JP2001104622A - 紙葉類の処理装置 - Google Patents
紙葉類の処理装置Info
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- JP2001104622A JP2001104622A JP29191699A JP29191699A JP2001104622A JP 2001104622 A JP2001104622 A JP 2001104622A JP 29191699 A JP29191699 A JP 29191699A JP 29191699 A JP29191699 A JP 29191699A JP 2001104622 A JP2001104622 A JP 2001104622A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 例えばパチンコ店等をはじめとす
る遊技場、千円単位で取り引きがなされる頻度の高い場
所での設置を考慮して、取りあえず、二千円札と千円札
とに対応してスム−ズで精度が高くしかも設置スペ−ス
が小さくて済むコンパクトなものとすることができる紙
葉類の処理装置とする。 【解決手段】 挿入口に続けて、挿入された紙葉
類のガイドとロ−ディング機構による搬路を設け、前記
したガイド間を昇降する昇降プレ−トとその昇降プレ−
トを前部に取り付けた昇降機構を設け、前記した搬路の
下方にはリサイクル使用可能な第一紙葉類のスタッカ−
を構成し、上方には附勢手段で下方に向けて附勢された
押圧板を配した第二紙葉類のスタッカ−を設けてなり、
前記した第一紙葉類の下方には、その第一紙葉類を単枚
づつ捌き繰り出す機構を設けてあることとし、挿入口に
続く搬路の下方に附勢手段で上方へ附勢された第一紙葉
類の押圧プレ−トを設け、搬路を形成する一対のガイド
間を上昇する上昇プレ−トに、第一紙葉類を単枚づつ繰
り出すロ−ラ機構を備えていることとする。
る遊技場、千円単位で取り引きがなされる頻度の高い場
所での設置を考慮して、取りあえず、二千円札と千円札
とに対応してスム−ズで精度が高くしかも設置スペ−ス
が小さくて済むコンパクトなものとすることができる紙
葉類の処理装置とする。 【解決手段】 挿入口に続けて、挿入された紙葉
類のガイドとロ−ディング機構による搬路を設け、前記
したガイド間を昇降する昇降プレ−トとその昇降プレ−
トを前部に取り付けた昇降機構を設け、前記した搬路の
下方にはリサイクル使用可能な第一紙葉類のスタッカ−
を構成し、上方には附勢手段で下方に向けて附勢された
押圧板を配した第二紙葉類のスタッカ−を設けてなり、
前記した第一紙葉類の下方には、その第一紙葉類を単枚
づつ捌き繰り出す機構を設けてあることとし、挿入口に
続く搬路の下方に附勢手段で上方へ附勢された第一紙葉
類の押圧プレ−トを設け、搬路を形成する一対のガイド
間を上昇する上昇プレ−トに、第一紙葉類を単枚づつ繰
り出すロ−ラ機構を備えていることとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紙葉類の処理装置に
関し、特に紙幣の自動処理に関し、新規に発行される2
000円札を念頭において、遊技場等にあって、スム−
ズに精度よく1000円札を釣銭として排出することが
できるように図った紙葉類の処理装置に関する。
関し、特に紙幣の自動処理に関し、新規に発行される2
000円札を念頭において、遊技場等にあって、スム−
ズに精度よく1000円札を釣銭として排出することが
できるように図った紙葉類の処理装置に関する。
【0002】
【発明の背景】現在、日本において発行されている紙幣
は一万円札、五千円札、千円札の三種類であるが、これ
に加えて新たに二千円札が発行されることとなった。し
かしながら、現状にあってはこの二千円札に対応し、千
円札との兼ね合いで処理を行う装置は当然のことながら
開発されていない。
は一万円札、五千円札、千円札の三種類であるが、これ
に加えて新たに二千円札が発行されることとなった。し
かしながら、現状にあってはこの二千円札に対応し、千
円札との兼ね合いで処理を行う装置は当然のことながら
