JP2001105188A - 研磨スラッジブリケット製造装置 - Google Patents
研磨スラッジブリケット製造装置Info
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- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/02—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
- B30B9/04—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using press rams
- B30B9/06—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using press rams co-operating with permeable casings or strainers
- B30B9/067—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using press rams co-operating with permeable casings or strainers with a retractable abutment member closing one end of the press chamber
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- B30B9/32—Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
- B30B9/327—Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for briquetting scrap metal
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 研磨スラッジを確実に効率よく脱水できる
とともに、鉄源として再利用できる研磨スラッジブリケ
ットを成形することができる研磨スラッジブリケット製
造装置の提供。 【解決手段】研磨スラッジ供給タンク1と、タンク1か
ら研磨スラッジが供給される充填室7と 充填用シリン
ダー8のピストンロッドの先端に設けられ、充填室7内
の研磨スラッジを金型12へ押し込む押し部材10と、
充填室7に直交して連接され、充填室7の研磨スラッジ
が押し込まれる金型12と、第1シリンダー15と第2
シリンダー16のそれぞれのピストンロッド17,18
の先端に設けられ、金型12内で研磨スラッジをプレス
するプレス型19,20と、前記プレス型19,20押
圧面と背面とを貫通する複数の液抜き孔21とを備えて
いる研磨スラッジブリケット製造装置。
とともに、鉄源として再利用できる研磨スラッジブリケ
ットを成形することができる研磨スラッジブリケット製
造装置の提供。 【解決手段】研磨スラッジ供給タンク1と、タンク1か
ら研磨スラッジが供給される充填室7と 充填用シリン
ダー8のピストンロッドの先端に設けられ、充填室7内
の研磨スラッジを金型12へ押し込む押し部材10と、
充填室7に直交して連接され、充填室7の研磨スラッジ
が押し込まれる金型12と、第1シリンダー15と第2
シリンダー16のそれぞれのピストンロッド17,18
の先端に設けられ、金型12内で研磨スラッジをプレス
するプレス型19,20と、前記プレス型19,20押
圧面と背面とを貫通する複数の液抜き孔21とを備えて
いる研磨スラッジブリケット製造装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研磨スラッジから
ブリケットを製造する研磨スラッジブリケット製造装置
に関する。
ブリケットを製造する研磨スラッジブリケット製造装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】研磨スラッジは、べアリング鋼材や工具
鋼を使用している工場、その他工作機械、産業機械、自
動車等の精密部品を機械加工をする部門において、研磨
工程で大量に発生する。通常、研磨スラッジは、鉄分等
の金属、炭化珪素等の砥石粉、および研磨する際に使用
した大量の水、油あるいはこれらの混合物からなる。
鋼を使用している工場、その他工作機械、産業機械、自
動車等の精密部品を機械加工をする部門において、研磨
工程で大量に発生する。通常、研磨スラッジは、鉄分等
の金属、炭化珪素等の砥石粉、および研磨する際に使用
した大量の水、油あるいはこれらの混合物からなる。
【0003】工場で発生した研磨スラッジの処理は、研
磨スラッジをフィルタープレス等のプレスで脱水あるい
