JP2001108277A - 空調制御システムおよび空調制御方法 - Google Patents
空調制御システムおよび空調制御方法Info
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- JP2001108277A JP2001108277A JP28519199A JP28519199A JP2001108277A JP 2001108277 A JP2001108277 A JP 2001108277A JP 28519199 A JP28519199 A JP 28519199A JP 28519199 A JP28519199 A JP 28519199A JP 2001108277 A JP2001108277 A JP 2001108277A
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Abstract
測された使用電力量が制限値を超えた場合には、この電
力量計に接続された全室内機の動作を停止させなければ
ならず、室内機毎に停止させるという細かい制御ができ
なかった。 【解決手段】 空調制御デマンド装置を設け、電力量計
で計測した使用電力量を、按分データを基にして各室内
機の使用電力量として配分し、この配分された使用電力
量が各室内機個別に設定した制限値を超えた場合には、
その室内機を停止させることで、室内機毎の個別制御を
可能とさせた。
Description
と、これらに接続した電力量計および、この室内機・室
外機を離隔的に制御する空調制御デマンド装置等の制御
装置を有する空調制御システム・空調制御方法に関する
ものであり、特に、電力量計で計測された使用電力量を
各室内機の使用電力量に分配し、この分配された使用電
力量に基づいて各室内機の動作を制御する技術に関する
ものである。
示すブロック図である。図6において、空調制御システ
ムは、第1の室内機101aと、第2の室内機101b
と、第3の室内機101cと、第4の室内機101d
と、室外機102と、第1の電力量計103aおよび第
2の電力量計103bと、空調管理装置104で主に構
成されている。
接続されており、よって、室内機のどれか一台でも運転
中であれば、室外機102は内部で冷媒を循環させ動作
する。第1の電力量計103aは、室外機102と第1
の電源線105aで接続され、室外機102で使用した
電力量を計測している。第2の電力量計103bは、第
1の室内機101a、第2の室内機101b、第3の室
内機101c、第4の室内機101dに第2の電源線1
05bで接続され、各室内機で使用した電力量の合計を
計測している。
外機102の運転管理をしている。また、空調管理装置
104は、室外機102と第1の制御伝送線106aで
接続されている。なお、室外機102と第1の室内機1
01a、第1の室内機101aと第2の室内機101
b、第2の室内機101bと第3の室内機101c、第
3の室内機101cと第4の室内機101dは、それぞ
れ制御伝送線106bで接続されている。さらに、第1
の電力量計103aおよび第2の電力量計103bは、
空調管理装置104と情報伝送線107で接続されてい
る。
を抑える目的から、電力量計で計測した使用電力量があ
る制限値を超える場合には室内機を停止させるという制
御がなされている。すなはち、ある一定期間毎に、第1
の電力量計103aおよび第2の電力量計103bから
情報伝送線107を介して空調管理装置104に使用電
力量の期間累積値が通知され、空調管理装置104では
その値を制限値と比較する。ここで、制限値をオーバー
した場合には、その電力量計に接続された全室内機の動
作を停止させる停止命令を送信する。
合計値が制限値をオバーした場合には、制御伝送線10
6aを介して、第1の室内機101a・第2の室内機1
01b・第3の室内機101c・第4の室内機101d
の停止命令が出させ、停止命令を受信した各室内機は動
作を停止する。なお、該当する室内機が動作を停止すれ
ば、当然に室外機102も、その動作を停止する。
制御システムでは、電力量計毎に使用電力量を監視し、
使用電力量が制限値をオーバーした場合には、その電力
量計に接続された全ての室内機を停止しなければならな