開発されていない。
【0003】
【発明の目的】そこで、本発明は上記した点に鑑み、例
えばパチンコ店等をはじめとする遊技場、千円単位で取
り引きがなされる頻度の高い場所での設置を考慮して、
取りあえず、二千円札と千円札とに対応してスム−ズで
精度が高くしかも設置スペ−スが小さくて済むコンパク
トなものとすることができる紙葉類の処理装置を提供す
ることを目的としている。
えばパチンコ店等をはじめとする遊技場、千円単位で取
り引きがなされる頻度の高い場所での設置を考慮して、
取りあえず、二千円札と千円札とに対応してスム−ズで
精度が高くしかも設置スペ−スが小さくて済むコンパク
トなものとすることができる紙葉類の処理装置を提供す
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る紙葉類の処理装置は挿入口に続けて、
挿入された紙葉類のガイドとロ−ディング機構による搬
路を設け、前記したガイド間を昇降する昇降プレ−トと
その昇降プレ−トを前部に取り付けた昇降機構を設け、
前記した搬路の下方にはリサイクル使用可能な第一紙葉
類のスタッカ−を構成し、上方には附勢手段で下方に向
けて附勢された押圧板を配した第二紙葉類のスタッカ−
を設けてなり、前記した第一紙葉類の下方には、その第
一紙葉類を単枚づつ捌き繰り出す機構を設けてあること
を特徴とし、前記した各スタッカ−には満杯センサ−を
備え、少なくとも第二紙葉類を前方へ送り出すラックピ
ニオン機構を備えていることを特徴とし、前記した第一
紙葉類の繰り出し機構はウォ−ムギアと噛合して回転す
るプ−リに掛け回されたベルトと、せり出し防止用の抵
抗体及び捌き用のウレタンパッドを備えていることを特
徴としている。
に、本発明に係る紙葉類の処理装置は挿入口に続けて、
挿入された紙葉類のガイドとロ−ディング機構による搬
路を設け、前記したガイド間を昇降する昇降プレ−トと
その昇降プレ−トを前部に取り付けた昇降機構を設け、
前記した搬路の下方にはリサイクル使用可能な第一紙葉
類のスタッカ−を構成し、上方には附勢手段で下方に向
けて附勢された押圧板を配した第二紙葉類のスタッカ−
を設けてなり、前記した第一紙葉類の下方には、その第
一紙葉類を単枚づつ捌き繰り出す機構を設けてあること
を特徴とし、前記した各スタッカ−には満杯センサ−を
備え、少なくとも第二紙葉類を前方へ送り出すラックピ
ニオン機構を備えていることを特徴とし、前記した第一
紙葉類の繰り出し機構はウォ−ムギアと噛合して回転す
るプ−リに掛け回されたベルトと、せり出し防止用の抵
抗体及び捌き用のウレタンパッドを備えていることを特
徴としている。
【0005】また、本発明に係る紙葉類の処理装置は挿
入口に続く搬路の下方に附勢手段で上方へ附勢された第
一紙葉類の押圧プレ−トを設け、搬路を形成する一対の
ガイド間を上昇する上昇プレ−トに、第一紙葉類を単枚
づつ繰り出すロ−ラ機構を備えていることを特徴として
いる。
入口に続く搬路の下方に附勢手段で上方へ附勢された第
一紙葉類の押圧プレ−トを設け、搬路を形成する一対の
ガイド間を上昇する上昇プレ−トに、第一紙葉類を単枚
づつ繰り出すロ−ラ機構を備えていることを特徴として
いる。
【0006】
【作用】上記した構成としたことによって、一つの装置
内にあって第一紙葉類と第二紙葉類とを分納し、第一紙
葉類を単枚づつリサイクル使用として排出することがで
きる。また、リサイクル使用することのない第二紙葉類
のスタッカ−には第三、第四の紙葉類をも混在収容する
こともでき、カウンタ−機構等を付加することで第一紙
葉類のリサイクル排出も第三、第四の紙葉類に対応させ
てやることも勿論可能なものとなる。
内にあって第一紙葉類と第二紙葉類とを分納し、第一紙
葉類を単枚づつリサイクル使用として排出することがで
きる。また、リサイクル使用することのない第二紙葉類
のスタッカ−には第三、第四の紙葉類をも混在収容する
こともでき、カウンタ−機構等を付加することで第一紙
葉類のリサイクル排出も第三、第四の紙葉類に対応させ
