JP2001106111A - 車両用操舵装置 - Google Patents

車両用操舵装置

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JP2001106111A
JP2001106111A JP29272699A JP29272699A JP2001106111A JP 2001106111 A JP2001106111 A JP 2001106111A JP 29272699 A JP29272699 A JP 29272699A JP 29272699 A JP29272699 A JP 29272699A JP 2001106111 A JP2001106111 A JP 2001106111A
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孝修 高松
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勝利 西崎
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雅也 瀬川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ステアバイワイヤシステムにおいて左右に操舵
した状態で駐停車しても、次の発車時に操作部材の位置
と舵角とを対応させることができる車両用操舵装置を提
供する。 【解決手段】回転操作部材1の回転操作量に応じて制御
される操舵用アクチュエータ2の動きを、操作部材1を
車輪4に機械的に連結することなく、その動きに応じ舵
角が変化するよう車輪4に伝達する。操舵用アクチュエ
ータ2による舵角制御の異常時、操作部材1を車輪4
に、操作部材1の操作量に応じ舵角が変化するよう機械
的に連結する。操作用アクチュエータ19は、車速が零で
あってエンジン作動時は、操作部材1を直進操舵位置に
復帰させる弾力に基づくトルクに釣り合うトルクを操作
部材1に作用させる。車速が零であってエンジン停止信
号出力時は、操作部材1が車輪4に機械的に連結された
後に操作用アクチュエータ19のトルク発生が解除され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるステアバ
イワイヤシステムを採用した車両用操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ステアバイワイヤシステムを採用した車
両用操舵装置においては、ステアリングホイールを模し
た回転操作部材の回転操作に応じて制御される操舵用ア
クチュエータの動きを、その操作部材を車輪に機械的に
連結することなく、舵角が変化するようにその車輪に伝
達する。
【0003】また、その車輪に作用する操舵抵抗に応じ
たトルクを操作部材に作用させる操作用アクチュエータ
を設けることで、ステアリングホイールと車輪とが機械
的に連結された通常の車両と同様の操舵フィーリングを
ドライバーに付与している。さらに、ステアリングホイ
ールと車輪とが機械的に連結された通常の車両において
はセルフアライニングトルクがステアリングホイールに
作用することから、ステアバイワイヤシステムにおいて
は操作部材を直進操舵位置に復帰させるトルクを弾力に
基づき発生させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
左右何れかに操舵した状態で駐停車し、操作用アクチュ
エータにより操作部材に付与されるトルクが解除された
場合、ドライバーが操作部材から手を離すと、上記弾力
の作用により操作部材は直進操舵位置に復帰するが、車
輪は直進操舵位置に復帰しない。そのため、次に発車す
る際に操作部材の位置と舵角とが対応しないという問題
がある。
【0005】また、ステアバイワイヤシステムを採用し
た車両においては、操舵用アクチュエータの誤動作や故
障等におけるフェールセーフのため、そのような異常時
は操舵用アクチュエータによる舵角制御を解除し、操作
部材を車輪に機械的に連結する手段を設けている。しか
し、フェールセーフのために操作部材と車輪とが機械的
に連結される時、ドライバーに路面から車輪を介して操
舵抵抗が作用するため、操舵に要するトルクが急激に変
化し、操作部材が不慮に動いてしまうおそれがある。