ず、1つでも常に動作させなければならない室内機があ
る場合には、消費電力制御ができないという問題があっ
た。
機を部署等に応じていくつかのグループに区分けし、グ
ループ単位で複数の室内機を別個に運転できるようにし
たものもあるが、同じ電力量計に接続された他のグルー
プの室内機が多くの電力を使用したことによって、あま
り使用していない自グループの室内機まで停止されてし
まうという問題があった。
ーした場合に室内機の動作を停止させるのみであり、段
階的に使用電力を抑えるというような制御はできなかっ
た。
されたものであり、第1の目的は、室内機、又はグルー
プ単位ごとに使用電力量の制限値を設定し、使用電力量
が制限値を超えた場合には、室内機個別に、又はグルー
プ単位で停止させることができる空調制御システムを提
供することである。
る前の段階で室内機毎の使用電力を抑制し、制限値を超
えるまでに運転できる時間を延長させることができる空
調制御システムを提供することである。
た場合に室内機を停止させると共に、手元のリモコンで
の運転を禁止させることができる空調制御システムを提
供することである。
御システムにおいては、制御装置は、電力量計から送ら
れた使用電力量を、室内機毎の構成を表わす構成データ
と、室内機毎の運転状況を表わす運転状況データに基づ
いて、個々の室内機の使用電力量として配分し、この配
分された使用電力量に基づいて室内機の動作制御を行う
ようにした。
時間を含むものとした。
した冷媒回路の膨張弁の開度の積算値を含むものとし
た。
量と予め設定された制限値とを比較し、配分された使用
電力量が制限値を超えた場合には、該当する室内機の動
作を停止させるようにした。
第1の制限値よりも小さい第2の制限値とが予め設定さ
れており、配分された使用電力量が第1の制限値を超え
る場合には、該当する室内機の動作を停止させ、配分さ
れた使用電力量が、第1の制限値を超えないが第2の制
限値を超える場合には、該当する室内機の設定温度を変
更するようにした。
いては、電力量計で計測した使用電力量を収集し、室内
機の運転状況データを収集するデータ収集ステップと、
使用電力量および運転状況データとから、室内機の使用
電力量を計算し、さらに、室内機の使用電力量の積算値
を計算する計算ステップと、積算値が予め定められた制
限値を超えているかを判定し、超えている場合には、該
当する室内機の動作を変更する動作変更ステップとを有
するものとした。
め定められた第1の制限値を超えているかを判定し、超
えている場合には該当する室内機の動作を停止させ、さ
らに、積算値が第1の制限値を超えない場合には、積算
値が予め定められた第2の制限値を超えているかを判定
し、超えている場合には該当する室内機の設定温度を変
更するようにした。
め定められた制限値を超えているかを判定し、超えてい
る場合には、該当する室内機を停止するとともに、使用
者による操作を禁止するようにした。
の実施の形態1における空調制御システムの構成を示す
ブロック図である。図1において、空調制御システム
は、第1の室内機1aと、第2の室内機1bと、第3の
室内機1cと、第4の室内機1dと、室外機2と、第1
の電力量計3aおよび第2の電力量計3bと、計測制御
器4と、空調制御デマンド装置5とで主に構成されてい
る。
ピュータ(以下、「マイコン」)6a〜6dを有してお
り、このマイコンが、内部メモリに記憶された設定に従
って室内機の動作制御を行っている。また、それぞれの
室内機の設定、例えば暖房・冷房・送風等の運転モード
や、温度等は、それぞれの室内機に接続されたリモコン
7a〜7dで使用者が行うことができる。なお、リモコ
ンとしては、室内機にケーブルで接続されたワイヤード
リモコンや、室内機に接続されておらず、電波で設定信
号を伝送するワイヤレスリモコンが存在する。
が接続されており、よって、室内機のどれか一台でも運
転中であれば、室外機2は内部で冷媒を循環させ動作す
る。第1の電力量計3aは、室外機2と第1の電源線8
aで接続されており、また、室外機2で使用した電力量
を計測、パルス発信部9aでパルスに変換し、第1のパ
ルス伝送線10aを介して計測制御器4に送信する。な
お、通常の電力量計で送信するパルスは、0.1〜0.
