JP2001109386A - フェンス等に取付け可能なステック - Google Patents

フェンス等に取付け可能なステック

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JP2001109386A
JP2001109386A JP28410399A JP28410399A JP2001109386A JP 2001109386 A JP2001109386 A JP 2001109386A JP 28410399 A JP28410399 A JP 28410399A JP 28410399 A JP28410399 A JP 28410399A JP 2001109386 A JP2001109386 A JP 2001109386A
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fence
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fences
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JP28410399A
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Hiroshi Omori
博 大森
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NIPPON EXTERIOR KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】既設又は新設のメッシュフェンスの縦桟や横桟
等に、棒状のステックを直接簡便に取付けられ、宣伝広
告や注意喚起等の所期効果が絶大に発揮される上、施工
性、経済性に優れたステックを提供する。 【解決手段】メッシュフェンス1B等のフェンスを構成
する縦材2や横桟3又はガードレールの支柱等に複数取
付けて所望の文字や絵画、模様等の表現が自在なステッ
ク5であり、フェンス1Bの桟2、3や支柱に取付け可
能な嵌挿部を有する棒状体に形成されている。ステック
5は、蓄光カラー発光する蓄光顔料と着色顔料が含有さ
れた合成樹脂製等により、桟や支柱に嵌挿するのに十分
な大きさであって、側面に嵌挿誘導部付きの開口部を有
する横断面C字状に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メッシュフェン
スやイラストフェンス等の各種フェンスの桟、あるいは
ガードレールの支柱等に取付けて使用されるステックの
技術分野に属し、さらに言えば、道路の沿道や公園・広
場等のパブリックスペースでフェンス等の表示を昼夜別
々に表現したり、河川や山間部等の電源のない場所で周
囲を明るくしたり、キャンプ地等で注意を喚起する等々
の様々な分野で使用されるフェンス等に取付け可能なス
テックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、広告や宣伝などに使用するフェン
ス用の媒体としては、メッシュフェンスを構成する横桟
に、着色パネルを多数懸架させて、予め企画された文字
や絵画等を製作する懸架式のパネルが既に知られてい
る。また、縦桟のみで構成されているフェンスにおいて
は、その縦桟を直接ペイントする等して広告宣伝が行わ
れている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】前記従来の懸架式パ
ネルは、縦桟と横桟とによって仕切られた空隙部を埋め
るようにパネルを横桟に懸架させて使用する方法である
ため、その取付け作業が大変面倒である上、多数のパネ
ルが必要であって工事費用の高騰を余儀なくされている
問題がある。フェンスの縦桟を直接ペイント等で着色す
る場合にあっては、到底煩わしさに耐え難い。
【0004】一方、縦桟と横桟とで構成されるメッシュ
フェンスの当該桟や道路側方に設置のガードレールの支
柱に、直接ステック(棒状体)を嵌め込んで広告宣伝等
の所期の効果を図る技術は現在のところ見当たらない。
【0005】したがって、本発明の目的は、既設又は新
設の各種のフェンスの縦桟や横桟又はガードレールの支
柱等に、棒状のステックを直接簡便に取付けられ、宣伝
広告や注意喚起等の所期効果が絶大に発揮される上、施