【0006】さらに、ステアバイワイヤシステムを採用
した車両においては、舵角の変化を一定範囲に規制する
車輪側ストッパーとは別に、操作部材の回転操作角度の
変化を一定範囲に規制する操作部材側ストッパーを設
け、操作部材の操作量を低減することが望まれている。
しかし、その操作部材側ストッパーにより許容される操
作部材の最大回転操作角度が小さいと、その操作部材と
車輪とが機械的に連結された時に舵角が大きくなると、
操作部材側ストッパーにより操作部材の回転が阻止され
ることになるため、路面側から車輪を介して操作部材側
が衝撃を受けて破損するおそれがある。
【0007】本発明は、上記問題を解決することのでき
る車両用操舵装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転操作部材
と、操舵用アクチュエータと、その操作部材の回転操作
量に応じて操舵用アクチュエータを制御する制御手段
と、その操舵用アクチュエータの動きを、その操作部材
を車輪に機械的に連結することなく、その動きに応じて
舵角が変化するようにその車輪に伝達する手段と、その
操作部材を直進操舵位置に復帰させるトルクを弾力に基
づき発生する手段と、その操作部材に作用するトルクを
発生する操作用アクチュエータと、その操作用アクチュ
エータの発生トルクの制御手段と、その操作部材を車輪
に、その操作部材の操作量に応じて舵角が変化するよう
に機械的に連結可能、かつ、その連結を解除可能な手段
とを備え、その操作用アクチュエータは、車速が零であ
ってエンジン作動時は前記弾力に基づくトルクに釣り合
うトルクを発生するように制御され、その操舵用アクチ
ュエータによる舵角制御の異常時、および、車速が零で
あってエンジン停止信号が出力される時、その操作部材
は車輪に機械的に連結され、車速が零であってエンジン
停止信号が出力される時、その操作部材が車輪に機械的
に連結された後に前記操作用アクチュエータのトルク発
生が解除されることを特徴とする。本発明の構成によれ
ば、駐停車することで車速が零になり、エンジン停止信
号が出力されると、操作部材は車輪に機械的に連結され
る。この操作部材と車輪の連結後に、操作部材を直進操
舵位置に復帰させる弾力に基づくトルクに釣り合う操作
用アクチュエータの発生トルクが零とされる。これによ
り、左右何れかに操舵された状態で駐停車した後にドラ
イバーが操作部材から手を離しても、操作部材のみが車
輪とは独立して直進操舵位置に復帰することはなく、次
に発車する際に操作部材の位置と舵角とは対応する。
【0009】前記操作部材の回転操作角度の変化を一定
範囲に規制する操作部材側ストッパーと、舵角の変化を
一定範囲に規制する車輪側ストッパーとを備え、その操
作部材と車輪とが機械的に連結される時、その操作部材
側ストッパーによる操作部材の回転操作角度の変化の規
制は解除され、その操作部材側ストッパーにより回転操
作角度の変化が規制される時の操作部材の最大回転操作
角度は、その操作部材と車輪とが機械的に連結され、且
つ、その車輪側ストッパーにより舵角変化が規制される
時の操作部材の最大回転操作角度よりも小さく設定され
ているのが好ましい。これにより、正常動作時において
は操作部材側ストッパーにより操作部材の回転操作角度
を規制することで操作部材の操作量を低減できる。ま
た、フェールセーフや駐停車の際に操作部材と車輪とが
機械的に連結される時は、操作部材側ストッパーによる
操作部材の回転操作角度の変化の規制を解除し、車輪側
ストッパーにより規制することで、路面側から車輪を介
して操作部材側に衝撃が作用することはない。
【0010】その操舵用アクチュエータによる舵角制御
の異常時、その操作部材と車輪とが機械的に連結された
後に前記操作用アクチュエータにより操舵補助力が付与
されるのが好ましい。これにより、フェールセーフのた
めに操作部材と車輪とが機械的に連結される時に、操舵
に要するトルクの急激な変化を防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に示す車両の操舵装置は、ス
テアリングホイールを模した回転操作部材1の回転操作
量に応じて制御される操舵用アクチュエータ2の動き
を、その操作部材1を車輪4に機械的に連結することな
く、舵角が変化するようにステアリングギヤ3を介して
車輪4に伝達する。
【0012】その操舵用アクチュエータ2は、例えばブ
