JP2001108779A - 原子炉用制御棒 - Google Patents

原子炉用制御棒

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JP2001108779A
JP2001108779A JP28827299A JP28827299A JP2001108779A JP 2001108779 A JP2001108779 A JP 2001108779A JP 28827299 A JP28827299 A JP 28827299A JP 28827299 A JP28827299 A JP 28827299A JP 2001108779 A JP2001108779 A JP 2001108779A
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JP
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neutron absorber
absorber
control rod
cladding tube
neutron
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JP28827299A
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Shinichi Shiraishi
慎一 白石
Kiyoshi Izumi
清士 和泉
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加圧水型原子炉用制御棒の下端部の被覆管損
傷を防止する。 【解決手段】 加圧水型原子炉用制御棒20は、被覆管
21と、被覆管21の上端及び下端をそれぞれ閉じる上
部端栓及び下部端栓23と、被覆管21の内部に設けら
れた上部吸収体及び下部吸収体25とを有し、下部吸収
体25の下端部の截頭逆円錐部25aに接する受け部材
27が設けられ、受け部材27の上方及び内部に空間2
8、29が画成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉用制御棒に
関し、特に加圧水型原子炉の制御棒の先端部構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】原子炉の炉内反応度を制御する制御棒
は、原子炉炉心に挿入されたり、炉心から引抜かれたり
して使用されるので、炉心の主要構成要素である燃料集
合体の構造と密接に関連している。加圧水型原子炉にお
いては、互いに平行に配置された多数の燃料棒と、この
燃料棒の間にこれらと平行に配置された制御棒案内管と
を束状に組立てた所謂キャンレス燃料集合体を一般に使
用しているので、制御棒案内管に挿入される複数の細長
い制御棒を束状に組み立てた制御棒組立体所謂制御棒ク
ラスタを使用している。これを図面を参照して説明する
と、図8において、制御棒クラスタ1の複数の制御棒3
は、燃料集合体5の複数の制御棒案内管7に位置が対応
しており、この中に挿入されたり、これから抜き出され
たりして使用される。図における燃料集合体5は、構造
を分かりやすくするため、その一部を切り出して斜視図
として示したものである。従って、燃料集合体全体の構
造は、社団法人日本機械学会編「機械工学便覧」等に例
示されているものと同様のものである。このような制御
棒3は炉心内にあるとき、内部の中性子吸収体が中性子
を吸収して反応度を所定値に維持する。而して、現在の
加圧水型原子炉の運転方法では、定格出力近くの出力で
運転する場合が多いが、この場合、制御棒クラスタ1は
炉心の上方に引き上げられて支持され、下端部のみが炉
心の上端部内に位置している。従って、制御棒3内の中
性子吸収体のスエリング(体積膨張)が下端部において
相対的に大きくなるという現象が生ずる。
【0003】前述の現象を図9を参照し、制御棒3の詳
細構造と関連づけて説明する。図9(a)において、制
御棒3の細長い円筒形の被覆管11の上端及び下端は、
上部端栓13及び下部端栓15により密封されている。
そして、被覆管11の内部に上部吸収体17と下部吸収
体19とが挿入され、これらは最上部に入れられた押さ
えばね18により下方に押し付けられている。前述した
ように、下部吸収体19の中性子吸収による体積膨張が
大きいため、その外径を上部吸収体17よりも僅かに小
さくして被覆管11との半径方向隙間を相対的に大きく
し、体積膨張による干渉延いては被覆管11の押し広げ
を避けるようにしている(図は説明の都合上、隙間を誇
張して示している。)。中性子吸収による下部吸収体1
9の体積膨張は、その累積吸収量に依存するから、その
1例をを直径の増大として示せば、図9(b)の膨張曲
線9のようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然るに、下部吸収体1