てやることも勿論可能なものとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図面を参照して説明する。図1は本発明を紙幣用と
して実施した紙葉類の処理装置の機構を示す正面図、図
2は同じく側面図、図3は同じく第二の実施例を示す正
面図、図4は同じく側面図である。
態を図面を参照して説明する。図1は本発明を紙幣用と
して実施した紙葉類の処理装置の機構を示す正面図、図
2は同じく側面図、図3は同じく第二の実施例を示す正
面図、図4は同じく側面図である。
【0008】これらの図にあって1はケ−シングを示し
ており、このケ−シング1は底面に備えられたスライド
ガイド2・2をレ−ル2a・2aと対応させることによ
り、前後方へ全体をスライド可能なものとしている。
ており、このケ−シング1は底面に備えられたスライド
ガイド2・2をレ−ル2a・2aと対応させることによ
り、前後方へ全体をスライド可能なものとしている。
【0009】このケ−シング1の前面略中央部分に紙幣
挿入口3が突出形成されており、この紙幣挿入口3には
メカニック起動用の光学系センサ−4a・4b及びロ−
ディングロ−ラ5a・5bそして挿入された紙幣の金種
や真贋を識別する光学系の識別センサ−6a・6bが備
えられている。
挿入口3が突出形成されており、この紙幣挿入口3には
メカニック起動用の光学系センサ−4a・4b及びロ−
ディングロ−ラ5a・5bそして挿入された紙幣の金種
や真贋を識別する光学系の識別センサ−6a・6bが備
えられている。
【0010】また、前記したロ−ディングロ−ラ5a・
5bは、ケ−シング1の最上部に形成されている基板ボ
ックス7内に設けられた搬送モ−タ8のモ−タ軸に取り
付けられた歯付きプ−リ9と紙幣挿入口3の奥側サイド
に設けられたプ−リ10間に掛け回されたベルト11の
稼動と、前記プ−リ10と同軸に備えられた歯付きプ−
リ12・12間とで掛け回されたベルト13・13によ
って稼動される。14・14は歯付きプ−リ12・12
と転接して紙幣を内部へ送るプ−リである。
5bは、ケ−シング1の最上部に形成されている基板ボ
ックス7内に設けられた搬送モ−タ8のモ−タ軸に取り
付けられた歯付きプ−リ9と紙幣挿入口3の奥側サイド
に設けられたプ−リ10間に掛け回されたベルト11の
稼動と、前記プ−リ10と同軸に備えられた歯付きプ−
リ12・12間とで掛け回されたベルト13・13によ
って稼動される。14・14は歯付きプ−リ12・12
と転接して紙幣を内部へ送るプ−リである。
【0011】さらに、紙幣挿入口3の奥端には、その紙
幣挿入口3を構成するアッパ−プレ−トとロアプレ−ト
に相互に位置をずらせた半球状の突起15・15…を形
成し、挿入された紙幣のクセや折り筋、シワ等を強制的
に矯正して後の積層処理を行い易くしている。
幣挿入口3を構成するアッパ−プレ−トとロアプレ−ト
に相互に位置をずらせた半球状の突起15・15…を形
成し、挿入された紙幣のクセや折り筋、シワ等を強制的
に矯正して後の積層処理を行い易くしている。
【0012】前記した紙幣挿入口3に続けて紙幣の幅に
対応させた間隔をもって一対の紙幣ガイド16・16が
両サイドに設けられている。この紙幣ガイド16は断面
を略U字状あるいはV字状としたもので、その凹部分に
よって挿入された紙幣の両側縁を受けガイドするものと
なっており、その上下面はそれぞれフラットなものとさ
れている。
対応させた間隔をもって一対の紙幣ガイド16・16が
両サイドに設けられている。この紙幣ガイド16は断面
を略U字状あるいはV字状としたもので、その凹部分に
よって挿入された紙幣の両側縁を受けガイドするものと
なっており、その上下面はそれぞれフラットなものとさ
れている。
【0013】また、図中17は前記した紙幣ガイド16
・16間を昇降する昇降プレ−トであり、この昇降プレ
−ト17は後端の取付部17aをベルト18の一部にビ
ス19・19等の固定手段をもって止着されたものとな
っている。このベルト18は駆動モ−タ20のモ−タ軸
に取り付けられたプ−リ21と下端のプ−リ22間に掛
け回されて回動するものとなっており、昇降プレ−ト1
7はそのベルト18の回動に同期してその位置を上下動