ラシレスモータ等の電動モータにより構成できる。その
ステアリングギヤ3は、その操舵用アクチュエータ2の
出力シャフトの回転運動をステアリングロッド7の直線
運動に変換する運動変換機構を有する。そのステアリン
グロッド7の動きは、タイロッド8とナックルアーム9
を介して車輪4に伝達される。そのステアリングギヤ3
は、操舵用アクチュエータ2の動きを車輪4のトー角の
変化に変換することで舵角を変化させることができれば
構成は限定されず、公知のものを用いることができ、本
実施形態では、車体に固定されるハウジング3aと、こ
のハウジング3a内において操舵用アクチュエータ2に
より回転駆動されるボールナット3bと、そのボールナ
ット3bに噛み合うボールスクリュー3cとを有し、そ
のボールスクリュー3cがステアリングロッド7に一体
化されている。
【0013】上記ステアリングロッド7の各端部近傍の
外周それぞれに、車輪側ストッパー5a、5bが設けら
れている。一方の車輪側ストッパー5aが上記ステアリ
ングギヤ3のハウジング3aの一端面に接することで、
左操舵限界が規定され、他方の車輪側ストッパー5bが
そのハウジング3bの他端面に接することで、右操舵限
界が規定されている。すなわち、車輪側ストッパー5
a、5bにより舵角の変化を一定範囲に規制している。
【0014】その操作部材1は、車体側により回転可能
に支持される入力シャフト10に同行回転するように接
続されている。その操作部材1に作用するトルクを発生
する操作用アクチュエータ19が設けられている。この
操作用アクチュエータ19により操作部材1の操作反力
を付与できる。この操作用アクチュエータ19は、その
入力シャフト10と一体の出力軸を有するブラシレスモ
ータ等の電動モータにより構成できる。
【0015】その操作部材1を直進操作位置に復帰させ
るトルクを弾力に基づき発生する弾力付与機構30が設
けられている。その操作部材1が操作状態でなくドライ
バーが操作力を付加しておらず、上記操作用アクチュエ
ータ19が入力シャフト10にトルクを付加していない
時、その弾力により操作部材1は直進操作位置に復帰す
る。なお、その操作部材1には回転位置を示す指標が設
けられている。例えば通常の自動車と同様に、操作部材
1を環状リム1aと、入力シャフト10と一体のハブ1
bと、そのリム1aとハブ1bとを連結するアーム1c
により構成し、そのアーム1cを指標として回転位置を
示すことができる形状にする。
【0016】図2に示すように、その弾力付与機構30
は、上記回転シャフト10と同軸心に一体化されること
で上記操作部材1と同行回転するボールスクリューシャ
フト31と、このスクリューシャフト31を覆う筒状の
ハウジング32と、そのハウジング32の一端側(図2
において上方側)に挿入固定される第1規制部材33
と、そのハウジング32の他端側(図2において下方
側)に挿入固定される第2規制部材34を有する。両規
制部材33、34は筒状で、互いに対してスクリューシ
ャフト31の軸方向の間隔をおいて配置される。そのハ
ウジング32は車体に例えばボルトにより固定され、各
規制部材33、34はハウジング32に例えば圧入され
ることで固定され、これにより、そのハウジング32と
各規制部材33、34は車体側部材とされている。その
スクリューシャフト31は、そのハウジング32と第2
規制部材34に嵌合されるベアリング35、36を介し
て車体側に支持される。
【0017】そのスクリューシャフト31にボール38
を介してボールナット39がねじ合わされる。そのナッ
ト39は、本体39aと、この本体39aの外周に例え
ば圧入されることで一体化される筒状部材39bと、こ
の筒状部材39bの両端外周から外方に突出する第1お
よび第2のフランジ39c、39dと、その筒状部材3
9bの内周に例えば圧入されることで一体化される抜け
止め部材39eを有する。その筒状部材39bは2部材
39b′、39b″を例えばねじ合わせることで構成さ
れ、その外周に後述のスライダー41、42とバネ43
(弾性部材)の嵌合が可能とされている。
【0018】そのナット39の各フランジ39c、39
dの外周と、上記各規制部材33、34の内周は、その
スクリューシャフト31の軸方向に相対移動可能かつ軸
中心に相対回転しないように、互いに対向すると共に非
円形、例えば多角形に沿うものとされている。これによ
