、データが少しずつポートモニタ16に対して書
き出されるため、これらのデータをポートモニタ16で
まとめてジョブデータ18〜20を作成する。
【0094】次に、ステップs804において、図11
に示したポートモニタ16でページ指定印刷を指示でき
る、例えばLIPS(ページ記述言語)のようなPDL
ファイルであるかどうかを判定して、ページ指定印刷を
指示できると判定した場合は、ステップs805で、分
散先プリンタ数分、ジョブデータをコピーして作成す
る。
【0095】次に、ステップs806において、それぞ
れのジョブデータに、同じページが他のプリンタで印刷
されないように、複数のプリンタで1つのジョブのペー
ジがすべて印刷されるようにページ指定情報を付加す
る。次に、ステップs807において、同じポートから
分散数分のプリンタに重ならないページ指定情報を付加
されたジョブデータを転送して、ステップs808で、
分散印刷処理を終了する。
【0096】一方、ステップs804で、ラスタデータ
や、ページ指定印刷が実行できないプリンタであると判
定した場合には、ステップs809において、ページ単
位にジョブを分割して、ステップs807に進み、各プ
リンタにジョブデータを転送して分散印刷を実現する。
【0097】以上のような手順で、同一機種のプリンタ
の場合に、RAWデータを自動的に作成して分散印刷を
実現することができる。
【0098】〔第2実施形態〕以下、デバイス非依存の
データ(例えばEMF等のように特定のデバイスに依存
していない保存形式のデータ)で印刷データを受け付
け、分散印刷を実現する場合について、図13,図14
を参照して説明する。
【0099】図13は、本発明の第2実施形態を示す情
報処理装置を適用可能な印刷システムのデータ処理モジ
ュールを説明するブロック図であり、図11と同一のも
のには同一の符号を付してある。
【0100】図において、14−1〜14−3はスプー
ラで、それぞれプリンタドライバ13−1〜13−3か
らデバイス非依存のデータをスプールファイル15−1
〜15−3としてスプールする。34は再スプール部
で、スプールファイル15−1にスプールされたデバイ
ス非依存のデータをプリンタs103,プリンタs10
4に適応するデータに分割してGDI12−2,12−
3に引き渡す。
【0101】なお、GDI12−1はアプリケーション
ソフト11からジョブを受け取ると、GDI関数をプリ
ンタドライバ13−1に引き渡す。
【0102】31〜33は転送部で、スプーラ14−1
〜14−3に対応して、スプールされているスプールフ
ァイル15−1〜15−3を読み出してそれぞれプリン
タ2〜4に対して1ジョブが分割された印刷データを出
力する。
【0103】具体的には、デバイス非依存のデータでス
プールされた場合、印刷先のデバイスに応じたPDL
や、イメージに変換して、印刷する処理が必要になる。
そのため、図13で示すように、アプリケーションソフ
ト11は、スプーラ14−1でジョブを受け取ると、デ
ータ変換部としての再スプール部34がスプールファイ
ル15−1を取得する。再スプール部34は、プリンタ
s103、プリンタs104に対応したプリンタドライ
バで変換されるように、スプールファイルを分割し、再
度、印刷処理を行うことで分散印刷を実現する。以下、
図14に示すフローチャートを参照して分散印刷処理に
ついて説明する。
【0104】図14は、本発明に係る情報処理装置にお
ける第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、ホストコンピュータにおける分散印刷用のスプ
ール処理手順に対応する。なお、s1001〜s101
3は各ステップを示す。なお、本実施形態では、Win
dowsのプリンタオブジェクトに再印刷する手順で説
明するが、特定のデバイスに依存せずに、他のプリンタ
用に変換できる形式でスプールされているジョブに対し
て、各プリンタ用に複数のジョブに分割し、それぞれの
プリンタ用のPDLやイメージに展開する手段であれ
ば、他の手段でもよい。
【0105】図10に示したフローチャートのスプール
処理後、例えばEMFのようなデバイス非依存データの
ジョブがスプールされた状態から、ステップs1001
において処理が開始されると、ステップs1002にお
いて、再スプール部34が保持するそれぞれどのプリン
タの何ページずつ、または、1:1:1の割合などで、
ジョブを1/3ずつ分割し、プリンタの登録順にページ
を割り振るなどの分散先プリンタ情報を取得して参照す
る。
【0106】次に、ステップs1003で、(分散印刷
用プリンタから、スプールファイルを本発明のデータ変
換部が取得する。)特定のデバイスに非依存のデータを
作成し、ステップs1004で、ページ毎の分割データ
を作成し、ステップs1005において、分散先プリン
タに「プリンタA」が含まれているかどうかを判定し
て、分散先プリンタに「プリンタA」が含まれていると
判定された場合には、ステップs1006に進む。
【0107】この場合は、もとのジョブを削除せずにP
DL、またはイメージ化された印刷データが作成される