させるものとなっている。
・16間を昇降する昇降プレ−トであり、この昇降プレ
−ト17は後端の取付部17aをベルト18の一部にビ
ス19・19等の固定手段をもって止着されたものとな
っている。このベルト18は駆動モ−タ20のモ−タ軸
に取り付けられたプ−リ21と下端のプ−リ22間に掛
け回されて回動するものとなっており、昇降プレ−ト1
7はそのベルト18の回動に同期してその位置を上下動
させるものとなっている。
【0014】さらに、図中23・23は昇降プレ−ト1
7の取付部17aに形成された上下貫通孔に嵌合され、
その取付部17aの方向性をガイドする一対のガイドポ
−ルであり、その一対のガイドポ−ル23・23は平行
状態で並設されたものとされている。尚、24・24は
取付部17aの可動を制御するため、上下端位置に設け
られたストッパ−である。
7の取付部17aに形成された上下貫通孔に嵌合され、
その取付部17aの方向性をガイドする一対のガイドポ
−ルであり、その一対のガイドポ−ル23・23は平行
状態で並設されたものとされている。尚、24・24は
取付部17aの可動を制御するため、上下端位置に設け
られたストッパ−である。
【0015】ここで、前記した紙幣ガイド16・16に
よって形成される搬路の上方は二千円札Aのスタッカ−
25とされる。この二千円札Aのスタッカ−25にはス
タッカボックスの天面の底面との間でコイルスプリング
26によって常時下方へ向けて附勢された押圧受板27
が設けられている。紙幣挿入口3における識別センサ−
6a・6bによって二千円札Aが挿入されたことが検知
されると、昇降プレ−ト17は紙幣ガイド16・16の
位置より下がった位置でスタンバイし、紙幣ガイド16
・16でその二千円札Aのロ−ディングが停止されたこ
とが感知されると、その二千円札Aを昇降プレ−ト17
の上面で受けて上方へ押し上げて押圧受板27の下面に
押し付ける。その後、昇降プレ−ト17が下降すると、
二千円札Aはコイルスプリング26の附勢力によって押
圧受板27と紙幣ガイド16の上面との間に挟持収用さ
れることとなる。なお、この昇降プレ−ト17の上昇の
際に、二千円札Aが外れてしまうことがないように昇降
プレ−ト17の上面端縁にはゴム製の滑り止め帯17b
・17bが備えられている。
よって形成される搬路の上方は二千円札Aのスタッカ−
25とされる。この二千円札Aのスタッカ−25にはス
タッカボックスの天面の底面との間でコイルスプリング
26によって常時下方へ向けて附勢された押圧受板27
が設けられている。紙幣挿入口3における識別センサ−
6a・6bによって二千円札Aが挿入されたことが検知
されると、昇降プレ−ト17は紙幣ガイド16・16の
位置より下がった位置でスタンバイし、紙幣ガイド16
・16でその二千円札Aのロ−ディングが停止されたこ
とが感知されると、その二千円札Aを昇降プレ−ト17
の上面で受けて上方へ押し上げて押圧受板27の下面に
押し付ける。その後、昇降プレ−ト17が下降すると、
二千円札Aはコイルスプリング26の附勢力によって押
圧受板27と紙幣ガイド16の上面との間に挟持収用さ
れることとなる。なお、この昇降プレ−ト17の上昇の
際に、二千円札Aが外れてしまうことがないように昇降
プレ−ト17の上面端縁にはゴム製の滑り止め帯17b
・17bが備えられている。
【0016】また、少なくともこの二千円札Aのスタッ
カ−25の天面上にはラック28が形成され、そのラッ
ク28にはモ−タ29のモ−タ軸に取り付けられたピニ
オン30が噛合されているもので、例えば満杯センサ−
31を押圧受板27の上面が押した場合、その他必要に
応じて回収用の釦スイッチ32が入力されると、前記モ
−タ29が稼動してピニオン30を回転させ、ラック2
8を動かすことで二千円札Aを前方へ押し出し回収を装
置前面よりなし得るものとしている。
カ−25の天面上にはラック28が形成され、そのラッ
ク28にはモ−タ29のモ−タ軸に取り付けられたピニ
オン30が噛合されているもので、例えば満杯センサ−
31を押圧受板27の上面が押した場合、その他必要に
応じて回収用の釦スイッチ32が入力されると、前記モ