は脱油した後、フレコン袋に入れ、産業廃棄物処分業者
に逆有償で払い下げられ、トラック輸送で産業廃棄物最
終処分場に運搬され投棄されている。しかしながら、プ
レスで脱水あるいは脱油した研磨スラッジは、水分20
%〜50%程度の水分を含有しているので、環境問題な
どから産業廃棄物最終処分場の確保が難しくなっている
現状から、好ましくない。
磨スラッジをフィルタープレス等のプレスで脱水あるい
は脱油した後、フレコン袋に入れ、産業廃棄物処分業者
に逆有償で払い下げられ、トラック輸送で産業廃棄物最
終処分場に運搬され投棄されている。しかしながら、プ
レスで脱水あるいは脱油した研磨スラッジは、水分20
%〜50%程度の水分を含有しているので、環境問題な
どから産業廃棄物最終処分場の確保が難しくなっている
現状から、好ましくない。
【0004】また、研磨スラッジは、水分を5%程度ま
で脱水すると、残りの固形分の85%〜90%は鉄分等
の金属であり、これは電気炉等の金属溶解炉の原料とし
て使用できるため、金属を多く含有している研磨スラッ
ジをリサイクルして活用することができるので、有効な
研磨スラッジの脱水、脱油技術が望まれている。
で脱水すると、残りの固形分の85%〜90%は鉄分等
の金属であり、これは電気炉等の金属溶解炉の原料とし
て使用できるため、金属を多く含有している研磨スラッ
ジをリサイクルして活用することができるので、有効な
研磨スラッジの脱水、脱油技術が望まれている。
【0005】研磨スラッジの処埋技術として、例えば、
特許第2842991号公報には、汚泥、金属加工油、
その他スラッジ含有液体の圧搾脱水プレスとして、一方
に開閉自在の受圧板を介して開閉される開放口及び他方
の上面に原料投入口を備えたケーシングチューブであっ
て、このケーシングチューブの上面に液体取出部を設け
るとともに、このケーシングチューブにピストンを前後
動可能に装着してなる固液分離装置が開示されている。
特許第2842991号公報には、汚泥、金属加工油、
その他スラッジ含有液体の圧搾脱水プレスとして、一方
に開閉自在の受圧板を介して開閉される開放口及び他方
の上面に原料投入口を備えたケーシングチューブであっ
て、このケーシングチューブの上面に液体取出部を設け
るとともに、このケーシングチューブにピストンを前後
動可能に装着してなる固液分離装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報記載の固液分離装置では、研磨スラッジが含有する大
量の液体を一回のプレス処理で脱水しようとするため、
さらに大量の液体をケージングチューブの上面に穿設さ
れた透孔のみから液体を取り出す構造であるため、受圧
板とピストンの間から研磨スラッジが漏れ、受圧板の摺
動部分に入り、受圧板の開閉が円滑に上下動しなくな
り、効率よく十分に脱水することができないという問題
がある。
報記載の固液分離装置では、研磨スラッジが含有する大
量の液体を一回のプレス処理で脱水しようとするため、
さらに大量の液体をケージングチューブの上面に穿設さ
れた透孔のみから液体を取り出す構造であるため、受圧
板とピストンの間から研磨スラッジが漏れ、受圧板の摺
動部分に入り、受圧板の開閉が円滑に上下動しなくな
り、効率よく十分に脱水することができないという問題
がある。
【0007】そこで、本発明は、研磨スラッジを確実に
効率よく脱水できるとともに、鉄源として再利用できる
研磨スラッジブリケットを成形することができる研磨ス
ラッジブリケット製造装置を提供するものである。
効率よく脱水できるとともに、鉄源として再利用できる
研磨スラッジブリケットを成形することができる研磨ス
ラッジブリケット製造装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の研磨スラッジブ
リケット製造装置は、予備脱水した研磨スラッジを金属
溶解炉に装入可能な水分含有量以下までプレスにより脱
水して研磨スラッジブリケットを製造する研磨スラッジ
ブリケット製造装置において、予備脱水した前記研磨ス
ラッジが供給される充填室と、水平に配置された充填用
シリンダーのピストンロッドの先端に設けられ、前記充
填室内の研磨スラッジを金型へ押し込む押し部材と、充
填室に直交して連接され、前記充填室の研磨スラッジが
押し込まれる前記金型と、対向して配設した第1シリン
ダーと第2シリンダーのそれぞれのピストンロッドの先
端に設けられ、前記金型内で研磨スラッジをプレスする
プレス型と、少なくとも前記プレス型の一方に押圧面と
背面とを貫通する複数の液抜き孔とを備えていることを
特徴とする。
リケット製造装置は、予備脱水した研磨スラッジを金属
溶解炉に装入可能な水分含有量以下までプレスにより脱
水して研磨スラッジブリケットを製造する研磨スラッジ
