JP2001106303A

JP2001106303A - ゴミ箱カバー

Info

Publication number: JP2001106303A
Application number: JP32731699A
Authority: JP
Inventors: Toshiko Fujisaki; トシ子藤▲崎▼
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1999-10-13
Filing date: 1999-10-13
Publication date: 2001-04-17

Abstract

(57)【要約】【課題】ゴミ箱に入れて外側に折り返したビニール袋
を隠せるゴミ箱カバーを提供する。【解決手段】筒状のカバー１の上部にゴム紐を通し、
該カバー１の上部内側に係止手段２ｂを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ゴミ箱の周囲を隠
すためのゴミ箱カバーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、家庭で、ゴミ箱の内側が汚れない
ように、そしてゴミの処理が簡単なようにゴミ箱の内側
にスーパー等のビニール袋を入れて使うことがあった
が、その際、ゴミ箱の外側に折り返したビニール袋がそ
のまま見えていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。見た目に恰好が悪く味気無い印象を与え
た。そのため、せっかく部屋を奇麗に飾ってもビニール
袋丸見えのゴミ箱が部屋の雰囲気を壊してしまった。本
発明は、以上の欠点を解決するためになされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
１では、折り返したビニール袋が見えないようにゴミ箱
の周囲の一部または全部を覆って隠すためのカバーに、
ゴミ箱に着脱自在に係止装着するための係止手段を設け
たことを特徴とするゴミ箱カバーを提案する。

【０００５】また、本発明の請求項２では、折り返した
ビニール袋が見えないようにゴミ箱の周囲の一部または
全部を覆い隠すためのカバーに、ゴミ箱に着脱自在に係
止装着するための係止手段を設け、該カバーにポケット
ティシュ用のペーパー引き出し口を有するティシュ入れ
を設けたことを特徴とするゴミ箱カバーを提案する。

【０００６】また、本発明の請求項３では、請求項１、
２記載のゴミ箱カバーにおいて、前記カバーにポケット
を設けたものを提案する。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。図１には第１実
施例の斜視図を示し、図２には同実施例の内側を示す内
面図を示し、図３にはビニール袋８を装着したゴミ箱９
の正面図を示し、図４には同実施例の使用時の正面図を
示し、図５には同実施例の使用時の一部切欠断面図を示
してある。

【０００８】本実施例では、家庭で、ゴミ箱９の中にス
ーパ等のビニール袋８を入れ上部をゴミ箱９の外側に折
り返した時に、その折り返した部分が隠れるようにゴミ
箱９の周囲を覆って隠すためのカバー１が設けられ、カ
バー１の上部にはゴミ箱９に係止装着するための係止手
段２ａが設けられている。

【０００９】本実施例では、カバー１は木綿布製で筒状
になっており、上縁から約３センチ程下がった位置の内
側に係止手段２ａとして生ゴム紐が一周して縫い付けら
れている。係止手段２ａである生ゴム紐より上方に出て
いるカバー１の部分でゴミ箱９の上縁も隠せる。尚、本
実施例では、使用中の脱落を防止するために係止手段２
ａとして滑り難い生ゴム紐を用いているが適宜素材を用
いてよい。また、本実施例のカバー１の丈は約２０セン
チで一周の長さは生ゴム紐を伸ばすと約１メートルにな
る。尚、カバー１の丈や横幅は適宜大きさにしてよい。

【００１０】本実施例を使用する時には、ゴミ箱９の中
にスーパー等のビニール袋８を入れて上部をゴミ箱９の
外側に折り返したゴミ箱９に、係止手段２ａである生ゴ
ム紐で、折り返したビニール袋８を押さえるようにして
カバー１をゴミ箱９に係止装着する。その際、係止手段
２ａである生ゴム紐をゴミ箱９の上縁近くに位置させ
る。

【００１１】図６には第２実施例の正面図を示し、図７
には同実施例の係止手段２ｂ、２ｃ部分の拡大縦断面図
を示してある。本実施例では、ゴミ箱９の周囲を覆って
隠すためのカバー１には上部に２種類の係止手段２ｂ、
２ｃが設けられている。本実施例では、カバー１は木綿
布製で筒状になっており、係止手段２ｂ、２ｃとしてフ
ックとゴム紐が用いられている。係止手段２ｂ、２ｃと
してのフックとゴム紐はカバー１の上縁から約３センチ
程下がった位置の内側に設けられている。