り、入力シャフト10の回転により、ナット39の車体
側に対する軸方向移動が許容されると共に軸中心の回転
は阻止される。
【0019】そのナット39側の筒状部材39bの外周
に、環形状の第1スライダー41と環形状の第2スライ
ダー42が、スクリューシャフト31の軸方向に変位可
能に嵌め合わされている。両スライダー41、42はス
クリューシャフト31の軸方向に沿って互いに間隔をお
いて並列する。両スライダー41、42の間においてナ
ット39側の外周を囲むように圧縮コイルバネ43が配
置される。各スライダー41、42に、そのバネ43の
内部に向かい延びる筒状部41a、42aが形成されて
いる。両スライダー41、42によりバネ43が挟まれ
ることで、そのバネ43は、第1スライダー41にスク
リューシャフト31の一端に向かう(図2において上方
に向かう)弾力を作用させ、第2スライダー42にスク
リューシャフト31の他端に向かう(図2において下方
に向かう)弾力を作用させる。
【0020】両スライダー41、42とバネ43は、車
体側部材である上記両規制部材33、34の間に配置さ
れる。その第1規制部材33は第1スライダー41に対
向する第1阻止面33aを有する。その第2規制部材3
4は第2スライダー42に対向する第2阻止面34aを
有する。両阻止面33a、34aは、その間に両スライ
ダー41、42とバネ43が位置するように配置され
る。図2は、上記操作部材1が直進操舵位置にある時の
状態を示し、この時、そのバネ43の弾力により第1ス
ライダー41は第1阻止面33aに押し付けられ、第2
スライダー42は第2阻止面34aに押し付けられる。
【0021】また、両スライダー41、42とバネ43
は、ナット39側である上記両フランジ39c、39d
の間に配置される。その第1フランジ39cは第1スラ
イダー41に対向する第1受け面39c′を有する。そ
の第2フランジ39dは第2スライダー42に対向する
第2受け面39d′を有する。両受け面39c′、39
d′は、その間に両スライダー41、42とバネ43が
位置するように配置される。操作部材1が直進操舵位置
にある時、第1受け面39c′は第1阻止面33aと、
第2受け面39d′は第2阻止面34aと、スクリュー
シャフト31の軸方向において同一位置に配置される。
【0022】その操作部材1が直進操舵位置にある時、
そのナット39側の第1受け面39c′が第1スライダ
ー41に接することで、そのバネ43の弾力により、そ
のスクリューシャフト31の他端に向かう(図2におい
て下方に向かう)ナット39の変位が第1スライダー4
1を介して規制される。また、その操作部材1が直進操
舵位置にある時、そのナット39側の第2受け面39
d′が第2スライダー42に接することで、そのバネ4
3の弾力により、そのスクリューシャフト31の一端に
向かう(図2において上方に向かう)ナット39の変位
が第2スライダー42を介して規制される。
【0023】左操舵により、そのバネ43の弾力に抗し
て、そのナット39と第1スライダー41は同行してス
クリューシャフト31の他端に向かい(図2において下
方に向かい)変位する。図3は左操舵時の状態を示し、
この時、そのバネ43の弾力により第1スライダー41
は第1受け面39c′に押し付けられる。右操舵によ
り、そのバネ43の弾力に抗して、そのナット39と第
2スライダー42は同行してスクリューシャフト31の
一端に向かい(図2において上方に向かい)変位する。
図4は右操舵時の状態を示し、この時、そのバネ43の
弾力により第2スライダー42は第2受け面39d′に
押し付けられる。
【0024】車体側部材である第2規制部材34に、入
力シャフト10の軸方向に沿って伸縮可能な第1電動シ
リンダ53が固定され、その第1電動シリンダ53の伸
縮ロッド53aの先端に第1操作部材側ストッパー51
が取り付けられている。図3において2点鎖線で示すよ
うに、その第1電動シリンダ53の伸縮ロッド53aが
伸長した状態で、その第1操作部材側ストッパー51は
規制位置とされる。その規制位置の第1操作部材側スト
ッパー51にナット39が接することで、操作部材1の
操作が阻止され、左操作限界に至るものとされている。
【0025】また、その車体側部材であるハウジング3
2に、入力シャフト10の軸方向に沿って伸縮可能な第
2電動シリンダ54が固定され、その第2電動シリンダ