−タ29が稼動してピニオン30を回転させ、ラック2
8を動かすことで二千円札Aを前方へ押し出し回収を装
置前面よりなし得るものとしている。
【0017】一方、紙幣ガイド16の下方は千円札用ス
タッカ−33とされており、紙幣挿入口3に挿入された
紙幣が千円札Bだと識別センサ−6a・6bによって識
別されると、昇降プレ−ト17は紙幣ガイド16・16
より上方の位置でスタンバイし、千円札Bの停止を感知
すると下降し、昇降プレ−ト17の底面で千円札用スタ
ッカ−33の底面へ押し付け積層させて収用していく。
34は紙幣ガイド16の下面に取り付けられた満杯セン
サ−である。
タッカ−33とされており、紙幣挿入口3に挿入された
紙幣が千円札Bだと識別センサ−6a・6bによって識
別されると、昇降プレ−ト17は紙幣ガイド16・16
より上方の位置でスタンバイし、千円札Bの停止を感知
すると下降し、昇降プレ−ト17の底面で千円札用スタ
ッカ−33の底面へ押し付け積層させて収用していく。
34は紙幣ガイド16の下面に取り付けられた満杯セン
サ−である。
【0018】この千円札用スタッカ−33の底部には釣
銭繰り出し機構の駆動モ−タ35が設けられ、この駆動
モ−タ35のモ−タ軸にはウォ−ムギア36が取り付け
られている。このウォ−ムギア36には伝動ギア37が
噛合され、この伝動ギア37と同軸で一対のプ−リ38
・38が回転されるようになっている。
銭繰り出し機構の駆動モ−タ35が設けられ、この駆動
モ−タ35のモ−タ軸にはウォ−ムギア36が取り付け
られている。このウォ−ムギア36には伝動ギア37が
噛合され、この伝動ギア37と同軸で一対のプ−リ38
・38が回転されるようになっている。
【0019】このプ−リ38・38には装置前方寄りに
配されたプ−リ39・39間でベルト40・40が掛け
回されている。即ち、積層収用される千円札Bはこのベ
ルト40・40上に一部当接された状態となる。
配されたプ−リ39・39間でベルト40・40が掛け
回されている。即ち、積層収用される千円札Bはこのベ
ルト40・40上に一部当接された状態となる。
【0020】また、図中41はプ−リ39と転接して千
円札Bを一枚づつ釣銭口42へ排出するための送りロ−
ラであり、この送りロ−ラ41の近傍には仮に千円札B
が二枚重なって送られた時、それを分離させるためのウ
レタンパッド43が備えられている。このウレタンパッ
ド43は摩耗した時に方向性を入れ変えることができる
よう長目のサイズのものが使用されている。
円札Bを一枚づつ釣銭口42へ排出するための送りロ−
ラであり、この送りロ−ラ41の近傍には仮に千円札B
が二枚重なって送られた時、それを分離させるためのウ
レタンパッド43が備えられている。このウレタンパッ
ド43は摩耗した時に方向性を入れ変えることができる
よう長目のサイズのものが使用されている。
【0021】この千円札Bの一枚づつの送りに関し、そ
の千円札Bを下側からやや持ち上げ捌きをよくし、送り
力を補助するため、偏心ロ−ラ44も備えられ、さら
に、千円札用スタッカ−33の底面奥側には、せり出し
を防止するため、ラバ−、コルク等で成形された抵抗体
45も備えられている。
の千円札Bを下側からやや持ち上げ捌きをよくし、送り
力を補助するため、偏心ロ−ラ44も備えられ、さら
に、千円札用スタッカ−33の底面奥側には、せり出し
を防止するため、ラバ−、コルク等で成形された抵抗体
45も備えられている。
【0022】この千円札用スタッカ−33は前面にも開
閉扉46が設けられているが、前記したようにケ−シン
グ1を前方へ引き出せるようにしてあることから、側面
にも開閉扉47を設け、回収や補充の作業も行い易くし
てある。48は排出及び二枚重ねの検出用センサ−であ
る。
閉扉46が設けられているが、前記したようにケ−シン
グ1を前方へ引き出せるようにしてあることから、側面
にも開閉扉47を設け、回収や補充の作業も行い易くし
てある。48は排出及び二枚重ねの検出用センサ−であ
る。
【0023】一方、図3、図4として示すのは本発明の
第二実施例であり、この第二実施例は二千円札Aへの対