【００１２】また、係止手段２ｃとしてのゴム紐はカバ
ー１の内側上部に一周して縫い付けられた当て布１ｂの
中に通されており、当て布１ｂには係止手段２ｂである
フックを着脱自在に差し込むためのループが５箇所に設
けられている。本実施例では、フックは弾性のあるプラ
スチック製で５箇所に設けられている。尚、フックを金
属製等にしてもよく、何箇所に設けてもよい。フックを
取り外しても使用できるが、フックをゴミ箱９の上縁に
掛けることでカバー１がゴミ箱９から脱落するのを防げ
る。また、フックをカバー１に固着したものでもよい。

【００１３】図８には第３実施例の使用時の斜視図を示
し、図９には同実施例の平面図を示し、図１０には同実
施例の係止手段２ｄ部分の拡大縦断面図を示してある。
本実施例では、カバー１の上部には係止手段２ｄとして
弾性のあるプラスチック帯板が設けられている。プラス
チック帯板はカバー１の上縁から約３センチ程下がった
位置の内側に縫い付けられた当て布１ｂの中に設けられ
ている。カバー１は該当て布１ｂにギャザーを寄せた状
態で縫い付けられている。

【００１４】本実施例では特に円筒形ゴミ箱９ｂ向きに
なっているもので、係止手段２ｄであるプラスチツク帯
板は輪の一部が切れ、切れた部分で二重に重なったリン
グ形状になっており、カバー１はこのプラスチック帯板
によって一箇所側面が開いた筒状になる。

【００１５】本実施例では、係止手段２ｄであるプラス
チック帯板が弾性を有しているので円筒形ゴミ箱９ｂの
太さに応じて広がり、内側に戻る力で円筒形ゴミ箱９ｂ
に係止装着される。本実施例では、カバー１と当て布１
ｂは滑り難いようにタオル布製になっている。尚、係止
手段２ｄとしてプラスチック帯板に代えて弾性のある金
属製の帯板等を用いてもよい。

【００１６】図１１には第４実施例の背面図を示し、図
１２には同実施例の縦断面図を示してある。本実施例で
は、カバー１は木綿布製で１枚の平面状になっており背
面上部に係止手段２ａとして両端に雌雄の面ファスナー
４ａ、４ｂが設けられた生ゴム紐が縫い付けられてい
る。本実施例では、カバー１は丈が約２０センチで横幅
は生ゴム紐を伸ばせば約１メートルになり、生ゴム紐は
カバー１の上縁から約３センチ程下がった位置に設けら
れている。

【００１７】また、本実施例では、カバー１の表側中ほ
どにポケットティシュを入れてそのまま使える、ペーパ
ー引き出し口５ｂを有するティシュ入れ５と、予備のポ
ケットティシュを入れておけるようにポケット６が設け
られている。また、カバー１の背面の下部２箇所にはゴ
ミ箱９の側面に吸着するための吸盤７、７が設けられて
いる。尚、ティシュ入れ５やポケット６や吸盤７、７は
適宜箇所に設けてよく何個設けてもよい、また、雌雄の
面ファスナー４ａ、４ｂに代えてボタン等を用いてもよ
く、吸盤７、７に代えて磁石等を用いてもよい。

【００１８】本実施例を使用する時には、カバー１をゴ
ミ箱９に巻きつけるようにして雌の面ファスナー４ａと
雄の面ファスナー４ｂとを合わせ閉じる。その後、吸盤
７、７をゴミ箱９の側面に吸着させる。

【００１９】図１３には第５実施例の正面図を示し、図
１４には同実施例の使用時の正面図を示してある。本実
施例では、カバー１は１枚の平面状で、上部には上縁か
ら約３センチ程下がった位置に係止手段２ｅとして紐が
設けられている。カバー１は係止手段２ｅである紐の中
程にギャザーを寄せた状態で縫い付けられている。本実
施例では、カバー１の丈は約２０センチで、紐に縫い付
けられた部分の横幅は約６０センチになっており、係止
手段２ｅである紐はゴミ箱９の周囲を一周して結べるよ
うにカバー１の両端よりも各々５０センチ程長く設けら
れている。尚、紐の長さは適宜長さにしてよい。