54の伸縮ロッド54aの先端に第2操作部材側ストッ
パー52が取り付けられている。図4において2点鎖線
で示すように、その第2電動シリンダ54の伸縮ロッド
54aが伸長した状態で、その第2操作部材側ストッパ
ー52は規制位置とされる。その規制位置の第2操作部
材側ストッパー52にナット39が接することで、操作
部材1の操作が阻止され、右操作限界に至るものとされ
ている。
【0026】これにより、その第1操作部材側ストッパ
ー51によりナット39の変位を阻止することで左操作
限界が規定され、その第2操作部材側ストッパー52に
よりナット39の変位を阻止することで右操作限界を規
定されている。すなわち、操作部材側ストッパー51、
52により操作部材1の回転操作角度の変化を一定範囲
に規制している。
【0027】その操作部材側ストッパー51、52によ
る操作部材1の回転操作角度の変化の規制は、上記電動
シリンダ53、54の伸縮ロッド53a、54aを図
3、図4において実線で示すように縮小して操作部材側
ストッパー51、52を解除位置に変位させることで解
除される。
【0028】図1に示すように舵角の変化により回転す
るように車輪4に機械的に連結される出力シャフト61
が設けられている。すなわち、その出力シャフト61の
一端にピニオン62が取り付けられ、そのピニオン62
にかみ合うラック歯63が上記ステアリングロッド7に
形成されている。これにより、舵角の変化によりステア
リングロッド7が移動することで出力シャフト61が回
転する。上記入力シャフト10と出力シャフト61とは
同軸心に配置されている。
【0029】その入力シャフト10と出力シャフト61
との間に電磁クラッチ65が介在する。その電磁クラッ
チ65により入力シャフト10と出力シャフト61とを
断接でき、その接続状態では入力シャフト10と出力シ
ャフト61とは同行回転し、その切断状態では入力シャ
フト10の回転は出力シャフト61に伝達されない。通
常状態では入力シャフト10と出力シャフト61との接
続は切断されている。その入力シャフト10と出力シャ
フト61とが接続されることで、操作部材1は車輪4
に、その操作部材1の回転操作量に応じて舵角が変化す
るように機械的に連結され、その接続が切断されること
で、その機械的連結は解除される。
【0030】その操作部材1の操作量として、その入力
シャフト10の回転角に対応する操作角δhを検出する
角度センサ11が設けられている。その操作部材1の操
作トルクTを検出するトルクセンサ12が入力シャフト
10に設けられている。舵角に対応するステアリングロ
ッド7の動きを検出する舵角センサ13が設けられてい
る。その角度センサ11とトルクセンサ12と舵角セン
サ13は、コンピュータにより構成される制御装置20
に接続される。また、その制御装置20に車速を検出す
る速度センサ29が接続される。その制御装置20によ
り、上記操舵用アクチュエータ2と操作用アクチュエー
タ19と電動シリンダ53、54と電磁クラッチ65と
が制御される。
【0031】図5、図6のフローチャートは制御装置2
0による制御手順を示す。まず、イグニッションスイッ
チのオンにより制御装置20から電磁クラッチ65に切
断信号が出力され、電動シリンダ53、54に規制信号
が出力される(ステップ1)。これにより、電磁クラッ
チ65による入力シャフト10と出力シャフト61との
接続は解除され、操作部材1と車輪4との機械的な連結
は解除される。また、電動シリンダ53、54は伸長
し、操作部材側ストッパー51、52は規制位置に位置
されて操作部材1の回転操作角度の変化を一定範囲に規
制する。
【0032】次に、各センサによる操作角δh、操作ト
ルクT、舵角δ、車速vの検出データは制御装置20に
読み込まれる(ステップ2)。
【0033】次に、検出された車速vが零か否かが判断
され(ステップ3)、車速vが零でなければ検出された
操作トルクTが零か否かが判断される(ステップ4)。
【0034】ステップ4において検出操作トルクTが零
でない場合、操作反力として目標操作トルクT* を付与
できるように操作用アクチュエータ19を制御する(ス
テップ5)。その目標操作トルクT* は操作角δhと車
速vの関数K1とされ、その関数K1は予め定められて
制御装置20に記憶される。例えば、図7に示すように
操作角δhが大きくなって車速vが小さくなる程に目標