ため。ステップs1006において、「プリンタA」が
ページ指定のできるプリンタ、および、プリンタドライ
バであるか判断し、ページ指定可能なプリンタであると
判定した場合には、ステップs1007で、ページ指定
情報をジョブデータに追加して、ステップs1009移
行へ進み、ページ指定可能なプリンタでないと判定した
場合には、ステップs1008において、印刷データを
解析し、(「プリンタA」の印刷ページ数分の印刷デー
タに変更する。)ページごとの印刷データに分割して、
ステップs1009に進む。
【0108】一方、ステップs1005で、分散先プリ
ンタに「プリンタA」が含まれていないと判定された場
合には、ステップs1009において、それぞれの分散
先のプリンタのプリンタドライバを用いて各プリンタ用
のPDLやイメージデータに変換する。このデータ変換
の一例として、Windowsのプリンタから再印刷し
た場合は、次に、ステップs1010に進んで、それぞ
れの「プリンタB」、「MYプリンタ」用のスプーラ1
4−2,14−3に再スプールされ、各プリンタ内で印
刷順待ちとなる。
【0109】次に、ステップs1011において、各ス
プーラ14−1,14−2,14−3から印刷処理が開
始されると、ステップs1012において、転送部3
2,33からプリンタs103、プリンタs104用の
印刷データが転送され、処理を終了する。これにより、
分散印刷を実現することができる。
【0110】なお、ステップs1005において、印刷
先プリンタがすべて他のWindowsプリンタである
場合は、ステップs1005からそのままステップs1
009に進み、データ変換した印刷データのみで、分散
印刷を実現する方式でもよい。
【0111】以上のような手順で、画質の良い同一マシ
ン上に対する分散印刷と、複数機種にまたがったプリン
タに対する分散印刷を自動的に使い分ける機能を実現す
ることができる。
【0112】なお、印刷データをスプールする本第1の
データ処理手順は、アプリケーションが印刷指示を行い
プリントサーバs106に対して印刷要求を発行する前
に行われ、印刷データを受け付け、分散印刷を実現する
本第2のデータ処理順及び第3のデータ処理手順は、プ
リントサーバs106から各プリンタに対して印刷許可
を得た後に行われる。
【0113】また、前述したように、EMFスプールフ
ァイルやRAWスプールファイルは、プリンタ言語に変
換した印刷データの送信後もホストコンピュータに保持
しておき、プリントサーバs106からの印刷完了通知
に伴って各スプールファイルを破棄している。プリント
サーバs106から印刷完了が来ないでエラー通知が来
た場合は、エラー通知の該当するプリンタに対して送信
した印刷データに対応する各スプールデータからエラー
時に代替えするプリンタに対して印刷データを生成して
出力する。
【0114】つまり、エラーの生じたプリンタと代替え
プリンタとが同じ機種のプリンタである場合はそのまま
RAWデータを再送すればよく、異なる機種のプリンタ
である場合は、EMFデータから代替え用のプリンタド
ライバを介してプリンタ言語に変換した印刷データを生
成して出力することになる。よって、異なる機種間の代
替え処理時も、ユーザが再度アプリケーションを立ち上
げて指定頁だけを代替えのプリンタを選択して印刷指示
する必要がなく、自動的に代替え処理を行えることが可
能となる。
【0115】上記実施形態では、パーソナルコンピュー
タ(PC)にWindowsのようなOS上での動作を
例にして説明したが、他のOSやPC以外の装置であっ
ても、複数の出力装置に対して異なるスプール方式や、
プリンタ制御を行なえる装置から、一つのジョブを複数
の出力装置から出力するような装置であれば、どんなも
のでもよい。
【0116】上記実施形態によれば、異なる機種のプリ
ンタが混在を許したプリンタのグループに対する分散印
刷の場合に、ユーザの設定や操作に印刷の度に分散印刷
の設定を変更する等の余計な手間を増やすことなく、同
一機種のプリンタ群に分散印刷を実行する場合には、画
質の劣化を軽減するスプール形式を自動的に選択して分
散印刷を行ない、異機種のプリンタが混在するプリンタ
群に対する分散印刷の場合には、デバイス非依存のスプ
ール形式を自動的に選択して、アプリケーションソフト
からの操作、設定の手間は、なんら変わらずに、画質の
良い同一機種の分散印刷方法と、異機種の分散印刷方法
を使い分けることができる。
【0117】また、ページ指定印刷機能処理能力が異な
る印刷装置で分散印刷装置候補が構成される場合でも、
分散印刷処理を支障なく効率よく行える。
【0118】以下、図15に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る情報処理装置を適用可能な印刷システム
で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について
説明する。
【0119】図15は、本発明に係る情報処理装置を適
用可能な印刷システムで読み出し可能な各種データ処理
プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明す