【００２０】図１５には第６実施例の斜視図を示し、図
１６には同実施例の係止手段２ｄ部分の使用時の拡大縦
断面図を示してある。本実施例では、木綿布製のカバー
１の上部には係止手段２ｄが設けられている。本実施例
では、カバー１の上縁から約３センチ程下がった位置の
内側に当て布１ｂが縫い付けられており、カバー１はギ
ャザーを寄せた状態で該当て布１ｂに縫い付けられてい
る。本実施例では、係止手段２ｄとして弾性のあるプラ
スチック帯板が設けられており、プラスチック帯板は当
て布１ｂの中に着脱自在に通されている。

【００２１】本実施例では特に円筒形ゴミ箱９ｂ向きに
なっているもので、使用する時には、係止手段２ｄであ
るプラスチック帯板を手で輪状にし、円筒形ゴミ箱９ｂ
の内側上部に当てて手を離す。すると、係止手段２ｄで
あるプラスチック帯板の外側に戻る力で円筒形ゴミ箱９
ｂを押さえて係止装着される。尚、係止手段２ｄである
プラスチック帯板を当て布１ｂに固着したものでもよ
く、係止手段２ｄとしてプラスチック帯板に代えて弾性
のある金属製の帯板等を用いてもよい。

【００２２】以上で実施例にもとづき本発明の実施の形
態の説明を終えるが、本発明は上記実施例に限られるも
のではなく、公知技術等を用いて種々の態様をとりえ
る。例えば、カバー１の素材は木綿布やタオル布に限ら
ず、メッシュやレース等を用いてもよく、大きさも適宜
大きさにしてよい。また、第１、２、３、５、６実施例
のものにティシュ入れやポケットや吸盤等を設けてもよ
い。また、係止手段は適宜位置に設けてよく、吸盤や磁
石等を用いてもよい。また、ぬいぐるみ等の装飾を施し
たりしてもよい。

【００２３】

【発明の効果】本発明を使用すれば、ゴミ箱の外側に折
り返したビニール袋が丸見えにならないので部屋の雰囲
気を損なう心配がない。また、古くなって汚れたゴミ箱
でも周囲を覆って汚れを隠せるのでゴミ箱を長く利用で
きる。また、ファッション性もある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例の斜視図である。

【図２】第１実施例の内面図である。

【図３】ビニール袋を装着したゴミ箱の正面図である。

【図４】第１実施例の使用時の正面図である。

【図５】第１実施例の使用時の一部切欠断面図である。

【図６】第２実施例の正面図である。

【図７】第２実施例の係止手段部分の拡大縦断面図であ
る。

【図８】第３実施例の使用時の斜視図である。

【図９】第３実施例の平面図である。

【図１０】第３実施例の係止手段部分の拡大縦断面図で
ある。

【図１１】第４実施例の背面図である。

【図１２】第４実施例の縦断面図である。

【図１３】第５実施例の正面図である。

【図１４】第５実施例の使用時の正面図である。

【図１５】第６実施例の斜視図である。

【図１６】第６実施例の係止手段部分の使用時の拡大縦
断面図である。

【符号の説明】

１カバー１ｂ当て布２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ、２ｅ係止手段３ループ４ａ、４ｂ面ファスナー５ティシュ入れ５ｂペーパー引き出し口６ポケット７吸盤８ビニール袋９ゴミ箱９ｂ円筒形ゴミ箱

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ゴミ箱の周囲の一部または全部を隠すた
めのカバーに、ゴミ箱に着脱自在に係止装着するための
係止手段を設けたことを特徴とするゴミ箱カバー。
【請求項２】ゴミ箱の周囲の一部または全部を隠すた
めのカバーに、ゴミ箱に着脱自在に係止装着するための
係止手段を設け、該カバーにペーパー引き出し口を有す
るティシュ入れを設けたことを特徴とするゴミ箱カバ
ー。
【請求項３】前記カバーにポケットを設けたことを特
徴とする請求項１、２記載のゴミ箱カバー。