工性、経済性に優れたフェンス等に取付け可能なステッ
クを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めの手段として、請求項1に記載した発明は、フェンス
1Aを構成する桟2又はガードレールを構成する支柱等
に複数取付けて所望の文字や絵画、形状、模様等の表現
が自在なステック5であって、当該ステック5は前記フ
ェンス1Aの桟2又はガードレールの支柱等に取付け可
能な嵌挿部4を有する棒状体に形成されていることを特
徴とする。
【0007】請求項2記載の発明のステック5は、前記
請求項1記載の発明において、メッシュフェンス1Bを
構成する縦桟2と横桟3にそれぞれ取付け可能に構成さ
れていることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明のステック5は、前記
請求項1又は2に記載した発明において、蓄光カラー発
光する蓄光顔料と着色顔料が含有された合成樹脂で成形
されていることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明のステック5は、前記
請求項3に記載した発明において、合成樹脂100重量
部に対して、蓄光顔料と着色顔料の割合が5〜100重
量部の範囲内で構成されていることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明のステック5は、前記
請求項1又は2に記載した発明において、表面が着色さ
れたゴム製で形成されていることを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明のステック5は、前記
請求項1〜5のいずれか1項に記載した発明において、
桟又は支柱に嵌挿するのに十分な大きさであって側面に
開口部6を有する横断面C字状に形成されており、当該
C字状のステック5が前記の開口部6によって桟2、3
又は支柱に嵌挿可能に構成されていることを特徴とす
る。
【0012】請求項7記載の発明のステック5は、前記
請求項6に記載した発明において、横断面C字状のステ
ック5の開口部6は、両端縁部7、7が外方へ若干膨出
した嵌挿誘導部8として形成されていることを特徴とす
る。
【0013】請求項8記載の発明のステック5は、前記
請求項1〜7のいずれか1項に記載した発明において、
その内側面に突出部9が形成されていることを特徴とす
る。
【0014】請求項9記載の発明のステック5は、前記
請求項8に記載した発明において、突出部9が弾力性を
有することを特徴とする。
【0015】請求項10記載の発明のステック5は、前
記請求項1〜9のいずれか1項に記載した発明におい
て、色彩や長さ、大きさが異なる複数種類が予め用意さ
れていることを特徴とする。
【0016】請求項11記載の発明のステック5は、前
記請求項1〜10のいずれか1項に記載した発明におい
て、河川の上昇水位等の接触により感知すると共に警報
装置11に接続されたセンサーが取付けられていること
を特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】請求項1〜10記載の発明のフェ
ンス等に取付け可能なステックは、広告宣伝や注意喚起
さらには照明用として使用される。すなわち、道路沿い
や公園・広場等のパブリックスペース等に既設又は新設
のメッシュフェンス、イラストフェンス、防護フェンス
等の各種フェンスやガードレールに直接取付けて、文字
や模様等を昼夜別々に表現する場合に好適である。ま
た、河川や山間部等の電源のない危険な場所において、
周囲を明るくしたり危険情報を表示して警告する場合に
も好適に実施される。
【0018】当該フェンス等に取付け可能なステック
は、とりわけ多数の線条基材を編成接合して縦桟2と横
桟3の桟に構成された図1のようなメッシュフェンス1
B(φ=4〜4.5mm)において好適に実施される。
但し、図9のような縦桟2のみから成るフェンス1Aに
おいても実施可能である。
【0019】請求項1記載の発明の実施形態を説明す
る。
【0020】本発明のステック5は、図9に示したよう
なフェンス1Aを構成する桟(特には縦桟2)や、図示
を省略したガードレールの支柱自体に直接取付け可能な
中空の嵌挿部4を有する棒状体に形成されている(図