ブリケット製造装置において、予備脱水した前記研磨ス
ラッジが供給される充填室と、水平に配置された充填用
シリンダーのピストンロッドの先端に設けられ、前記充
填室内の研磨スラッジを金型へ押し込む押し部材と、充
填室に直交して連接され、前記充填室の研磨スラッジが
押し込まれる前記金型と、対向して配設した第1シリン
ダーと第2シリンダーのそれぞれのピストンロッドの先
端に設けられ、前記金型内で研磨スラッジをプレスする
プレス型と、少なくとも前記プレス型の一方に押圧面と
背面とを貫通する複数の液抜き孔とを備えていることを
特徴とする。
【0009】本発明は、前記構成において、前記押し部
材の上部は、前記充填室内の研磨スラッジを金型へ押し
込む際に、研磨スラッジ供給タンクから充填室内へ研磨
スラッジを供給する通路を遮断する上部平面が形成す
る。
材の上部は、前記充填室内の研磨スラッジを金型へ押し
込む際に、研磨スラッジ供給タンクから充填室内へ研磨
スラッジを供給する通路を遮断する上部平面が形成す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、一対のシリンダーのピ
ストンで加圧する両押し方式で、両方のそれぞれのプレ
ス型の背面から脱水及び/又は脱油(以下、本明細書で
は、「脱水」という。)する方式で、予備脱水された研
磨スラッジを充填シリンダーのピストンで低圧で予備成
形・減容し、脱水したものを金型内に送り込み、高圧で
最終脱水をする構造である。
ストンで加圧する両押し方式で、両方のそれぞれのプレ
ス型の背面から脱水及び/又は脱油(以下、本明細書で
は、「脱水」という。)する方式で、予備脱水された研
磨スラッジを充填シリンダーのピストンで低圧で予備成
形・減容し、脱水したものを金型内に送り込み、高圧で
最終脱水をする構造である。
【0011】本発明において、処理する研磨スラッジ
は、研磨工程で発生した研磨スラッジの水分量を予め低
減させた予備脱水された研磨スラッジであり、例えば、
現在、産業廃棄物最終処分場へ送る前に高圧ベルトプレ
ス等の脱水機で、残留水分が20〜50%程度に予備脱
水した綿状の研磨スラッジが好ましい。前記脱水機とし
ては、例えば、高圧ベルトプレスである積水製「セキス
イLH型脱水機」、ノリタケカンパニー製「ノリタケザ
ックシ式ベルトフィルター」等が使用されている。
は、研磨工程で発生した研磨スラッジの水分量を予め低
減させた予備脱水された研磨スラッジであり、例えば、
現在、産業廃棄物最終処分場へ送る前に高圧ベルトプレ
ス等の脱水機で、残留水分が20〜50%程度に予備脱
水した綿状の研磨スラッジが好ましい。前記脱水機とし
ては、例えば、高圧ベルトプレスである積水製「セキス
イLH型脱水機」、ノリタケカンパニー製「ノリタケザ
ックシ式ベルトフィルター」等が使用されている。
【0012】
【実施例】図1は本発明の研磨スラッジブリケット製造
装置を示し、(a)は平面図、(b)は研磨スラッジブ
リケットを取り出す状態の説明図、図2は同側面図、図
3は同正面図である。図4はシュート、充填室及び金型
との配置関係を示す図、図5はプレス型の液抜き孔を示
し、(a)は側面図、(b)は正面図である。
装置を示し、(a)は平面図、(b)は研磨スラッジブ
リケットを取り出す状態の説明図、図2は同側面図、図
3は同正面図である。図4はシュート、充填室及び金型
との配置関係を示す図、図5はプレス型の液抜き孔を示
し、(a)は側面図、(b)は正面図である。
【0013】研磨スラッジブリケット製造装置は、研磨
スラッジ供給タンク1が研磨スラッジを後述する充填室
7へ供給するため、充填室7の上方に配置される。
スラッジ供給タンク1が研磨スラッジを後述する充填室
7へ供給するため、充填室7の上方に配置される。
【0014】研磨スラッジ供給タンク1の底部には、予
備脱水された研磨スラッジを充填室7へ供給する供給口
2が設けられ、図4に示すように、供給口2は研磨スラ
ッジを供給する通路としてのシュート3で充填室7に通
じている。
備脱水された研磨スラッジを充填室7へ供給する供給口
2が設けられ、図4に示すように、供給口2は研磨スラ
ッジを供給する通路としてのシュート3で充填室7に通
じている。
【0015】また、研磨スラッジ供給タンク1の底部に
は、研磨スラッジ供給タンク1に投入された研磨スラッ
ジを供給口2に掻き寄せるため、2枚の羽根からなるサ
ークルフィーダ4がモータ5で回転可能に設けられてい
る。さらに、研磨スラッジ供給タンク1内には、研磨ス
ラッジ供給タンク1に投入された予備脱水された研磨ス
ラッジが固化するのを防止するため、複数の羽根を縦方
向に間隔をおいて取り付けた撹拌器6が設けられてい
る。なお、研磨スラッジの充填室への供給は、研磨スラ
ッジ供給タンク1に限定されるものではなく、コンベヤ