3msec、パルス単位は1kWh/pulse、ある
いは10kWh/pulseのものが多い。
a、第2の室内機1b、第3の室内機1c、第4の室内
機1dに第2の電源線8bで接続されており、また、第
1の電力量3aと同様に、各室内機で使用した電力量を
計測しパルス発信部9bでパルスに変換、第2のパルス
伝送線10bを介して計測制御器4に送信する。
スを受信し、そのパルス数をカウントして電力量データ
に変換し、積算する。また、空調制御デマンド装置5か
ら使用電力量の情報収集信号が送信された場合には、制
御伝送線12を介してその積算値を空調制御デマンド装
置5に送信する。なお、空調制御デマンド装置5は、メ
モリ・CPUを有するコンピュータで構成されている。
いて説明する。空調制御デマンド装置5は、計測制御器
4に運転制御信号・情報収集信号を送信したり、計測制
御器4から使用電力量データ・運転状況データを受信し
たりする送信・受信部5aと、デマンド制御部5bと、
記憶部5cとから主に構成されている。
ータおよび運転状況データから、各室内機の使用電力量
を按分計算する電力量按分計算部5dと、按分計算した
使用電力量の積算値と電力制限値とを比較判断し、制限
値を超えた場合には停止信号を出すように受信・送信部
5aに命令する電力量比較判断部5eと、一定時間間隔
で、受信・送信部5aに情報収集信号を送信するように
命令し、使用電力量データ・運転状況データを収集する
情報収集部5fとを有している。
力量を各室内機毎に積算した積算値を記憶する電力量積
算値記憶部5gと、室内機毎の電力制限値を記憶する電
力量制限値記憶部5hと、按分計算に必要となる空調制
御システムの構成データ、例えば、ファン容量、室内機
の能力、補助ヒータ容量、電力量計と室内機との接続情
報、室外機と室内機との接続情報等を記憶する構成デー
タ記憶部5iとを有している。なお、電力量計と室内機
との接続情報、室外機と室内機との接続情報は、空調制
御システムを構築した時に、オペレータが設定する必要
があり、ファン容量・室内機の能力・補助ヒータ容量等
の情報は、オペレータが設定するようにしても、各室内
機のマイコンから自動で受信するようにしてもよい。
制御する制御方法について、図2のフロチャートに基づ
き説明する。まず、情報収集部5fの命令により受信・
送信部5aから情報収集信号が計測制御器4に出され
る。計測制御器4は、まず、第1の電力量計3aおよび
第2の電力量計3bからの使用電力量データを制御伝送
線12を介して、受信・送信部5aに送信する(ステッ
プS1)。
内機から運転状況データを収集し、制御伝送線12を介
して受信・送信部5aに送信する(ステップS2)。な
お、運転状況データとは、室内機が停止しているのか運
転しているのかの状態や、冷房・暖房・送風などの運転
モード、強・中・弱・微弱などの運転強度、室外機と各
室内機を接続した冷媒回路の膨張弁の開度の積算値等、
時間経過によって変化するものであり、各室内機のマイ
コンで管理されている。
タ記憶部5iから構成データを読み込み、この構成デー
タと収集した運転状況データを使って、各電力量計から
収集した使用電力量データ毎の使用電力量を按分計算
し、対象室内機毎の使用電力量を算出する(ステップS
3)。
転状況データ中の各室内機の運転強度、及び冷媒回路の
膨張弁の開度の積算値を使用して使用電力量を按分計算
する場合を以下に示す。図3は、構成データ記憶部5i
に記憶された構成データの一部をマトリックス形式で示
した図である。室内機の情報としては、室内機Noと室
内機が接続された電力量計NoとグループNoとファン
容量(比率)と室内機の能力(比率)が関連付けられて
いる。例えば、図3(a)のマトリックスのデータ1行
目は室内機Noが1である第1の室内機1aは、電力量
計Noが2の第2の電力量計3bに接続し、グループN
oは1であり、ファン容量は1であり、能力が1である
ことを示している。