る図である。
【0120】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0121】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0122】本実施形態における図10,図12,図1
4に示す機能が外部からインストールされるプログラム
によって、ホストコンピュータにより遂行されていても
よい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメ
モリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワーク
を介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群
を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるも
のである。
【0123】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0124】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0125】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0126】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0127】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0128】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜第30の発明によれば、印刷ジョブを分割し、複数の
印刷装置で印刷処理させる情報処理装置において、前記
印刷ジョブを分割して出力するための複数の印刷装置の
組み合わせに応じて、特定のファイル形式でデータをス
プールし、前記印刷ジョブを分割して出力するための複
数の印刷装置で印刷させるべく、前記スプール手段によ
りスプールされているデータに基づいて、分割された印
刷データを生成し、各印刷装置に分散出力するので、簡
単な分散プリント指示操作を行うだけで、分散印刷時に
組み合わされる印刷装置の機種やプリンタドライバがす
べて同一である場合でも、それぞれが異なる場合でも、
それぞれに対応する特定のファイル形式のデータを生成
して、要求されている印刷ジョブを分割して各印刷装置
で効率よく分散処理させて正常に出力することができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報処理装置を適用可能なプリン
トシステムの構成を説明する図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す情報処理装置の構
成を説明するブロック図である。
【図3】図2に示したFDドライブに対して挿入される
フロッピーディスクとの対応を説明する図である。
【図4】図3に示したフロッピーディスクの内部におけ
るデータのメモリマップを示す図である。
【図5】図2に示したRAMのメモリマップの一例を示
す図である。
【図6】本発明に係る情報処理装置を適用可能な印刷シ
ステムの構成を説明するブロック図である。
【図7】本発明の印刷制御システムに関するそれぞれの
装置におけるソフトモジュール構成を説明する図であ
る。
【図8】図6に示した分散プリンタを設定するためのユ
ーザインタフェース画面の一例を示す図である。
【図9】図6に示した分散プリンタにおける分散アルゴ
リズムについて設定する際に表示されるユーザインタフ
ェース画面の一例を示す図である。
【図10】本発明に係る情報処理装置における第1のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る情報処理装置を適用可能な印刷
システムのデータ処理モジュールを説明するブロック図
である。
【図12】本発明に係る情報処理装置における第2のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第2実施形態を示す情報処理装置を
適用可能な印刷システムのデータ処理モジュールを説明
するブロック図である。
【図14】本発明に係る情報処理装置における第3のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図15】本発明に係る情報処理装置を適用可能な印刷
システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを
格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
200 CPU 201 ROM 202 RAM 205 HD

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷ジョブを分割し、複数の印刷装置で
    印刷処理させる情報処理装置であって、 前記印刷ジョブを分割して出力するための複数の印刷装