や人力により実施してもよい。
は、研磨スラッジ供給タンク1に投入された研磨スラッ
ジを供給口2に掻き寄せるため、2枚の羽根からなるサ
ークルフィーダ4がモータ5で回転可能に設けられてい
る。さらに、研磨スラッジ供給タンク1内には、研磨ス
ラッジ供給タンク1に投入された予備脱水された研磨ス
ラッジが固化するのを防止するため、複数の羽根を縦方
向に間隔をおいて取り付けた撹拌器6が設けられてい
る。なお、研磨スラッジの充填室への供給は、研磨スラ
ッジ供給タンク1に限定されるものではなく、コンベヤ
や人力により実施してもよい。
【0016】上部がシュート3に通じている充填室7
は、水平に配置された充填用シリンダー8のピストンロ
ッド9の先端に設けられた押し部材10が前後進自在に
出入り可能に箱形の形状に形成されている。押し部材1
0は、上部が平面11に形成され、充填室7に押し部材
10が進入した際に、シュート3と充填室7とを上部平
面11で遮断し、研磨スラッジがシュート3から落下す
るのを防止する構造となっている。充填室7は、図4に
示すように、金型12のプレス部13の後方に位置する
押し込み口14に連設されている。充填室7では、研磨
スラッジが予備脱水されるので、脱水された液体を充填
室7から抜くために、下方に複数の液抜き用の孔を複数
設ける。
は、水平に配置された充填用シリンダー8のピストンロ
ッド9の先端に設けられた押し部材10が前後進自在に
出入り可能に箱形の形状に形成されている。押し部材1
0は、上部が平面11に形成され、充填室7に押し部材
10が進入した際に、シュート3と充填室7とを上部平
面11で遮断し、研磨スラッジがシュート3から落下す
るのを防止する構造となっている。充填室7は、図4に
示すように、金型12のプレス部13の後方に位置する
押し込み口14に連設されている。充填室7では、研磨
スラッジが予備脱水されるので、脱水された液体を充填
室7から抜くために、下方に複数の液抜き用の孔を複数
設ける。
【0017】ブリケット成形部は、金型12と、第1シ
リンダー15と、これに対向する第2シリンダー16で
構成される。充填用シリンダーと直交する方向に、第1
シリンダー15のピストンロッド17と第2シリンダー
16のピストンロッド18とを対向させて配設し、それ
ぞれのピストンロッド17,18は、金型12内で互い
に接近あるいは離れる方向に前後進自在に設けられる。
リンダー15と、これに対向する第2シリンダー16で
構成される。充填用シリンダーと直交する方向に、第1
シリンダー15のピストンロッド17と第2シリンダー
16のピストンロッド18とを対向させて配設し、それ
ぞれのピストンロッド17,18は、金型12内で互い
に接近あるいは離れる方向に前後進自在に設けられる。
【0018】それぞれのピストンロッド17,18の先
端にプレス型19,20が固定され、金型12内を摺動
する。図5に示すように、それぞれのプレス型19,2
0には、研磨スラッジをプレスする際に、綿状研磨スラ
ッジから絞り出される液体を金型12の外側に出すた
め、プレス型19,20の押圧面と背面とを貫通する複
数の液抜き孔21が配設されている。
端にプレス型19,20が固定され、金型12内を摺動
する。図5に示すように、それぞれのプレス型19,2
0には、研磨スラッジをプレスする際に、綿状研磨スラ
ッジから絞り出される液体を金型12の外側に出すた
め、プレス型19,20の押圧面と背面とを貫通する複
数の液抜き孔21が配設されている。
【0019】金型12の第2シリンダー16側の出口の
下方には、プレスにより成形された研磨スラッジブリケ
ット22を受けるブリケット受け23が配置されるとと
もに、プレスにより脱水された液体を受けるための脱水
受け24が配置され、脱水受け24の水は回収ポンプ2
5でドラム缶26等に送られる。
下方には、プレスにより成形された研磨スラッジブリケ
ット22を受けるブリケット受け23が配置されるとと
もに、プレスにより脱水された液体を受けるための脱水
受け24が配置され、脱水受け24の水は回収ポンプ2
5でドラム缶26等に送られる。
【0020】次に本発明の研磨スラッジブリケット製造
装置の動作について説明する。
装置の動作について説明する。
【0021】フィルタープレス等の低圧プレスで水分2
0%〜50%に予備脱水した綿状の研磨スラッジを研磨
スラッジ供給タンク1に投入する。研磨スラッジ供給タ
ンク1に投入された研磨スラッジは、サークルフィーダ
4の回転により、研磨スラッジ供給タンク1の底部の供
給口2からシュート3を通って充填室7に落下する。な
お、研磨スラッジ供給タンク1に投入された予備脱水し
た研磨スラッジは、固化するのを防止するため、撹拌器
6で撹拌する。
0%〜50%に予備脱水した綿状の研磨スラッジを研磨