2、図3参照)。よって、このステック5を予め工場で
又は現場で所望の長さに切断して、フェンス1Aの桟2
等に複数取付けることにより、所望の文字や絵画、形
状、模様等を自由に表現することができる。図9及び図
10は、本ステック5により星形模様を表示した例を示
している。なお、本ステック5を半永久的に桟2等に取
付けておきたい場合は、接着剤等により桟2等に強固に
固定すればよい。
【0021】請求項2記載の発明の実施形態を説明す
る。
【0022】本発明のステックは、図1に示したような
メッシュフェンス1Bを構成する縦桟2と横桟3の桟に
それぞれ取付け可能に構成されている。したがって、こ
のステック5によれば、縦桟2だけでなく横桟3にも取
付けることにより、所望の文字や絵画、模様等をより一
層正確に表現することができる。同図1は、本ステック
5により「駐輪場」の文字と自転車その他のイメージデ
ザインを表現した例を示している。
【0023】なお、メッシュフェンス1Bに取付けたス
テック5により表現した文字、絵画等のパターンを、図
11〜図14に示した。図11は、山間部に設けられた
メッシュフェンス1Bに、本ステック5により「キャン
プ禁止」の文字とテント設営禁止の模様を表現してい
る。図12は、ステック5により逆三角形の模様の中に
手形を形成して注意表示する例を示している。図13
は、ステック5によるゴミ捨禁止の表示例、図14はた
き火禁止(又はキャッチボール禁止)の表示例をそれぞ
れ示している。
【0024】請求項3記載の発明の実施形態を説明す
る。
【0025】本発明のステック5は、蓄光カラー発光す
る蓄光顔料と着色顔料が含有された合成樹脂で成形され
ている。例えば、ABS樹脂等の合成樹脂に無機蓄光顔
料を所定割合で含有せしめてペレット化した組成物を、
プレス加工又は射出成形等で成形する。
【0026】とりわけ請求項4記載のように、合成樹脂
100重量部に対して、蓄光顔料と着色顔料の割合を5
〜100重量部の範囲内で実施する形態が好適である。
前記範囲以外のもの、例えば100重量部以上では、蓄
光発光するステック5として機械的性質が損なわれた
り、5重量部以下では、蓄光発光するステック5として
は十分な発光効果が発揮できなくなる虞れがあるからで
ある。
【0027】よって、本実施形態によれば、昼間は色が
判別できないステック5が蓄光され、夜間に際立つ広告
宣伝、注意喚起等を行うことができる。
【0028】請求項5記載の発明の実施形態を説明す
る。
【0029】本発明のステック5は、表面が着色された
発泡合成ゴムのウレタン等のゴムで製作されているの
で、取り扱いが便利であり、フェンスへの取付け後も安
全である。
【0030】請求項6記載の発明の実施形態を説明す
る。
【0031】本発明のステック5は、図3に示したよう
な桟や図示を省略したガードレールの支柱に嵌挿するの
に十分な大きさであって、横断面形状が側面に開口部6
を有するC字状に形成されている。よって、このC字状
のステック5は、前記の開口部6により縦桟2、横桟3
や支柱に自由に嵌挿可能に構成されている(図5参
照)。例えば、桟用としてはφ=7.3mm、支柱用と
してはφ=10mmのC字状ステック5により実施され
る。
【0032】特に請求項7記載のように、横断面C字状
のステック5の開口部6は、両端縁部7、7が外方へ膨
出した嵌挿誘導部8として形成する実施形態が好まし
い。この嵌挿誘導部8により、当該ステック5は桟2、
3や支柱に対して簡単に取付けることができる。その
上、嵌挿誘導部8の面によって所定の文字や絵画等を表
現できるから、フェンスやガードレールの表側から見た
場合と同様に表現でき、リバーシブルに利用することが
できる。
【0033】請求項8記載の発明の実施形態を説明す
る。
【0034】本発明のステック5は、図6に示したよう
に、内側面に山形状に突き出た突起や突条等による突出
部9が形成されている。この突出部9により、桟2、3
等に取付けられたステック5が滑って動く虞れがない。
【0035】とりわけ請求項9記載の発明の如く、図7
に示したように、前記突出部9をステック5の内側面か
ら接線方向に若干突き出た弾力性のある板状体に形成し
て実施すれば、防滑効果は勿論のこと、φ=4〜4.5
mmの大きさの異なるメッシュフェンス1Aの桟2、3
に対してもそのまま取付けることができる。
【0036】請求項10記載の発明の実施形態を説明す