    置の組み合わせに応じて、特定のファイル形式でデータ
    をスプールするスプール手段と、 前記印刷ジョブを分割して出力するための複数の印刷装
    置で印刷させるべく、前記スプール手段によりスプール
    されているデータに基づいて、分割された印刷データを
    生成し、各印刷装置に分散出力する出力制御手段と、を
    有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 出力先の複数の印刷装置を登録する登録
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の情報処理
    装置。
  3. 【請求項3】 登録されている複数の印刷装置に対応す
    るそれぞれのプリンタドライバで印刷データを生成する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 複数の印刷装置の組み合わせを判断し、
    デバイス依存のデータから非依存のデータでスプールす
    るかどうかを判断する判断手段を有することを特徴とす
    る請求項1記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記判断手段は、前記複数の印刷装置が
    すべてページ単位にジョブを分割できるプリンタ言語の
    印刷装置かどうかを判断することを特徴とする請求項4
    記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記判断手段は、前記複数の印刷装置が
    すべて同一機種であるかどうかを判断することを特徴と
    する請求項4記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記判断手段は、前記複数の印刷装置が
    すべて同一のプリンタドライバであるかどうかを判断す
    ることを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記デバイス依存のデータはRAWデー
    タであり、デバイスに依存しないデータはEMFである
    ことを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 各印刷装置に対して出力すべき前記印刷
    ジョブ中に印刷すべきページ数を指定可能かどうかを判
    定する判定手段と、 前記判定手段によりページ数を指定可能であると判定し
    た場合には、前記作成手段により作成された印刷ジョブ
    を分散印刷すべき印刷装置数分コピーし、該コピーされ
    た各印刷ジョブに印刷すべきページ数を付加して各印刷
    装置に転送し、前記判定手段によりページ数を指定可能
    でないと判定した場合には、各印刷装置毎に分散印刷さ
    せるページ毎に前記印刷ジョブを分割し、該分割された
    印刷ジョブを各印刷装置に転送する転送制御手段と、を
    有することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記判定手段は、各印刷装置に対して
    出力すべき前記印刷ジョブ中に印刷すべきページ数を各
    印刷装置のページ指定印刷能力情報に基づき指定可能か
    どうかを判定することを特徴とする請求項9記載の情報
    処理装置。
  11. 【請求項11】 印刷ジョブを分割し、複数の印刷装置
    で印刷処理させる情報処理装置におけるデータ処理方法
    であって、 前記印刷ジョブを分割して出力するための複数の印刷装
    置の組み合わせに応じて、特定のファイル形式でデータ
    をスプールするスプール工程と、 前記印刷ジョブを分割して出力するための複数の印刷装
    置で印刷させるべく、前記スプール工程によりスプール
    されているデータに基づいて、分割された印刷データを
    生成し、各印刷装置に分散出力する出力制御工程と、を
    有することを特徴とするデータ処理方法。
  12. 【請求項12】 出力先の複数の印刷装置を登録する登
    録工程を有することを特徴とする請求項11記載のデー
    タ処理方法。
  13. 【請求項13】 登録されている複数の印刷装置に対応
    するそれぞれのプリンタドライバで印刷データを生成す
    ることを特徴とする請求項11記載の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 複数の印刷装置の組み合わせを判断
    し、デバイス依存のデータから非依存のデータでスプー
    ルするかどうかを判断する判断工程を有することを特徴
    とする請求項11記載のデータ処理方法。
  15. 【請求項15】 前記判断工程は、前記複数の印刷装置
    がすべてページ単位にジョブを分割できるプリンタ言語
    の印刷装置かどうかを判断することを特徴とする請求項
    14記載のデータ処理方法。
  16. 【請求項16】 前記判断工程は、前記複数の印刷装置