スラッジ供給タンク1に投入する。研磨スラッジ供給タ
ンク1に投入された研磨スラッジは、サークルフィーダ
4の回転により、研磨スラッジ供給タンク1の底部の供
給口2からシュート3を通って充填室7に落下する。な
お、研磨スラッジ供給タンク1に投入された予備脱水し
た研磨スラッジは、固化するのを防止するため、撹拌器
6で撹拌する。
【0022】充填室7に充填された研磨スラッジを、充
填用シリンダー8のピストンロッド9の先端に設けられ
た押し部材10を前進させる。充填室7に押し部材10
が進入した際に、シュート3と充填室7とが押し部材1
0の上部平面で遮断され、研磨スラッジが研磨スラッジ
供給タンク1から充填室7へ落下するのが阻止される。
この押し部材10の前進により研磨スラッジは圧縮され
て予備脱水される。
填用シリンダー8のピストンロッド9の先端に設けられ
た押し部材10を前進させる。充填室7に押し部材10
が進入した際に、シュート3と充填室7とが押し部材1
0の上部平面で遮断され、研磨スラッジが研磨スラッジ
供給タンク1から充填室7へ落下するのが阻止される。
この押し部材10の前進により研磨スラッジは圧縮され
て予備脱水される。
【0023】充填室7で予備脱水された研磨スラッジ
は、充填用シリンダー8のピストンロッド9を更に前進
させて、充填室7に通じる金型12のプレス13部の後
方の押し込み口14に押し込まれる。
は、充填用シリンダー8のピストンロッド9を更に前進
させて、充填室7に通じる金型12のプレス13部の後
方の押し込み口14に押し込まれる。
【0024】金型12の押し込み口14に押し込まれた
研磨スラッジは、第1シリンダー15のピストンロッド
17のプレス型19により金型12のプレス部13に送
られるとともに、第2シリンダー16のピストンロッド
18のプレス型20に挟まれて、プレス型19,20の
両押しにより研磨スラッジをプレスする。プレスにより
絞り出される液体は、それぞれのプレス型19,20の
複数の液抜き孔21からプレス型19,20の背面から
排出される。
研磨スラッジは、第1シリンダー15のピストンロッド
17のプレス型19により金型12のプレス部13に送
られるとともに、第2シリンダー16のピストンロッド
18のプレス型20に挟まれて、プレス型19,20の
両押しにより研磨スラッジをプレスする。プレスにより
絞り出される液体は、それぞれのプレス型19,20の
複数の液抜き孔21からプレス型19,20の背面から
排出される。
【0025】本発明では、金型12内をプレス型19,
20が進退して研磨スラッジが除去されるので、プレス
型19,20は金型12内をスムーズに移動させること
ができる。
20が進退して研磨スラッジが除去されるので、プレス
型19,20は金型12内をスムーズに移動させること
ができる。
【0026】プレス終了後、第1シリンダー15のピス
トンロッド17をさらに前進させるとともに、第2シリ
ンダー16のピストンロッド18を後退させることによ
り、プレス型19,20の間に挟まれた研磨スラッジブ
リケット22を金型12の外側に出し、第1シリンダー
15のピストンロッド17を後退させることにより、成
形された研磨スラッジブリケット22をブリケット受け
23へ落下させる。得られた研磨スラッジブリケット
は、電気炉へ装入可能な5%以下の水分含有量に脱水す
ることができる。
トンロッド17をさらに前進させるとともに、第2シリ
ンダー16のピストンロッド18を後退させることによ
り、プレス型19,20の間に挟まれた研磨スラッジブ
リケット22を金型12の外側に出し、第1シリンダー
15のピストンロッド17を後退させることにより、成
形された研磨スラッジブリケット22をブリケット受け
23へ落下させる。得られた研磨スラッジブリケット
は、電気炉へ装入可能な5%以下の水分含有量に脱水す
ることができる。
【0027】以下、同様の動作を繰り返すことにより、
研磨スラッジを研磨スラッジ供給タンク1から金型12
のプレス部13に送って研磨スラッジブリケット22を
成形する。
研磨スラッジを研磨スラッジ供給タンク1から金型12
のプレス部13に送って研磨スラッジブリケット22を
成形する。
【0028】
【発明の効果】本発明の研磨スラッジブリケット製造装
置では、研磨工程で得られた水分を多量に含む研磨スラ
ッジをそのままではなく、予備脱水した研磨スラッジを
充填室で脱水した後、プレスにより最終脱水し、そのプ
レスの際に、絞り出される液体はプレス型の複数の液抜
き孔によりプレス型の背面から無理なく排出されるの
で、液抜きをスムーズに行うことができ、金属溶融炉へ
装入可能な水分まで容易に脱水することができる。その
結果、研磨スラッジを予備脱水して最終処分場に廃棄す
ることなく鉄源として再利用可能となる。