る。
【0037】本発明のステック5は、色彩や長さ、大き
さが異なる複数種類が予め用意されているので、本ステ
ック5のフェンス桟2、3への取付け作業を簡単に行う
ことができる。
【0038】但し、上述したように、本ステック5を工
場や現場で所望の長さに適宜切断して使用できることは
勿論である。
【0039】請求項11記載の発明の実施形態を説明す
る。
【0040】本発明のステック5は、河川の上昇水位等
の接触により感知するセンサーが取付けられている。す
なわち、図8に例示したように、メッシュフェンス1B
にステック5により、「洪水危険水位」「警戒」の文字
や矢印等を構成するほか、危険水位のレベル位置の桟に
水平方向にステック5Aを取付ける。そして、このステ
ック5Aに、センサー(図示は省略)を取付けておく。
このセンサーは、当該メッシュフェンス1Bの上方に載
置した太陽電池10と警告灯などの警報装置11に接続
されている。よって、大雨により上昇した河川の水位が
ステック5Aに取付けられたセンサーに接触すると、警
報装置11が作動し、近隣住民やキャンパー等に警告を
発することができる。
【0041】
【実施例】上記フェンス等に取付け可能なステック、と
りわけ請求項4記載の蓄光顔料が含有された合成樹脂製
のステックの製造方法を下記に示す。
【0042】合成樹脂としては、ポリオレフィン、ポリ
プロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニール、ABS
樹脂、ポリメチルメタアクリレート、ポリアクリレー
ト、ポリ酢酸ビニール、ポリアクリロニトリル、ポリブ
タジェン、ポリアミド、ポリカーボネート、フェノール
樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、熱可塑性ポリエステ
ル、金属イオン結合ポリオレフィン、不飽和ポリエステ
ル樹脂、熱可塑性ゴムのストレートポリマー及び上記2
種以上の共重合体、ポリマーアロイ並びに上記2種以上
の混合物等が採用される。
【0043】フェンス等に取付け可能なステックは、上
記の各種合成樹脂(A)と、無機蓄光顔料(B)と、着
色顔料(C)と、オイル等の添加剤(X)とより成る混
合物である。
【0044】フェンス等に取付け可能なステックを製造
するには、上記の合成樹脂A、無機蓄光顔料B、6色の
着色顔料Cと、微量の添加剤Xとをプレンダー等で混合
してブレンド混合品を得た後、当該ブレンド混合品を加
熱し、2本の混合ローラー上又は混練押出機又はバンバ
リーミキサー等の通常のプラスチック混練機を用いて均
質混練後に円筒状にペレット化する。
【0045】前記の混練した組成物は、様々な成形法で
成形される。例えば、常圧成形、加圧成形、射出成形、
押出成形、回転成形、カレンダー成形、トランスファー
成形等の成形方法があり、その1種又は2種以上の組み
合わせによる実施が可能である。
【0046】前記の各種の成形方法を採用して、本発明
のステック5は、請求項6のように、全体的には、側面
に開口部6を有する横断面形状がC字形状となるように
成形する。前記開口部6は、その両側の端縁部7、7が
それぞれ外方へ膨出した嵌挿誘導部8として形成する
(請求項7)。また、必要に応じ、ステック5の内側面
に、突出部9を設けて形成することも好適に実施され
る。突出部9としては、弾性体として形成することが好
ましい(請求項8、請求項9)。
【0047】かくして製造されたステック5は、6色の
着色顔料と発光顔料(蓄光体カラー色材)を含有するこ
とによって、同一形状のステックでありながら、昼間と
夜間とでは、異質の文字や絵画等を表現できる。
【0048】すなわち、前記蓄光体カラー色材と、蓄光
有色発光発色させる太陽光線との関係は、太陽光線が蓄
光体カラー色材に光を蓄光させるために、ステック5
は、昼間はフェンス等の塗装色と同様の淡黄白色であ
り、ステック5に含有した蓄光体がカラー色材を表わし
たりしないので、どのような文字、絵画であるか全く分
らないのである。そして、夜間になると、日中の光を蓄
えて自然発光発色する無機蓄光顔料から成る蓄光体を含
有した前記ステック5が、有色発光して所定の文字や絵
画等を表わして暗闇にその表示を際立たせると共に、励
起効果で周辺を明るくするのである。
【0049】さらに、蓄光輝度は、従来の蓄光顔料の1