応機構は第一実施例と同様となるので、その部分に関し
ての詳細な説明は省略する。
第二実施例であり、この第二実施例は二千円札Aへの対
応機構は第一実施例と同様となるので、その部分に関し
ての詳細な説明は省略する。
【0024】この第二実施例にあって、千円札用スタッ
カ−49には下面をコイルスプリング50によって常時
上方へ附勢された舟形に変形された押圧受板51が備え
られており、千円札Bが紙幣挿入口3に入ったことを検
知すると、昇降プレ−ト17は紙幣ガイド16・16の
上方へ位置してスタンバイし、千円札Bの停止を確認す
ると下降して、この押圧受板51の上面へ押し付けて積
層し、昇降プレ−ト17が離れることで、押圧受板51
の上面と紙幣ガイド16の下面間によって千円札Bを挟
持収用するものとなっている。
カ−49には下面をコイルスプリング50によって常時
上方へ附勢された舟形に変形された押圧受板51が備え
られており、千円札Bが紙幣挿入口3に入ったことを検
知すると、昇降プレ−ト17は紙幣ガイド16・16の
上方へ位置してスタンバイし、千円札Bの停止を確認す
ると下降して、この押圧受板51の上面へ押し付けて積
層し、昇降プレ−ト17が離れることで、押圧受板51
の上面と紙幣ガイド16の下面間によって千円札Bを挟
持収用するものとなっている。
【0025】また、この第二実施例にあっては紙幣ガイ
ド16・16よりやや下方の装置奥側に釣銭排出用の駆
動モ−タ52が備えられ、その駆動モ−タ52のモ−タ
軸には歯付きプ−リ53が並設して取り付けられてい
る。
ド16・16よりやや下方の装置奥側に釣銭排出用の駆
動モ−タ52が備えられ、その駆動モ−タ52のモ−タ
軸には歯付きプ−リ53が並設して取り付けられてい
る。
【0026】さらに、この第二実施例にあっては昇降プ
レ−ト17の底面に一部を露呈させた歯付きプ−リ54
・54が設けられ、この歯付きプ−リ54と前記した歯
付きプ−リ53間にベルト55が掛け回され、このベル
ト55によって最上部に位置する千円札を釣銭口56へ
一枚づつ排出させてやるものとなる。即ち、釣銭として
千円札の排出が要求される場合、昇降プレ−ト17は下
降して最上の千円札にベルト55を当接させることとと
なる。
レ−ト17の底面に一部を露呈させた歯付きプ−リ54
・54が設けられ、この歯付きプ−リ54と前記した歯
付きプ−リ53間にベルト55が掛け回され、このベル
ト55によって最上部に位置する千円札を釣銭口56へ
一枚づつ排出させてやるものとなる。即ち、釣銭として
千円札の排出が要求される場合、昇降プレ−ト17は下
降して最上の千円札にベルト55を当接させることとと
なる。
【0027】昇降プレ−ト17の下面には、歯付きプ−
リ54と直線上にテンションプ−リ65も配備され、こ
のテンションプ−リ65はベルト55に張りを与えると
ともにベルト55と転接することで回転し、千円札の送
り作業を補助することとなる。
リ54と直線上にテンションプ−リ65も配備され、こ
のテンションプ−リ65はベルト55に張りを与えると
ともにベルト55と転接することで回転し、千円札の送
り作業を補助することとなる。
【0028】さらに、釣銭口56の近傍にはウレタン製
の巻き込みロ−ラ57・57が備えられ、この巻き込み
ロ−ラ57・57は二枚重ね兼排出確認センサ−58a
・58bによって二枚重ねが検知されると、駆動モ−タ
59が起動し、巻き込みロ−ラ57・57と同軸に備え
られたプ−リ60をベルト61で回転させることで作動
させ、その二枚重ねの千円札を装置内へ巻き込み、数回
千円札の排出動作を繰り返すものとなっている。
の巻き込みロ−ラ57・57が備えられ、この巻き込み
ロ−ラ57・57は二枚重ね兼排出確認センサ−58a
・58bによって二枚重ねが検知されると、駆動モ−タ
59が起動し、巻き込みロ−ラ57・57と同軸に備え
られたプ−リ60をベルト61で回転させることで作動
させ、その二枚重ねの千円札を装置内へ巻き込み、数回
千円札の排出動作を繰り返すものとなっている。
【0029】また、この第二実施例にあっても未然に重
ね送りを防止し、これを捌くため釣銭口56の近くには