操作トルクT* の絶対値が小さくなるように関数K1を
定める。この関数K1に基づき検出操作角δhと検出車
速vに応じて定まる目標操作トルクT* から検出操作ト
ルクTを差し引いた偏差が零になるように、操作用アク
チュエータ19の発生トルクが制御される。これによ
り、パワーステアリング装置による操舵フィーリングと
同様の操作フィーリングがドライバーに付与される。
【0035】ステップ4において検出操作トルクTが零
である場合、ドライバーは操作部材1に操作力を作用さ
せていないことから、バネ43の弾力により操作部材1
が直進操作位置に復帰するように、操作用アクチュエー
タ19の発生トルクは解除され(ステップ6)、ステッ
プ2に戻る。
【0036】ステップ3において車速vが零である場
合、エンジン停止信号が出力されたか否かが判断される
(ステップ7)。本実施形態では、そのエンジン停止信
号はエンジンのイグニッションスイッチのオフにより制
御装置20に出力される。
【0037】ステップ7においてエンジン停止信号が制
御装置20に入力されている時、制御装置20から電磁
クラッチ65に接続信号が出力される(ステップ8)。
これにより、電磁クラッチ65により入力シャフト10
と出力シャフト61とが接続されることで、操作部材1
は車輪4に機械的に連結される。
【0038】その操作部材1と車輪4との機械的連結後
に、制御装置20は操作用アクチュエータ19のトルク
発生を解除して発生トルクを零にし(ステップ9)、上
記電動シリンダ53、54に制御装置20から解除信号
を出力する(ステップ10)。これにより、電動シリン
ダ53、54の伸縮ロッド53a、54aは縮小し、操
作部材側ストッパー51、52は解除位置に変位され
る。すなわち、操作部材1と車輪4とが機械的に連結さ
れる時、操作部材側ストッパー51、52による操作部
材1の回転操作角度の変化の規制は解除される。
【0039】ステップ7においてエンジン停止信号が制
御装置20に入力されていない場合、すなわち車速が零
であってエンジンが作動している時、上記バネ43の弾
力に基づき操作部材1を直進操作位置に復帰させるトル
クに釣り合うトルクを、制御装置20は操作用アクチュ
エータ19に発生させ(ステップ11)、ステップ2に
戻る。
【0040】ステップ5において操作用アクチュエータ
19を制御した後に、舵角δを目標舵角δ* にすること
ができ、且つ、操作部材1の操作量に対する舵角δの割
合を車速に応じて変更できるように、制御装置20は上
記操舵用アクチュエータ2を車速vと操作部材1の操作
角δhとに応じて制御する(ステップ12)。その目標
舵角δ* は操作角δhと車速vの関数K2とされ、その
関数K2は予め定められて制御装置20に記憶される。
すなわち、操作角δhに対する舵角δの割合を車速が増
加する程に小さくするように、その操作角δhに対する
目標舵角δ* の比率δ* /δhが検出車速vに応じて変
更される。例えば図8に示すように、その比率δ* /δ
hは車速vが増加する程に小さくされる。その関数K2
に基づき検出操作角δhと検出車速vに応じて定まる目
標舵角δ* から検出舵角δを差し引いた偏差が零になる
ように、操舵用アクチュエータ2が制御される。これに
より、操作部材1の回転操作量に応じて操舵用アクチュ
エータ2を制御することができる。
【0041】次に、操舵用アクチュエータ2による舵角
制御が異常か否かが判断される(ステップ13)。例え
ば、目標舵角δ* から検出舵角δを差し引いた偏差の絶
対値が予め定めた設定値未満であれば舵角制御は異常で
なく、設定値以上であれば舵角制御は異常であると判断
する。その舵角制御が異常でなければステップ2に戻
る。
【0042】ステップ13において舵角制御が異常であ
る場合、操作用アクチュエータ19の出力は解除されて
操作用アクチュエータ19による舵角制御は解除される
(ステップ14)。
【0043】その操作用アクチュエータ19による舵角
制御が解除される時、制御装置20から電磁クラッチ6
5に接続信号が出力される(ステップ15)。これによ
り、電磁クラッチ65により入力シャフト10と出力シ
ャフト61とが接続されることで、操作部材1は車輪4
に機械的に連結される。
【0044】ステップ15にて電磁クラッチ65に接続
信号が出力された後に、上記電動シリンダ53、54に