0倍の明るさ、励起する光の波長範囲が200〜400
ナノメーターと広いため、一晩中光り輝く。アルミン酸
ストロンチウムを主成分として実施すれば、従来の硫化
亜鉛を主成分とした蓄光顔料と異なり、放射性物質や有
害物質を全く含まず、環境にやさしい。
【0050】
【発明の奏する効果】請求項1に記載した発明のステッ
クは、フェンスの桟やガードレールの支柱等に取付け可
能な嵌挿部を有する棒状体に形成され、これを複数用い
ることにより所望の文字や絵画、模様等が自由に表現で
きるので、フェンスを埋めるような看板等に比べ、広告
宣伝費用の削減に寄与する。また、既存のフェンスやガ
ードレールをそのまま利用できるので、設置費用等の諸
経費の大幅な削減が達成される。
【0051】さらに、本ステックはフェンスの桟自体に
取付けられ、桟の間は依然として隙間があって風通しが
よいから、環境にやさしくて自然環境に溶け込むほか、
抵抗を受けにくく長期間の使用に耐える。その一方、ス
テックは取り外してリニューアルできる自在性もあって
至便である。
【0052】請求項2記載の発明も前記請求項1記載の
発明と同様の効果を奏するほか、本発明の場合、メッシ
ュフェンスの縦桟と横桟等にそれぞれ取付け可能である
ため、表現可能な文字や絵画、模様等のバリエーション
がより豊富となり、見る者の視覚に強烈に訴えることが
できる。
【0053】請求項3記載のステックは、蓄光カラー発
光する蓄光顔料と着色顔料が含有された合成樹脂で成形
されているので、夜間の発光発色により宣伝効果が絶大
である上、照明設備費用も不要であって、耐候性にも優
れている。本ステックをガードレールの支柱に取付けれ
ば、夜間や雨天時にドライバーの注意を喚起することが
でき、安全性が確保される。
【0054】請求項4記載のステックは、合成樹脂10
0重量部に対して蓄光顔料と着色顔料の割合が5〜10
0重量部内で構成されているので、十分な発光発色効果
が発揮される。
【0055】請求項5記載のステックは、表面が着色さ
れたゴム製であるので、運搬時や桟への取付け作業時、
さらには取付け後において安全性が向上される。
【0056】請求項6記載のステックは、桟に嵌め込む
に十分な大きさの横断面C字状に形成されているので、
材料費の節減が図られ経済的である。しかも、桟への取
付けが至極簡単である。
【0057】請求項7記載のステックのように嵌挿誘導
部を形成すれば、桟や支柱への取付け作業効率が向上さ
れるほか、この嵌挿誘導部の面を利用してフェンスの裏
側においても表側と同様に文字、模様等を表現できる自
在性があって便利である。
【0058】請求項8記載のステックによれば、内側面
の突出部に防滑効果があるので、動きにくく、大雨や強
風の影響を受けず、宣伝効果等の所期の目的を達成でき
る。その上、メンテナンスフリーとなって至便であった
り、盗難防止にも役立つのである。
【0059】請求項9記載のステックによれば、前記請
求項8記載の発明と同様の効果を奏するほか、突出部に
弾力性があるので、大きさの異なる桟や支柱に対しても
適宜対応可能な融通性に優れている。
【0060】請求項10記載のステックは、色彩や長
さ、大きさが異なる複数種類が予め用意されているの
で、現場での作業効率が向上される。
【0061】請求項11記載のステックによれば、洪水
による水位を示す所謂「ゲージボード」としても使用で
き、水害等の災害を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステックが取付けられたメッシュフェ
ンスの斜視図である。
【図2】桟へのステックの取付け状態を部分的に示した
斜視図である。
【図3】ステックの横断面図である。
【図4】メッシュフェンスの縦桟と横桟の交差位置での
ステックの取付け状態を拡大して示した正面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】突出部を有するステックの実施形態を示した平
面図である。
【図7】図6の異なる実施形態を示した平面図である。
【図8】ステックの異なる実施形態を示した全体図であ
る。
【図9】フェンスに取付けたステックを示した全体図で
ある。
【図10】ステックをフェンスに取付けて模様を形成し
た状態を示した斜視図である。
【図11】メッシュフェンスにおける表現態様のパター
ンを示した斜視図である。