長目に形成したウレタンパッド62が備えられ、押圧受
板51の後方には、せり出しを防止するためのラバ−、
コルク等製の抵抗体63が備えられている。64は釣銭
無しの検知センサ−である。
ね送りを防止し、これを捌くため釣銭口56の近くには
長目に形成したウレタンパッド62が備えられ、押圧受
板51の後方には、せり出しを防止するためのラバ−、
コルク等製の抵抗体63が備えられている。64は釣銭
無しの検知センサ−である。
【0030】本実施の形態は上記のように構成されてい
るが、上記したコイルスプリング26あるいは50は折
曲関節を有する例えばパンタグラフ状やリフタ−状の附
勢手段に代替することも可能である。さらに、紙幣ガイ
ド16・16は断面S字状とし、その溝で紙幣をガイド
する回転タイプのものとすることもできる。
るが、上記したコイルスプリング26あるいは50は折
曲関節を有する例えばパンタグラフ状やリフタ−状の附
勢手段に代替することも可能である。さらに、紙幣ガイ
ド16・16は断面S字状とし、その溝で紙幣をガイド
する回転タイプのものとすることもできる。
【0031】また、本実施の形態は二千円札と千円札の
みに関して説明したが、これを二千円札を既存の五千円
札、一万円札と混在収納させ、同様の機能を発揮させる
ことは勿論可能であり、高額紙幣の対応として千円札の
カウンタ−を備えることで釣銭機構も同様に作用させる
ことが可能となる。さらに、紙幣に限らず、商品券やビ
−ル券等の分離収用、そして金額が余剰した際の釣り銭
や低額券の排出等も行わせることができる。
みに関して説明したが、これを二千円札を既存の五千円
札、一万円札と混在収納させ、同様の機能を発揮させる
ことは勿論可能であり、高額紙幣の対応として千円札の
カウンタ−を備えることで釣銭機構も同様に作用させる
ことが可能となる。さらに、紙幣に限らず、商品券やビ
−ル券等の分離収用、そして金額が余剰した際の釣り銭
や低額券の排出等も行わせることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る紙葉類の処理装置は上述の
ように構成され、作用する。そのため、精度がよく、複
雑な機構がないため故障も少なく設置スペ−スも小さく
て済むコンパクトなものとすることができ、価格も低廉
なものとして需要者に供給することができるものとなっ
ている。
ように構成され、作用する。そのため、精度がよく、複
雑な機構がないため故障も少なく設置スペ−スも小さく
て済むコンパクトなものとすることができ、価格も低廉
なものとして需要者に供給することができるものとなっ
ている。
【図1】本発明を紙幣用として実施した紙葉類の処理装
置の機構を示す正面図である。
置の機構を示す正面図である。
【図2】側面図である。
【図3】第二の実施例を示す正面図である。
【図4】側面図である。
1 ケ−シング 2 スライドガイド 2a レ−ル 3 紙幣挿入口 4a 光学系センサ− 4b 光学系センサ− 5a ロ−ディングロ−ラ 5b ロ−ディングロ−ラ 6a 識別センサ− 6b 識別センサ− 7 基板ボックス 8 搬送モ−タ 9 歯付きプ−リ 10 プ−リ 11 ベルト 12 歯付きプ−リ 13 ベルト 14 プ−リ 15 突起 16 紙幣ガイド 17 昇降プレ−ト 17a 取付部 17b 滑り止め帯 18 ベルト 19 ビス 20 駆動モ−タ 21 プ−リ 22 プ−リ 23 ガイドポ−ル 24 ストッパ− 25 二千円札のスタッカ− 26 コイルスプリング 27 押圧受板 28 ラック 29 モ−タ 30 ピニオン 31 満杯センサ− 32 釦スイッチ 33 千円札用スタッカ− 34 満杯センサ− 35 駆動モ−タ 36 ウォ−ムギア 37 伝動ギア 38 プ−リ 39 プ−リ 40 ベルト 41 送りロ−ラ 42 釣銭口 43 ウレタンパッド 44 偏心ロ−ラ 45 抵抗体 46 開閉扉 47 開閉扉 48 検出用センサ− 49 千円札用スタッカ− 50 コイルスプリング 51 押圧受板 52 駆動モ−タ 53 歯付きプ−リ 54 歯付きプ−リ 55 ベルト 56 釣銭口 57 巻き込みロ−ラ 58a 二枚重ね兼排出確認センサ− 58b 二枚重ね兼排出確認センサ− 59 駆動モ−タ 60 プ−リ 61 ベルト 62 ウレタンパッド 63 抵抗体 64 釣銭無しの検知センサ− 65 テンションプ−リ A 二千円札 B 千円札