9には、押さえばね18のばね力、上部吸収体17の重
量及び制御棒の挿入、引き抜き時のステップ移動の動的
荷重等により大きな軸方向圧縮力が作用する。このよう
な大きい軸方向圧縮力は下部中性子吸収体にポアソン変
形を生起し、スエリングによる半径方向膨張に加味され
る。更には、スエリングによる下部中性子吸収体の軸方
向伸びも前述の軸方向圧縮力により制限され、径増大に
転換される。このため、干渉予防の膨張代が用意されて
いるにもかかわらず、下部吸収体19が被覆管11に接
触して押し広げ、応力的に厳しい状態を生じたり、又押
し広げられた被覆管が制御棒案内管と接触し易くなって
摩耗が促進されたりするなどの種々の不具合を招来し易
い。これらの不具合は、被覆管自体の照射脆化等と相俟
って、被覆管11の品質、機能の低下を起こす虞れがあ
る。従って、本発明は、被覆管内の下部中性子吸収体の
スエリングによる径増大を最小に保持して被覆管の品質
低下や損傷を防止した下部構造を持つ原子炉用制御棒を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】如上の目的を達成するた
め、本発明によれば、被覆管と、この被覆管の上端及び
下端をそれぞれ閉じる上部端栓及び下部端栓と、被覆管
の内部に設けられた上部中性子吸収体及び下部中性子吸
収体とを有する原子炉用制御棒において、下部中性子吸
収体の軸方向伸び乃至膨張を吸収する軸方向空間がその
下部中性子吸収体の端部又は周辺に形成されるように構
成される。好適には、下部中性子吸収体の下端部を截頭
逆円錐形に形成し、該下端部の截頭逆円錐形面に接して
下部中性子吸収体を受ける着座部材を前記下部端栓に隣
接して又は一体的に設け、その着座部材の内部にその軸
方向空間が形成される。又、下部中性子吸収体を中空状
に形成し、その下部中性子吸収体を貫通する軸部を備え
た受台を上部中性子吸収体の下端部に配設し、下部端栓
内に設けたばねを介して前記受台の軸部下端を支持し
て、上部中性子吸収体と下部中性子吸収体との間に軸方
向空間が形成される。更に又、下部端栓と下部中性子吸
収体との間に圧縮ばねを介装し、下部端栓と該下部中性
子吸収体との間に軸方向空間を形成するのも好適であ
る。更に又、上下端面に凹みを持つ中性子吸収材ペレッ
トを複数個積み重ねて下部中性子吸収体とし、隣接する
中性子吸収材ペレットの隣接端面の凹みが軸方向空間を
分散的に形成するように構成することも好適である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
発明の実施形態を説明する。先ず、本発明による制御棒
20の全体像を把握するため、図2を参照して説明する
と、制御棒20は複数本組合わせられて制御棒クラスタ
30を形成する。即ち、ベーン31の先端部或いは中間
部に形成されたフィンガー部33に制御棒20の上端部
が取り付けられ、複数のベーン31の基端は、図示しな
い制御棒駆動軸に分離自在に連結されるスパイダ35に
接合されている。
【0007】図1に制御棒20の下端部の構造が示され
ている。図1において、中空の被覆管21の上端は従来
と同様に図示しない上部端栓で閉じられ、下端は先端が
略砲弾形の下部端栓23によって閉じられている。そし
て図示しない上部中性子吸収体即ち上部吸収体の下側に
下部中性子吸収体即ち下部吸収体25が設けられ、その
下部が截頭逆円錐部25aとして形成されている。そし
て、截頭逆円錐部25aの円錐面に接する着座面を有す
る合金製受け部材27が設けられ、下部端栓23の内端
面の上に載っている。そして、下部吸収体25の下端面
及び円錐面に隣接して体積膨張吸収用空間28,29が
それぞれ形成されている。
【0008】前述した構造の制御棒20において、図示
しない押さえばねのばね力、上部吸収体の重量及び挿
入、引き抜き時のステップ操作の加速度により軸方向圧
縮力Pが矢印に示すように作用するが、これは受け部材
25の截頭円錐面で受けられる。このため、支屈応力が
低くなる。更に、下部吸収体25は炉心の中性子を吸収
して膨張するが、その膨張体積の軸方向分は、空間2
8,29によって吸収される。このようにして、本実施
形態においては、軸方向圧縮力Pが半径方向の変形乃至
膨張を生起せず、又中性子吸収による半径方向体積膨張
も被覆管21の大きな抵抗を受ければ、容易に軸方向の
変形に転換されて空間28,29によって吸収される。
従って、下部吸収体25が被覆管21に接触するにして
も、作用する荷重は従来のものに比し大幅に低下され
る。このようにして、被覆管21の健全性は長期間保持
されて、制御棒の寿命が大幅に増大される。尚、図3に
示すように、下部端栓23の代わりに、受け部材27と
一体化した下部端栓24を使用しても、同様の作用効果
を生ずることは明らかである。
【0009】更に、図4を参照して、本発明の別の実施
形態を説明する。図4を参照するに、制御棒40の被覆