と室外機が接続された電力量計Noと、室外機に接続し
た室内機Noが関連付けられている。例えば、図3
(b)のマトリックスのデータ1行目は室外機Noが1
である室外機2は、電力量計Noが1の第1の電力量計
3aに接続し、この室外機2には室内機Noが1の第1
の室内機1aと、室内機Noが2の第2の室内機1b
と、室内機Noが3の第3の室内機1cと、室内機No
が4の第4の室内機1dとが接続されていることを示し
ている。
成データ記憶部5iから読み込み、第1の電力量計7a
および第2の電力量計7bから送られた使用電力量を分
配する室内機を決定する。なお、ここでは第1の電力量
計7aから送られた使用電力量が50、第2の電力量計
7bから送られた使用電力量が100であったものとす
る。
量に関しては、図3(a)の電力量計Noの欄が2のも
の、すなはち、第1の室内機1aと第2の室内機1bと
第3の室内機1cと第4の室内機1dを対象室内機とし
て決定する。次に、運転状況データから、この4つの室
内機の運転状況を調べる。
風、第2の室内機1bの運転強度が中風、第3の室内機
1cの運転強度が弱風、第4の室内機1dの運転強度が
微弱風であったとする。さらに、第1の室内機は、前回
の使用電力量の計算から今回の使用電力量の計算までの
期間中に始動が開始されたものであり、50%の時間し
か動作していないものとし、他の室内機はこの期間中ず
っと動作していたものとする。
各室内機のマイコンに記憶された始動時間と停止時間と
の情報から割り出すことができる。また、始動時に、始
動した事を表わす信号が空調制御デマンド装置5に送
り、停止時に、停止した事を表わす信号が空調制御デマ
ンド装置5に送るようにして、空調制御デマンド装置5
で使用電力量計算の対象期間中に動作した時間を計測す
るようにしてもよい。
風は3、弱風は2、微弱風は0.5とし、各室内機の強
度係数に、動作時間の割合、及び各室内機のファン容量
を掛けたものを按分係数とし、使用電力量を各室内機に
配分する。
量は20、第2の室内機1bの使用電力量は30、第3
の室内機1cの使用電力量は40、第4の室内機1dの
使用電力量は10との配分になる。なお、この室内機が
補助ヒータを有している場合には、この補助ヒータの容
量と補助ヒータの動作時間をも勘案して、各室内機の使
用電力量を配分するようにしてもよい。
ず図3(b)より、対象となる室外機に接続された室内
機のNoを調べ、運転状況データから、各室内機の膨張
弁の開度の積算値を求める。なお、膨張弁の開度は、0
・25・50・75・100の5段階で制御されてい
る。
の積算値が1000、第2の室内機1bの膨張弁の開度
の積算値が2000、第3の室内機1cの膨張弁の開度
の積算値が1000、第4の室内機1dの膨張弁の開度
の積算値が3000であったとする。
値×室内機の能力」として、第1の電力量計7aから送
られた使用電力量を各室内機に配分する。
量は5、第2の室内機1bの使用電力量は20、第3の
室内機1cの使用電力量は10、第4の室内機1dの使
用電力量は15との配分になる。
は、第1の室内機1aの使用電力量は25、第2の室内
機1bの使用電力量50、第3の室内機1cの使用電力
量は50、第4の室内機1dの使用電力量は25とな
る。
出した後、各室内機ごとに算出した使用電力量を前回の
処理までの積算値に加算し、各室内機ごとの電力量積算
値を電力量積算値記憶部5gに記憶させる(ステップS
4)。次に、室内機Noを1にセットする(ステップS
5)。次に、電力量制限値記憶部5hから該当室内機N
oの室内機の使用電力量制限値を読み込み、ステップS
4で計算した該当室内機Noの室内機の電力量積算値と
比較し、超えたか否かを判断する(ステップS6)。な
お、使用電力量制限値は個々の室内機毎に個別の値を設
定でき、例えば、廊下に配置された室内機の使用電力量
制限値は小さくし、多数のコンピュータが置かれたコン
ピュータルームに配置された室内機の使用電力量制限値