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07D 9/00 408 G07D 9/00 408Z 3F106
Claims (4)
- 【請求項1】 挿入口に続けて、挿入された紙葉類のガ
イドとロ−ディング機構による搬路を設け、前記したガ
イド間を昇降する昇降プレ−トとその昇降プレ−トを前
部に取り付けた昇降機構を設け、前記した搬路の下方に
はリサイクル使用可能な第一紙葉類のスタッカ−を構成
し、上方には附勢手段で下方に向けて附勢された押圧板
を配した第二紙葉類のスタッカ−を設けてなり、前記し
た第一紙葉類の下方には、その第一紙葉類を単枚づつ捌
き繰り出す機構を設けてあることを特徴とする紙葉類の
処理装置。 - 【請求項2】 前記した各スタッカ−には満杯センサ−
を備え、少なくとも第二紙葉類を前方へ送り出すラック
ピニオン機構を備えていることを特徴とする請求項1に
記載の紙葉類の処理装置。 - 【請求項3】 前記した第一紙葉類の繰り出し機構はウ
ォ−ムギアと噛合して回転するプ−リに掛け回されたベ
ルトと、せり出し防止用の抵抗体及び捌き用のウレタン
パッドを備えていることを特徴とする請求項1または請
求項2に記載の紙葉類の処理装置。 - 【請求項4】 挿入口に続く搬路の下方に附勢手段で上
方へ附勢された第一紙葉類の押圧プレ−トを設け、搬路
を形成する一対のガイド間を上昇する上昇プレ−トに、
第一紙葉類を単枚づつ繰り出すロ−ラ機構を備えている
ことを特徴とする紙葉類の処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29191699A JP2001104622A (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | 紙葉類の処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29191699A JP2001104622A (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | 紙葉類の処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001104622A true JP2001104622A (ja) | 2001-04-17 |
Family
ID=17775128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29191699A Pending JP2001104622A (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | 紙葉類の処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001104622A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003006702A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-10 | Nippon Conlux Co Ltd | 紙幣処理装置 |
-
1999
- 1999-10-14 JP JP29191699A patent/JP2001104622A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003006702A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-10 | Nippon Conlux Co Ltd | 紙幣処理装置 |
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