    がすべて同一機種であるかどうかを判断することを特徴
    とする請求項14記載のデータ処理方法。
  17. 【請求項17】 前記判断工程は、前記複数の印刷装置
    がすべて同一のプリンタドライバであるかどうかを判断
    することを特徴とする請求項14記載のデータ処理方
    法。
  18. 【請求項18】 前記デバイス依存のデータはRAWデ
    ータであり、デバイスに依存しないデータはEMFであ
    ることを特徴とする請求項14記載のデータ処理方法。
  19. 【請求項19】 各印刷装置に対して出力すべき前記印
    刷ジョブ中に印刷すべきページ数を指定可能かどうかを
    判定する判定工程と、 前記判定工程によりページ数を指定可能であると判定し
    た場合には、前記作成手段により作成された印刷ジョブ
    を分散印刷すべき印刷装置数分コピーし、該コピーされ
    た各印刷ジョブに印刷すべきページ数を付加して各印刷
    装置に転送し、前記判定手段によりページ数を指定可能
    でないと判定した場合には、各印刷装置毎に分散印刷さ
    せるページ毎に前記印刷ジョブを分割し、該分割された
    印刷ジョブを各印刷装置に転送する転送制御工程と、を
    有することを特徴とする請求項11記載のデータ処理方
    法。
  20. 【請求項20】 前記判定工程は、各印刷装置に対して
    出力すべき前記印刷ジョブ中に印刷すべきページ数を各
    印刷装置のページ指定印刷能力情報に基づき指定可能か
    どうかを判定することを特徴とする請求項19記載のデ
    ータ処理方法。
  21. 【請求項21】 印刷ジョブを分割し、複数の印刷装置
    で印刷処理させる情報処理装置に、 前記印刷ジョブを分割して出力するための複数の印刷装
    置の組み合わせに応じて、特定のファイル形式でデータ
    をスプールするスプール工程と、 前記印刷ジョブを分割して出力するための複数の印刷装
    置で印刷させるべく、前記スプール工程によりスプール
    されているデータに基づいて、分割された印刷データを
    生成し、各印刷装置に分散出力する出力制御工程と、を
    実行させるためのプログラムを記録したコンピュータが
    読み取り可能な記憶媒体。
  22. 【請求項22】 出力先の複数の印刷装置を登録する登
    録工程を有することを特徴とする請求項21記載の記憶
    媒体。
  23. 【請求項23】 登録されている複数の印刷装置に対応
    するそれぞれのプリンタドライバで印刷データを生成す
    ることを特徴とする請求項21記載の記憶媒体。
  24. 【請求項24】 複数の印刷装置の組み合わせを判断
    し、デバイス依存のデータから非依存のデータでスプー
    ルするかどうかを判断する判断工程を有することを特徴
    とする請求項21記載の記憶媒体。
  25. 【請求項25】 前記判断工程は、前記複数の印刷装置
    がすべてページ単位にジョブを分割できるプリンタ言語
    の印刷装置かどうかを判断することを特徴とする請求項
    24記載の記憶媒体。
  26. 【請求項26】 前記判断工程は、前記複数の印刷装置
    がすべて同一機種であるかどうかを判断することを特徴
    とする請求項24記載の記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記判断工程は、前記複数の印刷装置
    がすべて同一のプリンタドライバであるかどうかを判断
    することを特徴とする請求項24記載の記憶媒体。
  28. 【請求項28】 前記デバイス依存のデータはRAWデ
    ータであり、デバイスに依存しないデータはEMFであ
    ることを特徴とする請求項24記載の記憶媒体。
  29. 【請求項29】 各印刷装置に対して出力すべき前記印
    刷ジョブ中に印刷すべきページ数を指定可能かどうかを
    判定する判定工程と、 前記判定工程によりページ数を指定可能であると判定し
    た場合には、前記作成手段により作成された印刷ジョブ
    を分散印刷すべき印刷装置数分コピーし、該コピーされ
    た各印刷ジョブに印刷すべきページ数を付加して各印刷
    装置に転送し、前記判定手段によりページ数を指定可能
    でないと判定した場合には、各印刷装置毎に分散印刷さ
    せるページ毎に前記印刷ジョブを分割し、該分割された
    印刷ジョブを各印刷装置に転送する転送制御工程と、を
    有することを特徴とする請求項21記載の記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記判定工程は、各印刷装置に対して
    出力すべき前記印刷ジョブ中に印刷すべきページ数を各
    印刷装置のページ指定印刷能力情報に基づき指定可能か
    どうかを判定することを特徴とする請求項29記載の記
    憶媒体。
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