管41の下端に溶接接合された下部端栓43の中に圧縮
ばね室45が形成され、その中に圧縮ばね47が上下方
向を向いて入れられている。被覆管41の上部には上部
吸収体49が入れられていて、その下方に中空円柱状の
下部吸収体51が設けられている。下部吸収体51を貫
いて延びる軸53を備えた受台55は、上部吸収体49
の下面を支え、軸53は圧縮ばね室45の蓋57をも貫
いて、圧縮ばね47の上面に接している。そして、下部
吸収体51の上面と受台55の下面との間に軸方向空間
59が画成されている。空間59の軸方向長さは、圧縮
ばね47の最大ストロークよりも小さく、下部吸収体5
1及び上部吸収体49の軸方向伸びの合計値より大きく
設定されている。
【0010】このような制御棒40において、前述の軸
方向圧縮力Pは下部吸収体53に作用せず、受台55を
介して圧縮ばね47に作用する。従って、下部吸収体5
3には軸方向圧縮力Pによる半径方向の変形は発生しな
い。又、中性子吸収による下部吸収体51の軸方向膨張
体積も隣接した空間59に吸収され、被覆管41への過
大な拡張力は作用しない。
【0011】更に別の実施形態を図5及び図6を参照し
て説明する。図5において、制御棒60の被覆管61の
下端に密着接合された下部端栓63には、上部が開放さ
れたばね室65が形成され、その中に拘束ばね70が設
けられている。この拘束ばね70は、図6に示すよう
に、コイル状の圧縮ばね71、この上端面及び下端面に
接する上部受台73及び下部支持台75、更に下部支持
台75に接合された逆U字形金具77と上部受台73に
固定された鉤形金具79とから構成されている。この構
造では、逆U字形金具77と鉤形金具79と引っかけら
れているので、拘束ばね70の全長は規制されるが、圧
縮ばね71の変形により短縮は許容される。再び、図5
を参照するに、拘束ばね70の上方に下部吸収体67が
設けられる。そして、拘束ばね70の圧縮ばね71は初
期変形を受けるが、その時点で下部端栓63の上端面と
上部受台73との間に体積膨張吸収用軸方向空間69が
形成される。以上、説明したような構造の制御棒60に
おいて、下部吸収体67が中性子吸収により軸方向に膨
張しても、その膨張体積は空間69に吸収されて被覆管
61に過大な拡張力として作用しない。又、制御棒60
のステップ操作による大きな軸荷重は圧縮ばね71の変
形によって緩和され、大きな衝撃荷重として下部吸収体
67に作用しない。このようにして、軸方向荷重による
下部吸収体67の径方向の膨らみは生ぜず、被覆管71
には過大な力は作用しないから、損傷は効果的に防止さ
れる。
【0012】以上説明した実施形態においては、いずれ
も下部吸収体を一体構造部材として形成したが、後述す
るように複数個のペレットを積み重ねて積重体とし、こ
れを下部吸収体として使用しても良い。即ち、図7
(a)を参照するに、制御棒80の被覆管81の下端は
下部端栓83に嵌め合わされ、これらは円周溶接により
気密に接合される。被覆管81の中には、上部吸収体8
5と下部吸収体90が入られている。下部吸収体90は
複数の中性子吸収材ペレット91を積み重ねて形成さ
れ、これらの直径は上部吸収体85の直径より僅かに小
さく形成されている。即ち、中性子吸収材ペレット91
の外周面と被覆管81の内面との間に、説明の都合上誇
張して図示された間隙が形成されている。図7(b)に、
中性子吸収材ペレット91の斜視図が拡大して示されて
いる。中性子吸収材ペレット91は通常の円柱状ペレッ
トの上下の端面93及び外周面95にドーム状凹み97
及び溝状凹み99を付与した形になっている。凹み99
は略円弧形の断面を有し、等しい円周間隔で4個形成さ
れているが、この溝の形状及び個数などは例示のもので
あり、スエリングを吸収するという機能を達成するとい
う範囲内で適宜変更可能である。端面93の凹み97
は、中性子吸収材ペレット91が図7(a)に示すよう
に重ね合わされると、互いに向き合って軸方向空間92
を画成する。この軸方向空間92は、隣り合う中性子吸
収材ペレット91毎に全体として複数分散的に形成され
る。
【0013】以上のように構成された下部吸収体90を
備えた制御棒80を使用し続けると、中性子吸収材ペレ
ット91は中性子を吸収し続け体積膨張を続けていく。
体積膨張は3次元的に起こるものであり、半径方向成分
と軸方向成分に分けて観念されるが、体積膨張の軸方向
分は軸方向空間92により吸収され、半径方向分は凹み
99と被覆管81との間の空間で吸収される。勿論、下
部吸収体90の最上端面及び最下端面の凹み97が形成
する容積半分の軸方向空間92aも同様の体積膨張吸収
作用を呈する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原子炉用制御棒の被覆管内部に設けられる下部中性子吸
収体の端部に隣接して或いは内部に軸方向空間を形成
し、この軸方向空間により下部中性子吸収体のスエリン
グの軸方向分を専ら吸収するようにしたので、被覆管内