は大きくするなどの調整が可能である。
制限値を超えたと判断された場合には、電力量比較判定
部5eは、その室内機を停止する信号を送るように受信
・送信部5aに命令し、受信・送信部5aは停止信号を
送信する(ステップS7)。なお、この停止信号を受信
した、該当室内機のマイコンは、停止信号に従って、室
内機の運転を停止する。
かを判断する(ステップS8)。ステップS8で終了し
ていないと判断された場合には、室内機番号に1を加え
(ステップS9)、ステップS6以降を実施する。ま
た、ステップS8で終了したと判断した場合には、1分
間とか10分間、1時間など、一定期間待ち(ステップ
10)、その後に、ステップS1以降を実行する。な
お、上述のステップのうち、ステップS1・S2がデー
タ収集ステップに、ステップS3・S4が計算ステップ
に、ステップS6・S7が動作変更ステップに相当す
る。
力量積算値記憶部5gに記憶された積算値をゼロクリア
にすることにより、始動状態にすることができる。これ
は、空調制御システム全体を停止した場合や、オペレー
タがリセットすることで可能となる。
た使用電力量を求めることができ、この使用電力量に応
じた室内機の個別制御が可能となる。
で、例えば停止したくない室内機に対しては、制限値を
無限大にすることで制御対象外にすることができる。さ
らに、たまにしか使用されない倉庫等に設置された室内
機に対しては、制限値を小さくすることで、室内機の消
し忘れによる無駄な電力の消費を抑止できる。
力量を制限値と比較したが、例えばグループ単位で、グ
ループ内の室内機の総計と制限値を比較し制御するよう
にしてもよい。これにより、グループ単位での制御も可
能になる。
ァンの負荷や室内機の設定温度と室温との差等、様々は
項目を使用して行うことができる。
毎に、室内機毎の使用電力量を計算するようにしたが、
特に短い間隔で数回収集し、計算するようにしてもよ
く、また、運転状況データの種類に応じて収集する頻度
を変更してもよい。例えば、膨張弁の開度は細めに、例
えば1分毎に収集しておき、室内機の動作時間や運転モ
ードなどは1時間毎に収集し、これらから1時間毎の室
内機毎の使用電力量を計算するようしてもよい。
形態2における、使用電力量により各室内機の運転を制
御する制御方法を示すフローチャートであり、図2に示
したフローチャートにおいて、室内機ごとに使用電力量
の積算値を複数の制限値と比較し、オーバーした場合に
は設定温度を自動で変更させるようにしたものである。
る。ステップS6で、積算値が制限値以下の場合には、
次に、制限値の2/3を第2の制限値として設定し、積
算値が第2の制限値を超えるか否かを判定する(ステッ
プS20)。
を超えると判定された場合には、該当室内機の設定温度
と室温との差が3℃以下になるように設定する設定温度
変更信号を該当室内機に送信する(ステップS21)。
該当室内機のマイコン6は、この設定温度変更信号を受
信し、内部のメモリ中に記憶された設定温度を変更す
る。
で、使用者が冷房設定温度を23℃にしていたとして
も、自動的に27℃に設定変更されてしまう。また、現
在の室温が10℃で、使用者が暖房設定温度を20℃に
していたとしても、自動的に13℃に設定変更されてし
まう。なお、室温が設定温度になった場合には、使用電
力量がゼロに近いセーブ運転になる。
3以下であると判定された場合には、制限値の1/2を
第3の制限値として設定し、積算値が第3の制限値を超
えるか否かを判定する(ステップS22)。ステップS
22で、積算値が第3の制限値を超えると判定された場
合には、該当室内機の設定温度と室温との差が5℃以下
になるように設定する設定温度変更信号を送信する(ス
テップS23)。なお、上述のステップのうち、ステッ
プS6・S7・S20・S21等が動作変更ステップに
相当する。
前の段階で使用電力を抑制できる。なお、使用電力量の
積算値が制限値を超える前の段階で、設定温度ではな