【図12】メッシュフェンスにおける異なる表現態様の
パターンを示した正面図である。
【図13】メッシュフェンスにおける異なる表現態様の
パターンを示した正面図である。
【図14】メッシュフェンスにおける異なる表現態様の
パターンを示した正面図である。
【符号の説明】
1A フェンス 1B メッシュフェンス 2 縦桟 3 横桟 4 嵌挿部 5 ステック 6 開口部 7 端縁部 8 嵌挿誘導部 9 突出部 11 警報装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フェンスを構成する桟又はガードレールを
    構成する支柱等に複数取付けて所望の文字や絵画、形
    状、模様等の表現が自在なステックであって、当該ステ
    ックは前記フェンスの桟又はガードレールの支柱等に取
    付け可能な嵌挿部を有する棒状体に形成されていること
    を特徴とするフェンス等に取付け可能なステック。
  2. 【請求項2】ステックは、メッシュフェンスを構成する
    縦桟と横桟にそれぞれ取付け可能に構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載したフェンス等に取付け可
    能なステック。
  3. 【請求項3】ステックは、蓄光カラー発光する蓄光顔料
    と着色顔料が含有された合成樹脂で成形されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載したフェンス等に取
    付け可能なステック。
  4. 【請求項4】ステックは、合成樹脂100重量部に対し
    て、蓄光顔料と着色顔料の割合が5〜100重量部の範
    囲内で構成されていることを特徴とする請求項3に記載
    したフェンス等に取付け可能なステック。
  5. 【請求項5】ステックは、表面が着色されたゴム製で形
    成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載し
    たフェンス等に取付け可能なステック。
  6. 【請求項6】ステックは、桟又は支柱に嵌挿するのに十
    分な大きさであって側面に開口部を有する横断面C字状
    に形成されており、該C字状のステックは前記開口部に
    よって桟又は支柱に嵌挿可能に構成されていることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載したフェン
    ス等に取付け可能なステック。
  7. 【請求項7】横断面C字状のステックの開口部は、両端
    縁部が外方へ若干膨出した嵌挿誘導部として形成されて
    いることを特徴とする請求項6に記載したフェンス等に
    取付け可能なステック。
  8. 【請求項8】ステックの内側面に、突出部が設けられて
    いることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記
    載したフェンス等に取付け可能なステック。
  9. 【請求項9】ステックの内側面に設けられた突出部は、
    弾力性を有することを特徴とする請求項8に記載したフ
    ェンス等に取付け可能なステック。
  10. 【請求項10】ステックは、色彩や長さ、大きさが異な
    る複数種類が用意されていることを特徴とする請求項1
    〜9のいずれか1項に記載したフェンス等に取付け可能
    なステック。
  11. 【請求項11】ステックに、河川の上昇水位等の接触に
    より感知すると共に警報装置に接続されたセンサーが取
    付けられていることを特徴とする請求項1〜10のいず
    れか1項に記載したフェンス等に取付け可能なステッ
    ク。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009299306A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Unimatec Co Ltd 道路標識柱
JP2017198719A (ja) * 2016-04-25 2017-11-02 株式会社メセナ 太陽電池モジュール用標識シート及びその取付方法

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