制御装置20から解除信号が出力される(ステップ1
6)。これにより、電動シリンダ53、54の伸縮ロッ
ド53a、54aは縮小し、操作部材側ストッパー5
1、52は解除位置に変位される。すなわち、操作部材
1と車輪4とが機械的に連結される時、操作部材側スト
ッパー51、52による操作部材1の回転操作角度の変
化の規制は解除される。
【0045】その操作部材側ストッパー51、52によ
り操作部材1の回転操作角度の変化が規制される時は、
その規制時点における回転操作角度が操作部材1の最大
回転操作角度となる。その操作部材1と車輪4とが機械
的に連結され、且つ、その操作部材側ストッパー51、
52による操作部材1の回転操作角度の変化の規制が解
除される時は、上記車輪側ストッパー5a、5bによる
舵角変化の規制時点における回転操作角度が操作部材1
の最大回転操作角度となる。その操作部材側ストッパー
51、52により回転操作角度の変化が規制される時の
操作部材1の最大回転操作角度は、その操作部材1と車
輪4とが機械的に連結され、且つ、その車輪側ストッパ
ー5a、5bにより舵角変化が規制される時の操作部材
1の最大回転操作角度よりも小さく設定され、例えば前
者の最大回転操作角度は±360度とされ、後者の最大
回転操作角度は±540度とされる。
【0046】次に、操作用アクチュエータ19により操
舵補助力が付与される(ステップ17)。その操舵補助
力の大きさは予め定められて制御装置20に記憶され、
例えば検出舵角δが大きく、検出車速vが小さい程に操
舵トルクが小さくなるように設定され、その設定された
操舵トルクと検出操作トルクTとの偏差が零になるよう
に操作用アクチュエータ19を制御装置20により制御
する。これにより、操作部材1と車輪4とが機械的に連
結される時、操作用アクチュエータ19により操舵補助
力を付与できる。
【0047】次に、操作用アクチュエータ19による操
舵補助制御が異常か否かが判断される(ステップ1
8)。例えば、その設定された操舵トルクから検出操作
トルクTを差し引いた偏差の絶対値が予め定めた設定値
未満であれば異常でなく、設定値以上であれば異常であ
ると判断する。異常でなければステップ2に戻る。異常
であれば操作用アクチュエータ19の出力を解除して操
舵補助を解除し(ステップ19)、ステップ2に戻る。
【0048】上記構成によれば、駐停車することで車速
が零になり、イグニッションスイッチをオフにすること
でエンジン停止信号が出力されると、操作部材1は車輪
4に機械的に連結される。この操作部材1と車輪4の連
結後に、操作部材1を直進操舵位置に復帰させる弾力に
基づくトルクに釣り合う操作用アクチュエータ19の発
生トルクが零とされる。これにより、左右何れかに操舵
された状態で駐停車した後にドライバーが操作部材1か
ら手を離しても、操作部材1のみが車輪4とは独立して
直進操舵位置に復帰することはなく、次に発車する際に
操作部材1の位置と舵角とは対応する。また、正常動作
時においては操作部材側ストッパー51、52により操
作部材1の回転操作角度を規制することで操作部材1の
操作量を低減できる。フェールセーフや駐停車の際に操
作部材1と車輪4とが機械的に連結される時は、操作部
材側ストッパー51、52による操作部材1の回転操作
角度の変化の規制を解除し、車輪側ストッパー5a、5
bにより規制することで、路面側から車輪4を介して操
作部材1側に衝撃が作用することはなく、弾力付与機構
30等が破損するのを防止できる。さらに、フェールセ
ーフのために操作部材1と車輪4とが機械的に連結され
る時に、操舵補助力を付与することで操舵に要するトル
クの急激な変化を防止できる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、ステアバイワイヤシス
テムにおいて左右に操舵した状態で駐停車しても、次の
発車時に操作部材の位置と舵角とを対応させることがで
き、また、操作部材と車輪を機械的に連結した時に、舵
角が大きくなっても操作部材側に衝撃が作用するのを防
止できると共に、操舵に要するトルクの急激な変化を防
止して操作部材が不慮に動くのを防止できる車両用操舵
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の操舵装置の構成説明図
【図2】本発明の実施形態の操舵装置の直進操舵時にお