く、運転強度を変更するような自動制御をしてもよい。
これでも、同様の効果を得ることができる。
5hに記憶された制限値から、一定電力量を差し引いた
ものとしても当然によい。
形態3における、電力量により各室内機の運転を制御す
る制御方法を示すフローチャートであり、図2のフロー
チャートにおいて、使用電力量の積算値が制限値を超
え、室内機に停止信号を送信して停止させた場合には、
以降使用者による操作をできなくさせるようにしたもの
である。
る。ステップS5で、電力積算値が使用電力量制限値を
超えたと判断された場合には、ステップS7で該当する
室内機に対して停止指令を送信する。次に、該当する室
内機に、操作を禁止させる操作禁止信号を送信する(ス
テップS30)。この指令を受けた該当室内機のマイコ
ン6は、リモコン7からの命令を受信する受信回路を切
断し、以降リモコンによる使用者からの操作を受け付け
なくなる。なお、上述のステップのうち、ステップS6
・S7・S30が動作変更ステップに相当する。
き、使用電力量による完全な室内機制御が可能となる。
いては、制御装置は、電力量計から送られた使用電力量
を、室内機毎の構成を表わす構成データと、室内機毎の
運転状況を表わす運転状況データに基づいて、個々の室
内機の使用電力量として配分し、この配分された使用電
力量に基づいて室内機の動作制御を行うようにした。
時間を含むものとした。
した冷媒回路の膨張弁の開度の積算値を含むものとし
た。
た使用電力量を求めることができ、この使用電力量に応
じた室内機の個別制御が可能となる。
量と予め設定された制限値とを比較し、配分された使用
電力量が制限値を超えた場合には、該当する室内機の動
作を停止させるようにした。
に対しては、制限値を無限大にすることで制御対象外に
したり、たまにしか使用されない倉庫等に設置された室
内機に対しては、制限値を小さくすることで、室内機の
消し忘れによる無駄な電力の消費を抑止できる等、室内
機に応じた木目細かい動作制御ができるようになる。
第1の制限値よりも小さい第2の制限値が予め設定され
ており、配分された使用電力量が第1の制限値を超える
場合には、該当する室内機の動作を停止させ、配分され
た使用電力量が、第1の制限値を超えないが第2の制限
値を超える場合には、該当する室内機の設定温度を変更
するようにした。
前の段階で使用電力を抑制できる。
いては、電力量計で計測した使用電力量を収集し、室内
機の運転状況データを収集するデータ収集ステップと、
使用電力量および運転状況データとから、室内機の使用
電力量を計算し、さらに、室内機の使用電力量の積算値
を計算する計算ステップと、積算値が予め定められた制
限値を超えているかを判定し、超えている場合には、該
当する室内機の動作を変更する動作変更ステップとを有
するものとした。
た使用電力量を求めることができ、この使用電力量に応
じた室内機の個別制御が可能となり、さらに室内機毎に
木目細かい制御ができる。
め定められた第1の制限値を超えているかを判定し、超
えている場合には該当する室内機の動作を停止させ、さ
らに、積算値が第1の制限値を超えない場合には、積算
値が予め定められた第2の制限値を超えているかを判定
し、超えている場合には該当する室内機の設定温度を変
更するようにした。
前の段階で使用電力を抑制できる。
め定められた制限値を超えているかを判定し、超えてい
る場合には、該当する室内機を停止するとともに、使用
者による操作を禁止するようにした。
き、使用電力量による完全な室内機制御が可能となる。
ステムを示す構成図である。
を示すフローチャートである。
一部をマトリックス形式で示した図である。
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
る。
第3の室内機、1d 第4の室内機、 2 室外機、
3a 第1の電力量計、3b 第2の電力量計、 4
計測制御器、 5 空調制御デマンド装置、5a 受信