面との間の半径方向空間と相俟ってスエリング全体を効
果的に吸収し、下部中性子吸収体による被覆管との干
渉、押し広げ、延いては被覆管の損傷を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る制御棒の下端部の構造
を示す拡大部分断面図である。
【図2】前記実施形態に係る制御棒クラスタの斜視図で
ある。
【図3】前記実施形態の一部を改変した改変実施形態の
部分断面図である。
【図4】本発明の別の実施形態を示す部分断面図であ
る。
【図5】本発明の更に別の実施形態を示す部分断面図で
ある。
【図6】図5の一部を取り出して示す部分側面図であ
る。
【図7】(a)は本発明の更に別の実施形態を示す部分立
断面図であり、(b)はその一部を拡大して示す拡大斜
視図である。
【図8】従来の制御棒の使用状況を説明する概念図であ
る。
【図9】(a)は、制御棒の下端部の従来構造を示す部
分断面図であり、(b)はその問題点を説明するための
概念的グラフである。
【符号の説明】
20 制御棒 21 被覆管 23、24 下部端栓 25 下部吸収体 27 受け部材 28、29 空間 30 制御棒クラスタ 31 ベーン 33 フィンガー部 35 スパイダ 40 制御棒 41 被覆管 43 下部端栓 45 圧縮ばね室 47 圧縮ばね 49 上部吸収体 51 下部吸収体 53 軸 55 受台 57 蓋 59 空間 60 制御棒 61 被覆管 63 下部端栓 65 ばね室 67 下部吸収体 70 拘束ばね 71 圧縮ばね 73 上部受台 75 下部支持台 77 逆U字形金具 79 鉤形金具 80 制御棒 81 被覆管 83 下部端栓 85 上部吸収体 90 下部吸収体 91 中性子吸収材ペレット 92,92a 軸方向空間 93 端面 95 外周面、 97、99 凹み

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被覆管と、同被覆管の上端及び下端をそ
    れぞれ閉じる上部端栓及び下部端栓と、前記被覆管の内
    部に設けられた上部中性子吸収体及び下部中性子吸収体
    とを有する原子炉用制御棒において、少なくとも該下部
    中性子吸収体の軸方向体積膨張を吸収する軸方向空間を
    画成していることを特徴とする原子炉用制御棒。
  2. 【請求項2】 前記下部中性子吸収体の下端部を截頭逆
    円錐形に形成し、該下端部の截頭逆円錐形面に接触して
    該下部中性子吸収体を受ける着座部材を前記下部端栓に
    隣接して又は一体的に設け、前記着座部材の内部に該下
    部中性子吸収体の下端面に隣接して前記軸方向空間を画
    成していることを特徴とする請求項1記載の原子炉用制
    御棒。
  3. 【請求項3】 前記下部中性子吸収体を中空状に形成
    し、該下部中性子吸収体を貫通する軸部を備えた受台を
    前記上部中性子吸収体の下端部に配設し、前記下部端栓
    内に設けたばねを介して前記受台の軸部下端を支持し、
    該下部中性子吸収体と前記上部中性子吸収体との間に前
    記軸方向空間を画成していることを特徴とする請求項1
    記載の原子炉用制御棒。
  4. 【請求項4】 前記下部端栓と前記下部中性子吸収体と
    の間に圧縮ばねを介装し、該下部端栓と該下部中性子吸
    収体との間に前記軸方向空間を画成していることを特徴
    とする請求項1記載の原子炉用制御棒。
  5. 【請求項5】 上下端面に凹みを持つ中性子吸収材ペレ
    ットを複数個積み重ねて前記下部中性子吸収体とし、隣
    接する前記中性子吸収材ペレットの隣接端面の凹みが前
    記軸方向空間を画成していることを特徴とする請求項1
    記載の原子炉用制御棒。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009503463A (ja) * 2005-07-29 2009-01-29 アレヴァ エンペー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 加圧水形原子炉の制御棒

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009503463A (ja) * 2005-07-29 2009-01-29 アレヴァ エンペー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 加圧水形原子炉の制御棒
US8295427B1 (en) 2005-07-29 2012-10-23 Areva Np Gmbh Control rod for a pressurized water nuclear reactor

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