ける要部の断面図
【図3】本発明の実施形態の操舵装置の左操舵時におけ
る要部の断面図
【図4】本発明の実施形態の操舵装置の右操舵時におけ
る要部の断面図
【図5】本発明の実施形態の操舵装置の制御手順を示す
フローチャート
【図6】本発明の実施形態の操舵装置の制御手順を示す
フローチャート
【図7】本発明の実施形態の操舵装置における操作角と
目標操作トルクとの関係を示す図
【図8】本発明の実施形態の操舵装置における目標舵角
と操作角と車速との関係を示す図
【符号の説明】
1 回転操作部材 2 操舵用アクチュエータ 3 ステアリングギヤ 4 車輪 5a、5b 車輪側ストッパー 19 操作用アクチュエータ 20 制御装置 30 弾力付与機構 51、52 操作部材側ストッパー 65 電磁クラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62D 127:00 B62D 127:00 (72)発明者 瀬川 雅也 大阪府大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋精工株式会社内 (72)発明者 中野 史郎 大阪府大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋精工株式会社内 Fターム(参考) 3D032 CC08 CC34 CC46 DA03 DA05 DA15 DA23 DA47 DB02 DB03 DB05 DC29 DC33 DC34 DC40 DD02 DE09 EA01 EB04 EB11 EB12 EC22 EC27 GG01 3D033 CA03 CA11 CA13 CA16 CA17 CA18 CA21 CA31 CA32

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転操作部材と、操舵用アクチュエータ
    と、その操作部材の回転操作量に応じて操舵用アクチュ
    エータを制御する制御手段と、その操舵用アクチュエー
    タの動きを、その操作部材を車輪に機械的に連結するこ
    となく、その動きに応じて舵角が変化するようにその車
    輪に伝達する手段と、その操作部材を直進操舵位置に復
    帰させるトルクを弾力に基づき発生する手段と、その操
    作部材に作用するトルクを発生する操作用アクチュエー
    タと、その操作用アクチュエータの発生トルクの制御手
    段と、その操作部材を車輪に、その操作部材の操作量に
    応じて舵角が変化するように機械的に連結可能、かつ、
    その連結を解除可能な手段とを備え、その操作用アクチ
    ュエータは、車速が零であってエンジン作動時は前記弾
    力に基づくトルクに釣り合うトルクを発生するように制
    御され、その操舵用アクチュエータによる舵角制御の異
    常時、および、車速が零であってエンジン停止信号が出
    力される時、その操作部材は車輪に機械的に連結され、
    車速が零であってエンジン停止信号が出力される時、そ
    の操作部材が車輪に機械的に連結された後に前記操作用
    アクチュエータのトルク発生が解除されることを特徴と
    する車両用操舵装置。
  2. 【請求項2】前記操作部材の回転操作角度の変化を一定
    範囲に規制する操作部材側ストッパーと、舵角の変化を
    一定範囲に規制する車輪側ストッパーとを備え、その操
    作部材と車輪とが機械的に連結される時、その操作部材
    側ストッパーによる操作部材の回転操作角度の変化の規
    制は解除され、その操作部材側ストッパーにより回転操
    作角度の変化が規制される時の操作部材の最大回転操作
    角度は、その操作部材と車輪とが機械的に連結され、且
    つ、その車輪側ストッパーにより舵角変化が規制される
    時の操作部材の最大回転操作角度よりも小さく設定され
    ている請求項1に記載の車両用操舵装置。
  3. 【請求項3】その操舵用アクチュエータによる舵角制御
    の異常時、その操作部材と車輪とが機械的に連結された
    後に前記操作用アクチュエータにより操舵補助力が付与
    される請求項1または2に記載の車両用操舵装置。
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