・送信部、 5b デマンド制御部、 5c 記憶部、
5d 電力量按分計算部、 5e 電力量比較判断部、
5f 情報収集部、5g 電力量積算値記憶部、 5
h 電力量制限値記憶部、5i 構成データ記憶部、
6a〜6d マイコン、7a〜7d リモコン、 8a
第1の電源線、 8b 第2の電源線、9a 第1の
パルス発信部、 9b 第2のパルス発信部、10a
第1のパルス伝送線、 10b 第2のパルス伝送線、
11 パルス受信部、 12 制御伝送線
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の室内機と、前記室内機に接続され
た少なくとも1つの室外機と、前記室内機および前記室
外機の少なくとも1つに接続され、使用電力を計測する
電力量計と、前記電力量計に接続され、前記電力量計で
計測された使用電力量に従って、前記室内機の動作制御
を行う制御装置とを有する空調制御システムにおいて、
前記制御装置は、前記電力量計から送られた使用電力量
を、前記室内機毎の構成を表わす構成データと、前記室
内機毎の運転状況を表わす運転状況データに基づいて、
個々の室内機の使用電力量として配分し、この配分され
た使用電力量に基づいて前記室内機の動作制御を行うこ
とを特徴とする空調制御システム。 - 【請求項2】 運転状況データは、室内機の運転時間を
含むことを特徴とする請求項1に記載の空調制御システ
ム。 - 【請求項3】 運転状況データは、室内機が接続した冷
媒回路の膨張弁の開度の積算値を含むことを特徴とする
請求項1に記載の空調制御システム。 - 【請求項4】 制御装置は、配分された使用電力量と予
め設定された制限値とを比較し、前記配分された使用電
力量が前記制限値を超えた場合には、該当する室内機の
動作を停止させることを特徴とする請求項1から請求項
3のいずれかに記載の空調制御システム。 - 【請求項5】 制御装置には、第1の制限値と、前記第
1の制限値よりも小さい第2の制限値とが予め設定され
ており、配分された使用電力量が前記第1の制限値を超
える場合には、該当する室内機の動作を停止させ、前記
配分された使用電力量が、前記第1の制限値を超えない
が前記第2の制限値を超える場合には、前記該当する室
内機の設定温度を変更することを特徴とする請求項1か
ら請求項3のいずれかに記載の空調制御システム。 - 【請求項6】 複数の室内機と、前記室内機に接続した
室外機と、前記室内機および前記室外機の少なくとも1
つに接続された電力量計と、前記電力量計に接続された
制御装置とを有する空調制御システムにおける前記室内
機の運転を制御する空調制御方法において、前記電力量
計で計測した使用電力量を収集し、前記室内機毎の運転
状況データを収集するデータ収集ステップと、前記使用
電力量および前記運転状況データとから、個々の室内機
の使用電力量を計算し、さらに、前記室内機の使用電力
量の積算値を計算する計算ステップと、前記積算値が予
め定められた制限値を超えているかを判定し、超えてい
る場合には、該当する前記室内機の動作を変更する動作
変更ステップとを有していることを特徴とする空調制御
方法。 - 【請求項7】 動作変更ステップは、積算値が予め定め
られた第1の制限値を超えているかを判定し、超えてい
る場合には該当する室内機の動作を停止させ、さらに、
前記積算値が前記第1の制限値を超えない場合には、前
記積算値が予め定められた第2の制限値を超えているか
を判定し、超えている場合には該当する室内機の設定温
度を変更することを特徴とする請求項6に記載の空調制
御方法。 - 【請求項8】 動作変更ステップは、積算値が予め定め
られた制限値を超えているかを判定し、超えている場合
には、該当する室内機を停止するとともに、使用者によ
る操作を禁止することを特徴とする請求項6に記載の電
力制御方法。
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