置では、研磨工程で得られた水分を多量に含む研磨スラ
ッジをそのままではなく、予備脱水した研磨スラッジを
充填室で脱水した後、プレスにより最終脱水し、そのプ
レスの際に、絞り出される液体はプレス型の複数の液抜
き孔によりプレス型の背面から無理なく排出されるの
で、液抜きをスムーズに行うことができ、金属溶融炉へ
装入可能な水分まで容易に脱水することができる。その
結果、研磨スラッジを予備脱水して最終処分場に廃棄す
ることなく鉄源として再利用可能となる。
【図1】本発明の研磨スラッジブリケット製造装置を示
し、(a)は平面図、(b)は研磨スラッジブリケット
を取り出す状態の説明図である。
し、(a)は平面図、(b)は研磨スラッジブリケット
を取り出す状態の説明図である。
【図2】本発明の研磨スラッジブリケット製造装置の側
面図である。
面図である。
【図3】本発明の研磨スラッジブリケット製造装置であ
る。
る。
【図4】シュート、充填室及び金型との配置関係を示す
図である。
図である。
【図5】プレス型の液抜き孔を示し、(a)は側面図、
(b)は正面図である。
(b)は正面図である。
1:研磨スラッジ供給タンク 2:供給口 3:シュート 4:サークルフィーダ 5:モータ 6:撹拌器 7:充填室 8:充填用シリンダー 9:ピストンロッド 10:押し部材 11:上部平面 12:金型 13:プレス部 14:押し込み口 15:第1シリンダー 16:第2シリンダー 17,18:ピストンロッド 19,20:プレス型 21:液抜き孔 22:研磨スラッジブリケット 23:ブリケット受け 24:脱水受け 25:回収ポンプ 26:ドラム缶
Claims (2)
- 【請求項1】 予備脱水した研磨スラッジを金属溶解炉
に装入可能な水分含有量以下までプレスにより脱水して
研磨スラッジブリケットを製造する研磨スラッジブリケ
ット製造装置において、 予備脱水した前記研磨スラッジが供給される充填室と、 水平に配置された充填用シリンダーのピストンロッドの
先端に設けられ、前記充填室内の研磨スラッジを金型へ
押し込む押し部材と、 充填室に直交して連接され、充填室の研磨スラッジが押
し込まれる前記金型と、 対向して配設した第1シリン
ダーと第2シリンダーのそれぞれのピストンロッドの先
端に設けられ、前記金型内で研磨スラッジをプレスする
プレス型と、 少なくとも前記プレス型の一方に押圧面と背面とを貫通
する複数の液抜き孔とを備えていることを特徴とする研
磨スラッジブリケット製造装置。 - 【請求項2】 前記押し部材の上部は、前記充填室内の
研磨スラッジを金型へ押し込む際に、研磨スラッジ供給
タンクから充填室内へ研磨スラッジを供給する通路を遮
断する上部平面が形成されていることを特徴とする請求
項1記載の研磨スラッジブリケット製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28836399A JP2001105188A (ja) | 1999-10-08 | 1999-10-08 | 研磨スラッジブリケット製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28836399A JP2001105188A (ja) | 1999-10-08 | 1999-10-08 | 研磨スラッジブリケット製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001105188A true JP2001105188A (ja) | 2001-04-17 |
Family
ID=17729245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28836399A Pending JP2001105188A (ja) | 1999-10-08 | 1999-10-08 | 研磨スラッジブリケット製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001105188A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003010899A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-14 | Mori Tekko Kk | 研磨スラッジブリケット製造装置 |
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-
1999
- 1999-10-08 JP JP28836399A patent/JP2001105188A/ja active Pending
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